MLE30E レヴァンテ 性能と維持費 4WD/8AT 5人 1279万円 2016年

このページでは、マセラティの5ドア・5人乗りSUV、初代のABA-MLE30E型レヴァンテ S【2016/09モデル・430PS/59.1kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

MLE30E レヴァンテ
販売期間:2016/09 -

画像はマセラティより引用
http://www.maserati.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長5004mm×全幅1968mm×全高1679mm、排気量は2979ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:400PS~450PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5004mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

MLE30E型 レヴァンテ [2979cc/430PS 4WD/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代レヴァンテの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2017/03
MLE30A型
[Diesel]
3.0L-TB・4WD/8AT・976.9万円
275PS・61.2kgm・13.9km/L
275PS
61.2kgm
13.9km/L
2016/09
MLE30D型
[BaseGrade]
3.0L-TB・4WD/8AT・1080.0万円
350PS・51.0kgm・9.3km/L
350PS
51.0kgm
9.3km/L

MLE30E レヴァンテの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー マセラティ
車名&
グレード
レヴァンテ
S
その他 複合10.9L/100km アーバン15.0L/100km エクストラ8.5L/km
お値段 12790000円
車両型式 ABA-MLE30E
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 5ドア・5名乗車
ホイールベース 3004mm
トレッド 1624mm/1676mm
WB/TR比 1.821
最小半径 5.9m
タイヤ 前輪:265/50R19
後輪:295/45R19
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2109kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

レヴァンテと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
レヴァンテ
車体寸法
全長 5004mm -
全幅 1968mm -
全高 1679mm -
大きさ 16.54m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1604mm
全幅 1480mm以下 +488mm
全高平均 1640mm +39mm
大きさ平均 8.13m3 +8.41m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +304mm
全幅 1700mm以下 +268mm
全高平均 1496mm +183mm
大きさ平均 10.47m3 +6.07m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +361mm
全幅平均 1815mm +153mm
全高平均 1518mm +161mm
大きさ平均 12.84m3 +3.70m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



レヴァンテでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.751m
期待される荷室の幅 1.568m
対角線の長さ 2.350m
期待される荷室の面積 2.746m²

縦方向の長さが1.751m(対角線では2.350m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


MLE30E レヴァンテの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税20500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、レヴァンテの新車を1470.8万円(諸費用として191.8万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 3000cc以下 13年未満 51000円
自動車重量税
1年分
2.5トン以下 13年未満 20500円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷8.6×195円/L 226740円
オイル交換
5000km毎
1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本21000円×4本÷5年 16800円
任意保険料
月額6500円
月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 414900円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額245140円×12ヶ月 2941680円
ローン返済中の年間維持費 3356600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 61700円
  • 初度登録から9年経過車の場合、「3000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は51000円、「2.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした61700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、レヴァンテ【S】の場合、維持費の月額は34600円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

レヴァンテの維持費は高い?安い?

「レヴァンテの年間維持費は414900円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてレヴァンテの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いハイエース バン274670円-140230円
スープラ343900円-71000円
スカイライン379100円-35800円
ハイエース ワゴン387600円-27300円
基準3000ccクラス平均414000円-900円
レヴァンテの維持費414900円
アリスト453300円+38400円
スカイライン GT-R480700円+65800円
X5519600円+104700円
高いXM ワゴン623000円+208100円

レヴァンテの年間維持費を、3000ccクラスで最も維持費が安いハイエース バンと比較して140230円高く、最も高いXM ワゴンと比較して208100円安く、3000ccクラスの平均維持費との比較では900円高くなっています。

最低額のハイエース バンと最高額のXM ワゴンは極端な例としても、3000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、レヴァンテの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 3000ccクラスの車 ランキング

レヴァンテを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%540万円45万円35万円
15%360万円30万円24万円
20%270万円23万円18万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は540万円(総支給額45万円/月、手取り35万円/月)、ここから月額維持費3.5万円を支払うと残りは31.5万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は360万円(総支給額30万円/月、手取り24万円/月)、3.5万円を支払うと残りは20.5万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が270万円(総支給額23万円/月、手取り18万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.5万円を引くと残りは14.5万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代23万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費8.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 168610円 -58130円
170円/L 197680円 -29060円
185円/L 215120円 -11620円
195円/L 226740円 -
205円/L 238380円 +11640円
220円/L 255820円 +29080円
245円/L 284890円 +58150円

