RW2 CR-V 性能と維持費 4WD/CVT 5人 359万円 2020年式

このページでは、本田技研工業の5ドア・5人乗りSUV、5代目の6BA-RW2型CR-V EX 5人乗り【2020/06モデル・190PS/24.5kgm・4WD/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

RW2 CR-V
販売期間:2018/08 -

画像は本田技研工業より引用
http://www.honda.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4605mm×全幅1855mm×全高1690mm、排気量は1496ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4605mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

RW2型 CR-V [1496cc/190PS 4WD/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目CR-Vの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2020/06
RW2型
[EX 7人乗り]
1.5L-TB・4WD/CVT・377.6万円
190PS・24.5kgm・13.6km/L
190PS
24.5kgm
13.6km/L
2020/06
RW1型
[EX 5人乗り]
1.5L-TB・FF/CVT・336.2万円
190PS・24.5kgm・14.2km/L
190PS
24.5kgm
14.2km/L
2020/06
RW1型
[EX 7人乗り]
1.5L-TB・FF/CVT・355.6万円
190PS・24.5kgm・14.2km/L
190PS
24.5kgm
14.2km/L
5代目 CR-V 型式一覧 RT5-6/RW1-2系まとめ 2018-【全10車種】
CR-Vの旧型モデル
4代目 RM4型CR-V
RM4型CR-Vは2011/12に登場した4代目モデル。参考車両の「24G」は全長4535mm、全幅1820mm、全高1685mmの車体に、190PS/22.6kgmを発生するK24A型2354ccエンジンを搭載。


RW2 CR-Vの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー 本田技研工業
車名&
グレード
CR-V
EX 5人乗り
その他 マスターピース | ブラックエディション
お値段 3581600円
車両型式 6BA-RW2
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア・5名乗車
ホイールベース 2660mm
トレッド 1600mm/1615mm
WB/TR比 1.654
最小半径 5.5m
最低高 210mm
タイヤ 前輪:235/60R18
後輪:235/60R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1570kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

CR-Vと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
CR-V
車体寸法
全長 4605mm -
全幅 1855mm -
全高 1690mm -
大きさ 14.44m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1205mm
全幅 1480mm以下 +375mm
全高平均 1640mm +50mm
大きさ平均 8.13m3 +6.31m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -95mm
全幅 1700mm以下 +155mm
全高平均 1496mm +194mm
大きさ平均 10.48m3 +3.96m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -38mm
全幅平均 1815mm +40mm
全高平均 1518mm +172mm
大きさ平均 12.84m3 +1.60m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


RW2 CR-Vの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

CR-Vの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
CR-V
室内広さ
室内長 1970mm -
室内幅 1550mm -
室内高 1230mm -
車内広さ 3756L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm +62mm
室内幅平均 1280mm +270mm
室内高平均 1283mm -53mm
車内広さ平均 3171L +585L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm +57mm
室内幅平均 1404mm +146mm
室内高平均 1196mm +34mm
車内広さ平均 3253L +503L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -80mm
室内幅平均 1483mm +67mm
室内高平均 1195mm +35mm
車内広さ平均 3698L +58L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 3.756m³
1人あたりのスペース 0.751m³
室内長/全長 42.8%
室内幅/全幅 83.6%
室内高/全高 72.8%
室内容積/車両体積 26.0%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.756m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.751m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は42.8%、同じく室内幅と全幅の比率は83.6%、同じく室内高と全高の比率は72.8%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は26.0%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


CR-Vでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.612m
期待される荷室の幅 1.450m
対角線の長さ 2.168m
期待される荷室の面積 2.337m²

縦方向の長さが1.612m(対角線では2.168m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


RW2 CR-Vの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税30500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、CR-Vの新車を411.9万円(諸費用として53.7万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1500cc以下 13年未満 30500円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷13.6㎞/L×185円/L 136030円
オイル交換
5000km毎
1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額5000円
月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 275200円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額68650円×12ヶ月 823800円
ローン返済中の年間維持費 1099000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から5年経過車の場合、「1500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は30500円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算23000円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

CR-Vの維持費は高い?安い?

