220174:Sクラスの性能と維持費 FR/5AT 4人 1980万円 2000年式

このページでは、AMGの4ドア・4人乗りセダン、4代目のGH-220174型Sクラス S55L W220【2000/11モデル・360PS/54.0kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

220174 Sクラス
販売期間:1999/08 - 2001/04

画像はAMGより引用
http://mercedes-amg.jp/
投稿:2012/02/07|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長5165mm×全幅1855mm×全高1445mm、排気量は5438ccであることから、大雑把に分類すると5.5リットルクラス(5500cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:350PS~400PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5165mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


220174型 Sクラス [5438cc/360PS FR/5AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

4代目Sクラスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1999/08
220074型
[S55 W220]
5.4L-NA・FR/5AT・1830.0万円
360PS・54.0kgm・6.7km/L
360PS
54.0kgm
6.7km/L
4代目 Sクラス 型式一覧 W220系まとめ 1998-2006【全13車種】
Sクラスの新型モデル
5代目 221179型Sクラス セダン AMG
221179型Sクラス セダン AMGは2005/10に登場した5代目モデル。参考車両の「S65 AMG Long W221」は全長5260mm、全幅1870mm、全高1485mmの車体に、629PS/102.0kgmを発生する275M60型5980ccエンジンを搭載。

Sクラスの旧型モデル
3代目 W140型Sクラス セダン
W140型Sクラス セダンは1993/10に登場した3代目モデル。参考車両の「S600L W140」は全長5220mm、全幅1885mm、全高1480mmの車体に、440PS/61.2kgmを発生する120982型5987ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー AMG
車名&
グレード
Sクラス
S55L W220
その他 -
お値段 19800000円
車両型式 GH-220174
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速AT・5速オートマ車
ドア/定員 4ドア/4名乗車
車体寸法 長5165×幅1855×高1445mm
軸距&
輪距
3085mm
前1575mm/後1570mm
最小半径 5.6m
タイヤ 前輪:245/45R18
後輪:275/40R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1910kg
エンジン諸元
原動機型式 11386
気筒配列 V型8気筒
排気量5438cc
圧縮比10.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 360PS[265kW]/5500rpm
最大トルク 54.0kgm[530Nm]/3150-4500rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 6.8km/L(16.0mpg)
100km燃費 14.7L/100km
11386型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税101100円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額9000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2000/11モデルのSクラスを24年落ちの中古で435.6万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Sクラスの2000/11モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である396万円に諸経費として39.6万円を足した435.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2000年式を24年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc以下 13年経過 101100円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷5.8km/L×185円/L 318970円
オイル交換(5000km毎) 1回8000円×2回 16000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料(月額9000円) 月額9000円×12ヶ月 108000円
ローン完済後の年間維持費 592500円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額72600円×12ヶ月 871200円
ローン返済中の年間維持費 1463700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
名目 金額
自動車税(1年分) 101100円
自動車重量税(1年分) 25200円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
318970円
(223280円)
(159490円)
(95690円)
オイル交換(5000km毎) 16000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 14400円
任意保険料(月額9000円) 108000円
ローン完済後の年間維持費 592500円
名目 金額
車のローン額(1年分) 871200円
ローン返済中の年間維持費 1463700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は101100円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額9000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ49400円(ローン完済前は122000円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をSクラスに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

Sクラスの維持費は高い?安い?

「Sクラスの年間維持費は592500円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてSクラスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いセンチュリー391600円-200900円
IS446100円-146400円
LC コンバーチブル477600円-114900円
LX544400円-48100円
基準6000ccクラス平均561100円-31400円
グランドチェロキー566800円-25700円
Sクラスの維持費592500円
レンジローバー635400円+42900円
レンジローバー ヴォーグ667400円+74900円
高い7シリーズ719600円+127100円

Sクラスの年間維持費を、6000ccクラスで最も維持費が安いセンチュリーと比較して200900円高く、最も高い7シリーズと比較して127100円安く、6000ccクラスの平均維持費との比較では31400円高くなっています。

