L35 7シリーズ 性能と維持費 FR/4AT 5人 960万円 1990年式

このページでは、BMWの4ドア・5人乗りセダン、2代目のE-L35型7シリーズ 735iL E32【1990/11モデル・211PS/31.1kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

L35 7シリーズ
販売期間:1987/11 - 1995/02

画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長5025mm×全幅1845mm×全高1400mm、排気量は3430ccであることから、大雑把に分類すると3.5リットルクラス(3500cc、自動車税は3.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:200PS~250PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5025mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

L35型 7シリーズ [3430cc/211PS FR/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目7シリーズの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1992/11
GD30型
[730i 30-8S E32]
3.0L-NA・FR/5AT・830.0万円
218PS・29.6kgm・-
218PS
29.6kgm
-
1992/11
GD40L型
[740iL E32]
4.0L-NA・FR/5AT・1010.0万円
286PS・40.8kgm・5.5km/L
286PS
40.8kgm
5.5km/L
1992/11
GD40型
[740i E32]
4.0L-NA・FR/5AT・980.0万円
286PS・40.8kgm・5.5km/L
286PS
40.8kgm
5.5km/L
2代目7シリーズの車両型式・グレード一覧【全8車種】
7シリーズの新型モデル
3代目 GJ50型7シリーズ
GJ50型7シリーズは1994/10に登場した3代目モデル。参考車両の「750iL E38」は全長5125mm、全幅1860mm、全高1425mmの車体に、326PS/49.9kgmを発生するM73B54型5379ccエンジンを搭載。


ボディサイズの主要諸元と比較

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
7シリーズ
735iL E32
その他 スペシャルバージョン
お値段 9600000円
車両型式 E-L35
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
軸距&
輪距
2945mm
前1525mm/後1555mm
最小半径 6.2m
タイヤ 前輪:225/60R15
後輪:225/60R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1720kg

7シリーズの車体寸法比較
規格名 規格寸法 増減
7シリーズ
車体寸法
全長 5025mm -
全幅 1845mm -
全高 1400mm -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1625mm
全幅 1480mm以下 +365mm
全高平均 1640mm -240mm
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +325mm
全幅 1700mm以下 +145mm
全高平均 1496mm -96mm
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +382mm
全幅平均 1815mm +30mm
全高平均 1518mm -118mm

※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税66700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1990/11モデルの7シリーズを35年落ちの中古で211.2万円にて購入し、頭金なしで4年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    7シリーズの1990/11モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である192万円に諸経費として19.2万円を足した211.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1990年式を35年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 3500cc以下 13年経過 66700円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷5.6㎞/L×180円/L 321430円
オイル交換
5000km毎
1回6000円×2回 12000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料
月額7000円
月額7000円×12ヶ月 84000円
ローン完済後の年間維持費 526200円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額44000円×12ヶ月 528000円
ローン返済中の年間維持費 1054200円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「3500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は66700円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。もしくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、ある種のカタルシスを感じているかもしれません。

名にし負う7シリーズともなれば、その維持費は月額でさえ43900円(ローン完済前は87900円)という破格の金額。とてもじゃないが頭金0円!一世一代のフルローン!で乗るような車ではありません。どうしても乗りたい言うなら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所をノロノロ運転して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…

7シリーズの維持費は高い?安い?

「7シリーズの年間維持費は526200円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「3500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたして7シリーズの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いCX-60 ハイブリッド278700円-247500円
ディグニティ310600円-215600円
Eクラス セダン351800円-174400円
IS387200円-139000円
基準3500ccクラス平均443800円-82400円
911 クーペ502500円-23700円
7シリーズの維持費526200円
カマロ クーペ553300円+27100円
高い5シリーズ セダン782900円+256700円

7シリーズの年間維持費を、3500ccクラスで最も維持費が安いCX-60 ハイブリッドと比較して247500円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して256700円安く、3500ccクラスの平均維持費との比較では82400円高くなっています。

最低額のCX-60 ハイブリッドと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、3500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、7シリーズの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 3500ccクラスの車 ランキング

7シリーズを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%680万円57万円44万円
15%460万円39万円30万円
20%340万円29万円23万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は680万円(総支給額57万円/月、手取り44万円/月)、ここから月額維持費4.4万円を支払うと残りは39.6万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は460万円(総支給額39万円/月、手取り30万円/月)、4.4万円を支払うと残りは25.6万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が340万円(総支給額29万円/月、手取り23万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.4万円を引くと残りは18.6万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代33万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費5.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
232160円
[-89270円]
-25円
155円/L
276800円
[-44630円]
-10円
170円/L
303590円
[-17840円]
180円/L321430円
[0円]
+10円
190円/L
339310円
[+17880円]
+25円
205円/L
366090円
[+44660円]
+50円
230円/L
410740円
[+89310円]

