932AC アルファ156の性能と維持費 FF/6MT 453万円 2004年式

このページでは、アルファロメオの4ドア・5人乗りセダン、初代のGH-932AC型アルファ156 TI2.5 V6-24V【2004/04モデル・192PS/22.2kgm・FF/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

932AC アルファ156
販売期間:1998/05 - 2006/04

画像はアルファロメオより引用
http://www.alfaromeo-jp.com/
投稿:2012/05/26|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長4435mm×全幅1765mm×全高1430mm、排気量は2492ccであることから、大雑把に分類すると2.5リットルクラス(2500cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4435mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


932AC型 アルファ156 [2492cc/192PS FF/6MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代アルファ156の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2005/02
932AXB型
[GTA-SeleSpeed]
3.2L-NA・FF/6AT・587.0万円
250PS・30.6kgm・-
250PS
30.6kgm
-
2004/11
932AC型
[TI2.5 V6-24V Q-system]
2.5L-NA・FF/4AT・467.2万円
192PS・22.2kgm・-
192PS
22.2kgm
-
2004/04
932AXB型
[GTA]
3.2L-NA・FF/6MT・571.2万円
250PS・30.6kgm・-
250PS
30.6kgm
-
初代アルファ156の車両型式・グレード一覧【全9車種】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー アルファロメオ
車名&
グレード
アルファ156
TI2.5 V6-24V
その他 2.5V6
お値段 4525500円
車両型式 GH-932AC
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
6速MT・6速マニュアル車
ドア/定員 4ドア/5名乗車
車体寸法 長4435×幅1765×高1430mm
軸距&
輪距
2595mm
前1510mm/後1500mm
タイヤ 前輪:215/45R17
後輪:215/45R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1360kg
エンジン諸元
原動機型式 AR32405
気筒配列 V型6気筒
排気量2492cc
圧縮比10.3
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 192PS[141kW]/6300rpm
最大トルク 22.2kgm[218Nm]/5000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
AR32405型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2004/04モデルのアルファ156を20年落ちの中古で99.6万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    アルファ156の2004/04モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である90.5万円に諸経費として9.1万円を足した99.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2004年式を20年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2500cc以下 13年経過 51700円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷7.9km/L×180円/L
7000km÷7.9km/L×180円/L
5000km÷7.9km/L×180円/L
3000km÷7.9km/L×180円/L
227850円
(159500円)
(113930円)
(68360円)
オイル交換(5000km毎) 1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 401300円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額41480円×12ヶ月 497760円
ローン返済中の年間維持費 899100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
名目 金額
自動車税(1年分) 51700円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
227850円
(159500円)
(113930円)
(68360円)
オイル交換(5000km毎) 10000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額6000円) 72000円
ローン完済後の年間維持費 401300円
名目 金額
車のローン額(1年分) 497760円
ローン返済中の年間維持費 899100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は51700円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

アルファ156【TI2.5 V6-24V】の場合、維持費の月額は33500円(ローン完済前は75000円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費7.9km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
164570円
[-63280円]
-25円
155円/L
196220円
[-31630円]
-10円
170円/L
215210円
[-12640円]
180円/L227850円
[0円]
+10円
190円/L
240530円
[+12680円]
+25円
205円/L
259510円
[+31660円]
+50円
230円/L
291160円
[+63310円]

燃費7.9km/Lの932AC型 アルファ156で10000km走行するのに必要な燃料は1265.9L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は227850円になります。

参考までに、アルファ156の燃料タンクは63リットルですので、1265.9Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約10850円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては12680円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると31660円、50円も違ってくると63310円にもなります。

