4MDWRA:SQ7の性能と維持費 4WD/8AT 7人 1419万円 2023年式

このページでは、アウディの5ドア・7人乗りSUV、2代目の3BA-4MDWRA型SQ7 BaseGrade【2023/07モデル・507PS/78.5kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

4MDWRA SQ7
販売期間:2016/03 -

画像はアウディより引用
http://www.audi.co.jp/
投稿日:2024/02/09

ボディサイズが全長5065mm×全幅1970mm×全高1700mm、排気量は3996ccであることから、大雑把に分類すると4.0リットルクラス(4000cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が5065mmであるこの車の場合は「ラグジュアリー」(Luxury:4900mm超・Fセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


4MDWRA型 SQ7 [3996cc/507PS 4WD/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目SQ7の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2023/04
4MDCBS型
[55 TFSI quattro]
3.0L-TB | 4WD/8AT
| 1062.0万円
340PS
51.0kgm
9.5km/L
2019/10
4MDCBS型
[55 TFSI quattro 5人乗り]
3.0L-TB | 4WD/8AT
| 957.0万円
340PS
51.0kgm
9.3km/L
2019/10
4MDCBS型
[55 TFSI quattro 7人乗り]
3.0L-TB | 4WD/8AT
| 991.0万円
340PS
51.0kgm
9.3km/L
2代目SQ7の車両型式・グレード一覧【全8車種】
SQ7の旧型モデル
初代 4LBARS型Q7
4LBARS型Q7は2006/10に登場した初代モデル。参考車両の「4.2FSI-Quattro」は全長5090mm、全幅1985mm、全高1740mmの車体に、350PS/44.9kgmを発生するBAR型4163ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー AUDI
車名&
グレード
SQ7
BaseGrade
その他 -
お値段 14190000円
車両型式 3BA-4MDWRA
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 5ドア/7名乗車
車体寸法 長5065×幅1970×高1700mm
軸距&
輪距
3005mm
前1665mm/後1670mm
最小半径 5.3m
最低高 185mm
タイヤ 前輪:285/40R21
後輪:285/40R21
ブレーキ 前:ディスク
後:ディスク
車両重量 2310kg
エンジン諸元
原動機型式 DWR
気筒配列 V型8気筒
排気量3996cc
圧縮比10.1
吸気方式 ターボ
最高出力 507PS[373kW]/5500rpm
最大トルク 78.5kgm[770Nm]/2000-4000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費 7.6km/L(17.9mpg)
100km燃費 13.2L/100km
DWR型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税65500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税20500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、SQ7の新車を1631.9万円(諸費用として212.9万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 4000cc以下 13年未満 65500円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 13年未満 20500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷7.6km/L×180円/L
7000km÷7.6km/L×180円/L
5000km÷7.6km/L×180円/L
3000km÷7.6km/L×180円/L
236840円
(165790円)
(118420円)
(71050円)
オイル交換(5000km毎) 1回8000円×2回 16000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本28000円×4本÷5年 22400円
任意保険料(月額7500円) 月額7500円×12ヶ月 90000円
ローン完済後の年間維持費 460100円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額271980円×12ヶ月 3263760円
ローン返済中の年間維持費 3723900円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 61700円
名目 金額
自動車税(1年分) 65500円
自動車重量税(1年分) 20500円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
236840円
(165790円)
(118420円)
(71050円)
オイル交換(5000km毎) 16000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 22400円
任意保険料(月額7500円) 90000円
ローン完済後の年間維持費 460100円
名目 金額
車のローン額(1年分) 3263760円
ローン返済中の年間維持費 3723900円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
61700円
  • 初度登録から1年経過車の場合、「4000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は65500円、「2.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は20500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本28000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした61700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

SQ7【BaseGrade】の場合、維持費の月額は38400円(ローン完済前は310400円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費7.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
171060円
[-65780円]
-25円
155円/L
203950円
[-32890円]
-10円
170円/L
223690円
[-13150円]
180円/L236840円
[0円]
+10円
190円/L
250010円
[+13170円]
+25円
205円/L
269740円
[+32900円]
+50円
230円/L
302640円
[+65800円]

燃費7.6km/Lの4MDWRA型 SQ7で10000km走行するのに必要な燃料は1315.8L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は236840円になります。

参考までに、SQ7の燃料タンクは85リットルですので、1315.8Lの給油回数は16回、1回あたりの燃料代は約14810円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては13170円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると32900円、50円も違ってくると65800円にもなります。