燃費5.6km/LのL35型 7シリーズで10000km走行するのに必要な燃料は1785.8L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は321430円になります。

参考までに、7シリーズの燃料タンクは90リットルですので、1785.8Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約16080円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては17880円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると44660円、50円も違ってくると89310円にもなります。

これをL35型 7シリーズの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり180円の場合を526200円としたとき、130円/Lに値下がりすれば436930円(83.0%)に、230円/Lに値上がりすれば615510円(117.0%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(66700円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 24%
自動車重量税 1年分 25200円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 96430円 35%
オイル交換 年1回 6000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 80% 67200円 25%
合計
[1万kmとの差額]
275700円
-250500円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 19%
自動車重量税 1年分 25200円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 160720円 47%
オイル交換 年1回 6000円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 85% 71400円 20%
合計
[1万kmとの差額]
344200円
-182000円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 16%
自動車重量税 1年分 25200円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 225000円 54%
オイル交換 年1回 8400円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 1%
任意保険料 90% 75600円 19%
合計
[1万kmとの差額]
415100円
-111100円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料84000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて250500円安い275700円に、5000km走行では182000円安い344200円に、7000km走行では111100円安い415100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 13%
自動車重量税 1年分 25200円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 10000km分 321430円 61%
オイル交換 年2回 12000円 2%
タイヤ交換 5年毎 8000円 2%
任意保険料 100% 84000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
526200円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 9%
自動車重量税 1年分 25200円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 482150円 69%
オイル交換 年3回 18000円 3%
タイヤ交換 3年毎 9600円 1%
任意保険料 110% 92400円 13%
合計
[1万kmとの差額]
702900円
+176700円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 8%
自動車重量税 1年分 25200円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 642860円 73%
オイル交換 年4回 24000円 3%
タイヤ交換 3年毎 12800円 1%
任意保険料 120% 100800円 11%
合計
[1万kmとの差額]
881200円
+355000円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
3500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

7シリーズの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 5.6km/L
燃料タンク容量 90L
航続距離(カタログ燃費) 504.0km
航続距離(80%燃費) 405.0km
満タンプライス 16200円
1km走行コスト 32.14円/km
1万円でどこまで行ける?
東京から504.0kmの範囲

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので5.6km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量90リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は504.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.0km/L)とすると航続距離は450.0km、80%(4.5km/L)だと405.0km、70%(3.9km/L)では351.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から90リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり180円では16200円、上で計算した航続距離を踏まえると504.0km(80%燃費時405.0km)を走行するのに16200円かかる計算です。

燃費を5.6km/Lとしたときの1km走行コストは32.14円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。

7シリーズのエンジン諸元とカタログデータ

3.34M.J1型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 3.34M.J1
気筒配列 直列6気筒
排気量3430cc
圧縮比 9.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 211PS[155kW]/5700rpm
最大トルク 31.1kgm[305Nm]/4000rpm
パワーバンド 4000-5700rpm, 帯域29.8%
使用燃料 レギュラーガソリン
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
4000回転時
馬力
174PS/4000rpm
5700回転時
トルク
26.5kgm/5700rpm
3.34M.J1型エンジンの諸元と性能まとめ
直列6気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に6個配置する方式。理論上では完全バランスなれど今や絶滅危惧種。
直列6気筒エンジンを搭載する車種の一覧
直列6気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している3.34M.J1型3430cc、直列6気筒の自然吸気エンジンは5700回転時に最高出力211馬力を、4000回転時に最大トルク31.1kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する5700rpmまで」の1700rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は29.8%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
3500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.152kg/PS(1720kg/211PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.152kg/PS
車体+1人8.412kg/PS
車体+5人9.455kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg8.436kg/PS
車体+70kg8.483kg/PS
車体+80kg8.531kg/PS
車体+90kg8.578kg/PS
車体+100kg8.626kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは8.412kg/PS(1775kg/211PS)となり、数値としては0.260kg、比率にすると3.2%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは9.455kg/PS(1995kg/211PS)となり、数値としては1.303kg、比率にすると16.0%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

L35 7シリーズのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ8.412kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
7シリーズ
8.412kg/PS
211PS・3.5L-NA
車体のみPWR 8.152
1775kg
+3.2%

