シボレー:シェビーの性能と維持費 5.8L/FR/4AT 793万円 1990年式

このページでは、シボレーの4ドア・7人乗りミニバン、初代のシェビー G20-RV【1990/11モデル・195PS/40.1kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

シェビー
販売期間:1990/11 - 1991/10

画像はシボレーより引用
http://www.chevrolet.co.jp/
投稿:2013/02/10|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長5295mm×全幅2140mm×全高2060mm、排気量は5727ccであることから、大雑把に分類すると5.8リットルクラス(5800cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5295mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


シェビー [5727cc/195PS FR/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー シボレー
車名&
グレード
シェビー
G20-RV
その他 -
お値段 7930000円
車両型式
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 4ドア/7名乗車
車体寸法 長5295×幅2140×高2060mm
軸距&
輪距
3175mm
前1740mm/後1710mm
最小半径 7.0m
タイヤ 前輪:225/75R15
後輪:225/75R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 2320kg
エンジン諸元
原動機型式 5B
気筒配列 V型8気筒
排気量5727cc
圧縮比9.1
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 195PS[143kW]/4000rpm
最大トルク 40.1kgm[393Nm]/2800rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
5B型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税101100円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税31500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額9500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1990/11モデルのシェビーを34年落ちの中古で174.5万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    シェビーの1990/11モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である158.6万円に諸経費として15.9万円を足した174.5万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1990年式を34年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc以下 13年経過 101100円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 18年経過 31500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷6.0km/L×170円/L
7000km÷6.0km/L×170円/L
5000km÷6.0km/L×170円/L
3000km÷6.0km/L×170円/L
283330円
(198330円)
(141670円)
(85000円)
オイル交換(5000km毎) 1回9000円×2回 18000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額9500円) 月額9500円×12ヶ月 114000円
ローン完済後の年間維持費 564800円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額48460円×12ヶ月 581520円
ローン返済中の年間維持費 1146300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 83700円
名目 金額
自動車税(1年分) 101100円
自動車重量税(1年分) 31500円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
283330円
(198330円)
(141670円)
(85000円)
オイル交換(5000km毎) 18000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額9500円) 114000円
ローン完済後の年間維持費 564800円
名目 金額
車のローン額(1年分) 581520円
ローン返済中の年間維持費 1146300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
83700円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は101100円、「2.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は31500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに9000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額9500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした83700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。若しくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、意義を見出しているのかもしれません。

名にし負うシェビーともなると、維持費は月額でさえ47100円(ローン完済前は95600円)という破格の金額になってしまうことを思えば、とてもじゃないけど新車で買って5年のローンを抱えながら乗るような車ではありません。清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所を一周して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり170円を基準として、-50円となる120円から、+50円となる220円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
120円/L
200010円
[-83320円]
-25円
145円/L
241680円
[-41650円]
-10円
160円/L
266680円
[-16650円]
170円/L283330円
[0円]
+10円
180円/L
300010円
[+16680円]
+25円
195円/L
325010円
[+41680円]
+50円
220円/L
366680円
[+83350円]

燃費6.0km/Lのシェビーで10000km走行するのに必要な燃料は1666.7L、1リットルあたり170円としたときの燃料代は283330円になります。

参考までに、シェビーの燃料タンクは83リットルですので、1666.7Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約13500円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては16680円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると41680円、50円も違ってくると83350円にもなります。

これをシェビーの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり170円の場合を564800円としたとき、120円/Lに値下がりすれば481480円(85.2%)に、220円/Lに値上がりすれば648150円(114.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(101100円)なり重量税(31500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 30%
自動車重量税 1年分 31500円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 85000円 26%
オイル交換 年1回 9000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 80% 91200円 27%
合計
[1万kmとの差額]
332000円
-232800円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 26%
自動車重量税 1年分 31500円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 141670円 36%
オイル交換 年1回 9000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 1%
任意保険料 85% 96960円 25%
合計
[1万kmとの差額]
394400円
-170400円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 22%
自動車重量税 1年分 31500円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 198330円 43%
オイル交換 年1回 12600円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 1%
任意保険料 90% 102600円 22%
合計
[1万kmとの差額]
460300円
-104500円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料114000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて232800円安い332000円に、5000km走行では170400円安い394400円に、7000km走行では104500円安い460300円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 14%
自動車重量税 1年分 31500円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 425000円 57%
オイル交換 年3回 54000円 7%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 2%
任意保険料 100% 114000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
746500円
+181700円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 11%
自動車重量税 1年分 31500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 566660円 62%
オイル交換 年4回 72000円 8%
タイヤ交換 2年毎 16000円 2%
任意保険料 100% 114000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
910100円
+345300円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。



