このページでは、メルセデスベンツの5ドア・5人乗りSUV、2代目のFDA-463346型Gクラス G350 BlueTEC W463【2013/09モデル・211PS/55.1kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。
463346 Gクラス 販売期間:1994/12 - ![]() |
ボディサイズが全長4530mm×全幅1810mm×全高1970mm、排気量は2986ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:200PS~250PSの自動車 一覧
駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。
ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4530mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。
463346型 Gクラス [2986cc/211PS 4WD/7AT] お品書き
![]() 維持費にまつわるエトセトラ | ![]() エンジンの最高出力・最大トルク | ![]() No Data | ![]() タイヤサイズ変更とメーター誤差 | ![]() 各種スペックの相対評価と通知表 |
![]() | お金にまつわるエトセトラ 1年間のランニングコスト |
![]() | エンジン性能と特性 パワーウェイトレシオ |
![]() | No Data |
![]() | タイヤサイズ変更と スピードメーター誤差 |
![]() | 各種スペックの相対評価と レーダーチャート |
2代目Gクラスの類型&他グレード 新着順
- 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
- 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
年式 画像 | 車両型式 グレード | 出力 燃費 | |
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2021/01![]() |
463276型 [G63 AMG W463]4.0L-TB・4WD/9AT・2218.0万円 585PS・86.7kgm・6.6km/L |
585PS 86.7kgm 6.6km/L |
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2021/01![]() |
463349型 [G350d W463]2.9L-TB・4WD/9AT・1251.0万円 286PS・61.2kgm・9.9km/L |
286PS 61.2kgm 9.9km/L |
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2021/01![]() |
463260型 [G550 W463]4.0L-TB・4WD/9AT・1705.0万円 421PS・62.2kgm・7.4km/L |
421PS 62.2kgm 7.4km/L |
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2代目 Gクラス 型式一覧 W463系まとめ 1991【全16車種】 |
Gクラスの新型モデル | |
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![]() | 3代目 465250C型Gクラス AMG |
465250C型Gクラス AMGは2018/06に登場した3代目モデル。参考車両の「G63 ISG」は全長4690mm、全幅1985mm、全高1985mmの車体に、585PS/86.7kgmを発生するM177型3982ccエンジンを搭載。 |
Gクラスの旧型モデル | |
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![]() | 初代 460239型ゲレンデヴァーゲン |
460239型ゲレンデヴァーゲンは1979に登場した初代モデル。参考車両の「230GE-Long W460」は全長4560mm、全幅1775mm、全高1970mmの車体に、120PS/19.6kgmを発生するM102型2297ccエンジンを搭載。 |
463346 Gクラスの主要諸元と大きさ比較
主要諸元 | |
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メーカー | メルセデスベンツ |
車名& グレード |
Gクラス G350 BlueTEC W463 |
その他 | ブルーテック |
お値段 | 9890000円 |
車両型式 | FDA-463346 |
駆動方式 変速機 |
4WD・四輪駆動(AWD) 7速AT・7速オートマ車 |
ドア/定員 | 5ドア・5名乗車 |
ホイールベース | 2850mm |
トレッド | 1500mm/1500mm |
WB/TR比 | 1.900 |
最小半径 | 6.2m |
最低高 | 235mm |
タイヤ | 前輪:265/60R18 後輪:265/60R18 |
ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク |
車両重量 | 2510kg |
※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。
Gクラスと各規格の大きさ比較 | ||
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規格名 | 規格寸法 | 増減 |
Gクラス 車体寸法 |
全長 4530mm | - |
全幅 1810mm | - | |
全高 1970mm | - | |
大きさ 16.15m3 | - | |
軽自動車 新規格 |
全長 3400mm以下 | +1130mm |
全幅 1480mm以下 | +330mm | |
全高平均 1640mm | +330mm | |
大きさ平均 8.13m3 | +8.02m3 | |
小型車規格 5ナンバー車 |
全長 4700mm以下 | -170mm |
全幅 1700mm以下 | +110mm | |
全高平均 1496mm | +474mm | |
大きさ平均 10.48m3 | +5.67m3 | |
普通車平均 3ナンバー車 |
全長平均 4643mm | -113mm |
全幅平均 1815mm | -5mm | |
全高平均 1518mm | +452mm | |
大きさ平均 12.84m3 | +3.31m3 |
※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。
463346 Gクラスの室内広さを各規格の車両と比較
ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。
Gクラスの室内広さを各規格の車両と比較 | ||
---|---|---|
規格名 | 規格寸法 | 増減 |
Gクラス 室内広さ |
室内長 1795mm | - |
室内幅 1495mm | - | |
室内高 1190mm | - | |
車内広さ 3193L | - | |
軽自動車 新規格 |
室内長平均 1908mm | -113mm |
室内幅平均 1280mm | +215mm | |
室内高平均 1283mm | -93mm | |