「CR-Vの年間維持費は275200円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてCR-Vの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス HV177500円-97700円
ジェイド217100円-58100円
フリード ハイブリッド232000円-43200円
スイフト スポーツ260000円-15200円
基準1500ccクラス平均261300円-13900円
ステップワゴン スパーダ270100円-5100円
CR-Vの維持費275200円
アバルト595304800円+29600円
ゴルフ トゥーラン335600円+60400円
高いウーノ388300円+113100円

CR-Vの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリス HVと比較して97700円高く、最も高いウーノと比較して113100円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では13900円高くなっています。

最低額のヤリス HVと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、CR-Vの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

CR-Vを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%360万円30万円24万円
15%240万円20万円16万円
20%180万円15万円12万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は360万円(総支給額30万円/月、手取り24万円/月)、ここから月額維持費2.3万円を支払うと残りは21.7万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は240万円(総支給額20万円/月、手取り16万円/月)、2.3万円を支払うと残りは13.7万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が180万円(総支給額15万円/月、手取り12万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.3万円を引くと残りは9.7万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代14万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費13.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
135円/L 99270円 -36760円
160円/L 117650円 -18380円
175円/L 128680円 -7350円
185円/L 136030円 -
195円/L 143390円 +7360円
210円/L 154420円 +18390円
235円/L 172800円 +36770円

燃費13.6km/LのRW2型 CR-Vで10000km走行するのに必要な燃料は735.3L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は136030円になります。

参考までに、CR-Vの燃料タンクは57リットルですので、735.3Lの給油回数は13回、1回あたりの燃料代は約10470円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては7360円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると18390円、50円も違ってくると36770円にもなります。

これをRW2型 CR-Vの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり185円の場合を275200円としたとき、135円/Lに値下がりすれば238440円(86.6%)に、235円/Lに値上がりすれば311970円(113.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(30500円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 30500円
自動車重量税 1年分 16400円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 55725円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 40810円 68020円 95220円
オイル交換 4500円 4500円 6300円
タイヤ交換 9600円 9600円 9600円
任意保険料 48000円 51000円 54000円
税金 自賠責 一律 55725円
合計 158700円 188900円 220900円
1万km差額 -116500円 -86300円 -54300円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて116500円安い158700円に、5000km走行では86300円安い188900円に、7000km走行では54300円安い220900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 136030円 204050円 272060円
オイル交換 9000円 13500円 18000円
タイヤ交換 14400円 17280円 23040円
任意保険料 60000円 66000円 72000円
税金 自賠責 一律 55725円
合計 275200円 356600円 440900円
1万km差額 - +81400円 +165700円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
ホンダの小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
5人乗りSUV・RV編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(10.2km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(14.0km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(15.5km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(13.6km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代136030円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 882.4L 163240円
郊外 500km 35.7L 6600円
高速道路 500km 32.3L 5980円
平均燃費 10.5km/L 950.4L 175820円
WLTC 総合燃費との差額 +39790円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 490.2L 90690円
郊外 5000km 357.1L 66060円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 11.8km/L 847.3L 156750円
WLTC 総合燃費との差額 +20720円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 326.5L 60400円
郊外 3340km 238.6L 44140円
高速道路 3330km 214.8L 39740円
平均燃費 12.8km/L 779.9L 144280円
WLTC 総合燃費との差額 +8250円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 49.0L 9070円
郊外 9000km 642.9L 118940円
高速道路 500km 32.3L 5980円
平均燃費 13.8km/L 724.2L 133990円
WLTC 総合燃費との差額 -2040円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が226.2リットルの差、金額にして41830円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 13.6km/L 14.0km/L +0.4km/L
市街地 10.2km/L 10.5km/L +0.3km/L
郊外 14.0km/L 14.4km/L +0.4km/L
高速道路 15.5km/L 16.0km/L +0.5km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 13.6km/L 775km - 13.60円/km
市街地 10.2km/L 581km -194km 18.1円/km
郊外 14.0km/L 798km +23km 13.2円/km
高速 15.5km/L 884km +109km 11.9円/km

