BE19:3シリーズ クーペの性能と維持費 FR/4AT 398万円 1996年式

このページでは、BMWの2ドア・5人乗りクーペ、3代目のE-BE19型3シリーズ クーペ 318is Coupe 19-4S E36【1996/08モデル・140PS/18.3kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

BE19 3シリーズ クーペ
販売期間:1991/07 - 1999/11

画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2011/12/27|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4435mm×全幅1710mm×全高1350mm、排気量は1895ccであることから、大雑把に分類すると1.9リットルクラス(1900cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4435mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


BE19型 3シリーズ クーペ [1895cc/140PS FR/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目3シリーズ クーペの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1997/10
CG19型
[318ti M-sport 19-4S E36/5]
1.9L-NA・FR/4AT・298.0万円
140PS・18.3kgm・9.8km/L
140PS
18.3kgm
9.8km/L
1997/06
M3C型
[M3-Coupe S50B32 E36]
3.2L-NA・FR/6MT・733.0万円
321PS・35.7kgm・9.0km/L
321PS
35.7kgm
9.0km/L
1996/12
CB20型
[320i 20-6S E36]
2.0L-NA・FR/5AT・398.0万円
150PS・19.4kgm・9.1km/L
150PS
19.4kgm
9.1km/L
3代目 3シリーズ 型式一覧 E36系まとめ 1991-1999【全13車種】
3シリーズ クーペの新型モデル
4代目 M3-CSL型M3
M3-CSL型M3は2001/01に登場した4代目モデル。参考車両の「CSL E46」は全長4490mm、全幅1780mm、全高1370mmの車体に、360PS/37.7kgmを発生するS54B32型3245ccエンジンを搭載。

3シリーズ クーペの旧型モデル
2代目 M3型M3
M3型M3は1985に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade E30」は全長4345mm、全幅1680mm、全高1365mmの車体に、195PS/23.4kgmを発生するS14B23型2302ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
3シリーズ クーペ
318is Coupe 19-4S E36
その他 318is
お値段 3980000円
車両型式 E-BE19
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 2ドア/5名乗車
車体寸法 長4435×幅1710×高1350mm
軸距&
輪距
2700mm
前1410mm/後1420mm
最小半径 5.0m
タイヤ 前輪:205/60R15
後輪:205/60R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1320kg
エンジン諸元
原動機型式 M44B19
気筒配列 直列4気筒
排気量1895cc
圧縮比10.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 140PS[103kW]/6000rpm
最大トルク 18.3kgm[179Nm]/4300rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 9.7km/L(22.8mpg)
100km燃費 10.3L/100km
M44B19型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1996/08モデルの3シリーズ クーペを28年落ちの中古で87.6万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    3シリーズ クーペの1996/08モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である79.6万円に諸経費として8万円を足した87.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1996年式を28年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年経過 45400円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷8.2km/L×180円/L
7000km÷8.2km/L×180円/L
5000km÷8.2km/L×180円/L
3000km÷8.2km/L×180円/L
219510円
(153660円)
(109760円)
(65850円)
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 375700円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額36480円×12ヶ月 437760円
ローン返済中の年間維持費 813400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
名目 金額
自動車税(1年分) 45400円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
219510円
(153660円)
(109760円)
(65850円)
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 375700円
名目 金額
車のローン額(1年分) 437760円
ローン返済中の年間維持費 813400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は45400円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

3シリーズ クーペ【318is Coupe 19-4S E36】の場合、維持費の月額は31400円(ローン完済前は67800円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費8.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
158550円
[-60960円]
-25円
155円/L
189040円
[-30470円]
-10円
170円/L
207340円
[-12170円]
180円/L219510円
[0円]
+10円
190円/L
231730円
[+12220円]
+25円
205円/L
250020円
[+30510円]
+50円
230円/L
280510円
[+61000円]

燃費8.2km/LのBE19型 3シリーズ クーペで10000km走行するのに必要な燃料は1219.6L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は219510円になります。

参考までに、3シリーズ クーペの燃料タンクは65リットルですので、1219.6Lの給油回数は19回、1回あたりの燃料代は約11560円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては12220円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると30510円、50円も違ってくると61000円にもなります。

