このページでは、BMWの4ドア・5人乗りセダン、3代目のGH-GJ50型7シリーズ 750iL E38【2001/01モデル・326PS/49.9kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。
GJ50 7シリーズ 販売期間:1994/10 - 2002/04 ![]() |
ボディサイズが全長5125mm×全幅1860mm×全高1425mm、排気量は5379ccであることから、大雑把に分類すると5.4リットルクラス(5400cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。
ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5125mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。
GJ50型 7シリーズ [5379cc/326PS FR/5AT] お品書き
![]() 維持費にまつわるエトセトラ | ![]() エンジンの最高出力・最大トルク | ![]() No Data | ![]() タイヤサイズ変更とメーター誤差 | ![]() 各種スペックの相対評価と通知表 |
![]() | お金にまつわるエトセトラ 1年間のランニングコスト |
![]() | エンジン性能と特性 パワーウェイトレシオ |
![]() | No Data |
![]() | タイヤサイズ変更と スピードメーター誤差 |
![]() | 各種スペックの相対評価と レーダーチャート |
3代目7シリーズの類型&他グレード 新着順
- 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
- 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
年式 画像 | 車両型式 グレード | 出力 燃費 | |
---|---|---|---|
2001/01![]() |
GG35型 [735i M-sport E38]3.5L-NA | FR/5AT | 835.0万円 |
235PS 35.7kgm 7.3km/L |
|
2001/01![]() |
GG44型 [740i M-sport 44-8S E38]4.4L-NA | FR/5AT | 955.0万円 |
286PS 44.9kgm 6.3km/L |
|
1994/10![]() |
GF40型 [740i 40-8S E38]4.0L-NA | FR/5AT | 980.0万円 |
286PS 40.0kgm 5.5km/L |
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3代目7シリーズの車両型式・グレード一覧【全4車種】 |
7シリーズの新型モデル | |
---|---|
![]() | 4代目 GN60型7シリーズ |
GN60型7シリーズは2001/10に登場した4代目モデル。参考車両の「760iL E66」は全長5180mm、全幅1900mm、全高1490mmの車体に、445PS/61.2kgmを発生するN73B60型5972ccエンジンを搭載。 |
7シリーズの旧型モデル | |
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![]() | 2代目 G50型7シリーズ |
G50型7シリーズは1987/11に登場した2代目モデル。参考車両の「750iL E32」は全長5025mm、全幅1845mm、全高1400mmの車体に、300PS/45.9kgmを発生するM70B50型4987ccエンジンを搭載。 |
主要諸元とエンジン諸元
主要諸元 | |
---|---|
メーカー | BMW |
車名& グレード |
7シリーズ 750iL E38 |
その他 | GK50 |
お値段 | 12500000円 |
車両型式 | GH-GJ50 |
駆動方式 変速機 |
FR・後輪駆動(RWD,2WD) 5速AT・5速オートマ車 |
ドア/定員 | 4ドア/5人 |
車体寸法 | 長5125×幅1860×高1425mm |
軸距& 輪距 |
3070mm 前1545mm/後1560mm |
最小半径 | 5.7m |
タイヤ | 前輪:235/60R16 後輪:235/60R16 |
ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ベンチレーテッドディスク |
車両重量 | 2080kg |
エンジン諸元 | |
---|---|
原動機型式 | M73B54 |
気筒配列 | V型12気筒 |
排気量 | 5379cc |
圧縮比 | 10.0 |
吸気方式 | 自然吸気(NA・ノンターボ) |
最高出力 | 326PS[240kW]/5000rpm |
最大トルク | 49.9kgm[489Nm]/3900rpm |
使用燃料 | ハイオクガソリン |
10・15燃費 | 5.9km/L(13.9mpg) |
100km燃費 | 16.9L/100km |
※M73B54型エンジンの諸元と性能まとめ ※V型12気筒とは‥シリンダをV字型に交互で12個配置する方式。満足度の高さはピカイチ。 ※V型12気筒の最高出力ランキング |
税金と年間維持費のシミュレーション
ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税101100円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税31500円/年と自賠責保険料10005円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代、月額9000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。
さらに、2001/01モデルの7シリーズを22年落ちの中古で275万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。
- 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
7シリーズの2001/01モデルの場合、2023年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である250万円に諸経費として25万円を足した275万円を中古車価格の目安としています。 - ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
- 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
- 自動車保険は比較で安くなる!
