8RCDNF:Q5の性能と維持費 4WD/7AT 5人 574万円 2011年式

このページでは、アウディの5ドア・5人乗りSUV、初代のABA-8RCDNF型Q5 2.0TFSI-Quattro【2011/07モデル・211PS/35.7kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

8RCDNF Q5
販売期間:2009/06 - 2017/10

画像はアウディより引用
http://www.audi.co.jp/
投稿:2012/01/12|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4635mm×全幅1900mm×全高1660mm、排気量は1984ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4635mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


8RCDNF型 Q5 [1984cc/211PS 4WD/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代Q5の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2013/10
8RCTXF型
[BaseGrade]
3.0L-SC | 4WD/8AT
| 749.0万円
354PS
47.9kgm
10.8km/L
2012/11
8RCNCF型
[2.0TFSI-Quattro]
2.0L-TB | 4WD/8AT
| 597.0万円
224PS
35.7kgm
12.5km/L
2012/11
8RCTVF型
[3.0TFSI-Quattro]
3.0L-SC | 4WD/8AT
| 673.0万円
272PS
40.9kgm
11.1km/L
初代Q5の車両型式・グレード一覧【全5車種】
Q5の新型モデル
2代目 FYCWGS型SQ5
FYCWGS型SQ5は2017/10に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4685mm、全幅1900mm、全高1635mmの車体に、354PS/51.0kgmを発生するCWG型2994ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー AUDI
車名&
グレード
Q5
2.0TFSI-Quattro
その他 クワトロ
お値段 5740000円
車両型式 ABA-8RCDNF
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4635×幅1900×高1660mm
軸距&
輪距
2810mm
前1615mm/後1615mm
最小半径 5.4m
最低高 205mm
タイヤ 前輪:235/60R18
後輪:235/60R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1870kg
エンジン諸元
原動機型式 CDN
気筒配列 直列4気筒
排気量1984cc
圧縮比9.8
吸気方式 ターボ
最高出力 211PS[155kW]/4300-6000rpm
最大トルク 35.7kgm[350Nm]/1500-4200rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 10.6km/L(24.9mpg)
100km燃費 9.4L/100km
CDN型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税22800円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2011/07モデルのQ5を13年落ちの中古で252.6万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    Q5の2011/07モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の40%である229.6万円に諸経費として23万円を足した252.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2011年式を13年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年経過 45400円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年-17年経過 22800円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷9.0km/L×180円/L
7000km÷9.0km/L×180円/L
5000km÷9.0km/L×180円/L
3000km÷9.0km/L×180円/L
200000円
(140000円)
(100000円)
(60000円)
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 368500円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額42090円×12ヶ月 505080円
ローン返済中の年間維持費 873600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 66300円
名目 金額
自動車税(1年分) 45400円
自動車重量税(1年分) 22800円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
200000円
(140000円)
(100000円)
(60000円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 14400円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 368500円
名目 金額
車のローン額(1年分) 505080円
ローン返済中の年間維持費 873600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
66300円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は45400円、「2.0トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は22800円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした66300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

Q5【2.0TFSI-Quattro】の場合、維持費の月額は30800円(ローン完済前は72800円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費9.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
144460円
[-55540円]
-25円
155円/L
172240円
[-27760円]
-10円
170円/L
188910円
[-11090円]
180円/L200000円
[0円]
+10円
190円/L
211130円
[+11130円]
+25円
205円/L
227800円
[+27800円]
+50円
230円/L
255580円
[+55580円]

燃費9.0km/Lの8RCDNF型 Q5で10000km走行するのに必要な燃料は1111.2L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は200000円になります。

参考までに、Q5の燃料タンクは75リットルですので、1111.2Lの給油回数は15回、1回あたりの燃料代は約13340円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては11130円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると27800円、50円も違ってくると55580円にもなります。