これをBE19型 3シリーズ クーペの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を375700円としたとき、130円/Lに値下がりすれば314740円(83.8%)に、230円/Lに値上がりすれば436700円(116.2%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45400円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 23%
自動車重量税 1年分 18900円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 65850円 33%
オイル交換 年1回 4500円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 80% 52800円 26%
合計
[1万kmとの差額]
201700円
-174000円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 18%
自動車重量税 1年分 18900円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 109760円 44%
オイル交換 年1回 4500円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 85% 56160円 22%
合計
[1万kmとの差額]
248900円
-126800円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 15%
自動車重量税 1年分 18900円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 153660円 52%
オイル交換 年1回 6300円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 90% 59400円 20%
合計
[1万kmとの差額]
297900円
-77800円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて174000円安い201700円に、5000km走行では126800円安い248900円に、7000km走行では77800円安い297900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 9%
自動車重量税 1年分 18900円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 329270円 65%
オイル交換 年3回 27000円 5%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 2%
任意保険料 100% 66000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
507400円
+131700円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 7%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 439020円 70%
オイル交換 年4回 36000円 6%
タイヤ交換 2年毎 16000円 3%
任意保険料 100% 66000円 10%
合計
[1万kmとの差額]
630200円
+254500円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
2000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
2ドア・クーペ編

3シリーズ クーペの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 9.7km/L
燃料タンク容量 65L
航続距離(カタログ燃費) 630.5km
航続距離(80%燃費) 507.0km
満タンプライス 11700円
1km走行コスト 18.56円
1万円でどこまで行ける? 538.9km

10・15モード燃費が9.7km/L、燃料タンク容量65リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は630.5kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.7km/L)とすると航続距離は565.5km、80%(7.8km/L)だと507.0km、70%(6.8km/L)では442.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から65リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円では11700円、上で計算した航続距離を踏まえると630.5km(80%燃費時507.0km)を走行するのに11700円かかる計算です。

燃費を8.2km/Lとしたときの1km走行コストは18.56円、10万km走行したときの燃料代は185.6万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら18.6万円/年、7年10万kmなら26.5万円/年、5年10万kmなら37.1万円/年、3年10万kmなら61.9万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば538.9km(往復なら片道269.4km)、カタログ値の80%なら431.1km(片道215.6km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

M44B19型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4300回転時の馬力 110PS
6000回転時の馬力 140PS
各回転域でのトルク
4300回転時のトルク 18.3kgm
6000回転時のトルク 16.7kgm
M44B19型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM44B19型1895cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力140馬力を、4300回転時に最大トルク18.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4300rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の1700rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は28.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.429kg/PS(1320kg/140PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.429kg/PS
車体+1人9.821kg/PS
車体+5人11.393kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.857kg/PS
車体+70kg9.929kg/PS
車体+80kg10.000kg/PS
車体+90kg10.071kg/PS
車体+100kg10.143kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.821kg/PS(1375kg/140PS)となり、数値としては0.392kg、比率にすると4.2%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.393kg/PS(1595kg/140PS)となり、数値としては1.964kg、比率にすると20.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

BE19 3シリーズ クーペのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1996/08

-
3シリーズ クーペ
9.821kg/PS
1375kg/140PS|1.9L-NA
[車体のみPWR:9.429]
2010/04

車種詳細
ウィッシュ
9.826kg/PS
1415kg/144PS|1.8L-NA
車体のみPWR:9.444
2019/04

車種詳細
RAV4
9.854kg/PS
1685kg/171PS|2.0L-NA
車体のみPWR:9.532
2011/10

車種詳細
ヴィッツ G’s
10.000kg/PS
1090kg/109PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.495
2015/04

車種詳細
エクシーガ クロスオーバー7
9.682kg/PS
1675kg/173PS|2.5L-NA
車体のみPWR:9.364
2017/12

車種詳細
CX-8
9.711kg/PS
1845kg/190PS|2.2L-TB
車体のみPWR:9.421

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.821kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.625kg/PSから10.017kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、トヨタの7人乗りミニバン「ZGE20W型 ウィッシュ」、トヨタの5人乗りSUV「MXAA54型 RAV4」、トヨタの5人乗りハッチバック「NCP131型 ヴィッツ G’s」、スバルの7人乗りSUV「YAM型 エクシーガ クロスオーバー7」、マツダの7人乗りSUV「KG2P型 CX-8」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

BE19型 3シリーズ クーペ [318is Coupe 19-4S E36]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.821kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は106.1PS/tとなっています。


3シリーズ クーペがバイクと競争するなら…?