2001年式を22年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 | 区分 | 金額 | ||
---|---|---|---|---|
自動車税(1年分) | 6000cc以下 | 13年経過 | 101100円 | |
自動車重量税(1年分) | 2.5トン以下 | 18年経過 | 31500円 | |
自賠責保険料(1年分) | 自家用乗用車 | 10005円 | ||
年間10000km走行燃料代 年間7000km走行の場合 年間5000km走行の場合 年間3000km走行の場合 |
10000km÷5.0km/L×200円/L 7000km÷5.0km/L×200円/L 5000km÷5.0km/L×200円/L 3000km÷5.0km/L×200円/L |
400000円 (280000円) (200000円) (120000円) |
||
オイル交換(5000km毎) | 1回8000円×2回 | 16000円 | ||
タイヤ交換(5年5万km毎) | 1本12000円×4本÷5年 | 9600円 | ||
任意保険料(月額9000円) | 月額9000円×12ヶ月 | 108000円 | ||
ローン完済後の年間維持費 | 676300円 | |||
名目 | 区分 | 金額 | ||
車のローン額(1年分) | 月額45830円×12ヶ月 | 549960円 | ||
ローン返済中の年間維持費 | 1226200円 | |||
次回車検費用の積み立て目安 | ||||
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 | 86100円 |
名目 | 金額 |
---|---|
自動車税(1年分) | 101100円 |
自動車重量税(1年分) | 31500円 |
自賠責保険料(1年分) | 10005円 |
年間10000km走行燃料代 年間7000km走行の場合 年間5000km走行の場合 年間3000km走行の場合 |
400000円 (280000円) (200000円) (120000円) |
オイル交換(5000km毎) | 16000円 |
タイヤ交換(4年4万km毎) | 9600円 |
任意保険料(月額9000円) | 108000円 |
ローン完済後の年間維持費 | 676300円 |
名目 | 金額 |
車のローン額(1年分) | 549960円 |
ローン返済中の年間維持費 | 1226200円 |
次回車検費用の積み立て目安 | |
重量税2年分+自賠責24ヶ月分 +検査手数料等3000円程度 |
86100円 |
- 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は101100円、「2.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は31500円(単年)です。
- エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
- タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
- 任意保険料の金額は、月額9000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
- 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
- 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
- 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
- 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。 - 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
- 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
- 車検費用の目安とした86100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。
天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ56400円(ローン完済前は102200円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。
天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半を7シリーズに吸い取られ泣くハメになりそうです。ということは、この車のステータス性は抜群であると言えます。
低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km
せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。
走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。
年間3000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 101100円 | 28% |
自動車重量税 1年分 | 31500円 | 9% |
自賠責保険料 1年分 | 10005円 | 3% |
燃料代 3000km分 | 120000円 | 33% |
オイル交換 年1回 | 8000円 | 2% |
タイヤ交換 6年毎 | 6400円 | 2% |
任意保険料 80% | 86400円 | 23% |
合計 [1万kmとの差額] |
363500円 -312800円 |
- |
年間5000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 101100円 | 23% |
自動車重量税 1年分 | 31500円 | 7% |
自賠責保険料 1年分 | 10005円 | 2% |
燃料代 5000km分 | 200000円 | 45% |
オイル交換 年1回 | 8000円 | 2% |
タイヤ交換 6年毎 | 6400円 | 1% |
任意保険料 85% | 91800円 | 20% |
合計 [1万kmとの差額] |
448900円 -227400円 |
- |
年間7000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 101100円 | 19% |
自動車重量税 1年分 | 31500円 | 6% |
自賠責保険料 1年分 | 10005円 | 2% |
燃料代 7000km分 | 280000円 | 52% |
オイル交換 年1回 | 11200円 | 2% |
タイヤ交換 6年毎 | 6400円 | 1% |
任意保険料 90% | 97200円 | 18% |
合計 [1万kmとの差額] |
537500円 -138800円 |
- |
自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。
タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料108000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。
年間3000km走行では、10000km走行に比べて312800円安い363500円に、5000km走行では227400円安い448900円に、7000km走行では138800円安い537500円という結果になりました。
多走行距離での年間維持費|15000km・20000km
続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。
年間15000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 101100円 | 11% |
自動車重量税 1年分 | 31500円 | 3% |
自賠責保険料 1年分 | 10005円 | 1% |
燃料代 15000km分 | 600000円 | 66% |
オイル交換 年3回 | 48000円 | 5% |
タイヤ交換 2.7年毎 | 14400円 | 2% |
任意保険料 100% | 108000円 | 12% |
合計 [1万kmとの差額] |
913100円 +236800円 |
- |
年間20000km走行の場合 | ||
