4LBARS Q7 性能と維持費 4WD/6AT 7人 970万円 2009年式

このページでは、アウディの5ドア・7人乗りSUV、初代のABA-4LBARS型Q7 4.2FSI-Quattro【2009/09モデル・350PS/44.9kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

4LBARS Q7
販売期間:2006/10 - 2013/09

画像はアウディより引用
http://www.audi.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長5090mm×全幅1985mm×全高1740mm、排気量は4163ccであることから、大雑把に分類すると4.2リットルクラス(4200cc、自動車税は4.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:300PS~350PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5090mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

4LBARS型 Q7 [4163cc/350PS 4WD/6AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代Q7の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2011/07
4LCJTS型
[3.0TFSI-Quattro]
3.0L-SC・4WD/8AT・785.0万円
272PS・40.8kgm・8.6km/L
272PS
40.8kgm
8.6km/L
2009/09
4LBHKS型
[3.6FSI-Quattro]
3.6L-NA・4WD/6AT・740.0万円
280PS・36.7kgm・7.6km/L
280PS
36.7kgm
7.6km/L
Q7の新型モデル
2代目 4MDWRA型SQ7
4MDWRA型SQ7は2016/03に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長5065mm、全幅1970mm、全高1700mmの車体に、507PS/78.5kgmを発生するDWR型3996ccエンジンを搭載。


4LBARS Q7の主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー アウディ
車名&
グレード
Q7
4.2FSI-Quattro
その他 7L クワトロ
お値段 9700000円
車両型式 ABA-4LBARS
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
6速AT・6速オートマ車
ドア/定員 5ドア・7名乗車
ホイールベース 3002mm
トレッド 1651mm/1676mm
WB/TR比 1.804
最小半径 6.0m
タイヤ 前輪:255/55R18
後輪:255/55R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 2370kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

Q7と各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
Q7
車体寸法
全長 5090mm -
全幅 1985mm -
全高 1740mm -
大きさ 17.58m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1690mm
全幅 1480mm以下 +505mm
全高平均 1640mm +100mm
大きさ平均 8.13m3 +9.45m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +390mm
全幅 1700mm以下 +285mm
全高平均 1496mm +244mm
大きさ平均 10.48m3 +7.10m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +447mm
全幅平均 1815mm +170mm
全高平均 1518mm +222mm
大きさ平均 12.84m3 +4.74m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



Q7での車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.782m
期待される荷室の幅 1.585m
対角線の長さ 2.385m
期待される荷室の面積 2.824m²

縦方向の長さが1.782m(対角線では2.385m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


4LBARS Q7の税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税87900円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税28500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額8000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2009/09モデルのQ7を16年落ちの中古で266.7万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Q7の2009/09モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の25%である242.5万円に諸経費として24.2万円を足した266.7万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2009年式を16年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 4500cc以下 13年経過 87900円
自動車重量税
1年分
2.5トン以下 13年-17年経過 28500円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷6.1㎞/L×195円/L 319670円
オイル交換
5000km毎
1回7000円×2回 14000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額8000円
月額8000円×12ヶ月 96000円
ローン完済後の年間維持費 569300円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額44460円×12ヶ月 533520円
ローン返済中の年間維持費 1102900円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 77700円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「4500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は87900円、「2.5トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は28500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした77700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ47500円(ローン完済前は92000円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をQ7に吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

Q7の維持費は高い?安い?

「Q7の年間維持費は569300円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてQ7の維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いクイックデリバリー200359780円-209520円
7シリーズ444500円-124800円
セルシオ494000円-75300円
ソアラ510300円-59000円
基準4500ccクラス平均541300円-28000円
RS4 セダン548000円-21300円
Q7の維持費569300円
ランドクルーザー80594000円+24700円
プレジデント621400円+52100円
高いサファリ697900円+128600円

Q7の年間維持費を、4500ccクラスで最も維持費が安いクイックデリバリー200と比較して209520円高く、最も高いサファリと比較して128600円安く、4500ccクラスの平均維持費との比較では28000円高くなっています。

最低額のクイックデリバリー200と最高額のサファリは極端な例としても、4500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、Q7の維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 4500ccクラスの車 ランキング

