1KCAX ゴルフ ヴァリアント 性能と維持費 FF/7AT 264万円 2009年

このページでは、フォルクスワーゲンの5ドア・5人乗りワゴン、5代目のABA-1KCAX型ゴルフ ヴァリアント TSI Trend-Line【2009/01モデル・122PS/20.4kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

1KCAX ゴルフ ヴァリアント
販売期間:2007/09 - 2009/10

画像はフォルクスワーゲンより引用
http://www.volkswagen.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4565mm×全幅1785mm×全高1530mm、排気量は1389ccであることから、大雑把に分類すると1.4リットルクラス(1400cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4565mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

1KCAX型 ゴルフ ヴァリアント [1389cc/122PS FF/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目ゴルフ ヴァリアントの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2009/01
1KCAW型
[2.0TSI Sport-Line]
2.0L-TB・FF/6AT・347.0万円
200PS・28.6kgm・11.8km/L
200PS
28.6kgm
11.8km/L
2009/01
1KCAV型
[TSI Comfort-Line]
1.4L-TS・FF/7AT・308.0万円
160PS・24.5kgm・15.0km/L
160PS
24.5kgm
15.0km/L
2007/09
1KBLG型
[TSI Comfort-Line]
1.4L-TS・FF/6AT・296.0万円
170PS・24.5kgm・14.0km/L
170PS
24.5kgm
14.0km/L
5代目 ゴルフ 型式一覧 1K系まとめ ゴルフV 2004-2009【全17車種】
ゴルフ ヴァリアントの新型モデル
6代目 1KCCZ型ゴルフ ヴァリアント
1KCCZ型ゴルフ ヴァリアントは2007/09に登場した6代目モデル。参考車両の「2.0TSI Sport-line」は全長4545mm、全幅1785mm、全高1510mmの車体に、200PS/28.6kgmを発生するCCZ型1984ccエンジンを搭載。

ゴルフ ヴァリアントの旧型モデル
4代目 1JAUM型ゴルフ ワゴン
1JAUM型ゴルフ ワゴンは2000/02に登場した4代目モデル。参考車両の「GT」は全長4400mm、全幅1735mm、全高1480mmの車体に、150PS/21.4kgmを発生するAUM型1780ccエンジンを搭載。


1KCAX ゴルフ ヴァリアントの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー フォルクスワーゲン
車名&
グレード
ゴルフ ヴァリアント
TSI Trend-Line
その他 トレンドライン
お値段 2640000円
車両型式 ABA-1KCAX
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 5ドア・5名乗車
ホイールベース 2575mm
トレッド 1535mm/1510mm
WB/TR比 1.691
最小半径 5.0m
タイヤ 前輪:205/55R16
後輪:205/55R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1370kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

ゴルフ ヴァリアントと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
ゴルフ ヴァリアント
車体寸法
全長 4565mm -
全幅 1785mm -
全高 1530mm -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1165mm
全幅 1480mm以下 +305mm
全高平均 1640mm -110mm
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -135mm
全幅 1700mm以下 +85mm
全高平均 1496mm +34mm
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -78mm
全幅平均 1815mm -30mm
全高平均 1518mm +12mm

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



ゴルフ ヴァリアントでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.598m
期待される荷室の幅 1.385m
対角線の長さ 2.115m
期待される荷室の面積 2.213m²

縦方向の長さが1.598m(対角線では2.115m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


1KCAX ゴルフ ヴァリアントの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税39600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税17100円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2009/01モデルのゴルフ ヴァリアントを16年落ちの中古で72.6万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ゴルフ ヴァリアントの2009/01モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の25%である66万円に諸経費として6.6万円を足した72.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2009年式を16年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1500cc以下 13年経過 39600円
自動車重量税
1年分
1.5トン以下 13年-17年経過 17100円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷12.9㎞/L×195円/L 151160円
オイル交換
5000km毎
1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本12000円×4本÷5年 9600円
任意保険料
月額5000円
月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 295300円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額30250円×12ヶ月 363000円
ローン返済中の年間維持費 658300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 54900円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「1500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は39600円、「1.5トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は17100円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした54900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算24700円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

ゴルフ ヴァリアントの維持費は高い?安い?

