FD4204T:V60の性能と維持費 FF/8AT 5人 494万円 2015年式

このページでは、ボルボの5ドア・5人乗りワゴン、初代のLDA-FD4204T型V60 CrossCountry D4 SE【2015/10モデル・190PS/40.8kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

FD4204T V60
販売期間:2011/06 - 2018/09

画像はボルボより引用
http://www.volvocars.com/
投稿:2015/10/14|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4640mm×全幅1865mm×全高1540mm、排気量は1968ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4640mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


FD4204T型 V60 [1968cc/190PS FF/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代V60の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2016/08
FB420型
[Polestar]
2.0L-TS | 4WD/8AT
| 859.0万円
367PS
47.9kgm
11.2km/L
2016/02
FD4204T型
[D4-SE]
2.0L-TB | FF/8AT
| 479.0万円
190PS
40.8kgm
20.2km/L
2016/02
FB420型
[T6-AWD R-Design]
2.0L-TS | 4WD/8AT
| 634.0万円
306PS
40.8kgm
12.8km/L
初代V60の車両型式・グレード一覧【全10車種】
V60の新型モデル
2代目 ZB420P型V60
ZB420P型V60は2018/09に登場した2代目モデル。参考車両の「T8 Twin-Engine AWD Inscription」は全長4760mm、全幅1850mm、全高1435mmの車体に、317PS/40.8kgmを発生するB420型1968ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー VOLVO
車名&
グレード
V60
CrossCountry D4 SE
その他 クロスカントリー
お値段 4940000円
車両型式 LDA-FD4204T
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4640×幅1865×高1540mm
軸距&
輪距
2775mm
前1610mm/後1565mm
最小半径 6.0m
最低高 200mm
タイヤ 前輪:235/55R17
後輪:235/55R17
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 1730kg
エンジン諸元
原動機型式 D4204T
気筒配列 直列4気筒
排気量1968cc
圧縮比15.8
吸気方式 ターボ
最高出力 190PS[140kW]/4250rpm
最大トルク 40.8kgm[400Nm]/1750-2500rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
JC08燃費 19.5km/L(45.9mpg)
100km燃費 5.1L/100km
D4204T型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税39500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2015/10モデルのV60を9年落ちの中古で326万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    V60の2015/10モデルの場合、2024年現在では9年が経過しているため、新車価格の60%である296.4万円に諸経費として29.6万円を足した326万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2015年式を9年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 11年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷18.1×150円/L
7000km÷18.1km/L×150円/L
5000km÷18.1km/L×150円/L
3000km÷18.1km/L×150円/L
82870円
(58010円)
(41440円)
(24860円)
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 236600円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額54340円×12ヶ月 652080円
ローン返済中の年間維持費 888700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
82870円
(58010円)
(41440円)
(24860円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 236600円
名目 金額
車のローン額(1年分) 652080円
ローン返済中の年間維持費 888700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53500円
  • 初度登録から9年経過車の場合、「2000cc以下で11年未満」クラスの自動車税は39500円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

V60【CrossCountry D4 SE】の場合、維持費の月額は19800円(ローン完済前は74100円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円を基準として、-50円となる100円から、+50円となる200円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費18.1km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
100円/L
55250円
[-27620円]
-25円
125円/L
69070円
[-13800円]
-10円
140円/L
77350円
[-5520円]
150円/L82870円
[0円]
+10円
160円/L
88400円
[+5530円]
+25円
175円/L
96690円
[+13820円]
+50円
200円/L
110500円
[+27630円]

燃費18.1km/LのFD4204T型 V60で10000km走行するのに必要な燃料は552.5L、1リットルあたり150円としたときの燃料代は82870円になります。

参考までに、V60の燃料タンクは67リットルですので、552.5Lの給油回数は9回、1回あたりの燃料代は約9210円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては5530円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると13820円、50円も違ってくると27630円にもなります。