Q7を維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%740万円62万円48万円
15%490万円41万円32万円
20%370万円31万円24万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は740万円(総支給額62万円/月、手取り48万円/月)、ここから月額維持費4.8万円を支払うと残りは43.2万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は490万円(総支給額41万円/月、手取り32万円/月)、4.8万円を支払うと残りは27.2万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が370万円(総支給額31万円/月、手取り24万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.8万円を引くと残りは19.2万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代32万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.1km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 237720円 -81950円
170円/L 278700円 -40970円
185円/L 303290円 -16380円
195円/L 319670円 -
205円/L 336080円 +16410円
220円/L 360670円 +41000円
245円/L 401660円 +81990円

燃費6.1km/Lの4LBARS型 Q7で10000km走行するのに必要な燃料は1639.4L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は319670円になります。

参考までに、Q7の燃料タンクは100リットルですので、1639.4Lの給油回数は17回、1回あたりの燃料代は約18810円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては16410円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると41000円、50円も違ってくると81990円にもなります。

これを4LBARS型 Q7の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を569300円としたとき、145円/Lに値下がりすれば487350円(85.6%)に、245円/Lに値上がりすれば651290円(114.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(87900円)なり重量税(28500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 87900円
自動車重量税 1年分 28500円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 125225円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 95900円 159840円 223770円
オイル交換 7000円 7000円 9800円
タイヤ交換 9600円 9600円 9600円
任意保険料 76800円 81600円 86400円
税金 自賠責 一律 125225円
合計 314600円 383300円 454800円
1万km差額 -254700円 -186000円 -114500円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料96000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて254700円安い314600円に、5000km走行では186000円安い383300円に、7000km走行では114500円安い454800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 319670円 479510円 639340円
オイル交換 14000円 21000円 28000円
タイヤ交換 14400円 17280円 23040円
任意保険料 96000円 105600円 115200円
税金 自賠責 一律 125225円
合計 569300円 748700円 930900円
1万km差額 - +179400円 +361600円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
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Q7の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 7.2km/L
燃料タンク容量 100L
航続距離(カタログ燃費) 720.0km
航続距離(80%燃費) 580.0km
満タンプライス 19500円
1km走行コスト 27.08円/km
1万円でどこまで行ける? 369.2km
東京から720.0kmの範囲

10・15モード燃費が7.2km/L、燃料タンク容量100リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は720.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.5km/L)とすると航続距離は650.0km、80%(5.8km/L)だと580.0km、70%(5.0km/L)では500.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から100リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では19500円、上で計算した航続距離を踏まえると720.0km(80%燃費時580.0km)を走行するのに19500円かかる計算です。

燃費を6.1km/Lとしたときの1km走行コストは27.08円、10万km走行したときの燃料代は270.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら27.1万円/年、7年10万kmなら38.7万円/年、5年10万kmなら54.2万円/年、3年10万kmなら90.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば369.2km(往復なら片道184.6km)、カタログ値の80%なら295.4km(片道147.7km)離れたところまで行くことができます。

4LBARS Q7のエンジン諸元とカタログデータ

BAR型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 BAR
気筒配列 V型8気筒
排気量4163cc
圧縮比 12.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 350PS[257kW]/6800rpm
最大トルク 44.9kgm[440Nm]/3500rpm
パワーバンド 3500-6800rpm, 帯域48.5%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費7.2km/L(16.9mpg)
100km燃費13.9L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
3500rpm 219PS/44.9kgm
6800rpm 350PS/36.9kgm
BAR型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているBAR型4163cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは6800回転時に最高出力350馬力を、3500回転時に最大トルク44.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3500rpmから最高出力が発生する6800rpmまで」の3300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は48.5%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.771kg/PS(2370kg/350PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.771kg/PS
車体+1人6.929kg/PS
車体+7人7.871kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.943kg/PS
車体+70kg6.971kg/PS
車体+80kg7.000kg/PS
車体+90kg7.029kg/PS
車体+100kg7.057kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.929kg/PS(2425kg/350PS)となり、数値としては0.158kg、比率にすると2.3%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.871kg/PS(2755kg/350PS)となり、数値としては1.100kg、比率にすると16.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

4LBARS Q7のライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.929kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
Q7
6.929kg/PS
350PS・4.2L-NA
車体のみPWR 6.771
2425kg
+2.3%

