NZE164G カローラ フィールダー 性能と維持費 4WD/CVT 198万円 2021

このページでは、トヨタ自動車の5ドア・5人乗りワゴン、11代目の3BA-NZE164G型カローラ フィールダー EX【2021/09モデル・103PS/13.5kgm・4WD/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

NZE164G カローラ フィールダー
販売期間:2012/05 - 2024/06

画像はトヨタ自動車より引用
http://toyota.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4400mm×全幅1695mm×全高1500mm、排気量は1496ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4400mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

NZE164G型 カローラ フィールダー [1496cc/103PS 4WD/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

11代目カローラ フィールダーの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2021/09
NZE161G型
[EX]
1.5L-NA・FF/5MT・170.9万円
109PS・14.1kgm・17.2km/L
109PS
14.1kgm
17.2km/L
2021/09
NRE161G型
[EX]
1.5L-NA・FF/CVT・182.9万円
109PS・13.9kgm・19.8km/L
109PS
13.9kgm
19.8km/L
2021/09
NKE165G型
[Hybrid-EX]
1.5L-NA・FF/CVT・229.2万円
73PS・11.3kgm・27.8km/L
73PS
11.3kgm
27.8km/L
11代目 カローラ 型式一覧 E160系まとめ 2012-2024【全20車種】
カローラ フィールダーの新型モデル
12代目 MZEA12W型カローラ ツーリング
MZEA12W型カローラ ツーリングは2019/09に登場した12代目モデル。参考車両の「ACTIVE RIDE」は全長4495mm、全幅1745mm、全高1460mmの車体に、170PS/20.6kgmを発生するM20A型1986ccエンジンを搭載。

カローラ フィールダーの旧型モデル
10代目 ZRE142G型カローラ フィールダー
ZRE142G型カローラ フィールダーは2006/10に登場した10代目モデル。参考車両の「1.8S」は全長4420mm、全幅1695mm、全高1480mmの車体に、144PS/17.9kgmを発生する2ZR型1797ccエンジンを搭載。


ボディサイズの主要諸元と比較

主要諸元
メーカー トヨタ自動車
車名&
グレード
カローラ フィールダー
EX
その他 3BA-NZE164G-AWXNK
お値段 1973400円
車両型式 3BA-NZE164G
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/5名乗車
室内寸法 室内長 1945mm
室内幅 1430mm
室内高 1200mm
軸距&
輪距
2600mm
前1480mm/後1475mm
最小半径 4.9m
最低高 135mm
タイヤ 前輪:175/65R15
後輪:175/65R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 1180kg

カローラ フィールダーの車体寸法比較
規格名 規格寸法 増減
カローラ フィールダー
車体寸法
全長 4400mm -
全幅 1695mm -
全高 1500mm -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1000mm
全幅 1480mm以下 +215mm
全高平均 1640mm -140mm
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -300mm
全幅 1700mm以下 -5mm
全高平均 1496mm +4mm
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -243mm
全幅平均 1815mm -120mm
全高平均 1518mm -18mm

※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税30500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12300円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2021/09モデルのカローラ フィールダーを4年落ちの中古で184.5万円にて購入し、頭金なしで4年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    カローラ フィールダーの2021/09モデルの場合、2025年現在では4年が経過しているため、新車価格の85%である167.739万円に諸経費として16.8万円を足した184.5万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2021年式を4年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1500cc以下 13年未満 30500円
自動車重量税
1年分
1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷15.6㎞/L×180円/L 115380円
オイル交換
5000km毎
1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額5000円
月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 243100円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額38440円×12ヶ月 461280円
ローン返済中の年間維持費 704300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 45300円
  • 初度登録から4年経過車の場合、「1500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は30500円、「1.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした45300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

カローラ フィールダー【EX】の場合、維持費の月額は20300円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

カローラ フィールダーの維持費は高い?安い?