車種詳細
ST250|249cc
9.800kg/PS
196kg/20.0PS/2.20kgm
[車体のみPWR:7.050]
1速ギヤ速度:37.9km/h
最小TWR:0.858
1996/08

-
3シリーズ クーペ|1895cc
9.821kg/PS
1375kg/140PS/18.3kgm
[車体のみPWR:9.429]
1速ギヤ速度:55.9km/h
最小TWR:1.783

車種詳細
XLR200R|196cc
9.889kg/PS
178kg/17.9PS/1.70kgm
[車体のみPWR:6.833]
1速ギヤ速度:36.3km/h
最小TWR:0.870

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは3シリーズ クーペとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NJ4AA ST250と競争してみる

まず3シリーズ クーペより少しPWRが低いバイクとして、スズキのST250が挙げられます。PWRの9.800kg/PSは車両重量141kgにライダーの体重55kgを加えた196kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はST250に18.0km/h勝り、1速TWRは0.925kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

MD29 XLR200Rと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのXLR200Rが挙げられます。PWRの9.889kg/PSは車両重量123kg+55kgの178kgを、最高出力17.9PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は19.6km/h勝り、1速TWRは0.913kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.908
平均ピストンスピード 16.70m/s
トルクウェイトレシオ 72.13kg/kgm
1馬力あたりのお値段 28429円
排気量1Lあたり馬力 73.88PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.66kgm/L
1気筒あたりの馬力 35.0PS
1気筒あたりのトルク 4.6kgm
パワーバンド比率 28.3%
燃費×馬力 1153.6pt
各種ランキング
クーペのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは72.13kg/kgm(1320kg/18.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3980000円、最高出力が140馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は28429円、逆に1万円あたりでは0.35馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は217486円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は73.88PS/L、トルクは9.66kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.0馬力、トルクは4.6kgmとなり、このエンジンが140馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.70m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が83.5mmであるM44B19型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7190回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.908になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が8.24km/L、最高出力が140PSであるこの車の獲得ポイントは1153.6ptになります。
戯れに車両重量1320kgを100kg単位にした13.2で割ってみたところ、その数値は87.39ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



3シリーズ クーペでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.55m
期待される荷室の幅 1.31m
対角線の長さ 2.03m
期待される荷室の面積 2.03m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.55m(対角線では2.03m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6500rpm|タイヤサイズ 205/60R15|タイヤ直径 62.7cm|円周長 197.0cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.856 12.68 -
-
61km/h 10730rpm 740.2kgm
2速 1.620 7.19 0.567 1-2/
3690rpm
107km/h 6090rpm 419.9kgm
3速 1.000 4.44 0.617 2-3/
4010rpm
173km/h 3760rpm 259.2kgm
4速 0.723 3.21 0.723 3-4/
4700rpm
239km/h 2720rpm 187.4kgm
Final 4.440 レシオカバレッジ(変速比幅)3.950

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4300rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.440)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(18.3kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.440)÷タイヤの有効半径(0.3135m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は4速ギヤの239km(6000rpmでは220.9km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6000rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6000rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ56km/h-
2速ギヤ99km/h3400rpm
3速ギヤ160km/h3700rpm
4速ギヤ221km/h4340rpm

BE19型3シリーズ クーペに搭載されたM44B19型1895ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6000rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6000rpmまで引っ張ると56km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6000rpmから3400rpmまで落ち、そこから6000rpmまで加速を続けると速度は99km/h(+43km/h)になります。

3速ギヤでは3700rpmまで落ちて6000rpmで160km/h(+61km/h)に、4速ギヤでは4340rpmまで落ちて6000rpmで221km/h(+61km/h)に、という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4300回転で最大トルク18.3kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば72.13kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.429kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと740.2kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1320kg)を1速ギヤの最大駆動力(740.2kgm)で割ってみると1.783kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6000回転でのトルク(16.7kgm)からTWRを算出すると1.95kg/kgmとなり、4300-6000回転の回転域では1.783-1.95kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4290 6440 8580 10730 12870 15020 19310
2速 2430 3650 4870 6090 7300 8520 10950
3速 1500 2250 3010 3760 4510 5260 6760
4速 1090 1630 2170 2720 3260 3800 4890
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.723)を選択して時速100kmにて走行すると2720回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1630回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1900回転、一般的な高速道路の80km/hでは2170回転、100km/hでは2720回転、制限速度が120km/hになると3260回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは4890回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干高めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも静粛性や燃費よりも加速に重きを置いた設定なので、高速道路やバイパスを走行するとき、ふと「もう1段上のギヤがあったらなあ‥」と呟くことがあるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 37 47 56 65 75
2速 16 33 49 66 82 99 115 131
3速 27 53 80 106 133 160 186 213
4速 37 74 110 147 184 221 258 295