車種詳細
スイフト スポーツ
8.272kg/PS
136PS・1.6L-NA
車体のみPWR 7.868
1125kg
+5.1%

車種詳細
フィット
8.371kg/PS
132PS・1.5L-NA
車体のみPWR 7.955
1105kg
+5.2%

車種詳細
アクセラ スポーツ
8.486kg/PS
175PS・2.2L-TB
車体のみPWR 8.171
1485kg
+3.8%

車種詳細
ルポ
8.520kg/PS
125PS・1.6L-NA
車体のみPWR 8.080
1065kg
+5.4%

車種詳細
フォレスター
8.514kg/PS
185PS・2.5L-NA
車体のみPWR 8.216
1575kg
+3.6%


8.244kg/PSから8.580kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック・ZC32S型 スイフト スポーツ、ホンダの5人乗りハッチバック・GK5型 フィット、マツダの5人乗りハッチバック・BM2FS型 アクセラ スポーツ、フォルクスワーゲンの4人乗りハッチバック・6EAVY型 ルポ、スバルの5人乗りSUV・SK9型 フォレスターという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

L35型 7シリーズ [735iL E32]のライバル車種|8.412kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は122.7PS/tとなっています。


7シリーズがバイクと競争するなら…?


車種詳細
CRF250M|249cc
8.375kg/PS
201kg/24.0PS/2.30kgm
[車体のみPWR:6.083]
1990/11

-
7シリーズ|3430cc
8.412kg/PS
1775kg/211PS/31.1kgm
[車体のみPWR:8.152]

車種詳細
テンプター|396cc
8.444kg/PS
228kg/27.0PS/3.00kgm
[車体のみPWR:6.407]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは7シリーズとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MD44 CRF250Mと競争してみる

まず7シリーズより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのCRF250Mが挙げられます。PWRの8.375kg/PSは車両重量146kgにライダーの体重55kgを加えた201kgを、最高出力24.0PSで割ったものです。

NK43A テンプターと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのテンプターが挙げられます。PWRの8.444kg/PSは車両重量173kg+55kgの228kgを、最高出力27.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.912
平均ピストンスピード 16.34m/s
トルクウェイトレシオ 55.31kg/kgm
1馬力あたりのお値段 45498円
排気量1Lあたり馬力 61.52PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.07kgm/L
1気筒あたりの馬力 35.2PS
1気筒あたりのトルク 5.2kgm
パワーバンド比率 29.8%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
セダンのPWR
3.0~3.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは55.31kg/kgm(1720kg/31.1kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が9600000円、最高出力が211馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は45498円、逆に1万円あたりでは0.22馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は308682円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3500cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は61.52PS/L、トルクは9.07kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.2馬力、トルクは5.2kgmとなり、このエンジンが211馬力を5700回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.34m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmである3.34M.J1型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.912になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


7シリーズでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.759m
期待される荷室の幅 1.445m
対角線の長さ 2.276m
期待される荷室の面積 2.542m²

縦方向の長さが1.759m(対角線では2.276m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの225/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/60R15 | 直径 651mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
55 205/55R15
37.3km/h
径 607mm
差 -44mm
215/55R15
38.0km/h
径 618mm
差 -33mm
225/55R15
38.6km/h
径 629mm
差 -22mm
235/55R15
39.3km/h
径 640mm
差 -11mm
245/55R15
40.0km/h
径 651mm
差 0mm
60 205/60R15
38.5km/h
径 627mm
差 -24mm
215/60R15
39.3km/h
径 639mm
差 -12mm
225/60R15
40.0km/h
651mm
0mm
235/60R15
40.7km/h
径 663mm
差 +12mm
245/60R15
41.5km/h
径 675mm
差 +24mm
65 205/65R15
39.8km/h
径 648mm
差 -3mm
215/65R15
40.6km/h
径 661mm
差 +10mm
225/65R15
41.4km/h
径 674mm
差 +23mm
235/65R15
42.2km/h
径 687mm
差 +36mm
245/65R15
43.0km/h
径 700mm
差 +49mm
70 205/70R15
41.0km/h
径 668mm
差 +17mm
215/70R15
41.9km/h
径 682mm
差 +31mm
225/70R15
42.8km/h
径 696mm
差 +45mm
235/70R15
43.6km/h
径 710mm
差 +59mm
245/70R15
44.5km/h
径 724mm
差 +73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/60R15、205/65R15 、215/60R15 、225/55R15 、235/55R15 、245/55R15あたりのタイヤがおすすめです。

225/60R15のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが225/60R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】225/60R15のタイヤ銘柄と通販価格