これをFD4204T型 V60の年間維持費に当てはめてみますと、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円の場合を236600円としたとき、100円/Lに値下がりすれば208980円(88.3%)に、200円/Lに値上がりすれば264230円(111.7%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(39500円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 25%
自動車重量税 1年分 16400円 11%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 3000km分 24860円 16%
オイル交換 年1回 5500円 4%
タイヤ交換 6年毎 8000円 5%
任意保険料 80% 52800円 33%
合計
[1万kmとの差額]
155900円
-80700円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 22%
自動車重量税 1年分 16400円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 5000km分 41440円 24%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 5%
任意保険料 85% 56160円 32%
合計
[1万kmとの差額]
175900円
-60700円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 20%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 58010円 29%
オイル交換 年1回 7700円 4%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 90% 59400円 31%
合計
[1万kmとの差額]
197900円
-38700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて80700円安い155900円に、5000km走行では60700円安い175900円に、7000km走行では38700円安い197900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 13%
自動車重量税 1年分 16400円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 124310円 41%
オイル交換 年3回 33000円 11%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 6%
任意保険料 100% 66000円 21%
合計
[1万kmとの差額]
306100円
+69500円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 11%
自動車重量税 1年分 16400円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 165740円 45%
オイル交換 年4回 44000円 12%
タイヤ交換 2年毎 24000円 7%
任意保険料 100% 66000円 19%
合計
[1万kmとの差額]
364500円
+127900円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。



V60の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 19.5km/L
燃料タンク容量 67L
航続距離(カタログ燃費) 1306.5km
航続距離(80%燃費) 1045.2km
満タンプライス 10050円
1km走行コスト 7.69円
1万円でどこまで行ける? 1300.0km
車両価格/航続距離 3781円/km

JC08モード燃費が19.5km/L、燃料タンク容量67リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1306.5kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(17.6km/L)とすると1179.2km、80%(15.6km/L)だと1045.2km、70%(13.6km/L)では911.2kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)を1リットルあたり150円で67リットルの給油をすると10050円、上で計算した航続距離を踏まえると1306.5km(80%燃費時1045.2km)を走行するのに10050円かかる計算です。

燃費を18.1km/Lとしたときの1km走行コストは7.69円、10万km走行したときの燃料代は76.9万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら7.7万円/年、7年10万kmなら11.0万円/年、5年10万kmなら15.4万円/年、3年10万kmなら25.6万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1300.0km(往復なら片道650.0km)、カタログ値の80%なら1040.0km(片道520.0km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1306.5kmの距離を移動できるFD4204T型 V60 [CrossCountry D4 SE]という乗り物を、494.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「3781円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

D4204T型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
1750回転時の馬力 99.7PS
2500回転時の馬力 142.4PS
4250回転時の馬力 190PS
各回転域でのトルク
1750回転時のトルク 40.8kgm
2500回転時のトルク 40.8kgm
4250回転時のトルク 32.0kgm
D4204T型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているD4204T型1968cc、直列4気筒のターボエンジンは4250回転時に最高出力190馬力を、1750-2500回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する4250rpmまで」の2500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.105kg/PS(1730kg/190PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.105kg/PS
車体+1人9.395kg/PS
車体+5人10.553kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.421kg/PS
車体+70kg9.474kg/PS
車体+80kg9.526kg/PS
車体+90kg9.579kg/PS
車体+100kg9.632kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.395kg/PS(1785kg/190PS)となり、数値としては0.290kg、比率にすると3.2%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.553kg/PS(2005kg/190PS)となり、数値としては1.448kg、比率にすると15.9%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


FD4204T V60のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2015/10

-
V60
9.395kg/PS
1785kg/190PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:9.105]
2017/07

車種詳細
エスクード
9.375kg/PS
1275kg/136PS|1.4L-TB
車体のみPWR:8.971
2014/06

車種詳細
レヴォーグ
9.265kg/PS
1575kg/170PS|1.6L-TB
車体のみPWR:8.941
2016/07

車種詳細
レヴォーグ STI
9.441kg/PS
1605kg/170PS|1.6L-TB
車体のみPWR:9.118
2012/02

車種詳細
CX-5
9.571kg/PS
1675kg/175PS|2.2L-TB
車体のみPWR:9.257
2011/12

車種詳細
インプレッサ スポーツ
9.300kg/PS
1395kg/150PS|2.0L-NA
車体のみPWR:8.933

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.395kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.207kg/PSから9.583kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りSUV「YEA1S型 エスクード」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ STI」、マツダの5人乗りSUV「KE2AW型 CX-5」、スバルの5人乗りハッチバック「GP7型 インプレッサ スポーツ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

FD4204T型 V60 [CrossCountry D4 SE]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.395kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は109.8PS/tとなっています。


V60がバイクと競争するなら…?


