BCNR33 スカイライン GT-R 1997 vs BNR32 スカイライン GT-R 1994 新旧比較

このページでは、日産の4人乗りクーペ、9代目スカイライン GT-R（1997年モデル・BCNR33・2.6L・4WD/5MT）の主要諸元を基準に、日産の4人乗りクーペ、8代目スカイライン GT-R V-specII（1994年モデル・BNR32・2.6L・4WD/5MT）のスペックを比較しています。

※下記表の「増減」にある各数値は、左欄の車種の数値から右欄の車種の数値を単純に引いたものです。プラスなら良いわけではなく、マイナスなら良いというものでもなく、それぞれの項目をどう評価するかによって良し悪しが違います。

BCNR33 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R 費用比較

車両価格と年間維持費 比較表
世代	新型モデル	旧型モデル	増減
車両型式	E-BCNR33	E-BNR32	-
年式	1997/02	1994/02	-
車両価格	488.5万円	529.0万円	-41万円
グレード	GT-R	V-specII	-
原動機種別	ガソリン車	ガソリン車	-
駆動系	4WD/5MT	4WD/5MT	-
乗車定員	4名・2ドア	4名・2ドア	-
車両区分	普通乗用車 3ナンバー	普通乗用車 3ナンバー	-
車両タイプ	クーペ	クーペ	-
排気量区分 自動車税額	3000cc以下 13年超過 58600円/年	3000cc以下 13年超過 58600円/年	0
車重区分 重量税額	2トン以下 18年超過 25200円/年	1.5トン以下 18年超過 18900円/年	+0.6万円
1万㎞走行 燃料代	24.1万円/年	23.8万円/年	+0.3万円
年間維持費	47.9万円/年 維持費内訳	46.8万円/年 維持費内訳	+1.1万円

※車両価格は販売当時の新車価格。排気量区分は自動車税を、車重区分は自動車重量税を算定するための区分。自動車税はガソリン車は13年、ディーゼル車は11年経過で重課。重量税は13年経過で1回目の重課、18年経過で2回目の重課。年間維持費は自動車税・重量税・自賠責保険料・1万km走行燃料代・タイヤ交換費用・オイル交換費用等、自動車を1年間維持費するために必要な費用を試算。詳細は維持費内訳にて。

BCNR33 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R 車体寸法比較

車体寸法 比較表
世代	新型モデル	旧型モデル	増減
車両型式	E-BCNR33	E-BNR32	-
全長	4675mm	4545mm	+130㎜
全幅	1780mm	1755mm	+25㎜
全高	1360mm	1355mm	+5㎜
延床面積	8.322㎡	7.976㎡	+4.3%
車両体積	11.317㎥	10.808㎥	+4.7%
車両重量	1530kg	1500kg	+30㎏
前トレッド	1480mm	1480mm	0
後トレッド	1490mm	1480mm	+10㎜
ﾎｲｰﾙﾍﾞｰｽ	2720mm	2615mm	+105㎜
回転半径	5.7m	5.5m	+0.2m
最低地上高	145mm	140mm	+5㎜
F ｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝ	マルチリンク	マルチリンク	-
R ｻｽﾍﾟﾝｼｮﾝ	マルチリンク	マルチリンク	-
前ブレーキ	Vディスク	Vディスク	-
後ブレーキ	Vディスク	Vディスク	-
装着タイヤ 外径	245/45R17 652mm	245/45R17 652mm	0

※表中の延床面積は全長×全幅。車両体積は全長×全幅×全高。

BCNR33 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R 車内広さ比較

車内快適性 比較表
世代	新型モデル	旧型モデル	増減
車両型式	E-BCNR33	E-BNR32	-
室内長	1820mm	1805mm	+15㎜
室内幅	1415mm	1400mm	+15㎜
室内高	1090mm	1090mm	0
床面積	2.575㎡	2.527㎡	+1.9%
車内広さ	2807L	2754L	+1.9%
ドア厚さ	182mm	177mm	+5㎜

※表中の室内面積は室内長×室内幅で計算。車内床面積の差は0.048㎡。車内広さは室内長×室内幅×室内高で計算。車内広さの差は53L（1.5Lペットボトル35本分）。ドア厚さは全幅から室内幅を引いて2で割った簡易的なもの。オーバーフェンダー・ブリスターフェンダー装着車など標準車両をワイド化させた車種は乖離大。