「ゴルフ ヴァリアントの年間維持費は291500円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてゴルフ ヴァリアントの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス HV176100円-115400円
ジェイド215000円-76500円
フリード ハイブリッド229500円-62000円
スイフト スポーツ256800円-34700円
基準1500ccクラス平均258000円-33500円
ステップワゴン スパーダ266600円-24900円
コルト Ralliart-R289200円-2300円
ゴルフ ヴァリアントの維持費291500円
ゴルフ トゥーラン330800円+39300円
高いウーノ381500円+90000円

ゴルフ ヴァリアントの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリス HVと比較して115400円高く、最も高いウーノと比較して90000円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では33500円高くなっています。

最低額のヤリス HVと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、ゴルフ ヴァリアントの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

ゴルフ ヴァリアントを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%380万円32万円25万円
15%250万円21万円17万円
20%190万円16万円13万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は380万円(総支給額32万円/月、手取り25万円/月)、ここから月額維持費2.5万円を支払うと残りは22.5万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は250万円(総支給額21万円/月、手取り17万円/月)、2.5万円を支払うと残りは14.5万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が190万円(総支給額16万円/月、手取り13万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.5万円を引くと残りは10.5万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代16万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費12.9km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
145円/L
112410円
[-38750円]
-25円
170円/L
131790円
[-19370円]
-10円
185円/L
143420円
[-7740円]
195円/L151160円
[0円]
+10円
205円/L
158920円
[+7760円]
+25円
220円/L
170550円
[+19390円]
+50円
245円/L
189930円
[+38770円]

燃費12.9km/Lの1KCAX型 ゴルフ ヴァリアントで10000km走行するのに必要な燃料は775.2L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は151160円になります。

参考までに、ゴルフ ヴァリアントの燃料タンクは55リットルですので、775.2Lの給油回数は15回、1回あたりの燃料代は約10080円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては7760円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると19390円、50円も違ってくると38770円にもなります。

これを1KCAX型 ゴルフ ヴァリアントの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を291500円としたとき、145円/Lに値下がりすれば252750円(86.7%)に、245円/Lに値上がりすれば330270円(113.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(39600円)なり重量税(17100円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 39600円
自動車重量税 1年分 17100円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 65525円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 65525円 38%
燃料代 3000km分 45350円 27%
オイル交換 年1回 4500円 3%
タイヤ交換 6年毎 6400円 4%
任意保険料 80% 48000円 28%
合計
[1万kmとの差額]
169800円
-121700円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 65525円 31%
燃料代 5000km分 75580円 37%
オイル交換 年1回 4500円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 3%
任意保険料 85% 51000円 27%
合計
[1万kmとの差額]
203100円
-88400円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 65525円 28%
燃料代 7000km分 105810円 44%
オイル交換 年1回 6300円 3%
タイヤ交換 6年毎 6400円 3%
任意保険料 90% 54000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
238100円
-53400円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて121700円安い169800円に、5000km走行では88400円安い203100円に、7000km走行では53400円安い238100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 65525円 22%
燃料代 10000km分 151160円 51%
オイル交換 年2回 9000円 3%
タイヤ交換 5年毎 9600円 3%
任意保険料 100% 60000円 21%
合計
[1万kmとの差額]
295300円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 65525円 16%
燃料代 15000km分 226740円 59%
オイル交換 年3回 13500円 4%
タイヤ交換 3年毎 11520円 3%
任意保険料 110% 66000円 18%
合計
[1万kmとの差額]
383300円
+91800円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 65525円 14%
燃料代 20000km分 302320円 64%
オイル交換 年4回 18000円 4%
タイヤ交換 3年毎 15360円 3%
任意保険料 120% 72000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
473300円
+181800円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ステーションワゴン編

