このページでは、フォードの5ドア・5人乗りSUV、初代のE-FMUX4型エクスプローラー XLT【1993/10モデル・160PS/30.4kgm・PT4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。
FMUX4 エクスプローラー 販売期間:1990/10 - 1995/03 ![]() |
ボディサイズが全長4680mm×全幅1785mm×全高1720mm、排気量は3958ccであることから、大雑把に分類すると4.0リットルクラス(4000cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧
駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。
ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4680mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。
FMUX4型 エクスプローラー [3958cc/160PS PT4WD/4AT] お品書き
![]() 維持費にまつわるエトセトラ | ![]() エンジンの最高出力・最大トルク | ![]() No Data | ![]() タイヤサイズ変更とメーター誤差 | ![]() 各種スペックの相対評価と通知表 |
![]() | お金にまつわるエトセトラ 1年間のランニングコスト |
![]() | エンジン性能と特性 パワーウェイトレシオ |
![]() | No Data |
![]() | タイヤサイズ変更と スピードメーター誤差 |
![]() | 各種スペックの相対評価と レーダーチャート |
エクスプローラーの新型モデル | |
---|---|
![]() | 2代目 1FMXSU34型エクスプローラー |
1FMXSU34型エクスプローラーは1995/03に登場した2代目モデル。参考車両の「XL-Sport」は全長4855mm、全幅1875mm、全高1780mmの車体に、213PS/33.2kgmを発生するXS型4009ccエンジンを搭載。 |
主要諸元とエンジン諸元
主要諸元 | |
---|---|
メーカー | フォード |
車名& グレード |
エクスプローラー XLT |
その他 | エディバウアー スポーツ(170ps 3ドア) |
お値段 | 3695000円 |
車両型式 | E-FMUX4 |
駆動方式 変速機 |
パートタイム4WD・四輪駆動(AWD) 4速AT・4速オートマ車 |
ドア/定員 | 5ドア/5名乗車 |
車体寸法 | 長4680×幅1785×高1720mm |
室内寸法 | 長1825×幅1435×高1160mm |
軸距& 輪距 |
2845mm 前1485mm/後1485mm |
最小半径 | 5.6m |
タイヤ | 前輪:225/70R15 後輪:225/70R15 |
ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ドラム |
車両重量 | 1920kg |
エンジン諸元 | |
---|---|
原動機型式 | X |
気筒配列 | V型6気筒 |
排気量 | 3958cc |
圧縮比 | 9.0 |
吸気方式 | 自然吸気(NA・ノンターボ) |
最高出力 | 160PS[118kW]/4500rpm |
最大トルク | 30.4kgm[298Nm]/2200rpm |
使用燃料 | レギュラーガソリン |
※X型エンジンの諸元と性能まとめ ※V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。 ※V型6気筒の最高出力ランキング |
税金と年間維持費のシミュレーション
ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税76400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代、月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。
さらに、1993/10モデルのエクスプローラーを32年落ちの中古で81.3万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。
- 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
エクスプローラーの1993/10モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である73.9万円に諸経費として7.4万円を足した81.3万円を中古車価格の目安としています。 - ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
- 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1993年式を32年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 | 区分 | 金額 | |
---|---|---|---|
自動車税 | 4000cc以下 | 13年経過 | 76400円 |
自動車重量税 1年分 |
2.0トン以下 | 18年経過 | 25200円 |
自賠責保険料 (1年換算) |
自家用乗用車 | 8825円 | |
燃料代 年間1万km |
10000km÷7.0km/L×185円/L | 264290円 | |
オイル交換 5000km毎 |
1回6500円×2回 | 13000円 | |
タイヤ交換 5年5万km毎 |
1本10000円×4本÷5年 | 8000円 | |
任意保険料 月額7500円 |
月額7500円×12ヶ月 | 90000円 | |
ローン完済後の年間維持費 | 485800円 | ||
名目 | 区分 | 金額 | |
車のローン額 1年分 |
月額33870円×12ヶ月 | 406440円 | |
ローン返済中の年間維持費 | 892200円 | ||
次回車検費用の積み立て目安 | |||
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 | 71100円 |
- 初度登録から13年以上経過車の場合、「4000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は76400円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
- エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
- タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
- 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
- 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
- 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
- 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。 - 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
- 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
- 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
- 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。
このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。
さて、エクスプローラー【XLT】の場合、維持費の月額は40500円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。
エクスプローラーの維持費は高い?安い?
