HB21S アルト ワークス 性能と維持費 4WD/5MT 119万円 1995年

このページでは、スズキ株式会社の3ドア・4人乗り軽ハッチバック、4代目のE-HB21S型アルト ワークス WORKS-R【1995/05モデル・64PS/11.0kgm・4WD/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

HB21S アルト ワークス
販売期間:1994/11 - 1998/10

画像はスズキ株式会社より引用
http://www.suzuki.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長3295mm×全幅1395mm×全高1385mm、排気量は658ccであることから、大雑把に分類すると軽自動車クラス(軽四輪、軽自動車税を適用)に属した車です。走行性能や衝突安全性は普通車に敵わないものの、その圧倒的な経済性は他の追随を許さない大人気カテゴリです。
参考:軽自動車の人気車種

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3295mmであるこの車の場合は「ミニ」(Mini:3500mm以下・Aセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

HB21S型 アルト ワークス [658cc/64PS 4WD/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

4代目アルト ワークスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1997/04
HA21S型
[WORKS RS/Z]
0.66L-TB・FF/5MT・111.5万円
64PS・10.5kgm・20.0km/L
64PS
10.5kgm
20.0km/L
1997/04
HA11S型
[WORKS Turbo ie/s]
0.66L-TB・FF/5MT・100.8万円
64PS・10.0kgm・19.4km/L
64PS
10.0kgm
19.4km/L
1997/04
HB21S型
[WORKS RS/Z]
0.66L-TB・4WD/5MT・122.2万円
64PS・10.5kgm・19.4km/L
64PS
10.5kgm
19.4km/L
4代目アルトワークスまとめ (HA11S/HB11S HA21S/HB21S)【全8件】
アルト ワークスの新型モデル
5代目 HA22S型アルト ワークス
HA22S型アルト ワークスは1998/10に登場した5代目モデル。参考車両の「WORKS RS/Z」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1455mmの車体に、64PS/10.8kgmを発生するK6A型658ccエンジンを搭載。

アルト ワークスの旧型モデル
3代目 CR22S型アルト ワークス
CR22S型アルト ワークスは1988/09に登場した3代目モデル。参考車両の「WORKS RS/X」は全長3295mm、全幅1395mm、全高1375mmの車体に、64PS/8.7kgmを発生するF6A型657ccエンジンを搭載。


HB21S アルト ワークスの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー スズキ株式会社
車名&
グレード
アルト ワークス
WORKS-R
その他 ワークスR
お値段 1185000円
車両型式 E-HB21S
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 3ドア・4名乗車
ホイールベース 2335mm
トレッド 1220mm/1200mm
WB/TR比 1.930
最小半径 4.6m
最低高 145mm
タイヤ 前輪:155/65R13
後輪:155/65R13
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 700kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

アルト ワークスと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
アルト ワークス
車体寸法
全長 3295mm -
全幅 1395mm -
全高 1385mm -
大きさ 6.37m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 -105mm
全幅 1480mm以下 -85mm
全高平均 1640mm -255mm
大きさ平均 8.13m3 -1.76m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -1405mm
全幅 1700mm以下 -305mm
全高平均 1496mm -111mm
大きさ平均 10.48m3 -4.11m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -1348mm
全幅平均 1815mm -420mm
全高平均 1518mm -133mm
大きさ平均 12.84m3 -6.47m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


HB21S アルト ワークスの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

アルト ワークスの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
アルト ワークス
室内広さ
室内長 1700mm -
室内幅 1190mm -
室内高 1180mm -
車内広さ 2387L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm -208mm
室内幅平均 1280mm -90mm
室内高平均 1283mm -103mm
車内広さ平均 3171L -784L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm -213mm
室内幅平均 1404mm -214mm
室内高平均 1196mm -16mm
車内広さ平均 3253L -866L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -350mm
室内幅平均 1483mm -293mm
室内高平均 1195mm -15mm
車内広さ平均 3698L -1311L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 2.387m³
1人あたりのスペース 0.597m³
室内長/全長 51.6%
室内幅/全幅 85.3%
室内高/全高 85.2%
室内容積/車両体積 37.5%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.387m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.597m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は51.6%、同じく室内幅と全幅の比率は85.3%、同じく室内高と全高の比率は85.2%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は37.5%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


