EK3 シビック フェリオ 性能と維持費 FF/CVT 168万円 1998年式

このページでは、本田技研工業の4ドア・5人乗りセダン、6代目のGF-EK3型シビック フェリオ Vi-RS【1998/09モデル・130PS/14.2kgm・FF/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

EK3 シビック フェリオ
販売期間:1995/09 - 2000/09

画像は本田技研工業より引用
http://www.honda.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4450mm×全幅1695mm×全高1390mm、排気量は1493ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4450mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

EK3型 シビック フェリオ [1493cc/130PS FF/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

6代目シビック フェリオの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1998/09
EK3型
[Vi-RS]
1.5L-NA・FF/5MT・159.2万円
130PS・14.2kgm・17.8km/L
130PS
14.2kgm
17.8km/L
1998/09
EK4型
[Si]
1.6L-NA・FF/5MT・185.8万円
170PS・16.0kgm・13.8km/L
170PS
16.0kgm
13.8km/L
1998/09
EK3型
[ML]
1.5L-NA・FF/4AT・139.8万円
105PS・13.6kgm・15.4km/L
105PS
13.6kgm
15.4km/L
6代目 シビック 型式一覧 EK系まとめ 1995-2000【全19車種】
シビック フェリオの新型モデル
7代目 ES3型シビック フェリオ
ES3型シビック フェリオは2000/09に登場した7代目モデル。参考車両の「RS」は全長4435mm、全幅1695mm、全高1440mmの車体に、130PS/15.8kgmを発生するD17A型1668ccエンジンを搭載。

シビック フェリオの旧型モデル
5代目 EG9型シビック フェリオ SiR
EG9型シビック フェリオ SiRは1991/09に登場した5代目モデル。参考車両の「SiR」は全長4395mm、全幅1695mm、全高1375mmの車体に、170PS/16.0kgmを発生するB16A型1595ccエンジンを搭載。


EK3 シビック フェリオの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー 本田技研工業
車名&
グレード
シビック フェリオ
Vi-RS
その他 スーパースペリア, クリーンエディション, ML, Mi, Vi, ML-II, Mi-II
お値段 1678000円
車両型式 GF-EK3
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
(無段変速機)
ドア/定員 4ドア・5名乗車
ホイールベース 2620mm
トレッド 1475mm/1475mm
WB/TR比 1.776
最小半径 5.4m
最低高 150mm
タイヤ 前輪:195/55R15
後輪:195/55R15
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 1100kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

シビック フェリオと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
シビック フェリオ
車体寸法
全長 4450mm -
全幅 1695mm -
全高 1390mm -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1050mm
全幅 1480mm以下 +215mm
全高平均 1640mm -250mm
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -250mm
全幅 1700mm以下 -5mm
全高平均 1496mm -106mm
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -193mm
全幅平均 1815mm -120mm
全高平均 1518mm -128mm

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


EK3 シビック フェリオの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

シビック フェリオの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
シビック フェリオ
室内広さ
室内長 1805mm -
室内幅 1405mm -
室内高 1140mm -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm -103mm
室内幅平均 1280mm +125mm
室内高平均 1283mm -143mm
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm -108mm
室内幅平均 1404mm +1mm
室内高平均 1196mm -56mm
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -245mm
室内幅平均 1483mm -78mm
室内高平均 1195mm -55mm

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 2.891m³
1人あたりのスペース 0.578m³
室内長/全長 40.6%
室内幅/全幅 82.9%
室内高/全高 82.0%
室内容積/車両体積 27.6%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.891m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.578m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.6%、同じく室内幅と全幅の比率は82.9%、同じく室内高と全高の比率は82.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は27.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


シビック フェリオでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.558m
期待される荷室の幅 1.305m
対角線の長さ 2.032m
期待される荷室の面積 2.033m²

縦方向の長さが1.558m(対角線では2.032m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


EK3 シビック フェリオの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税39600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1998/09モデルのシビック フェリオを27年落ちの中古で37.0万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    シビック フェリオの1998/09モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である33.56万円に諸経費として3.4万円を足した37.0万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 【PR】自動車保険は比較で安くなる!

1998年式を27年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1500cc以下 13年経過 39600円
自動車重量税
1年分
1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷13.9㎞/L×185円/L 133090円
オイル交換
5000km毎
1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額5000円
月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 276500円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額30760円×12ヶ月 369120円
ローン返済中の年間維持費 645600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「1500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は39600円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算23100円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

シビック フェリオの維持費は高い?安い?