※1km費用は燃料価格185円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を57Lとしたとき、市街地モード燃費10.2km/Lでの航続距離は581km(-194km)、郊外モード燃費14.0km/Lでの航続距離は798km(+23km)、高速道路モード燃費15.5km/Lでの航続距離は884km(+109km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

CR-Vの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 13.6km/L
燃料タンク容量 57L
航続距離(カタログ燃費) 775.2km
航続距離(80%燃費) 621.3km
満タンプライス 10545円
1km走行コスト 13.60円/km
1万円でどこまで行ける? 735.1km
東京から775.2kmの範囲

WLTCモード燃費が13.6km/L、燃料タンク容量57リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は775.2kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(12.2km/L)とすると航続距離は695.4km、80%(10.9km/L)だと621.3km、70%(9.5km/L)では541.5kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から57リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり185円では10545円、上で計算した航続距離を踏まえると775.2km(80%燃費時621.3km)を走行するのに10545円かかる計算です。

燃費を13.6km/Lとしたときの1km走行コストは13.60円、10万km走行したときの燃料代は136.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら13.6万円/年、7年10万kmなら19.4万円/年、5年10万kmなら27.2万円/年、3年10万kmなら45.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば735.1km(往復なら片道367.6km)、カタログ値の80%なら588.1km(片道294.1km)離れたところまで行くことができます。

RW2 CR-Vのエンジン諸元とカタログデータ

L15B型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 L15B
気筒配列 直列4気筒
排気量1496cc
圧縮比 10.3
吸気方式 ターボ
最高出力 190PS[140kW]/5600rpm
最大トルク 24.5kgm[240Nm]/2000-5000rpm
パワーバンド 2000-5600rpm, 帯域64.3%
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費13.6km/L(32.0mpg)
100km燃費7.4L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
2000rpm 68PS/24.5kgm
5000rpm171PS/24.5kgm
5600rpm 190PS/24.3kgm
L15B型の過給エンジン諸元と性能
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているL15B型1496cc、直列4気筒のターボエンジンは5600回転時に最高出力190馬力を、2000-5000回転時に最大トルク24.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する5600rpmまで」の3600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は64.3%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.263kg/PS(1570kg/190PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.263kg/PS
車体+1人8.553kg/PS
車体+5人9.711kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg8.579kg/PS
車体+70kg8.632kg/PS
車体+80kg8.684kg/PS
車体+90kg8.737kg/PS
車体+100kg8.789kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは8.553kg/PS(1625kg/190PS)となり、数値としては0.290kg、比率にすると3.5%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは9.711kg/PS(1845kg/190PS)となり、数値としては1.448kg、比率にすると17.5%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

RW2 CR-Vのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ8.553kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
CR-V
8.553kg/PS
190PS・1.5L-TB
車体のみPWR 8.263
1625kg
+3.5%

車種詳細
スイフト スポーツ
8.565kg/PS
115PS・1.5L-NA
車体のみPWR 8.087
985kg
+5.9%

車種詳細
アクセラ スポーツ
8.486kg/PS
175PS・2.2L-TB
車体のみPWR 8.171
1485kg
+3.8%

車種詳細
ルポ
8.520kg/PS
125PS・1.6L-NA
車体のみPWR 8.080
1065kg
+5.4%

車種詳細
エルグランド
8.646kg/PS
240PS・3.5L-NA
車体のみPWR 8.417
2075kg
+2.7%

車種詳細
フォレスター
8.514kg/PS
185PS・2.5L-NA
車体のみPWR 8.216
1575kg
+3.6%


8.382kg/PSから8.724kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック・HT81S型 スイフト スポーツ、マツダの5人乗りハッチバック・BM2FS型 アクセラ スポーツ、フォルクスワーゲンの4人乗りハッチバック・6EAVY型 ルポ、日産の8人乗りミニバン・E51型 エルグランド、スバルの5人乗りSUV・SK9型 フォレスターという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

RW2型 CR-V [EX 5人乗り]のライバル車種|8.553kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は121.0PS/tとなっています。


CR-Vがバイクと競争するなら…?