アルト ワークスでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.153m
期待される荷室の幅 1.090m
対角線の長さ 1.587m
期待される荷室の面積 1.257m²

縦方向の長さが1.153m(対角線では1.587m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。

俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

軽自動車の場合、1BOXタイプ以外のものでは計算するまでもなく絶対的な長さが足りていません。前席を後に倒してフルフラット化できるとか、助手席だけでも前に倒せるなら後のスペースと連結して長さを確保できますが、そうでない場合は腰を痛める覚悟で車中泊に臨むことになります。

車中泊にあると嬉しいアイテム


HB21S アルト ワークスの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される軽自動車税12900円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税4400円/年と自賠責保険料8770円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額4000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1995/05モデルのアルト ワークスを30年落ちの中古で26.1万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    アルト ワークスの1995/05モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である23.7万円に諸経費として2.4万円を足した26.1万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1995年式を30年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 軽自動車 13年経過 12900円
自動車重量税
1年分
軽自動車 18年経過 4400円
自賠責保険料
(1年換算)
軽自動車 8770円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷16.7㎞/L×195円/L 116770円
オイル交換
5000km毎
1回3500円×2回 7000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本6000円×4本÷5年 4800円
任意保険料
月額4000円
月額4000円×12ヶ月 48000円
ローン完済後の年間維持費 202700円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額21730円×12ヶ月 260760円
ローン返済中の年間維持費 463400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 29400円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「軽自動車で13年経過」クラスの自動車税は12900円、「軽自動車で18年経過」クラスの自動車重量税は4400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに3500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本6000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額4000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした29400円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

アルト ワークス【WORKS-R】の場合、維持費の月額は16900円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

アルト ワークスの維持費は高い?安い?

「アルト ワークスの年間維持費は202700円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「軽自動車クラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてアルト ワークスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いアルト135500円-67200円
タント カスタム162400円-40300円
ピクシス メガ168000円-34700円
S660181400円-21300円
基準軽自動車クラス平均190400円-12300円
アルト ワークスの維持費202700円
アルト ラパン203100円+400円
エブリイ ワゴン220300円+17600円
コペン225100円+22400円
高いジムニー253030円+50330円

アルト ワークスの年間維持費を、軽自動車クラスで最も維持費が安いアルトと比較して67200円高く、最も高いジムニーと比較して50330円安く、軽自動車クラスの平均維持費との比較では12300円高くなっています。

最低額のアルトと最高額のジムニーは極端な例としても、軽自動車クラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、アルト ワークスの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 軽自動車 ランキング

アルト ワークスを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%260万円22万円17万円
15%180万円15万円12万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は260万円(総支給額22万円/月、手取り17万円/月)、ここから月額維持費1.7万円を支払うと残りは15.3万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は180万円(総支給額15万円/月、手取り12万円/月)、1.7万円を支払うと残りは10.3万円になります。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費16.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 86850円 -29920円
170円/L 101820円 -14950円
185円/L 110800円 -5970円
195円/L 116770円 -
205円/L 122780円 +6010円
220円/L 131760円 +14990円
245円/L 146740円 +29970円

燃費16.7km/LのHB21S型 アルト ワークスで10000km走行するのに必要な燃料は598.9L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は116770円になります。

参考までに、アルト ワークスの燃料タンクは30リットルですので、598.9Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約5840円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6010円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると14990円、50円も違ってくると29970円にもなります。

これをHB21S型 アルト ワークスの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を202700円としたとき、145円/Lに値下がりすれば172780円(85.2%)に、245円/Lに値上がりすれば232670円(114.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(12900円)なり重量税(4400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 12900円
自動車重量税 1年分 4400円
自賠責保険料 1年分 8770円
合計 26070円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 35030円 58390円 81740円
オイル交換 3500円 3500円 4900円
タイヤ交換 3200円 3200円 3200円
任意保険料 38400円 40800円 43200円
税金 自賠責 一律 26070円
合計 106200円 132000円 159200円
1万km差額 -96500円 -70700円 -43500円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料48000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて96500円安い106200円に、5000km走行では70700円安い132000円に、7000km走行では43500円安い159200円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 116770円 175160円 233540円
オイル交換 7000円 10500円 14000円
タイヤ交換 4800円 5760円 7680円
任意保険料 48000円 52800円 57600円
税金 自賠責 一律 26070円
合計 202700円 270300円 338900円
1万km差額 - +67600円 +136200円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
スズキの軽自動車編
軽自動車クラス編
軽自動車の新車編
軽自動車のハッチバック編