「カローラ フィールダーの年間維持費は243100円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてカローラ フィールダーの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス HV176100円-67000円
ジェイド215000円-28100円
フリード ハイブリッド229500円-13600円
カローラ フィールダーの維持費243100円
スイフト スポーツ256800円+13700円
基準1500ccクラス平均258000円+14900円
ステップワゴン スパーダ266600円+23500円
コルト Ralliart-R289200円+46100円
ゴルフ トゥーラン330800円+87700円
高いウーノ381500円+138400円

カローラ フィールダーの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリス HVと比較して67000円高く、最も高いウーノと比較して138400円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では14900円安くなっています。

最低額のヤリス HVと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、カローラ フィールダーの維持費は ちょっと安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

カローラ フィールダーを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%320万円27万円21万円
15%210万円18万円14万円
20%160万円14万円11万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)、ここから月額維持費2.0万円を支払うと残りは19.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は210万円(総支給額18万円/月、手取り14万円/月)、2.0万円を支払うと残りは12.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が160万円(総支給額14万円/月、手取り11万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.0万円を引くと残りは9.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代12万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費15.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
83350円
[-32030円]
-25円
155円/L
99380円
[-16000円]
-10円
170円/L
108990円
[-6390円]
180円/L115380円
[0円]
+10円
190円/L
121810円
[+6430円]
+25円
205円/L
131430円
[+16050円]
+50円
230円/L
147460円
[+32080円]

燃費15.6km/LのNZE164G型 カローラ フィールダーで10000km走行するのに必要な燃料は641.1L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は115380円になります。

参考までに、カローラ フィールダーの燃料タンクは42リットルですので、641.1Lの給油回数は16回、1回あたりの燃料代は約7220円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6430円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると16050円、50円も違ってくると32080円にもなります。

これをNZE164G型 カローラ フィールダーの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり180円の場合を243100円としたとき、130円/Lに値下がりすれば211070円(86.8%)に、230円/Lに値上がりすれば275180円(113.2%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(30500円)なり重量税(12300円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 21%
自動車重量税 1年分 12300円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 3000km分 34610円 24%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 4%
任意保険料 80% 48000円 33%
合計
[1万kmとの差額]
143600円
-99500円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 18%
自動車重量税 1年分 12300円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 5000km分 57690円 34%
オイル交換 年1回 4000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 85% 51000円 31%
合計
[1万kmとの差額]
169700円
-73400円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 15%
自動車重量税 1年分 12300円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 80770円 41%
オイル交換 年1回 5600円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 90% 54000円 28%
合計
[1万kmとの差額]
197400円
-45700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて99500円安い143600円に、5000km走行では73400円安い169700円に、7000km走行では45700円安い197400円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 13%
自動車重量税 1年分 12300円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 10000km分 115380円 47%
オイル交換 年2回 8000円 3%
タイヤ交換 5年毎 8000円 3%
任意保険料 100% 60000円 25%
合計
[1万kmとの差額]
243100円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 10%
自動車重量税 1年分 12300円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 173070円 55%
オイル交換 年3回 12000円 4%
タイヤ交換 3年毎 9600円 3%
任意保険料 110% 66000円 21%
合計
[1万kmとの差額]
312300円
+69200円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 8%
自動車重量税 1年分 12300円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 230760円 60%
オイル交換 年4回 16000円 4%
タイヤ交換 3年毎 12800円 3%
任意保険料 120% 72000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
383200円
+140100円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
トヨタの小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
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ステーションワゴン編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(11.2km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(16.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(17.7km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(15.6km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代115380円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル180円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地11.2km/L → 11.5km/L
郊外16.9km/L → 17.4km/L
高速道路17.7km/L → 18.2km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km144650円
[140870円]
郊外500km5330円
[5170円]
高速道路500km5080円
[4950円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
155060円
+39680円
11.6km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
150990円
-4070円
11.9km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が11.2km/Lではガソリン803.6Lを消費して、ガソリン代は144650円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lではガソリン29.6Lを消費して、ガソリン代は5330円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が17.7km/Lではガソリン28.2Lを消費して、ガソリン代は5080円になります。

このパターンでは使用した燃料量が861.4L、かかったガソリン代が155060円となり、平均燃費は11.6km/L(-4.0km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+39680円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は150990円となり、4070円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で20350円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km80350円
[78260円]
郊外5000km53260円
[51730円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
133610円
+18230円
13.5km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
129990円
-3620円
13.8km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が11.2km/Lでは446.4Lを消費して、ガソリン代は80350円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lでは295.9Lを消費して、ガソリン代は53260円になります。

