このページでは、リンカーンの4ドア・6人乗りセダン、8代目のE-LC381型コンチネンタル Signature【1990/12モデル・155PS/30.3kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。
LC381 コンチネンタル 販売期間:1988/01 - 1995/12 ![]() |
ボディサイズが全長5230mm×全幅1840mm×全高1415mm、排気量は3787ccであることから、大雑把に分類すると3.8リットルクラス(3800cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧
駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。
ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5230mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。
LC381型 コンチネンタル [3787cc/155PS FF/4AT] お品書き
![]() 維持費にまつわるエトセトラ | ![]() エンジンの最高出力・最大トルク | ![]() No Data | ![]() タイヤサイズ変更とメーター誤差 | ![]() 各種スペックの相対評価と通知表 |
![]() | お金にまつわるエトセトラ 1年間のランニングコスト |
![]() | エンジン性能と特性 パワーウェイトレシオ |
![]() | No Data |
![]() | タイヤサイズ変更と スピードメーター誤差 |
![]() | 各種スペックの相対評価と レーダーチャート |
コンチネンタルの新型モデル | |
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![]() | 9代目 1LNVH97型コンチネンタル |
1LNVH97型コンチネンタルは1995/12に登場した9代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長5305mm、全幅1880mm、全高1425mmの車体に、279PS/38.0kgmを発生する4600ccエンジンを搭載。 |
コンチネンタルの旧型モデル | |
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![]() | 2代目 謎型コンチネンタル |
謎型コンチネンタルは2010/12に登場した2代目モデル。参考車両の「Flying-Spur」は全長5325mm、全幅1990mm、全高1490mmの車体に、635PS/91.8kgmを発生する5945ccエンジンを搭載。 |
LC381 コンチネンタルの主要諸元と大きさ比較
主要諸元 | |
---|---|
メーカー | リンカーン |
車名& グレード |
コンチネンタル Signature |
その他 | ベースグレード シグネチャーシリーズ |
お値段 | 6450000円 |
車両型式 | E-LC381 |
駆動方式 変速機 |
FF・前輪駆動(FWD,2WD) 4速AT・4速オートマ車 |
ドア/定員 | 4ドア・6名乗車 |
ホイールベース | 2770mm |
トレッド | 1580mm/1550mm |
WB/TR比 | 1.770 |
最小半径 | 5.8m |
タイヤ | 前輪:205/70R15 後輪:205/70R15 |
ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ベンチレーテッドディスク |
車両重量 | 1640kg |
※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。
コンチネンタルと各規格の大きさ比較 | ||
---|---|---|
規格名 | 規格寸法 | 増減 |
コンチネンタル 車体寸法 |
全長 5230mm | - |
全幅 1840mm | - | |
全高 1415mm | - | |
大きさ 13.62m3 | - | |
軽自動車 新規格 |
全長 3400mm以下 | +1830mm |
全幅 1480mm以下 | +360mm | |
全高平均 1640mm | -225mm | |
大きさ平均 8.13m3 | +5.49m3 | |
小型車規格 5ナンバー車 |
全長 4700mm以下 | +530mm |
全幅 1700mm以下 | +140mm | |
全高平均 1496mm | -81mm | |
大きさ平均 10.48m3 | +3.14m3 | |
普通車平均 3ナンバー車 |
全長平均 4643mm | +587mm |
全幅平均 1815mm | +25mm | |
全高平均 1518mm | -103mm | |
大きさ平均 12.84m3 | +0.78m3 |
※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。
LC381 コンチネンタルの室内広さを各規格の車両と比較
ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。
コンチネンタルの室内広さを各規格の車両と比較 | ||
---|---|---|
規格名 | 規格寸法 | 増減 |
コンチネンタル 室内広さ |
室内長 1930mm | - |
室内幅 1480mm | - | |
室内高 1150mm | - | |
車内広さ 3285L | - | |
軽自動車 新規格 |
室内長平均 1908mm | +22mm |
室内幅平均 1280mm | +200mm | |
室内高平均 1283mm | -133mm | |
車内広さ平均 3171L | +114L | |
小型車規格 5ナンバー車 |
室内長平均 1913mm | +17mm |
室内幅平均 1404mm | +76mm | |
室内高平均 1196mm | -46mm | |
車内広さ平均 3253L | +32L | |
普通車平均 3ナンバー車 |
室内長平均 2050mm | -120mm |
室内幅平均 1483mm | -3mm | |
室内高平均 1195mm | -45mm | |
車内広さ平均 3698L | -413L |
※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。
人間様の占有スペースと容積効率 | |
---|---|
室内長×室内幅×室内高 | 3.285m³ |
1人あたりのスペース | 0.547m³ |
室内長/全長 | 36.9% |
室内幅/全幅 | 80.4% |
室内高/全高 | 81.3% |