「エクスプローラーの年間維持費は485800円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてエクスプローラーの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。
車名 | 年間維持費 | 差額 | |
---|---|---|---|
安い | ラングラー | 409100円 | -76700円 |
↑ | フェアレディZ | 454700円 | -31100円 |
↑ | スカイライン クーペ | 471600円 | -14200円 |
↑ | FJクルーザー | 483600円 | -2200円 |
→ | エクスプローラーの維持費 | 485800円 | |
基準 | 4000ccクラス平均 | 506900円 | +21100円 |
↓ | Gクラス 4x4 | 522600円 | +36800円 |
↓ | チェロキー | 584200円 | +98400円 |
↓ | ディスカバリー | 653300円 | +167500円 |
高い | ランドクルーザー80 | 748100円 | +262300円 |
エクスプローラーの年間維持費を、4000ccクラスで最も維持費が安いラングラーと比較して76700円高く、最も高いランドクルーザー80と比較して262300円安く、4000ccクラスの平均維持費との比較では21100円安くなっています。
最低額のラングラーと最高額のランドクルーザー80は極端な例としても、4000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、エクスプローラーの維持費は ちょっと安い! と言えそうです。
エクスプローラーを維持するための年収要件
せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。
覚悟% | 年収 | 月給 | 手取り |
---|---|---|---|
10% | 630万円 | 53万円 | 41万円 |
15% | 420万円 | 35万円 | 27万円 |
20% | 320万円 | 27万円 | 21万円 |
維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は630万円(総支給額53万円/月、手取り41万円/月)、ここから月額維持費4.0万円を支払うと残りは37.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。
15%まで許容する場合に必要な年収は420万円(総支給額35万円/月、手取り27万円/月)、4.0万円を支払うと残りは23.0万円になります。
さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.0万円を引くと残りは17.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。
多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代27万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)
燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション
現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。
ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。
というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費7.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。
燃料価格/L | 10000km燃料代 [差額] |
---|---|
-50円 135円/L | 192870円 [-71420円] |
-25円 160円/L | 228580円 [-35710円] |
-10円 175円/L | 250010円 [-14280円] |
185円/L | 264290円 [0円] |
+10円 195円/L | 278580円 [+14290円] |
+25円 210円/L | 300010円 [+35720円] |
+50円 235円/L | 335730円 [+71440円] |
燃費7.0km/LのFMUX4型 エクスプローラーで10000km走行するのに必要な燃料は1428.6L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は264290円になります。
参考までに、エクスプローラーの燃料タンクは71リットルですので、1428.6Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約12590円です。
ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては14290円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると35720円、50円も違ってくると71440円にもなります。
これをFMUX4型 エクスプローラーの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり185円の場合を485800円としたとき、135円/Lに値下がりすれば414380円(85.3%)に、235円/Lに値上がりすれば557240円(114.7%)になる計算です。
安くなるものについては自動車税(76400円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。
ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km
せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。
走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。
年間3000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 76400円 | 28% |
自動車重量税 1年分 | 25200円 | 9% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 3% |
燃料代 3000km分 | 79290円 | 29% |
オイル交換 年1回 | 6500円 | 2% |
タイヤ交換 6年毎 | 5330円 | 2% |
任意保険料 80% | 72000円 | 27% |
合計 [1万kmとの差額] |
273600円 -212200円 |
- |
年間5000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 76400円 | 23% |
自動車重量税 1年分 | 25200円 | 8% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 3% |
