WFY10:ADワゴンの性能と維持費 FF/5MT 5人 127万円 1995年式

このページでは、日産自動車の5ドア・5人乗りワゴン、2代目のE-WFY10型ADワゴン LE【1995/06モデル・105PS/13.8kgm・FF/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

WFY10 ADワゴン
販売期間:1990/10 - 1996/05

画像は日産自動車より引用
http://www.nissan.co.jp/
投稿:2011/07/03|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4175mm×全幅1665mm×全高1485mm、排気量は1497ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4175mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


WFY10型 ADワゴン [1497cc/105PS FF/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目ADワゴンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1997/05
WFGY10型
[LE]
1.5L-NA・FF/4AT・172.9万円
105PS・13.8kgm・12.8km/L
105PS
13.8kgm
12.8km/L
1995/06
WFNY10型
[SLX]
1.5L-NA・4WD/4AT・176.3万円
105PS・13.8kgm・12.2km/L
105PS
13.8kgm
12.2km/L
1995/06
WFY10型
[LE]
1.5L-NA・FF/4AT・134.2万円
105PS・13.8kgm・13.8km/L
105PS
13.8kgm
13.8km/L
2代目ADワゴンの車両型式・グレード一覧【全5車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー 日産自動車
車名&
グレード
ADワゴン
LE
その他 -
お値段 1267000円
車両型式 E-WFY10
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4175×幅1665×高1485mm
室内寸法 長1700×幅1390×高1205mm
軸距&
輪距
2400mm
前1445mm/後1445mm
最小半径 4.5m
タイヤ 前輪:155/80R13
後輪:155/80R13
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
車両重量 990kg
エンジン諸元
原動機型式 GA15DE
気筒配列 直列4気筒
排気量1497cc
圧縮比9.9
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 105PS[77kW]/6000rpm
最大トルク 13.8kgm[135Nm]/4000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
10・15燃費 17.8km/L(41.9mpg)
100km燃費 5.6L/100km
GA15DE型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税39600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12600円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1995/06モデルのADワゴンを29年落ちの中古で27.8万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ADワゴンの1995/06モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である25.34万円に諸経費として2.5万円を足した27.8万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1995年式を29年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1500cc以下 13年経過 39600円
自動車重量税(1年分) 1.0トン以下 18年経過 12600円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷15.1km/L×175円/L 115890円
オイル交換(5000km毎) 1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本6000円×4本÷5年 4800円
任意保険料(月額5000円) 月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 249800円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額23230円×12ヶ月 278760円
ローン返済中の年間維持費 528500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 45900円
名目 金額
自動車税(1年分) 39600円
自動車重量税(1年分) 12600円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
115890円
(81120円)
(57950円)
(34770円)
オイル交換(5000km毎) 8000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 4800円
任意保険料(月額5000円) 60000円
ローン完済後の年間維持費 249800円
名目 金額
車のローン額(1年分) 278760円
ローン返済中の年間維持費 528500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
45900円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「1500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は39600円、「1.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は12600円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本6000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした45900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

ADワゴン【LE】の場合、維持費の月額は20900円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

ADワゴンの維持費は高い?安い?

「ADワゴンの年間維持費は249800円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてADワゴンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス173300円-76500円
ジェイド210700円-39100円
フリード ハイブリッド224600円-25200円
ADワゴンの維持費249800円
スイフト スポーツ250200円+400円
基準1500ccクラス平均251400円+1600円
ステップワゴン スパーダ259700円+9900円
コルト Ralliart-R281600円+31800円
ゴルフ トゥーラン321300円+71500円
高いウーノ367800円+118000円

ADワゴンの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリスと比較して76500円高く、最も高いウーノと比較して118000円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では1600円安くなっています。

最低額のヤリスと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、ADワゴンの維持費は ちょっと安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

ADワゴンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%320万円27万円21万円
15%220万円19万円15万円
20%160万円14万円11万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)、ここから月額維持費2.1万円を支払うと残りは18.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は220万円(総支給額19万円/月、手取り15万円/月)、2.1万円を支払うと残りは12.9万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が160万円(総支給額14万円/月、手取り11万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.1万円を引くと残りは8.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代12万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり175円を基準として、-50円となる125円から、+50円となる225円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費15.1km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
125円/L
82790円
[-33100円]
-25円
150円/L
99350円
[-16540円]
-10円
165円/L
109280円
[-6610円]
175円/L115890円
[0円]
+10円
185円/L
122530円
[+6640円]
+25円
200円/L
132460円
[+16570円]
+50円
225円/L
149020円
[+33130円]

燃費15.1km/LのWFY10型 ADワゴンで10000km走行するのに必要な燃料は662.3L、1リットルあたり175円としたときの燃料代は115890円になります。

参考までに、ADワゴンの燃料タンクは50リットルですので、662.3Lの給油回数は14回、1回あたりの燃料代は約8280円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6640円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると16570円、50円も違ってくると33130円にもなります。

