EF44 8シリーズ クーペ 性能と維持費 FR/5AT 1050万円 1999年

このページでは、BMWの2ドア・4人乗りクーペ、初代のE-EF44型8シリーズ クーペ 840Ci 44-8S E31【1999/05モデル・286PS/42.8kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

EF44 8シリーズ クーペ
販売期間:1990/03 - 1999/11

画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4780mm×全幅1865mm×全高1340mm、排気量は4398ccであることから、大雑把に分類すると4.4リットルクラス(4400cc、自動車税は4.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:250PS~300PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4780mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

EF44型 8シリーズ クーペ [4398cc/286PS FR/5AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代8シリーズ クーペの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1996/02
E40型
[840Ci 40-8S E31]
4.0L-NA・FR/5AT・980.0万円
286PS・40.8kgm・-
286PS
40.8kgm
-
1994/03
850CSI型
[850CSI E31]
5.6L-NA・FR/6MT・1680.0万円
381PS・56.1kgm・-
381PS
56.1kgm
-
1990/11
E50型
[850i 50-12 E31]
5.0L-NA・FR/4AT・1450.0万円
300PS・45.9kgm・4.7km/L
300PS
45.9kgm
4.7km/L
初代8シリーズ クーペの車両型式・グレード一覧【全4車種】
8シリーズ クーペの新型モデル
2代目 AE44M型M8 クーペ
AE44M型M8 クーペは2019/12に登場した2代目モデル。参考車両の「Competition」は全長4870mm、全幅1905mm、全高1360mmの車体に、625PS/76.5kgmを発生するS63B44型4394ccエンジンを搭載。


EF44 8シリーズ クーペの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
8シリーズ クーペ
840Ci 44-8S E31
その他 840Ci リミテッド M-インディビデュアル
お値段 10500000円
車両型式 E-EF44
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速AT・5速オートマ車
ドア/定員 2ドア・4名乗車
ホイールベース 2685mm
トレッド 1555mm/1560mm
WB/TR比 1.723
最小半径 5.4m
タイヤ 前輪:235/45R17
後輪:265/40R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1880kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

8シリーズ クーペと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
8シリーズ クーペ
車体寸法
全長 4780mm -
全幅 1865mm -
全高 1340mm -
大きさ 11.95m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1380mm
全幅 1480mm以下 +385mm
全高平均 1640mm -300mm
大きさ平均 8.13m3 +3.82m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +80mm
全幅 1700mm以下 +165mm
全高平均 1496mm -156mm
大きさ平均 10.48m3 +1.47m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +137mm
全幅平均 1815mm +50mm
全高平均 1518mm -178mm
大きさ平均 12.84m3 -0.89m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



8シリーズ クーペでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.673m
期待される荷室の幅 1.465m
対角線の長さ 2.224m
期待される荷室の面積 2.451m²

縦方向の長さが1.673m(対角線では2.224m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


EF44 8シリーズ クーペの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税87900円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額8000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1999/05モデルの8シリーズ クーペを26年落ちの中古で231.0万円にて購入し、頭金なしで4年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    8シリーズ クーペの1999/05モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である210万円に諸経費として21.0万円を足した231.0万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1999年式を26年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 4500cc以下 13年経過 87900円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷5.7㎞/L×195円/L 342110円
オイル交換
5000km毎
1回7000円×2回 14000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料
月額8000円
月額8000円×12ヶ月 96000円
ローン完済後の年間維持費 586100円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額48130円×12ヶ月 577560円
ローン返済中の年間維持費 1163600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「4500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は87900円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ48900円(ローン完済前は97000円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半を8シリーズ クーペに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

8シリーズ クーペの維持費は高い?安い?

「8シリーズ クーペの年間維持費は586100円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたして8シリーズ クーペの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いクイックデリバリー200359780円-226320円
7シリーズ444500円-141600円
セルシオ494000円-92100円
ソアラ510300円-75800円
基準4500ccクラス平均541300円-44800円
RS4 セダン548000円-38100円
8シリーズ クーペの維持費586100円
ランドクルーザー80594000円+7900円
プレジデント621400円+35300円
高いサファリ697900円+111800円

8シリーズ クーペの年間維持費を、4500ccクラスで最も維持費が安いクイックデリバリー200と比較して226320円高く、最も高いサファリと比較して111800円安く、4500ccクラスの平均維持費との比較では44800円高くなっています。