これを932AC型 アルファ156の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を401300円としたとき、130円/Lに値下がりすれば338020円(84.2%)に、230円/Lに値上がりすれば464610円(115.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(51700円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 24%
自動車重量税 1年分 18900円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 68360円 31%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 80% 57600円 26%
合計
[1万kmとの差額]
218400円
-182900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 19%
自動車重量税 1年分 18900円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 113930円 43%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 85% 61200円 23%
合計
[1万kmとの差額]
267600円
-133700円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 16%
自動車重量税 1年分 18900円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 159500円 50%
オイル交換 年1回 7000円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 90% 64800円 20%
合計
[1万kmとの差額]
318800円
-82500円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて182900円安い218400円に、5000km走行では133700円安い267600円に、7000km走行では82500円安い318800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 10%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 341780円 63%
オイル交換 年3回 30000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 3%
任意保険料 100% 72000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
541300円
+140000円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 8%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 455700円 68%
オイル交換 年4回 40000円 6%
タイヤ交換 2年毎 24000円 4%
任意保険料 100% 72000円 10%
合計
[1万kmとの差額]
671200円
+269900円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
2500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
4ドア・セダン編

アルファ156の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 7.9km/L
燃料タンク容量 63L
航続距離(カタログ燃費) 497.7km
航続距離(80%燃費) 396.9km
満タンプライス 11340円
1km走行コスト 22.78円
1万円でどこまで行ける? km

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので7.9km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量63リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は497.7kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(7.1km/L)とすると航続距離は447.3km、80%(6.3km/L)だと396.9km、70%(5.5km/L)では346.5kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から63リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円では11340円、上で計算した航続距離を踏まえると497.7km(80%燃費時396.9km)を走行するのに11340円かかる計算です。

燃費を7.9km/Lとしたときの1km走行コストは22.78円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。


カタログデータから見えてくる要素

AR32405型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
5000回転時の馬力 155PS
6300回転時の馬力 192PS
各回転域でのトルク
5000回転時のトルク 22.2kgm
6300回転時のトルク 21.8kgm
AR32405型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているAR32405型2492cc、V型6気筒の自然吸気エンジンは6300回転時に最高出力192馬力を、5000回転時に最大トルク22.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5000rpmから最高出力が発生する6300rpmまで」の1300rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は20.6%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ7.083kg/PS(1360kg/192PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ7.083kg/PS
車体+1人7.370kg/PS
車体+5人8.516kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg7.396kg/PS
車体+70kg7.448kg/PS
車体+80kg7.500kg/PS
車体+90kg7.552kg/PS
車体+100kg7.604kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは7.370kg/PS(1415kg/192PS)となり、数値としては0.287kg、比率にすると4.1%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは8.516kg/PS(1635kg/192PS)となり、数値としては1.433kg、比率にすると20.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

932AC アルファ156のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2004/04

-
アルファ156
7.370kg/PS
1415kg/192PS|2.5L-NA
[車体のみPWR:7.083]
2017/09

車種詳細
スイフト スポーツ
7.321kg/PS
1025kg/140PS|1.4L-TB
車体のみPWR:6.929
2010/12

車種詳細
FJクルーザー
7.228kg/PS
1995kg/276PS|4.0L-NA
車体のみPWR:7.029
2012/08

車種詳細
ラングラー アンリミテッド
7.377kg/PS
2095kg/284PS|3.7L-NA
車体のみPWR:7.183
2017/09

車種詳細
シビック
7.555kg/PS
1375kg/182PS|1.5L-TB
車体のみPWR:7.253
2015/08

車種詳細
LX
7.361kg/PS
2775kg/377PS|5.7L-NA
車体のみPWR:7.215

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ7.370kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

7.149kg/PSから7.591kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック「ZC33S型 スイフト スポーツ」、トヨタの5人乗りSUV「GSJ15W型 FJクルーザー」、JEEPの5人乗りSUV「JK36L型 ラングラー アンリミテッド」、ホンダの5人乗りハッチバック「FK7型 シビック」、レクサスの8人乗りSUV「URJ201W型 LX」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

932AC型 アルファ156 [TI2.5 V6-24V]とパワーウェイトレシオが近い車種|7.370kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は141.2PS/tとなっています。


アルファ156がバイクと競争するなら…?