燃費8.6km/LのMLE30E型 レヴァンテで10000km走行するのに必要な燃料は1162.8L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は226740円になります。

参考までに、レヴァンテの燃料タンクは80リットルですので、1162.8Lの給油回数は15回、1回あたりの燃料代は約15120円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては11640円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると29080円、50円も違ってくると58150円にもなります。

これをMLE30E型 レヴァンテの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を414900円としたとき、145円/Lに値下がりすれば356770円(86.0%)に、245円/Lに値上がりすれば473050円(114.0%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(51000円)なり重量税(20500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 51000円
自動車重量税 1年分 20500円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 80325円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 68020円 113370円 158720円
オイル交換 6500円 6500円 9100円
タイヤ交換 11200円 11200円 11200円
任意保険料 62400円 66360円 70200円
税金 自賠責 一律 80325円
合計 228500円 277800円 329600円
1万km差額 -186400円 -137100円 -85300円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて186400円安い228500円に、5000km走行では137100円安い277800円に、7000km走行では85300円安い329600円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 226740円 340110円 453480円
オイル交換 13000円 19500円 26000円
タイヤ交換 16800円 20160円 26880円
任意保険料 78000円 85800円 93600円
税金 自賠責 一律 80325円
合計 414900円 545900円 680300円
1万km差額 - +131000円 +265400円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
3000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
5人乗りSUV・RV編

レヴァンテの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 9.2km/L
燃料タンク容量 80L
航続距離(カタログ燃費) 736.0km
航続距離(80%燃費) 592.0km
満タンプライス 15600円
1km走行コスト 21.20円/km
1万円でどこまで行ける? 471.8km
東京から736.0kmの範囲

JC08モード燃費が9.2km/L、燃料タンク容量80リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は736.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.3km/L)とすると航続距離は664.0km、80%(7.4km/L)だと592.0km、70%(6.4km/L)では512.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から80リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15600円、上で計算した航続距離を踏まえると736.0km(80%燃費時592.0km)を走行するのに15600円かかる計算です。

燃費を8.6km/Lとしたときの1km走行コストは21.20円、10万km走行したときの燃料代は212.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら21.2万円/年、7年10万kmなら30.3万円/年、5年10万kmなら42.4万円/年、3年10万kmなら70.7万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば471.8km(往復なら片道235.9km)、カタログ値の80%なら377.4km(片道188.7km)離れたところまで行くことができます。

MLE30E レヴァンテのエンジン諸元とカタログデータ

簡易エンジン性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 V型6気筒
排気量2979cc
圧縮比 9.7
吸気方式 ツインターボ
最高出力 430PS[316kW]/5750rpm
最大トルク 59.1kgm[580Nm]/5000rpm
パワーバンド 5000-5750rpm, 帯域13.0%
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費9.2km/L(21.6mpg)
100km燃費10.9L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
5000rpm 413PS/59.1kgm
5750rpm 430PS/53.6kgm

V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているV型6気筒、2979ccのツインターボエンジンは5750回転時に最高出力430馬力を、5000回転時に最大トルク59.1kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5000rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は13.0%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.905kg/PS(2109kg/430PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.905kg/PS
車体+1人5.033kg/PS
車体+5人5.544kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.044kg/PS
車体+70kg5.067kg/PS
車体+80kg5.091kg/PS
車体+90kg5.114kg/PS
車体+100kg5.137kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.033kg/PS(2164kg/430PS)となり、数値としては0.128kg、比率にすると2.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.544kg/PS(2384kg/430PS)となり、数値としては0.639kg、比率にすると13.0%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

MLE30E レヴァンテのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.033kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
レヴァンテ
5.033kg/PS
430PS・3.0L-TT
車体のみPWR 4.905
2164kg
+2.6%

