GJ50:7シリーズの性能と維持費 FR/5AT 5人 1250万円 2001年式

このページでは、BMWの4ドア・5人乗りセダン、3代目のGH-GJ50型7シリーズ 750iL E38【2001/01モデル・326PS/49.9kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

GJ50 7シリーズ
販売期間:1994/10 - 2002/04

画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2011/12/28|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長5125mm×全幅1860mm×全高1425mm、排気量は5379ccであることから、大雑把に分類すると5.4リットルクラス(5400cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:300PS~350PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5125mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


GJ50型 7シリーズ [5379cc/326PS FR/5AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目7シリーズの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2001/01
GG35型
[735i M-sport E38]
3.5L-NA・FR/5AT・835.0万円
235PS・35.7kgm・7.3km/L
235PS
35.7kgm
7.3km/L
2001/01
GG44型
[740i M-sport 44-8S E38]
4.4L-NA・FR/5AT・955.0万円
286PS・44.9kgm・6.3km/L
286PS
44.9kgm
6.3km/L
1994/10
GF40型
[740i 40-8S E38]
4.0L-NA・FR/5AT・980.0万円
286PS・40.0kgm・5.5km/L
286PS
40.0kgm
5.5km/L
3代目7シリーズの車両型式・グレード一覧【全4車種】
7シリーズの新型モデル
4代目 GN60型7シリーズ
GN60型7シリーズは2001/10に登場した4代目モデル。参考車両の「760iL E66」は全長5180mm、全幅1900mm、全高1490mmの車体に、445PS/61.2kgmを発生するN73B60型5972ccエンジンを搭載。

7シリーズの旧型モデル
2代目 G50型7シリーズ
G50型7シリーズは1987/11に登場した2代目モデル。参考車両の「750iL E32」は全長5025mm、全幅1845mm、全高1400mmの車体に、300PS/45.9kgmを発生するM70B50型4987ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
7シリーズ
750iL E38
その他 GK50
お値段 12500000円
車両型式 GH-GJ50
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速AT・5速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 長5125×幅1860×高1425mm
軸距&
輪距
3070mm
前1545mm/後1560mm
最小半径 5.7m
タイヤ 前輪:235/60R16
後輪:235/60R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2080kg
エンジン諸元
原動機型式 M73B54
気筒配列 V型12気筒
排気量5379cc
圧縮比10.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 326PS[240kW]/5000rpm
最大トルク 49.9kgm[489Nm]/3900rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 5.9km/L(13.9mpg)
100km燃費 16.9L/100km
M73B54型エンジンの諸元と性能まとめ
V型12気筒とは‥シリンダをV字型に交互で12個配置する方式。満足度の高さはピカイチ。
V型12気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税101100円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税31500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額9000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2001/01モデルの7シリーズを23年落ちの中古で275.0万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    7シリーズの2001/01モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である250万円に諸経費として25.0万円を足した275.0万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2001年式を23年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc以下 13年経過 101100円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 18年経過 31500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
燃料代(年間1万km) 10000km÷5.0km/L×185円/L 370000円
オイル交換(5000km毎) 1回8000円×2回 16000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本12000円×4本÷5年 9600円
任意保険料(月額9000円) 月額9000円×12ヶ月 108000円
ローン完済後の年間維持費 645100円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額45830円×12ヶ月 549960円
ローン返済中の年間維持費 1195000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 83700円
名目 金額
自動車税(1年分) 101100円
自動車重量税(1年分) 31500円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
370000円
(259000円)
(185000円)
(111000円)
オイル交換(5000km毎) 16000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 9600円
任意保険料(月額9000円) 108000円
ローン完済後の年間維持費 645100円
名目 金額
車のローン額(1年分) 549960円
ローン返済中の年間維持費 1195000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
83700円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は101100円、「2.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は31500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額9000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした83700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ53800円(ローン完済前は99600円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半を7シリーズに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

7シリーズの維持費は高い?安い?

