KNY51 フーガ 性能と維持費 4WD/7AT 5人 502万円 2020年式

このページでは、日産自動車の4ドア・5人乗りセダン、2代目の5BA-KNY51型フーガ 370GT FOUR A-package【2020/01モデル・333PS/37.0kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

KNY51 フーガ
販売期間:2009/11 - 2022/08

画像は日産自動車より引用
http://www.nissan.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4980mm×全幅1845mm×全高1515mm、排気量は3696ccであることから、大雑把に分類すると3.7リットルクラス(3700cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:300PS~350PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4980mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

KNY51型 フーガ [3696cc/333PS 4WD/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目フーガの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2020/01
Y51型
[250GT A-package]
2.5L-NA・FR/7AT・446.4万円
224PS・26.3kgm・10.2km/L
224PS
26.3kgm
10.2km/L
2020/01
KY51型
[370GT]
3.7L-NA・FR/7AT・534.6万円
333PS・37.0kgm・9.2km/L
333PS
37.0kgm
9.2km/L
2020/01
KY51型
[370GT type-S]
3.7L-NA・FR/7AT・595.5万円
333PS・37.0kgm・8.7km/L
333PS
37.0kgm
8.7km/L
2代目 フーガ 型式一覧 Y51系まとめ 2009-2022【全10車種】
フーガの旧型モデル
初代 GY50型フーガ
GY50型フーガは2004/10に登場した初代モデル。参考車両の「450GT type-S」は全長4935mm、全幅1805mm、全高1510mmの車体に、333PS/46.0kgmを発生するVK45型4494ccエンジンを搭載。


KNY51 フーガの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー 日産自動車
車名&
グレード
フーガ
370GT FOUR A-package
その他 -
お値段 5013800円
車両型式 5BA-KNY51
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 4ドア・5名乗車
ホイールベース 2900mm
トレッド 1575mm/1565mm
WB/TR比 1.847
最小半径 5.7m
最低高 145mm
タイヤ 前輪:245/50R18
後輪:245/50R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1810kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

フーガと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
フーガ
車体寸法
全長 4980mm -
全幅 1845mm -
全高 1515mm -
大きさ 13.92m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1580mm
全幅 1480mm以下 +365mm
全高平均 1640mm -125mm
大きさ平均 8.13m3 +5.79m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +280mm
全幅 1700mm以下 +145mm
全高平均 1496mm +19mm
大きさ平均 10.48m3 +3.44m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +337mm
全幅平均 1815mm +30mm
全高平均 1518mm -3mm
大きさ平均 12.84m3 +1.08m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


KNY51 フーガの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

フーガの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
フーガ
室内広さ
室内長 2090mm -
室内幅 1535mm -
室内高 1215mm -
車内広さ 3898L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm +182mm
室内幅平均 1280mm +255mm
室内高平均 1283mm -68mm
車内広さ平均 3171L +727L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm +177mm
室内幅平均 1404mm +131mm
室内高平均 1196mm +19mm
車内広さ平均 3253L +645L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm +40mm
室内幅平均 1483mm +52mm
室内高平均 1195mm +20mm
車内広さ平均 3698L +200L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 3.898m³
1人あたりのスペース 0.780m³
室内長/全長 42.0%
室内幅/全幅 83.2%
室内高/全高 80.2%
室内容積/車両体積 28.0%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.898m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.780m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は42.0%、同じく室内幅と全幅の比率は83.2%、同じく室内高と全高の比率は80.2%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は28.0%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


フーガでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.743m
期待される荷室の幅 1.435m
対角線の長さ 2.258m
期待される荷室の面積 2.501m²

縦方向の長さが1.743m(対角線では2.258m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


KNY51 フーガの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税65500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2020/01モデルのフーガを5年落ちの中古で441.2万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    フーガの2020/01モデルの場合、2025年現在では5年が経過しているため、新車価格の80%である401.104万円に諸経費として40.1万円を足した441.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2020年式を5年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 4000cc以下 13年未満 65500円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷8.3㎞/L×195円/L 234940円
オイル交換
5000km毎
1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額7500円
月額7500円×12ヶ月 90000円
ローン完済後の年間維持費 443100円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額73540円×12ヶ月 882480円
ローン返済中の年間維持費 1325600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から5年経過車の場合、「4000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は65500円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、フーガ【370GT FOUR A-package】の場合、維持費の月額は37000円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

フーガの維持費は高い?安い?

