238359:Eクラス クーペの性能と維持費 4WD/9AT 1195万円

このページでは、メルセデスベンツの2ドア・4人乗りクーペ、5代目の5AA-238359型Eクラス クーペ E450 4matic Coupe Sport C238【2021/09モデル・367PS/51.0kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

238359 Eクラス クーペ
販売期間:2016/07 -

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿日:2022/10/11

ボディサイズが全長4845mm×全幅1860mm×全高1430mm、排気量は2996ccであることから、大雑把に分類すると3.0リットルクラス(3000cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4845mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


238359型 Eクラス クーペ [2996cc/367PS 4WD/9AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目Eクラス クーペの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2021/09
238377C型
[E200 Coupe Sport C238]
1.5L-TB | FR/9AT
| 858.0万円
184PS
28.6kgm
12.7km/L
2021/09
238383型
[E300 Coupe Sport C238]
2.0L-TB | FR/9AT
| 941.0万円
258PS
37.7kgm
11.5km/L
2017/05
238342C型
[E200 C238]
2.0L-TB | FR/9AT
| 682.0万円
184PS
30.6kgm
13.9km/L
5代目Eクラス クーペの車両型式・グレード一覧【全45車種】
Eクラス クーペの旧型モデル
4代目 207373型Eクラス クーペ
207373型Eクラス クーペは2009/05に登場した4代目モデル。参考車両の「E550 Coupe C207」は全長4705mm、全幅1785mm、全高1395mmの車体に、408PS/61.2kgmを発生するM278型4663ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MERCEDES_BENZ
車名&
グレード
Eクラス クーペ
E450 4matic Coupe Sport C238
その他 モータ型式:EM0014型(16kW/250Nm)
お値段 11950000円
車両型式 5AA-238359
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
9速AT・9速オートマ車
ドア/定員 2ドア/4人
車体寸法 長4845×幅1860×高1430mm
軸距&
輪距
2875mm
前1600mm/後1590mm
最小半径 5.4m
最低高 125mm
タイヤ 前輪:245/40R19
後輪:275/35R19
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1950kg
エンジン諸元
原動機型式 M256
気筒配列 直列6気筒+モーター
排気量2996cc
圧縮比10.5
吸気方式 ターボ
最高出力 367PS[270kW]/5500-6100rpm
最大トルク 51.0kgm[500Nm]/1600-4500rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費 11.3km/L(26.6mpg)
100km燃費 8.8L/100km
M256型エンジンの諸元と性能まとめ
直列6気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に6個配置する方式。理論上では完全バランスなれど今や絶滅危惧種。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
※これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税50000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料10005円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、Eクラス クーペの新車を1374.3万円(諸費用として179.3万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年未満 50000円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 10005円
燃料代(年間1万km) 10000km÷11.3km/L×175円/L 154870円
オイル交換(5000km毎) 1回6500円×2回 13000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本21000円×4本÷5年 16800円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 339100円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額229040円×12ヶ月 2748480円
ローン返済中の年間維持費 3087600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 55900円
名目 金額
自動車税(1年分) 50000円円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 10005円
燃料代(年間1万km) 154870円
オイル交換(5000km毎) 13000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 16800円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 339100円
名目 金額
車のローン額(1年分) 2748480円
ローン返済中の年間維持費 3087600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
55900円
  • 初度登録から2年経過車の場合、「3000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は50000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした55900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して、自身の車にステータス性を欲すると月換算で2万円~3万円の間、年間にすると24万円~36万円のクラスです。Eクラス クーペ【E450 4matic Coupe Sport C238】の場合、維持費の月額は28300円(ローン完済前は257300円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 25%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 10005円 5%
燃料代 3000km分 46460円 23%
オイル交換 年1回 6500円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 6%
任意保険料 80% 62400円 30%
合計
[1万kmとの差額]
203000円
-136100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 21%
自動車重量税 1年分 16400円 7%
自賠責保険料 1年分 10005円 4%
燃料代 5000km分 77440円 33%
オイル交換 年1回 6500円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 5%
任意保険料 85% 66360円 27%
合計
[1万kmとの差額]
238000円
-101100円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 18%
自動車重量税 1年分 16400円 6%
自賠責保険料 1年分 10005円 4%
燃料代 7000km分 108410円 39%
オイル交換 年1回 9100円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 4%
任意保険料 90% 70200円 26%
合計
[1万kmとの差額]
275400円
-63700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて136100円安い203000円に、5000km走行では101100円安い238000円に、7000km走行では63700円安い275400円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 11%
自動車重量税 1年分 16400円 4%
自賠責保険料 1年分 10005円 2%
燃料代 15000km分 232310円 52%
オイル交換 年3回 39000円 9%
タイヤ交換 2.7年毎 25200円 6%
任意保険料 100% 78000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
451000円
+111900円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 50000円 9%
自動車重量税 1年分 16400円 3%
自賠責保険料 1年分 10005円 2%
燃料代 20000km分 309740円 56%
オイル交換 年4回 52000円 9%
タイヤ交換 2年毎 33600円 6%
任意保険料 100% 78000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
549800円
+210700円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(7.8km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(11.8km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(13.6km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(11.3km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代154870円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル175円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    たった3%のようですが、もともとの燃費が…なため、お財布には劇的な効果があります。