L35型 7シリーズ 3.5L-NA FR/4ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS8.15㎏/PS54.4ptB
最高回転数5881rpm5700rpm47.8ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L61.52PS/L40.9ptD
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L9.07㎏m/L45.1ptD
WB/TR比1.7731.91235.8ptE
ワイド&
ロー指数
0.8940.75959.7ptB
前面の面積2.631m22.583m251.3ptC
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点448.3pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円526200円33.2ptE
燃費13.0km/L-44.2ptD
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離643.9km-46.3ptC
車の大きさ11.466m312.980m344.0ptD
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m6.2m29.0ptF
ユーティリティ部門の得点428.6pt
総合評価E

※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10699車種中 RANK
運動性能 448.3pt 9253位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 428.6pt 10255位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 876.9pt 10217位 E
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は448.3点で全10699車種中の9253位、ユーティリティ部門は428.6点で10255位、総合得点は876.9点で10217位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したL35型 7シリーズ(FR/4AT) の各種スペックを、セダン3500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

7シリーズの歴代モデル

7代目 22EH30型 7シリーズ
22EH30 7シリーズは2022/04に登場した7代目モデル。参考車両の「740i Excellence G70」は全長5390mm、全幅1950mm、全高1545mmの車体に、381PS/53.0kgmを発生するB58B30型2997ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

6代目 7E30型 7シリーズ
7E30 7シリーズは2015/10に登場した6代目モデル。参考車両の「740Li M-sport G12」は全長5250mm、全幅1900mm、全高1480mmの車体に、326PS/45.9kgmを発生するB58B30型2997ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

5代目 YE44型 7シリーズ
YE44 7シリーズは2009/03に登場した5代目モデル。参考車両の「750Li F02」は全長5220mm、全幅1900mm、全高1485mmの車体に、450PS/66.3kgmを発生するN63B44型4394ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 GN60型 7シリーズ
GN60 7シリーズは2001/10に登場した4代目モデル。参考車両の「760iL E66」は全長5180mm、全幅1900mm、全高1490mmの車体に、445PS/61.2kgmを発生するN73B60型5972ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

3代目 GF40型 7シリーズ
GF40 7シリーズは1994/10に登場した3代目モデル。参考車両の「740i 40-8S E38」は全長4985mm、全幅1860mm、全高1435mmの車体に、286PS/40.0kgmを発生するM60B40型3981ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

2代目 G35型 7シリーズ
G35 7シリーズは1987/11に登場した2代目モデル。参考車両の「735i E32」は全長4910mm、全幅1845mm、全高1410mmの車体に、211PS/31.1kgmを発生する3.34M.J1型3430ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


人気があるセダンの車種比較


EC5A ギャラン VR-4 2000 vs CT9A ランサー Evolution VII GSR 2001 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution VII GSR(2001年式 CT9A・4WD/5MT・2.0L+ターボ・280PS/39.0kgm・5人乗り)を比較。

GE8P クロノス V6 1993 vs CB6A ランサー V6 1994 性能比較
初代 クロノス 18VL(1993年式 GE8P・FF/5MT・1.9L・140PS/16.0kgm・5人乗り)と、4代目 ランサー MX-Saloon V6(1994年式 CB6A・FF/5MT・1.6L・140PS/15.0kgm・5人乗り)を比較。

VBH WRX S4 2021 vs VAG WRX S4 2014 新旧比較
2代目 WRX S4 GT-H(2021年式 VBH・4WD/CVT・2.4L+ターボ・275PS/38.2kgm・5人乗り)と、初代 WRX S4 2.0GT EyeSight(2014年式 VAG・4WD/CVT・2.0L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。

ZN6 86 ハチロク 2016 vs SXE10 アルテッツァ RS200 2004 性能比較
初代 86 ハチロク G(2016年式 ZN6・FR/6MT・2.0L・207PS/21.6kgm・4人乗り)と、初代 アルテッツァ RS200(2004年式 SXE10・FR/6MT・2.0L・210PS/22.0kgm・5人乗り)を比較。

AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

GXE10 アルテッツァ AS200 vs HR34 スカイライン セダン GT 性能比較
初代 アルテッツァ AS200(2004年式 GXE10・FR/6MT・2.0L・160PS/20.4kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン セダン GT(2000年式 HR34・FR/5MT・2.0L・155PS/19.0kgm・5人乗り)を比較。

BL3FW マツダスピード アクセラ 2009 vs FD2 シビック タイプR 2008 性能比較
2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)と、8代目 シビック タイプR type-R(2008年式 FD2・FF/6MT・2.0L・225PS/21.9kgm・4人乗り)を比較。