210A50S Eクラス 性能と維持費 FR/5AT 1430万円 1996年式

このページでは、AMGの4ドア・5人乗りセダン、2代目のE-210A50S型Eクラス E50 W210【1996/06モデル・347PS/49.0kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

210A50S Eクラス
販売期間:1995/07 - 2001/04

画像はAMGより引用
http://mercedes-amg.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4800mm×全幅1800mm×全高1415mm、排気量は4973ccであることから、大雑把に分類すると5.0リットルクラス(5000cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:300PS~350PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4800mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

210A50S型 Eクラス [4973cc/347PS FR/5AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目Eクラスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1999/10
E55T型
[E55T S210]
5.4L-NA・FR/5AT・1480.0万円
353PS・54.0kgm・7.1km/L
353PS
54.0kgm
7.1km/L
1999/10
E55型
[E55 W210]
5.4L-NA・FR/5AT・1450.0万円
353PS・54.0kgm・6.8km/L
353PS
54.0kgm
6.8km/L
1995/07
W210型
[E320 W210]
3.2L-NA・FR/5AT・840.0万円
220PS・32.1kgm・7.6km/L
220PS
32.1kgm
7.6km/L
2代目 Eクラス 型式一覧 W210/S210系まとめ 1995-2003【全19車種】
Eクラスの新型モデル
3代目 211077型Eクラス
211077型Eクラスは2002/06に登場した3代目モデル。参考車両の「E63 AMG W211」は全長4880mm、全幅1820mm、全高1465mmの車体に、514PS/64.2kgmを発生するM156型6208ccエンジンを搭載。

Eクラスの旧型モデル
初代 W124型Eクラス
W124型Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E500-6.0」は全長4750mm、全幅1795mm、全高1400mmの車体に、380PS/59.1kgmを発生する119974型5956ccエンジンを搭載。


210A50S Eクラスの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー AMG
車名&
グレード
Eクラス
E50 W210
その他 -
お値段 14300000円
車両型式 E-210A50S
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速AT・5速オートマ車
ドア/定員 4ドア・5名乗車
ホイールベース 2835mm
トレッド 1560mm/1545mm
WB/TR比 1.825
最小半径 5.2m
タイヤ 前輪:235/40R18
後輪:265/35R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1710kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

Eクラスと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
Eクラス
車体寸法
全長 4800mm -
全幅 1800mm -
全高 1415mm -
大きさ 12.23m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1400mm
全幅 1480mm以下 +320mm
全高平均 1640mm -225mm
大きさ平均 8.13m3 +4.10m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +100mm
全幅 1700mm以下 +100mm
全高平均 1496mm -81mm
大きさ平均 10.48m3 +1.75m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +157mm
全幅平均 1815mm -15mm
全高平均 1518mm -103mm
大きさ平均 12.84m3 -0.61m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



Eクラスでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.680m
期待される荷室の幅 1.400m
対角線の長さ 2.187m
期待される荷室の面積 2.352m²

縦方向の長さが1.680m(対角線では2.187m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


210A50S Eクラスの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税101100円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額8500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1996/06モデルのEクラスを29年落ちの中古で314.6万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Eクラスの1996/06モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である286万円に諸経費として28.6万円を足した314.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1996年式を29年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 6000cc以下 13年経過 101100円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷6.0㎞/L×195円/L 325000円
オイル交換
5000km毎
1回7500円×2回 15000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額8500円
月額8500円×12ヶ月 102000円
ローン完済後の年間維持費 591600円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額52430円×12ヶ月 629160円
ローン返済中の年間維持費 1220700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は101100円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ49300円(ローン完済前は101800円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をEクラスに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

Eクラスの維持費は高い?安い?

「Eクラスの年間維持費は591600円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてEクラスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いセンチュリー391600円-200000円
IS446100円-145500円
LC コンバーチブル477600円-114000円
LX544400円-47200円
基準6000ccクラス平均561100円-30500円
グランドチェロキー566800円-24800円
Eクラスの維持費591600円
レンジローバー635400円+43800円
レンジローバー ヴォーグ667400円+75800円
高い7シリーズ719600円+128000円

Eクラスの年間維持費を、6000ccクラスで最も維持費が安いセンチュリーと比較して200000円高く、最も高い7シリーズと比較して128000円安く、6000ccクラスの平均維持費との比較では30500円高くなっています。