---|---|---|
名目 | 金額 | 比率 |
自動車税 | 101100円 | 9% |
自動車重量税 1年分 | 31500円 | 3% |
自賠責保険料 1年分 | 10005円 | 1% |
燃料代 20000km分 | 800000円 | 71% |
オイル交換 年4回 | 64000円 | 6% |
タイヤ交換 2年毎 | 19200円 | 2% |
任意保険料 100% | 108000円 | 8% |
合計 [1万kmとの差額] |
1133900円 +457600円 |
- |
自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。
「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。
1km走行コストと月間&年間交通費
距離/日 | 費用/日 | 月換算 | 年換算 |
---|---|---|---|
10km | 340円 | 7500円 | 8.8万円 |
20km | 680円 | 15000円 | 17.7万円 |
30km | 1020円 | 22400円 | 26.5万円 |
50km | 1700円 | 37400円 | 44.2万円 |
100km | 3390円 | 74600円 | 88.1万円 |
さて、ハイオクガソリン1リットルの燃料価格を200円、燃費を5.9km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは33.90円になります。
たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmならガソリン代は340円/日となり、20km走行なら680円/日、30km走行なら1020円/日、50km走行なら1700円/日、100km走行なら3390円/日かかる計算です。
1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmでガソリン代は22400円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmでガソリン代は26.5万円/年という塩梅です。
カタログデータから見えてくる要素
M73B54型エンジン簡易性能曲線図 | |
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各回転域での馬力 | |
3900回転時の馬力 | 272PS |
5000回転時の馬力 | 326PS |
5000回転時の馬力 | 326PS |
各回転域でのトルク | |
3900回転時のトルク | 49.9kgm |
5000回転時のトルク | 46.7kgm |
5000回転時のトルク | 46.7kgm |
M73B54型エンジンの性能 |
まずおさらいとして、搭載しているM73B54型5379cc、V型12気筒の自然吸気エンジンは5000回転時に最高出力326馬力を、3900回転時に最大トルク49.9kgmを発生します。
馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。
トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。
※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。
ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3900rpmから最高出力が発生する5000rpmまで」の1100rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は22.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域
最高出力ランキング リスト |
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5000cc超クラス編 |
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
最大トルク ランキング リスト |
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5000cc超クラス編 |
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
うわっ…私の体重、重すぎ…?
さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は6.380kg/PS(2080kg/326PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。
車重と搭乗者とPWR | |
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車体のみ | 6.380kg/PS |
車体+1人 | 6.549kg/PS |
車体+5人 | 7.224kg/PS |
お腹と車重とPWR | |
車体+60kg | 6.564kg/PS |
車体+70kg | 6.595kg/PS |
車体+80kg | 6.626kg/PS |
車体+90kg | 6.656kg/PS |
車体+100kg | 6.687kg/PS |
というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.549kg/PS(2135kg/326PS)となり、数値としては0.169kg、比率にすると2.6%ほど悪化します。
次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.224kg/PS(2355kg/326PS)となり、数値としては0.844kg、比率にすると13.2%も悪化することになります。
もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。
GJ50 7シリーズのライバル候補車たち
愛すべきライバル車種 | |
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2001/01![]() - |
7シリーズ 6.549kg/PS 2135kg/326PS|5.4L-NA [車体のみPWR:6.380] |
2006/10![]() 車種詳細 |
アコード 6.568kg/PS 1445kg/220PS|2.0L-NA 車体のみPWR:6.318 |
2004/04![]() 車種詳細 |
アルテッツァ 6.690kg/PS 1405kg/210PS|2.0L-NA 車体のみPWR:6.429 |
2010/02![]() 車種詳細 |
クラウン ハイブリッド 6.368kg/PS 1885kg/296PS|3.5L-NA 車体のみPWR:6.182 |
2015/01![]() 車種詳細 |
レジェンド 6.481kg/PS 2035kg/314PS|3.5L-NA 車体のみPWR:6.306 |
2009/08![]() 車種詳細 |
SC 6.411kg/PS 1795kg/280PS|4.3L-NA 車体のみPWR:6.214 |
車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.549kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。
6.353kg/PSから6.745kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りセダン「CL7型 アコード」、トヨタの5人乗りセダン「SXE10型 アルテッツァ」、トヨタの5人乗りセダン「GWS204型 クラウン ハイブリッド」、ホンダの5人乗りセダン「KC2型 レジェンド」、レクサスの4人乗りオープンカー「UZZ40型 SC」という顔ぶれが並びました。
「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。
●GJ50型 7シリーズ [750iL E38]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.549kg/PS
ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は156.7PS/tとなっています。
7シリーズがバイクと競争するなら…?