これを4MDWRA型 SQ7の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を460100円としたとき、130円/Lに値下がりすれば394320円(85.7%)に、230円/Lに値上がりすれば525900円(114.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(65500円)なり重量税(20500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 65500円 25%
自動車重量税 1年分 20500円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 3000km分 71050円 27%
オイル交換 年1回 8000円 3%
タイヤ交換 6年毎 14930円 6%
任意保険料 80% 72000円 28%
合計
[1万kmとの差額]
260900円
-199200円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 65500円 21%
自動車重量税 1年分 20500円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 118420円 38%
オイル交換 年1回 8000円 3%
タイヤ交換 6年毎 14930円 5%
任意保険料 85% 76560円 23%
合計
[1万kmとの差額]
312800円
-147300円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 65500円 18%
自動車重量税 1年分 20500円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 165790円 45%
オイル交換 年1回 11200円 3%
タイヤ交換 6年毎 14930円 4%
任意保険料 90% 81000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
367800円
-92300円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて199200円安い260900円に、5000km走行では147300円安い312800円に、7000km走行では92300円安い367800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 65500円 11%
自動車重量税 1年分 20500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 355260円 57%
オイル交換 年3回 48000円 8%
タイヤ交換 2.7年毎 33600円 5%
任意保険料 100% 90000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
621700円
+161600円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 65500円 9%
自動車重量税 1年分 20500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 473680円 62%
オイル交換 年4回 64000円 8%
タイヤ交換 2年毎 44800円 6%
任意保険料 100% 90000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
767400円
+307300円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(5.0km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(8.0km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(9.3km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(7.6km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代236840円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル180円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    たった3%のようですが、もともとの燃費が…なため、お財布には劇的な効果があります。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地5.0km/L → 5.2km/L
郊外8.0km/L → 8.2km/L
高速道路9.3km/L → 9.6km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km324000円
[311540円]
郊外500km11250円
[10980円]
高速道路500km9680円
[9380円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
344930円
+108090円
5.2km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
331900円
-13030円
5.4km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が5.0km/Lではガソリン1800.0Lを消費して、ガソリン代は324000円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が8.0km/Lではガソリン62.5Lを消費して、ガソリン代は11250円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が9.3km/Lではガソリン53.8Lを消費して、ガソリン代は9680円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1916.3L、かかったガソリン代が344930円となり、平均燃費は5.2km/L(-2.4km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+108090円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は331900円となり、13030円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で65150円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km180000円
[173070円]
郊外5000km112500円
[109760円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
292500円
+55660円
6.2km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
282830円
-9670円
6.4km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が5.0km/Lでは1000.0Lを消費して、ガソリン代は180000円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が8.0km/Lでは625.0Lを消費して、ガソリン代は112500円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1625.0L、かかったガソリン代が292500円となり、平均燃費は6.2km/L(-1.4km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+55660円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が282830円となり、1年間で9670円、5年間で48350円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km119880円
[115270円]
郊外3340km75150円
[73310円]
高速道路3330km64460円
[62440円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
259490円
+22650円
6.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
251020円
-8470円
7.2km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が5.0km/Lでは666.0Lを消費して、ガソリン代は119880円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が8.0km/Lでは417.5Lを消費して、ガソリン代は75150円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が9.3km/Lでは358.1Lを消費して、ガソリン代は64460円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1441.6L、かかったガソリン代が259490円となり、平均燃費は6.9km/L(-0.7km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+22650円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が251020円となり、1年間で8470円、5年間で42350円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km18000円
[17320円]
郊外9000km202500円
[197570円]
高速道路500km9680円
[9380円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
230180円
-6660円
7.8km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
224270円
-5910円
8.0km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が5.0km/Lでは100.0Lを消費して、ガソリン代は18000円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が8.0km/Lでは1125.0Lを消費して、ガソリン代は202500円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が9.3km/Lでは53.8Lを消費して、ガソリン代は9680円になります。

このパターンでは使用した燃料量が1278.8L、かかったガソリン代が230180円となり、平均燃費は7.8km/L(+0.2km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-6660円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が224270円となり、1年間で5910円、5年間で29550円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(5.2km/L・6.2km/L・6.9km/L・7.8km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(344930円・292500円・259490円・230180円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
7.6km/L
646.0km
市街地燃費
5.0km/L
425.0km
[-221.0km]
郊外燃費
8.0km/L
680.0km
[+34.0km]
高速道路燃費
9.3km/L
790.5km
[+144.5km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を85Lとしたとき、市街地モード燃費5.0km/Lでの航続距離は425.0km(-221.0km)、郊外モード燃費8.0km/Lでの航続距離は680.0km(+34.0km)、高速道路モード燃費9.3km/Lでの航続距離は790.5km(+144.5km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


