HNP11 リョーガ 性能と維持費 4WD/4AT 5人 325万円 2000年式

このページでは、光岡自動車の4ドア・5人乗りセダン、初代のGF-HNP11型リョーガ Limited Sedan 2.0【2000/06モデル・150PS/19.0kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

HNP11 リョーガ
販売期間:1998/02 - 2000/12

画像は光岡自動車より引用
http://www.mitsuoka-motor.com/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4570mm×全幅1695mm×全高1415mm、排気量は1998ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4570mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

HNP11型 リョーガ [1998cc/150PS 4WD/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代リョーガの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2000/06
QP11型
[Limited Sedan-1.8]
1.8L-NA・FF/4AT・267.0万円
125PS・16.4kgm・-
125PS
16.4kgm
-
2000/06
HP11型
[Limited Sedan-2.0]
2.0L-NA・FF/CVT・294.2万円
150PS・19.0kgm・-
150PS
19.0kgm
-
2000/06
HP11型
[Limited Sedan-2.0]
2.0L-NA・FF/5MT・285.9万円
150PS・19.0kgm・-
150PS
19.0kgm
-
初代 リョーガ 型式一覧 P11系まとめ 1998-2000【全12車種】
リョーガの新型モデル
2代目 FB15型リョーガ
FB15型リョーガは2001/07に登場した2代目モデル。参考車両の「Royal」は全長4695mm、全幅1695mm、全高1420mmの車体に、109PS/14.6kgmを発生するQG15型1497ccエンジンを搭載。


HNP11 リョーガの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー 光岡自動車
車名&
グレード
リョーガ
Limited Sedan 2.0
その他 -
お値段 3249000円
車両型式 GF-HNP11
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 4ドア・5名乗車
ホイールベース 2600mm
トレッド 1465mm/1455mm
WB/TR比 1.781
最小半径 5.4m
タイヤ 前輪:195/60R15
後輪:195/60R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1380kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

リョーガと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
リョーガ
車体寸法
全長 4570mm -
全幅 1695mm -
全高 1415mm -
大きさ 10.96m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1170mm
全幅 1480mm以下 +215mm
全高平均 1640mm -225mm
大きさ平均 8.13m3 +2.83m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -130mm
全幅 1700mm以下 -5mm
全高平均 1496mm -81mm
大きさ平均 10.47m3 +0.49m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -73mm
全幅平均 1815mm -120mm
全高平均 1518mm -103mm
大きさ平均 12.84m3 -1.88m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


HNP11 リョーガの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

リョーガの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
リョーガ
室内広さ
室内長 1935mm -
室内幅 1440mm -
室内高 1170mm -
車内広さ 3260L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm +27mm
室内幅平均 1280mm +160mm
室内高平均 1283mm -113mm
車内広さ平均 3171L +89L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm +22mm
室内幅平均 1403mm +37mm
室内高平均 1195mm -25mm
車内広さ平均 3251L +9L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -115mm
室内幅平均 1483mm -43mm
室内高平均 1195mm -25mm
車内広さ平均 3698L -438L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 3.260m³
1人あたりのスペース 0.652m³
室内長/全長 42.3%
室内幅/全幅 85.0%
室内高/全高 82.7%
室内容積/車両体積 29.7%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.260m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.652m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は42.3%、同じく室内幅と全幅の比率は85.0%、同じく室内高と全高の比率は82.7%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は29.7%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


リョーガでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.599m
期待される荷室の幅 1.340m
対角線の長さ 2.086m
期待される荷室の面積 2.143m²

縦方向の長さが1.599m(対角線では2.086m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


HNP11 リョーガの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2000/06モデルのリョーガを25年落ちの中古で71.5万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    リョーガの2000/06モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である64.98万円に諸経費として6.5万円を足した71.5万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2000年式を25年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2000cc以下 13年経過 45400円
自動車重量税
1年分
1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷8.3㎞/L×195円/L 234940円
オイル交換
5000km毎
1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額5500円
月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 391100円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額29780円×12ヶ月 357360円
ローン返済中の年間維持費 748500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は45400円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。

さて、リョーガ【Limited Sedan 2.0】の場合、維持費の月額は32600円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

リョーガの維持費は高い?安い?