車種詳細
WRX STI
4.984kg/PS
308PS・2.0L-TB
車体のみPWR 4.805
1535kg
+3.7%

車種詳細
シルビア
5.180kg/PS
250PS・2.0L-TB
車体のみPWR 4.960
1295kg
+4.4%

車種詳細
インプレッサ WRX
5.150kg/PS
300PS・2.5L-TB
車体のみPWR 4.967
1545kg
+3.7%

車種詳細
マークX GRMN
5.000kg/PS
321PS・3.5L-NA
車体のみPWR 4.829
1605kg
+3.5%

車種詳細
フェアレディZ
4.936kg/PS
313PS・3.5L-NA
車体のみPWR 4.760
1545kg
+3.7%


4.832kg/PSから5.234kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りセダン・VAB型 WRX STI、日産の4人乗りクーペ・S15型 シルビア、スバルの5人乗りハッチバック・GRF型 インプレッサ WRX、トヨタの5人乗りセダン・GRX133型 マークX GRMN、日産の2人乗りクーペ・Z33型 フェアレディZという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

MLE30E型 レヴァンテ [S]のライバル車種|5.033kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は203.9PS/tとなっています。


レヴァンテがバイクと競争するなら…?


車種詳細
NC750S|745cc
5.019kg/PS
271kg/54.4PS/6.93kgm
[車体のみPWR:4.000]
2016/09

-
レヴァンテ|2979cc
5.033kg/PS
2164kg/430PS/59.1kgm
[車体のみPWR:4.905]

車種詳細
エリミネーター400|398cc
5.038kg/PS
267kg/53.0PS/3.40kgm
[車体のみPWR:4.000]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではレヴァンテとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

RC88 NC750Sと競争してみる

まずレヴァンテより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのNC750Sが挙げられます。PWRの5.019kg/PSは車両重量216kgにライダーの体重55kgを加えた271kgを、最高出力54.4PSで割ったものです。

ZL400A エリミネーター400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのエリミネーター400が挙げられます。PWRの5.038kg/PSは車両重量212kg+55kgの267kgを、最高出力53.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.821
平均ピストンスピード 16.20m/s
トルクウェイトレシオ 35.69kg/kgm
1馬力あたりのお値段 29744円
排気量1Lあたり馬力 144.34PS/L
排気量1Lあたりトルク 19.84kgm/L
1気筒あたりの馬力 71.7PS
1気筒あたりのトルク 9.8kgm
パワーバンド比率 13.0%
燃費×馬力 3680.8pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは35.69kg/kgm(2109kg/59.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12790000円、最高出力が430馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は29744円、逆に1万円あたりでは0.34馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は216413円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3000cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は144.34PS/L、トルクは19.84kgm/L、1気筒あたりの馬力は71.7馬力、トルクは9.8kgmとなり、このエンジンが430馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.20m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が84.5mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7100回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.821になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が8.56km/L、最高出力が430PSであるこの車の獲得ポイントは3680.8ptになります。
戯れに車両重量2109kgを100kg単位にした21.1で割ってみたところ、その数値は174.53ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの295/45R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 295/45R19 | 直径 748mm

-20mm
幅275mm
-10mm
幅285mm
変更なし
幅295mm
+10mm
幅305mm
+20mm
幅315mm
40 275/40R19
37.6km/h
径 703mm
差 -45mm
285/40R19
38.0km/h
径 711mm
差 -37mm
295/40R19
38.4km/h
径 719mm
差 -29mm
305/40R19
38.9km/h
径 727mm
差 -21mm
315/40R19
39.3km/h
径 735mm
差 -13mm
45 275/45R19
39.1km/h
径 731mm
差 -17mm
285/45R19
39.6km/h
径 740mm
差 -8mm
295/45R19
40.0km/h
748mm
0mm
305/45R19
40.5km/h
径 758mm
差 +10mm
315/45R19
41.0km/h
径 767mm
差 +19mm
50 275/50R19
40.5km/h
径 758mm
差 +10mm
285/50R19
41.1km/h
径 768mm
差 +20mm
295/50R19
41.6km/h
径 778mm
差 +30mm
305/50R19
42.1km/h
径 788mm
差 +40mm
315/50R19
42.7km/h
径 798mm
差 +50mm
55 275/55R19
42.0km/h
径 786mm
差 +38mm
285/55R19
42.6km/h
径 797mm
差 +49mm
295/55R19
43.2km/h
径 808mm
差 +60mm
305/55R19
43.8km/h
径 819mm
差 +71mm
315/55R19
44.4km/h
径 830mm
差 +82mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、275/45R19 、285/40R19、285/45R19 、295/40R19 、305/40R19 、315/40R19あたりのタイヤがおすすめです。