車内広さ平均 3171L | +22L | |
小型車規格 5ナンバー車 |
室内長平均 1913mm | -118mm |
室内幅平均 1404mm | +91mm | |
室内高平均 1196mm | -6mm | |
車内広さ平均 3253L | -60L | |
普通車平均 3ナンバー車 |
室内長平均 2050mm | -255mm |
室内幅平均 1483mm | +12mm | |
室内高平均 1195mm | -5mm | |
車内広さ平均 3698L | -505L |
※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。
人間様の占有スペースと容積効率 | |
---|---|
室内長×室内幅×室内高 | 3.193m³ |
1人あたりのスペース | 0.639m³ |
室内長/全長 | 39.6% |
室内幅/全幅 | 82.6% |
室内高/全高 | 60.4% |
室内容積/車両体積 | 19.8% |
まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.193m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.639m³のスペースが割り当てられることになります。
続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は39.6%、同じく室内幅と全幅の比率は82.6%、同じく室内高と全高の比率は60.4%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は19.8%でした。
室内の広さ・長さランキング | |||
---|---|---|---|
室内長が長い車 | 室内幅が広い車 | 室内高が高い車 | 車内の空間が広い車 |
室内長が長い車 | |||
室内幅が広い車 | |||
室内高が高い車 | |||
車内の空間が広い車 |
Gクラスでの車中泊
ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。
期待される客室寸法 | |
---|---|
期待される荷室の長さ | 1.585m |
期待される荷室の幅 | 1.395m |
対角線の長さ | 2.111m |
期待される荷室の面積 | 2.211m² |
縦方向の長さが1.585m(対角線では2.111m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。
車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。
一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
463346 Gクラスの税金・年間維持費シミュレーション
ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税58600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税24600円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代、月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。
さらに、Gクラスの新車を1137.3万円(諸費用として148.3万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。
- ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
- 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費
名目 | 区分 | 金額 | |
---|---|---|---|
自動車税 | 3000cc以下 | 11年経過 | 58600円 |
自動車重量税 1年分 |
3.0トン以下 | 13年未満 | 24600円 |
自賠責保険料 (1年換算) |
自家用乗用車 | 8825円 | |
燃料代 年間1万㎞ |
1万㎞÷5.2㎞/L×165円/L | 317310円 | |
オイル交換 5000km毎 |
1回6500円×2回 | 13000円 | |
タイヤ交換 5年5万km毎 |
1本18000円×4本÷5年 | 14400円 | |
任意保険料 月額6500円 |
月額6500円×12ヶ月 | 78000円 | |
ローン完済後の年間維持費 | 514800円 | ||
名目 | 区分 | 金額 | |
車のローン額 1年分 |
月額189560円×12ヶ月 | 2274720円 | |
ローン返済中の年間維持費 | 2789500円 | ||
次回車検費用の積み立て目安 | |||
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 | 69900円 |
- 初度登録から12年経過車の場合、「3000cc以下で11年経過」クラスの自動車税は58600円、「3.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は24600円(単年)です。
- エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
- タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
- 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
- 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
- 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
- 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。 - 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
- 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
- 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
- 車検費用の目安とした69900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。
年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。もしくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、ある種のカタルシスを感じているかもしれません。
名にし負うGクラスともなれば、その維持費は月額でさえ42900円(ローン完済前は232500円)という破格の金額。とてもじゃないが頭金0円!一世一代のフルローン!で乗るような車ではありません。どうしても乗りたい言うなら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所をノロノロ運転して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…
Gクラスの維持費は高い?安い?