「リョーガの年間維持費は391100円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてリョーガの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いプリウス192500円-198600円
ヴォクシー ハイブリッド231500円-159600円
ウィッシュ289100円-102000円
スイフト スポーツ292900円-98200円
基準2000ccクラス平均325700円-65400円
アコード355200円-35900円
WRX STI376200円-14900円
リョーガの維持費391100円
エクスプローラー442300円+51200円
高いBX502800円+111700円

リョーガの年間維持費を、2000ccクラスで最も維持費が安いプリウスと比較して198600円高く、最も高いBXと比較して111700円安く、2000ccクラスの平均維持費との比較では65400円高くなっています。

最低額のプリウスと最高額のBXは極端な例としても、2000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、リョーガの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2000ccクラスの車 ランキング

リョーガを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%510万円43万円34万円
15%340万円29万円23万円
20%250万円21万円17万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は510万円(総支給額43万円/月、手取り34万円/月)、ここから月額維持費3.3万円を支払うと残りは30.7万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は340万円(総支給額29万円/月、手取り23万円/月)、3.3万円を支払うと残りは19.7万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が250万円(総支給額21万円/月、手取り17万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.3万円を引くと残りは13.7万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代24万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費8.3km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 174720円 -60220円
170円/L 204840円 -30100円
185円/L 222910円 -12030円
195円/L 234940円 -
205円/L 247010円 +12070円
220円/L 265080円 +30140円
245円/L 295210円 +60270円

燃費8.3km/LのHNP11型 リョーガで10000km走行するのに必要な燃料は1204.9L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は234940円になります。

参考までに、リョーガの燃料タンクは60リットルですので、1204.9Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約11190円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては12070円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると30140円、50円も違ってくると60270円にもなります。

これをHNP11型 リョーガの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を391100円としたとき、145円/Lに値下がりすれば330880円(84.6%)に、245円/Lに値上がりすれば451370円(115.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45400円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 45400円
自動車重量税 1年分 18900円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 73125円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 70480円 117470円 164460円
オイル交換 4500円 4500円 6300円
タイヤ交換 5330円 5330円 5330円
任意保険料 52800円 56160円 59400円
税金 自賠責 一律 73125円
合計 206300円 256600円 308700円
1万km差額 -184800円 -134500円 -82400円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて184800円安い206300円に、5000km走行では134500円安い256600円に、7000km走行では82400円安い308700円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 234940円 352410円 469880円
オイル交換 9000円 13500円 18000円
タイヤ交換 8000円 9600円 12800円
任意保険料 66000円 72600円 79200円
税金 自賠責 一律 73125円
合計 391100円 521300円 653100円
1万km差額 - +130200円 +262000円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
ミツオカの小型車&普通車編
2000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

リョーガの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 8.3km/L
燃料タンク容量 60L
航続距離(カタログ燃費) 498.0km
航続距離(80%燃費) 396.0km
満タンプライス 11700円
1km走行コスト 23.49円/km
1万円でどこまで行ける?
東京から498.0kmの範囲

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので8.3km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量60リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は498.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.5km/L)とすると航続距離は450.0km、80%(6.6km/L)だと396.0km、70%(5.8km/L)では348.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から60リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では11700円、上で計算した航続距離を踏まえると498.0km(80%燃費時396.0km)を走行するのに11700円かかる計算です。

燃費を8.3km/Lとしたときの1km走行コストは23.49円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。