アルト ワークスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 16.7km/L
燃料タンク容量 30L
航続距離(カタログ燃費) 501.0km
航続距離(80%燃費) 402.0km
満タンプライス 5850円
1km走行コスト 11.68円/km
1万円でどこまで行ける?
東京から501.0kmの範囲

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので16.7km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量30リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は501.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.0km/L)とすると航続距離は450.0km、80%(13.4km/L)だと402.0km、70%(11.7km/L)では351.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から30リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では5850円、上で計算した航続距離を踏まえると501.0km(80%燃費時402.0km)を走行するのに5850円かかる計算です。

燃費を16.7km/Lとしたときの1km走行コストは11.68円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。

HB21S アルト ワークスのエンジン諸元とカタログデータ

K6A型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 K6A
気筒配列 直列3気筒
排気量658cc
圧縮比 -
吸気方式 ターボ
最高出力 64PS[47kW]/6500rpm
最大トルク 11.0kgm[108Nm]/3500rpm
パワーバンド 3500-6500rpm, 帯域46.1%
使用燃料 ハイオクガソリン
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
3500rpm 54PS/11.0kgm
6500rpm 64PS/7.1kgm
K6A型の過給エンジン諸元と性能
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているK6A型658cc、直列3気筒のターボエンジンは6500回転時に最高出力64馬力を、3500回転時に最大トルク11.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3500rpmから最高出力が発生する6500rpmまで」の3000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は46.1%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
軽自動車クラス編
スズキの軽自動車編
最大トルク ランキング リスト
軽自動車クラス編
スズキの軽自動車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.938kg/PS(700kg/64PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.938kg/PS
車体+1人11.797kg/PS
車体+4人14.375kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.875kg/PS
車体+70kg12.031kg/PS
車体+80kg12.188kg/PS
車体+90kg12.344kg/PS
車体+100kg12.500kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.797kg/PS(755kg/64PS)となり、数値としては0.859kg、比率にすると7.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは14.375kg/PS(920kg/64PS)となり、数値としては3.437kg、比率にすると31.4%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

HB21S アルト ワークスのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.797kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
アルト ワークス
11.797kg/PS
64PS・0.7L-TB
車体のみPWR 10.938
755kg
+7.9%

車種詳細
ステップワゴン スパーダ
11.700kg/PS
150PS・1.5L-TB
車体のみPWR 11.333
1755kg
+3.2%

車種詳細
カローラ ツーリング
11.853kg/PS
116PS・1.2L-TB
車体のみPWR 11.379
1375kg
+4.2%

車種詳細
フォレスター
11.690kg/PS
145PS・2.0L-NA
車体のみPWR 11.310
1695kg
+3.4%

車種詳細
アコード ハイブリッド
11.713kg/PS
143PS・2.0L-NA
車体のみPWR 11.329
1675kg
+3.4%

車種詳細
ラクティス
11.893kg/PS
103PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.359
1225kg
+4.7%


11.679kg/PSから11.915kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの7人乗りミニバン・RP3型 ステップワゴン スパーダ、トヨタの5人乗りワゴン・NRE210W型 カローラ ツーリング、スバルの5人乗りSUV・SKE型 フォレスター、ホンダの5人乗りセダン・CR6型 アコード ハイブリッド、トヨタの5人乗りミニバン・NCP125型 ラクティスという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

HB21S型 アルト ワークス [WORKS-R]のライバル車種|11.797kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は91.4PS/tとなっています。


アルト ワークスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
NSR80|79cc
11.750kg/PS
141kg/12.0PS/0.97kgm
[車体のみPWR:7.167]
1速ギヤ速度:29.1km/h
最小TWR:0.685
1995/05