「シビック フェリオの年間維持費は276500円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてシビック フェリオの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス HV176100円-100400円
ジェイド215000円-61500円
フリード ハイブリッド229500円-47000円
スイフト スポーツ256800円-19700円
基準1500ccクラス平均258000円-18500円
ステップワゴン スパーダ266600円-9900円
シビック フェリオの維持費276500円
コルト Ralliart-R289200円+12700円
ゴルフ トゥーラン330800円+54300円
高いウーノ381500円+105000円

シビック フェリオの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリス HVと比較して100400円高く、最も高いウーノと比較して105000円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では18500円高くなっています。

最低額のヤリス HVと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、シビック フェリオの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

シビック フェリオを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%360万円30万円24万円
15%240万円20万円16万円
20%180万円15万円12万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は360万円(総支給額30万円/月、手取り24万円/月)、ここから月額維持費2.3万円を支払うと残りは21.7万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は240万円(総支給額20万円/月、手取り16万円/月)、2.3万円を支払うと残りは13.7万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が180万円(総支給額15万円/月、手取り12万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.3万円を引くと残りは9.7万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代14万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費13.9km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
135円/L
97140円
[-35950円]
-25円
160円/L
115120円
[-17970円]
-10円
175円/L
125920円
[-7170円]
185円/L133090円
[0円]
+10円
195円/L
140310円
[+7220円]
+25円
210円/L
151100円
[+18010円]
+50円
235円/L
169090円
[+36000円]

燃費13.9km/LのEK3型 シビック フェリオで10000km走行するのに必要な燃料は719.5L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は133090円になります。

参考までに、シビック フェリオの燃料タンクは45リットルですので、719.5Lの給油回数は16回、1回あたりの燃料代は約8320円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては7220円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると18010円、50円も違ってくると36000円にもなります。

これをEK3型 シビック フェリオの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり185円の場合を276500円としたとき、135円/Lに値下がりすれば240550円(87.0%)に、235円/Lに値上がりすれば312500円(113.0%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(39600円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
バン・トラックの人気車種ランキング!


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 39600円
自動車重量税 1年分 18900円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 67325円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 67325円 40%
燃料代 3000km分 39930円 24%
オイル交換 年1回 4000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 80% 48000円 31%
合計
[1万kmとの差額]
164600円
-111900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 67325円 35%
燃料代 5000km分 66550円 34%
オイル交換 年1回 4000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 85% 51000円 26%
合計
[1万kmとの差額]
194300円
-82200円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 67325円 30%
燃料代 7000km分 93160円 41%
オイル交換 年1回 5600円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 90% 54000円 25%
合計
[1万kmとの差額]
225500円
-51000円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて111900円安い164600円に、5000km走行では82200円安い194300円に、7000km走行では51000円安い225500円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 67325円 24%
燃料代 10000km分 133090円 48%
オイル交換 年2回 8000円 3%
タイヤ交換 5年毎 8000円 3%
任意保険料 100% 60000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
276500円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 67325円 18%
燃料代 15000km分 199640円 56%
オイル交換 年3回 12000円 3%
タイヤ交換 3年毎 9600円 3%
任意保険料 110% 66000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
354600円
+78100円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 67325円 15%
燃料代 20000km分 266180円 61%
オイル交換 年4回 16000円 4%
タイヤ交換 3年毎 12800円 3%
任意保険料 120% 72000円 17%
合計
[1万kmとの差額]
434400円
+157900円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
ホンダの小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

シビック フェリオの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 16.4km/L
燃料タンク容量 45L
航続距離(カタログ燃費) 738.0km
航続距離(80%燃費) 589.5km
満タンプライス 8325円
1km走行コスト 11.28円/km
1万円でどこまで行ける? 886.5km
東京から738.0kmの範囲

10・15モード燃費が16.4km/L、燃料タンク容量45リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は738.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(14.8km/L)とすると航続距離は666.0km、80%(13.1km/L)だと589.5km、70%(11.5km/L)では517.5kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から45リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり185円では8325円、上で計算した航続距離を踏まえると738.0km(80%燃費時589.5km)を走行するのに8325円かかる計算です。

燃費を13.9km/Lとしたときの1km走行コストは11.28円、10万km走行したときの燃料代は112.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら11.3万円/年、7年10万kmなら16.1万円/年、5年10万kmなら22.6万円/年、3年10万kmなら37.6万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば886.5km(往復なら片道443.2km)、カタログ値の80%なら709.2km(片道354.6km)離れたところまで行くことができます。