最低額のセンチュリーと最高額の7シリーズは極端な例としても、6000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Eクラスの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 6000ccクラスの車 ランキング

Eクラスを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%770万円65万円50万円
15%510万円43万円34万円
20%380万円32万円25万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は770万円(総支給額65万円/月、手取り50万円/月)、ここから月額維持費4.9万円を支払うと残りは45.1万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は510万円(総支給額43万円/月、手取り34万円/月)、4.9万円を支払うと残りは29.1万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が380万円(総支給額32万円/月、手取り25万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.9万円を引くと残りは20.1万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代33万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
145円/L
241680円
[-83320円]
-25円
170円/L
283340円
[-41660円]
-10円
185円/L
308340円
[-16660円]
195円/L325000円
[0円]
+10円
205円/L
341680円
[+16680円]
+25円
220円/L
366680円
[+41680円]
+50円
245円/L
408350円
[+83350円]

燃費6.0km/Lの210A50S型 Eクラスで10000km走行するのに必要な燃料は1666.7L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は325000円になります。

参考までに、Eクラスの燃料タンクは80リットルですので、1666.7Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約15480円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては16680円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると41680円、50円も違ってくると83350円にもなります。

これを210A50S型 Eクラスの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を591600円としたとき、145円/Lに値下がりすれば508280円(85.9%)に、245円/Lに値上がりすれば674950円(114.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(101100円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 101100円
自動車重量税 1年分 25200円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 135125円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 135125円 42%
燃料代 3000km分 97500円 29%
オイル交換 年1回 7500円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 80% 81600円 24%
合計
[1万kmとの差額]
331400円
-260200円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 135125円 33%
燃料代 5000km分 162500円 40%
オイル交換 年1回 7500円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 85% 86760円 23%
合計
[1万kmとの差額]
401500円
-190100円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 135125円 28%
燃料代 7000km分 227500円 48%
オイル交換 年1回 10500円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 90% 91800円 20%
合計
[1万kmとの差額]
474600円
-117000円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料102000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて260200円安い331400円に、5000km走行では190100円安い401500円に、7000km走行では117000円安い474600円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 135125円 22%
燃料代 10000km分 325000円 55%
オイル交換 年2回 15000円 3%
タイヤ交換 5年毎 14400円 2%
任意保険料 100% 102000円 18%
合計
[1万kmとの差額]
591600円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 135125円 17%
燃料代 15000km分 487500円 63%
オイル交換 年3回 22500円 3%
タイヤ交換 3年毎 17280円 2%
任意保険料 110% 112200円 15%
合計
[1万kmとの差額]
774700円
+183100円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 135125円 15%
燃料代 20000km分 650000円 68%
オイル交換 年4回 30000円 3%
タイヤ交換 3年毎 23040円 2%
任意保険料 120% 122400円 12%
合計
[1万kmとの差額]
960600円
+369000円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
5000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

Eクラスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 7.0km/L
燃料タンク容量 80L
航続距離(カタログ燃費) 560.0km
航続距離(80%燃費) 448.0km
満タンプライス 15600円
1km走行コスト 27.86円/km
1万円でどこまで行ける? 359.0km
東京から560.0kmの範囲

10・15モード燃費が7.0km/L、燃料タンク容量80リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は560.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.3km/L)とすると航続距離は504.0km、80%(5.6km/L)だと448.0km、70%(4.9km/L)では392.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から80リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15600円、上で計算した航続距離を踏まえると560.0km(80%燃費時448.0km)を走行するのに15600円かかる計算です。

燃費を6.0km/Lとしたときの1km走行コストは27.86円、10万km走行したときの燃料代は278.6万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら27.9万円/年、7年10万kmなら39.8万円/年、5年10万kmなら55.7万円/年、3年10万kmなら92.9万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば359.0km(往復なら片道179.5km)、カタログ値の80%なら287.2km(片道143.6km)離れたところまで行くことができます。