このパターンでは使用した燃料量が742.3L、かかったガソリン代が133610円となり、平均燃費は13.5km/L(-2.1km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+18230円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が129990円となり、1年間で3620円、5年間で18100円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km53510円
[52130円]
郊外3340km35570円
[34560円]
高速道路3330km33860円
[32940円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
122940円
+7560円
14.6km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
119630円
-3310円
15.0km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が11.2km/Lでは297.3Lを消費して、ガソリン代は53510円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lでは197.6Lを消費して、ガソリン代は35570円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が17.7km/Lでは188.1Lを消費して、ガソリン代は33860円になります。

このパターンでは使用した燃料量が683.0L、かかったガソリン代が122940円となり、平均燃費は14.6km/L(-1.0km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+7560円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が119630円となり、1年間で3310円、5年間で16550円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km8030円
[7830円]
郊外9000km95850円
[93100円]
高速道路500km5080円
[4950円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
108960円
-6420円
16.5km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
105880円
-3080円
17.0km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が11.2km/Lでは44.6Lを消費して、ガソリン代は8030円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が16.9km/Lでは532.5Lを消費して、ガソリン代は95850円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が17.7km/Lでは28.2Lを消費して、ガソリン代は5080円になります。

このパターンでは使用した燃料量が605.3L、かかったガソリン代が108960円となり、平均燃費は16.5km/L(+0.9km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-6420円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が105880円となり、1年間で3080円、5年間で15400円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(11.6km/L・13.5km/L・14.6km/L・16.5km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(155060円・133610円・122940円・108960円)が出てくることがわかります。

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費と航続距離
燃料タンク容量 42リットル7560円/42L
WLTC燃費
15.6km/L
655.2km
-
11.54円/km
市街地燃費
11.2km/L
470.4km
[-184.8km]
16.1円/km
郊外燃費
16.9km/L
709.8km
[+54.6km]
10.7円/km
高速道路燃費
17.7km/L
743.4km
[+88.2km]
10.2円/km

燃料タンクの容量を42Lとしたとき、市街地モード燃費11.2km/Lでの航続距離は470.4km(-184.8km)、郊外モード燃費16.9km/Lでの航続距離は709.8km(+54.6km)、高速道路モード燃費17.7km/Lでの航続距離は743.4km(+88.2km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

カローラ フィールダーの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 15.6km/L
燃料タンク容量 42L
航続距離(カタログ燃費) 655.2km
航続距離(80%燃費) 525.0km
満タンプライス 7560円
1km走行コスト 11.54円/km
1万円でどこまで行ける? 866.7km
東京から655.2kmの範囲

WLTCモード燃費が15.6km/L、燃料タンク容量42リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は655.2kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(14.0km/L)とすると航続距離は588.0km、80%(12.5km/L)だと525.0km、70%(10.9km/L)では457.8kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から42リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり180円では7560円、上で計算した航続距離を踏まえると655.2km(80%燃費時525.0km)を走行するのに7560円かかる計算です。

燃費を15.6km/Lとしたときの1km走行コストは11.54円、10万km走行したときの燃料代は115.4万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら11.5万円/年、7年10万kmなら16.5万円/年、5年10万kmなら23.1万円/年、3年10万kmなら38.5万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば866.7km(往復なら片道433.3km)、カタログ値の80%なら693.3km(片道346.7km)離れたところまで行くことができます。

カローラ フィールダーのエンジン諸元とカタログデータ

1NZ-FE型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 1NZ-FE
気筒配列 直列4気筒
排気量1496cc
圧縮比 -
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 103PS[76kW]/6000rpm
最大トルク 13.5kgm[132Nm]/4400rpm
パワーバンド 4400-6000rpm, 帯域26.7%
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費15.6km/L(36.7mpg)
100km燃費6.4L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
4400回転時
馬力
83PS/4400rpm
6000回転時
トルク
12.3kgm/6000rpm
1NZ-FE型NAエンジン諸元と性能
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している1NZ型1496cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力103馬力を、4400回転時に最大トルク13.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4400rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は26.7%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.456kg/PS(1180kg/103PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.456kg/PS
車体+1人11.990kg/PS
車体+5人14.126kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg12.039kg/PS
車体+70kg12.136kg/PS
車体+80kg12.233kg/PS
車体+90kg12.330kg/PS
車体+100kg12.427kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.990kg/PS(1235kg/103PS)となり、数値としては0.534kg、比率にすると4.7%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは14.126kg/PS(1455kg/103PS)となり、数値としては2.670kg、比率にすると23.3%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