これをWFY10型 ADワゴンの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり175円の場合を249800円としたとき、125円/Lに値下がりすれば216700円(86.7%)に、225円/Lに値上がりすれば282930円(113.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(39600円)なり重量税(12600円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 26%
自動車重量税 1年分 12600円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 3000km分 34770円 23%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 3200円 2%
任意保険料 80% 48000円 32%
合計
[1万kmとの差額]
151000円
-98800円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 22%
自動車重量税 1年分 12600円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 5000km分 57950円 33%
オイル交換 年1回 4000円 2%
タイヤ交換 6年毎 3200円 2%
任意保険料 85% 51000円 29%
合計
[1万kmとの差額]
177200円
-72600円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 19%
自動車重量税 1年分 12600円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 81120円 40%
オイル交換 年1回 5600円 3%
タイヤ交換 6年毎 3200円 2%
任意保険料 90% 54000円 26%
合計
[1万kmとの差額]
205000円
-44800円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて98800円安い151000円に、5000km走行では72600円安い177200円に、7000km走行では44800円安い205000円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 12%
自動車重量税 1年分 12600円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 173840円 53%
オイル交換 年3回 24000円 7%
タイヤ交換 2.7年毎 7200円 2%
任意保険料 100% 60000円 19%
合計
[1万kmとの差額]
326100円
+76300円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39600円 10%
自動車重量税 1年分 12600円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 231780円 59%
オイル交換 年4回 32000円 8%
タイヤ交換 2年毎 9600円 2%
任意保険料 100% 60000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
394500円
+144700円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
日産の小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ステーションワゴン編

ADワゴンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 17.8km/L
燃料タンク容量 50L
航続距離(カタログ燃費) 890.0km
航続距離(80%燃費) 710.0km
満タンプライス 8750円
1km走行コスト 9.83円
1万円でどこまで行ける? 1017.1km

10・15モード燃費が17.8km/L、燃料タンク容量50リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は890.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(16.0km/L)とすると航続距離は800.0km、80%(14.2km/L)だと710.0km、70%(12.5km/L)では625.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から50リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり175円では8750円、上で計算した航続距離を踏まえると890.0km(80%燃費時710.0km)を走行するのに8750円かかる計算です。

燃費を15.1km/Lとしたときの1km走行コストは9.83円、10万km走行したときの燃料代は98.3万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら9.8万円/年、7年10万kmなら14.0万円/年、5年10万kmなら19.7万円/年、3年10万kmなら32.8万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1017.1km(往復なら片道508.6km)、カタログ値の80%なら813.7km(片道406.9km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

GA15DE型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4000回転時の馬力 77PS
6000回転時の馬力 105PS
各回転域でのトルク
4000回転時のトルク 13.8kgm
6000回転時のトルク 12.5kgm
GA15DE型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているGA15型1497cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力105馬力を、4000回転時に最大トルク13.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は33.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.429kg/PS(990kg/105PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.429kg/PS
車体+1人9.952kg/PS
車体+5人12.048kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.000kg/PS
車体+70kg10.095kg/PS
車体+80kg10.190kg/PS
車体+90kg10.286kg/PS
車体+100kg10.381kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.952kg/PS(1045kg/105PS)となり、数値としては0.523kg、比率にすると5.5%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは12.048kg/PS(1265kg/105PS)となり、数値としては2.619kg、比率にすると27.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

WFY10 ADワゴンのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1995/06

-
ADワゴン
9.952kg/PS
1045kg/105PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:9.429]
2010/04

車種詳細
ウィッシュ
9.826kg/PS
1415kg/144PS|1.8L-NA
車体のみPWR:9.444
2013/12

車種詳細
ヴェゼル
10.038kg/PS
1325kg/132PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.621
2019/04

車種詳細
RAV4
9.854kg/PS
1685kg/171PS|2.0L-NA
車体のみPWR:9.532
2011/10

車種詳細
ヴィッツ G’s
10.000kg/PS
1090kg/109PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.495
2016/02

車種詳細
イグニス
9.945kg/PS
905kg/91PS|1.3L-NA
車体のみPWR:9.341

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.952kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.753kg/PSから10.151kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、トヨタの7人乗りミニバン「ZGE20W型 ウィッシュ」、ホンダの5人乗りSUV「RU3型 ヴェゼル」、トヨタの5人乗りSUV「MXAA54型 RAV4」、トヨタの5人乗りハッチバック「NCP131型 ヴィッツ G’s」、スズキの5人乗りSUV「FF21S型 イグニス」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

WFY10型 ADワゴン [LE]のライバル車種|9.952kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は106.1PS/tとなっています。


ADワゴンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
KLX230|232cc
9.947kg/PS
189kg/19.0PS/1.90kgm
[車体のみPWR:7.053]
1995/06

-
ADワゴン|1497cc
9.952kg/PS
1045kg/105PS/13.8kgm
[車体のみPWR:9.429]

車種詳細
YBR250|249cc
9.952kg/PS
209kg/21.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:7.333]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではADワゴンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

