V36 スカイライン 性能と維持費 FR/7AT 5人 330万円 2010年式

このページでは、日産自動車の4ドア・5人乗りセダン、12代目のDBA-V36型スカイライン 250GT【2010/01モデル・225PS/26.3kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

V36 スカイライン
販売期間:2006/11 - 2014/04

画像は日産自動車より引用
http://www.nissan.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4780mm×全幅1770mm×全高1450mm、排気量は2495ccであることから、大雑把に分類すると2.5リットルクラス(2500cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:200PS~250PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4780mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

V36型 スカイライン [2495cc/225PS FR/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

12代目スカイラインの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2010/01
KV36型
[370GT type-S]
3.7L-NA・FR/7AT・409.5万円
330PS・36.8kgm・9.7km/L
330PS
36.8kgm
9.7km/L
2008/12
NV36型
[250GT-FOUR]
2.5L-NA・4WD/5AT・352.8万円
225PS・26.3kgm・10.0km/L
225PS
26.3kgm
10.0km/L
2008/12
V36型
[250GT]
2.5L-NA・FR/5AT・289.8万円
225PS・26.8kgm・11.2km/L
225PS
26.8kgm
11.2km/L
12代目スカイラインの車両型式・グレード一覧【全9車種】
スカイラインの新型モデル
13代目 RV37型スカイライン
RV37型スカイラインは2014/02に登場した13代目モデル。参考車両の「NISMO」は全長4835mm、全幅1820mm、全高1440mmの車体に、420PS/56.1kgmを発生するVR30型2997ccエンジンを搭載。

スカイラインの旧型モデル
11代目 PV35型スカイライン
PV35型スカイラインは2001/06に登場した11代目モデル。参考車両の「350GT-Premium」は全長4750mm、全幅1750mm、全高1470mmの車体に、272PS/36.0kgmを発生するVQ35型3498ccエンジンを搭載。


V36 スカイラインの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー 日産自動車
車名&
グレード
スカイライン
250GT
その他 250GT A-package. Type-V. Type-S. Type-P 50th-Limited
お値段 3297000円
車両型式 DBA-V36
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 4ドア・5名乗車
ホイールベース 2850mm
トレッド 1520mm/1530mm
WB/TR比 1.869
最小半径 5.4m
最低高 135mm
タイヤ 前輪:225/55R17
後輪:225/55R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1580kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

スカイラインと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
スカイライン
車体寸法
全長 4780mm -
全幅 1770mm -
全高 1450mm -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1380mm
全幅 1480mm以下 +290mm
全高平均 1640mm -190mm
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +80mm
全幅 1700mm以下 +70mm
全高平均 1496mm -46mm
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +137mm
全幅平均 1815mm -45mm
全高平均 1518mm -68mm

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


V36 スカイラインの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

スカイラインの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
スカイライン
室内広さ
室内長 2070mm -
室内幅 1480mm -
室内高 1185mm -
車内広さ 3630L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm +162mm
室内幅平均 1280mm +200mm
室内高平均 1283mm -98mm
車内広さ平均 3171L +459 L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm +157mm
室内幅平均 1404mm +76mm
室内高平均 1196mm -11mm
車内広さ平均 3253L +377 L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm +20mm
室内幅平均 1483mm -3mm
室内高平均 1195mm -10mm
車内広さ平均 3698L -68 L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 3.630m³
1人あたりのスペース 0.726m³
室内長/全長 43.3%
室内幅/全幅 83.6%
室内高/全高 81.7%
室内容積/車両体積 29.6%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.630m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.726m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は43.3%、同じく室内幅と全幅の比率は83.6%、同じく室内高と全高の比率は81.7%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は29.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


スカイラインでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.673m
期待される荷室の幅 1.380m
対角線の長さ 2.169m
期待される荷室の面積 2.309m²

縦方向の長さが1.673m(対角線では2.169m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


V36 スカイラインの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税22800円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2010/01モデルのスカイラインを15年落ちの中古で108.8万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    スカイラインの2010/01モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の30%である98.91万円に諸経費として9.9万円を足した108.8万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2010年式を15年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2500cc以下 13年経過 51700円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年-17年経過 22800円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷10.4㎞/L×195円/L 187500円
オイル交換
5000km毎
1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料
月額6000円
月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 364900円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額45330円×12ヶ月 543960円
ローン返済中の年間維持費 908800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 66300円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は51700円、「2.0トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は22800円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした66300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算30500円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

スカイラインの維持費は高い?安い?