ゴルフ ヴァリアントの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 15.2km/L
燃料タンク容量 55L
航続距離(カタログ燃費) 836.0km
航続距離(80%燃費) 671.0km
満タンプライス 10725円
1km走行コスト 12.83円/km
1万円でどこまで行ける? 779.5km
東京から836.0kmの範囲

10・15モード燃費が15.2km/L、燃料タンク容量55リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は836.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(13.7km/L)とすると航続距離は753.5km、80%(12.2km/L)だと671.0km、70%(10.6km/L)では583.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から55リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では10725円、上で計算した航続距離を踏まえると836.0km(80%燃費時671.0km)を走行するのに10725円かかる計算です。

燃費を12.9km/Lとしたときの1km走行コストは12.83円、10万km走行したときの燃料代は128.3万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら12.8万円/年、7年10万kmなら18.3万円/年、5年10万kmなら25.7万円/年、3年10万kmなら42.8万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば779.5km(往復なら片道389.7km)、カタログ値の80%なら623.6km(片道311.8km)離れたところまで行くことができます。

1KCAX ゴルフ ヴァリアントのエンジン諸元とカタログデータ

CAX型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 CAX
気筒配列 直列4気筒
排気量1389cc
圧縮比 10.0
吸気方式 ターボ
最高出力 122PS[90kW]/5000rpm
最大トルク 20.4kgm[200Nm]/1500-4000rpm
パワーバンド 1500-5000rpm, 帯域70.0%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費15.2km/L(35.8mpg)
100km燃費6.6L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
1500rpm 43PS/20.4kgm
4000rpm114PS/20.4kgm
5000rpm 122PS/17.5kgm
CAX型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているCAX型1389cc、直列4気筒のターボエンジンは5000回転時に最高出力122馬力を、1500-4000回転時に最大トルク20.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1500rpmから最高出力が発生する5000rpmまで」の3500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は70.0%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.230kg/PS(1370kg/122PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.230kg/PS
車体+1人11.680kg/PS
車体+5人13.484kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.721kg/PS
車体+70kg11.803kg/PS
車体+80kg11.885kg/PS
車体+90kg11.967kg/PS
車体+100kg12.049kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.680kg/PS(1425kg/122PS)となり、数値としては0.450kg、比率にすると4.0%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.484kg/PS(1645kg/122PS)となり、数値としては2.254kg、比率にすると20.1%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

1KCAX ゴルフ ヴァリアントのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.680kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
ゴルフ ヴァリアント
11.680kg/PS
122PS・1.4L-TB
車体のみPWR 11.230
1425kg
+4.0%

車種詳細
シエンタ
11.591kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.091
1275kg
+4.5%

車種詳細
ステップワゴン スパーダ
11.700kg/PS
150PS・1.5L-TB
車体のみPWR 11.333
1755kg
+3.2%

車種詳細
フォレスター
11.690kg/PS
145PS・2.0L-NA
車体のみPWR 11.310
1695kg
+3.4%

車種詳細
アコード ハイブリッド
11.713kg/PS
143PS・2.0L-NA
車体のみPWR 11.329
1675kg
+3.4%

車種詳細
ルーミー
11.786kg/PS
98PS・1.0L-TB
車体のみPWR 11.224
1155kg
+5.0%


11.563kg/PSから11.797kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、トヨタの7人乗りミニバン・NCP81G型 シエンタ、ホンダの7人乗りミニバン・RP3型 ステップワゴン スパーダ、スバルの5人乗りSUV・SKE型 フォレスター、ホンダの5人乗りセダン・CR6型 アコード ハイブリッド、トヨタの5人乗りミニバン・M900A型 ルーミーという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

1KCAX型 ゴルフ ヴァリアント [TSI Trend-Line]のライバル車種|11.680kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は89.1PS/tとなっています。


ゴルフ ヴァリアントがバイクと競争するなら…?