-
アルト ワークス|658cc
11.797kg/PS
755kg/64PS/11.0kgm
[車体のみPWR:10.938]
1速ギヤ速度:37.1km/h
最小TWR:0.965

車種詳細
CB223S|223cc
11.875kg/PS
190kg/16.3PS/1.84kgm
[車体のみPWR:8.438]
1速ギヤ速度:31.7km/h
最小TWR:0.902

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではアルト ワークスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

HC06 NSR80と競争してみる

まずアルト ワークスより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのNSR80が挙げられます。PWRの11.750kg/PSは車両重量86kgにライダーの体重55kgを加えた141kgを、最高出力12.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はNSR80に8.0km/h勝り、1速TWRは0.280kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

MC40 CB223Sと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのCB223Sが挙げられます。PWRの11.875kg/PSは車両重量135kg+55kgの190kgを、最高出力16.3PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は5.4km/h勝り、1速TWRは0.063kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.930
平均ピストンスピード 13.09m/s
トルクウェイトレシオ 63.64kg/kgm
1馬力あたりのお値段 18516円
排気量1Lあたり馬力 97.26PS/L
排気量1Lあたりトルク 16.72kgm/L
1気筒あたりの馬力 21.3PS
1気筒あたりのトルク 3.7kgm
パワーバンド比率 46.1%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
軽自動車のPWR(ターボ)

トルクウェイトレシオは63.64kg/kgm(700kg/11.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1185000円、最高出力が64馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18516円、逆に1万円あたりでは0.54馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は107727円、1万円あたりでは0.09kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
スズキ編
軽自動車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は97.26PS/L、トルクは16.72kgm/L、1気筒あたりの馬力は21.3馬力、トルクは3.7kgmとなり、このエンジンが64馬力を6500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.09m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が60.4mmであるK6A型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は9930回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.930になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

HB21S アルト ワークスのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7000rpm|タイヤサイズ 155/65R13|タイヤ直径 53.2cm|円周長 167.1cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
7000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.076 17.55 - - 40km/h 17500rpm 725.7kgm
2速 2.015 11.50 0.655 1-2/
4590rpm
61km/h 11470rpm 475.4kgm
3速 1.512 8.63 0.750 2-3/
5250rpm
81km/h 8600rpm 356.7kgm
4速 1.093 6.24 0.723 3-4/
5060rpm
113km/h 6220rpm 257.9kgm
5速 0.815 4.65 0.746 4-5/
5220rpm
151km/h 4640rpm 192.3kgm
Final5.705レシオカバレッジ(変速比幅)3.774
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数3500rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.705)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(11.0kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.705)÷タイヤの有効半径(0.266m)で算出。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は5速ギヤの151km(6500rpmでは140.2km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが3500回転で最大トルク11.0kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば63.64kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(10.938kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと725.7kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(700kg)を1速ギヤの最大駆動力(725.7kgm)で割ってみると0.965kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6500回転でのトルク(7.1kgm)からTWRを算出すると1.494kg/kgmとなり、3500-6500回転の回転域では0.965-1.494kg/kgmの間で推移することがわかります。


6500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

HB21S型アルト ワークスに搭載されたK6A型658ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

6500rpmでの速度とシフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ37km/h-
2速ギヤ57km/h4260rpm
3速ギヤ76km/h4880rpm
4速ギヤ105km/h4700rpm
5速ギヤ140km/h4850rpm

まず1速ギヤで6500rpmまで引っ張ると37km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6500rpmから4260rpmまで落ち、そこから6500rpmまで加速を続けると速度は57km/h(+20km/h)になります。