NZE164G カローラ フィールダーのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.990kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
カローラ フィールダー
11.990kg/PS
103PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.456
1235kg
+4.7%

車種詳細
アルト ワークス
12.109kg/PS
64PS・0.7L-TB
車体のみPWR 11.250
775kg
+7.6%

車種詳細
ジェイド
11.947kg/PS
131PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.527
1565kg
+3.6%

車種詳細
パッソ セッテ
11.881kg/PS
109PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.376
1295kg
+4.4%

車種詳細
カローラ スポーツ
12.026kg/PS
116PS・1.2L-TB
車体のみPWR 11.552
1395kg
+4.1%

車種詳細
ステップワゴン
11.967kg/PS
150PS・1.5L-TB
車体のみPWR 11.600
1795kg
+3.2%


11.870kg/PSから12.110kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの4人乗り軽ハッチバック・HA36S型 アルト ワークス、ホンダの6人乗りミニバン・FR4型 ジェイド、トヨタの7人乗りミニバン・M512E型 パッソ セッテ、トヨタの5人乗りハッチバック・NRE210H型 カローラ スポーツ、ホンダの7人乗りミニバン・RP2型 ステップワゴンという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

NZE164G型 カローラ フィールダー [EX]のライバル車種|11.990kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は87.3PS/tとなっています。


カローラ フィールダーがバイクと競争するなら…?


車種詳細
NSR80|79cc
11.917kg/PS
143kg/12.0PS/0.97kgm
[車体のみPWR:7.333]
1速ギヤ速度:32.9km/h
最小TWR:0.791
2021/09

-
カローラ フィールダー|1496cc
11.990kg/PS
1235kg/103PS/13.5kgm
[車体のみPWR:11.456]
1速ギヤ速度:50.7km/h
最小TWR:1.958

車種詳細
CB125T|124cc
12.000kg/PS
192kg/16.0PS/1.20kgm
[車体のみPWR:8.562]
1速ギヤ速度:41.4km/h
最小TWR:1.194

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではカローラ フィールダーとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

HC06 NSR80と競争してみる

まずカローラ フィールダーより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのNSR80が挙げられます。PWRの11.917kg/PSは車両重量88kgにライダーの体重55kgを加えた143kgを、最高出力12.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はNSR80に17.8km/h勝り、1速TWRは1.167kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

JC06 CB125Tと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのCB125Tが挙げられます。PWRの12.000kg/PSは車両重量137kg+55kgの192kgを、最高出力16.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は9.3km/h勝り、1速TWRは0.764kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.759
平均ピストンスピード 16.94m/s
トルクウェイトレシオ 87.41kg/kgm
1馬力あたりのお値段 19159円
排気量1Lあたり馬力 68.85PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.02kgm/L
1気筒あたりの馬力 25.8PS
1気筒あたりのトルク 3.4kgm
パワーバンド比率 26.7%
燃費×馬力 1606.8pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは87.41kg/kgm(1180kg/13.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1973400円、最高出力が103馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は19159円、逆に1万円あたりでは0.52馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は146178円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
トヨタ編
1500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は68.85PS/L、トルクは9.02kgm/L、1気筒あたりの馬力は25.8馬力、トルクは3.4kgmとなり、このエンジンが103馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.94m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が84.7mmである1NZ型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7080回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.759になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が15.6km/L、最高出力が103PSであるこの車の獲得ポイントは1606.8ptになります。
戯れに車両重量1180kgを100kg単位にした11.8で割ってみたところ、その数値は136.17ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

人間様の占有スペース
室内長×室内幅×室内高 3.338m³
1人あたりのスペース 0.668m³
室内長/全長 44.2%
室内幅/全幅 84.4%
室内高/全高 80.0%
室内容積/車両体積 29.8%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.338m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.668m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は44.2%、同じく室内幅と全幅の比率は84.4%、同じく室内高と全高の比率は80.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は29.8%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


カローラ フィールダーでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.540m
期待される荷室の幅 1.330m
対角線の長さ 2.035m
期待される荷室の面積 2.048m²