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの205/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/60R15 | 直径 627mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
55
扁平
185/55R15
37.3km/h
直径585mm
径差-42mm
195/55R15
38.0km/h
直径596mm
径差-31mm
205/55R15
38.7km/h
直径607mm
径差-20mm
215/55R15
39.4km/h
直径618mm
径差-9mm
225/55R15
40.1km/h
直径629mm
径差+2mm
0%
60
扁平
185/60R15
38.5km/h
直径603mm
径差-24mm
195/60R15
39.2km/h
直径615mm
径差-12mm
205/60R15
40.0km/h
627mm
0mm
215/60R15
40.8km/h
直径639mm
径差+12mm
225/60R15
41.5km/h
直径651mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
185/65R15
39.7km/h
直径622mm
径差-5mm
195/65R15
40.5km/h
直径635mm
径差+8mm
205/65R15
41.3km/h
直径648mm
径差+21mm
215/65R15
42.2km/h
直径661mm
径差+34mm
225/65R15
43.0km/h
直径674mm
径差+47mm
+10%
70
扁平
185/70R15
40.8km/h
直径640mm
径差+13mm
195/70R15
41.7km/h
直径654mm
径差+27mm
205/70R15
42.6km/h
直径668mm
径差+41mm
215/70R15
43.5km/h
直径682mm
径差+55mm
225/70R15
44.4km/h
直径696mm
径差+69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/60R15、185/65R15 、195/55R15、195/60R15 、205/55R15 、215/55R15 あたりのタイヤがおすすめです。

205/60R15のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、205/60R15の適応サイズと性能の変化 [BE19型3シリーズ クーペ編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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BE19型3シリーズ クーペ[1.9L-NA FR/4AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.429kg/ps50.93
1速ギヤ加速性能1.783kg/kgm45.58
1L換算馬力73.88ps/L50.62
1L換算トルク9.66kgm/L52.32
WB/TR比1.90836.08
ワイド&ロー指数0.78957.52
前面の面積2.308m²58.94
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点395.71

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費9.7km/L42.71
年間維持費375700円45.51
100kmh回転数2720rpm47.02
航続距離630.5km45.19
車の大きさ10.238m³45.18
室内の広さ(仮) 1.857m³35.14
最小回転半径5.0m53.47
馬力単価28429円40.97
ユーティリティ部門の得点355.19

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した BE19型3シリーズ クーペ[1.9L-NA FR/4AT] の総合得点は 750.90 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したBE19型3シリーズ クーペ(FR/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのクーペ」、「2000ccのクーペ」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

3シリーズ クーペの歴代モデル

7代目 5F20型 3シリーズ セダン
5F20 3シリーズ セダンは2019/03に登場した7代目モデル。参考車両の「318i G20」は全長4715mm、全幅1825mm、全高1440mmの車体に、156PS/25.5kgmを発生するB48B20型1998ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

6代目 3C30型 M3
3C30 M3は2014/07に登場した6代目モデル。参考車両の「Sedan F80」は全長4685mm、全幅1875mm、全高1430mmの車体に、431PS/56.1kgmを発生するS55B30型2979ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

5代目 WD40型 M3
WD40 M3は2007/09に登場した5代目モデル。参考車両の「M3 Coupe E92」は全長4620mm、全幅1805mm、全高1425mmの車体に、420PS/40.8kgmを発生するS65B40型3999ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

4代目 BL32型 M3
BL32 M3は2001/01に登場した4代目モデル。参考車両の「SMG-II E46」は全長4490mm、全幅1780mm、全高1370mmの車体に、343PS/37.2kgmを発生するS54B32型3245ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。

3代目 M3B型 M3
M3B M3は1994/02に登場した3代目モデル。参考車両の「M3-Coupe S50B30 E36」は全長4435mm、全幅1710mm、全高1335mmの車体に、286PS/32.7kgmを発生するS50B30型2990ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。

2代目 M3型 M3
M3 M3は1985に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade E30」は全長4345mm、全幅1680mm、全高1365mmの車体に、195PS/23.4kgmを発生するS14B23型2302ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。