290689 GT 4ドアクーペ 性能と維持費 4WD/9AT 2433万円 2020

このページでは、メルセデスベンツの4ドア・5人乗りセダン、初代の4BA-290689型GT 4ドアクーペ AMG 63S 4matic+ X290【2020/04モデル・639PS/91.8kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

290689 GT 4ドアクーペ
販売期間:2015/05 - 2023/05

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長5050mm×全幅1955mm×全高1445mm、排気量は3982ccであることから、大雑把に分類すると4.0リットルクラス(4000cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5050mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

290689型 GT 4ドアクーペ [3982cc/639PS 4WD/9AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代GT 4ドアクーペの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2022/01
290659型
[AMG 43 4matic+ Ride-Control X290]
3.0L-TB・4WD/9AT・1451.9万円
367PS・51.0kgm・9.3km/L
367PS
51.0kgm
9.3km/L
2022/01
290659C型
[AMG 43 4matic+ X290]
3.0L-TB・4WD/9AT・1310.0万円
367PS・51.0kgm・9.3km/L
367PS
51.0kgm
9.3km/L
2022/01
290661型
[AMG 53 4matic+ X290]
3.0L-TB・4WD/9AT・1786.0万円
435PS・53.0kgm・9.4km/L
435PS
53.0kgm
9.4km/L
初代 AMG GT 型式一覧 C190/R190系まとめ 2015-2023【全15車種】

290689 GT 4ドアクーペの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
GT 4ドアクーペ
AMG 63S 4matic+ X290
その他 -
お値段 24330000円
車両型式 4BA-290689
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
9速AT・9速オートマ車
ドア/定員 4ドア・5名乗車
ホイールベース 2950mm
トレッド 1670mm/1665mm
WB/TR比 1.769
最小半径 5.8m
最低高 130mm
タイヤ 前輪:265/40R20
後輪:295/35R20
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2150kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

GT 4ドアクーペと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
GT 4ドアクーペ
車体寸法
全長 5050mm -
全幅 1955mm -
全高 1445mm -
大きさ 14.27m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1650mm
全幅 1480mm以下 +475mm
全高平均 1640mm -195mm
大きさ平均 8.13m3 +6.14m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +350mm
全幅 1700mm以下 +255mm
全高平均 1496mm -51mm
大きさ平均 10.47m3 +3.80m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +407mm
全幅平均 1815mm +140mm
全高平均 1518mm -73mm
大きさ平均 12.84m3 +1.43m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



GT 4ドアクーペでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.768m
期待される荷室の幅 1.555m
対角線の長さ 2.355m
期待される荷室の面積 2.749m²

縦方向の長さが1.768m(対角線では2.355m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


290689 GT 4ドアクーペの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税65500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税20500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2020/04モデルのGT 4ドアクーペを5年落ちの中古で2141.0万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    GT 4ドアクーペの2020/04モデルの場合、2025年現在では5年が経過しているため、新車価格の80%である1946.4万円に諸経費として194.6万円を足した2141.0万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2020年式を5年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 4000cc以下 13年未満 65500円
自動車重量税
1年分
2.5トン以下 13年未満 20500円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷7.7㎞/L×195円/L 253250円
オイル交換
5000km毎
1回8000円×2回 16000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本24000円×4本÷5年 19200円
任意保険料
月額7500円
月額7500円×12ヶ月 90000円
ローン完済後の年間維持費 473300円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額356840円×12ヶ月 4282080円
ローン返済中の年間維持費 4755400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 61700円
  • 初度登録から5年経過車の場合、「4000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は65500円、「2.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本24000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした61700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、GT 4ドアクーペ【AMG 63S 4matic+ X290】の場合、維持費の月額は39500円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

GT 4ドアクーペの維持費は高い?安い?

「GT 4ドアクーペの年間維持費は473300円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてGT 4ドアクーペの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いラングラー409100円-64200円
フェアレディZ454700円-18600円
スカイライン クーペ471600円-1700円
GT 4ドアクーペの維持費473300円
FJクルーザー483600円+10300円
基準4000ccクラス平均506700円+33400円
Gクラス 4x4522600円+49300円
チェロキー584200円+110900円
ディスカバリー653300円+180000円
高いランドクルーザー80748100円+274800円

GT 4ドアクーペの年間維持費を、4000ccクラスで最も維持費が安いラングラーと比較して64200円高く、最も高いランドクルーザー80と比較して274800円安く、4000ccクラスの平均維持費との比較では33400円安くなっています。