3速ギヤでは4880rpmまで落ちて6500rpmで76km/h(+19km/h)に、4速ギヤでは4700rpmまで落ちて6500rpmで105km/h(+29km/h)に、5速ギヤでは4850rpmまで落ちて6500rpmで140km/h(+35km/h)という具合に加速していくイメージです。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 7000 10500 14000 17500 21000 24500 31510
2速 4590 6880 9170 11470 13760 16050 20640
3速 3440 5160 6880 8600 10320 12050 15490
4速 2490 3730 4980 6220 7460 8710 11190
5速 1860 2780 3710 4640 5570 6490 8350
※赤い数字は暫定レブリミット(7000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.815)を選択して時速100kmにて走行すると4640回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは2780回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは3250回転、一般的な高速道路の80km/hでは3710回転、100km/hでは4640回転、制限速度が120km/hになると5570回転、軽自動車の速度リミッターが働く140km/hでは6490回転になります。仮にリミッター解除で180km/hまで出たとすると8350回転まで回ります。

時速100kmでの巡航回転数が4000回転を超えてくるような車は、これはもう加速しか眼中にない純然たる競技車両であるとか、「とにもかくにもパワーがなくて高いギヤ比なんてとんでもない!」という貧相極まるエンジンを搭載しているとか、「時速60km出れば問題ない、だってバンだもの!」などという潔い割り切りをしている車以外にありえません。ここまで来ると「壊れるものなら壊れてみろ!」とエンジンに挑むくらいの覚悟がなければ愛せません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 6 11 17 23 29 34 40 46
2速 9 17 26 35 44 52 61 70
3速 12 23 35 46 58 70 81 93
4速 16 32 48 64 80 96 113 129
5速 22 43 65 86 108 129 151 173

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの155/65R13と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 155/65R13 | 直径 532mm

-20mm
幅135mm
-10mm
幅145mm
変更なし
幅155mm
+10mm
幅165mm
+20mm
幅175mm
60 135/60R13
37.0km/h
径 492mm
差 -40mm
145/60R13
37.9km/h
径 504mm
差 -28mm
155/60R13
38.8km/h
径 516mm
差 -16mm
165/60R13
39.7km/h
径 528mm
差 -4mm
175/60R13
40.6km/h
径 540mm
差 +8mm
65 135/65R13
38.0km/h
径 506mm
差 -26mm
145/65R13
39.0km/h
径 519mm
差 -13mm
155/65R13
40.0km/h
532mm
0mm
165/65R13
41.0km/h
径 545mm
差 +13mm
175/65R13
42.0km/h
径 558mm
差 +26mm
70 135/70R13
39.0km/h
径 519mm
差 -13mm
145/70R13
40.1km/h
径 533mm
差 +1mm
155/70R13
41.1km/h
径 547mm
差 +15mm
165/70R13
42.2km/h
径 561mm
差 +29mm
175/70R13
43.2km/h
径 575mm
差 +43mm
75 135/75R13
40.1km/h
径 533mm
差 +1mm
145/75R13
41.2km/h
径 548mm
差 +16mm
155/75R13
42.3km/h
径 563mm
差 +31mm
165/75R13
43.5km/h
径 578mm
差 +46mm
175/75R13
44.6km/h
径 593mm
差 +61mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、135/65R13、135/70R13 、145/65R13 、155/60R13 、165/60R13 あたりのタイヤがおすすめです。

155/65R13のタイヤ幅を135mmから185mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、155/65R13の適応サイズと性能の変化 [HB21S型アルト ワークス編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】155/65R13のタイヤ銘柄と通販価格

HB21S型 アルト ワークス 0.66Lターボ 4WD/5MTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS10.94㎏/PS46.9ptC
最高回転数5880rpm6500rpm57.6ptB
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m0.96㎏/㎏m62.9ptA
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h37.1㎞/h37.2ptE
1リットル
換算馬力
103.37PS/L97.26PS/L47.8ptC
1リットル
換算トルク
15.99㎏m/L16.72㎏m/L52.3ptC
WB/TR比1.7731.93034.0ptE
ワイド&
ロー指数
0.8940.99342.9ptD
前面の面積2.631m21.932m269.5ptA
最低地上高154.5mm145mm53.8ptC
スポーツ性能部門の得点532.2pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円202700円62.0ptA
燃費13.0km/L-44.2ptD
100km/h
回転数
2489rpm4640rpm21.6ptF
航続距離644.1km-46.3ptC
車の大きさ11.468m36.366m370.2ptS
車内の広さ3431.7L2387.1L39.8ptD
乗車定員4.8人4人43.3ptD
1人あたり
車内広さ
691.9L596.8L42.0ptD
車内床面積2.793m22.023m239.0ptD
最小回転
半径
5.18m4.6m61.8ptB
ユーティリティ部門の得点470.2pt
総合評価D