EK3 シビック フェリオのエンジン諸元とカタログデータ

D15B型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 D15B
気筒配列 直列4気筒
排気量1493cc
圧縮比 9.6
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 130PS[96kW]/7000rpm
最大トルク 14.2kgm[139Nm]/5300rpm
パワーバンド 5300-7000rpm, 帯域24.3%
使用燃料 レギュラーガソリン
10・15燃費16.4km/L(38.6mpg)
100km燃費6.1L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
5300rpm 105PS/14.2kgm
7000rpm 130PS/13.3kgm
D15B型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているD15B型1493cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは7000回転時に最高出力130馬力を、5300回転時に最大トルク14.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5300rpmから最高出力が発生する7000rpmまで」の1700rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は24.3%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.462kg/PS(1100kg/130PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.462kg/PS
車体+1人8.885kg/PS
車体+5人10.577kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg8.923kg/PS
車体+70kg9.000kg/PS
車体+80kg9.077kg/PS
車体+90kg9.154kg/PS
車体+100kg9.231kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは8.885kg/PS(1155kg/130PS)となり、数値としては0.423kg、比率にすると5.0%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.577kg/PS(1375kg/130PS)となり、数値としては2.115kg、比率にすると25.0%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

EK3 シビック フェリオのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ8.885kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
シビック フェリオ
8.885kg/PS
130PS・1.5L-NA
車体のみPWR 8.462
1155kg
+5.0%

車種詳細
バレーノ
9.054kg/PS
111PS・1.0L-TB
車体のみPWR 8.559
1005kg
+5.8%

車種詳細
ゴルフIV GTI
8.900kg/PS
150PS・1.8L-TB
車体のみPWR 8.533
1335kg
+4.3%

車種詳細
UX
8.764kg/PS
174PS・2.0L-NA
車体のみPWR 8.448
1525kg
+3.7%

車種詳細
ゴルフ オールトラック
8.861kg/PS
180PS・1.8L-TB
車体のみPWR 8.556
1595kg
+3.6%

車種詳細
ナビゲーター
8.869kg/PS
314PS・5.5L-NA
車体のみPWR 8.694
2785kg
+2.0%


8.707kg/PSから9.063kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック・WB42S型 バレーノ、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック・1JAUM型 ゴルフIV GTI、レクサスの5人乗りSUV・MZAA10型 UX、フォルクスワーゲンの5人乗りSUV・AUCJSF型 ゴルフ オールトラック、リンカーンの8人乗りSUV・謎型 ナビゲーターという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

EK3型 シビック フェリオ [Vi-RS]のライバル車種|8.885kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は118.2PS/tとなっています。


シビック フェリオがバイクと競争するなら…?


車種詳細
ドラッグスタークラシック400|399cc
8.879kg/PS
293kg/33.0PS/3.30kgm
[車体のみPWR:7.212]
1速ギヤ速度:54.6km/h
最小TWR:1.393
1998/09

-
シビック フェリオ|1493cc
8.885kg/PS
1155kg/130PS/14.2kgm
[車体のみPWR:8.462]
1速ギヤ速度:54.9km/h
最小TWR:1.611

車種詳細
ブロンコ|223cc
8.900kg/PS
178kg/20.0PS/1.90kgm
[車体のみPWR:6.150]
1速ギヤ速度:33.6km/h
最小TWR:0.722

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではシビック フェリオとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

4TR ドラッグスタークラシック400と競争してみる

まずシビック フェリオより少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのドラッグスタークラシック400が挙げられます。PWRの8.879kg/PSは車両重量238kgにライダーの体重55kgを加えた293kgを、最高出力33.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はドラッグスタークラシック400に0.3km/h勝り、1速TWRは0.218kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

5BT ブロンコと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのブロンコが挙げられます。PWRの8.900kg/PSは車両重量123kg+55kgの178kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は21.3km/h勝り、1速TWRは0.889kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.776
平均ピストンスピード 19.72m/s
トルクウェイトレシオ 77.46kg/kgm
1馬力あたりのお値段 12908円
排気量1Lあたり馬力 87.07PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.51kgm/L
1気筒あたりの馬力 32.5PS
1気筒あたりのトルク 3.5kgm
パワーバンド比率 24.3%
燃費×馬力 1812.2pt
各種ランキング
セダンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは77.46kg/kgm(1100kg/14.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1678000円、最高出力が130馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は12908円、逆に1万円あたりでは0.77馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は118169円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
ホンダ編
1500cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は87.07PS/L、トルクは9.51kgm/L、1気筒あたりの馬力は32.5馬力、トルクは3.5kgmとなり、このエンジンが130馬力を7000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.72m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が84.5mmであるD15B型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7100回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.776になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が13.94km/L、最高出力が130PSであるこの車の獲得ポイントは1812.2ptになります。
戯れに車両重量1100kgを100kg単位にした11.0で割ってみたところ、その数値は164.75ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