室内容積/車両体積 | 24.1% |
まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.285m³です。この車の乗車定員は6人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.547m³のスペースが割り当てられることになります。
続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は36.9%、同じく室内幅と全幅の比率は80.4%、同じく室内高と全高の比率は81.3%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は24.1%でした。
室内の広さ・長さランキング | |||
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室内長が長い車 | 室内幅が広い車 | 室内高が高い車 | 車内の空間が広い車 |
室内長が長い車 | |||
室内幅が広い車 | |||
室内高が高い車 | |||
車内の空間が広い車 |
コンチネンタルでの車中泊
ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。
期待される客室寸法 | |
---|---|
期待される荷室の長さ | 1.830m |
期待される荷室の幅 | 1.380m |
対角線の長さ | 2.292m |
期待される荷室の面積 | 2.525m² |
縦方向の長さが1.830m(対角線では2.292m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。
これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。
セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
LC381 コンチネンタルの税金・年間維持費シミュレーション
ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税76400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代、月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。
さらに、1990/12モデルのコンチネンタルを35年落ちの中古で141.9万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。
- 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
コンチネンタルの1990/12モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である129万円に諸経費として12.9万円を足した141.9万円を中古車価格の目安としています。 - ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
- 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1990年式を35年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 | 区分 | 金額 | |
---|---|---|---|
自動車税 | 4000cc以下 | 13年経過 | 76400円 |
自動車重量税 1年分 |
2.0トン以下 | 18年経過 | 25200円 |
自賠責保険料 (1年換算) |
自家用乗用車 | 8825円 | |
燃料代 年間1万㎞ |
1万㎞÷4.8㎞/L×185円/L | 385420円 | |
オイル交換 5000km毎 |
1回6500円×2回 | 13000円 | |
タイヤ交換 5年5万km毎 |
1本10000円×4本÷5年 | 8000円 | |
任意保険料 月額7500円 |
月額7500円×12ヶ月 | 90000円 | |
ローン完済後の年間維持費 | 606900円 | ||
名目 | 区分 | 金額 | |
車のローン額 1年分 |
月額39420円×12ヶ月 | 473040円 | |
ローン返済中の年間維持費 | 1079900円 | ||
次回車検費用の積み立て目安 | |||
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 | 71100円 |
- 初度登録から13年以上経過車の場合、「4000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は76400円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
- エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
- タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
- 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
- 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
- 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
- 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。 - 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
- 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
- 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
- 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。
天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ50600円(ローン完済前は90000円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。
天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をコンチネンタルに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。
コンチネンタルの維持費は高い?安い?