SQ7の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 7.6km/L
燃料タンク容量 85L
航続距離(カタログ燃費) 646.0km
航続距離(80%燃費) 518.5km
満タンプライス 15300円
1km走行コスト 23.68円
1万円でどこまで行ける? 422.2km
車両価格/航続距離 21966円/km

WLTCモード燃費が7.6km/L、燃料タンク容量85リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は646.0kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.8km/L)とすると578.0km、80%(6.1km/L)だと518.5km、70%(5.3km/L)では450.5kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円で85リットルの給油をすると15300円、上で計算した航続距離を踏まえると646.0km(80%燃費時518.5km)を走行するのに15300円かかる計算です。

燃費を7.6km/Lとしたときの1km走行コストは23.68円、10万km走行したときの燃料代は236.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら23.7万円/年、7年10万kmなら33.8万円/年、5年10万kmなら47.4万円/年、3年10万kmなら78.9万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば422.2km(往復なら片道211.1km)、カタログ値の80%なら337.8km(片道168.9km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で646.0kmの距離を移動できる4MDWRA型 SQ7 [BaseGrade]という乗り物を、1419.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「21966円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

DWR型エンジン簡易性能曲線図
DWR型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 219PS
4000回転時の馬力 438PS
5500回転時の馬力 507PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 78.5kgm
4000回転時のトルク 78.5kgm
5500回転時のトルク 66.0kgm
DWR型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているDWR型3996cc、V型8気筒のターボエンジンは5500回転時に最高出力507馬力を、2000-4000回転時に最大トルク78.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の3500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は63.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ4.556kg/PS(2310kg/507PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ4.556kg/PS
車体+1人4.665kg/PS
車体+7人5.316kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg4.675kg/PS
車体+70kg4.694kg/PS
車体+80kg4.714kg/PS
車体+90kg4.734kg/PS
車体+100kg4.753kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは4.665kg/PS(2365kg/507PS)となり、数値としては0.109kg、比率にすると2.4%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは5.316kg/PS(2695kg/507PS)となり、数値としては0.760kg、比率にすると16.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


4MDWRA SQ7のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2023/07

-
SQ7
4.665kg/PS
2365kg/507PS|4.0L-TB
[車体のみPWR:4.556]
2017/09

車種詳細
シビック タイプR
4.516kg/PS
1445kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.344
2015/12

車種詳細
シビック タイプR
4.629kg/PS
1435kg/310PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.452
2010/01

車種詳細
インプレッサ R205
4.766kg/PS
1525kg/320PS|2.0L-TB
車体のみPWR:4.594
2019/09

車種詳細
スカイライン
4.481kg/PS
1815kg/405PS|3.0L-TT
車体のみPWR:4.346
2020/09

車種詳細
GRヤリス
4.798kg/PS
1305kg/272PS|1.7L-TB
車体のみPWR:4.596

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ4.665kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

4.432kg/PSから4.898kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「FK8型 シビック タイプR」、ホンダの4人乗りハッチバック「FK2型 シビック タイプR」、スバルの5人乗りハッチバック「GRB型 インプレッサ R205」、日産の5人乗りセダン「RV37型 スカイライン」、トヨタの4人乗りハッチバック「GXPA16型 GRヤリス」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

4MDWRA型 SQ7 [BaseGrade]とパワーウェイトレシオが近い車種|4.665kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は219.5PS/tとなっています。


SQ7がバイクと競争するなら…?


車種詳細
CB400|399cc
4.660kg/PS
247kg/53.0PS/3.70kgm
[車体のみPWR:3.623]
1速ギヤ速度:64.8km/h
最小TWR:0.810
2023/07

-
SQ7|3996cc
4.665kg/PS
2365kg/507PS/78.5kgm
[車体のみPWR:4.556]
1速ギヤ速度:52.2km/h
最小TWR:0.741

車種詳細
CBR250R|249cc
4.667kg/PS
210kg/44.9PS/2.60kgm
[車体のみPWR:3.444]
1速ギヤ速度:68.2km/h
最小TWR:0.719

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではSQ7とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NC31 CB400と競争してみる

まずSQ7より少しPWRが低いバイクとして、ホンダのCB400が挙げられます。PWRの4.660kg/PSは車両重量192kgにライダーの体重55kgを加えた247kgを、最高出力53.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はCB400に12.6km/h劣り、1速TWRは0.069kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