「フーガの年間維持費は443100円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてフーガの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いラングラー409100円-34000円
フーガの維持費443100円
フェアレディZ454700円+11600円
スカイライン クーペ471600円+28500円
FJクルーザー483600円+40500円
基準4000ccクラス平均506900円+63800円
Gクラス 4x4522600円+79500円
チェロキー584200円+141100円
ディスカバリー653300円+210200円
高いランドクルーザー80748100円+305000円

フーガの年間維持費を、4000ccクラスで最も維持費が安いラングラーと比較して34000円高く、最も高いランドクルーザー80と比較して305000円安く、4000ccクラスの平均維持費との比較では63800円安くなっています。

最低額のラングラーと最高額のランドクルーザー80は極端な例としても、4000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、フーガの維持費は かなり安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 4000ccクラスの車 ランキング

フーガを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%580万円49万円38万円
15%380万円32万円25万円
20%290万円25万円20万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は580万円(総支給額49万円/月、手取り38万円/月)、ここから月額維持費3.7万円を支払うと残りは34.3万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は380万円(総支給額32万円/月、手取り25万円/月)、3.7万円を支払うと残りは21.3万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が290万円(総支給額25万円/月、手取り20万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.7万円を引くと残りは16.3万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代24万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費8.3km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 174720円 -60220円
170円/L 204840円 -30100円
185円/L 222910円 -12030円
195円/L 234940円 -
205円/L 247010円 +12070円
220円/L 265080円 +30140円
245円/L 295210円 +60270円

燃費8.3km/LのKNY51型 フーガで10000km走行するのに必要な燃料は1204.9L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は234940円になります。

参考までに、フーガの燃料タンクは80リットルですので、1204.9Lの給油回数は16回、1回あたりの燃料代は約14690円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては12070円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると30140円、50円も違ってくると60270円にもなります。

これをKNY51型 フーガの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を443100円としたとき、145円/Lに値下がりすれば382880円(86.4%)に、245円/Lに値上がりすれば503370円(113.6%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(65500円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 65500円
自動車重量税 1年分 16400円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 90725円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 70480円 117470円 164460円
オイル交換 6500円 6500円 9100円
タイヤ交換 9600円 9600円 9600円
任意保険料 72000円 76560円 81000円
税金 自賠責 一律 90725円
合計 249400円 300900円 354900円
1万km差額 -193700円 -142200円 -88200円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて193700円安い249400円に、5000km走行では142200円安い300900円に、7000km走行では88200円安い354900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 234940円 352410円 469880円
オイル交換 13000円 19500円 26000円
タイヤ交換 14400円 17280円 23040円
任意保険料 90000円 99000円 108000円
税金 自賠責 一律 90725円
合計 443100円 579000円 717700円
1万km差額 - +135900円 +274600円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

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【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(5.2km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(8.9km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(10.5km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(8.3km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代234940円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 1730.8L 337510円
郊外 500km 56.2L 10960円
高速道路 500km 47.6L 9280円
平均燃費 5.5km/L 1834.6L 357750円
WLTC 総合燃費との差額 +122810円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 961.5L 187490円
郊外 5000km 561.8L 109550円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 6.6km/L 1523.3L 297040円
WLTC 総合燃費との差額 +62100円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 640.4L 124880円
郊外 3340km 375.3L 73180円
高速道路 3330km 317.1L 61830円
平均燃費 7.5km/L 1332.8L 259890円
WLTC 総合燃費との差額 +24950円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 96.2L 18760円
郊外 9000km 1011.2L 197180円
高速道路 500km 47.6L 9280円
平均燃費 8.7km/L 1155.0L 225220円
WLTC 総合燃費との差額 -9720円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が679.6リットルの差、金額にして132530円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 8.3km/L 8.5km/L +0.2km/L
市街地 5.2km/L 5.4km/L +0.2km/L
郊外 8.9km/L 9.2km/L +0.3km/L
高速道路 10.5km/L 10.8km/L +0.3km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 8.3km/L 664km - 23.49円/km
市街地 5.2km/L 416km -248km 37.5円/km
郊外 8.9km/L 712km +48km 21.9円/km
高速 10.5km/L 840km +176km 18.6円/km