車種詳細
TMAX|499cc
7.368kg/PS
280kg/38.0PS/4.60kgm
[車体のみPWR:5.921]
1速ギヤ速度:66.5km/h
最小TWR:1.150
2004/04

-
アルファ156|2492cc
7.370kg/PS
1415kg/192PS/22.2kgm
[車体のみPWR:7.083]
1速ギヤ速度:53.8km/h
最小TWR:1.389

車種詳細
Ninja 250|248cc
7.387kg/PS
229kg/31.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:5.613]
1速ギヤ速度:50.3km/h
最小TWR:1.006

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではアルファ156とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SJ04J TMAXと競争してみる

まずアルファ156より少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのTMAXが挙げられます。PWRの7.368kg/PSは車両重量225kgにライダーの体重55kgを加えた280kgを、最高出力38.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はTMAXに12.7km/h劣り、1速TWRは0.239kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

EX250L Ninja 250と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのNinja 250が挙げられます。PWRの7.387kg/PSは車両重量174kg+55kgの229kgを、最高出力31.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は3.5km/h勝り、1速TWRは0.383kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.724
平均ピストンスピード 14.34m/s
トルクウェイトレシオ 61.26kg/kgm
1馬力あたりのお値段 23570円
排気量1Lあたり馬力 77.05PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.91kgm/L
1気筒あたりの馬力 32.0PS
1気筒あたりのトルク 3.7kgm
パワーバンド比率 20.6%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
セダンのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは61.26kg/kgm(1360kg/22.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4525500円、最高出力が192馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は23570円、逆に1万円あたりでは0.42馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は203851円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2500cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は77.05PS/L、トルクは8.91kgm/L、1気筒あたりの馬力は32.0馬力、トルクは3.7kgmとなり、このエンジンが192馬力を6300回転で発生させているときの平均ピストンスピードは14.34m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が68.3mmであるAR32405型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は8780回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.724になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング


アルファ156での車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.55m
期待される荷室の幅 1.36m
対角線の長さ 2.06m
期待される荷室の面積 2.11m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.55m(対角線では2.06m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム

ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6300rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6800回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6800rpm|タイヤサイズ 215/45R17|タイヤ直径 62.5cm|円周長 196.3cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6800rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.500 13.78 -
-
58km/h 11700rpm 978.9kgm
2速 2.235 8.80 0.639 1-2/
4350rpm
91km/h 7470rpm 625.1kgm
3速 1.520 5.98 0.680 2-3/
4620rpm
134km/h 5080rpm 425.1kgm
4速 1.161 4.57 0.764 3-4/
5200rpm
175km/h 3880rpm 324.7kgm
5速 0.971 3.82 0.836 4-5/
5680rpm
210km/h 3250rpm 271.6kgm
6速 0.816 3.21 0.840 5-6/
5710rpm
249km/h 2730rpm 228.2kgm
Final 3.937 レシオカバレッジ(変速比幅)4.289

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数5000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.937)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(22.2kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.937)÷タイヤの有効半径(0.3125m)で算出。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は6速ギヤの249km(6300rpmでは231.0km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6300rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6300rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ54km/h-
2速ギヤ84km/h4030rpm
3速ギヤ124km/h4280rpm
4速ギヤ162km/h4810rpm
5速ギヤ194km/h5270rpm
6速ギヤ231km/h5290rpm

932AC型アルファ156に搭載されたAR32405型2492ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6300rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6300rpmまで引っ張ると54km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6300rpmから4030rpmまで落ち、そこから6300rpmまで加速を続けると速度は84km/h(+30km/h)になります。

3速ギヤでは4280rpmまで落ちて6300rpmで124km/h(+40km/h)に、4速ギヤでは4810rpmまで落ちて6300rpmで162km/h(+38km/h)になります。