MC17 CBR250Rと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのCBR250Rが挙げられます。PWRの4.667kg/PSは車両重量155kg+55kgの210kgを、最高出力44.9PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は16.0km/h劣り、1速TWRは0.022kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.802
平均ピストンスピード 15.77m/s
トルクウェイトレシオ 29.43kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27988円
排気量1Lあたり馬力 126.90PS/L
排気量1Lあたりトルク 19.64kgm/L
1気筒あたりの馬力 63.4PS
1気筒あたりのトルク 9.8kgm
パワーバンド比率 63.6%
燃費×馬力 3853.2pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは29.43kg/kgm(2310kg/78.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が14190000円、最高出力が507馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27988円、逆に1万円あたりでは0.36馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は180764円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4000cc以下の車編
7人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は126.90PS/L、トルクは19.64kgm/L、1気筒あたりの馬力は63.4馬力、トルクは9.8kgmとなり、このエンジンが507馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.77m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が86.0mmであるDWR型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6980回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.802になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が7.6km/L、最高出力が507PSであるこの車の獲得ポイントは3853.2ptになります。
戯れに車両重量2310kgを100kg単位にした23.1で割ってみたところ、その数値は166.81ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



SQ7での車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.77m
期待される荷室の幅 1.57m
対角線の長さ 2.37m
期待される荷室の面積 2.78m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.77m(対角線では2.37m)などという破格のクラスになると、これはもう四の五の言わず車に住むべきです。

これだけの車を所持できる素養は持ち得ているのですから、細かいことは気にせずあらゆる支配からの卒業を宣言し、信じられぬ大人との争いに終止符を打ちましょう。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6000rpm|タイヤサイズ 285/40R21|タイヤ直径 76.1cm|円周長 239.1cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.714 15.10 -
-
57km/h 10530rpm 3116.0kgm
2速 3.143 10.07 0.667 1-2/
4000rpm
85km/h 7020rpm 2077.6kgm
3速 2.106 6.75 0.670 2-3/
4020rpm
128km/h 4700rpm 1392.1kgm
4速 1.667 5.34 0.792 3-4/
4750rpm
161km/h 3720rpm 1101.9kgm
5速 1.285 4.12 0.771 4-5/
4630rpm
209km/h 2870rpm 849.4kgm
6速 1.000 3.20 0.778 5-6/
4670rpm
269km/h 2230rpm 661.0kgm
7速 0.839 2.69 0.839 6-7/
5030rpm
320km/h 1870rpm 554.6kgm
8速 0.667 2.14 0.795 7-8/
4770rpm
403km/h 1490rpm 440.9kgm
Final 3.204 レシオカバレッジ(変速比幅)7.067

ギヤの繋がりイメージ
4MDWRA型SQ78AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2000-4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.204)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(78.5kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.204)÷タイヤの有効半径(0.3805m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの403km(5500rpmでは369.2km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:5500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

5500rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ52km/h-
2速ギヤ78km/h3670rpm
3速ギヤ117km/h3690rpm
4速ギヤ148km/h4360rpm
5速ギヤ192km/h4240rpm
6速ギヤ246km/h4280rpm
7速ギヤ294km/h4610rpm
8速ギヤ369km/h4370rpm

4MDWRA型SQ7に搭載されたDWR型3996ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで5500rpmまで引っ張ると52km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5500rpmから3670rpmまで落ち、そこから5500rpmまで加速を続けると速度は78km/h(+26km/h)になります。

3速ギヤでは3690rpmまで落ちて5500rpmで117km/h(+39km/h)に、4速ギヤでは4360rpmまで落ちて5500rpmで148km/h(+31km/h)に、5速ギヤでは4240rpmまで落ちて5500rpmで192km/h(+44km/h)になります。