![]() 車種詳細 |
XR250|249cc 6.536kg/PS 183kg/28.0PS/2.60kgm [車体のみPWR:4.571] |
2001/01![]() - |
7シリーズ|5379cc 6.549kg/PS 2135kg/326PS/49.9kgm [車体のみPWR:6.380] |
![]() 車種詳細 |
バルカン1500 クラシックツアラー Fi|1470cc 6.571kg/PS 414kg/63.0PS/11.50kgm [車体のみPWR:5.698] |
幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。
などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは7シリーズとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。
MD30 XR250と競争してみる
まず7シリーズより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのXR250が挙げられます。PWRの6.536kg/PSは車両重量128kgにライダーの体重55kgを加えた183kgを、最高出力28.0PSで割ったものです。
VNT50G バルカン1500 クラシックツアラー Fiと競争してみる
続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのバルカン1500 クラシックツアラー Fiが挙げられます。PWRの6.571kg/PSは車両重量359kg+55kgの414kgを、最高出力63.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。
その他の諸元いろいろ
いろいろな数値 | |
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WB/TR比 | 1.977 |
平均ピストンスピード | 13.17m/s |
トルクウェイトレシオ | 41.68kg/kgm |
1馬力あたりのお値段 | 38344円 |
排気量1Lあたり馬力 | 60.61PS/L |
排気量1Lあたりトルク | 9.28kgm/L |
1気筒あたりの馬力 | 27.2PS |
1気筒あたりのトルク | 4.2kgm |
パワーバンド比率 | 22.0% |
燃費×馬力 | 1636.5pt |
各種ランキング | |
セダンのPWR 5.0L超のPWR |
トルクウェイトレシオは41.68kg/kgm(2080kg/49.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)
ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12500000円、最高出力が326馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は38344円、逆に1万円あたりでは0.26馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は250501円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。
1馬力あたりのお値段が安い車ランキング |
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総合ランキング |
輸入車編 |
5000cc超の車編 |
セダン編 |
●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は60.61PS/L、トルクは9.28kgm/L、1気筒あたりの馬力は27.2馬力、トルクは4.2kgmとなり、このエンジンが326馬力を5000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.17m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング
ちなみに、ストローク量が79.0mmであるM73B54型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7590回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング
●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.977になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング
●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.02km/L、最高出力が326PSであるこの車の獲得ポイントは1636.5ptになります。
戯れに車両重量2080kgを100kg単位にした20.8で割ってみたところ、その数値は78.68ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)
- 低燃費で高出力な自動車ランキング
燃費×最高出力の数値順。燃費が良くて高出力なほど高得点。 - 低燃費で高出力で軽量な自動車ランキング
燃費×最高出力÷車両重量の数値順。燃費が良くて高出力で車両重量が軽いほど高得点。
7シリーズでの車中泊
期待される客室寸法 | |
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期待される荷室の長さ | 1.79m |
期待される荷室の幅 | 1.46m |
対角線の長さ | 2.31m |
期待される荷室の面積 | 2.61m² |
ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。
縦方向の長さが1.79m(対角線では2.31m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。
これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。
セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
●車中泊にあると嬉しいアイテム
7シリーズの燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と | |
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10・15モード燃費 | 5.9km/L |
燃料タンク容量 | 95L |
航続距離(カタログ燃費) | 560.5km |
航続距離(80%燃費) | 446.5km |
満タンプライス | 19000円 |
1万円でどこまで行ける? | 295.0km |
車両価格/航続距離 | 22302円/km |
10・15モード燃費が5.9km/Lですので、燃料タンクの容量が95リットルですと航続可能距離は560.5kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)
実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.3km/L)とすると503.5km、80%(4.7km/L)だと446.5km、70%(4.1km/L)では389.5kmという航続距離になります。
燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリン95リットルの給油で19000円、上で計算した航続距離を踏まえると560.5km(80%燃費時446.5km)を走行するのに19000円かかる計算です。
ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば295.0km(往復なら片道147.5km)、カタログ値の80%なら236.0km(片道118.0km)離れたところまで行くことができます。
ちなみに、1回の給油で560.5kmの距離を移動できるGJ50型 7シリーズ [750iL E38]という乗り物を、1250.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「22302円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。