※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10711車種中 RANK
運動性能 532.2pt 2098位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 470.2pt 7506位 D
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1002.4pt 4799位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は532.2点で全10711車種中の2098位、ユーティリティ部門は470.2点で7506位、総合得点は1002.4点で4799位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したHB21S型 アルト ワークス(4WD/5MT) の各種スペックを、ハッチバック軽自動車という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

アルト ワークスの歴代モデル

9代目 HA37S型 アルト
HA37S アルトは2021/12に登場した9代目モデル。参考車両の「A」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1525mmの車体に、46PS/5.6kgmを発生するR06A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

8代目 HA36S型 アルト ワークス
HA36S アルト ワークスは2015/12に登場した8代目モデル。参考車両の「WORKS」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1500mmの車体に、64PS/10.2kgmを発生するR06A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

7代目 HA35S型 アルトエコ
HA35S アルトエコは2011/12に登場した7代目モデル。参考車両の「ECO-L」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1530mmの車体に、52PS/6.4kgmを発生するR06A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

6代目 HA24S型 アルト
HA24S アルトは2004/09に登場した6代目モデル。参考車両の「X」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1510mmの車体に、54PS/6.2kgmを発生するK6A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

5代目 HA22S型 アルト ワークス
HA22S アルト ワークスは1998/10に登場した5代目モデル。参考車両の「WORKS RS/Z」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1450mmの車体に、64PS/10.8kgmを発生するK6A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

4代目 HA21S型 アルト ワークス
HA21S アルト ワークスは1994/11に登場した4代目モデル。参考車両の「WORKS RS/Z」は全長3295mm、全幅1395mm、全高1380mmの車体に、64PS/10.5kgmを発生するK6A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

3代目 CR22S型 アルト ワークス
CR22S アルト ワークスは1988/09に登場した3代目モデル。参考車両の「WORKS RS/X」は全長3295mm、全幅1395mm、全高1375mmの車体に、64PS/8.7kgmを発生するF6A型657ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

2代目 CA72V型 アルト ワークス
CA72V アルト ワークスは1984/09に登場した2代目モデル。参考車両の「WORKS RS-S」は全長3195mm、全幅1395mm、全高1380mmの車体に、64PS/7.3kgmを発生するF5A型543ccエンジンを搭載した4人乗り軽ボンネットバン。


アルト vs ライバル車種対決


HA97S アルト ハイブリッド 2021 vs HA37S アルト 2021 性能比較
9代目 アルト ハイブリッド Hybrid-S(2021年式 HA97S・FF/CVT・0.66L・49PS/5.9kgm・4人乗り)と、9代目 アルト A(2021年式 HA37S・FF/CVT・0.66L・46PS/5.6kgm・4人乗り)を比較。

HA36S アルト ワークス 2015 vs HN22S Kei ワークス 2008 性能比較
8代目 アルト ワークス WORKS(2015年式 HA36S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)と、初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。

HA36S アルト ワークス 2020 vs JG3 N-ONE RS 2020 性能比較
2代目 N-ONE RS(2020年式 JG3・FF/6MT・0.66L+ターボ・64PS/10.6kgm・4人乗り)と、8代目 アルト ワークス WORKS WLTC(2020年式 HA36S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)を比較。

HA36S アルト ワークス 2015 vs HA22S アルト ワークス 1999 新旧比較
8代目 アルト ワークス WORKS(2015年式 HA36S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)と、5代目 アルト ワークス WORKS RS/Z(1999年式 HA22S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。

HA36V アルト バン 2020 vs L275V ミラ バン 2011 性能比較
8代目 アルト バン VP(2020年式 HA36V・FF/5MT・0.66L・49PS/5.9kgm・4人乗り)と、7代目 ミラ バン TX(2011年式 L275V・FF/5MT・0.66L・58PS/6.6kgm・4人乗り)を比較。