「7シリーズの年間維持費は645100円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたして7シリーズの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いセンチュリー391600円-253500円
IS446100円-199000円
LC コンバーチブル477600円-167500円
LX544400円-100700円
基準6000ccクラス平均561100円-84000円
グランドチェロキー566800円-78300円
レンジローバー635400円-9700円
7シリーズの維持費645100円
レンジローバー ヴォーグ667400円+22300円
高い7シリーズ719600円+74500円

7シリーズの年間維持費を、6000ccクラスで最も維持費が安いセンチュリーと比較して253500円高く、最も高い7シリーズと比較して74500円安く、6000ccクラスの平均維持費との比較では84000円高くなっています。

最低額のセンチュリーと最高額の7シリーズは極端な例としても、6000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、7シリーズの維持費は かなり高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 6000ccクラスの車 ランキング

7シリーズを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%840万円70万円54万円
15%560万円47万円37万円
20%420万円35万円27万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は840万円(総支給額70万円/月、手取り54万円/月)、ここから月額維持費5.4万円を支払うと残りは48.6万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は560万円(総支給額47万円/月、手取り37万円/月)、5.4万円を支払うと残りは31.6万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が420万円(総支給額35万円/月、手取り27万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。5.4万円を引くと残りは21.6万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代37万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
135円/L
270000円
[-100000円]
-25円
160円/L
320000円
[-50000円]
-10円
175円/L
350000円
[-20000円]
185円/L370000円
[0円]
+10円
195円/L
390000円
[+20000円]
+25円
210円/L
420000円
[+50000円]
+50円
235円/L
470000円
[+100000円]

燃費5.0km/LのGJ50型 7シリーズで10000km走行するのに必要な燃料は2000L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は370000円になります。

参考までに、7シリーズの燃料タンクは95リットルですので、2000Lの給油回数は22回、1回あたりの燃料代は約16820円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては20000円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると50000円、50円も違ってくると100000円にもなります。

これをGJ50型 7シリーズの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり185円の場合を645100円としたとき、135円/Lに値下がりすれば545100円(84.5%)に、235円/Lに値上がりすれば745100円(115.5%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(101100円)なり重量税(31500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 29%
自動車重量税 1年分 31500円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 3000km分 111000円 31%
オイル交換 年1回 8000円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 2%
任意保険料 80% 86400円 25%
合計
[1万kmとの差額]
353300円
-291800円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 23%
自動車重量税 1年分 31500円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 185000円 43%
オイル交換 年1回 8000円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 1%
任意保険料 85% 91800円 22%
合計
[1万kmとの差額]
432700円
-212400円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 20%
自動車重量税 1年分 31500円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 259000円 50%
オイル交換 年1回 11200円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 1%
任意保険料 90% 97200円 19%
合計
[1万kmとの差額]
515300円
-129800円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料108000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて291800円安い353300円に、5000km走行では212400円安い432700円に、7000km走行では129800円安い515300円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 12%
自動車重量税 1年分 31500円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 555000円 64%
オイル交換 年3回 48000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 14400円 2%
任意保険料 100% 108000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
866900円
+221800円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 9%
自動車重量税 1年分 31500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 740000円 69%
オイル交換 年4回 64000円 6%
タイヤ交換 2年毎 19200円 2%
任意保険料 100% 108000円 10%
合計
[1万kmとの差額]
1072700円
+427600円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
5000cc超クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

7シリーズの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 5.9km/L
燃料タンク容量 95L
航続距離(カタログ燃費) 560.5km
航続距離(80%燃費) 446.5km
満タンプライス 17575円
1km走行コスト 31.36円
1万円でどこまで行ける? 318.9km

10・15モード燃費が5.9km/L、燃料タンク容量95リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は560.5kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.3km/L)とすると航続距離は503.5km、80%(4.7km/L)だと446.5km、70%(4.1km/L)では389.5kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から95リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり185円では17575円、上で計算した航続距離を踏まえると560.5km(80%燃費時446.5km)を走行するのに17575円かかる計算です。

燃費を5.0km/Lとしたときの1km走行コストは31.36円、10万km走行したときの燃料代は313.6万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら31.4万円/年、7年10万kmなら44.8万円/年、5年10万kmなら62.7万円/年、3年10万kmなら104.5万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば318.9km(往復なら片道159.5km)、カタログ値の80%なら255.1km(片道127.6km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