シェビーの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 6.0km/L
燃料タンク容量 83L
航続距離(カタログ燃費) 498.0km
航続距離(80%燃費) 398.4km
満タンプライス 14110円
1km走行コスト 28.33円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので6.0km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量83リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は498.0kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.4km/L)とすると448.2km、80%(4.8km/L)だと398.4km、70%(4.2km/L)では348.6kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり170円で83リットルの給油をすると14110円、上で計算した航続距離を踏まえると498.0km(80%燃費時398.4km)を走行するのに14110円かかる計算です。

燃費を6.0km/Lとしたときの1km走行コストは28.33円、10万km走行したときの燃料代は283.3万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら28.3万円/年、7年10万kmなら40.5万円/年、5年10万kmなら56.7万円/年、3年10万kmなら94.4万円/年となります。



カタログデータから見えてくる要素

5B型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
2800回転時の馬力 157PS
4000回転時の馬力 195PS
各回転域でのトルク
2800回転時のトルク 40.1kgm
4000回転時のトルク 34.9kgm
5B型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している5B型5727cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは4000回転時に最高出力195馬力を、2800回転時に最大トルク40.1kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2800rpmから最高出力が発生する4000rpmまで」の1200rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は30.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.897kg/PS(2320kg/195PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.897kg/PS
車体+1人12.179kg/PS
車体+7人13.872kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg12.205kg/PS
車体+70kg12.256kg/PS
車体+80kg12.308kg/PS
車体+90kg12.359kg/PS
車体+100kg12.410kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは12.179kg/PS(2375kg/195PS)となり、数値としては0.282kg、比率にすると2.4%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.872kg/PS(2705kg/195PS)となり、数値としては1.975kg、比率にすると16.6%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


シェビーのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1990/11

-
シェビー
12.179kg/PS
2375kg/195PS|5.8L-NA
[車体のみPWR:11.897]
2015/12

車種詳細
アルト ワークス
12.109kg/PS
775kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:11.250
2015/04

車種詳細
ステップワゴン スパーダ
12.167kg/PS
1825kg/150PS|1.5L-TB
車体のみPWR:11.800
2008/05

車種詳細
キューブ キュービック
12.248kg/PS
1335kg/109PS|1.5L-NA
車体のみPWR:11.743
2010/09

車種詳細
パジェロ
12.184kg/PS
2315kg/190PS|3.2L-TB
車体のみPWR:11.895
2006/07

車種詳細
モビリオ
12.136kg/PS
1335kg/110PS|1.5L-NA
車体のみPWR:11.636

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ12.179kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

12.057kg/PSから12.301kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの4人乗り軽ハッチバック「HA36S型 アルト ワークス」、ホンダの7人乗りミニバン「RP4型 ステップワゴン スパーダ」、日産の7人乗りミニバン「YGNZ11型 キューブ キュービック」、三菱の7人乗りSUV「V98W型 パジェロ」、ホンダの7人乗りミニバン「GB1型 モビリオ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

シェビー [G20-RV]とパワーウェイトレシオが近い車種|12.179kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は84.1PS/tとなっています。


シェビーがバイクと競争するなら…?