参考:燃費が3%向上すると…?
市街地7.8km/L → 8.0km/L
郊外11.8km/L → 12.2km/L
高速道路13.6km/L → 14.0km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km201920円
[196880円]
郊外500km7420円
[7180円]
高速道路500km6440円
[6250円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
215780円
+60910円
8.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
210310円
-5470円
8.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が7.8km/Lではガソリン1153.8Lを消費して、ガソリン代は201920円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lではガソリン42.4Lを消費して、ガソリン代は7420円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が13.6km/Lではガソリン36.8Lを消費して、ガソリン代は6440円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1233.0L、かかったガソリン代が215780円となり、平均燃費は8.1km/L(-3.2km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+60910円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は210310円となり、5470円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で27350円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km112180円
[109380円]
郊外5000km74150円
[71720円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
186330円
+31460円
9.4km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
181100円
-5230円
9.7km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が7.8km/Lでは641.0Lを消費して、ガソリン代は112180円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lでは423.7Lを消費して、ガソリン代は74150円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1064.7L、かかったガソリン代が186330円となり、平均燃費は9.4km/L(-1.9km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+31460円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が181100円となり、1年間で5230円、5年間で26150円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km74710円
[72840円]
郊外3340km49540円
[47920円]
高速道路3330km42860円
[41630円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
167110円
+12240円
10.5km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
162390円
-4720円
10.8km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が7.8km/Lでは426.9Lを消費して、ガソリン代は74710円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lでは283.1Lを消費して、ガソリン代は49540円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が13.6km/Lでは244.9Lを消費して、ガソリン代は42860円になります。

このパターンでは使用した燃料量が954.9L、かかったガソリン代が167110円となり、平均燃費は10.5km/L(-0.8km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+12240円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が162390円となり、1年間で4720円、5年間で23600円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km11220円
[10940円]
郊外9000km133470円
[129100円]
高速道路500km6440円
[6250円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
151130円
-3740円
11.6km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
146290円
-4840円
12.0km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が7.8km/Lでは64.1Lを消費して、ガソリン代は11220円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が11.8km/Lでは762.7Lを消費して、ガソリン代は133470円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が13.6km/Lでは36.8Lを消費して、ガソリン代は6440円になります。

このパターンでは使用した燃料量が863.6L、かかったガソリン代が151130円となり、平均燃費は11.6km/L(+0.3km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-3740円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が146290円となり、1年間で4840円、5年間で24200円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(8.1km/L・9.4km/L・10.5km/L・11.6km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(215780円・186330円・167110円・151130円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km150円3300円3.9万円
20km310円6800円8.1万円
30km460円10100円12.0万円
50km770円16900円20.0万円
100km1550円34100円40.3万円

さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を175円、燃費を11.3km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは15.49円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmならガソリン代は150円/日となり、20km走行なら310円/日、30km走行なら460円/日、50km走行なら770円/日、100km走行なら1550円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmでガソリン代は10100円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmでガソリン代は12.0万円/年という塩梅です。


カタログデータから見えてくる要素

M256型エンジン簡易性能曲線図
M256型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1600回転時の馬力 114PS
4500回転時の馬力 320PS
5500回転時の馬力 367PS
6100回転時の馬力 367PS
各回転域でのトルク
1600回転時のトルク 51.0kgm
4500回転時のトルク 51.0kgm
5500回転時のトルク 47.8kgm
6100回転時のトルク 43.1kgm
M256型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM256型2996cc、直列6気筒+モーターのターボエンジンは5500-6100回転時に最高出力367馬力を、1600-4500回転時に最大トルク51.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1600rpmから最高出力が発生する6100rpmまで」の4500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は73.8%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ5.313kg/PS(1950kg/367PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ5.313kg/PS
車体+1人5.463kg/PS
車体+4人5.913kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg5.477kg/PS
車体+70kg5.504kg/PS
車体+80kg5.531kg/PS
車体+90kg5.559kg/PS
車体+100kg5.586kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは5.463kg/PS(2005kg/367PS)となり、数値としては0.150kg、比率にすると2.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.913kg/PS(2170kg/367PS)となり、数値としては0.600kg、比率にすると11.3%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