「Gクラスの年間維持費は505200円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてGクラスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。
車名 | 年間維持費 | 差額 | |
---|---|---|---|
安い | ハイエース バン | 274670円 | -230530円 |
↑ | スープラ | 343900円 | -161300円 |
↑ | スカイライン | 379100円 | -126100円 |
↑ | ハイエース ワゴン | 387600円 | -117600円 |
基準 | 3000ccクラス平均 | 414100円 | -91100円 |
↓ | アリスト | 453300円 | -51900円 |
↓ | スカイライン GT-R | 480700円 | -24500円 |
→ | Gクラスの維持費 | 505200円 | |
↓ | X5 | 519600円 | +14400円 |
高い | XM ワゴン | 623000円 | +117800円 |
Gクラスの年間維持費を、3000ccクラスで最も維持費が安いハイエース バンと比較して230530円高く、最も高いXM ワゴンと比較して117800円安く、3000ccクラスの平均維持費との比較では91100円高くなっています。
最低額のハイエース バンと最高額のXM ワゴンは極端な例としても、3000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Gクラスの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。
Gクラスを維持するための年収要件
せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。
覚悟% | 年収 | 月給 | 手取り |
---|---|---|---|
10% | 660万円 | 55万円 | 43万円 |
15% | 440万円 | 37万円 | 29万円 |
20% | 330万円 | 28万円 | 22万円 |
維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は660万円(総支給額55万円/月、手取り43万円/月)、ここから月額維持費4.3万円を支払うと残りは38.7万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。
15%まで許容する場合に必要な年収は440万円(総支給額37万円/月、手取り29万円/月)、4.3万円を支払うと残りは24.7万円になります。
さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が330万円(総支給額28万円/月、手取り22万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.3万円を引くと残りは17.7万円…まあ…余裕があるとは言えません。
多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代32万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)
燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション
現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。
ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。
というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり165円を基準として、-50円となる115円から、+50円となる215円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。
燃料価格/L | 10000km燃料代 | 差額 |
---|---|---|
115円/L | 221160円 | -96150円 |
140円/L | 269240円 | -48070円 |
155円/L | 298090円 | -19220円 |
165円/L | 317310円 | - |
175円/L | 336550円 | +19240円 |
190円/L | 365390円 | +48080円 |
215円/L | 413470円 | +96160円 |
燃費5.2km/Lの463346型 Gクラスで10000km走行するのに必要な燃料は1923.1L、1リットルあたり165円としたときの燃料代は317310円になります。
参考までに、Gクラスの燃料タンクは96リットルですので、1923.1Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約15110円です。
ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては19240円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると48080円、50円も違ってくると96160円にもなります。
これを463346型 Gクラスの年間維持費に当てはめてみますと、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり165円の場合を505200円としたとき、115円/Lに値下がりすれば409050円(81.0%)に、215円/Lに値上がりすれば601360円(119.0%)になる計算です。
安くなるものについては自動車税(58600円)なり重量税(24600円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。
ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。
税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km
せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。
走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。
1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料 | |
---|---|
名目 | 金額 |
自動車税 | 58600円 |
自動車重量税 1年分 | 24600円 |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 |
合計 | 92025円 |
※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。