車種詳細
シビック タイプR ユーロ
6.841kg/PS
201PS・2.0L-NA
車体のみPWR 6.567
1375kg
+4.2%

車種詳細
オロチ
7.017kg/PS
233PS・3.4L-NA
車体のみPWR 6.781
1635kg
+3.5%

車種詳細
ポロ GTI
7.067kg/PS
179PS・1.4L-TBSC
車体のみPWR 6.760
1265kg
+4.5%

車種詳細
ポロ GTI
6.745kg/PS
192PS・1.8L-TB
車体のみPWR 6.458
1295kg
+4.4%

車種詳細
フォレスター
6.750kg/PS
220PS・2.0L-TB
車体のみPWR 6.500
1485kg
+3.8%


6.721kg/PSから7.137kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック・FN2型 シビック タイプR ユーロ、光岡の2人乗りクーペ・MSP1型 オロチ、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック・6RCAV型 ポロ GTI、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック・6RDAJ型 ポロ GTI、スバルの5人乗りSUV・SG5型 フォレスターという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

4LBARS型 Q7 [4.2FSI-Quattro]のライバル車種|6.929kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は147.7PS/tとなっています。


Q7がバイクと競争するなら…?


車種詳細
トランザルプ400V|398cc
6.919kg/PS
256kg/37.0PS/3.50kgm
[車体のみPWR:5.432]
2009/09

-
Q7|4163cc
6.929kg/PS
2425kg/350PS/44.9kgm
[車体のみPWR:6.771]

車種詳細
シャドウ ファントム|745cc
6.932kg/PS
305kg/43.5PS/6.32kgm
[車体のみPWR:5.682]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではQ7とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

ND06 トランザルプ400Vと競争してみる

まずQ7より少しPWRが低いバイクとして、ホンダのトランザルプ400Vが挙げられます。PWRの6.919kg/PSは車両重量201kgにライダーの体重55kgを加えた256kgを、最高出力37.0PSで割ったものです。

RC53 シャドウ ファントムと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのシャドウ ファントムが挙げられます。PWRの6.932kg/PSは車両重量250kg+55kgの305kgを、最高出力43.5PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.804
平均ピストンスピード 21.03m/s
トルクウェイトレシオ 52.78kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27714円
排気量1Lあたり馬力 84.07PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.79kgm/L
1気筒あたりの馬力 43.8PS
1気筒あたりのトルク 5.6kgm
パワーバンド比率 48.5%
燃費×馬力 2142.0pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
4.0~4.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは52.78kg/kgm(2370kg/44.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が9700000円、最高出力が350馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27714円、逆に1万円あたりでは0.36馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は216036円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4500cc以下の車編
7人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は84.07PS/L、トルクは10.79kgm/L、1気筒あたりの馬力は43.8馬力、トルクは5.6kgmとなり、このエンジンが350馬力を6800回転で発生させているときの平均ピストンスピードは21.03m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が92.8mmであるBAR型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6470回転です。●最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.804になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が6.12km/L、最高出力が350PSであるこの車の獲得ポイントは2142.0ptになります。
戯れに車両重量2370kgを100kg単位にした23.7で割ってみたところ、その数値は90.38ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの255/55R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/55R18 | 直径 738mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
50 235/50R18
37.5km/h
径 692mm
差 -46mm
245/50R18
38.0km/h
径 702mm
差 -36mm
255/50R18
38.6km/h
径 712mm
差 -26mm
265/50R18
39.1km/h
径 722mm
差 -16mm
275/50R18
39.7km/h
径 732mm
差 -6mm
55 235/55R18
38.8km/h
径 716mm
差 -22mm
245/55R18
39.4km/h
径 727mm
差 -11mm
255/55R18
40.0km/h
738mm
0mm
265/55R18
40.6km/h
径 749mm
差 +11mm
275/55R18
41.2km/h
径 760mm
差 +22mm
60 235/60R18
40.1km/h
径 739mm
差 +1mm
245/60R18
40.7km/h
径 751mm
差 +13mm
255/60R18
41.4km/h
径 763mm
差 +25mm
265/60R18
42.0km/h
径 775mm
差 +37mm
275/60R18
42.7km/h
径 787mm
差 +49mm
65 235/65R18
41.4km/h
径 763mm
差 +25mm
245/65R18
42.1km/h
径 776mm
差 +38mm
255/65R18
42.8km/h
径 789mm
差 +51mm
265/65R18
43.5km/h
径 802mm
差 +64mm
275/65R18
44.2km/h
径 815mm
差 +77mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/55R18 、245/50R18、245/55R18 、255/50R18 、265/50R18 、275/50R18あたりのタイヤがおすすめです。