EK3 シビック フェリオのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合7000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7500rpm|タイヤサイズ 195/55R15|タイヤ直径 59.6cm|円周長 187.2cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
7500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.466 14.32 - - 59km/h 12750rpm 682.6kgm
2速 0.449 2.61 0.182 1-2/
1370rpm
323km/h 2320rpm 124.3kgm
Final5.809レシオカバレッジ(変速比幅)5.492
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数5300rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.809)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(14.2kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.809)÷タイヤの有効半径(0.298m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は2速ギヤの323km(7000rpmでは301.4km/h)となります。CVTは無段変速機というだけあって、変速比を低速側の2.466から高速側の0.449の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが5300回転で最大トルク14.2kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば77.46kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.462kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと682.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1100kg)を1速ギヤの最大駆動力(682.6kgm)で割ってみると1.611kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する7000回転でのトルク(13.3kgm)からTWRを算出すると1.721kg/kgmとなり、5300-7000回転の回転域では1.611-1.721kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 5100 7650 10200 12750 15300 17860 22960
2速 930 1390 1860 2320 2790 3250 4180
※赤い数字は暫定レブリミット(7500rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.449)を選択して時速100kmにて走行すると2320回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1390回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1630回転、一般的な高速道路の80km/hでは1860回転、100km/hでは2320回転、制限速度が120km/hになると2790回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは4180回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干低めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも加速よりも静粛性や燃費に重きを置いた設定なので、急な坂道や長く続く坂道では積極的にギヤを1段下げる操作が必要になるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 24 31 39 47 55 63
2速 43 86 129 172 215 258 301 345

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの195/55R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/55R15 | 直径 596mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
50 175/50R15
37.3km/h
径 556mm
差 -40mm
185/50R15
38.0km/h
径 566mm
差 -30mm
195/50R15
38.7km/h
径 576mm
差 -20mm
205/50R15
39.3km/h
径 586mm
差 -10mm
215/50R15
40.0km/h
径 596mm
差 0mm
55 175/55R15
38.5km/h
径 574mm
差 -22mm
185/55R15
39.3km/h
径 585mm
差 -11mm
195/55R15
40.0km/h
596mm
0mm
205/55R15
40.7km/h
径 607mm
差 +11mm
215/55R15
41.5km/h
径 618mm
差 +22mm
60 175/60R15
39.7km/h
径 591mm
差 -5mm
185/60R15
40.5km/h
径 603mm
差 +7mm
195/60R15
41.3km/h
径 615mm
差 +19mm
205/60R15
42.1km/h
径 627mm
差 +31mm
215/60R15
42.9km/h
径 639mm
差 +43mm
65 175/65R15
40.9km/h
径 609mm
差 +13mm
185/65R15
41.7km/h
径 622mm
差 +26mm
195/65R15
42.6km/h
径 635mm
差 +39mm
205/65R15
43.5km/h
径 648mm
差 +52mm
215/65R15
44.4km/h
径 661mm
差 +65mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/55R15、175/60R15 、185/50R15、185/55R15 、195/50R15 、205/50R15 、215/50R15あたりのタイヤがおすすめです。

195/55R15のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、195/55R15の適応サイズと性能の変化 [EK3型シビック フェリオ編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】195/55R15のタイヤ銘柄と通販価格

EK3型 シビック フェリオ 1.5L-NA FF/CVTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS8.46㎏/PS53.6ptC
最高回転数5881rpm7000rpm63.8ptA
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.61㎏/㎏m49.3ptC
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h54.9㎞/h53.5ptC
1リットル
換算馬力
73.10PS/L87.07PS/L61.0ptB
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.51㎏m/L50.5ptC
WB/TR比1.7731.77649.7ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.82055.3ptB
前面の面積2.631m22.356m257.7ptB
最低地上高154.5mm150mm51.8ptC
スポーツ性能部門の得点544.8pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円276500円55.3ptB
10-15燃費13.0km/L16.4km/L57.4ptB
100km/h
回転数
2490rpm2320rpm52.2ptC
航続距離643.9km627.3km49.0ptC
車の大きさ11.466m310.484m353.9ptC
車内の広さ3430.7L2891.1L44.7ptD
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L578.2L40.4ptD
車内床面積2.793m22.536m246.3ptC
最小回転
半径
5.17m5.4m45.3ptD
ユーティリティ部門の得点496.2pt
総合評価C