純正装着タイヤの235/60R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版
下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。
※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。
純正タイヤ 235/60R16 | 直径 688mm | |||||
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-20mm 幅215mm |
-10mm 幅225mm |
変更なし 幅235mm |
+10mm 幅245mm |
+20mm 幅255mm |
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-5% 55 扁平 |
215/55R16 37.4km/h 直径643mm 径差-45mm |
225/55R16 38.0km/h 直径654mm 径差-34mm |
235/55R16 38.7km/h 直径665mm 径差-23mm |
245/55R16 39.3km/h 直径676mm 径差-12mm |
255/55R16 39.9km/h 直径687mm 径差-1mm |
0% 60 扁平 |
215/60R16 38.6km/h 直径664mm 径差-24mm |
225/60R16 39.3km/h 直径676mm 径差-12mm |
235/60R16 40.0km/h 688mm 0mm |
245/60R16 40.7km/h 直径700mm 径差+12mm |
255/60R16 41.4km/h 直径712mm 径差+24mm |
+5% 65 扁平 |
215/65R16 39.9km/h 直径686mm 径差-2mm |
225/65R16 40.6km/h 直径699mm 径差+11mm |
235/65R16 41.4km/h 直径712mm 径差+24mm |
245/65R16 42.2km/h 直径725mm 径差+37mm |
255/65R16 42.9km/h 直径738mm 径差+50mm |
+10% 70 扁平 |
215/70R16 41.1km/h 直径707mm 径差+19mm |
225/70R16 41.9km/h 直径721mm 径差+33mm |
235/70R16 42.7km/h 直径735mm 径差+47mm |
245/70R16 43.5km/h 直径749mm 径差+61mm |
255/70R16 44.4km/h 直径763mm 径差+75mm |
もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/60R16、215/65R16 、225/55R16、225/60R16 、235/55R16 、245/55R16 、255/55R16あたりのタイヤがおすすめです。
235/60R16のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが235/60R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。
純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。
GJ50型7シリーズ[5.4L-NA FR/5AT]の通知表
ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。
スポーツ性能部門 | ||
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評価項目 | 数値 | 得点 |
パワーウェイト | 6.380kg/ps | 59.23 |
1速ギヤ加速性能 | - | 39.83 |
1L換算馬力 | 60.61ps/L | 40.10 |
1L換算トルク | 9.28kgm/L | 47.68 |
WB/TR比 | 1.977 | 28.97 |
ワイド&ロー指数 | 0.766 | 59.17 |
前面の面積 | 2.651m² | 48.97 |
最低地上高 | - | 43.65 |
スポーツ性能部門の得点 | 367.60 |
※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。
ユーティリティ部門 | ||
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評価項目 | 数値 | 得点 |
10-15燃費 | 5.9km/L | 34.40 |
年間維持費 | 676300円 | 21.09 |
100kmh回転数 | - | 43.37 |
航続距離 | 560.5km | 41.24 |
車の大きさ | 13.584m³ | 58.91 |
室内の広さ | (仮) 2.463m³ | 40.93 |
最小回転半径 | 5.7m | 38.96 |
馬力単価 | 38344円 | 27.24 |
ユーティリティ部門の得点 | 306.14 |
※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。
スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GJ50型7シリーズ[5.4L-NA FR/5AT] の総合得点は 673.74 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。
上記リンク先では、今回このページで紹介したGJ50型7シリーズ(FR/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「5000cc超のセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。
7シリーズの歴代モデル
![]() | 7代目 22EH30型 7シリーズ |
22EH30 7シリーズは2022/04に登場した7代目モデル。参考車両の「740i Excellence G70」は全長5390mm、全幅1950mm、全高1545mmの車体に、381PS/53.0kgmを発生するB58B30型2997ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
![]() | 6代目 7E30型 7シリーズ |
7E30 7シリーズは2015/10に登場した6代目モデル。参考車両の「740Li M-sport G12」は全長5250mm、全幅1900mm、全高1480mmの車体に、326PS/45.9kgmを発生するB58B30型2997ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
![]() | 5代目 YE44型 7シリーズ |
YE44 7シリーズは2009/03に登場した5代目モデル。参考車両の「750Li F02」は全長5220mm、全幅1900mm、全高1485mmの車体に、450PS/66.3kgmを発生するN63B44型4394ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
![]() | 4代目 GN60型 7シリーズ |
GN60 7シリーズは2001/10に登場した4代目モデル。参考車両の「760iL E66」は全長5180mm、全幅1900mm、全高1490mmの車体に、445PS/61.2kgmを発生するN73B60型5972ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
![]() | 3代目 GF40型 7シリーズ |
GF40 7シリーズは1994/10に登場した3代目モデル。参考車両の「740i 40-8S E38」は全長4985mm、全幅1860mm、全高1435mmの車体に、286PS/40.0kgmを発生するM60B40型3981ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |
![]() | 2代目 L35型 7シリーズ |
L35 7シリーズは1987/11に登場した2代目モデル。参考車両の「735iL E32」は全長5025mm、全幅1845mm、全高1400mmの車体に、211PS/31.1kgmを発生する3.34M.J1型3430ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。 |