295/45R19のタイヤ幅を275mmから325mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを19インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが295/45R19のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】295/45R19のタイヤ銘柄と通販価格

MLE30E型 レヴァンテ 3.0L-TT 4WD/8ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS4.91㎏/PS63.3ptA
最高回転数5880rpm5750rpm48.4ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.37PS/L144.34PS/L64.8ptA
1リットル
換算トルク
15.99㎏m/L19.84㎏m/L61.9ptB
WB/TR比1.7731.82145.1ptD
ワイド&
ロー指数
0.8940.85352.9ptC
前面の面積2.631m23.304m231.2ptE
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点473.7pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円414900円43.5ptD
JC08燃費17.7km/L9.2km/L36.7ptE
100km/h
回転数
2489rpm-43.4ptD
航続距離644.1km684.5km52.3ptC
車の大きさ11.468m316.535m330.0ptE
車内の広さ3431.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.9L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.18m5.9m35.3ptE
ユーティリティ部門の得点429.7pt
総合評価E

※JC08燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10713車種中 RANK
運動性能 473.7pt 7646位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 429.7pt 10221位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 903.4pt 9848位 E
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は473.7点で全10713車種中の7646位、ユーティリティ部門は429.7点で10221位、総合得点は903.4点で9848位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したMLE30E型 レヴァンテ(4WD/8AT) の各種スペックを、5人乗SUV3000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


人気があるSUVの車種比較


AXUH85 ハリアー ハイブリッド 2020 vs RV6 ヴェゼル e:HEV 2021 性能比較
4代目 ハリアー ハイブリッド S-Hybrid(2020年式 AXUH85・4WD/CVT・2.5L・178PS/22.5kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル e:HEV Z(2021年式 RV6・4WD/CVT・1.5L・106PS/13.0kgm・5人乗り)を比較。

HN22S Kei ワークス 2008 vs HT81S スイフト スポーツ 2004 性能比較
初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 スイフト スポーツ Sport(2004年式 HT81S・FF/5MT・1.5L・115PS/14.6kgm・5人乗り)を比較。

JC74W ジムニー ノマド 2025 vs J210E ラッシュ 2010 性能比較
4代目 ジムニー ノマド FC(2025年式 JC74W・4WD/5MT・1.5L・102PS/13.3kgm・4人乗り)と、初代 ラッシュ X(2010年式 J210E・4WD/5MT・1.5L・109PS/14.4kgm・5人乗り)を比較。

MR31S ハスラー 2013 vs JB64W ジムニー 2022 性能比較
初代 ハスラー G(2013年式 MR31S・4WD/5MT・0.66L・52PS/6.4kgm・4人乗り)と、4代目 ジムニー XL(2022年式 JB64W・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.8kgm・4人乗り)を比較。

LA910S タフト 2023 vs MR52S ハスラー 2020 性能比較
初代 タフト X-Turbo eco-IDLE非装着車(2023年式 LA910S・4WD/CVT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)と、2代目 ハスラー Hybrid-G Turbo(2020年式 MR52S・4WD/CVT・0.66L+ターボ・64PS/10.0kgm・4人乗り)を比較。

WDB3S フロンクス 2024 vs DG5 WR-V 2024 性能比較
初代 フロンクス(2024年式 WDB3S・FF/6AT・1.5L・101PS/13.8kgm・5人乗り)と、初代 WR-V X(2024年式 DG5・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

DG5 WR-V 2024 vs A202A ライズ ハイブリッド 2021 性能比較
初代 WR-V X(2024年式 DG5・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)と、初代 ライズ ハイブリッド G(2021年式 A202A・FF/CVT・1.2L・82PS/10.7kgm・5人乗り)を比較。

V55W パジェロ Evolution 1997 vs V25W パジェロ 1996 性能比較
2代目 パジェロ Evolution(1997年式 V55W・4WD/5MT・3.5L・280PS/35.5kgm・5人乗り)と、2代目 パジェロ Metal-Top Wide ZR-I(1996年式 V25W・4WD/5MT・3.5L・230PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。