「スカイラインの年間維持費は364900円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてスカイラインの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いカムリ219800円-145100円
CX-5280000円-84900円
レガシィ アウトバック296600円-68300円
スカイラインの維持費364900円
基準2500ccクラス平均365000円+100円
マツダスピード アテンザ388500円+23600円
MPV400200円+35300円
スープラ447000円+82100円
高い5シリーズ セダン497800円+132900円

スカイラインの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して145100円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して132900円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では100円安くなっています。

最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、スカイラインの維持費は ちょっと安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2500ccクラスの車 ランキング

スカイラインを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%470万円40万円31万円
15%320万円27万円21万円
20%240万円20万円16万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は470万円(総支給額40万円/月、手取り31万円/月)、ここから月額維持費3.0万円を支払うと残りは28.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)、3.0万円を支払うと残りは18.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が240万円(総支給額20万円/月、手取り16万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.0万円を引くと残りは13.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代19万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費10.4km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
145円/L
139440円
[-48060円]
-25円
170円/L
163480円
[-24020円]
-10円
185円/L
177900円
[-9600円]
195円/L187500円
[0円]
+10円
205円/L
197130円
[+9630円]
+25円
220円/L
211560円
[+24060円]
+50円
245円/L
235600円
[+48100円]

燃費10.4km/LのV36型 スカイラインで10000km走行するのに必要な燃料は961.6L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は187500円になります。

参考までに、スカイラインの燃料タンクは80リットルですので、961.6Lの給油回数は13回、1回あたりの燃料代は約14430円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては9630円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると24060円、50円も違ってくると48100円にもなります。

これをV36型 スカイラインの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を364900円としたとき、145円/Lに値下がりすれば316840円(86.8%)に、245円/Lに値上がりすれば413000円(113.2%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(51700円)なり重量税(22800円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 51700円
自動車重量税 1年分 22800円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 83325円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83325円 40%
燃料代 3000km分 56250円 27%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 80% 57600円 27%
合計
[1万kmとの差額]
210200円
-154700円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83325円 34%
燃料代 5000km分 93750円 37%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 85% 61200円 24%
合計
[1万kmとの差額]
251300円
-113600円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83325円 29%
燃料代 7000km分 131250円 45%
オイル交換 年1回 7000円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 90% 64800円 21%
合計
[1万kmとの差額]
294400円
-70500円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて154700円安い210200円に、5000km走行では113600円安い251300円に、7000km走行では70500円安い294400円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83325円 22%
燃料代 10000km分 187500円 51%
オイル交換 年2回 10000円 3%
タイヤ交換 5年毎 12000円 3%
任意保険料 100% 72000円 21%
合計
[1万kmとの差額]
364900円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83325円 18%
燃料代 15000km分 281250円 59%
オイル交換 年3回 15000円 3%
タイヤ交換 3年毎 14400円 3%
任意保険料 110% 79200円 17%
合計
[1万kmとの差額]
473200円
+108300円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 83325円 15%
燃料代 20000km分 375000円 64%
オイル交換 年4回 20000円 3%
タイヤ交換 3年毎 19200円 3%
任意保険料 120% 86400円 15%
合計
[1万kmとの差額]
584000円
+219100円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

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スカイラインの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 12.2km/L
燃料タンク容量 80L
航続距離(カタログ燃費) 976.0km
航続距離(80%燃費) 784.0km
満タンプライス 15600円
1km走行コスト 15.98円/km
1万円でどこまで行ける? 625.6km
東京から976.0kmの範囲

10・15モード燃費が12.2km/L、燃料タンク容量80リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は976.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(11.0km/L)とすると航続距離は880.0km、80%(9.8km/L)だと784.0km、70%(8.5km/L)では680.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から80リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15600円、上で計算した航続距離を踏まえると976.0km(80%燃費時784.0km)を走行するのに15600円かかる計算です。

燃費を10.4km/Lとしたときの1km走行コストは15.98円、10万km走行したときの燃料代は159.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら16.0万円/年、7年10万kmなら22.8万円/年、5年10万kmなら32.0万円/年、3年10万kmなら53.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば625.6km(往復なら片道312.8km)、カタログ値の80%なら500.5km(片道250.3km)離れたところまで行くことができます。

V36 スカイラインのエンジン諸元とカタログデータ

VQ25HR型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 VQ25HR
気筒配列 V型6気筒
排気量2495cc
圧縮比 10.3
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 225PS[165kW]/6400rpm
最大トルク 26.3kgm[258Nm]/4800rpm
パワーバンド 4800-6400rpm, 帯域25.0%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費12.2km/L(28.7mpg)
100km燃費8.2L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
4800rpm 176PS/26.3kgm
6400rpm 225PS/25.2kgm
VQ25HR型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているVQ25型2495cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは6400回転時に最高出力225馬力を、4800回転時に最大トルク26.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4800rpmから最高出力が発生する6400rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は25.0%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

