166074:Mクラスの性能と維持費 4WD/7AT 1490万円 2012年式

このページでは、メルセデスベンツの5ドア・5人乗りSUV、3代目のCBA-166074型Mクラス ML63 AMG W166【2012/06モデル・525PS/71.4kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

166074 Mクラス
販売期間:2012/06 - 2015/10

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:2012/07/02|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4815mm×全幅1940mm×全高1765mm、排気量は5461ccであることから、大雑把に分類すると5.5リットルクラス(5500cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:500PS~600PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4815mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


166074型 Mクラス [5461cc/525PS 4WD/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目Mクラスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2012/06
166057型
[ML350 4Matic Blue-Efficiency W166]
3.5L-NA・4WD/7AT・750.0万円
306PS・37.7kgm・10.4km/L
306PS
37.7kgm
10.4km/L
Mクラスの旧型モデル
2代目 164177型Mクラス
164177型Mクラスは2005/10に登場した2代目モデル。参考車両の「ML63-AMG W164」は全長4815mm、全幅1950mm、全高1775mmの車体に、510PS/64.2kgmを発生するM156型6208ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
Mクラス
ML63 AMG W166
その他 -
お値段 14900000円
車両型式 CBA-166074
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4815×幅1940×高1765mm
軸距&
輪距
2915mm
前1660mm/後1680mm
最小半径 5.5m
タイヤ 前輪:265/40R21
後輪:265/40R21
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2360kg
エンジン諸元
原動機型式 M157
気筒配列 V型8気筒
排気量5461cc
圧縮比10.0
吸気方式 ツインターボ
最高出力 525PS[386kW]/5250-5750rpm
最大トルク 71.4kgm[700Nm]/1750-5000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
JC08燃費 7.6km/L(17.9mpg)
100km燃費 13.2L/100km
M157型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税88000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税20500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額9000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2012/06モデルのMクラスを12年落ちの中古で737.5万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Mクラスの2012/06モデルの場合、2024年現在では12年が経過しているため、新車価格の45%である670.5万円に諸経費として67.0万円を足した737.5万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2012年式を12年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc以下 13年未満 88000円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷7.1×190円/L 267610円
オイル交換(5000km毎) 1回10000円×2回 20000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本28000円×4本÷5年 22400円
任意保険料(月額9000円) 月額9000円×12ヶ月 108000円
ローン完済後の年間維持費 535400円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額122930円×12ヶ月 1475160円
ローン返済中の年間維持費 2010500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 61700円
名目 金額
自動車税(1年分) 88000円
自動車重量税(1年分) 20500円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
267610円
(187330円)
(133810円)
(80280円)
オイル交換(5000km毎) 20000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 22400円
任意保険料(月額9000円) 108000円
ローン完済後の年間維持費 535400円
名目 金額
車のローン額(1年分) 1475160円
ローン返済中の年間維持費 2010500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
61700円
  • 初度登録から12年経過車の場合、「6000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は88000円、「2.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに10000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本28000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額9000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした61700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。もしくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、ある種のカタルシスを感じているかもしれません。

名にし負うMクラスともなれば、その維持費は月額でさえ44700円(ローン完済前は167600円)という破格の金額。とてもじゃないが頭金0円!一世一代のフルローン!で乗るような車ではありません。どうしても乗りたい言うなら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所をノロノロ運転して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…

Mクラスの維持費は高い?安い?