最低額のセンチュリーと最高額の7シリーズは極端な例としても、6000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Sクラスの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 6000ccクラスの車 ランキング

Sクラスを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%770万円65万円50万円
15%510万円43万円34万円
20%390万円33万円26万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は770万円(総支給額65万円/月、手取り50万円/月)、ここから月額維持費4.9万円を支払うと残りは45.1万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は510万円(総支給額43万円/月、手取り34万円/月)、4.9万円を支払うと残りは29.1万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が390万円(総支給額33万円/月、手取り26万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.9万円を引くと残りは21.1万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代32万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.8km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
135円/L
232770円
[-86200円]
-25円
160円/L
275880円
[-43090円]
-10円
175円/L
301740円
[-17230円]
185円/L318970円
[0円]
+10円
195円/L
336220円
[+17250円]
+25円
210円/L
362090円
[+43120円]
+50円
235円/L
405190円
[+86220円]

燃費5.8km/Lの220174型 Sクラスで10000km走行するのに必要な燃料は1724.2L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は318970円になります。

参考までに、Sクラスの燃料タンクは88リットルですので、1724.2Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約15950円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては17250円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると43120円、50円も違ってくると86220円にもなります。

これを220174型 Sクラスの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり185円の場合を592500円としたとき、135円/Lに値下がりすれば506300円(85.5%)に、235円/Lに値上がりすれば678720円(114.6%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(101100円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 30%
自動車重量税 1年分 25200円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 95690円 29%
オイル交換 年1回 8000円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 80% 86400円 25%
合計
[1万kmとの差額]
334900円
-257600円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 25%
自動車重量税 1年分 25200円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 159490円 39%
オイル交換 年1回 8000円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 85% 91800円 24%
合計
[1万kmとの差額]
404100円
-188400円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 21%
自動車重量税 1年分 25200円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 223280円 47%
オイル交換 年1回 11200円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 90% 97200円 21%
合計
[1万kmとの差額]
476500円
-116000円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料108000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて257600円安い334900円に、5000km走行では188400円安い404100円に、7000km走行では116000円安い476500円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 13%
自動車重量税 1年分 25200円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 478460円 60%
オイル交換 年3回 48000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 21600円 3%
任意保険料 100% 108000円 14%
合計
[1万kmとの差額]
791200円
+198700円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 10%
自動車重量税 1年分 25200円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 637940円 66%
オイル交換 年4回 64000円 7%
タイヤ交換 2年毎 28800円 3%
任意保険料 100% 108000円 10%
合計
[1万kmとの差額]
973900円
+381400円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
5000cc超クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

Sクラスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 6.8km/L
燃料タンク容量 88L
航続距離(カタログ燃費) 598.4km
航続距離(80%燃費) 475.2km
満タンプライス 16280円
1km走行コスト 27.21円
1万円でどこまで行ける? 367.6km

10・15モード燃費が6.8km/L、燃料タンク容量88リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は598.4kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.1km/L)とすると航続距離は536.8km、80%(5.4km/L)だと475.2km、70%(4.8km/L)では422.4kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から88リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり185円では16280円、上で計算した航続距離を踏まえると598.4km(80%燃費時475.2km)を走行するのに16280円かかる計算です。

燃費を5.8km/Lとしたときの1km走行コストは27.21円、10万km走行したときの燃料代は272.1万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら27.2万円/年、7年10万kmなら38.9万円/年、5年10万kmなら54.4万円/年、3年10万kmなら90.7万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば367.6km(往復なら片道183.8km)、カタログ値の80%なら294.1km(片道147.0km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