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うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ7.022kg/PS(1580kg/225PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ7.022kg/PS
車体+1人7.267kg/PS
車体+5人8.244kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg7.289kg/PS
車体+70kg7.333kg/PS
車体+80kg7.378kg/PS
車体+90kg7.422kg/PS
車体+100kg7.467kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは7.267kg/PS(1635kg/225PS)となり、数値としては0.245kg、比率にすると3.5%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは8.244kg/PS(1855kg/225PS)となり、数値としては1.222kg、比率にすると17.4%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

V36 スカイラインのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ7.267kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
スカイライン
7.267kg/PS
225PS・2.5L-NA
車体のみPWR 7.022
1635kg
+3.5%

車種詳細
スイフト スポーツ
7.321kg/PS
140PS・1.4L-TB
車体のみPWR 6.929
1025kg
+5.7%

車種詳細
FJクルーザー
7.228kg/PS
276PS・4.0L-NA
車体のみPWR 7.029
1995kg
+2.8%

車種詳細
ラングラー アンリミテッド
7.377kg/PS
284PS・3.7L-NA
車体のみPWR 7.183
2095kg
+2.7%

車種詳細
コルト Ralliart-R
7.147kg/PS
163PS・1.5L-TB
車体のみPWR 6.810
1165kg
+5.0%

車種詳細
LX
7.361kg/PS
377PS・5.7L-NA
車体のみPWR 7.215
2775kg
+2.0%


7.049kg/PSから7.485kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック・ZC33S型 スイフト スポーツ、トヨタの5人乗りSUV・GSJ15W型 FJクルーザー、JEEPの5人乗りSUV・JK36L型 ラングラー アンリミテッド、三菱の5人乗りハッチバック・Z27AG型 コルト Ralliart-R、レクサスの8人乗りSUV・URJ201W型 LXという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

V36型 スカイライン [250GT]のライバル車種|7.267kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は142.4PS/tとなっています。


スカイラインがバイクと競争するなら…?


車種詳細
Z250|248cc
7.258kg/PS
225kg/31.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:5.484]
1速ギヤ速度:51.6km/h
最小TWR:1.008
2010/01

-
スカイライン|2495cc
7.267kg/PS
1635kg/225PS/26.3kgm
[車体のみPWR:7.022]
1速ギヤ速度:51.0km/h
最小TWR:1.270

車種詳細
TMAX|499cc
7.289kg/PS
277kg/38.0PS/4.50kgm
[車体のみPWR:5.842]
1速ギヤ速度:62.1km/h
最小TWR:1.160

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではスカイラインとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

ER250C Z250と競争してみる

まずスカイラインより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのZ250が挙げられます。PWRの7.258kg/PSは車両重量170kgにライダーの体重55kgを加えた225kgを、最高出力31.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はZ250に0.6km/h劣り、1速TWRは0.262kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

SJ08J TMAXと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのTMAXが挙げられます。PWRの7.289kg/PSは車両重量222kg+55kgの277kgを、最高出力38.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は11.1km/h劣り、1速TWRは0.110kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.869
平均ピストンスピード 15.64m/s
トルクウェイトレシオ 60.08kg/kgm
1馬力あたりのお値段 14653円
排気量1Lあたり馬力 90.18PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.54kgm/L
1気筒あたりの馬力 37.5PS
1気筒あたりのトルク 4.4kgm
パワーバンド比率 25.0%
燃費×馬力 2333.2pt
各種ランキング
セダンのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは60.08kg/kgm(1580kg/26.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3297000円、最高出力が225馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は14653円、逆に1万円あたりでは0.68馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は125361円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
日産編
2500cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は90.18PS/L、トルクは10.54kgm/L、1気筒あたりの馬力は37.5馬力、トルクは4.4kgmとなり、このエンジンが225馬力を6400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.64m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が73.3mmであるVQ25型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8190回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.869になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が10.37km/L、最高出力が225PSであるこの車の獲得ポイントは2333.2ptになります。
戯れに車両重量1580kgを100kg単位にした15.8で割ってみたところ、その数値は147.67ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