車種詳細
GB350|348cc
11.650kg/PS
233kg/20.0PS/3.00kgm
[車体のみPWR:8.900]
2009/01

-
ゴルフ ヴァリアント|1389cc
11.680kg/PS
1425kg/122PS/20.4kgm
[車体のみPWR:11.230]

車種詳細
CBX125 カスタム|124cc
11.733kg/PS
176kg/15.0PS/1.10kgm
[車体のみPWR:8.067]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではゴルフ ヴァリアントとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NC59 GB350と競争してみる

まずゴルフ ヴァリアントより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのGB350が挙げられます。PWRの11.650kg/PSは車両重量178kgにライダーの体重55kgを加えた233kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

JC12 CBX125 カスタムと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのCBX125 カスタムが挙げられます。PWRの11.733kg/PSは車両重量121kg+55kgの176kgを、最高出力15.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.691
平均ピストンスピード 12.60m/s
トルクウェイトレシオ 67.16kg/kgm
1馬力あたりのお値段 21639円
排気量1Lあたり馬力 87.83PS/L
排気量1Lあたりトルク 14.69kgm/L
1気筒あたりの馬力 30.5PS
1気筒あたりのトルク 5.1kgm
パワーバンド比率 70.0%
燃費×馬力 1576.2pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは67.16kg/kgm(1370kg/20.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2640000円、最高出力が122馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は21639円、逆に1万円あたりでは0.46馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は129412円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
1500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は87.83PS/L、トルクは14.69kgm/L、1気筒あたりの馬力は30.5馬力、トルクは5.1kgmとなり、このエンジンが122馬力を5000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは12.60m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が75.6mmであるCAX型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7940回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.691になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が12.92km/L、最高出力が122PSであるこの車の獲得ポイントは1576.2ptになります。
戯れに車両重量1370kgを100kg単位にした13.7で割ってみたところ、その数値は115.05ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの205/55R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/55R16 | 直径 632mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
50 185/50R16
37.4km/h
径 591mm
差 -41mm
195/50R16
38.0km/h
径 601mm
差 -31mm
205/50R16
38.7km/h
径 611mm
差 -21mm
215/50R16
39.3km/h
径 621mm
差 -11mm
225/50R16
39.9km/h
径 631mm
差 -1mm
55 185/55R16
38.6km/h
径 610mm
差 -22mm
195/55R16
39.3km/h
径 621mm
差 -11mm
205/55R16
40.0km/h
632mm
0mm
215/55R16
40.7km/h
径 643mm
差 +11mm
225/55R16
41.4km/h
径 654mm
差 +22mm
60 185/60R16
39.7km/h
径 628mm
差 -4mm
195/60R16
40.5km/h
径 640mm
差 +8mm
205/60R16
41.3km/h
径 652mm
差 +20mm
215/60R16
42.0km/h
径 664mm
差 +32mm
225/60R16
42.8km/h
径 676mm
差 +44mm
65 185/65R16
40.9km/h
径 647mm
差 +15mm
195/65R16
41.8km/h
径 660mm
差 +28mm
205/65R16
42.6km/h
径 673mm
差 +41mm
215/65R16
43.4km/h
径 686mm
差 +54mm
225/65R16
44.2km/h
径 699mm
差 +67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/55R16、185/60R16 、195/50R16、195/55R16 、205/50R16 、215/50R16 、225/50R16あたりのタイヤがおすすめです。

205/55R16のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを16インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/55R16のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】205/55R16のタイヤ銘柄と通販価格