HA37S アルト 2021 vs LA350S ミラ イース 2020 性能比較
9代目 アルト A(2021年式 HA37S・FF/CVT・0.66L・46PS/5.6kgm・4人乗り)と、9代目 ミラ イース B(2020年式 LA350S・FF/CVT・0.66L・49PS/5.8kgm・4人乗り)を比較。

HA36V アルト バン 2020 vs HA24V アルト バン 2005 新旧比較
8代目 アルト バン VP(2020年式 HA36V・FF/5MT・0.66L・49PS/5.9kgm・4人乗り)と、6代目 アルト バン VS(2005年式 HA24V・FF/5MT・0.66L・54PS/6.2kgm・4人乗り)を比較。

HB21S アルト ワークス 1995 vs M112S ストーリア X4 2004 性能比較
4代目 アルト ワークス WORKS-R(1995年式 HB21S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/11.0kgm・4人乗り)と、初代 ストーリア X4(2004年式 M112S・4WD/5MT・0.8L+ターボ・120PS/13.0kgm・5人乗り)を比較。

HA36V アルト バン 2020 vs HA25V アルト バン 2009 新旧比較
8代目 アルト バン VP(2020年式 HA36V・FF/5MT・0.66L・49PS/5.9kgm・4人乗り)と、7代目 アルト バン VP(2009年式 HA25V・FF/5MT・0.66L・54PS/6.4kgm・4人乗り)を比較。

HB21S アルト ワークス RS/Z 1997 vs KK4 ヴィヴィオ RX-RA 1997 性能比較
初代 ヴィヴィオ RX-RA(1997年式 KK4・4WD/5MT・0.66L+SC・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、4代目 アルト ワークス WORKS RS/Z(1997年式 HB21S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.5kgm・4人乗り)を比較。

HA97S アルト ハイブリッド 2021 vs MXPK10 アクア 2021 性能比較
9代目 アルト ハイブリッド Hybrid-S(2021年式 HA97S・FF/CVT・0.66L・49PS/5.9kgm・4人乗り)と、2代目 アクア B(2021年式 MXPK10・FF/CVT・1.5L・91PS/12.2kgm・5人乗り)を比較。

CC72V アルト ワークス RS-R 1987 vs HA36S アルト ワークス 2015 新旧比較
2代目 アルト ワークス WORKS FullTime 4WD RS-R(1987年式 CC72V・4WD/5MT・0.55L+ターボ・64PS/7.3kgm・4人乗り)と、8代目 アルト ワークス WORKS(2015年式 HA36S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)を比較。

HA22S アルト ワークス 1999 vs M112S ストーリア X4 2004 性能比較
初代 ストーリア X4(2004年式 M112S・4WD/5MT・0.8L+ターボ・120PS/13.0kgm・5人乗り)と、5代目 アルト ワークス WORKS RS/Z(1999年式 HA22S・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。

HA22S アルト ワークス RS/Z 1999 vs L700S ミラ TR 1999 性能比較
5代目 ミラ TR(1999年式 L700S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.9kgm・4人乗り)と、5代目 アルト ワークス WORKS RS/Z(1999年式 HA22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。

HE21S アルト ラパン SS 2007 vs HN22S Kei ワークス 2008 性能比較
初代 アルト ラパン SS(2007年式 HE21S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。

HA37S アルト 2021 vs MH85S ワゴンR 2020 性能比較
9代目 アルト A(2021年式 HA37S・FF/CVT・0.66L・46PS/5.6kgm・4人乗り)と、6代目 ワゴンR FA(2020年式 MH85S・FF/CVT・0.66L・49PS/5.9kgm・4人乗り)を比較。

HA22S アルト ワークス 1999 vs HN22S Kei ワークス 2008 性能比較
初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、5代目 アルト ワークス WORKS RS/Z(1999年式 HA22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。

CR22S アルト ワークス RS/X 1994 vs H22A ミニカ ダンガンZZ 1992 性能比較
6代目 ミニカ ダンガンZZ Dangan-ZZ(1992年式 H22A・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.8kgm・4人乗り)と、3代目 アルト ワークス WORKS RS/X(1994年式 CR22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/8.7kgm・4人乗り)を比較。