続いて6速ギヤでは4280rpmまで落ちて5500rpmで246km/h(+54km/h)に、7速ギヤでは4610rpmまで落ちて5500rpmで294km/h(+48km/h)に、8速ギヤでは4370rpmまで落ちて5500rpmで369km/h(+75km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2000-4000回転で最大トルク78.5kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば29.43kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(4.556kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと3116.0kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(2310kg)を1速ギヤの最大駆動力(3116.0kgm)で割ってみると0.741kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5500回転でのトルク(66.0kgm)からTWRを算出すると0.88kg/kgmとなり、2000-5500回転の回転域では0.741-0.88kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4210 6320 8420 10530 12630 14740 18950
2速 2810 4210 5620 7020 8420 9830 12640
3速 1880 2820 3760 4700 5640 6580 8470
4速 1490 2230 2980 3720 4470 5210 6700
5速 1150 1720 2300 2870 3440 4020 5170
6速 890 1340 1790 2230 2680 3130 4020
7速 750 1120 1500 1870 2250 2620 3370
8速 600 890 1190 1490 1790 2090 2680
※赤い数字は暫定レブリミット(6000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.667)を選択して時速100kmにて走行すると1490回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは890回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1040回転、一般的な高速道路の80km/hでは1190回転、100km/hでは1490回転、制限速度が120km/hになると1790回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2680回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 38 47 57 66 76
2速 14 28 43 57 71 85 100 114
3速 21 43 64 85 106 128 149 170
4速 27 54 81 107 134 161 188 215
5速 35 70 105 139 174 209 244 279
6速 45 90 134 179 224 269 313 358
7速 53 107 160 213 267 320 374 427
8速 67 134 201 269 336 403 470 537

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの285/40R21と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 285/40R21 | 直径 761mm

-20mm
幅265mm
-10mm
幅275mm
変更なし
幅285mm
+10mm
幅295mm
+20mm
幅305mm
-5%
35
扁平
265/35R21
37.8km/h
直径719mm
径差-42mm
275/35R21
38.2km/h
直径726mm
径差-35mm
285/35R21
38.5km/h
直径733mm
径差-28mm
295/35R21
38.9km/h
直径740mm
径差-21mm
305/35R21
39.3km/h
直径747mm
径差-14mm
0%
40
扁平
265/40R21
39.2km/h
直径745mm
径差-16mm
275/40R21
39.6km/h
直径753mm
径差-8mm
285/40R21
40.0km/h
761mm
0mm
295/40R21
40.4km/h
直径769mm
径差+8mm
305/40R21
40.8km/h
直径777mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
265/45R21
40.6km/h
直径772mm
径差+11mm
275/45R21
41.1km/h
直径781mm
径差+20mm
285/45R21
41.5km/h
直径790mm
径差+29mm
295/45R21
42.0km/h
直径799mm
径差+38mm
305/45R21
42.5km/h
直径808mm
径差+47mm
+10%
50
扁平
265/50R21
41.9km/h
直径798mm
径差+37mm
275/50R21
42.5km/h
直径808mm
径差+47mm
285/50R21
43.0km/h
直径818mm
径差+57mm
295/50R21
43.5km/h
直径828mm
径差+67mm
305/50R21
44.0km/h
直径838mm
径差+77mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、265/40R21 、275/35R21、275/40R21 、285/35R21 、295/35R21 、305/35R21あたりのタイヤがおすすめです。

285/40R21のタイヤ幅を265mmから315mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、285/40R21の適応サイズと性能の変化 [4MDWRA型SQ7編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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4MDWRA型SQ7[4.0Lターボ 4WD/8AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト4.556kg/ps64.26
1速ギヤ加速性能0.741kg/kgm67.80
1L換算馬力126.90ps/L58.82
1L換算トルク19.64kgm/L61.72
WB/TR比1.80247.01
ワイド&ロー指数0.86352.15
前面の面積3.349m²29.64
最低地上高185mm37.56
スポーツ性能部門の得点418.96

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費7.6km/L32.60
年間維持費460100円37.85
100kmh回転数1490rpm63.27
航続距離646.0km46.04
車の大きさ16.963m³71.97
室内の広さ(仮) 3.076m³46.77
最小回転半径5.3m47.50
馬力単価27988円41.39
ユーティリティ部門の得点387.39

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 4MDWRA型SQ7[4.0Lターボ 4WD/8AT] の総合得点は 806.35 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したSQ7(4WD/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての7人乗SUV」、「4000ccの7人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

SQ7の歴代モデル

2代目 4MCYRS型 Q7
4MCYRS Q7は2016/03に登場した2代目モデル。参考車両の「2.0TFSI Quattro 5人乗」は全長5070mm、全幅1970mm、全高1735mmの車体に、252PS/37.7kgmを発生するCYR型1984ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 4LBARS型 Q7
4LBARS Q7は2006/10に登場した初代モデル。参考車両の「4.2FSI-Quattro」は全長5090mm、全幅1985mm、全高1740mmの車体に、350PS/44.9kgmを発生するBAR型4163ccエンジンを搭載した7人乗りSUV。