※1km費用は燃料価格195円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を80Lとしたとき、市街地モード燃費5.2km/Lでの航続距離は416km(-248km)、郊外モード燃費8.9km/Lでの航続距離は712km(+48km)、高速道路モード燃費10.5km/Lでの航続距離は840km(+176km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

フーガの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 8.3km/L
燃料タンク容量 80L
航続距離(カタログ燃費) 664.0km
航続距離(80%燃費) 528.0km
満タンプライス 15600円
1km走行コスト 23.49円/km
1万円でどこまで行ける? 425.6km
東京から664.0kmの範囲

WLTCモード燃費が8.3km/L、燃料タンク容量80リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は664.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.5km/L)とすると航続距離は600.0km、80%(6.6km/L)だと528.0km、70%(5.8km/L)では464.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から80リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15600円、上で計算した航続距離を踏まえると664.0km(80%燃費時528.0km)を走行するのに15600円かかる計算です。

燃費を8.3km/Lとしたときの1km走行コストは23.49円、10万km走行したときの燃料代は234.9万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら23.5万円/年、7年10万kmなら33.6万円/年、5年10万kmなら47.0万円/年、3年10万kmなら78.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば425.6km(往復なら片道212.8km)、カタログ値の80%なら340.5km(片道170.3km)離れたところまで行くことができます。

KNY51 フーガのエンジン諸元とカタログデータ

VQ37VHR型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 VQ37VHR
気筒配列 V型6気筒
排気量3696cc
圧縮比 11.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 333PS[245kW]/7000rpm
最大トルク 37.0kgm[363Nm]/5200rpm
パワーバンド 5200-7000rpm, 帯域25.7%
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費8.3km/L(19.5mpg)
100km燃費12.0L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
5200rpm 269PS/37.0kgm
7000rpm 333PS/34.1kgm
VQ37VHR型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているVQ37型3696cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは7000回転時に最高出力333馬力を、5200回転時に最大トルク37.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5200rpmから最高出力が発生する7000rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は25.7%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.435kg/PS(1810kg/333PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.435kg/PS
車体+1人5.601kg/PS
車体+5人6.261kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.616kg/PS
車体+70kg5.646kg/PS
車体+80kg5.676kg/PS
車体+90kg5.706kg/PS
車体+100kg5.736kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.601kg/PS(1865kg/333PS)となり、数値としては0.166kg、比率にすると3.1%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは6.261kg/PS(2085kg/333PS)となり、数値としては0.826kg、比率にすると15.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

KNY51 フーガのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.601kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
フーガ
5.601kg/PS
333PS・3.7L-NA
車体のみPWR 5.435
1865kg
+3.0%

車種詳細
レヴォーグ
5.383kg/PS
300PS・2.0L-TB
車体のみPWR 5.200
1615kg
+3.5%

車種詳細
RX-8
5.460kg/PS
250PS・1.4L-NA
車体のみPWR 5.240
1365kg
+4.2%

車種詳細
レガシィ ツーリングワゴン
5.517kg/PS
300PS・2.0L-TB
車体のみPWR 5.333
1655kg
+3.4%

車種詳細
インテグラ タイプR
5.659kg/PS
220PS・2.0L-NA
車体のみPWR 5.409
1245kg
+4.6%

車種詳細
マツダスピード アクセラ
5.473kg/PS
264PS・2.3L-TB
車体のみPWR 5.265
1445kg
+4.0%


5.377kg/PSから5.825kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りワゴン・VMG型 レヴォーグ、マツダの4人乗りクーペ・SE3P型 RX-8、スバルの5人乗りワゴン・BRG型 レガシィ ツーリングワゴン、ホンダの4人乗りクーペ・DC5型 インテグラ タイプR、マツダの5人乗りハッチバック・BK3P型 マツダスピード アクセラという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

KNY51型 フーガ [370GT FOUR A-package]のライバル車種|5.601kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は184.0PS/tとなっています。


フーガがバイクと競争するなら…?