11386型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
3150回転時の馬力 238PS
4500回転時の馬力 339PS
5500回転時の馬力 360PS
各回転域でのトルク
3150回転時のトルク 54.0kgm
4500回転時のトルク 54.0kgm
5500回転時のトルク 46.9kgm
11386型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している11386型5438cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは5500回転時に最高出力360馬力を、3150-4500回転時に最大トルク54.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3150rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の2350rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は42.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.306kg/PS(1910kg/360PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.306kg/PS
車体+1人5.458kg/PS
車体+4人5.917kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.472kg/PS
車体+70kg5.500kg/PS
車体+80kg5.528kg/PS
車体+90kg5.556kg/PS
車体+100kg5.583kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.458kg/PS(1965kg/360PS)となり、数値としては0.152kg、比率にすると2.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.917kg/PS(2130kg/360PS)となり、数値としては0.611kg、比率にすると11.5%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

220174 Sクラスのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2000/11

-
Sクラス
5.458kg/PS
1965kg/360PS|5.5L-NA
[車体のみPWR:5.306]
2014/06

車種詳細
レヴォーグ
5.383kg/PS
1615kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.200
2014/08

車種詳細
WRX S4
5.317kg/PS
1595kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.133
2005/10

車種詳細
RX-8
5.460kg/PS
1365kg/250PS|1.4L-NA
車体のみPWR:5.240
2012/09

車種詳細
レガシィ ツーリングワゴン
5.517kg/PS
1655kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.333
2004/09

車種詳細
インテグラ
5.659kg/PS
1245kg/220PS|2.0L-NA
車体のみPWR:5.409

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.458kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.240kg/PSから5.676kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りワゴン「VMG型 レヴォーグ」、スバルの5人乗りセダン「VAG型 WRX S4」、マツダの4人乗りクーペ「SE3P型 RX-8」、スバルの5人乗りワゴン「BRG型 レガシィ ツーリングワゴン」、ホンダの4人乗りクーペ「DC5型 インテグラ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

220174型 Sクラス [S55L W220]のライバル車種|5.458kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は188.5PS/tとなっています。


Sクラスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
400X|399cc
5.457kg/PS
251kg/46.0PS/3.90kgm
[車体のみPWR:4.261]
2000/11

-
Sクラス|5438cc
5.458kg/PS
1965kg/360PS/54.0kgm
[車体のみPWR:5.306]

車種詳細
デスペラード800|805cc
5.480kg/PS
274kg/50.0PS/6.60kgm
[車体のみPWR:4.380]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではSクラスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NC56 400Xと競争してみる

まずSクラスより少しPWRが低いバイクとして、ホンダの400Xが挙げられます。PWRの5.457kg/PSは車両重量196kgにライダーの体重55kgを加えた251kgを、最高出力46.0PSで割ったものです。

VS53B デスペラード800と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのデスペラード800が挙げられます。PWRの5.480kg/PSは車両重量219kg+55kgの274kgを、最高出力50.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.961
平均ピストンスピード 16.87m/s
トルクウェイトレシオ 35.37kg/kgm
1馬力あたりのお値段 55000円
排気量1Lあたり馬力 66.20PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.93kgm/L
1気筒あたりの馬力 45.0PS
1気筒あたりのトルク 6.8kgm
パワーバンド比率 42.7%
燃費×馬力 2080.8pt
各種ランキング
セダンのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは35.37kg/kgm(1910kg/54.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が19800000円、最高出力が360馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は55000円、逆に1万円あたりでは0.18馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は366667円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc超の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は66.20PS/L、トルクは9.93kgm/L、1気筒あたりの馬力は45.0馬力、トルクは6.8kgmとなり、このエンジンが360馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.87m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が92.0mmである11386型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6520回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.961になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.78km/L、最高出力が360PSであるこの車の獲得ポイントは2080.8ptになります。
戯れに車両重量1910kgを100kg単位にした19.1で割ってみたところ、その数値は108.94ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



Sクラスでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.808m
期待される荷室の幅 1.455m
対角線の長さ 2.321m
期待される荷室の面積 2.631m²