LX230A KLX230と競争してみる

まずADワゴンより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのKLX230が挙げられます。PWRの9.947kg/PSは車両重量134kgにライダーの体重55kgを加えた189kgを、最高出力19.0PSで割ったものです。

PCNLD YBR250と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのYBR250が挙げられます。PWRの9.952kg/PSは車両重量154kg+55kgの209kgを、最高出力21.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.661
平均ピストンスピード 17.60m/s
トルクウェイトレシオ 71.74kg/kgm
1馬力あたりのお値段 12067円
排気量1Lあたり馬力 70.14PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.22kgm/L
1気筒あたりの馬力 26.2PS
1気筒あたりのトルク 3.5kgm
パワーバンド比率 33.3%
燃費×馬力 1588.7pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは71.74kg/kgm(990kg/13.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1267000円、最高出力が105馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は12067円、逆に1万円あたりでは0.83馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は91812円、1万円あたりでは0.11kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
日産編
1500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は70.14PS/L、トルクは9.22kgm/L、1気筒あたりの馬力は26.2馬力、トルクは3.5kgmとなり、このエンジンが105馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.60m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が88.0mmであるGA15型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6820回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.661になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が15.13km/L、最高出力が105PSであるこの車の獲得ポイントは1588.7ptになります。
戯れに車両重量990kgを100kg単位にした9.9で割ってみたところ、その数値は160.47ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

人間様の占有スペース
室内長×室内幅×室内高 2.847m³
1人あたりのスペース 0.569m³
室内長/全長 40.7%
室内幅/全幅 83.5%
室内高/全高 81.1%
室内容積/車両体積 27.6%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.847m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.569m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.7%、同じく室内幅と全幅の比率は83.5%、同じく室内高と全高の比率は81.1%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は27.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


ADワゴンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.461m
期待される荷室の幅 1.290m
対角線の長さ 1.949m
期待される荷室の面積 1.885m²

縦方向の長さが1.461m(対角線では1.949m)であれば、小柄な体型なら斜めに転げることで足を伸ばして寝られないこともなさそうです。

普通体型では斜めに転げた上で腰と膝を曲げれば何とかギリギリ、大柄な体型ではダンゴ虫のように丸まって腰痛覚悟で決死の車中泊を敢行せざるを得ません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの155/80R13と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 155/80R13 | 直径 578mm

-20mm
幅135mm
-10mm
幅145mm
変更なし
幅155mm
+10mm
幅165mm
+20mm
幅175mm
-5%
75
扁平
135/75R13
36.9km/h
直径533mm
径差-45mm
145/75R13
37.9km/h
直径548mm
径差-30mm
155/75R13
39.0km/h
直径563mm
径差-15mm
165/75R13
40.0km/h
直径578mm
径差0mm
175/75R13
41.0km/h
直径593mm
径差+15mm
0%
80
扁平
135/80R13
37.8km/h
直径546mm
径差-32mm
145/80R13
38.9km/h
直径562mm
径差-16mm
155/80R13
40.0km/h
578mm
0mm
165/80R13
41.1km/h
直径594mm
径差+16mm
175/80R13
42.2km/h
直径610mm
径差+32mm
+5%
85
扁平
135/85R13
38.8km/h
直径560mm
径差-18mm
145/85R13
39.9km/h
直径577mm
径差-1mm
155/85R13
41.1km/h
直径594mm
径差+16mm
165/85R13
42.3km/h
直径611mm
径差+33mm
175/85R13
43.5km/h
直径628mm
径差+50mm
+10%
90
扁平
135/90R13
39.7km/h
直径573mm
径差-5mm
145/90R13
40.9km/h
直径591mm
径差+13mm
155/90R13
42.1km/h
直径609mm
径差+31mm
165/90R13
43.4km/h
直径627mm
径差+49mm
175/90R13
44.6km/h
直径645mm
径差+67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、135/85R13 、145/80R13、145/85R13 、155/75R13 、165/75R13 あたりのタイヤがおすすめです。

155/80R13のタイヤ幅を135mmから185mmまで、扁平率を65%から95%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを13インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが155/80R13のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】155/80R13のタイヤ銘柄と通販価格

WFY10型ADワゴン[1.5L-NA FF/5MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.429kg/ps50.93
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力70.14ps/L47.67
1L換算トルク9.22kgm/L46.95
WB/TR比1.66161.55
ワイド&ロー指数0.89250.05
前面の面積2.473m²54.32
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点395.09

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費17.8km/L60.44
年間維持費249800円57.04
100kmh回転数-43.42
航続距離890.0km60.22
車の大きさ10.323m³45.52
室内の広さ2.847m³44.57
最小回転半径4.5m63.67
馬力単価12067円62.48
ユーティリティ部門の得点437.36

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した WFY10型ADワゴン[1.5L-NA FF/5MT] の総合得点は 832.45 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したWFY10型ADワゴン(FF/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのワゴン」、「1500ccのワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。