210A50S Eクラスのエンジン諸元とカタログデータ

11999型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 11999
気筒配列 V型8気筒
排気量4973cc
圧縮比 11.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 347PS[255kW]/5750rpm
最大トルク 49.0kgm[481Nm]/3750-4250rpm
パワーバンド 3750-5750rpm, 帯域34.8%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費7.0km/L(16.5mpg)
100km燃費14.3L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
3750rpm 257PS/49.0kgm
4250rpm291PS/49.0kgm
5750rpm 347PS/43.2kgm
11999型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している11999型4973cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは5750回転時に最高出力347馬力を、3750-4250回転時に最大トルク49.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3750rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は34.8%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.928kg/PS(1710kg/347PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.928kg/PS
車体+1人5.086kg/PS
車体+5人5.720kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.101kg/PS
車体+70kg5.130kg/PS
車体+80kg5.159kg/PS
車体+90kg5.187kg/PS
車体+100kg5.216kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.086kg/PS(1765kg/347PS)となり、数値としては0.158kg、比率にすると3.2%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.720kg/PS(1985kg/347PS)となり、数値としては0.792kg、比率にすると16.1%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

210A50S Eクラスのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.086kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
Eクラス
5.086kg/PS
347PS・5.0L-NA
車体のみPWR 4.928
1765kg
+3.2%

車種詳細
WRX STI
4.984kg/PS
308PS・2.0L-TB
車体のみPWR 4.805
1535kg
+3.7%

車種詳細
シルビア
5.180kg/PS
250PS・2.0L-TB
車体のみPWR 4.960
1295kg
+4.4%

車種詳細
インプレッサ WRX
5.150kg/PS
300PS・2.5L-TB
車体のみPWR 4.967
1545kg
+3.7%

車種詳細
クラウン マジェスタ
5.288kg/PS
347PS・4.7L-NA
車体のみPWR 5.130
1835kg
+3.1%

車種詳細
マークX GRMN
5.000kg/PS
321PS・3.5L-NA
車体のみPWR 4.829
1605kg
+3.5%


4.883kg/PSから5.289kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りセダン・VAB型 WRX STI、日産の4人乗りクーペ・S15型 シルビア、スバルの5人乗りハッチバック・GRF型 インプレッサ WRX、トヨタの5人乗りセダン・URS206型 クラウン マジェスタ、トヨタの5人乗りセダン・GRX133型 マークX GRMNという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

210A50S型 Eクラス [E50 W210]のライバル車種|5.086kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は202.9PS/tとなっています。


Eクラスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
アフリカツイン|742cc
5.070kg/PS
289kg/57.1PS/6.12kgm
[車体のみPWR:4.105]
1996/06

-
Eクラス|4973cc
5.086kg/PS
1765kg/347PS/49.0kgm
[車体のみPWR:4.928]

車種詳細
イントルーダー800|805cc
5.100kg/PS
255kg/50.0PS/6.40kgm
[車体のみPWR:4.000]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではEクラスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

RD07 アフリカツインと競争してみる

まずEクラスより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのアフリカツインが挙げられます。PWRの5.070kg/PSは車両重量234kgにライダーの体重55kgを加えた289kgを、最高出力57.1PSで割ったものです。

VS52C イントルーダー800と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのイントルーダー800が挙げられます。PWRの5.100kg/PSは車両重量200kg+55kgの255kgを、最高出力50.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.825
平均ピストンスピード 16.29m/s
トルクウェイトレシオ 34.90kg/kgm
1馬力あたりのお値段 41210円
排気量1Lあたり馬力 69.78PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.85kgm/L
1気筒あたりの馬力 43.4PS
1気筒あたりのトルク 6.1kgm
パワーバンド比率 34.8%
燃費×馬力 2064.7pt
各種ランキング
セダンのPWR
4.5~5.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは34.90kg/kgm(1710kg/49.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が14300000円、最高出力が347馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は41210円、逆に1万円あたりでは0.24馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は291837円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は69.78PS/L、トルクは9.85kgm/L、1気筒あたりの馬力は43.4馬力、トルクは6.1kgmとなり、このエンジンが347馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.29m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が85.0mmである11999型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7060回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.825になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.95km/L、最高出力が347PSであるこの車の獲得ポイントは2064.7ptになります。
戯れに車両重量1710kgを100kg単位にした17.1で割ってみたところ、その数値は120.74ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの265/35R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 265/35R18 | 直径 643mm