「Mクラスの年間維持費は535400円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてMクラスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いセンチュリー391600円-143800円
IS446100円-89300円
LC コンバーチブル477600円-57800円
Mクラスの維持費535400円
LX544400円+9000円
基準6000ccクラス平均561100円+25700円
グランドチェロキー566800円+31400円
レンジローバー635400円+100000円
レンジローバー ヴォーグ667400円+132000円
高い7シリーズ719600円+184200円

Mクラスの年間維持費を、6000ccクラスで最も維持費が安いセンチュリーと比較して143800円高く、最も高い7シリーズと比較して184200円安く、6000ccクラスの平均維持費との比較では25700円安くなっています。

最低額のセンチュリーと最高額の7シリーズは極端な例としても、6000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Mクラスの維持費は ちょっと安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 6000ccクラスの車 ランキング

Mクラスを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%700万円59万円46万円
15%460万円39万円30万円
20%350万円30万円24万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は700万円(総支給額59万円/月、手取り46万円/月)、ここから月額維持費4.5万円を支払うと残りは41.5万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は460万円(総支給額39万円/月、手取り30万円/月)、4.5万円を支払うと残りは25.5万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が350万円(総支給額30万円/月、手取り24万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.5万円を引くと残りは19.5万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代27万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり190円を基準として、-50円となる140円から、+50円となる240円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費7.1km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
140円/L
197190円
[-70420円]
-25円
165円/L
232410円
[-35200円]
-10円
180円/L
253530円
[-14080円]
190円/L267610円
[0円]
+10円
200円/L
281700円
[+14090円]
+25円
215円/L
302830円
[+35220円]
+50円
240円/L
338040円
[+70430円]

燃費7.1km/Lの166074型 Mクラスで10000km走行するのに必要な燃料は1408.5L、1リットルあたり190円としたときの燃料代は267610円になります。

参考までに、Mクラスの燃料タンクは93リットルですので、1408.5Lの給油回数は16回、1回あたりの燃料代は約16730円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては14090円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると35220円、50円も違ってくると70430円にもなります。

これを166074型 Mクラスの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり190円の場合を535400円としたとき、140円/Lに値下がりすれば464980円(86.8%)に、240円/Lに値上がりすれば605830円(113.2%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(88000円)なり重量税(20500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 28%
自動車重量税 1年分 20500円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 80280円 26%
オイル交換 年1回 10000円 3%
タイヤ交換 6年毎 14930円 5%
任意保険料 80% 86400円 28%
合計
[1万kmとの差額]
309000円
-226400円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 24%
自動車重量税 1年分 20500円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 133810円 36%
オイル交換 年1回 10000円 3%
タイヤ交換 6年毎 14930円 4%
任意保険料 85% 91800円 25%
合計
[1万kmとの差額]
367900円
-167500円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 20%
自動車重量税 1年分 20500円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 187330円 43%
オイル交換 年1回 14000円 3%
タイヤ交換 6年毎 14930円 3%
任意保険料 90% 97200円 24%
合計
[1万kmとの差額]
430800円
-104600円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料108000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて226400円安い309000円に、5000km走行では167500円安い367900円に、7000km走行では104600円安い430800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 12%
自動車重量税 1年分 20500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 401420円 56%
オイル交換 年3回 60000円 8%
タイヤ交換 2.7年毎 33600円 5%
任意保険料 100% 108000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
720400円
+185000円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 88000円 10%
自動車重量税 1年分 20500円 2%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 535220円 60%
オイル交換 年4回 80000円 9%
タイヤ交換 2年毎 44800円 5%
任意保険料 100% 108000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
885400円
+350000円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
5000cc超クラス編
小型車&普通車の新車編
5人乗りSUV・RV編

Mクラスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
JC08モード燃費 7.6km/L
燃料タンク容量 93L
航続距離(カタログ燃費) 706.8km
航続距離(80%燃費) 567.3km
満タンプライス 17670円
1km走行コスト 25.00円
1万円でどこまで行ける? 400.0km

JC08モード燃費が7.6km/L、燃料タンク容量93リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は706.8kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.8km/L)とすると航続距離は632.4km、80%(6.1km/L)だと567.3km、70%(5.3km/L)では492.9kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から93リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり190円では17670円、上で計算した航続距離を踏まえると706.8km(80%燃費時567.3km)を走行するのに17670円かかる計算です。