V36 スカイラインのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6400rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6900回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6900rpm|タイヤサイズ 225/55R17|タイヤ直径 67.9cm|円周長 213.3cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6900rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.783 16.06 - - 55km/h 12550rpm 1243.8kgm
2速 3.102 10.41 0.649 1-2/
4480rpm
85km/h 8140rpm 806.7kgm
3速 1.984 6.66 0.640 2-3/
4420rpm
133km/h 5200rpm 516.0kgm
4速 1.371 4.60 0.691 3-4/
4770rpm
192km/h 3600rpm 356.5kgm
5速 1.000 3.36 0.729 4-5/
5030rpm
263km/h 2620rpm 260.1kgm
6速 0.870 2.92 0.870 5-6/
6000rpm
302km/h 2280rpm 226.2kgm
7速 0.775 2.60 0.891 6-7/
6150rpm
339km/h 2030rpm 201.5kgm
Final3.357レシオカバレッジ(変速比幅)6.172
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4800rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.357)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(26.3kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.357)÷タイヤの有効半径(0.3395m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は7速ギヤの339km(6400rpmでは314.8km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4800回転で最大トルク26.3kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば60.08kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(7.022kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1243.8kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1580kg)を1速ギヤの最大駆動力(1243.8kgm)で割ってみると1.270kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6400回転でのトルク(25.2kgm)からTWRを算出すると1.326kg/kgmとなり、4800-6400回転の回転域では1.270-1.326kg/kgmの間で推移することがわかります。


6400rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

V36型スカイラインに搭載されたVQ25型2495ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6400rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

6400rpmでの速度とシフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ51km/h-
2速ギヤ79km/h4150rpm
3速ギヤ123km/h4100rpm
4速ギヤ178km/h4420rpm
5速ギヤ244km/h4670rpm
6速ギヤ280km/h5570rpm
7速ギヤ315km/h5700rpm

まず1速ギヤで6400rpmまで引っ張ると51km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6400rpmから4150rpmまで落ち、そこから6400rpmまで加速を続けると速度は79km/h(+28km/h)になります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 5020 7530 10040 12550 15060 17560 22580
2速 3250 4880 6510 8140 9760 11390 14650
3速 2080 3120 4160 5200 6240 7290 9370
4速 1440 2160 2880 3600 4320 5030 6470
5速 1050 1570 2100 2620 3150 3670 4720
6速 910 1370 1830 2280 2740 3190 4110
7速 810 1220 1630 2030 2440 2850 3660
※赤い数字は暫定レブリミット(6900rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.775)を選択して時速100kmにて走行すると2030回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1220回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1420回転、一般的な高速道路の80km/hでは1630回転、100km/hでは2030回転、制限速度が120km/hになると2440回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3660回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 24 32 40 48 56 64
2速 12 25 37 49 61 74 86 98
3速 19 38 58 77 96 115 135 154
4速 28 56 83 111 139 167 195 222
5速 38 76 114 152 191 229 267 305
6速 44 88 131 175 219 263 307 351
7速 49 98 148 197 246 295 344 394

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6900回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの225/55R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/55R17 | 直径 679mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
50 205/50R17
37.5km/h
径 637mm
差 -42mm
215/50R17
38.1km/h
径 647mm
差 -32mm
225/50R17
38.7km/h
径 657mm
差 -22mm
235/50R17
39.3km/h
径 667mm
差 -12mm
245/50R17
39.9km/h
径 677mm
差 -2mm
55 205/55R17
38.8km/h
径 658mm
差 -21mm
215/55R17
39.4km/h
径 669mm
差 -10mm
225/55R17
40.0km/h
679mm
0mm
235/55R17
40.7km/h
径 691mm
差 +12mm
245/55R17
41.4km/h
径 702mm
差 +23mm
60 205/60R17
39.9km/h
径 678mm
差 -1mm
215/60R17
40.6km/h
径 690mm
差 +11mm
225/60R17
41.4km/h
径 702mm
差 +23mm
235/60R17
42.1km/h
径 714mm
差 +35mm
245/60R17
42.8km/h
径 726mm
差 +47mm
65 205/65R17
41.2km/h
径 699mm
差 +20mm
215/65R17
41.9km/h
径 712mm
差 +33mm
225/65R17
42.7km/h
径 725mm
差 +46mm
235/65R17
43.5km/h
径 738mm
差 +59mm
245/65R17
44.2km/h
径 751mm
差 +72mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/55R17、205/60R17 、215/50R17、215/55R17 、225/50R17 、235/50R17 、245/50R17あたりのタイヤがおすすめです。