車種詳細
バーグマン200|199cc
12.111kg/PS
218kg/18.0PS/1.60kgm
[車体のみPWR:9.056]
1990/11

-
シェビー|5727cc
12.179kg/PS
2375kg/195PS/40.1kgm
[車体のみPWR:11.897]

車種詳細
NMAX155|155cc
12.200kg/PS
183kg/15.0PS/1.40kgm
[車体のみPWR:8.533]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではシェビーとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CH41A バーグマン200と競争してみる

まずシェビーより少しPWRが低いバイクとして、スズキのバーグマン200が挙げられます。PWRの12.111kg/PSは車両重量163kgにライダーの体重55kgを加えた218kgを、最高出力18.0PSで割ったものです。

SG50J NMAX155と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのNMAX155が挙げられます。PWRの12.200kg/PSは車両重量128kg+55kgの183kgを、最高出力15.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.841
平均ピストンスピード 11.77m/s
トルクウェイトレシオ 57.86kg/kgm
1馬力あたりのお値段 40667円
排気量1Lあたり馬力 34.05PS/L
排気量1Lあたりトルク 7.00kgm/L
1気筒あたりの馬力 24.4PS
1気筒あたりのトルク 5.0kgm
パワーバンド比率 30.0%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは57.86kg/kgm(2320kg/40.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が7930000円、最高出力が195馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は40667円、逆に1万円あたりでは0.25馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は197756円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc超の車編
7人乗りミニバン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は34.05PS/L、トルクは7.00kgm/L、1気筒あたりの馬力は24.4馬力、トルクは5.0kgmとなり、このエンジンが195馬力を4000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは11.77m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が88.3mmである5B型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6800回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.841になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


シェビーでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.85m
期待される荷室の幅 1.74m
対角線の長さ 2.54m
期待される荷室の面積 3.22m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.85m(対角線では2.54m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。
車中泊にあると嬉しいアイテム


純正装着タイヤの225/75R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/75R15 | 直径 719mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
70
扁平
205/70R15
37.2km/h
直径668mm
径差-51mm
215/70R15
37.9km/h
直径682mm
径差-37mm
225/70R15
38.7km/h
直径696mm
径差-23mm
235/70R15
39.5km/h
直径710mm
径差-9mm
245/70R15
40.3km/h
直径724mm
径差+5mm
0%
75
扁平
205/75R15
38.3km/h
直径689mm
径差-30mm
215/75R15
39.2km/h
直径704mm
径差-15mm
225/75R15
40.0km/h
719mm
0mm
235/75R15
40.8km/h
直径734mm
径差+15mm
245/75R15
41.7km/h
直径749mm
径差+30mm
+5%
80
扁平
205/80R15
39.4km/h
直径709mm
径差-10mm
215/80R15
40.3km/h
直径725mm
径差+6mm
225/80R15
41.2km/h
直径741mm
径差+22mm
235/80R15
42.1km/h
直径757mm
径差+38mm
245/80R15
43.0km/h
直径773mm
径差+54mm
+10%
85
扁平
205/85R15
40.6km/h
直径730mm
径差+11mm
215/85R15
41.6km/h
直径747mm
径差+28mm
225/85R15
42.5km/h
直径764mm
径差+45mm
235/85R15
43.4km/h
直径781mm
径差+62mm
245/85R15
44.4km/h
直径798mm
径差+79mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/75R15、205/80R15 、215/75R15 、225/70R15 、235/70R15 あたりのタイヤがおすすめです。

225/75R15のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を60%から90%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが225/75R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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シェビー[5.8L-NA FR/4AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト11.897kg/ps44.17
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力34.05ps/L19.21
1L換算トルク7.00kgm/L19.88
WB/TR比1.84142.99
ワイド&ロー指数0.96344.90
前面の面積4.408m²0.13
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点254.90

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費564800円28.18
100kmh回転数-43.42
航続距離-26.05
車の大きさ23.342m³97.10
室内の広さ(仮) 4.233m³57.75
最小回転半径7.0m12.65
馬力単価40667円24.88
ユーティリティ部門の得点331.43

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計したシェビー[5.8L-NA FR/4AT] の総合得点は 586.33 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したシェビー [G20-RV] (FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのミニバン」、「5000cc超のミニバン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。