続いて5速ギヤでは5270rpmまで落ちて6300rpmで194km/h(+32km/h)に、6速ギヤでは5290rpmまで落ちて6300rpmで231km/h(+37km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが5000回転で最大トルク22.2kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば61.26kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(7.083kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと978.9kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1360kg)を1速ギヤの最大駆動力(978.9kgm)で割ってみると1.389kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6300回転でのトルク(21.8kgm)からTWRを算出すると1.41kg/kgmとなり、5000-6300回転の回転域では1.389-1.41kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4680 7020 9360 11700 14040 16380 21060
2速 2990 4480 5980 7470 8970 10460 13450
3速 2030 3050 4060 5080 6100 7110 9150
4速 1550 2330 3100 3880 4660 5430 6990
5速 1300 1950 2600 3250 3890 4540 5840
6速 1090 1640 2180 2730 3270 3820 4910
※赤い数字は暫定レブリミット(6800rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.816)を選択して時速100kmにて走行すると2730回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1640回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1910回転、一般的な高速道路の80km/hでは2180回転、100km/hでは2730回転、制限速度が120km/hになると3270回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは4910回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干高めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも静粛性や燃費よりも加速に重きを置いた設定なので、高速道路やバイパスを走行するとき、ふと「もう1段上のギヤがあったらなあ‥」と呟くことがあるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 17 26 34 43 51 60 68
2速 13 27 40 54 67 80 94 107
3速 20 39 59 79 98 118 138 157
4速 26 52 77 103 129 155 180 206
5速 31 62 92 123 154 185 216 246
6速 37 73 110 147 183 220 257 293

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6800回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの215/45R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 215/45R17 | 直径 625mm

-20mm
幅195mm
-10mm
幅205mm
変更なし
幅215mm
+10mm
幅225mm
+20mm
幅235mm
-5%
40
扁平
195/40R17
37.6km/h
直径588mm
径差-37mm
205/40R17
38.1km/h
直径596mm
径差-29mm
215/40R17
38.7km/h
直径604mm
径差-21mm
225/40R17
39.2km/h
直径612mm
径差-13mm
235/40R17
39.7km/h
直径620mm
径差-5mm
0%
45
扁平
195/45R17
38.9km/h
直径608mm
径差-17mm
205/45R17
39.5km/h
直径617mm
径差-8mm
215/45R17
40.0km/h
625mm
0mm
225/45R17
40.6km/h
直径635mm
径差+10mm
235/45R17
41.2km/h
直径644mm
径差+19mm
+5%
50
扁平
195/50R17
40.1km/h
直径627mm
径差+2mm
205/50R17
40.8km/h
直径637mm
径差+12mm
215/50R17
41.4km/h
直径647mm
径差+22mm
225/50R17
42.0km/h
直径657mm
径差+32mm
235/50R17
42.7km/h
直径667mm
径差+42mm
+10%
55
扁平
195/55R17
41.4km/h
直径647mm
径差+22mm
205/55R17
42.1km/h
直径658mm
径差+33mm
215/55R17
42.8km/h
直径669mm
径差+44mm
225/55R17
43.5km/h
直径680mm
径差+55mm
235/55R17
44.2km/h
直径691mm
径差+66mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、195/45R17 、205/40R17、205/45R17 、215/40R17 、225/40R17 、235/40R17あたりのタイヤがおすすめです。

215/45R17のタイヤ幅を195mmから245mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、215/45R17の適応サイズと性能の変化 [932AC型アルファ156編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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932AC型アルファ156[2.5L-NA FF/6MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト7.083kg/ps57.35
1速ギヤ加速性能1.389kg/kgm54.00
1L換算馬力77.05ps/L53.12
1L換算トルク8.91kgm/L43.17
WB/TR比1.72455.05
ワイド&ロー指数0.81056.00
前面の面積2.524m²52.89
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点415.30

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.40
年間維持費401300円43.16
100kmh回転数2730rpm46.89
航続距離-26.05
車の大きさ11.194m³48.97
室内の広さ(仮) 2.030m³36.79
最小回転半径-39.45
馬力単価23570円47.36
ユーティリティ部門の得点330.07

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した 932AC型アルファ156[2.5L-NA FF/6MT] の総合得点は 745.37 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した932AC型アルファ156(FF/6MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2500ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。