BCNR33 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R エンジン性能比較

エンジン性能 比較表
世代	新型モデル	旧型モデル	増減
車両型式	E-BCNR33	E-BNR32	-
原動機型式	RB26DETT	RB26DETT	-
排気量	2568cc	2568cc	0
原動機種類	直列6気筒	直列6気筒	-
内径×行程	86.0×73.7	86.0×73.7	-
内径行程比	0.857	0.857	0
使用燃料	ハイオク	ハイオク	-
吸気方式	ターボ	ターボ	-
圧縮比	8.5	8.5	0
最高出力 最高回転数	280PS 6800rpm	280PS 6800rpm	0
平均PS	16.71m/s	16.71m/s	0
最大トルク 発生回転数	37.5kgm 4400rpm	36.0kgm 4400rpm	+1.5㎏m
パワー バンド	2400rpm 35.3%	2400rpm 35.3%	0
燃費	8.1km/L	8.2km/L	-0.1㎞L
燃料タンク	65L	72L	-7L
満タン価格	12700円	14100円	-1400円
航続距離	447.5km	501.8km	-54㎞
1km走行	24.07円/km	23.78円/km	+0.29円
換算馬力	109.03PS/L	109.03PS/L	0
換算トルク	14.60kgm/L	14.02kgm/L	+0.6㎏m
単気筒容積	428.1cc	428.1cc	0
単気筒出力	46.7PS	46.7PS	0
単気筒ﾄﾙｸ	6.25kgm	6.00kgm	+0.2㎏m
馬力単価	17446円/PS	18893円/PS	-1447円

※表中の内径行程比（ボアストローク比）が1より大きいエンジンはロングストローク型（低速トルク重視に有利）、小さいものはショートストローク型（高回転高出力化に有利）、内径と行程が同一のものはスクエア型。パワーバンドは最高出力発生回転数と最大トルク発生回転数の差、％は最高回転数に対するパワーバンドの比率で、パワーバンドが広いほど乗りやすい特性。平均PSは最高回転数時における平均ピストンスピード。満タン価格は燃料タンク容量×燃料1リットルあたりの値段。航続距離は燃料タンク容量×燃費。1km走行は燃料1リットルあたりの価格を燃費で割った1kmあたりの走行コスト。換算馬力は最高出力÷排気量（1リットルあたりの出力）。換算トルクは最大トルク÷排気量（1リットルあたりのトルク）。馬力単価は最高出力÷車両価格（1馬力あたりの値段）。

BCNR33 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R 運動性能比較

運動性能 比較表
世代	新型モデル	旧型モデル	増減
車両型式	E-BCNR33	E-BNR32	-
駆動系	4WD/5MT	4WD/5MT	-
PWR	5.464kg/PS	5.357kg/PS	+2.0%
TWR	40.80kg/kgm	41.67kg/kgm	-2.1%
1速ギヤ TWR	1.007kg 4400rpm時	1.028kg 4400rpm時	-2.0%
1速ギヤ 最高速度	63.2km/h 6800rpm時	63.2km/h 6800rpm時	0
最高速度	270.3km/h 5速ギヤ時	270.3km/h 5速ギヤ時	0
100km/h	2520rpm	2520rpm	0
WB/TR	1.832	1.767	+3.7%
前方面積	2.421m²	2.378m²	+1.8%
全高全幅比	0.764	0.772	-1.0%
リンク	車種詳細	車種詳細	-

※表中のPWR（パワーウェイトレシオ）は車両重量÷最高出力。TWR（トルクウェイトレシオ）は車両重量÷最大トルク。1速ギヤTWRは車両重量÷最も低いギヤを選択時の最大駆動力。1速ギヤ最高速は最も低いギヤを選択時の最高回転数での速度。最高速度は最も高いギヤを選択時の最高回転数での速度。100km/hは最も高いギヤを選択時の時速100kmでの最低回転数。レシオカバレッジ（変速比幅）は最も低いギヤ比÷最も高いギヤ比。WB/TRはホイールベース÷前後輪の平均トレッド。前方面積は全幅×全高。全高全幅比は全幅に対する全高の比率（小さいほどワイド＆ローの風味）。

BCNR33 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R ギヤ比 比較

ギヤ比 比較表
世代	新型モデル	旧型モデル	増減
車両型式	E-BCNR33	E-BNR32	-
駆動系	4WD/5MT	4WD/5MT	-
ﾚｼｵｶﾊﾞﾚｯｼﾞ	4.274	4.274	0
最大トルク	37.5kgm	36.0kgm	+4.2%
車両重量	1530kg	1500kg	+2.0%
最終減速比	4.111	4.111	0
装着タイヤ 外径	245/45R17 652mm	245/45R17 652mm	0
タイヤ半径	0.3260m	0.3260m
円周長	0.002048km	0.002048km

※総減速比は各ギヤのギヤ比と最終減速比（ファイナルギヤ比）、副変速機のギヤ比を乗じたもの。大きな減速比でエンジンの回転数を大きく落とすほど大きな力を取り出せるが、代わりに速度が落ちてしまう。ステップ比は隣り合うギヤ同士の比率。値が大きいほどシフトチェンジ後の回転数の変化が小さい（ギヤの繋がりがよい）。値が小さいほど回転数の変化が大きい（ギヤの繋がりが悪い）。低出力の小排気量車は3速にすると回転が上がりすぎ、4速にすると失速するステキなギヤ比が稀に良くある。ゆっくり走ろう。最小TWRは車両重量を各ギヤのタイヤ最大駆動力で割ったもので、車両重量が軽く、エンジンの最大トルクが大きく、タイヤの半径が小さく、各ギヤの総減速比が大きいほど加速に有利。各ギヤの最高速度は最高出力が発生する最高回転数における速度。

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