維持費名目 | 3000km | 5000km | 7000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 95190円 | 158660円 | 222120円 |
オイル交換 | 6500円 | 6500円 | 9100円 |
タイヤ交換 | 9600円 | 9600円 | 9600円 |
任意保険料 | 62400円 | 66360円 | 70200円 |
税金 自賠責 | 一律 92025円 | ||
合計 | 265800円 | 333200円 | 403100円 |
1万km差額 | -239400円 | -172000円 | -102100円 |
自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。
タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。
年間3000km走行では、10000km走行に比べて239400円安い265800円に、5000km走行では172000円安い333200円に、7000km走行では102100円安い403100円という結果になりました。
多走行距離での年間維持費|15000km・20000km
続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。
維持費名目 | 10000km | 15000km | 20000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 317310円 | 475970円 | 634620円 |
オイル交換 | 13000円 | 19500円 | 26000円 |
タイヤ交換 | 14400円 | 17280円 | 23040円 |
任意保険料 | 78000円 | 85800円 | 93600円 |
税金 自賠責 | 一律 92025円 | ||
合計 | 514800円 | 690600円 | 869300円 |
1万km差額 | - | +185400円 | +364100円 |
自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。
「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
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3000cc以下クラス編 |
小型車&普通車の新車編 |
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5人乗りSUV・RV編 |
Gクラスの燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と | |
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暫定基準燃費 | 5.2km/L |
燃料タンク容量 | 96L |
航続距離(カタログ燃費) | 499.2km |
航続距離(80%燃費) | 403.2km |
満タンプライス | 15840円 |
1km走行コスト | 31.73円/km |
1万円でどこまで行ける? | |
東京から499.2kmの範囲 | |
10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので5.2km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量96リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は499.2kmです。
実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(4.7km/L)とすると航続距離は451.2km、80%(4.2km/L)だと403.2km、70%(3.6km/L)では345.6kmになります。
燃料タンクに1滴の燃料もない状態から96リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)を1リットルあたり165円では15840円、上で計算した航続距離を踏まえると499.2km(80%燃費時403.2km)を走行するのに15840円かかる計算です。
燃費を5.2km/Lとしたときの1km走行コストは31.73円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。
463346 Gクラスのエンジン諸元とカタログデータ
OM642型エンジン簡易性能曲線図 | |
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エンジン諸元 | |
原動機型式 | OM642 |
気筒配列 | V型6気筒 |
排気量 | 2986cc |
圧縮比 | 15.5 |
吸気方式 | ターボ |
最高出力 | 211PS[155kW]/3400rpm |
最大トルク | 55.1kgm[540Nm]/1600-2400rpm |
パワーバンド | 1600-3400rpm, 帯域52.9% |
使用燃料 | 軽油(ディーゼル燃料) |
最高出力・最大トルク 各回転数での出力 | |
1600rpm | 123PS/55.1kgm |
2400rpm | 185PS/55.1kgm |
3400rpm | 211PS/44.5kgm |
※OM642型エンジンの諸元と性能まとめ ※V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。 ※V型6気筒の最高出力ランキング |
まずおさらいとして、搭載しているOM642型2986cc、V型6気筒のターボエンジンは3400回転時に最高出力211馬力を、1600-2400回転時に最大トルク55.1kgmを発生します。
馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。
トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。
※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。
ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1600rpmから最高出力が発生する3400rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は52.9%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。
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うわっ…私の体重、重すぎ…?
さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は11.896kg/PS(2510kg/211PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。
車重と搭乗者とPWR | |
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車体のみ | 11.896kg/PS |
車体+1人 | 12.156kg/PS |
車体+5人 | 13.199kg/PS |
お腹と車重とPWR | |
車体+60kg | 12.180kg/PS |
車体+70kg | 12.227kg/PS |
車体+80kg | 12.275kg/PS |
車体+90kg | 12.322kg/PS |
車体+100kg | 12.370kg/PS |
というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは12.156kg/PS(2565kg/211PS)となり、数値としては0.260kg、比率にすると2.2%ほど悪化します。
次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.199kg/PS(2785kg/211PS)となり、数値としては1.303kg、比率にすると11.0%も悪化することになります。
もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。
463346 Gクラスのライバル候補車たち
車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ12.156kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。
愛すべきライバル車種 | ||
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Page Link | 車名 PWR | +55kg |
![]() - |
Gクラス 12.156kg/PS 211PS・3.0L-TB 車体のみPWR 11.896 |
2565kg +2.2% |
![]() 車種詳細 |
アルト ワークス 12.109kg/PS 64PS・0.7L-TB 車体のみPWR 11.250 |
775kg +7.6% |
![]() 車種詳細 |
ステップワゴン スパーダ 12.167kg/PS 150PS・1.5L-TB 車体のみPWR 11.800 |
1825kg +3.1% |
![]() 車種詳細 |
キューブ キュービック 12.248kg/PS 109PS・1.5L-NA 車体のみPWR 11.743 |
1335kg +4.3% |
![]() 車種詳細 |
シェビー 12.179kg/PS 195PS・5.8L-NA 車体のみPWR 11.897 |
2375kg +2.4% |
![]() 車種詳細 |
パジェロ 12.184kg/PS 190PS・3.2L-TB 車体のみPWR 11.895 |
2315kg +2.4% |
12.034kg/PSから12.278kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの4人乗り軽ハッチバック・HA36S型 アルト ワークス、ホンダの7人乗りミニバン・RP4型 ステップワゴン スパーダ、日産の7人乗りミニバン・YGNZ11型 キューブ キュービック、シボレーの7人乗りミニバン・謎型 シェビー、三菱の7人乗りSUV・V98W型 パジェロという顔ぶれが並びました。
最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。
こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。
●463346型 Gクラス [G350 BlueTEC W463]のライバル車種|12.156kg/PS
ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は84.1PS/tとなっています。
Gクラスがバイクと競争するなら…?
![]() 車種詳細 |
バーグマン200|199cc 12.111kg/PS 218kg/18.0PS/1.60kgm [車体のみPWR:9.056] |
2013/09![]() - |
Gクラス|2986cc 12.156kg/PS 2565kg/211PS/55.1kgm [車体のみPWR:11.896] |
![]() 車種詳細 |
NMAX155|155cc 12.200kg/PS 183kg/15.0PS/1.40kgm [車体のみPWR:8.533] |
幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。
などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではGクラスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。
CH41A バーグマン200と競争してみる
まずGクラスより少しPWRが低いバイクとして、スズキのバーグマン200が挙げられます。PWRの12.111kg/PSは車両重量163kgにライダーの体重55kgを加えた218kgを、最高出力18.0PSで割ったものです。
SG50J NMAX155と競争してみる
続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのNMAX155が挙げられます。PWRの12.200kg/PSは車両重量128kg+55kgの183kgを、最高出力15.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。
その他の諸元いろいろ
いろいろな数値 | |
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WB/TR比 | 1.900 |
平均ピストンスピード | 10.43m/s |
トルクウェイトレシオ | 45.55kg/kgm |
1馬力あたりのお値段 | 46872円 |
排気量1Lあたり馬力 | 70.66PS/L |
排気量1Lあたりトルク | 18.45kgm/L |
1気筒あたりの馬力 | 35.2PS |
1気筒あたりのトルク | 9.2kgm |
パワーバンド比率 | 52.9% |
燃費×馬力 | No data |
各種ランキング | |
SUV・RV・クロカンのPWR 2.5~3.0Lターボ車のPWR |
トルクウェイトレシオは45.55kg/kgm(2510kg/55.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)
ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が9890000円、最高出力が211馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は46872円、逆に1万円あたりでは0.21馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は179492円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。