「コンチネンタルの年間維持費は606900円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてコンチネンタルの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。
車名 | 年間維持費 | 差額 | |
---|---|---|---|
安い | ラングラー | 409100円 | -197800円 |
↑ | フェアレディZ | 454700円 | -152200円 |
↑ | スカイライン クーペ | 471600円 | -135300円 |
↑ | FJクルーザー | 483600円 | -123300円 |
基準 | 4000ccクラス平均 | 506900円 | -100000円 |
↓ | Gクラス 4x4 | 522600円 | -84300円 |
↓ | チェロキー | 584200円 | -22700円 |
→ | コンチネンタルの維持費 | 606900円 | |
↓ | ディスカバリー | 653300円 | +46400円 |
高い | ランドクルーザー80 | 748100円 | +141200円 |
コンチネンタルの年間維持費を、4000ccクラスで最も維持費が安いラングラーと比較して197800円高く、最も高いランドクルーザー80と比較して141200円安く、4000ccクラスの平均維持費との比較では100000円高くなっています。
最低額のラングラーと最高額のランドクルーザー80は極端な例としても、4000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、コンチネンタルの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。
コンチネンタルを維持するための年収要件
せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。
覚悟の% | 年収 | 月給 | 手取り |
---|---|---|---|
10% | 790万円 | 66万円 | 51万円 |
15% | 530万円 | 45万円 | 35万円 |
20% | 390万円 | 33万円 | 26万円 |
維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は790万円(総支給額66万円/月、手取り51万円/月)、ここから月額維持費5.1万円を支払うと残りは45.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。
15%まで許容する場合に必要な年収は530万円(総支給額45万円/月、手取り35万円/月)、5.1万円を支払うと残りは29.9万円になります。
さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が390万円(総支給額33万円/月、手取り26万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。5.1万円を引くと残りは20.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。
多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代39万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)
燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション
現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。
ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。
というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費4.8km/Lとしてシミュレーションしてみました。
燃料価格/L | 10000km燃料代 | 差額 |
---|---|---|
135円/L | 281260円 | -104160円 |
160円/L | 333350円 | -52070円 |
175円/L | 364600円 | -20820円 |
185円/L | 385420円 | - |
195円/L | 406270円 | +20850円 |
210円/L | 437520円 | +52100円 |
235円/L | 489600円 | +104180円 |
燃費4.8km/LのLC381型 コンチネンタルで10000km走行するのに必要な燃料は2083.4L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は385420円になります。
参考までに、コンチネンタルの燃料タンクは70リットルですので、2083.4Lの給油回数は30回、1回あたりの燃料代は約12850円です。
ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては20850円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると52100円、50円も違ってくると104180円にもなります。
これをLC381型 コンチネンタルの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり185円の場合を606900円としたとき、135円/Lに値下がりすれば502740円(82.8%)に、235円/Lに値上がりすれば711080円(117.2%)になる計算です。
安くなるものについては自動車税(76400円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。
ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。
税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km
せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。
走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。
1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料 | |
---|---|
名目 | 金額 |
自動車税 | 76400円 |
自動車重量税 1年分 | 25200円 |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 |
合計 | 110425円 |
※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。
維持費名目 | 3000km | 5000km | 7000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 115630円 | 192710円 | 269790円 |
オイル交換 | 6500円 | 6500円 | 9100円 |
タイヤ交換 | 5330円 | 5330円 | 5330円 |
任意保険料 | 72000円 | 76560円 | 81000円 |
税金 自賠責 | 一律 110425円 | ||
合計 | 309900円 | 391600円 | 475700円 |
1万km差額 | -297000円 | -215300円 | -131200円 |
自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。
タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。
年間3000km走行では、10000km走行に比べて297000円安い309900円に、5000km走行では215300円安い391600円に、7000km走行では131200円安い475700円という結果になりました。
多走行距離での年間維持費|15000km・20000km
続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。
維持費名目 | 10000km | 15000km | 20000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 385420円 | 578130円 | 770840円 |
オイル交換 | 13000円 | 19500円 | 26000円 |
タイヤ交換 | 8000円 | 9600円 | 12800円 |
任意保険料 | 90000円 | 99000円 | 108000円 |
税金 自賠責 | 一律 110425円 | ||
合計 | 606900円 | 816700円 | 1028100円 |
1万km差額 | - | +209800円 | +421200円 |