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10700車種中 RANK
運動性能 544.8pt 1456位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 496.2pt 4411位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1041.0pt 1522位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は544.8点で全10700車種中の1456位、ユーティリティ部門は496.2点で4411位、総合得点は1041.0点で1522位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したEK3型 シビック フェリオ(FF/CVT) の各種スペックを、セダン1500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

シビック フェリオの歴代モデル

11代目 FL1型 シビック
FL1 シビックは2021/08に登場した11代目モデル。参考車両の「LX」は全長4550mm、全幅1800mm、全高1415mmの車体に、182PS/24.5kgmを発生するL15C型1496ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

10代目 FC1型 シビック
FC1 シビックは2017/09に登場した10代目モデル。参考車両の「Sedan」は全長4650mm、全幅1800mm、全高1415mmの車体に、173PS/22.4kgmを発生するL15B型1496ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

9代目 FK2型 シビック タイプR
FK2 シビック タイプRは2015/12に登場した9代目モデル。参考車両の「type-R」は全長4390mm、全幅1880mm、全高1460mmの車体に、310PS/40.8kgmを発生するK20C型1995ccエンジンを搭載した4人乗りハッチバック。

8代目 FD2型 シビック タイプR
FD2 シビック タイプRは2005/09に登場した8代目モデル。参考車両の「type-R」は全長4540mm、全幅1770mm、全高1430mmの車体に、225PS/21.9kgmを発生するK20A型1998ccエンジンを搭載した4人乗りセダン。

7代目 EU2型 シビック
EU2 シビックは2000/09に登場した7代目モデル。参考車両の「G4」は全長4285mm、全幅1695mm、全高1515mmの車体に、115PS/14.2kgmを発生するD15B型1493ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

6代目 EK9型 シビック タイプR
EK9 シビック タイプRは1995/09に登場した6代目モデル。参考車両の「type-R」は全長4185mm、全幅1695mm、全高1360mmの車体に、185PS/16.3kgmを発生するB16B型1595ccエンジンを搭載した4人乗りハッチバック。

5代目 EG6型 シビック SiR-II
EG6 シビック SiR-IIは1991/09に登場した5代目モデル。参考車両の「SiR-II」は全長4070mm、全幅1695mm、全高1350mmの車体に、170PS/16.0kgmを発生するB16A型1595ccエンジンを搭載した4人乗りハッチバック。

4代目 EF9型 シビック SiR-II
EF9 シビック SiR-IIは1987/09に登場した4代目モデル。参考車両の「SiR-II」は全長3995mm、全幅1680mm、全高1335mmの車体に、160PS/15.5kgmを発生するB16A型1595ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。


シビック vs ライバル車種対決


FL5 シビック タイプR 2022 vs FK8 シビック タイプR 2017 新旧比較
11代目 シビック タイプR type-R(2022年式 FL5・FF/6MT・2.0L+ターボ・330PS/42.8kgm・4人乗り)と、10代目 シビック タイプR type-R(2017年式 FK8・FF/6MT・2.0L+ターボ・320PS/40.8kgm・4人乗り)を比較。

EP3 シビック タイプR 2004 vs EK9 シビック タイプR 1998 新旧比較
7代目 シビック タイプR type-R(2004年式 EP3・FF/6MT・2.0L・215PS/20.6kgm・4人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

EK9 シビック タイプR 1998 vs DC2 インテグラ タイプR 1999 性能比較
3代目 インテグラ タイプR type-R(1999年式 DC2・FF/5MT・1.8L・200PS/19.0kgm・4人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

FD2 シビック MUGEN RR 2007 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
8代目 シビック MUGEN RR 無限RR(2007年式 FD2・FF/6MT・2.0L・240PS/22.2kgm・4人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。

FL1 シビック RS 2024 vs FL5 シビック タイプR 2022 性能比較
11代目 シビック RS(2024年式 FL1・FF/6MT・1.5L+ターボ・182PS/24.5kgm・5人乗り)と、11代目 シビック タイプR type-R(2022年式 FL5・FF/6MT・2.0L+ターボ・330PS/42.8kgm・4人乗り)を比較。