これを8RCDNF型 Q5の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を368500円としたとき、130円/Lに値下がりすれば312960円(84.9%)に、230円/Lに値上がりすれば424080円(115.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45400円)なり重量税(22800円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 22%
自動車重量税 1年分 22800円 11%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 60000円 29%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 5%
任意保険料 80% 52800円 26%
合計
[1万kmとの差額]
205000円
-163500円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 18%
自動車重量税 1年分 22800円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 100000円 40%
オイル交換 年1回 5500円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 4%
任意保険料 85% 56160円 23%
合計
[1万kmとの差額]
248300円
-120200円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 15%
自動車重量税 1年分 22800円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 140000円 48%
オイル交換 年1回 7700円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 90% 59400円 20%
合計
[1万kmとの差額]
293800円
-74700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて163500円安い205000円に、5000km走行では120200円安い248300円に、7000km走行では74700円安い293800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 9%
自動車重量税 1年分 22800円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 300000円 60%
オイル交換 年3回 33000円 7%
タイヤ交換 2.7年毎 21600円 4%
任意保険料 100% 66000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
497700円
+129200円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 7%
自動車重量税 1年分 22800円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 400000円 65%
オイル交換 年4回 44000円 7%
タイヤ交換 2年毎 28800円 5%
任意保険料 100% 66000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
615900円
+247400円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。



Q5の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 10.6km/L
燃料タンク容量 75L
航続距離(カタログ燃費) 795.0km
航続距離(80%燃費) 637.5km
満タンプライス 13500円
1km走行コスト 16.98円
1万円でどこまで行ける? 588.9km
車両価格/航続距離 7220円/km

10・15モード燃費が10.6km/L、燃料タンク容量75リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は795.0kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(9.5km/L)とすると712.5km、80%(8.5km/L)だと637.5km、70%(7.4km/L)では555.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円で75リットルの給油をすると13500円、上で計算した航続距離を踏まえると795.0km(80%燃費時637.5km)を走行するのに13500円かかる計算です。

燃費を9.0km/Lとしたときの1km走行コストは16.98円、10万km走行したときの燃料代は169.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら17.0万円/年、7年10万kmなら24.3万円/年、5年10万kmなら34.0万円/年、3年10万kmなら56.6万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば588.9km(往復なら片道294.4km)、カタログ値の80%なら471.1km(片道235.6km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で795.0kmの距離を移動できる8RCDNF型 Q5 [2.0TFSI-Quattro]という乗り物を、574.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「7220円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

CDN型エンジン簡易性能曲線図
CDN型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1500回転時の馬力 75PS
4200回転時の馬力 209PS
4300回転時の馬力 211PS
6000回転時の馬力 211PS
各回転域でのトルク
1500回転時のトルク 35.7kgm
4200回転時のトルク 35.7kgm
4300回転時のトルク 35.2kgm
6000回転時のトルク 25.2kgm
CDN型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているCDN型1984cc、直列4気筒のターボエンジンは4300-6000回転時に最高出力211馬力を、1500-4200回転時に最大トルク35.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1500rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の4500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は75.0%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.863kg/PS(1870kg/211PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.863kg/PS
車体+1人9.123kg/PS
車体+5人10.166kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.147kg/PS
車体+70kg9.194kg/PS
車体+80kg9.242kg/PS
車体+90kg9.289kg/PS
車体+100kg9.336kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.123kg/PS(1925kg/211PS)となり、数値としては0.260kg、比率にすると2.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.166kg/PS(2145kg/211PS)となり、数値としては1.303kg、比率にすると14.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


8RCDNF Q5のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2011/07

-
Q5
9.123kg/PS
1925kg/211PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:8.863]
2013/06

車種詳細
マーチ NISMO
9.181kg/PS
1065kg/116PS|1.5L-NA
車体のみPWR:8.707
2014/06

車種詳細
レヴォーグ
9.265kg/PS
1575kg/170PS|1.6L-TB
車体のみPWR:8.941
2016/03

車種詳細
バレーノ
9.054kg/PS
1005kg/111PS|1.0L-TB
車体のみPWR:8.559
2011/12

車種詳細
インプレッサ スポーツ
9.300kg/PS
1395kg/150PS|2.0L-NA
車体のみPWR:8.933
2015/10

車種詳細
デミオ
9.095kg/PS
1055kg/116PS|1.5L-NA
車体のみPWR:8.621

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.123kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

8.941kg/PSから9.305kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、日産の5人乗りハッチバック「K13型 マーチ NISMO」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ」、スズキの5人乗りハッチバック「WB42S型 バレーノ」、スバルの5人乗りハッチバック「GP7型 インプレッサ スポーツ」、マツダの5人乗りハッチバック「DJLFS型 デミオ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

8RCDNF型 Q5 [2.0TFSI-Quattro]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.123kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は112.8PS/tとなっています。


Q5がバイクと競争するなら…?