車種詳細
バンディット250|248cc
5.600kg/PS
224kg/40.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:4.225]
1速ギヤ速度:63.4km/h
最小TWR:0.812
2020/01

-
フーガ|3696cc
5.601kg/PS
1865kg/333PS/37.0kgm
[車体のみPWR:5.435]
1速ギヤ速度:57.7km/h
最小TWR:1.069

車種詳細
バリオスII|249cc
5.625kg/PS
225kg/40.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:4.250]
1速ギヤ速度:56.5km/h
最小TWR:0.866

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではフーガとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

GJ77A バンディット250と競争してみる

まずフーガより少しPWRが低いバイクとして、スズキのバンディット250が挙げられます。PWRの5.600kg/PSは車両重量169kgにライダーの体重55kgを加えた224kgを、最高出力40.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はバンディット250に5.7km/h劣り、1速TWRは0.257kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

ZR250B バリオスIIと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのバリオスIIが挙げられます。PWRの5.625kg/PSは車両重量170kg+55kgの225kgを、最高出力40.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は1.2km/h勝り、1速TWRは0.203kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.847
平均ピストンスピード 20.07m/s
トルクウェイトレシオ 48.92kg/kgm
1馬力あたりのお値段 15056円
排気量1Lあたり馬力 90.10PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.01kgm/L
1気筒あたりの馬力 55.5PS
1気筒あたりのトルク 6.2kgm
パワーバンド比率 25.7%
燃費×馬力 2763.9pt
各種ランキング
セダンのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは48.92kg/kgm(1810kg/37.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が5013800円、最高出力が333馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は15056円、逆に1万円あたりでは0.66馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は135508円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
日産編
4000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は90.10PS/L、トルクは10.01kgm/L、1気筒あたりの馬力は55.5馬力、トルクは6.2kgmとなり、このエンジンが333馬力を7000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは20.07m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるVQ37型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。●最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.847になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が8.3km/L、最高出力が333PSであるこの車の獲得ポイントは2763.9ptになります。
戯れに車両重量1810kgを100kg単位にした18.1で割ってみたところ、その数値は152.70ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


KNY51 フーガのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合7000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした7500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 7500rpm|タイヤサイズ 245/50R18|タイヤ直径 70.2cm|円周長 220.5cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
7500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.783 16.06 - - 62km/h 12140rpm 1692.6kgm
2速 3.102 10.41 0.649 1-2/
4870rpm
95km/h 7870rpm 1097.7kgm
3速 1.984 6.66 0.640 2-3/
4800rpm
149km/h 5030rpm 702.1kgm
4速 1.371 4.60 0.691 3-4/
5180rpm
216km/h 3480rpm 485.2kgm
5速 1.000 3.36 0.729 4-5/
5470rpm
296km/h 2540rpm 353.9kgm
6速 0.870 2.92 0.870 5-6/
6530rpm
340km/h 2210rpm 307.9kgm
7速 0.775 2.60 0.891 6-7/
6680rpm
381km/h 1970rpm 274.3kgm
Final3.357レシオカバレッジ(変速比幅)6.172
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数5200rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.357)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(37.0kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.357)÷タイヤの有効半径(0.351m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は7速ギヤの381km(7000rpmでは356.0km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが5200回転で最大トルク37.0kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば48.92kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(5.435kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1692.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1810kg)を1速ギヤの最大駆動力(1692.6kgm)で割ってみると1.069kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する7000回転でのトルク(34.1kgm)からTWRを算出すると1.160kg/kgmとなり、5200-7000回転の回転域では1.069-1.160kg/kgmの間で推移することがわかります。


7000rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

KNY51型フーガに搭載されたVQ37型3696ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する7000rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

7000rpmでの速度とシフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ58km/h-
2速ギヤ89km/h4540rpm
3速ギヤ139km/h4480rpm
4速ギヤ201km/h4840rpm
5速ギヤ276km/h5100rpm
6速ギヤ317km/h6090rpm
7速ギヤ356km/h6240rpm

まず1速ギヤで7000rpmまで引っ張ると58km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は7000rpmから4540rpmまで落ち、そこから7000rpmまで加速を続けると速度は89km/h(+31km/h)になります。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4850 7280 9710 12140 14560 16990 21850
2速 3150 4720 6300 7870 9450 11020 14170
3速 2010 3020 4030 5030 6040 7050 9060
4速 1390 2090 2780 3480 4170 4870 6260
5速 1010 1520 2030 2540 3040 3550 4570
6速 880 1320 1770 2210 2650 3090 3970
7速 790 1180 1570 1970 2360 2750 3540
※赤い数字は暫定レブリミット(7500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.775)を選択して時速100kmにて走行すると1970回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1180回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1380回転、一般的な高速道路の80km/hでは1570回転、100km/hでは1970回転、制限速度が120km/hになると2360回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3540回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 25 33 41 49 58 66
2速 13 25 38 51 64 76 89 102
3速 20 40 60 79 99 119 139 159
4速 29 57 86 115 144 172 201 230
5速 39 79 118 158 197 236 276 315
6速 45 91 136 181 226 272 317 362
7速 51 102 153 203 254 305 356 407