1馬力あたりのお値段が安い車ランキング |
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総合ランキング |
輸入車編 |
3000cc以下の車編 |
5人乗りSUV編 |
●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は70.66PS/L、トルクは18.45kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.2馬力、トルクは9.2kgmとなり、このエンジンが211馬力を3400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは10.43m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング
●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.900になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング
純正装着タイヤの265/60R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版
下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。
※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。
純正タイヤ 265/60R18 | 直径 775mm | |||||
---|---|---|---|---|---|
-20mm 幅245mm |
-10mm 幅255mm |
変更なし 幅265mm |
+10mm 幅275mm |
+20mm 幅285mm |
|
55 | 245/55R18 37.5km/h 径 727mm 差 -48mm |
255/55R18 38.1km/h 径 738mm 差 -37mm |
265/55R18 38.7km/h 径 749mm 差 -26mm |
275/55R18 39.2km/h 径 760mm 差 -15mm |
285/55R18 39.8km/h 径 771mm 差 -4mm |
60 | 245/60R18 38.8km/h 径 751mm 差 -24mm |
255/60R18 39.4km/h 径 763mm 差 -12mm |
265/60R18 40.0km/h 775mm 0mm |
275/60R18 40.6km/h 径 787mm 差 +12mm |
285/60R18 41.2km/h 径 799mm 差 +24mm |
65 | 245/65R18 40.1km/h 径 776mm 差 +1mm |
255/65R18 40.7km/h 径 789mm 差 +14mm |
265/65R18 41.4km/h 径 802mm 差 +27mm |
275/65R18 42.1km/h 径 815mm 差 +40mm |
285/65R18 42.7km/h 径 828mm 差 +53mm |
70 | 245/70R18 41.3km/h 径 800mm 差 +25mm |
255/70R18 42.0km/h 径 814mm 差 +39mm |
265/70R18 42.7km/h 径 828mm 差 +53mm |
275/70R18 43.5km/h 径 842mm 差 +67mm |
285/70R18 44.2km/h 径 856mm 差 +81mm |
もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、245/60R18 、255/55R18、255/60R18 、265/55R18 、275/55R18 、285/55R18あたりのタイヤがおすすめです。
265/60R18のタイヤ幅を245mmから295mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが265/60R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。
純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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463346型 Gクラス 3.0Lターボ 4WD/7ATの通知表
ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。
運動性能部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
PWR | 9.78㎏/PS | 11.90㎏/PS | 44.3pt | D |
最高回転数 | 5881rpm | 3400rpm | 19.4pt | F |
1速ギヤ 加速性能 | 1.58㎏/㎏m | - | 40.0pt | D |
1速ギヤ 最高速 | 51.1㎞/h | - | 45.3pt | D |
1リットル 換算馬力 | 103.35PS/L | 70.66PS/L | 38.2pt | D |
1リットル 換算トルク | 15.98㎏m/L | 18.45㎏m/L | 57.6pt | B |
WB/TR比 | 1.773 | 1.900 | 37.0pt | E |
ワイド& ロー指数 | 0.894 | 1.088 | 36.1pt | E |
前面の面積 | 2.631m2 | 3.566m2 | 23.8pt | F |
最低地上高 | 154.5mm | 235mm | 17.4pt | F |
スポーツ性能部門の得点 | 354.5pt | |||
総合評価 | F |
※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。
ユーティリティ部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
年間維持費 | 338761円 | 505200円 | 35.4pt | E |
燃費 | 13.0km/L | - | 44.2pt | D |
100km/h 回転数 | 2490rpm | - | 43.4pt | D |
航続距離 | 644.0km | - | 46.3pt | C |
車の大きさ | 11.467m3 | 16.153m3 | 31.5pt | E |
車内の広さ | 3430.7L | 3193.4L | 47.7pt | C |
乗車定員 | 4.8人 | 5人 | 51.7pt | C |
1人あたり 車内広さ | 691.8L | 638.7L | 45.5pt | D |
車内床面積 | 2.793m2 | 2.684m2 | 48.4pt | C |
最小回転 半径 | 5.17m | 6.2m | 29.0pt | F |
ユーティリティ部門の得点 | 423.1pt | |||