HNP11 リョーガのエンジン諸元とカタログデータ

SR20DE型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 SR20DE
気筒配列 直列4気筒
排気量1998cc
圧縮比 10.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 150PS[110kW]/6400rpm
最大トルク 19.0kgm[186Nm]/4800rpm
パワーバンド 4800-6400rpm, 帯域25.0%
使用燃料 ハイオクガソリン
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
4800rpm 127PS/19.0kgm
6400rpm 150PS/16.8kgm
SR20DE型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているSR20型1998cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6400回転時に最高出力150馬力を、4800回転時に最大トルク19.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4800rpmから最高出力が発生する6400rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は25.0%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
ミツオカの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
ミツオカの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.200kg/PS(1380kg/150PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.200kg/PS
車体+1人9.567kg/PS
車体+5人11.033kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.600kg/PS
車体+70kg9.667kg/PS
車体+80kg9.733kg/PS
車体+90kg9.800kg/PS
車体+100kg9.867kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.567kg/PS(1435kg/150PS)となり、数値としては0.367kg、比率にすると4.0%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.033kg/PS(1655kg/150PS)となり、数値としては1.833kg、比率にすると19.9%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

HNP11 リョーガのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.567kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
リョーガ
9.567kg/PS
150PS・2.0L-NA
車体のみPWR 9.200
1435kg
+4.0%

車種詳細
スイフト
9.657kg/PS
102PS・1.0L-TB
車体のみPWR 9.118
985kg
+5.9%

車種詳細
レヴォーグ STI
9.441kg/PS
170PS・1.6L-TB
車体のみPWR 9.118
1605kg
+3.5%

車種詳細
エクシーガ クロスオーバー7
9.682kg/PS
173PS・2.5L-NA
車体のみPWR 9.364
1675kg
+3.4%

車種詳細
CX-5
9.571kg/PS
175PS・2.2L-TB
車体のみPWR 9.257
1675kg
+3.4%

車種詳細
CX-8
9.711kg/PS
190PS・2.2L-TB
車体のみPWR 9.421
1845kg
+3.1%


9.376kg/PSから9.758kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック・ZC13S型 スイフト、スバルの5人乗りワゴン・VM4型 レヴォーグ STI、スバルの7人乗りSUV・YAM型 エクシーガ クロスオーバー7、マツダの5人乗りSUV・KE2AW型 CX-5、マツダの7人乗りSUV・KG2P型 CX-8という顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

HNP11型 リョーガ [Limited Sedan 2.0]のライバル車種|9.567kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は108.7PS/tとなっています。


リョーガがバイクと競争するなら…?


車種詳細
グラストラッカー ビッグボーイ|249cc
9.550kg/PS
191kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:6.800]
2000/06

-
リョーガ|1998cc
9.567kg/PS
1435kg/150PS/19.0kgm
[車体のみPWR:9.200]

車種詳細
SR400|399cc
9.583kg/PS
230kg/24.0PS/2.90kgm
[車体のみPWR:7.292]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではリョーガとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NJ47A グラストラッカー ビッグボーイと競争してみる

まずリョーガより少しPWRが低いバイクとして、スズキのグラストラッカー ビッグボーイが挙げられます。PWRの9.550kg/PSは車両重量136kgにライダーの体重55kgを加えた191kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

RH16J SR400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのSR400が挙げられます。PWRの9.583kg/PSは車両重量175kg+55kgの230kgを、最高出力24.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.781
平均ピストンスピード 18.35m/s
トルクウェイトレシオ 72.63kg/kgm
1馬力あたりのお値段 21660円
排気量1Lあたり馬力 75.08PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.51kgm/L
1気筒あたりの馬力 37.5PS
1気筒あたりのトルク 4.8kgm
パワーバンド比率 25.0%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは72.63kg/kgm(1380kg/19.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3249000円、最高出力が150馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は21660円、逆に1万円あたりでは0.46馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は171000円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
ミツオカ編
2000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は75.08PS/L、トルクは9.51kgm/L、1気筒あたりの馬力は37.5馬力、トルクは4.8kgmとなり、このエンジンが150馬力を6400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは18.35m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるSR20型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.781になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