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(7500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの245/50R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 245/50R18 | 直径 702mm

-20mm
幅225mm
-10mm
幅235mm
変更なし
幅245mm
+10mm
幅255mm
+20mm
幅265mm
45 225/45R18
37.6km/h
径 660mm
差 -42mm
235/45R18
38.1km/h
径 669mm
差 -33mm
245/45R18
38.6km/h
径 678mm
差 -24mm
255/45R18
39.1km/h
径 687mm
差 -15mm
265/45R18
39.7km/h
径 696mm
差 -6mm
50 225/50R18
38.9km/h
径 682mm
差 -20mm
235/50R18
39.4km/h
径 692mm
差 -10mm
245/50R18
40.0km/h
702mm
0mm
255/50R18
40.6km/h
径 712mm
差 +10mm
265/50R18
41.1km/h
径 722mm
差 +20mm
55 225/55R18
40.2km/h
径 705mm
差 +3mm
235/55R18
40.8km/h
径 716mm
差 +14mm
245/55R18
41.4km/h
径 727mm
差 +25mm
255/55R18
42.1km/h
径 738mm
差 +36mm
265/55R18
42.7km/h
径 749mm
差 +47mm
60 225/60R18
41.4km/h
径 727mm
差 +25mm
235/60R18
42.1km/h
径 739mm
差 +37mm
245/60R18
42.8km/h
径 751mm
差 +49mm
255/60R18
43.5km/h
径 763mm
差 +61mm
265/60R18
44.2km/h
径 775mm
差 +73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、225/50R18 、235/45R18、235/50R18 、245/45R18 、255/45R18 、265/45R18あたりのタイヤがおすすめです。

245/50R18のタイヤ幅を225mmから275mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、245/50R18の適応サイズと性能の変化 [KNY51型フーガ編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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KNY51型 フーガ 3.7L-NA 4WD/7ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS5.43㎏/PS61.8ptB
最高回転数5880rpm7000rpm63.8ptA
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.07㎏/㎏m60.7ptB
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h57.7㎞/h56.1ptB
1リットル
換算馬力
73.10PS/L90.10PS/L63.4ptA
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L10.01㎏m/L56.6ptB
WB/TR比1.7731.84742.4ptD
ワイド&
ロー指数
0.8940.82155.2ptB
前面の面積2.631m22.795m245.4ptD
最低地上高154.5mm145mm53.8ptC
スポーツ性能部門の得点544.3pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340696円443100円41.1ptD
WLTC燃費16.2km/L8.3km/L33.7ptE
100km/h
回転数
2490rpm1970rpm56.9ptB
航続距離644.1km664.0km51.1ptC
車の大きさ11.468m313.920m340.3ptD
車内の広さ3430.7L3897.9L54.6ptB
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.9L779.6L57.4ptB
車内床面積2.793m23.208m255.9ptB
最小回転
半径
5.17m5.7m39.2ptD
ユーティリティ部門の得点481.9pt
総合評価C

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10706車種中 RANK
運動性能 544.3pt 1478位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 481.9pt 6020位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1026.2pt 2663位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は544.3点で全10706車種中の1478位、ユーティリティ部門は481.9点で6020位、総合得点は1026.2点で2663位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したKNY51型 フーガ(4WD/7AT) の各種スペックを、セダン4000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

フーガの歴代モデル

2代目 HY51型 フーガ ハイブリッド
HY51 フーガ ハイブリッドは2010/11に登場した2代目モデル。参考車両の「VIP-package」は全長4945mm、全幅1845mm、全高1500mmの車体に、306PS/35.7kgmを発生するVQ35型3498ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 GY50型 フーガ
GY50 フーガは2004/10に登場した初代モデル。参考車両の「450GT type-S」は全長4935mm、全幅1805mm、全高1510mmの車体に、333PS/46.0kgmを発生するVK45型4494ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるセダンの車種比較


AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。

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初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。