自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。
「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
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4000cc以下クラス編 |
小型車&普通車の新車編 |
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4ドア・セダン編 |
コンチネンタルの燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と | |
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10・15モード燃費 | 5.7km/L |
燃料タンク容量 | 70L |
航続距離(カタログ燃費) | 399.0km |
航続距離(80%燃費) | 322.0km |
満タンプライス | 12950円 |
1km走行コスト | 32.46円/km |
1万円でどこまで行ける? | 308.1km |
東京から399.0kmの範囲 | |
10・15モード燃費が5.7km/L、燃料タンク容量70リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は399.0kmです。
実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.1km/L)とすると航続距離は357.0km、80%(4.6km/L)だと322.0km、70%(4.0km/L)では280.0kmになります。
燃料タンクに1滴の燃料もない状態から70リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり185円では12950円、上で計算した航続距離を踏まえると399.0km(80%燃費時322.0km)を走行するのに12950円かかる計算です。
燃費を4.8km/Lとしたときの1km走行コストは32.46円、10万km走行したときの燃料代は324.6万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら32.5万円/年、7年10万kmなら46.4万円/年、5年10万kmなら64.9万円/年、3年10万kmなら108.2万円/年となります。
ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば308.1km(往復なら片道154.1km)、カタログ値の80%なら246.5km(片道123.2km)離れたところまで行くことができます。
LC381 コンチネンタルのエンジン諸元とカタログデータ
AB型エンジン簡易性能曲線図 | |
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エンジン諸元 | |
原動機型式 | AB |
気筒配列 | V型6気筒 |
排気量 | 3787cc |
圧縮比 | 9.0 |
吸気方式 | 自然吸気(NA・ノンターボ) |
最高出力 | 155PS[114kW]/4000rpm |
最大トルク | 30.3kgm[297Nm]/2200rpm |
パワーバンド | 2200-4000rpm, 帯域45.0% |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
10・15燃費 | 5.7km/L(13.4mpg) |
100km燃費 | 17.5L/100km |
最高出力・最大トルク 各回転数での出力 | |
2200rpm | 93PS/30.3kgm |
4000rpm | 155PS/27.8kgm |
※AB型エンジンの諸元と性能まとめ ※V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。 ※V型6気筒の最高出力ランキング |
まずおさらいとして、搭載しているAB型3787cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは4000回転時に最高出力155馬力を、2200回転時に最大トルク30.3kgmを発生します。
馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。
トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。
※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。
ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2200rpmから最高出力が発生する4000rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は45.0%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。
|
うわっ…私の体重、重すぎ…?
さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は10.581kg/PS(1640kg/155PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。
車重と搭乗者とPWR | |
---|---|
車体のみ | 10.581kg/PS |
車体+1人 | 10.935kg/PS |
車体+6人 | 12.710kg/PS |
お腹と車重とPWR | |
車体+60kg | 10.968kg/PS |
車体+70kg | 11.032kg/PS |
車体+80kg | 11.097kg/PS |
車体+90kg | 11.161kg/PS |
車体+100kg | 11.226kg/PS |
というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.935kg/PS(1695kg/155PS)となり、数値としては0.354kg、比率にすると3.3%ほど悪化します。
次に乗車定員いっぱいの6人が搭乗した場合、車両重量に330kgがプラスされてパワーウェイトレシオは12.710kg/PS(1970kg/155PS)となり、数値としては2.129kg、比率にすると20.1%も悪化することになります。
もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。
LC381 コンチネンタルのライバル候補車たち
車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.935kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。
愛すべきライバル車種 | ||
---|---|---|
Page Link | 車名 PWR | +55kg |
![]() - |
コンチネンタル 10.935kg/PS 155PS・3.8L-NA 車体のみPWR 10.581 |
1695kg +3.4% |
![]() 車種詳細 |
ジムニー シエラ 11.029kg/PS 102PS・1.5L-NA 車体のみPWR 10.490 |
1125kg +5.1% |
![]() 車種詳細 |
エクストレイル 10.985kg/PS 137PS・2.0L-NA 車体のみPWR 10.584 |
1505kg +3.8% |
![]() 車種詳細 |
ラクティス 10.864kg/PS 110PS・1.5L-NA 車体のみPWR 10.364 |
1195kg +4.8% |
![]() 車種詳細 |
アルファード 10.852kg/PS 182PS・2.5L-NA 車体のみPWR 10.549 |
1975kg +2.9% |
![]() 車種詳細 |
ヴェゼル 10.871kg/PS 132PS・1.5L-NA 車体のみPWR 10.455 |
1435kg +4.0% |
10.826kg/PSから11.044kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの4人乗りSUV・JB74W型 ジムニー シエラ、日産の5人乗りSUV・T31型 エクストレイル、トヨタの5人乗りミニバン・NCP100型 ラクティス、トヨタの8人乗りミニバン・AGH30W型 アルファード、ホンダの5人乗りSUV・RU4型 ヴェゼルという顔ぶれが並びました。
最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。
こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。
●LC381型 コンチネンタル [Signature]のライバル車種|10.935kg/PS
ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は94.5PS/tとなっています。
コンチネンタルがバイクと競争するなら…?