255/55R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが255/55R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】255/55R18のタイヤ銘柄と通販価格

4LBARS型 Q7 4.2L-NA 4WD/6ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS6.77㎏/PS58.2ptB
最高回転数5880rpm6800rpm61.3ptB
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L84.07PS/L58.7ptB
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L10.79㎏m/L66.1ptA
WB/TR比1.7731.80446.8ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.87751.2ptC
前面の面積2.631m23.454m227.0ptF
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点472.9pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340696円569300円30.1ptE
10-15燃費13.0km/L7.2km/L37.2ptE
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離644.1km612.0km48.2ptC
車の大きさ11.468m317.580m325.8ptF
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人7人68.3ptA
1人あたり
車内広さ
691.9L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m6.0m33.1ptE
ユーティリティ部門の得点422.9pt
総合評価E

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10706車種中 RANK
運動性能 472.9pt 7711位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 422.9pt 10391位 E
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 895.8pt 9946位 E
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は472.9点で全10706車種中の7711位、ユーティリティ部門は422.9点で10391位、総合得点は895.8点で9946位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した4LBARS型 Q7(4WD/6AT) の各種スペックを、7人乗SUV4500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Q7の歴代モデル

2代目 4MCYRS型 Q7
4MCYRS Q7は2016/03に登場した2代目モデル。参考車両の「2.0TFSI Quattro 5人乗」は全長5070mm、全幅1970mm、全高1735mmの車体に、252PS/37.7kgmを発生するCYR型1984ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 4LBHKS型 Q7
4LBHKS Q7は2006/10に登場した初代モデル。参考車両の「3.6FSI-Quattro」は全長5090mm、全幅1985mm、全高1740mmの車体に、280PS/36.7kgmを発生するBHK型3594ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。


人気があるSUVの車種比較


V55W パジェロ Evolution 1997 vs V25W パジェロ 1996 性能比較
2代目 パジェロ Evolution(1997年式 V55W・4WD/5MT・3.5L・280PS/35.5kgm・5人乗り)と、2代目 パジェロ Metal-Top Wide ZR-I(1996年式 V25W・4WD/5MT・3.5L・230PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。

RV4 ヴェゼル 2021 vs NGX50 C-HR GRスポーツ 2020 性能比較
2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV4・4WD/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)と、初代 C-HR GRスポーツ S-T GR-Sport(2020年式 NGX50・4WD/CVT・1.2L+ターボ・116PS/18.9kgm・5人乗り)を比較。

JC74W ジムニー ノマド 2025 vs J210E ラッシュ 2010 性能比較
4代目 ジムニー ノマド FC(2025年式 JC74W・4WD/5MT・1.5L・102PS/13.3kgm・4人乗り)と、初代 ラッシュ X(2010年式 J210E・4WD/5MT・1.5L・109PS/14.4kgm・5人乗り)を比較。

WDB3S フロンクス 2024 vs DG5 WR-V 2024 性能比較
初代 フロンクス(2024年式 WDB3S・FF/6AT・1.5L・101PS/13.8kgm・5人乗り)と、初代 WR-V X(2024年式 DG5・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

A202A ライズ ハイブリッド 2021 vs A201A ライズ 2021 性能比較
初代 ライズ ハイブリッド G(2021年式 A202A・FF/CVT・1.2L・82PS/10.7kgm・5人乗り)と、初代 ライズ X(2021年式 A201A・FF/CVT・1.2L・87PS/11.5kgm・5人乗り)を比較。

A210A ライズ 2021 vs NGX50 C-HR GRスポーツ 2020 性能比較
初代 ライズ Z(2021年式 A210A・4WD/CVT・1.0L+ターボ・98PS/14.3kgm・5人乗り)と、初代 C-HR GRスポーツ S-T GR-Sport(2020年式 NGX50・4WD/CVT・1.2L+ターボ・116PS/18.9kgm・5人乗り)を比較。

RV6 ヴェゼル e:HEV e:HEV 2021 vs RV4 ヴェゼル G 2021 性能比較
2代目 ヴェゼル e:HEV Z(2021年式 RV6・4WD/CVT・1.5L・106PS/13.0kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV4・4WD/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

RU1 ヴェゼル Touring 2019 vs RV4 ヴェゼル G 2021 新旧比較
初代 ヴェゼル Touring Honda-Sensing(2019年式 RU1・FF/CVT・1.5L+ターボ・173PS/22.4kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV4・4WD/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。