縦方向の長さが1.540m(対角線では2.035m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6500rpm|タイヤサイズ 175/65R15|タイヤ直径 60.9cm|円周長 191.3cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.386 13.60 - - 55km/h 11840rpm 602.8kgm
2速 0.411 2.34 0.172 1-2/
1120rpm
319km/h 2040rpm 103.8kgm
Final5.698レシオカバレッジ(変速比幅)5.805
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4400rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.698)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(13.5kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.698)÷タイヤの有効半径(0.3045m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は2速ギヤの319km(6000rpmでは294.1km/h)となります。CVTは無段変速機というだけあって、変速比を低速側の2.386から高速側の0.411の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4400回転で最大トルク13.5kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば87.41kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(11.456kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと602.8kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1180kg)を1速ギヤの最大駆動力(602.8kgm)で割ってみると1.958kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6000回転でのトルク(12.3kgm)からTWRを算出すると2.149kg/kgmとなり、4400-6000回転の回転域では1.958-2.149kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4740 7110 9480 11840 14210 16580 21320
2速 820 1220 1630 2040 2450 2860 3670
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.411)を選択して時速100kmにて走行すると2040回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1220回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1430回転、一般的な高速道路の80km/hでは1630回転、100km/hでは2040回転、制限速度が120km/hになると2450回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3670回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 17 25 34 42 51 59 68
2速 49 98 147 196 245 294 343 392

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの175/65R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 175/65R15 | 直径 609mm

-20mm
幅155mm
-10mm
幅165mm
変更なし
幅175mm
+10mm
幅185mm
+20mm
幅195mm
60 155/60R15
37.2km/h
径 567mm
差 -42mm
165/60R15
38.0km/h
径 579mm
差 -30mm
175/60R15
38.8km/h
径 591mm
差 -18mm
185/60R15
39.6km/h
径 603mm
差 -6mm
195/60R15
40.4km/h
径 615mm
差 +6mm
65 155/65R15
38.3km/h
径 583mm
差 -26mm
165/65R15
39.1km/h
径 596mm
差 -13mm
175/65R15
40.0km/h
609mm
0mm
185/65R15
40.9km/h
径 622mm
差 +13mm
195/65R15
41.7km/h
径 635mm
差 +26mm
70 155/70R15
39.3km/h
径 598mm
差 -11mm
165/70R15
40.2km/h
径 612mm
差 +3mm
175/70R15
41.1km/h
径 626mm
差 +17mm
185/70R15
42.0km/h
径 640mm
差 +31mm
195/70R15
43.0km/h
径 654mm
差 +45mm
75 155/75R15
40.3km/h
径 614mm
差 +5mm
165/75R15
41.3km/h
径 629mm
差 +20mm
175/75R15
42.3km/h
径 644mm
差 +35mm
185/75R15
43.3km/h
径 659mm
差 +50mm
195/75R15
44.3km/h
径 674mm
差 +65mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、155/65R15、155/70R15 、165/60R15、165/65R15 、175/60R15 、185/60R15 あたりのタイヤがおすすめです。

175/65R15のタイヤ幅を155mmから205mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、175/65R15の適応サイズと性能の変化 [NZE164G型カローラ フィールダー編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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NZE164G型 カローラ フィールダー 1.5L-NA 4WD/CVTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS11.46㎏/PS45.5ptD
最高回転数5881rpm6000rpm51.5ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.96㎏/㎏m42.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h50.7㎞/h49.7ptC
1リットル
換算馬力
73.10PS/L68.85PS/L46.6ptC
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.02㎏m/L44.5ptD
WB/TR比1.7731.75951.4ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.88550.6ptC
前面の面積2.631m22.542m252.5ptC
最低地上高154.5mm135mm57.9ptB
スポーツ性能部門の得点492.7pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円243100円58.2ptB
WLTC燃費16.2km/L15.6km/L48.7ptC
100km/h
回転数
2490rpm2040rpm55.9ptB
航続距離643.9km655.2km50.6ptC
車の大きさ11.466m311.187m351.1ptC
車内の広さ3430.7L3337.6L49.1ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L667.5L48.0ptC
車内床面積2.793m22.781m249.8ptC
最小回転
半径
5.17m4.9m55.5ptB
ユーティリティ部門の得点518.6pt
総合評価B

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10699車種中 RANK
運動性能 492.7pt 5714位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 518.6pt 2533位 B
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1011.3pt 3995位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は492.7点で全10699車種中の5714位、ユーティリティ部門は518.6点で2533位、総合得点は1011.3点で3995位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したNZE164G型 カローラ フィールダー(4WD/CVT) の各種スペックを、ワゴン1500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