FN2 シビック タイプR ユーロ 2010 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
8代目 シビック タイプR ユーロ type-R EURO(2010年式 FN2・FF/6MT・2.0L・201PS/19.7kgm・4人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。

FD2 シビック タイプR 2008 vs EP3 シビック タイプR 2004 新旧比較
8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)と、7代目 シビック タイプR type-R(2004年式 EP3・FF/6MT・2.0L・215PS/20.6kgm・4人乗り)を比較。

FK2 シビック タイプR 2015 vs FD2 シビック タイプR 2008 新旧比較
9代目 シビック タイプR type-R(2015年式 FK2・FF/6MT・2.0L+ターボ・310PS/40.8kgm・4人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。

EG6 シビック SiR-II 1993 vs AE101 カローラ レビン GT APEX 1994 性能比較
7代目 カローラ レビン GT APEX(1994年式 AE101・FF/5MT・1.6L・160PS/16.5kgm・4人乗り)と、5代目 シビック SiR-II(1993年式 EG6・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)を比較。

EK9 シビック タイプR 1998 vs JN15 パルサー セリエ VZ-R 1998 性能比較
5代目 パルサー セリエ VZ-R VZ-R N1(1998年式 JN15・FF/5MT・1.6L・200PS/18.5kgm・5人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

EG6 シビック SiR-II 1993 vs CA4A ミラージュ RS 1994 性能比較
4代目 ミラージュ RS(1994年式 CA4A・FF/5MT・1.6L・175PS/17.0kgm・5人乗り)と、5代目 シビック SiR-II(1993年式 EG6・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)を比較。

FK8 シビック タイプR 2017 vs FK2 シビック タイプR 2015 新旧比較
10代目 シビック タイプR type-R(2017年式 FK8・FF/6MT・2.0L+ターボ・320PS/40.8kgm・4人乗り)と、9代目 シビック タイプR type-R(2015年式 FK2・FF/6MT・2.0L+ターボ・310PS/40.8kgm・4人乗り)を比較。

EK9 シビック タイプR 1998 vs ZZE123 カローラ ランクス 2004 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

EK9 シビック タイプR 1998 vs EK4 シビック SiR 1998 性能比較
6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)と、6代目 シビック SiR(1998年式 EK4・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)を比較。

EK9 シビック タイプR 1998 vs EG6 シビック SiR-II 1993 性能比較
6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)と、5代目 シビック SiR-II(1993年式 EG6・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)を比較。

FD2 シビック タイプR 2008 vs BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 性能比較
2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。

EG6 シビック SiR-II 1993 vs EF9 シビック SiR-II 1990 新旧比較
5代目 シビック SiR-II(1993年式 EG6・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)と、4代目 シビック SiR-II(1990年式 EF9・FF/5MT・1.6L・160PS/15.5kgm・5人乗り)を比較。

EP3 シビック タイプR 2004 vs ZZE123 カローラ ランクス 2004 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 シビック タイプR type-R(2004年式 EP3・FF/6MT・2.0L・215PS/20.6kgm・4人乗り)を比較。

EK9 シビック タイプR 1998 vs DE3A FTO GPX 1999 性能比較
初代 FTO GPX(1999年式 DE3A・FF/5MT・2.0L・200PS/20.4kgm・4人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

FL5 シビック タイプR 2022 vs ZC6 BRZ 2016 性能比較
11代目 シビック タイプR type-R(2022年式 FL5・FF/6MT・2.0L+ターボ・330PS/42.8kgm・4人乗り)と、初代 BRZ R Customize(2016年式 ZC6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)を比較。

EK9 シビック タイプR 1998 vs CJ4A ミラージュ サイボーグZR 1999 性能比較
5代目 ミラージュ サイボーグZR Cyborg-ZR(1999年式 CJ4A・FF/5MT・1.6L・175PS/17.0kgm・5人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

FL5 シビック タイプR 2022 vs BBM5P2 メガーヌ RS 2023 性能比較
4代目 メガーヌ RS Renault-Sport Trophy(2023年式 BBM5P2・FF/6MT・1.8L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)と、11代目 シビック タイプR type-R(2022年式 FL5・FF/6MT・2.0L+ターボ・330PS/42.8kgm・4人乗り)を比較。

EG6 シビック SiR-II 1993 vs AE86 スプリンター トレノ GTV 1983 性能比較
5代目 スプリンター トレノ GTV GTV Fin4.300(1983年式 AE86・FR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・5人乗り)と、5代目 シビック SiR-II(1993年式 EG6・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)を比較。