![]() 車種詳細 |
スカイウェイブ250SS|249cc 10.783kg/PS 248kg/23.0PS/2.50kgm [車体のみPWR:8.391] |
1990/12![]() - |
コンチネンタル|3787cc 10.935kg/PS 1695kg/155PS/30.3kgm [車体のみPWR:10.581] |
![]() 車種詳細 |
グランドマジェスティ250|249cc 11.042kg/PS 265kg/24.0PS/2.50kgm [車体のみPWR:8.750] |
幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。
などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではコンチネンタルとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。
CJ43A スカイウェイブ250SSと競争してみる
まずコンチネンタルより少しPWRが低いバイクとして、スズキのスカイウェイブ250SSが挙げられます。PWRの10.783kg/PSは車両重量193kgにライダーの体重55kgを加えた248kgを、最高出力23.0PSで割ったものです。
SG15J グランドマジェスティ250と競争してみる
続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのグランドマジェスティ250が挙げられます。PWRの11.042kg/PSは車両重量210kg+55kgの265kgを、最高出力24.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。
その他の諸元いろいろ
いろいろな数値 | |
---|---|
WB/TR比 | 1.770 |
平均ピストンスピード | 11.51m/s |
トルクウェイトレシオ | 54.13kg/kgm |
1馬力あたりのお値段 | 41613円 |
排気量1Lあたり馬力 | 40.93PS/L |
排気量1Lあたりトルク | 8.00kgm/L |
1気筒あたりの馬力 | 25.8PS |
1気筒あたりのトルク | 5.0kgm |
パワーバンド比率 | 45.0% |
燃費×馬力 | 750.2pt |
各種ランキング | |
セダンのPWR 3.5~4.0L以下のPWR |
トルクウェイトレシオは54.13kg/kgm(1640kg/30.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)
ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が6450000円、最高出力が155馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は41613円、逆に1万円あたりでは0.24馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は212871円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。
1馬力あたりのお値段が安い車ランキング |
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総合ランキング |
輸入車編 |
4000cc以下の車編 |
セダン編 |
●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は40.93PS/L、トルクは8.00kgm/L、1気筒あたりの馬力は25.8馬力、トルクは5.0kgmとなり、このエンジンが155馬力を4000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは11.51m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング
ちなみに、ストローク量が86.3mmであるAB型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6950回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング
●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.770になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング
●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が4.84km/L、最高出力が155PSであるこの車の獲得ポイントは750.2ptになります。
戯れに車両重量1640kgを100kg単位にした16.4で割ってみたところ、その数値は45.74ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)
- 低燃費で高出力な自動車ランキング
燃費×最高出力の数値順。燃費が良くて高出力なほど高得点。 - 低燃費で高出力で軽量な自動車ランキング
燃費×最高出力÷車両重量の数値順。燃費が良くて高出力で車両重量が軽いほど高得点。
純正装着タイヤの205/70R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版
下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。
※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。
純正タイヤ 205/70R15 | 直径 668mm | |||||
---|---|---|---|---|---|
-20mm 幅185mm |
-10mm 幅195mm |
変更なし 幅205mm |
+10mm 幅215mm |
+20mm 幅225mm |
|
65 | 185/65R15 37.2km/h 径 622mm 差 -46mm |
195/65R15 38.0km/h 径 635mm 差 -33mm |
205/65R15 38.8km/h 径 648mm 差 -20mm |
215/65R15 39.6km/h 径 661mm 差 -7mm |
225/65R15 40.4km/h 径 674mm 差 +6mm |
70 | 185/70R15 38.3km/h 径 640mm 差 -28mm |
195/70R15 39.2km/h 径 654mm 差 -14mm |
205/70R15 40.0km/h 668mm 0mm |
215/70R15 40.8km/h 径 682mm 差 +14mm |
225/70R15 41.7km/h 径 696mm 差 +28mm |
75 | 185/75R15 39.5km/h 径 659mm 差 -9mm |
195/75R15 40.4km/h 径 674mm 差 +6mm |
205/75R15 41.3km/h 径 689mm 差 +21mm |
215/75R15 42.2km/h 径 704mm 差 +36mm |
225/75R15 43.1km/h 径 719mm 差 +51mm |
80 | 185/80R15 40.5km/h 径 677mm 差 +9mm |
195/80R15 41.5km/h 径 693mm 差 +25mm |
205/80R15 42.5km/h 径 709mm 差 +41mm |
215/80R15 43.4km/h 径 725mm 差 +57mm |
225/80R15 44.4km/h 径 741mm 差 +73mm |
もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/70R15、185/75R15 、195/65R15、195/70R15 、205/65R15 、215/65R15 あたりのタイヤがおすすめです。
205/70R15のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を55%から85%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/70R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。
純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】205/70R15のタイヤ銘柄と通販価格
LC381型 コンチネンタル 3.8L-NA FF/4ATの通知表
ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。
運動性能部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
PWR | 9.79㎏/PS | 10.58㎏/PS | 47.8pt | C |
最高回転数 | 5880rpm | 4000rpm | 26.9pt | F |
1速ギヤ 加速性能 | 1.58㎏/㎏m | - | 40.0pt | D |
1速ギヤ 最高速 | 51.1㎞/h | - | 45.3pt | D |
1リットル 換算馬力 | 73.10PS/L | 40.93PS/L | 24.6pt | F |
1リットル 換算トルク | 9.47㎏m/L | 8.00㎏m/L | 32.1pt | E |
WB/TR比 | 1.773 | 1.770 | 50.3pt | C |
ワイド& ロー指数 | 0.894 | 0.769 | 59.0pt | B |
前面の面積 | 2.631m2 | 2.604m2 | 50.7pt | C |
最低地上高 | 154.5mm | - | 43.7pt | D |
スポーツ性能部門の得点 | 402.9pt | |||
総合評価 | E |
※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。
ユーティリティ部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
年間維持費 | 340696円 | 606900円 | 26.8pt | F |
10-15燃費 | 13.0km/L | 5.7km/L | 34.0pt | E |
100km/h 回転数 | 2490rpm | - | 43.4pt | D |
航続距離 | 644.1km | 339.1km | 32.4pt | E |
車の大きさ | 11.468m3 | 13.617m3 | 41.5pt | D |
車内の広さ | 3430.7L | 3284.9L | 48.6pt | C |
乗車定員 | 4.8人 | 6人 | 60.0pt | B |
1人あたり 車内広さ | 691.9L | 547.5L | 37.9pt | E |
車内床面積 | 2.793m2 | 2.856m2 | 50.9pt | C |
最小回転 半径 | 5.17m | 5.8m | 37.1pt | E |
ユーティリティ部門の得点 | 412.6pt | |||
総合評価 | E |
※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。
部門 | 全10706車種中 | RANK | |
---|---|---|---|
運動性能 | 402.9pt | 10199位 | E |
運動性能部門 ランキング | |||
ユーティリティ | 412.6pt | 10537位 | E |
ユーティリティ部門 ランキング | |||
総合得点 | 815.5pt | 10605位 | F |
総合得点ランキング |
スポーツ性能部門は402.9点で全10706車種中の10199位、ユーティリティ部門は412.6点で10537位、総合得点は815.5点で10605位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。
上記リンク先では、今回このページで紹介したLC381型 コンチネンタル(FF/4AT) の各種スペックを、セダン・4000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。
コンチネンタルの歴代モデル
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9代目 1LNVH97型 コンチネンタル |
1LNVH97 コンチネンタルは1995/12に登場した9代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長5305mm、全幅1880mm、全高1425mmの車体に、279PS/38.0kgmを発生する4600ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
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2代目 BSCKH型 コンチネンタル |
BSCKH コンチネンタルは2010/12に登場した2代目モデル。参考車両の「Flying Spur Speed」は全長5310mm、全幅1925mm、全高1470mmの車体に、610PS/76.5kgmを発生する5998ccエンジンを搭載した4人乗りセダン。 |
人気があるセダンの車種比較
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AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較 7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。 |
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EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較 8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較 8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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VBH WRX S4 2021 vs VAG WRX S4 2014 新旧比較 2代目 WRX S4 GT-H(2021年式 VBH・4WD/CVT・2.4L+ターボ・275PS/38.2kgm・5人乗り)と、初代 WRX S4 2.0GT EyeSight(2014年式 VAG・4WD/CVT・2.0L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。 |
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ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較 初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較 初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較 初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較 2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。 |