縦方向の長さが1.808m(対角線では2.321m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの275/40R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/40R18 | 直径 677mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
35
扁平
255/35R18
37.6km/h
直径636mm
径差-41mm
265/35R18
38.0km/h
直径643mm
径差-34mm
275/35R18
38.4km/h
直径650mm
径差-27mm
285/35R18
38.8km/h
直径657mm
径差-20mm
295/35R18
39.2km/h
直径664mm
径差-13mm
0%
40
扁平
255/40R18
39.1km/h
直径661mm
径差-16mm
265/40R18
39.5km/h
直径669mm
径差-8mm
275/40R18
40.0km/h
677mm
0mm
285/40R18
40.5km/h
直径685mm
径差+8mm
295/40R18
40.9km/h
直径693mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
255/45R18
40.6km/h
直径687mm
径差+10mm
265/45R18
41.1km/h
直径696mm
径差+19mm
275/45R18
41.7km/h
直径705mm
径差+28mm
285/45R18
42.2km/h
直径714mm
径差+37mm
295/45R18
42.7km/h
直径723mm
径差+46mm
+10%
50
扁平
255/50R18
42.1km/h
直径712mm
径差+35mm
265/50R18
42.7km/h
直径722mm
径差+45mm
275/50R18
43.2km/h
直径732mm
径差+55mm
285/50R18
43.8km/h
直径742mm
径差+65mm
295/50R18
44.4km/h
直径752mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/40R18 、265/35R18、265/40R18 、275/35R18 、285/35R18 、295/35R18あたりのタイヤがおすすめです。

275/40R18のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが275/40R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】275/40R18のタイヤ銘柄と通販価格

220174型Sクラス[5.5L-NA FR/5AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.306kg/ps62.21
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力66.20ps/L44.57
1L換算トルク9.93kgm/L55.61
WB/TR比1.96130.62
ワイド&ロー指数0.77958.25
前面の面積2.680m²48.52
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点383.40

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費6.8km/L36.37
年間維持費592500円25.64
100kmh回転数-43.42
航続距離598.4km43.33
車の大きさ13.845m³59.47
室内の広さ(仮) 2.510m³41.37
最小回転半径5.6m41.22
馬力単価55000円6.03
ユーティリティ部門の得点296.85

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 220174型Sクラス[5.5L-NA FR/5AT] の総合得点は 680.25 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した220174型Sクラス(FR/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「5000cc超のセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Sクラスの歴代モデル

7代目 223033型 Sクラス セダン
223033 Sクラス セダンは2021/01に登場した7代目モデル。参考車両の「S400d 4matic W223」は全長5180mm、全幅1920mm、全高1505mmの車体に、330PS/71.4kgmを発生するOM656型2924ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

6代目 222104型 Sクラス セダン
222104 Sクラス セダンは2013/10に登場した6代目モデル。参考車両の「S300h Long W222」は全長5250mm、全幅1900mm、全高1495mmの車体に、204PS/50.9kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

5代目 221179型 Sクラス セダン AMG
221179 Sクラス セダン AMGは2005/10に登場した5代目モデル。参考車両の「S65 AMG Long W221」は全長5260mm、全幅1870mm、全高1485mmの車体に、629PS/102.0kgmを発生する275M60型5980ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 220074型 Sクラス
220074 Sクラスは1999/08に登場した4代目モデル。参考車両の「S55 W220」は全長5045mm、全幅1855mm、全高1445mmの車体に、360PS/54.0kgmを発生する11386型5438ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

3代目 W140型 Sクラス セダン
W140 Sクラス セダンは1993/10に登場した3代目モデル。参考車両の「S500-6.0 W140」は全長5120mm、全幅1910mm、全高1490mmの車体に、380PS/59.1kgmを発生する119970型5956ccエンジンを搭載した4人乗りセダン。

2代目 W126型 Sクラス クーペ
W126 Sクラス クーペは1989/04に登場した2代目モデル。参考車両の「560SEC 6.0-4V W126」は全長4935mm、全幅1850mm、全高1320mmの車体に、360PS/55.9kgmを発生する119970型5956ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。