最低額のクイックデリバリー200と最高額のサファリは極端な例としても、4500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、8シリーズ クーペの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 4500ccクラスの車 ランキング

8シリーズ クーペを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%760万円64万円50万円
15%510万円43万円34万円
20%380万円32万円25万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は760万円(総支給額64万円/月、手取り50万円/月)、ここから月額維持費4.9万円を支払うと残りは45.1万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は510万円(総支給額43万円/月、手取り34万円/月)、4.9万円を支払うと残りは29.1万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が380万円(総支給額32万円/月、手取り25万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.9万円を引くと残りは20.1万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代35万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 254390円 -87720円
170円/L 298250円 -43860円
185円/L 324570円 -17540円
195円/L 342110円 -
205円/L 359660円 +17550円
220円/L 385970円 +43860円
245円/L 429830円 +87720円

燃費5.7km/LのEF44型 8シリーズ クーペで10000km走行するのに必要な燃料は1754.4L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は342110円になります。

参考までに、8シリーズ クーペの燃料タンクは90リットルですので、1754.4Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約17110円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては17550円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると43860円、50円も違ってくると87720円にもなります。

これをEF44型 8シリーズ クーペの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を586100円としたとき、145円/Lに値下がりすれば498380円(85.0%)に、245円/Lに値上がりすれば673820円(115.0%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(87900円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 87900円
自動車重量税 1年分 25200円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 121925円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 102630円 171060円 239480円
オイル交換 7000円 7000円 9800円
タイヤ交換 8000円 8000円 8000円
任意保険料 76800円 81600円 86400円
税金 自賠責 一律 121925円
合計 316400円 389600円 465700円
1万km差額 -269700円 -196500円 -120400円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料96000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて269700円安い316400円に、5000km走行では196500円安い389600円に、7000km走行では120400円安い465700円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 342110円 513170円 684220円
オイル交換 14000円 21000円 28000円
タイヤ交換 12000円 14400円 19200円
任意保険料 96000円 105600円 115200円
税金 自賠責 一律 121925円
合計 586100円 776100円 968600円
1万km差額 - +190000円 +382500円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

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小型車&普通車の新車編
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8シリーズ クーペの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 6.7km/L
燃料タンク容量 90L
航続距離(カタログ燃費) 603.0km
航続距離(80%燃費) 486.0km
満タンプライス 17550円
1km走行コスト 29.10円/km
1万円でどこまで行ける? 343.6km
東京から603.0kmの範囲

10・15モード燃費が6.7km/L、燃料タンク容量90リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は603.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.0km/L)とすると航続距離は540.0km、80%(5.4km/L)だと486.0km、70%(4.7km/L)では423.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から90リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では17550円、上で計算した航続距離を踏まえると603.0km(80%燃費時486.0km)を走行するのに17550円かかる計算です。

燃費を5.7km/Lとしたときの1km走行コストは29.10円、10万km走行したときの燃料代は291.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら29.1万円/年、7年10万kmなら41.6万円/年、5年10万kmなら58.2万円/年、3年10万kmなら97.0万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば343.6km(往復なら片道171.8km)、カタログ値の80%なら274.9km(片道137.4km)離れたところまで行くことができます。

EF44 8シリーズ クーペのエンジン諸元とカタログデータ

M62B44型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 M62B44
気筒配列 V型8気筒
排気量4398cc
圧縮比 10.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 286PS[210kW]/5700rpm
最大トルク 42.8kgm[420Nm]/3900rpm
パワーバンド 3900-5700rpm, 帯域31.6%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費6.7km/L(15.8mpg)
100km燃費14.9L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
3900rpm 233PS/42.8kgm
5700rpm 286PS/35.9kgm
M62B44型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているM62B44型4398cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは5700回転時に最高出力286馬力を、3900回転時に最大トルク42.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3900rpmから最高出力が発生する5700rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は31.6%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

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最大トルク ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.573kg/PS(1880kg/286PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.573kg/PS
車体+1人6.766kg/PS
車体+4人7.343kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.783kg/PS
車体+70kg6.818kg/PS
車体+80kg6.853kg/PS
車体+90kg6.888kg/PS
車体+100kg6.923kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.766kg/PS(1935kg/286PS)となり、数値としては0.193kg、比率にすると2.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.343kg/PS(2100kg/286PS)となり、数値としては0.770kg、比率にすると11.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