車種詳細
バルカン400|399cc
9.121kg/PS
301kg/33.0PS/3.30kgm
[車体のみPWR:7.455]
1速ギヤ速度:55.3km/h
最小TWR:1.287
2011/07

-
Q5|1984cc
9.123kg/PS
1925kg/211PS/35.7kgm
[車体のみPWR:8.863]
1速ギヤ速度:48.6km/h
最小TWR:1.126

車種詳細
VT400S|398cc
9.161kg/PS
284kg/31.3PS/3.26kgm
[車体のみPWR:7.387]
1速ギヤ速度:49.8km/h
最小TWR:1.311

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではQ5とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

VN400A バルカン400と競争してみる

まずQ5より少しPWRが低いバイクとして、カワサキのバルカン400が挙げられます。PWRの9.121kg/PSは車両重量246kgにライダーの体重55kgを加えた301kgを、最高出力33.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はバルカン400に6.7km/h劣り、1速TWRは0.161kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

NC46 VT400Sと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのVT400Sが挙げられます。PWRの9.161kg/PSは車両重量229kg+55kgの284kgを、最高出力31.3PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は1.2km/h劣り、1速TWRは0.185kg勝る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.740
平均ピストンスピード 18.56m/s
トルクウェイトレシオ 52.38kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27204円
排気量1Lあたり馬力 106.35PS/L
排気量1Lあたりトルク 17.99kgm/L
1気筒あたりの馬力 52.8PS
1気筒あたりのトルク 8.9kgm
パワーバンド比率 75.0%
燃費×馬力 1901.1pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは52.38kg/kgm(1870kg/35.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が5740000円、最高出力が211馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27204円、逆に1万円あたりでは0.37馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は160784円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は106.35PS/L、トルクは17.99kgm/L、1気筒あたりの馬力は52.8馬力、トルクは8.9kgmとなり、このエンジンが211馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは18.56m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が92.8mmであるCDN型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6470回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.740になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が9.01km/L、最高出力が211PSであるこの車の獲得ポイントは1901.1ptになります。
戯れに車両重量1870kgを100kg単位にした18.7で割ってみたところ、その数値は101.66ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



Q5での車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.62m
期待される荷室の幅 1.50m
対角線の長さ 2.21m
期待される荷室の面積 2.43m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.62m(対角線では2.21m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合4300-6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6500rpm|タイヤサイズ 235/60R18|タイヤ直径 73.9cm|円周長 232.2cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.692 17.19 -
-
53km/h 12340rpm 1661.2kgm
2速 2.238 10.42 0.606 1-2/
3940rpm
87km/h 7480rpm 1007.0kgm
3速 1.558 7.26 0.696 2-3/
4520rpm
125km/h 5210rpm 701.0kgm
4速 1.175 5.47 0.754 3-4/
4900rpm
165km/h 3930rpm 528.7kgm
5速 0.914 4.26 0.778 4-5/
5060rpm
213km/h 3060rpm 411.3kgm
6速 0.745 3.47 0.815 5-6/
5300rpm
261km/h 2490rpm 335.2kgm
7速 0.616 2.87 0.827 6-7/
5380rpm
316km/h 2060rpm 277.2kgm
Final 4.657 レシオカバレッジ(変速比幅)5.994

ギヤの繋がりイメージ
8RCDNF型Q57AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1500-4200rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.657)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(35.7kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.657)÷タイヤの有効半径(0.3695m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は7速ギヤの316km(6000rpmでは291.4km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6000rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6000rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ49km/h-
2速ギヤ80km/h3640rpm
3速ギヤ115km/h4180rpm
4速ギヤ153km/h4520rpm
5速ギヤ196km/h4670rpm
6速ギヤ241km/h4890rpm
7速ギヤ291km/h4960rpm

8RCDNF型Q5に搭載されたCDN型1984ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6000rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6000rpmまで引っ張ると49km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6000rpmから3640rpmまで落ち、そこから6000rpmまで加速を続けると速度は80km/h(+31km/h)になります。

3速ギヤでは4180rpmまで落ちて6000rpmで115km/h(+35km/h)に、4速ギヤでは4520rpmまで落ちて6000rpmで153km/h(+38km/h)に、5速ギヤでは4670rpmまで落ちて6000rpmで196km/h(+43km/h)になります。