燃費を7.1km/Lとしたときの1km走行コストは25.00円、10万km走行したときの燃料代は250.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら25.0万円/年、7年10万kmなら35.7万円/年、5年10万kmなら50.0万円/年、3年10万kmなら83.3万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば400.0km(往復なら片道200.0km)、カタログ値の80%なら320.0km(片道160.0km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

M157型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
1750回転時の馬力 174PS
5000回転時の馬力 498PS
5250回転時の馬力 525PS
5750回転時の馬力 525PS
各回転域でのトルク
1750回転時のトルク 71.4kgm
5000回転時のトルク 71.4kgm
5250回転時のトルク 71.6kgm
5750回転時のトルク 65.4kgm
M157型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM157型5461cc、V型8気筒のツインターボエンジンは5250-5750回転時に最高出力525馬力を、1750-5000回転時に最大トルク71.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の4000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は69.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.495kg/PS(2360kg/525PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.495kg/PS
車体+1人4.600kg/PS
車体+5人5.019kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.610kg/PS
車体+70kg4.629kg/PS
車体+80kg4.648kg/PS
車体+90kg4.667kg/PS
車体+100kg4.686kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.600kg/PS(2415kg/525PS)となり、数値としては0.105kg、比率にすると2.3%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.019kg/PS(2635kg/525PS)となり、数値としては0.524kg、比率にすると11.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

166074 Mクラスのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2012/06

-
Mクラス
4.600kg/PS
2415kg/525PS|5.5L-TT
[車体のみPWR:4.495]
2017/09

車種詳細
シビック タイプR
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.344
2015/12

車種詳細
シビック タイプR
4.629kg/PS
1435kg/310PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.452
2010/01

車種詳細
インプレッサ R205
4.766kg/PS
1525kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.594
2019/09

車種詳細
スカイライン
4.481kg/PS
1815kg/405PS|3.0L-TT
車体のみPWR:4.346
2020/09

車種詳細
GRヤリス
4.798kg/PS
1305kg/272PS|1.7L-TB
車体のみPWR:4.596

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.600kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.370kg/PSから4.830kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「FK8型 シビック タイプR」、ホンダの4人乗りハッチバック「FK2型 シビック タイプR」、スバルの5人乗りハッチバック「GRB型 インプレッサ R205」、日産の5人乗りセダン「RV37型 スカイライン」、トヨタの4人乗りハッチバック「GXPA16型 GRヤリス」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

166074型 Mクラス [ML63 AMG W166]のライバル車種|4.600kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は222.5PS/tとなっています。


Mクラスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
CB400|399cc
4.585kg/PS
243kg/53.0PS/3.90kgm
[車体のみPWR:3.547]
2012/06

-
Mクラス|5461cc
4.600kg/PS
2415kg/525PS/71.4kgm
[車体のみPWR:4.495]

車種詳細
SV400S|399cc
4.604kg/PS
244kg/53.0PS/4.20kgm
[車体のみPWR:3.566]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではMクラスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NC39 CB400と競争してみる

まずMクラスより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのCB400が挙げられます。PWRの4.585kg/PSは車両重量188kgにライダーの体重55kgを加えた243kgを、最高出力53.0PSで割ったものです。

VK53A SV400Sと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのSV400Sが挙げられます。PWRの4.604kg/PSは車両重量189kg+55kgの244kgを、最高出力53.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.746
平均ピストンスピード 17.35m/s
トルクウェイトレシオ 33.05kg/kgm
1馬力あたりのお値段 28381円
排気量1Lあたり馬力 96.14PS/L
排気量1Lあたりトルク 13.07kgm/L
1気筒あたりの馬力 65.6PS
1気筒あたりのトルク 8.9kgm
パワーバンド比率 69.6%
燃費×馬力 3711.8pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは33.05kg/kgm(2360kg/71.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が14900000円、最高出力が525馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は28381円、逆に1万円あたりでは0.35馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は208683円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc超の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は96.14PS/L、トルクは13.07kgm/L、1気筒あたりの馬力は65.6馬力、トルクは8.9kgmとなり、このエンジンが525馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.35m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が90.5mmであるM157型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6630回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.746になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が7.07km/L、最高出力が525PSであるこの車の獲得ポイントは3711.8ptになります。
戯れに車両重量2360kgを100kg単位にした23.6で割ってみたところ、その数値は157.28ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



Mクラスでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.685m
期待される荷室の幅 1.540m
対角線の長さ 2.283m
期待される荷室の面積 2.595m²

縦方向の長さが1.685m(対角線では2.283m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの265/40R21と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 265/40R21 | 直径 745mm

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
-5%
35
扁平
245/35R21
37.9km/h
直径705mm
径差-40mm
255/35R21
38.2km/h
直径712mm
径差-33mm
265/35R21
38.6km/h
直径719mm
径差-26mm
275/35R21
39.0km/h
直径726mm
径差-19mm
285/35R21
39.4km/h
直径733mm
径差-12mm
0%
40
扁平
245/40R21
39.1km/h
直径729mm
径差-16mm
255/40R21
39.6km/h
直径737mm
径差-8mm
265/40R21
40.0km/h
745mm
0mm
275/40R21
40.4km/h
直径753mm
径差+8mm
285/40R21
40.9km/h
直径761mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
245/45R21
40.5km/h
直径754mm
径差+9mm
255/45R21
41.0km/h
直径763mm
径差+18mm
265/45R21
41.4km/h
直径772mm
径差+27mm
275/45R21
41.9km/h
直径781mm
径差+36mm
285/45R21
42.4km/h
直径790mm
径差+45mm
+10%
50
扁平
245/50R21
41.8km/h
直径778mm
径差+33mm
255/50R21
42.3km/h
直径788mm
径差+43mm
265/50R21
42.8km/h
直径798mm
径差+53mm
275/50R21
43.4km/h
直径808mm
径差+63mm
285/50R21
43.9km/h
直径818mm
径差+73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、245/40R21 、255/35R21、255/40R21 、265/35R21 、275/35R21 、285/35R21あたりのタイヤがおすすめです。

265/40R21のタイヤ幅を245mmから295mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを21インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが265/40R21のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】265/40R21のタイヤ銘柄と通販価格

166074型Mクラス[5.5L-TT 4WD/7AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.495kg/ps64.43
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力96.14ps/L47.46
1L換算トルク13.07kgm/L41.09
WB/TR比1.74652.78
ワイド&ロー指数0.91048.75
前面の面積3.424m²27.68
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点365.81

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
JC08燃費7.6km/L34.30
年間維持費535400円30.88
100kmh回転数-43.42
航続距離706.8km49.61
車の大きさ16.487m³69.94
室内の広さ(仮) 2.990m³45.93
最小回転半径5.5m43.27
馬力単価28381円41.03
ユーティリティ部門の得点358.38

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 166074型Mクラス[5.5L-TT 4WD/7AT] の総合得点は 724.19 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した166074型Mクラス(4WD/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「5000cc超の5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Mクラスの歴代モデル

3代目 166057型 Mクラス
166057 Mクラスは2012/06に登場した3代目モデル。参考車両の「ML350 4Matic Blue-Efficiency W166」は全長4810mm、全幅1925mm、全高1795mmの車体に、306PS/37.7kgmを発生するM276型3497ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

2代目 164177型 Mクラス
164177 Mクラスは2005/10に登場した2代目モデル。参考車両の「ML63-AMG W164」は全長4815mm、全幅1950mm、全高1775mmの車体に、510PS/64.2kgmを発生するM156型6208ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 ML55型 Mクラス
ML55 Mクラスは2000/06に登場した初代モデル。参考車両の「ML55 W163」は全長4650mm、全幅1895mm、全高1805mmの車体に、347PS/52.0kgmを発生する11386型5438ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。