総合評価 | E |
※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。
部門 | 全10702車種中 | RANK | |
---|---|---|---|
運動性能 | 354.5pt | 10584位 | F |
運動性能部門 ランキング | |||
ユーティリティ | 423.1pt | 10384位 | E |
ユーティリティ部門 ランキング | |||
総合得点 | 777.6pt | 10675位 | F |
総合得点ランキング |
スポーツ性能部門は354.5点で全10702車種中の10584位、ユーティリティ部門は423.1点で10384位、総合得点は777.6点で10675位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。
上記リンク先では、今回このページで紹介した463346型 Gクラス(4WD/7AT) の各種スペックを、5人乗SUV・3000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。
Gクラスの歴代モデル
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3代目 465310C型 Gクラス |
465310C Gクラスは2018/06に登場した3代目モデル。参考車両の「G450d ISG」は全長4670mm、全幅1930mm、全高1980mmの車体に、367PS/76.5kgmを発生する656M型2988ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。 |
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2代目 463234型 Gクラス |
463234 Gクラスは1994/12に登場した2代目モデル。参考車両の「G550 W463」は全長4575mm、全幅1860mm、全高1970mmの車体に、421PS/62.2kgmを発生するM176型3982ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。 |
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初代 460239型 ゲレンデヴァーゲン |
460239 ゲレンデヴァーゲンは1979に登場した初代モデル。参考車両の「230GE-Long W460」は全長4560mm、全幅1775mm、全高1970mmの車体に、120PS/19.6kgmを発生するM102型2297ccエンジンを搭載した7人乗りSUV。 |
人気があるSUVの車種比較
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V55W パジェロ Evolution 1997 vs V25W パジェロ 1996 性能比較 2代目 パジェロ Evolution(1997年式 V55W・4WD/5MT・3.5L・280PS/35.5kgm・5人乗り)と、2代目 パジェロ Metal-Top Wide ZR-I(1996年式 V25W・4WD/5MT・3.5L・230PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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AXUH85 ハリアー ハイブリッド 2020 vs RV6 ヴェゼル e:HEV 2021 性能比較 4代目 ハリアー ハイブリッド S-Hybrid(2020年式 AXUH85・4WD/CVT・2.5L・178PS/22.5kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル e:HEV Z(2021年式 RV6・4WD/CVT・1.5L・106PS/13.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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WDB3S フロンクス 2024 vs DG5 WR-V 2024 性能比較 初代 フロンクス(2024年式 WDB3S・FF/6AT・1.5L・101PS/13.8kgm・5人乗り)と、初代 WR-V X(2024年式 DG5・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。 |
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HE21S アルト ラパン SS 2007 vs HN22S Kei ワークス 2008 性能比較 初代 アルト ラパン SS(2007年式 HE21S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。 |
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HN22S Kei ワークス 2008 vs HT81S スイフト スポーツ 2004 性能比較 初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 スイフト スポーツ Sport(2004年式 HT81S・FF/5MT・1.5L・115PS/14.6kgm・5人乗り)を比較。 |
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JC74W ジムニー ノマド 2025 vs A210A ライズ 2021 性能比較 4代目 ジムニー ノマド FC(2025年式 JC74W・4WD/5MT・1.5L・102PS/13.3kgm・4人乗り)と、初代 ライズ Z(2021年式 A210A・4WD/CVT・1.0L+ターボ・98PS/14.3kgm・5人乗り)を比較。 |
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A210A ライズ 2021 vs NGX50 C-HR GRスポーツ 2020 性能比較 初代 ライズ Z(2021年式 A210A・4WD/CVT・1.0L+ターボ・98PS/14.3kgm・5人乗り)と、初代 C-HR GRスポーツ S-T GR-Sport(2020年式 NGX50・4WD/CVT・1.2L+ターボ・116PS/18.9kgm・5人乗り)を比較。 |
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RV4 ヴェゼル 2021 vs NGX50 C-HR GRスポーツ 2020 性能比較 2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV4・4WD/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)と、初代 C-HR GRスポーツ S-T GR-Sport(2020年式 NGX50・4WD/CVT・1.2L+ターボ・116PS/18.9kgm・5人乗り)を比較。 |