最低額のラングラーと最高額のランドクルーザー80は極端な例としても、4000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、GT 4ドアクーペの維持費は まあまあ安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 4000ccクラスの車 ランキング

GT 4ドアクーペを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%620万円52万円40万円
15%410万円35万円27万円
20%310万円26万円20万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は620万円(総支給額52万円/月、手取り40万円/月)、ここから月額維持費4.0万円を支払うと残りは36.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は410万円(総支給額35万円/月、手取り27万円/月)、4.0万円を支払うと残りは23.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が310万円(総支給額26万円/月、手取り20万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.0万円を引くと残りは16.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代26万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費7.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 188330円 -64920円
170円/L 220800円 -32450円
185円/L 240280円 -12970円
195円/L 253250円 -
205円/L 266260円 +13010円
220円/L 285740円 +32490円
245円/L 318210円 +64960円

燃費7.7km/Lの290689型 GT 4ドアクーペで10000km走行するのに必要な燃料は1298.8L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は253250円になります。

参考までに、GT 4ドアクーペの燃料タンクは80リットルですので、1298.8Lの給油回数は17回、1回あたりの燃料代は約14900円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては13010円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると32490円、50円も違ってくると64960円にもなります。

これを290689型 GT 4ドアクーペの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を473300円としたとき、145円/Lに値下がりすれば408380円(86.3%)に、245円/Lに値上がりすれば538260円(113.7%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(65500円)なり重量税(20500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 65500円
自動車重量税 1年分 20500円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 94825円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 75980円 126630円 177280円
オイル交換 8000円 8000円 11200円
タイヤ交換 12800円 12800円 12800円
任意保険料 72000円 76560円 81000円
税金 自賠責 一律 94825円
合計 263700円 318900円 377200円
1万km差額 -209600円 -154400円 -96100円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて209600円安い263700円に、5000km走行では154400円安い318900円に、7000km走行では96100円安い377200円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 253250円 379880円 506500円
オイル交換 16000円 24000円 32000円
タイヤ交換 19200円 23040円 30720円
任意保険料 90000円 99000円 108000円
税金 自賠責 一律 94825円
合計 473300円 620800円 772100円
1万km差額 - +147500円 +298800円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
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【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(5.4km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(7.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(9.4km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(7.7km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代253250円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 1666.7L 325010円
郊外 500km 63.3L 12340円
高速道路 500km 53.2L 10370円
平均燃費 5.6km/L 1783.2L 347720円
WLTC 総合燃費との差額 +94470円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 925.9L 180550円
郊外 5000km 632.9L 123420円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 6.4km/L 1558.8L 303970円
WLTC 総合燃費との差額 +50720円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 616.7L 120260円
郊外 3340km 422.8L 82450円
高速道路 3330km 354.3L 69090円
平均燃費 7.2km/L 1393.8L 271800円
WLTC 総合燃費との差額 +18550円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 92.6L 18060円
郊外 9000km 1139.2L 222140円
高速道路 500km 53.2L 10370円
平均燃費 7.8km/L 1285.0L 250570円
WLTC 総合燃費との差額 -2680円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が498.2リットルの差、金額にして97150円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 7.7km/L 7.9km/L +0.2km/L
市街地 5.4km/L 5.6km/L +0.2km/L
郊外 7.9km/L 8.1km/L +0.2km/L
高速道路 9.4km/L 9.7km/L +0.3km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 7.7km/L 616km - 25.32円/km
市街地 5.4km/L 432km -184km 36.1円/km
郊外 7.9km/L 632km +16km 24.7円/km
高速 9.4km/L 752km +136km 20.7円/km

※1km費用は燃料価格195円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を80Lとしたとき、市街地モード燃費5.4km/Lでの航続距離は432km(-184km)、郊外モード燃費7.9km/Lでの航続距離は632km(+16km)、高速道路モード燃費9.4km/Lでの航続距離は752km(+136km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

GT 4ドアクーペの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 7.7km/L
燃料タンク容量 80L
航続距離(カタログ燃費) 616.0km
航続距離(80%燃費) 496.0km
満タンプライス 15600円
1km走行コスト 25.32円/km
1万円でどこまで行ける? 394.9km
東京から616.0kmの範囲

WLTCモード燃費が7.7km/L、燃料タンク容量80リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は616.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.9km/L)とすると航続距離は552.0km、80%(6.2km/L)だと496.0km、70%(5.4km/L)では432.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から80リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15600円、上で計算した航続距離を踏まえると616.0km(80%燃費時496.0km)を走行するのに15600円かかる計算です。