車種詳細
SL230|223cc
8.500kg/PS
170kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:5.750]
1速ギヤ速度:31.3km/h
最小TWR:0.607
2020/06

-
CR-V|1496cc
8.553kg/PS
1625kg/190PS/24.5kgm
[車体のみPWR:8.263]
1速ギヤ速度:52.3km/h
最小TWR:1.587

車種詳細
レブル250|249cc
8.577kg/PS
223kg/26.0PS/2.20kgm
[車体のみPWR:6.462]
1速ギヤ速度:46.9km/h
最小TWR:1.001

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではCR-Vとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MD33 SL230と競争してみる

まずCR-Vより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのSL230が挙げられます。PWRの8.500kg/PSは車両重量115kgにライダーの体重55kgを加えた170kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はSL230に21.0km/h勝り、1速TWRは0.980kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

MC49 レブル250と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのレブル250が挙げられます。PWRの8.577kg/PSは車両重量168kg+55kgの223kgを、最高出力26.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は5.4km/h勝り、1速TWRは0.586kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.654
平均ピストンスピード 16.69m/s
トルクウェイトレシオ 64.08kg/kgm
1馬力あたりのお値段 18851円
排気量1Lあたり馬力 127.01PS/L
排気量1Lあたりトルク 16.38kgm/L
1気筒あたりの馬力 47.5PS
1気筒あたりのトルク 6.1kgm
パワーバンド比率 64.3%
燃費×馬力 2584.0pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは64.08kg/kgm(1570kg/24.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3581600円、最高出力が190馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18851円、逆に1万円あたりでは0.53馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は146188円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
ホンダ編
1500cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は127.01PS/L、トルクは16.38kgm/L、1気筒あたりの馬力は47.5馬力、トルクは6.1kgmとなり、このエンジンが190馬力を5600回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.69m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が89.4mmであるL15B型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6710回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.654になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が13.6km/L、最高出力が190PSであるこの車の獲得ポイントは2584.0ptになります。
戯れに車両重量1570kgを100kg単位にした15.7で割ってみたところ、その数値は164.59ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


RW2 CR-Vのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5600rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6100回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6100rpm|タイヤサイズ 235/60R18|タイヤ直径 73.9cm|円周長 232.2cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6100rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.645 14.92 - - 57km/h 10710rpm 989.1kgm
2速 0.405 2.28 0.153 1-2/
930rpm
372km/h 1640rpm 151.5kgm
Final5.640レシオカバレッジ(変速比幅)6.531
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2000-5000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.640)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(24.5kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.640)÷タイヤの有効半径(0.3695m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は2速ギヤの372km(5600rpmでは341.6km/h)となります。CVTは無段変速機というだけあって、変速比を低速側の2.645から高速側の0.405の間で自由自在に可変できる変速機ですから、実際にはちょうどいい塩梅の妥当な回転数にて妥当な最高速に落ち着くものと思われます。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2000-5000回転で最大トルク24.5kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば64.08kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.263kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと989.1kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1570kg)を1速ギヤの最大駆動力(989.1kgm)で割ってみると1.587kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5600回転でのトルク(24.3kgm)からTWRを算出すると1.600kg/kgmとなり、2000-5600回転の回転域では1.587-1.600kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4280 6420 8570 10710 12850 14990 19270
2速 660 980 1310 1640 1970 2300 2950
※赤い数字は暫定レブリミット(6100rpm)を上回るもの。
※CVTの場合はどのようにギヤ比を制御をしているのか想像も付かないので参考値です。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.405)を選択して時速100kmにて走行すると1640回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは980回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1150回転、一般的な高速道路の80km/hでは1310回転、100km/hでは1640回転、制限速度が120km/hになると1970回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2950回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 37 47 56 65 75
2速 61 122 183 244 305 366 427 488