車種詳細
ドラッグスター250|248cc
9.304kg/PS
214kg/23.0PS/2.20kgm
[車体のみPWR:6.913]
1速ギヤ速度:40.1km/h
最小TWR:0.960
2015/10

-
V60|1968cc
9.395kg/PS
1785kg/190PS/40.8kgm
[車体のみPWR:9.105]
1速ギヤ速度:37.1km/h
最小TWR:0.982

車種詳細
セロー250|249cc
9.400kg/PS
188kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:6.650]
1速ギヤ速度:32.7km/h
最小TWR:0.732

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではV60とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

VG02J ドラッグスター250と競争してみる

まずV60より少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのドラッグスター250が挙げられます。PWRの9.304kg/PSは車両重量159kgにライダーの体重55kgを加えた214kgを、最高出力23.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はドラッグスター250に3.0km/h劣り、1速TWRは0.022kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

DG31J セロー250と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのセロー250が挙げられます。PWRの9.400kg/PSは車両重量133kg+55kgの188kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は4.4km/h勝り、1速TWRは0.250kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.747
平均ピストンスピード 13.20m/s
トルクウェイトレシオ 42.40kg/kgm
1馬力あたりのお値段 26000円
排気量1Lあたり馬力 96.54PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.73kgm/L
1気筒あたりの馬力 47.5PS
1気筒あたりのトルク 10.2kgm
パワーバンド比率
燃費×馬力 3446.6pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは42.40kg/kgm(1730kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4940000円、最高出力が190馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は26000円、逆に1万円あたりでは0.38馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は121078円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は96.54PS/L、トルクは20.73kgm/L、1気筒あたりの馬力は47.5馬力、トルクは10.2kgmとなり、このエンジンが190馬力を4250回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.20m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.747になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が18.14km/L、最高出力が190PSであるこの車の獲得ポイントは3446.6ptになります。
戯れに車両重量1730kgを100kg単位にした17.3で割ってみたところ、その数値は199.23ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



V60での車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.62m
期待される荷室の幅 1.47m
対角線の長さ 2.19m
期待される荷室の面積 2.38m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.62m(対角線では2.19m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合4250rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4750回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4750rpm|タイヤサイズ 235/55R17|タイヤ直径 69.0cm|円周長 216.8cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4750rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.250 14.90 -
-
41km/h 11460rpm 1762.6kgm
2速 3.029 8.60 0.577 1-2/
2740rpm
72km/h 6610rpm 1017.0kgm
3速 1.950 5.54 0.644 2-3/
3060rpm
112km/h 4260rpm 654.7kgm
4速 1.457 4.14 0.747 3-4/
3550rpm
149km/h 3180rpm 489.2kgm
5速 1.221 3.47 0.838 4-5/
3980rpm
178km/h 2660rpm 409.9kgm
6速 1.000 2.84 0.819 5-6/
3890rpm
218km/h 2180rpm 335.7kgm
7速 0.809 2.30 0.809 6-7/
3840rpm
269km/h 1770rpm 271.6kgm
8速 0.673 1.91 0.832 7-8/
3950rpm
323km/h 1470rpm 226.0kgm
Final 2.839 レシオカバレッジ(変速比幅)7.801

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1750-2500rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.839)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(40.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.839)÷タイヤの有効半径(0.345m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの323km(4250rpmでは289.3km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:4250rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

4250rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ37km/h-
2速ギヤ64km/h2450rpm
3速ギヤ100km/h2740rpm
4速ギヤ134km/h3170rpm
5速ギヤ159km/h3560rpm
6速ギヤ195km/h3480rpm
7速ギヤ241km/h3440rpm
8速ギヤ289km/h3540rpm

FD4204T型V60に搭載されたD4204T型1968ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する4250rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで4250rpmまで引っ張ると37km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は4250rpmから2450rpmまで落ち、そこから4250rpmまで加速を続けると速度は64km/h(+27km/h)になります。

3速ギヤでは2740rpmまで落ちて4250rpmで100km/h(+36km/h)に、4速ギヤでは3170rpmまで落ちて4250rpmで134km/h(+34km/h)に、5速ギヤでは3560rpmまで落ちて4250rpmで159km/h(+25km/h)になります。