燃費を7.7km/Lとしたときの1km走行コストは25.32円、10万km走行したときの燃料代は253.2万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら25.3万円/年、7年10万kmなら36.2万円/年、5年10万kmなら50.6万円/年、3年10万kmなら84.4万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば394.9km(往復なら片道197.4km)、カタログ値の80%なら315.9km(片道157.9km)離れたところまで行くことができます。

290689 GT 4ドアクーペのエンジン諸元とカタログデータ

M177型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 M177
気筒配列 V型8気筒
排気量3982cc
圧縮比 8.6
吸気方式 ツインターボ
最高出力 639PS[470kW]/5500-6500rpm
最大トルク 91.8kgm[900Nm]/2500-4500rpm
パワーバンド 2500-6500rpm, 帯域61.5%
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費7.7km/L(18.1mpg)
100km燃費13.0L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
2500rpm 320PS/91.8kgm
4500rpm577PS/91.8kgm
5500rpm639PS/83.2kgm
6500rpm 639PS/70.4kgm
M177型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているM177型3982cc、V型8気筒のツインターボエンジンは5500-6500回転時に最高出力639馬力を、2500-4500回転時に最大トルク91.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2500rpmから最高出力が発生する6500rpmまで」の4000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は61.5%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ3.365kg/PS(2150kg/639PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ3.365kg/PS
車体+1人3.451kg/PS
車体+5人3.795kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg3.459kg/PS
車体+70kg3.474kg/PS
車体+80kg3.490kg/PS
車体+90kg3.505kg/PS
車体+100kg3.521kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは3.451kg/PS(2205kg/639PS)となり、数値としては0.086kg、比率にすると2.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは3.795kg/PS(2425kg/639PS)となり、数値としては0.430kg、比率にすると12.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

290689 GT 4ドアクーペのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ3.451kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
GT 4ドアクーペ
3.451kg/PS
639PS・4.0L-TT
車体のみPWR 3.365
2205kg
+2.6%

車種詳細
NSX
3.619kg/PS
507PS・3.5L-TT
車体のみPWR 3.511
1835kg
+3.1%

車種詳細
GT-R
3.184kg/PS
570PS・3.8L-TT
車体のみPWR 3.088
1815kg
+3.1%

車種詳細
340R
3.567kg/PS
178PS・1.8L-NA
車体のみPWR 3.258
635kg
+9.5%

車種詳細
Sクラス セダン AMG
3.722kg/PS
630PS・6.0L-TT
車体のみPWR 3.635
2345kg
+2.4%

車種詳細
GT-R
3.264kg/PS
550PS・3.8L-TT
車体のみPWR 3.164
1795kg
+3.2%


3.106kg/PSから3.796kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの2人乗りクーペ・NC1型 NSX、日産の4人乗りクーペ・R35型 GT-R、ロータスの2人乗りオープンカー・謎型 340R、メルセデスベンツの5人乗りセダン・222179C型 Sクラス セダン AMG、日産の4人乗りクーペ・R35型 GT-Rという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

290689型 GT 4ドアクーペ [AMG 63S 4matic+ X290]のライバル車種|3.451kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は423.7PS/tとなっています。


GT 4ドアクーペがバイクと競争するなら…?


車種詳細
ゴールドウイング|1833cc
3.444kg/PS
434kg/126.0PS/17.30kgm
[車体のみPWR:3.008]
2020/04

-
GT 4ドアクーペ|3982cc
3.451kg/PS
2205kg/639PS/91.8kgm
[車体のみPWR:3.365]

車種詳細
CB1100|1140cc
3.467kg/PS
312kg/89.7PS/9.28kgm
[車体のみPWR:2.856]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではGT 4ドアクーペとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SC79 ゴールドウイングと競争してみる

まずGT 4ドアクーペより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのゴールドウイングが挙げられます。PWRの3.444kg/PSは車両重量379kgにライダーの体重55kgを加えた434kgを、最高出力126.0PSで割ったものです。