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6100回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの235/60R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/60R18 | 直径 739mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
55 215/55R18
37.6km/h
径 694mm
差 -45mm
225/55R18
38.2km/h
径 705mm
差 -34mm
235/55R18
38.8km/h
径 716mm
差 -23mm
245/55R18
39.4km/h
径 727mm
差 -12mm
255/55R18
39.9km/h
径 738mm
差 -1mm
60 215/60R18
38.7km/h
径 715mm
差 -24mm
225/60R18
39.4km/h
径 727mm
差 -12mm
235/60R18
40.0km/h
739mm
0mm
245/60R18
40.6km/h
径 751mm
差 +12mm
255/60R18
41.3km/h
径 763mm
差 +24mm
65 215/65R18
39.9km/h
径 737mm
差 -2mm
225/65R18
40.6km/h
径 750mm
差 +11mm
235/65R18
41.3km/h
径 763mm
差 +24mm
245/65R18
42.0km/h
径 776mm
差 +37mm
255/65R18
42.7km/h
径 789mm
差 +50mm
70 215/70R18
41.0km/h
径 758mm
差 +19mm
225/70R18
41.8km/h
径 772mm
差 +33mm
235/70R18
42.5km/h
径 786mm
差 +47mm
245/70R18
43.3km/h
径 800mm
差 +61mm
255/70R18
44.1km/h
径 814mm
差 +75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/60R18、215/65R18 、225/55R18、225/60R18 、235/55R18 、245/55R18 、255/55R18あたりのタイヤがおすすめです。

235/60R18のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、235/60R18の適応サイズと性能の変化 [RW2型CR-V編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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RW2型 CR-V 1.5Lターボ 4WD/CVTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS8.26㎏/PS54.1ptB
最高回転数5881rpm5600rpm46.5ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.59㎏/㎏m49.8ptC
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h52.3㎞/h51.1ptC
1リットル
換算馬力
103.35PS/L127.01PS/L58.5ptB
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L16.38㎏m/L51.2ptC
WB/TR比1.7731.65462.1ptA
ワイド&
ロー指数
0.8940.91148.8ptC
前面の面積2.631m23.135m235.9ptE
最低地上高154.5mm210mm27.5ptF
スポーツ性能部門の得点475.0pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費338761円275200円55.6ptB
WLTC燃費16.2km/L13.6km/L44.6ptD
100km/h
回転数
2490rpm1640rpm61.2ptB
航続距離644.0km775.2km57.6ptB
車の大きさ11.467m314.436m338.3ptD
車内の広さ3430.7L3755.8L53.2ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.8L751.2L55.0ptB
車内床面積2.793m23.054m253.7ptC
最小回転
半径
5.17m5.5m43.3ptD
ユーティリティ部門の得点514.2pt
総合評価B

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10705車種中 RANK
運動性能 475.0pt 7531位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 514.2pt 2822位 B
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 989.2pt 5900位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は475.0点で全10705車種中の7531位、ユーティリティ部門は514.2点で2822位、総合得点は989.2点で5900位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したRW2型 CR-V(4WD/CVT) の各種スペックを、5人乗SUV1500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

CR-Vの歴代モデル

5代目 RT5型 CR-V ハイブリッド
RT5 CR-V ハイブリッドは2018/08に登場した5代目モデル。参考車両の「EX」は全長4605mm、全幅1855mm、全高1680mmの車体に、145PS/17.8kgmを発生するLFB型1993ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

4代目 RM4型 CR-V
RM4 CR-Vは2011/12に登場した4代目モデル。参考車両の「24G」は全長4535mm、全幅1820mm、全高1685mmの車体に、190PS/22.6kgmを発生するK24A型2354ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

3代目 RE3型 CR-V
RE3 CR-Vは2006/10に登場した3代目モデル。参考車両の「ZL」は全長4565mm、全幅1820mm、全高1690mmの車体に、170PS/22.4kgmを発生するK24A型2354ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

2代目 RD5型 CR-V
RD5 CR-Vは2001/09に登場した2代目モデル。参考車両の「Performa iL-S」は全長4490mm、全幅1780mm、全高1710mmの車体に、158PS/19.4kgmを発生するK20A型1998ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 RD1型 CR-V
RD1 CR-Vは1995/10に登場した初代モデル。参考車両の「FullMark-Premium」は全長4385mm、全幅1750mm、全高1710mmの車体に、150PS/18.8kgmを発生するB20B型1972ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。


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