燃料代 5000km分 | 132150円 | 40% |
オイル交換 年1回 | 6500円 | 2% |
タイヤ交換 6年毎 | 5330円 | 2% |
任意保険料 85% | 76560円 | 22% |
合計 [1万kmとの差額] |
331000円 -154800円 |
- |
年間7000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 76400円 | 20% |
自動車重量税 1年分 | 25200円 | 6% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 2% |
燃料代 7000km分 | 185000円 | 47% |
オイル交換 年1回 | 9100円 | 2% |
タイヤ交換 6年毎 | 5330円 | 1% |
任意保険料 90% | 81000円 | 22% |
合計 [1万kmとの差額] |
390900円 -94900円 |
- |
自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。
タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。
年間3000km走行では、10000km走行に比べて212200円安い273600円に、5000km走行では154800円安い331000円に、7000km走行では94900円安い390900円という結果になりました。
多走行距離での年間維持費|15000km・20000km
続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。
年間15000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 76400円 | 12% |
自動車重量税 1年分 | 25200円 | 4% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 1% |
燃料代 15000km分 | 396440円 | 61% |
オイル交換 年3回 | 39000円 | 6% |
タイヤ交換 2.7年毎 | 12000円 | 2% |
任意保険料 100% | 90000円 | 14% |
合計 [1万kmとの差額] |
647900円 +162100円 |
- |
年間20000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 76400円 | 10% |
自動車重量税 1年分 | 25200円 | 3% |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 | 1% |
燃料代 20000km分 | 528580円 | 66% |
オイル交換 年4回 | 52000円 | 7% |
タイヤ交換 2年毎 | 16000円 | 2% |
任意保険料 100% | 90000円 | 11% |
合計 [1万kmとの差額] |
797100円 +311300円 |
- |
自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。
「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
---|
4000cc以下クラス編 |
小型車&普通車の新車編 |
---|
5人乗りSUV・RV編 |
エクスプローラーの燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と | |
---|---|
暫定基準燃費 | 7.0km/L |
燃料タンク容量 | 71L |
航続距離(カタログ燃費) | 497.0km |
航続距離(80%燃費) | 397.6km |
満タンプライス | 13135円 |
1km走行コスト | 26.43円 |
1万円でどこまで行ける? | km |
10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので7.0km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量71リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は497.0kmです。
実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.3km/L)とすると航続距離は447.3km、80%(5.6km/L)だと397.6km、70%(4.9km/L)では347.9kmになります。
燃料タンクに1滴の燃料もない状態から71リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり185円では13135円、上で計算した航続距離を踏まえると497.0km(80%燃費時397.6km)を走行するのに13135円かかる計算です。
燃費を7.0km/Lとしたときの1km走行コストは26.43円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。
エクスプローラーのカタログデータから見えてくる要素
X型エンジン簡易性能曲線図 | |
---|---|
各回転域での馬力 | |
2200回転時の馬力 | 93PS |
4500回転時の馬力 | 160PS |
各回転域でのトルク | |
2200回転時のトルク | 30.4kgm |
4500回転時のトルク | 25.5kgm |
X型エンジンの性能 |
まずおさらいとして、搭載しているX型3958cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは4500回転時に最高出力160馬力を、2200回転時に最大トルク30.4kgmを発生します。
馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。
トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。
※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。
ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2200rpmから最高出力が発生する4500rpmまで」の2300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は51.1%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域
最高出力ランキング リスト |
---|
4000cc以下クラス編 |
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
最大トルク ランキング リスト |
---|
4000cc以下クラス編 |
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
うわっ…私の体重、重すぎ…?
さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は12.000kg/PS(1920kg/160PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。
車重と搭乗者とPWR | |
---|---|
車体のみ | 12.000kg/PS |
車体+1人 | 12.344kg/PS |
車体+5人 | 13.719kg/PS |
お腹と車重とPWR | |
車体+60kg | 12.375kg/PS |
車体+70kg | 12.438kg/PS |
車体+80kg | 12.500kg/PS |
車体+90kg | 12.562kg/PS |
車体+100kg | 12.625kg/PS |
というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは12.344kg/PS(1975kg/160PS)となり、数値としては0.344kg、比率にすると2.9%ほど悪化します。
次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.719kg/PS(2195kg/160PS)となり、数値としては1.719kg、比率にすると14.3%も悪化することになります。
もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。
FMUX4 エクスプローラーのライバル候補車たち
愛すべきライバル車種 | |
---|---|
1993/10![]() - |
エクスプローラー 12.344kg/PS 1975kg/160PS|4.0L-NA [車体のみPWR:12.000] |
2019/05![]() 車種詳細 |
MAZDA3 ファストバック 12.387kg/PS 1375kg/111PS|1.5L-NA 車体のみPWR:11.892 |
2015/02![]() 車種詳細 |
CX-3 12.333kg/PS 1295kg/105PS|1.5L-TB 車体のみPWR:11.810 |
2008/05![]() 車種詳細 |
キューブ キュービック 12.248kg/PS 1335kg/109PS|1.5L-NA 車体のみPWR:11.743 |
2009/08![]() 車種詳細 |
ヴィッツ 12.356kg/PS 1075kg/87PS|1.3L-NA 車体のみPWR:11.724 |
2015/05![]() 車種詳細 |
シャトル 12.318kg/PS 1355kg/110PS|1.5L-NA 車体のみPWR:11.818 |
車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ12.344kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。
12.221kg/PSから12.467kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りハッチバック「BP5P型 MAZDA3 ファストバック」、マツダの5人乗りSUV「DK5FW型 CX-3」、日産の7人乗りミニバン「YGNZ11型 キューブ キュービック」、トヨタの5人乗りハッチバック「SCP90型 ヴィッツ」、ホンダの5人乗りワゴン「GP8型 シャトル」という顔ぶれが並びました。
「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。
●FMUX4型 エクスプローラー [XLT]のライバル車種|12.344kg/PS
ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は83.3PS/tとなっています。
エクスプローラーがバイクと競争するなら…?
![]() 車種詳細 |
CB125R|124cc 12.333kg/PS 185kg/15.0PS/1.20kgm [車体のみPWR:8.667] |
1993/10![]() - |
エクスプローラー|3958cc 12.344kg/PS 1975kg/160PS/30.4kgm [車体のみPWR:12.000] |
![]() 車種詳細 |
GSX-S125|124cc 12.533kg/PS 188kg/15.0PS/1.10kgm [車体のみPWR:8.867] |
幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。
などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではエクスプローラーとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。
JC91 CB125Rと競争してみる
まずエクスプローラーより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのCB125Rが挙げられます。PWRの12.333kg/PSは車両重量130kgにライダーの体重55kgを加えた185kgを、最高出力15.0PSで割ったものです。
DL32B GSX-S125と競争してみる
続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのGSX-S125が挙げられます。PWRの12.533kg/PSは車両重量133kg+55kgの188kgを、最高出力15.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。
その他の諸元いろいろ
いろいろな数値 | |
---|---|
WB/TR比 | 1.916 |
平均ピストンスピード | 12.60m/s |
トルクウェイトレシオ | 63.16kg/kgm |
1馬力あたりのお値段 | 23094円 |
排気量1Lあたり馬力 | 40.42PS/L |
排気量1Lあたりトルク | 7.68kgm/L |
1気筒あたりの馬力 | 26.7PS |
1気筒あたりのトルク | 5.1kgm |
パワーバンド比率 | 51.1% |
燃費×馬力 | No data |
各種ランキング | |
SUV・RV・クロカンのPWR 3.5~4.0L以下のPWR |
トルクウェイトレシオは63.16kg/kgm(1920kg/30.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)
ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3695000円、最高出力が160馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は23094円、逆に1万円あたりでは0.43馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は121546円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。
1馬力あたりのお値段が安い車ランキング |
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総合ランキング |
輸入車編 |
4000cc以下の車編 |
5人乗りSUV編 |
●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は40.42PS/L、トルクは7.68kgm/L、1気筒あたりの馬力は26.7馬力、トルクは5.1kgmとなり、このエンジンが160馬力を4500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは12.60m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング
ちなみに、ストローク量が84.0mmであるX型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7140回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング
●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.916になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング
人間様の占有スペース
ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。
人間様の占有スペース | |
---|---|
室内長×室内幅×室内高 | 3.038m³ |
1人あたりのスペース | 0.608m³ |
室内長/全長 | 39.0% |
室内幅/全幅 | 80.4% |
室内高/全高 | 67.4% |
室内容積/車両体積 | 21.1% |
まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.038m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.608m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は39.0%、同じく室内幅と全幅の比率は80.4%、同じく室内高と全高の比率は67.4%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は21.1%でした。
室内の広さ・長さランキング | |||
---|---|---|---|
室内長が長い車 | 室内幅が広い車 | 室内高が高い車 | 車内の空間が広い車 |
室内長が長い車 | |||
室内幅が広い車 | |||
室内高が高い車 | |||
車内の空間が広い車 |
エクスプローラーでの車中泊
ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。
期待される客室寸法 | |
---|---|
期待される荷室の長さ | 1.638m |
期待される荷室の幅 | 1.335m |
対角線の長さ | 2.113m |
期待される荷室の面積 | 2.187m² |
縦方向の長さが1.638m(対角線では2.113m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。
日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。
一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
純正装着タイヤの225/70R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版
下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。
※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。
純正タイヤ 225/70R15 | 直径 696mm | |||||
---|---|---|---|---|---|
-20mm 幅205mm |
-10mm 幅215mm |
変更なし 幅225mm |
+10mm 幅235mm |
+20mm 幅245mm |
|
65 | 205/65R15 37.2km/h 径 648mm 差 -48mm |
215/65R15 38.0km/h 径 661mm 差 -35mm |
225/65R15 38.7km/h 径 674mm 差 -22mm |
235/65R15 39.5km/h 径 687mm 差 -9mm |
245/65R15 40.2km/h 径 700mm 差 +4mm |
70 | 205/70R15 38.4km/h 径 668mm 差 -28mm |
215/70R15 39.2km/h 径 682mm 差 -14mm |
225/70R15 40.0km/h 696mm 0mm |
235/70R15 40.8km/h 径 710mm 差 +14mm |
245/70R15 41.6km/h 径 724mm 差 +28mm |
75 | 205/75R15 39.6km/h 径 689mm 差 -7mm |
215/75R15 40.5km/h 径 704mm 差 +8mm |
225/75R15 41.3km/h 径 719mm 差 +23mm |
235/75R15 42.2km/h 径 734mm 差 +38mm |
245/75R15 43.0km/h 径 749mm 差 +53mm |
80 | 205/80R15 40.7km/h 径 709mm 差 +13mm |
215/80R15 41.7km/h 径 725mm 差 +29mm |
225/80R15 42.6km/h 径 741mm 差 +45mm |
235/80R15 43.5km/h 径 757mm 差 +61mm |
245/80R15 44.4km/h 径 773mm 差 +77mm |
もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/70R15、205/75R15 、215/65R15、215/70R15 、225/65R15 、235/65R15 あたりのタイヤがおすすめです。
225/70R15のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を55%から85%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが225/70R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。
純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】225/70R15のタイヤ銘柄と通販価格
FMUX4型 エクスプローラー 4.0L-NA PT4WD/4ATの通知表
ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。
運動性能部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
PWR | 9.78㎏/PS | 12.00㎏/PS | 44.0pt | D |
最高回転数 | 5881rpm | 4500rpm | 33.0pt | E |
1速ギヤ 加速性能 | 1.58㎏/㎏m | - | 40.0pt | D |
1速ギヤ 最高速 | 51.1㎞/h | - | 54.7pt | B |
1リットル 換算馬力 | 73.10PS/L | 40.42PS/L | 24.2pt | F |
1リットル 換算トルク | 9.47㎏m/L | 7.68㎏m/L | 28.2pt | F |
WB/TR比 | 1.773 | 1.916 | 35.4pt | E |
ワイド& ロー指数 | 0.894 | 0.964 | 45.0pt | D |
前面の面積 | 2.630m2 | 3.070m2 | 37.7pt | E |
最低地上高 | 154.5mm | - | 43.7pt | D |
スポーツ性能部門の得点 | 379.4pt | |||
総合評価 | F |
※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。