225/55R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/55R17の適応サイズと性能の変化 [V36型スカイライン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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V36型 スカイライン 2.5L-NA FR/7ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS7.02㎏/PS57.5ptB
最高回転数5881rpm6400rpm56.4ptB
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.27㎏/㎏m56.5ptB
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h51.0㎞/h49.9ptC
1リットル
換算馬力
73.10PS/L90.18PS/L63.5ptA
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L10.54㎏m/L63.0ptA
WB/TR比1.7731.86940.2ptD
ワイド&
ロー指数
0.8940.81955.4ptB
前面の面積2.631m22.567m251.8ptC
最低地上高154.5mm135mm57.9ptB
スポーツ性能部門の得点543.5pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円364900円47.4ptC
10-15燃費13.0km/L12.2km/L48.2ptC
100km/h
回転数
2490rpm2030rpm56.1ptB
航続距離643.9km829.6km60.7ptB
車の大きさ11.466m312.268m346.8ptC
車内の広さ3430.7L3630.4L52.0ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L726.1L52.9ptC
車内床面積2.793m23.064m253.9ptC
最小回転
半径
5.17m5.4m45.3ptD
ユーティリティ部門の得点515.0pt
総合評価B

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10700車種中 RANK
運動性能 543.5pt 1520位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 515.0pt 2772位 B
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1058.5pt 742位 A
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は543.5点で全10700車種中の1520位、ユーティリティ部門は515.0点で2772位、総合得点は1058.5点で742位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したV36型 スカイライン(FR/7AT) の各種スペックを、セダン2500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

スカイラインの歴代モデル

13代目 ZV37型 スカイライン
ZV37 スカイラインは2014/02に登場した13代目モデル。参考車両の「200GT-t」は全長4790mm、全幅1820mm、全高1450mmの車体に、211PS/35.7kgmを発生する274930型1991ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

12代目 NJ50型 スカイライン クロスオーバー
NJ50 スカイライン クロスオーバーは2009/07に登場した12代目モデル。参考車両の「370GT-FOUR」は全長4635mm、全幅1800mm、全高1575mmの車体に、330PS/36.8kgmを発生するVQ37型3696ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

11代目 HV35型 スカイライン
HV35 スカイラインは2001/06に登場した11代目モデル。参考車両の「300GT」は全長4675mm、全幅1750mm、全高1470mmの車体に、260PS/33.0kgmを発生するVQ30型2987ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

10代目 ENR34型 スカイライン セダン
ENR34 スカイライン セダンは1998/05に登場した10代目モデル。参考車両の「25GT-FOUR」は全長4705mm、全幅1720mm、全高1385mmの車体に、200PS/26.0kgmを発生するRB25型2498ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

9代目 BCNR33型 スカイライン GT-R
BCNR33 スカイライン GT-Rは1993/08に登場した9代目モデル。参考車両の「GT-R」は全長4675mm、全幅1780mm、全高1360mmの車体に、280PS/37.5kgmを発生するRB26型2568ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

8代目 ECR32型 スカイライン クーペ
ECR32 スカイライン クーペは1989/05に登場した8代目モデル。参考車両の「GTS25 type-S」は全長4530mm、全幅1695mm、全高1325mmの車体に、180PS/23.0kgmを発生するRB25型2498ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。


スカイライン vs ライバル車種対決


BNR32 スカイライン GT-R vs HNR32 スカイライン クーペ 性能比較
8代目 スカイライン GT-R V-specII(1994年式 BNR32・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/36.0kgm・4人乗り)と、8代目 スカイライン クーペ GTS-4(1992年式 HNR32・4WD/5MT・2.0L+ターボ・215PS/27.0kgm・5人乗り)を比較。

BNR34 スカイライン GT-R 2002 vs R35 GT-R 2019 性能比較
初代 GT-R Pure-edition 2020(2019年式 R35・4WD/6AT・3.8L+ツインターボ・570PS/65.0kgm・4人乗り)と、10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)を比較。

BNR34 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R 新旧比較
10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)と、8代目 スカイライン GT-R V-specII(1994年式 BNR32・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/36.0kgm・4人乗り)を比較。

BNR34 スカイライン GT-R vs ENR34 スカイライン クーペ 性能比較
10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)と、10代目 スカイライン クーペ 25GT-FOUR(1998年式 ENR34・4WD/5MT・2.5L・200PS/26.0kgm・5人乗り)を比較。

BNR34 スカイライン GT-R vs BCNR33 スカイライン GT-R 新旧比較
10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

BCNR33 スカイライン GT-R vs BNR32 スカイライン GT-R 新旧比較
9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)と、8代目 スカイライン GT-R V-specII(1994年式 BNR32・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/36.0kgm・4人乗り)を比較。

BNR34 スカイライン GT-R vs WGNC34 ステージア 260RS 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)を比較。

HR34 スカイライン セダン GT vs GXE10 アルテッツァ AS200 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

BCNR33 スカイライン GT-R vs WGNC34 ステージア 260RS 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。