続いて6速ギヤでは3480rpmまで落ちて4250rpmで195km/h(+36km/h)に、7速ギヤでは3440rpmまで落ちて4250rpmで241km/h(+46km/h)に、8速ギヤでは3540rpmまで落ちて4250rpmで289km/h(+48km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1750-2500回転で最大トルク40.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば42.40kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.105kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1762.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1730kg)を1速ギヤの最大駆動力(1762.6kgm)で割ってみると0.982kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する4250回転でのトルク(32.0kgm)からTWRを算出すると1.25kg/kgmとなり、1750-4250回転の回転域では0.982-1.25kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4580 6870 9170 11460 13750 16040 20620
2速 2640 3970 5290 6610 7930 9260 11900
3速 1700 2550 3400 4260 5110 5960 7660
4速 1270 1910 2540 3180 3820 4450 5720
5速 1070 1600 2130 2660 3200 3730 4800
6速 870 1310 1750 2180 2620 3060 3930
7速 710 1060 1410 1770 2120 2470 3180
8速 590 880 1180 1470 1760 2060 2640
※赤い数字は暫定レブリミット(4750rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.673)を選択して時速100kmにて走行すると1470回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは880回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1030回転、一般的な高速道路の80km/hでは1180回転、100km/hでは1470回転、制限速度が120km/hになると1760回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2640回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 17 26 35 44 52 61 70
2速 15 30 45 61 76 91 106 121
3速 23 47 70 94 117 141 164 188
4速 31 63 94 126 157 189 220 252
5速 38 75 113 150 188 225 263 300
6速 46 92 137 183 229 275 321 367
7速 57 113 170 227 283 340 396 453
8速 68 136 204 272 340 408 477 545

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4750回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの235/55R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/55R17 | 直径 690mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
-5%
50
扁平
215/50R17
37.5km/h
直径647mm
径差-43mm
225/50R17
38.1km/h
直径657mm
径差-33mm
235/50R17
38.7km/h
直径667mm
径差-23mm
245/50R17
39.2km/h
直径677mm
径差-13mm
255/50R17
39.8km/h
直径687mm
径差-3mm
0%
55
扁平
215/55R17
38.8km/h
直径669mm
径差-21mm
225/55R17
39.4km/h
直径680mm
径差-10mm
235/55R17
40.0km/h
690mm
0mm
245/55R17
40.7km/h
直径702mm
径差+12mm
255/55R17
41.3km/h
直径713mm
径差+23mm
+5%
60
扁平
215/60R17
40.0km/h
直径690mm
径差0mm
225/60R17
40.7km/h
直径702mm
径差+12mm
235/60R17
41.4km/h
直径714mm
径差+24mm
245/60R17
42.1km/h
直径726mm
径差+36mm
255/60R17
42.8km/h
直径738mm
径差+48mm
+10%
65
扁平
215/65R17
41.3km/h
直径712mm
径差+22mm
225/65R17
42.0km/h
直径725mm
径差+35mm
235/65R17
42.8km/h
直径738mm
径差+48mm
245/65R17
43.5km/h
直径751mm
径差+61mm
255/65R17
44.3km/h
直径764mm
径差+74mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/55R17、215/60R17 、225/50R17、225/55R17 、235/50R17 、245/50R17 、255/50R17あたりのタイヤがおすすめです。

235/55R17のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、235/55R17の適応サイズと性能の変化 [FD4204T型V60編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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FD4204T型V60[2.0Lターボ FF/8AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.105kg/ps51.80
1速ギヤ加速性能0.982kg/kgm62.69
1L換算馬力96.54ps/L47.70
1L換算トルク20.73kgm/L65.17
WB/TR比1.74752.68
ワイド&ロー指数0.82654.83
前面の面積2.872m²43.13
最低地上高200mm31.46
スポーツ性能部門の得点409.46

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費19.5km/L52.92
年間維持費236600円58.28
100kmh回転数1470rpm63.54
航続距離1306.5km84.44
車の大きさ13.327m³57.42
室内の広さ(仮) 2.417m³40.49
最小回転半径6.0m32.92
馬力単価26000円44.04
ユーティリティ部門の得点434.05

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した FD4204T型V60[2.0Lターボ FF/8AT] の総合得点は 843.51 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したFD4204T型V60(FF/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのワゴン」、「2000ccのワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

V60の歴代モデル

2代目 ZB420型 V60
ZB420 V60は2018/09に登場した2代目モデル。参考車両の「T5 Momentum」は全長4760mm、全幅1850mm、全高1435mmの車体に、254PS/35.7kgmを発生するB420型1968ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

初代 FB525XC型 V60
FB525XC V60は2011/06に登場した初代モデル。参考車両の「CrossCountry T5 AWD SE」は全長4640mm、全幅1865mm、全高1540mmの車体に、254PS/36.7kgmを発生するB525型2497ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。