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
30 245/30R18
37.6km/h
径 604mm
差 -39mm
255/30R18
37.9km/h
径 610mm
差 -33mm
265/30R18
38.3km/h
径 616mm
差 -27mm
275/30R18
38.7km/h
径 622mm
差 -21mm
285/30R18
39.1km/h
径 628mm
差 -15mm
35 245/35R18
39.1km/h
径 629mm
差 -14mm
255/35R18
39.6km/h
径 636mm
差 -7mm
265/35R18
40.0km/h
643mm
0mm
275/35R18
40.4km/h
径 650mm
差 +7mm
285/35R18
40.9km/h
径 657mm
差 +14mm
40 245/40R18
40.6km/h
径 653mm
差 +10mm
255/40R18
41.1km/h
径 661mm
差 +18mm
265/40R18
41.6km/h
径 669mm
差 +26mm
275/40R18
42.1km/h
径 677mm
差 +34mm
285/40R18
42.6km/h
径 685mm
差 +42mm
45 245/45R18
42.2km/h
径 678mm
差 +35mm
255/45R18
42.7km/h
径 687mm
差 +44mm
265/45R18
43.3km/h
径 696mm
差 +53mm
275/45R18
43.9km/h
径 705mm
差 +62mm
285/45R18
44.4km/h
径 714mm
差 +71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、245/35R18 、255/35R18 、265/30R18 、275/30R18 、285/30R18あたりのタイヤがおすすめです。

265/35R18のタイヤ幅を245mmから295mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが265/35R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】265/35R18のタイヤ銘柄と通販価格

210A50S型 Eクラス 5.0L-NA FR/5ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS4.93㎏/PS63.2ptA
最高回転数5881rpm5750rpm48.4ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L69.78PS/L47.4ptC
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.85㎏m/L54.6ptB
WB/TR比1.7731.82544.7ptD
ワイド&
ロー指数
0.8940.78657.7ptB
前面の面積2.631m22.547m252.3ptC
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点486.6pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円591600円27.4ptF
10-15燃費13.0km/L7.0km/L36.8ptE
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離643.9km476.0km40.3ptD
車の大きさ11.466m312.226m347.0ptC
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m5.2m49.4ptC
ユーティリティ部門の得点432.8pt
総合評価E

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10700車種中 RANK
運動性能 486.6pt 6393位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 432.8pt 10114位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 919.4pt 9507位 E
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は486.6点で全10700車種中の6393位、ユーティリティ部門は432.8点で10114位、総合得点は919.4点で9507位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した210A50S型 Eクラス(FR/5AT) の各種スペックを、セダン4500cc-6000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Eクラスの歴代モデル

6代目 214214型 Eクラス オールテレイン
214214 Eクラス オールテレインは2024/02に登場した6代目モデル。参考車両の「E220d 4MATIC ALLTERRAIN S214」は全長4960mm、全幅1890mm、全高1495mmの車体に、197PS/44.9kgmを発生する654M型1992ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

5代目 213042C型 Eクラス セダン
213042C Eクラス セダンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「E200 Avantgarde W213」は全長4930mm、全幅1850mm、全高1455mmの車体に、184PS/30.6kgmを発生するM274型1991ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 212201C型 Eクラス ステーションワゴン
212201C Eクラス ステーションワゴンは2010/02に登場した4代目モデル。参考車両の「E220 BlueTEC S212」は全長4910mm、全幅1855mm、全高1500mmの車体に、177PS/40.8kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 211282型 Eクラス ステーションワゴン
211282 Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E320 4Matic Avantgarde S211」は全長4850mm、全幅1820mm、全高1505mmの車体に、224PS/32.1kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 W210型 Eクラス
W210 Eクラスは1995/07に登場した2代目モデル。参考車両の「E320 W210」は全長4800mm、全幅1800mm、全高1425mmの車体に、220PS/32.1kgmを発生する104995型3199ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 W124型 Eクラス
W124 Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E400-4.2 S3」は全長4740mm、全幅1765mm、全高1410mmの車体に、312PS/43.3kgmを発生する119975型4195ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるセダンの車種比較


EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。

AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較
初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

VBH WRX S4 2021 vs VAG WRX S4 2014 新旧比較
2代目 WRX S4 GT-H(2021年式 VBH・4WD/CVT・2.4L+ターボ・275PS/38.2kgm・5人乗り)と、初代 WRX S4 2.0GT EyeSight(2014年式 VAG・4WD/CVT・2.0L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。

ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

GG3P マツダスピード アテンザ vs CT9A ランサー Evolution IX 性能比較
初代 マツダスピード アテンザ(2005年式 GG3P・4WD/6MT・2.3L+ターボ・272PS/38.7kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution IX GSR(2005年式 CT9A・4WD/6MT・2.0L+ターボ・280PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。