続いて6速ギヤでは4890rpmまで落ちて6000rpmで241km/h(+45km/h)に、7速ギヤでは4960rpmまで落ちて6000rpmで291km/h(+50km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1500-4200回転で最大トルク35.7kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば52.38kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.863kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1661.2kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1870kg)を1速ギヤの最大駆動力(1661.2kgm)で割ってみると1.126kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6000回転でのトルク(25.2kgm)からTWRを算出すると1.59kg/kgmとなり、1500-6000回転の回転域では1.126-1.59kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4940 7400 9870 12340 14810 17280 22210
2速 2990 4490 5980 7480 8980 10470 13470
3速 2080 3120 4170 5210 6250 7290 9370
4速 1570 2360 3140 3930 4710 5500 7070
5速 1220 1830 2440 3060 3670 4280 5500
6速 1000 1490 1990 2490 2990 3490 4480
7速 820 1240 1650 2060 2470 2880 3710
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.616)を選択して時速100kmにて走行すると2060回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1240回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1440回転、一般的な高速道路の80km/hでは1650回転、100km/hでは2060回転、制限速度が120km/hになると2470回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3710回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 24 32 41 49 57 65
2速 13 27 40 53 67 80 94 107
3速 19 38 58 77 96 115 134 154
4速 25 51 76 102 127 153 178 204
5速 33 65 98 131 164 196 229 262
6速 40 80 120 161 201 241 281 321
7速 49 97 146 194 243 291 340 389

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの235/60R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/60R18 | 直径 739mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
-5%
55
扁平
215/55R18
37.6km/h
直径694mm
径差-45mm
225/55R18
38.2km/h
直径705mm
径差-34mm
235/55R18
38.8km/h
直径716mm
径差-23mm
245/55R18
39.4km/h
直径727mm
径差-12mm
255/55R18
39.9km/h
直径738mm
径差-1mm
0%
60
扁平
215/60R18
38.7km/h
直径715mm
径差-24mm
225/60R18
39.4km/h
直径727mm
径差-12mm
235/60R18
40.0km/h
739mm
0mm
245/60R18
40.6km/h
直径751mm
径差+12mm
255/60R18
41.3km/h
直径763mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
215/65R18
39.9km/h
直径737mm
径差-2mm
225/65R18
40.6km/h
直径750mm
径差+11mm
235/65R18
41.3km/h
直径763mm
径差+24mm
245/65R18
42.0km/h
直径776mm
径差+37mm
255/65R18
42.7km/h
直径789mm
径差+50mm
+10%
70
扁平
215/70R18
41.0km/h
直径758mm
径差+19mm
225/70R18
41.8km/h
直径772mm
径差+33mm
235/70R18
42.5km/h
直径786mm
径差+47mm
245/70R18
43.3km/h
直径800mm
径差+61mm
255/70R18
44.1km/h
直径814mm
径差+75mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/60R18、215/65R18 、225/55R18、225/60R18 、235/55R18 、245/55R18 、255/55R18あたりのタイヤがおすすめです。

235/60R18のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、235/60R18の適応サイズと性能の変化 [8RCDNF型Q5編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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8RCDNF型Q5[2.0Lターボ 4WD/7AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト8.863kg/ps52.47
1速ギヤ加速性能1.126kg/kgm59.59
1L換算馬力106.35ps/L51.29
1L換算トルク17.99kgm/L56.56
WB/TR比1.74053.40
ワイド&ロー指数0.87451.35
前面の面積3.154m²35.12
最低地上高205mm29.43
スポーツ性能部門の得点389.21

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費10.6km/L44.68
年間維持費368500円46.23
100kmh回転数2060rpm55.70
航続距離795.0km54.74
車の大きさ14.619m³62.65
室内の広さ(仮) 2.651m³42.72
最小回転半径5.4m45.42
馬力単価27204円42.42
ユーティリティ部門の得点394.56

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 8RCDNF型Q5[2.0Lターボ 4WD/7AT] の総合得点は 783.77 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した8RCDNF型Q5(4WD/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「2000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

Q5の歴代モデル

2代目 FYDAXS型 Q5
FYDAXS Q5は2017/10に登場した2代目モデル。参考車両の「2.0TFSI quattro」は全長4680mm、全幅1900mm、全高1665mmの車体に、252PS/37.7kgmを発生するDAX型1984ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 8RCTXF型 SQ5
8RCTXF SQ5は2013/10に登場した初代モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4645mm、全幅1910mm、全高1625mmの車体に、354PS/47.9kgmを発生するCTX型2994ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。