EF44 8シリーズ クーペのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.766kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
8シリーズ クーペ
6.766kg/PS
286PS・4.4L-NA
車体のみPWR 6.573
1935kg
+2.9%

車種詳細
アコード
6.568kg/PS
220PS・2.0L-NA
車体のみPWR 6.318
1445kg
+4.0%

車種詳細
シビック タイプR ユーロ
6.841kg/PS
201PS・2.0L-NA
車体のみPWR 6.567
1375kg
+4.2%

車種詳細
アルテッツァ
6.690kg/PS
210PS・2.0L-NA
車体のみPWR 6.429
1405kg
+4.1%

車種詳細
エリシオン プレステージ
6.717kg/PS
300PS・3.5L-NA
車体のみPWR 6.533
2015kg
+2.8%

車種詳細
ポロ GTI
6.745kg/PS
192PS・1.8L-TB
車体のみPWR 6.458
1295kg
+4.4%


6.563kg/PSから6.969kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りセダン・CL7型 アコード、ホンダの4人乗りハッチバック・FN2型 シビック タイプR ユーロ、トヨタの5人乗りセダン・SXE10型 アルテッツァ、ホンダの7人乗りミニバン・RR5型 エリシオン プレステージ、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック・6RDAJ型 ポロ GTIという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

EF44型 8シリーズ クーペ [840Ci 44-8S E31]のライバル車種|6.766kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は152.1PS/tとなっています。


8シリーズ クーペがバイクと競争するなら…?


車種詳細
VT1300CR|1312cc
6.741kg/PS
364kg/54.4PS/10.50kgm
[車体のみPWR:5.722]
1999/05

-
8シリーズ クーペ|4398cc
6.766kg/PS
1935kg/286PS/42.8kgm
[車体のみPWR:6.573]

車種詳細
スーパーシェルパ|249cc
6.808kg/PS
177kg/26.0PS/2.60kgm
[車体のみPWR:4.692]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは8シリーズ クーペとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SC66 VT1300CRと競争してみる

まず8シリーズ クーペより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのVT1300CRが挙げられます。PWRの6.741kg/PSは車両重量309kgにライダーの体重55kgを加えた364kgを、最高出力54.4PSで割ったものです。

KL250G スーパーシェルパと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのスーパーシェルパが挙げられます。PWRの6.808kg/PSは車両重量122kg+55kgの177kgを、最高出力26.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.723
平均ピストンスピード 15.71m/s
トルクウェイトレシオ 43.93kg/kgm
1馬力あたりのお値段 36713円
排気量1Lあたり馬力 65.03PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.73kgm/L
1気筒あたりの馬力 35.8PS
1気筒あたりのトルク 5.3kgm
パワーバンド比率 31.6%
燃費×馬力 1630.2pt
各種ランキング
クーペのPWR
4.0~4.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは43.93kg/kgm(1880kg/42.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が10500000円、最高出力が286馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は36713円、逆に1万円あたりでは0.27馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は245327円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4500cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は65.03PS/L、トルクは9.73kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.8馬力、トルクは5.3kgmとなり、このエンジンが286馬力を5700回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.71m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が82.7mmであるM62B44型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7260回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.723になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.70km/L、最高出力が286PSであるこの車の獲得ポイントは1630.2ptになります。
戯れに車両重量1880kgを100kg単位にした18.8で割ってみたところ、その数値は86.71ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの265/40R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 265/40R17 | 直径 644mm

-20mm
幅245mm
-10mm
幅255mm
変更なし
幅265mm
+10mm
幅275mm
+20mm
幅285mm
35 245/35R17
37.5km/h
径 604mm
差 -40mm
255/35R17
38.0km/h
径 611mm
差 -33mm
265/35R17
38.4km/h
径 618mm
差 -26mm
275/35R17
38.8km/h
径 625mm
差 -19mm
285/35R17
39.3km/h
径 632mm
差 -12mm
40 245/40R17
39.0km/h
径 628mm
差 -16mm
255/40R17
39.5km/h
径 636mm
差 -8mm
265/40R17
40.0km/h
644mm
0mm
275/40R17
40.5km/h
径 652mm
差 +8mm
285/40R17
41.0km/h
径 660mm
差 +16mm
45 245/45R17
40.6km/h
径 653mm
差 +9mm
255/45R17
41.1km/h
径 662mm
差 +18mm
265/45R17
41.7km/h
径 671mm
差 +27mm
275/45R17
42.2km/h
径 680mm
差 +36mm
285/45R17
42.8km/h
径 689mm
差 +45mm
50 245/50R17
42.0km/h
径 677mm
差 +33mm
255/50R17
42.7km/h
径 687mm
差 +43mm
265/50R17
43.3km/h
径 697mm
差 +53mm
275/50R17
43.9km/h
径 707mm
差 +63mm
285/50R17
44.5km/h
径 717mm
差 +73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、245/40R17 、255/40R17 、265/35R17 、275/35R17 、285/35R17あたりのタイヤがおすすめです。