SC65 CB1100と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのCB1100が挙げられます。PWRの3.467kg/PSは車両重量257kg+55kgの312kgを、最高出力89.7PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.769
平均ピストンスピード 19.93m/s
トルクウェイトレシオ 23.42kg/kgm
1馬力あたりのお値段 26707円
排気量1Lあたり馬力 160.47PS/L
排気量1Lあたりトルク 23.05kgm/L
1気筒あたりの馬力 79.9PS
1気筒あたりのトルク 11.5kgm
パワーバンド比率 61.5%
燃費×馬力 7014.7pt
各種ランキング
セダンのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは23.42kg/kgm(2150kg/91.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が24330000円、最高出力が639馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は26707円、逆に1万円あたりでは0.26馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は265033円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は160.47PS/L、トルクは23.05kgm/L、1気筒あたりの馬力は79.9馬力、トルクは11.5kgmとなり、このエンジンが639馬力を6500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.93m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が92.0mmであるM177型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6520回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.769になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が7.7km/L、最高出力が639PSであるこの車の獲得ポイントは7014.7ptになります。
戯れに車両重量2150kgを100kg単位にした21.5で割ってみたところ、その数値は326.27ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの295/35R20と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 295/35R20 | 直径 715mm

-20mm
幅275mm
-10mm
幅285mm
変更なし
幅295mm
+10mm
幅305mm
+20mm
幅315mm
30 275/30R20
37.7km/h
径 673mm
差 -42mm
285/30R20
38.0km/h
径 679mm
差 -36mm
295/30R20
38.3km/h
径 685mm
差 -30mm
305/30R20
38.7km/h
径 691mm
差 -24mm
315/30R20
39.0km/h
径 697mm
差 -18mm
35 275/35R20
39.2km/h
径 701mm
差 -14mm
285/35R20
39.6km/h
径 708mm
差 -7mm
295/35R20
40.0km/h
715mm
0mm
305/35R20
40.4km/h
径 722mm
差 +7mm
315/35R20
40.8km/h
径 729mm
差 +14mm
40 275/40R20
40.7km/h
径 728mm
差 +13mm
285/40R20
41.2km/h
径 736mm
差 +21mm
295/40R20
41.6km/h
径 744mm
差 +29mm
305/40R20
42.1km/h
径 752mm
差 +37mm
315/40R20
42.5km/h
径 760mm
差 +45mm
45 275/45R20
42.3km/h
径 756mm
差 +41mm
285/45R20
42.8km/h
径 765mm
差 +50mm
295/45R20
43.3km/h
径 774mm
差 +59mm
305/45R20
43.8km/h
径 783mm
差 +68mm
315/45R20
44.3km/h
径 792mm
差 +77mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、275/35R20 、285/30R20、285/35R20 、295/30R20 、305/30R20 、315/30R20あたりのタイヤがおすすめです。

295/35R20のタイヤ幅を275mmから325mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを20インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが295/35R20のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】295/35R20のタイヤ銘柄と通販価格

290689型 GT 4ドアクーペ 4.0L-TT 4WD/9ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS3.37㎏/PS67.4ptA
最高回転数5880rpm5500rpm45.3ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-41.5ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.35PS/L160.47PS/L70.6ptS
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L23.05㎏m/L71.8ptS
WB/TR比1.7731.76950.4ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.73961.1ptB
前面の面積2.631m22.825m244.6ptD
最低地上高154.6mm130mm60.0ptB
スポーツ性能部門の得点535.8pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340601円473300円38.4ptD
WLTC燃費16.2km/L7.7km/L32.5ptE
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離644.3km616.0km48.4ptC
車の大きさ11.468m314.266m338.9ptD
車内の広さ3429.9L-46.7ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
692.0L-44.2ptD
車内床面積2.794m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m5.8m37.1ptE
ユーティリティ部門の得点427.3pt
総合評価E

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10721車種中 RANK
運動性能 535.8pt 1861位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 427.3pt 10306位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 963.1pt 7840位 D
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は535.8点で全10721車種中の1861位、ユーティリティ部門は427.3点で10306位、総合得点は963.1点で7840位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した290689型 GT 4ドアクーペ(4WD/9AT) の各種スペックを、セダン4000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


人気があるセダンの車種比較


AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較
初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。

GC8 インプレッサ S201 2000 vs GC8 インプレッサ WRX 1999 性能比較
初代 インプレッサ S201 S201 STi-version(2000年式 GC8・4WD/5MT・2.0L+ターボ・300PS/36.0kgm・5人乗り)と、初代 インプレッサ WRX WRX STi ver6(1999年式 GC8・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/36.0kgm・5人乗り)を比較。

GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。

GG3P マツダスピード アテンザ vs CT9A ランサー Evolution IX 性能比較
初代 マツダスピード アテンザ(2005年式 GG3P・4WD/6MT・2.3L+ターボ・272PS/38.7kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution IX GSR(2005年式 CT9A・4WD/6MT・2.0L+ターボ・280PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。