1KCAX型 ゴルフ ヴァリアント 1.4Lターボ FF/7ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS11.23㎏/PS46.1ptC
最高回転数5881rpm5000rpm39.2ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.35PS/L87.83PS/L44.4ptD
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L14.69㎏m/L46.0ptC
WB/TR比1.7731.69158.4ptB
ワイド&
ロー指数
0.8940.85752.6ptC
前面の面積2.631m22.731m247.2ptC
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点456.3pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円291500円53.9ptC
10-15燃費13.0km/L15.2km/L54.7ptB
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離643.9km710.6km53.8ptC
車の大きさ11.466m312.467m346.0ptC
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.7L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m5.0m53.5ptC
ユーティリティ部門の得点493.8pt
総合評価C

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10700車種中 RANK
運動性能 456.3pt 8897位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 493.8pt 4689位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 950.1pt 8478位 D
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は456.3点で全10700車種中の8897位、ユーティリティ部門は493.8点で4689位、総合得点は950.1点で8478位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した1KCAX型 ゴルフ ヴァリアント(FF/7AT) の各種スペックを、ワゴン1500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

ゴルフ ヴァリアントの歴代モデル

8代目 CDDLA型 ゴルフ
CDDLA ゴルフは2021/06に登場した8代目モデル。参考車両の「eTSI Active Basic」は全長4295mm、全幅1790mm、全高1475mmの車体に、110PS/20.4kgmを発生するDLA型999ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

7代目 AUCUK型 ゴルフVII
AUCUK ゴルフVIIは2013/06に登場した7代目モデル。参考車両の「GTE」は全長4265mm、全幅1800mm、全高1480mmの車体に、150PS/25.5kgmを発生するCUK型1394ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

6代目 1KCBZ型 ゴルフ ヴァリアント
1KCBZ ゴルフ ヴァリアントは2007/09に登場した6代目モデル。参考車両の「TSI Trend-line BlueMotion-Tech」は全長4545mm、全幅1785mm、全高1530mmの車体に、105PS/17.8kgmを発生するCBZ型1197ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

5代目 1KBLX型 ゴルフ プラス
1KBLX ゴルフ プラスは2005/11に登場した5代目モデル。参考車両の「GLi」は全長4205mm、全幅1760mm、全高1605mmの車体に、150PS/20.4kgmを発生するBVY型1984ccエンジンを搭載した5人乗りミニバン。

4代目 1JAUM型 ゴルフ ワゴン
1JAUM ゴルフ ワゴンは2000/02に登場した4代目モデル。参考車両の「GT」は全長4400mm、全幅1735mm、全高1480mmの車体に、150PS/21.4kgmを発生するAUM型1780ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

3代目 1HADZ型 ゴルフ ワゴン
1HADZ ゴルフ ワゴンは1995/06に登場した3代目モデル。参考車両の「1.8-Sport」は全長4340mm、全幅1695mm、全高1485mmの車体に、91PS/14.5kgmを発生するADZ型1780ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

2代目 152HK型 ゴルフ カブリオ
152HK ゴルフ カブリオは1990/10に登場した2代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長3895mm、全幅1630mm、全高1410mmの車体に、105PS/15.1kgmを発生する2H型1780ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。


ゴルフ vs ライバル車種対決


AUCJXF ゴルフR 2017 vs VAB WRX STI RA-R 2018 性能比較
7代目 ゴルフR(2017年式 AUCJXF・4WD/6MT・2.0L+ターボ・310PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 WRX STI type RA-R(2018年式 VAB・4WD/6MT・2.0L+ターボ・329PS/44.1kgm・5人乗り)を比較。


WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs WGNC34 ステージア 25t 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、初代 ステージア 25t RS-FOUR S(2000年式 WGNC34・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/35.0kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs BNR34 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)を比較。

ST246W カルディナ GT-FOUR vs ST215W カルディナ GT-T 新旧比較
3代目 カルディナ GT-FOUR(2005年式 ST246W・4WD/4AT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)と、2代目 カルディナ GT-T ActiveSport GT-T(2001年式 ST215W・4WD/5MT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。