265/40R17のタイヤ幅を245mmから295mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを17インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが265/40R17のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】265/40R17のタイヤ銘柄と通販価格

EF44型 8シリーズ クーペ 4.4L-NA FR/5ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS6.57㎏/PS58.7ptB
最高回転数5880rpm5700rpm47.8ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L65.03PS/L43.6ptD
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.73㎏m/L53.2ptC
WB/TR比1.7731.72355.1ptB
ワイド&
ロー指数
0.8940.71862.6ptA
前面の面積2.631m22.499m253.7ptC
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点489.2pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円586100円28.6ptF
10-15燃費13.0km/L6.7km/L36.1ptE
100km/h
回転数
2489rpm-43.4ptD
航続距離644.1km512.6km42.4ptD
車の大きさ11.468m311.946m348.1ptC
車内の広さ3431.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人4人43.3ptD
1人あたり
車内広さ
691.9L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.18m5.4m45.5ptD
ユーティリティ部門の得点424.2pt
総合評価E

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10707車種中 RANK
運動性能 489.2pt 6101位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 424.2pt 10371位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 913.4pt 9652位 E
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は489.2点で全10707車種中の6101位、ユーティリティ部門は424.2点で10371位、総合得点は913.4点で9652位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したEF44型 8シリーズ クーペ(FR/5AT) の各種スペックを、クーペ4500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

8シリーズ クーペの歴代モデル

2代目 BC44型 8シリーズ カブリオレ
BC44 8シリーズ カブリオレは2018/11に登場した2代目モデル。参考車両の「M850i xDrive G14」は全長4855mm、全幅1900mm、全高1345mmの車体に、530PS/76.5kgmを発生するN63B44型4394ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。

初代 E50型 8シリーズ クーペ
E50 8シリーズ クーペは1990/03に登場した初代モデル。参考車両の「850i 50-12 E31」は全長4780mm、全幅1865mm、全高1340mmの車体に、300PS/45.9kgmを発生するM70B50型4987ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。


人気があるクーペの車種比較


ZZT231 セリカ SS-II 2005 vs ZZT230 セリカ SS-I 2005 性能比較
7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)と、7代目 セリカ SS-I(2005年式 ZZT230・FF/5MT・1.8L・145PS/17.4kgm・4人乗り)を比較。

AW11 MR2 1600G SC 1988 vs AW11 MR2 1600G 1984 性能比較
初代 MR2 1600G SC(1988年式 AW11・MR/5MT・1.6L+SC・145PS/19.0kgm・2人乗り)と、初代 MR2 1600G(1984年式 AW11・MR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 G 1997 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 G(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L・200PS/21.0kgm・2人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

ZZT231 セリカ SS-II 2005 vs ST202 セリカ SS-III 1999 新旧比較
7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)と、6代目 セリカ SS-III(1999年式 ST202・FF/5MT・2.0L・200PS/21.0kgm・5人乗り)を比較。

S15 シルビア Spec-R 2002 vs PS13 シルビア K’s 1992 新旧比較
7代目 シルビア Spec-R(2002年式 S15・FR/6MT・2.0L+ターボ・250PS/28.0kgm・4人乗り)と、5代目 シルビア K’s(1992年式 PS13・FR/5MT・2.0L+ターボ・205PS/28.0kgm・4人乗り)を比較。

DB06 スープラ RZ 2023 vs JZA80 スープラ RZ 2001 新旧比較
5代目 スープラ RZ(2023年式 DB06・FR/6MT・3.0L+ターボ・387PS/51.0kgm・2人乗り)と、4代目 スープラ RZ 17inch(2001年式 JZA80・FR/6MT・3.0L+ツインターボ・280PS/46.0kgm・4人乗り)を比較。

ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。