ユーティリティ部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
年間維持費 | 336384円 | 485800円 | 36.8pt | E |
燃費 | 13.0km/L | - | 41.4pt | D |
100km/h 回転数 | 2490rpm | - | 43.4pt | D |
航続距離 | 656.6km | - | 46.2pt | C |
車の大きさ | 11.466m3 | 14.369m3 | 38.5pt | D |
車内の広さ | 3426.5L | 3037.9L | 46.3pt | C |
乗車定員 | 4.8人 | 5人 | 51.7pt | C |
1人あたり 車内広さ | 694.1L | 607.6L | 42.8pt | D |
車内床面積 | 2.800m2 | 2.619m2 | 47.5pt | C |
最小回転 半径 | 5.17m | 5.6m | 41.2pt | D |
ユーティリティ部門の得点 | 435.8pt | |||
総合評価 | D |
※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。
部門 | 全10688車種中 | RANK | |
---|---|---|---|
運動性能 | 379.4pt | 10420位 | F |
運動性能部門 ランキング | |||
ユーティリティ | 435.8pt | 9825位 | D |
ユーティリティ部門 ランキング | |||
総合得点 | 815.2pt | 10589位 | F |
総合得点ランキング |
スポーツ性能部門は379.4点で全10688車種中の10420位、ユーティリティ部門は435.8点で9825位、総合得点は815.2点で10589位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。
上記リンク先では、今回このページで紹介したFMUX4型 エクスプローラー(PT4WD/4AT) の各種スペックを、5人乗SUV・4000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。
エクスプローラーの歴代モデル
![]() |
4代目 1FM5KH型 エクスプローラー |
1FM5KH エクスプローラーは2011/05に登場した4代目モデル。参考車両の「XLT EcoBoost」は全長5050mm、全幅2000mm、全高1820mmの車体に、261PS/42.8kgmを発生するH型2260ccエンジンを搭載した7人乗りSUV。 |
![]() |
3代目 1FMWU74型 エクスプローラー |
1FMWU74 エクスプローラーは2001/10に登場した3代目モデル。参考車両の「Eddie-bauer」は全長4825mm、全幅1880mm、全高1820mmの車体に、242PS/39.0kgmを発生するV2型4600ccエンジンを搭載した7人乗りSUV。 |
![]() |
2代目 1FMXU34型 エクスプローラー |
1FMXU34 エクスプローラーは1995/03に登場した2代目モデル。参考車両の「XL」は全長4805mm、全幅1875mm、全高1730mmの車体に、162PS/31.1kgmを発生するX型3958ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。 |
人気があるSUVの車種比較
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B38A デリカ ミニ 2023 vs JF6 N-BOX JOY 2024 性能比較 初代 デリカ ミニ T(2023年式 B38A・4WD/CVT・0.66L+ターボ・64PS/10.2kgm・4人乗り)と、3代目 N-BOX JOY TURBO(2024年式 JF6・4WD/CVT・0.66L+ターボ・64PS/10.6kgm・4人乗り)を比較。 |
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HE21S アルト ラパン SS 2007 vs HN22S Kei ワークス 2008 性能比較 初代 アルト ラパン SS(2007年式 HE21S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。 |
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HN22S Kei ワークス 2008 vs HA22S アルト ワークス 1999 性能比較 初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、5代目 アルト ワークス WORKS RS/Z(1999年式 HA22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)を比較。 |
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DG5 WR-V 2024 vs RV3 ヴェゼル 2021 性能比較 初代 WR-V X(2024年式 DG5・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV3・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。 |
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MXGA10 カローラ クロス 2023 vs MXPB10 ヤリス クロス 2020 性能比較 12代目 カローラ クロス G-X(2023年式 MXGA10・FF/CVT・2.0L・170PS/20.6kgm・5人乗り)と、4代目 ヤリス クロス X B-package(2020年式 MXPB10・FF/CVT・1.5L・120PS/14.8kgm・5人乗り)を比較。 |
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AXUH85 ハリアー ハイブリッド 2020 vs RV6 ヴェゼル e:HEV 2021 性能比較 4代目 ハリアー ハイブリッド S-Hybrid(2020年式 AXUH85・4WD/CVT・2.5L・178PS/22.5kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル e:HEV Z(2021年式 RV6・4WD/CVT・1.5L・106PS/13.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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HN22S Kei ワークス 2008 vs HT81S スイフト スポーツ 2004 性能比較 初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 スイフト スポーツ Sport(2004年式 HT81S・FF/5MT・1.5L・115PS/14.6kgm・5人乗り)を比較。 |
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JC74W ジムニー ノマド 2025 vs A210A ライズ 2021 性能比較 4代目 ジムニー ノマド FC(2025年式 JC74W・4WD/5MT・1.5L・102PS/13.3kgm・4人乗り)と、初代 ライズ Z(2021年式 A210A・4WD/CVT・1.0L+ターボ・98PS/14.3kgm・5人乗り)を比較。 |