M73B54型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
3900回転時の馬力 272PS
5000回転時の馬力 326PS
各回転域でのトルク
3900回転時のトルク 49.9kgm
5000回転時のトルク 46.7kgm
M73B54型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM73B54型5379cc、V型12気筒の自然吸気エンジンは5000回転時に最高出力326馬力を、3900回転時に最大トルク49.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3900rpmから最高出力が発生する5000rpmまで」の1100rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は22.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.380kg/PS(2080kg/326PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.380kg/PS
車体+1人6.549kg/PS
車体+5人7.224kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.564kg/PS
車体+70kg6.595kg/PS
車体+80kg6.626kg/PS
車体+90kg6.656kg/PS
車体+100kg6.687kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.549kg/PS(2135kg/326PS)となり、数値としては0.169kg、比率にすると2.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.224kg/PS(2355kg/326PS)となり、数値としては0.844kg、比率にすると13.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

GJ50 7シリーズのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2001/01

-
7シリーズ
6.549kg/PS
2135kg/326PS|5.4L-NA
[車体のみPWR:6.380]
2006/10

車種詳細
アコード
6.568kg/PS
1445kg/220PS|2.0L-NA
車体のみPWR:6.318
2004/04

車種詳細
アルテッツァ
6.690kg/PS
1405kg/210PS|2.0L-NA
車体のみPWR:6.429
2010/02

車種詳細
クラウン ハイブリッド
6.368kg/PS
1885kg/296PS|3.5L-NA
車体のみPWR:6.182
2015/01

車種詳細
レジェンド
6.481kg/PS
2035kg/314PS|3.5L-NA
車体のみPWR:6.306
2009/08

車種詳細
SC
6.411kg/PS
1795kg/280PS|4.3L-NA
車体のみPWR:6.214

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.549kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

6.353kg/PSから6.745kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りセダン「CL7型 アコード」、トヨタの5人乗りセダン「SXE10型 アルテッツァ」、トヨタの5人乗りセダン「GWS204型 クラウン ハイブリッド」、ホンダの5人乗りセダン「KC2型 レジェンド」、レクサスの4人乗りオープンカー「UZZ40型 SC」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GJ50型 7シリーズ [750iL E38]のライバル車種|6.549kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は156.7PS/tとなっています。


7シリーズがバイクと競争するなら…?


車種詳細
XR250|249cc
6.536kg/PS
183kg/28.0PS/2.60kgm
[車体のみPWR:4.571]
2001/01

-
7シリーズ|5379cc
6.549kg/PS
2135kg/326PS/49.9kgm
[車体のみPWR:6.380]

車種詳細
バルカン1500 クラシックツアラー Fi|1470cc
6.571kg/PS
414kg/63.0PS/11.50kgm
[車体のみPWR:5.698]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは7シリーズとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MD30 XR250と競争してみる

まず7シリーズより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのXR250が挙げられます。PWRの6.536kg/PSは車両重量128kgにライダーの体重55kgを加えた183kgを、最高出力28.0PSで割ったものです。

VNT50G バルカン1500 クラシックツアラー Fiと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのバルカン1500 クラシックツアラー Fiが挙げられます。PWRの6.571kg/PSは車両重量359kg+55kgの414kgを、最高出力63.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.977
平均ピストンスピード 13.17m/s
トルクウェイトレシオ 41.68kg/kgm
1馬力あたりのお値段 38344円
排気量1Lあたり馬力 60.61PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.28kgm/L
1気筒あたりの馬力 27.2PS
1気筒あたりのトルク 4.2kgm
パワーバンド比率 22.0%
燃費×馬力 1636.5pt
各種ランキング
セダンのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは41.68kg/kgm(2080kg/49.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が12500000円、最高出力が326馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は38344円、逆に1万円あたりでは0.26馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は250501円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc超の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は60.61PS/L、トルクは9.28kgm/L、1気筒あたりの馬力は27.2馬力、トルクは4.2kgmとなり、このエンジンが326馬力を5000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.17m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が79.0mmであるM73B54型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7590回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.977になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が5.02km/L、最高出力が326PSであるこの車の獲得ポイントは1636.5ptになります。
戯れに車両重量2080kgを100kg単位にした20.8で割ってみたところ、その数値は78.68ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



7シリーズでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.794m
期待される荷室の幅 1.460m
対角線の長さ 2.313m
期待される荷室の面積 2.619m²

縦方向の長さが1.794m(対角線では2.313m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの235/60R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/60R16 | 直径 688mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
-5%
55
扁平
215/55R16
37.4km/h
直径643mm
径差-45mm
225/55R16
38.0km/h
直径654mm
径差-34mm
235/55R16
38.7km/h
直径665mm
径差-23mm
245/55R16
39.3km/h
直径676mm
径差-12mm
255/55R16
39.9km/h
直径687mm
径差-1mm
0%
60
扁平
215/60R16
38.6km/h
直径664mm
径差-24mm
225/60R16
39.3km/h
直径676mm
径差-12mm
235/60R16
40.0km/h
688mm
0mm
245/60R16
40.7km/h
直径700mm
径差+12mm
255/60R16
41.4km/h
直径712mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
215/65R16
39.9km/h
直径686mm
径差-2mm
225/65R16
40.6km/h
直径699mm
径差+11mm
235/65R16
41.4km/h
直径712mm
径差+24mm
245/65R16
42.2km/h
直径725mm
径差+37mm
255/65R16
42.9km/h
直径738mm
径差+50mm
+10%
70
扁平
215/70R16
41.1km/h
直径707mm
径差+19mm
225/70R16
41.9km/h
直径721mm
径差+33mm
235/70R16
42.7km/h
直径735mm
径差+47mm
245/70R16
43.5km/h
直径749mm
径差+61mm
255/70R16
44.4km/h
直径763mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/60R16、215/65R16 、225/55R16、225/60R16 、235/55R16 、245/55R16 、255/55R16あたりのタイヤがおすすめです。

235/60R16のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが235/60R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】235/60R16のタイヤ銘柄と通販価格

GJ50型7シリーズ[5.4L-NA FR/5AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト6.380kg/ps59.27
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力60.61ps/L40.16
1L換算トルク9.28kgm/L47.68
WB/TR比1.97728.97
ワイド&ロー指数0.76659.19
前面の面積2.651m²49.33
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点368.22

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費5.9km/L34.40
年間維持費645100円20.82
100kmh回転数-43.42
航続距離560.5km41.14
車の大きさ13.584m³58.44
室内の広さ(仮) 2.463m³40.92
最小回転半径5.7m39.18
馬力単価38344円27.93
ユーティリティ部門の得点306.25

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GJ50型7シリーズ[5.4L-NA FR/5AT] の総合得点は 674.47 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGJ50型7シリーズ(FR/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「5000cc超のセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

7シリーズの歴代モデル

7代目 22EH30型 7シリーズ
22EH30 7シリーズは2022/04に登場した7代目モデル。参考車両の「740i Excellence G70」は全長5390mm、全幅1950mm、全高1545mmの車体に、381PS/53.0kgmを発生するB58B30型2997ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

6代目 7E30型 7シリーズ
7E30 7シリーズは2015/10に登場した6代目モデル。参考車両の「740Li M-sport G12」は全長5250mm、全幅1900mm、全高1480mmの車体に、326PS/45.9kgmを発生するB58B30型2997ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

5代目 YE44型 7シリーズ
YE44 7シリーズは2009/03に登場した5代目モデル。参考車両の「750Li F02」は全長5220mm、全幅1900mm、全高1485mmの車体に、450PS/66.3kgmを発生するN63B44型4394ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 GN60型 7シリーズ
GN60 7シリーズは2001/10に登場した4代目モデル。参考車両の「760iL E66」は全長5180mm、全幅1900mm、全高1490mmの車体に、445PS/61.2kgmを発生するN73B60型5972ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

3代目 GF40型 7シリーズ
GF40 7シリーズは1994/10に登場した3代目モデル。参考車両の「740i 40-8S E38」は全長4985mm、全幅1860mm、全高1435mmの車体に、286PS/40.0kgmを発生するM60B40型3981ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

2代目 L35型 7シリーズ
L35 7シリーズは1987/11に登場した2代目モデル。参考車両の「735iL E32」は全長5025mm、全幅1845mm、全高1400mmの車体に、211PS/31.1kgmを発生する3.34M.J1型3430ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。