純正装着タイヤの195/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/60R15 | 直径 615mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
55 175/55R15
37.3km/h
径 574mm
差 -41mm
185/55R15
38.0km/h
径 585mm
差 -30mm
195/55R15
38.8km/h
径 596mm
差 -19mm
205/55R15
39.5km/h
径 607mm
差 -8mm
215/55R15
40.2km/h
径 618mm
差 +3mm
60 175/60R15
38.4km/h
径 591mm
差 -24mm
185/60R15
39.2km/h
径 603mm
差 -12mm
195/60R15
40.0km/h
615mm
0mm
205/60R15
40.8km/h
径 627mm
差 +12mm
215/60R15
41.6km/h
径 639mm
差 +24mm
65 175/65R15
39.6km/h
径 609mm
差 -6mm
185/65R15
40.5km/h
径 622mm
差 +7mm
195/65R15
41.3km/h
径 635mm
差 +20mm
205/65R15
42.1km/h
径 648mm
差 +33mm
215/65R15
43.0km/h
径 661mm
差 +46mm
70 175/70R15
40.7km/h
径 626mm
差 +11mm
185/70R15
41.6km/h
径 640mm
差 +25mm
195/70R15
42.5km/h
径 654mm
差 +39mm
205/70R15
43.4km/h
径 668mm
差 +53mm
215/70R15
44.4km/h
径 682mm
差 +67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/60R15、175/65R15 、185/55R15、185/60R15 、195/55R15 、205/55R15 あたりのタイヤがおすすめです。

195/60R15のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが195/60R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】195/60R15のタイヤ銘柄と通販価格

HNP11型 リョーガ 2.0L-NA 4WD/4ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS9.20㎏/PS51.6ptC
最高回転数5880rpm6400rpm56.4ptB
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L75.08PS/L51.6ptC
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.51㎏m/L50.5ptC
WB/TR比1.7731.78149.2ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.83554.2ptB
前面の面積2.631m22.398m256.5ptB
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点496.8pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円391100円45.6ptD
燃費13.0km/L-44.2ptD
100km/h
回転数
2489rpm-43.4ptD
航続距離644.1km-46.3ptC
車の大きさ11.468m310.961m352.0ptC
車内の広さ3431.7L3260.1L48.3ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.9L652.0L46.6ptC
車内床面積2.793m22.786m249.9ptC
最小回転
半径
5.18m5.4m45.5ptD
ユーティリティ部門の得点473.5pt
総合評価D

※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10715車種中 RANK
運動性能 496.8pt 5305位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 473.5pt 7086位 D
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 970.3pt 7357位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は496.8点で全10715車種中の5305位、ユーティリティ部門は473.5点で7086位、総合得点は970.3点で7357位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したHNP11型 リョーガ(4WD/4AT) の各種スペックを、セダン2000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

リョーガの歴代モデル

2代目 FNB15型 リョーガ
FNB15 リョーガは2001/07に登場した2代目モデル。参考車両の「Royal」は全長4695mm、全幅1695mm、全高1440mmの車体に、109PS/14.6kgmを発生するQG15型1497ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 HP11型 リョーガ
HP11 リョーガは1998/02に登場した初代モデル。参考車両の「Limited Sedan-2.0」は全長4570mm、全幅1695mm、全高1400mmの車体に、150PS/19.0kgmを発生するSR20型1998ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるセダンの車種比較


ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較
初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。

BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。

GG3P マツダスピード アテンザ vs CT9A ランサー Evolution IX 性能比較
初代 マツダスピード アテンザ(2005年式 GG3P・4WD/6MT・2.3L+ターボ・272PS/38.7kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution IX GSR(2005年式 CT9A・4WD/6MT・2.0L+ターボ・280PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。