238359 Eクラス クーペのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2021/09

-
Eクラス クーペ
5.463kg/PS
2005kg/367PS|3.0L-TB
[車体のみPWR:5.313]
2014/06

車種詳細
レヴォーグ
5.383kg/PS
1615kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.200
2014/08

車種詳細
WRX S4
5.317kg/PS
1595kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.133
2005/10

車種詳細
RX-8
5.460kg/PS
1365kg/250PS|1.4L-NA
車体のみPWR:5.240
2012/09

車種詳細
レガシィ ツーリングワゴン
5.517kg/PS
1655kg/300PS|2.0L-TB
車体のみPWR:5.333
2004/09

車種詳細
インテグラ
5.659kg/PS
1245kg/220PS|2.0L-NA
車体のみPWR:5.409

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ5.463kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

5.244kg/PSから5.682kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スバルの5人乗りワゴン「VMG型 レヴォーグ」、スバルの5人乗りセダン「VAG型 WRX S4」、マツダの4人乗りクーペ「SE3P型 RX-8」、スバルの5人乗りワゴン「BRG型 レガシィ ツーリングワゴン」、ホンダの4人乗りクーペ「DC5型 インテグラ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

238359型 Eクラス クーペ [E450 4matic Coupe Sport C238]とパワーウェイトレシオが近い車種|5.463kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は188.2PS/tとなっています。


Eクラス クーペがバイクと競争するなら…?


車種詳細
400X|399cc
5.457kg/PS
251kg/46.0PS/3.90kgm
[車体のみPWR:4.261]
2021/09

-
Eクラス クーペ|2996cc
5.463kg/PS
2005kg/367PS/51.0kgm
[車体のみPWR:5.313]

車種詳細
デスペラード800|805cc
5.480kg/PS
274kg/50.0PS/6.60kgm
[車体のみPWR:4.380]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではEクラス クーペとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NC56 400Xと競争してみる

まずEクラス クーペより少しPWRが低いバイクとして、ホンダの400Xが挙げられます。PWRの5.457kg/PSは車両重量196kgにライダーの体重55kgを加えた251kgを、最高出力46.0PSで割ったものです。

VS53B デスペラード800と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのデスペラード800が挙げられます。PWRの5.480kg/PSは車両重量219kg+55kgの274kgを、最高出力50.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.803
平均ピストンスピード 18.77m/s
トルクウェイトレシオ 38.24kg/kgm
1馬力あたりのお値段 32561円
排気量1Lあたり馬力 122.50PS/L
排気量1Lあたりトルク 17.02kgm/L
1気筒あたりの馬力 61.2PS
1気筒あたりのトルク 8.5kgm
パワーバンド比率 73.8%
燃費×馬力 4147.1pt
各種ランキング
クーペのPWR
2.5~3.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは38.24kg/kgm(1950kg/51.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が11950000円、最高出力が367馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は32561円、逆に1万円あたりでは0.31馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は234314円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3000cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は122.50PS/L、トルクは17.02kgm/L、1気筒あたりの馬力は61.2馬力、トルクは8.5kgmとなり、このエンジンが367馬力を6100回転で発生させているときの平均ピストンスピードは18.77m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が92.3mmであるM256型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6500回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.803になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が11.3km/L、最高出力が367PSであるこの車の獲得ポイントは4147.1ptになります。
戯れに車両重量1950kgを100kg単位にした19.5で割ってみたところ、その数値は212.67ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



Eクラス クーペでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.70m
期待される荷室の幅 1.46m
対角線の長さ 2.24m
期待される荷室の面積 2.48m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.70m(対角線では2.24m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


Eクラス クーペの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 11.3km/L
燃料タンク容量 66L
航続距離(カタログ燃費) 745.8km
航続距離(80%燃費) 594.0km
満タンプライス 11550円
1万円でどこまで行ける? 645.7km
車両価格/航続距離 16023円/km

WLTCモード燃費が11.3km/Lですので、燃料タンクの容量が66リットルですと航続可能距離は745.8kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(10.2km/L)とすると673.2km、80%(9.0km/L)だと594.0km、70%(7.9km/L)では521.4kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン66リットルの給油で11550円、上で計算した航続距離を踏まえると745.8km(80%燃費時594.0km)を走行するのに11550円かかる計算です。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば645.7km(往復なら片道322.9km)、カタログ値の80%なら516.6km(片道258.3km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で745.8kmの距離を移動できる238359型 Eクラス クーペ [E450 4matic Coupe Sport C238]という乗り物を、1195.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「16023円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
11.3km/L
745.8km
市街地燃費
7.8km/L
514.8km
[-231.0km]
郊外燃費
11.8km/L
778.8km
[+33.0km]
高速道路燃費
13.6km/L
897.6km
[+151.8km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を66Lとしたとき、市街地モード燃費7.8km/Lでの航続距離は514.8km(-231.0km)、郊外モード燃費11.8km/Lでの航続距離は778.8km(+33.0km)、高速道路モード燃費13.6km/Lでの航続距離は897.6km(+151.8km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