カローラ フィールダーの歴代モデル

12代目 NRE210H型 カローラ スポーツ
NRE210H カローラ スポーツは2018/06に登場した12代目モデル。参考車両の「G-X」は全長4375mm、全幅1790mm、全高1460mmの車体に、116PS/18.9kgmを発生する8NR型1196ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

11代目 NKE165G型 カローラ フィールダー
NKE165G カローラ フィールダーは2012/05に登場した11代目モデル。参考車両の「Hybrid」は全長4360mm、全幅1695mm、全高1475mmの車体に、74PS/11.3kgmを発生する1NZ型1496ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

10代目 ZRE144G型 カローラ フィールダー
ZRE144G カローラ フィールダーは2006/10に登場した10代目モデル。参考車両の「S-202」は全長4420mm、全幅1695mm、全高1490mmの車体に、133PS/16.7kgmを発生する2ZR型1797ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

9代目 ZZE123型 カローラ ランクス
ZZE123 カローラ ランクスは2001/01に登場した9代目モデル。参考車両の「Z Aero-Tourer」は全長4175mm、全幅1695mm、全高1460mmの車体に、190PS/18.4kgmを発生する2ZZ型1795ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

8代目 AE111型 カローラ レビン BZ-V
AE111 カローラ レビン BZ-Vは1995/05に登場した8代目モデル。参考車両の「BZ-V」は全長4285mm、全幅1695mm、全高1305mmの車体に、165PS/16.5kgmを発生する4A型1587ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

7代目 CE108G型 カローラ ワゴン
CE108G カローラ ワゴンは1991/09に登場した7代目モデル。参考車両の「L」は全長4265mm、全幅1685mm、全高1435mmの車体に、73PS/13.2kgmを発生する2C型1974ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

6代目 CE97G型 カローラ ワゴン
CE97G カローラ ワゴンは1987/05に登場した6代目モデル。参考車両の「L」は全長4225mm、全幅1655mm、全高1435mmの車体に、67PS/12.5kgmを発生する1C型1839ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

5代目 AE86型 カローラ レビン GT APEX
AE86 カローラ レビン GT APEXは1983/05に登場した5代目モデル。参考車両の「GT APEX Fin4.300」は全長4180mm、全幅1625mm、全高1335mmの車体に、130PS/15.2kgmを発生する4A型1587ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。


カローラ vs ライバル車種対決


GZEA14H GRカローラ 2025 vs GXPA16 GRヤリス 2024 性能比較
12代目 GRカローラ RZ(2025年式 GZEA14H・4WD/6MT・1.7L+ターボ・304PS/40.8kgm・5人乗り)と、4代目 GRヤリス RC(2024年式 GXPA16・4WD/6MT・1.7L+ターボ・304PS/40.8kgm・4人乗り)を比較。

AE101 カローラ レビン GT APEX 1994 vs EG6 シビック SiR-II 1993 性能比較
7代目 カローラ レビン GT APEX(1994年式 AE101・FF/5MT・1.6L・160PS/16.5kgm・4人乗り)と、5代目 シビック SiR-II(1993年式 EG6・FF/5MT・1.6L・170PS/16.0kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス 2004 vs EK9 シビック タイプR 1998 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス 2004 vs EP3 シビック タイプR 2004 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 シビック タイプR type-R(2004年式 EP3・FF/6MT・2.0L・215PS/20.6kgm・4人乗り)を比較。

MXGA10 カローラ クロス 2023 vs MXPB10 ヤリス クロス 2020 性能比較
12代目 カローラ クロス G-X(2023年式 MXGA10・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・5人乗り)と、4代目 ヤリス クロス X B-package(2020年式 MXPB10・FF/CVT・1.5L・120PS/14.8kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

ZVG16 カローラ クロス HV 2023 vs MXPJ15 ヤリス クロス HV 2020 性能比較
4代目 ヤリス クロス HV Hybrid-X(2020年式 MXPJ15・4WD/CVT・1.5L・91PS/12.2kgm・5人乗り)と、12代目 カローラ クロス HV Hybrid-G(2023年式 ZVG16・4WD/CVT・1.8L・98PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス TRD vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ ランクス 1.8 TRD Sport-M(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・205PS/19.7kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 2004 vs ZZT231 セリカ SS-II 2005 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。