純正装着タイヤの275/35R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 275/35R19 | 直径 675mm

-20mm
幅255mm
-10mm
幅265mm
変更なし
幅275mm
+10mm
幅285mm
+20mm
幅295mm
-5%
30
扁平
255/30R19
37.7km/h
直径636mm
径差-39mm
265/30R19
38.0km/h
直径642mm
径差-33mm
275/30R19
38.4km/h
直径648mm
径差-27mm
285/30R19
38.8km/h
直径654mm
径差-21mm
295/30R19
39.1km/h
直径660mm
径差-15mm
0%
35
扁平
255/35R19
39.2km/h
直径662mm
径差-13mm
265/35R19
39.6km/h
直径669mm
径差-6mm
275/35R19
40.0km/h
675mm
0mm
285/35R19
40.5km/h
直径683mm
径差+8mm
295/35R19
40.9km/h
直径690mm
径差+15mm
+5%
40
扁平
255/40R19
40.7km/h
直径687mm
径差+12mm
265/40R19
41.2km/h
直径695mm
径差+20mm
275/40R19
41.7km/h
直径703mm
径差+28mm
285/40R19
42.1km/h
直径711mm
径差+36mm
295/40R19
42.6km/h
直径719mm
径差+44mm
+10%
45
扁平
255/45R19
42.3km/h
直径713mm
径差+38mm
265/45R19
42.8km/h
直径722mm
径差+47mm
275/45R19
43.3km/h
直径731mm
径差+56mm
285/45R19
43.9km/h
直径740mm
径差+65mm
295/45R19
44.4km/h
直径749mm
径差+74mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、255/35R19 、265/30R19、265/35R19 、275/30R19 、285/30R19 、295/30R19あたりのタイヤがおすすめです。

275/35R19のタイヤ幅を255mmから305mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを19インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが275/35R19のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


238359型Eクラス クーペ[3.0Lターボ 4WD/9AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト5.313kg/ps62.15
1速ギヤ加速性能-39.91
1L換算馬力122.50ps/L57.44
1L換算トルク17.02kgm/L53.98
WB/TR比1.80346.91
ワイド&ロー指数0.76958.92
前面の面積2.660m²48.64
最低地上高125mm61.86
スポーツ性能部門の得点429.81

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費11.3km/L40.02
年間維持費339100円48.70
100kmh回転数-43.41
航続距離745.8km52.06
車の大きさ12.887m³56.12
室内の広さ(仮) 2.337m³39.65
最小回転半径5.4m45.21
馬力単価32561円34.79
ユーティリティ部門の得点359.96

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 238359型Eクラス クーペ[3.0Lターボ 4WD/9AT] の総合得点は 789.77 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した238359型Eクラス クーペ(4WD/9AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「3000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Eクラス クーペの歴代モデル

5代目 213042C型 Eクラス セダン
213042C Eクラス セダンは2016/07に登場した5代目モデル。参考車両の「E200 Avantgarde W213」は全長4930mm、全幅1850mm、全高1455mmの車体に、184PS/30.6kgmを発生するM274型1991ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 212201C型 Eクラス ステーションワゴン
212201C Eクラス ステーションワゴンは2010/02に登場した4代目モデル。参考車両の「E220 BlueTEC S212」は全長4910mm、全幅1855mm、全高1500mmの車体に、177PS/40.8kgmを発生するOM651型2142ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 211282型 Eクラス ステーションワゴン
211282 Eクラス ステーションワゴンは2003/08に登場した3代目モデル。参考車両の「E320 4Matic Avantgarde S211」は全長4850mm、全幅1820mm、全高1505mmの車体に、224PS/32.1kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 W210型 Eクラス
W210 Eクラスは1995/07に登場した2代目モデル。参考車両の「E320 W210」は全長4800mm、全幅1800mm、全高1425mmの車体に、220PS/32.1kgmを発生する104995型3199ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 W124型 Eクラス
W124 Eクラスは1993/10に登場した初代モデル。参考車両の「E400-4.2 S3」は全長4740mm、全幅1765mm、全高1410mmの車体に、312PS/43.3kgmを発生する119975型4195ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。