MXWH60 プリウスの性能と維持費 FF/CVT 5人 320万円 2023年式

このページでは、トヨタ自動車の5ドア・5人乗りセダン、5代目の6AA-MXWH60型プリウス G【2023/01モデル・152PS/19.2kgm・FF/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

MXWH60 プリウス
販売期間:2023/01 - 現行車

画像はトヨタ自動車より引用
http://toyota.jp/
投稿:2023/08/18|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4600mm×全幅1780mm×全高1430mm、排気量は1986ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4600mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


MXWH60型 プリウス [1986cc/152PS FF/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

5代目プリウスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2023/03
MXWH61型
[PHV-Z]
2.0L-NA | FF/CVT
| 460.0万円
151PS
19.2kgm
26.0km/L
2023/01
ZVW60型
[U]
1.8L-NA | FF/CVT
| 299.0万円
98PS
14.5kgm
32.6km/L
2023/01
ZVW65型
[U]
1.8L-NA | 4WD/CVT
| 321.0万円
98PS
14.5kgm
30.7km/L
5代目プリウスの車両型式・グレード一覧【全5車種】
プリウスの旧型モデル
4代目 ZVW50型プリウス
ZVW50型プリウスは2015/12に登場した4代目モデル。参考車両の「S Touring-Selection」は全長4540mm、全幅1760mm、全高1470mmの車体に、98PS/14.5kgmを発生する2ZR型1797ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー トヨタ自動車
車名&
グレード
プリウス
G
その他 6AA-MXWH60-AHXGB
お値段 3200000円
車両型式 6AA-MXWH60
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4600×幅1780×高1430mm
室内寸法 長1840×幅1500×高1130mm
軸距&
輪距
2750mm
前1560mm/後1570mm
最小半径 5.4m
最低高 150mm
タイヤ 前輪:195/50R19
後輪:195/50R19
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1400kg
エンジン諸元
原動機型式 M20A-FXS
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1986cc
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 152PS[112kW]/6000rpm
最大トルク 19.2kgm[188Nm]/4400-5200rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費 28.6km/L(67.3mpg)
100km燃費 3.5L/100km
モーター諸元
電動機型式1VM
出力83kW
トルク206Nm
M20A-FXS型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税36000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12300円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、プリウスの新車を368万円(諸費用として48万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年未満 36000円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷28.6km/L×170円/L
7000km÷28.6km/L×170円/L
5000km÷28.6km/L×170円/L
3000km÷28.6km/L×170円/L
59440円
(41610円)
(29720円)
(17830円)
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本21000円×4本÷5年 16800円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 208400円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額61330円×12ヶ月 735960円
ローン返済中の年間維持費 944400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 45300円
名目 金額
自動車税(1年分) 36000円
自動車重量税(1年分) 12300円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
59440円
(41610円)
(29720円)
(17830円)
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 16800円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 208400円
名目 金額
車のローン額(1年分) 735960円
ローン返済中の年間維持費 944400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
45300円
  • 初度登録から1年経過車の場合、「2000cc以下で13年未満」クラスの自動車税は36000円、「1.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本21000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした45300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

プリウス【G】の場合、維持費の月額は17400円(ローン完済前は78700円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり170円を基準として、-50円となる120円から、+50円となる220円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費28.6km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
120円/L
41970円
[-17470円]
-25円
145円/L
50710円
[-8730円]
-10円
160円/L
55960円
[-3480円]
170円/L59440円
[0円]
+10円
180円/L
62950円
[+3510円]
+25円
195円/L
68200円
[+8760円]
+50円
220円/L
76940円
[+17500円]

燃費28.6km/LのMXWH60型 プリウスで10000km走行するのに必要な燃料は349.7L、1リットルあたり170円としたときの燃料代は59440円になります。

参考までに、プリウスの燃料タンクは43リットルですので、349.7Lの給油回数は9回、1回あたりの燃料代は約6610円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては3510円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると8760円、50円も違ってくると17500円にもなります。

これをMXWH60型 プリウスの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり170円の場合を208400円としたとき、120円/Lに値下がりすれば190930円(91.6%)に、220円/Lに値上がりすれば225900円(108.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(36000円)なり重量税(12300円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 25%
自動車重量税 1年分 12300円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 3000km分 17830円 12%
オイル交換 年1回 4500円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 8%
任意保険料 80% 52800円 37%
合計
[1万kmとの差額]
143500円
-64900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 23%
自動車重量税 1年分 12300円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 5000km分 29720円 19%
オイル交換 年1回 4500円 3%
タイヤ交換 6年毎 11200円 7%
任意保険料 85% 56160円 34%
合計
[1万kmとの差額]
158800円
-49600円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 20%
自動車重量税 1年分 12300円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 7000km分 41610円 24%
オイル交換 年1回 6300円 4%
タイヤ交換 6年毎 11200円 6%
任意保険料 90% 59400円 34%
合計
[1万kmとの差額]
175700円
-32700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて64900円安い143500円に、5000km走行では49600円安い158800円に、7000km走行では32700円安い175700円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 14%
自動車重量税 1年分 12300円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 89160円 34%
オイル交換 年3回 27000円 10%
タイヤ交換 2.7年毎 25200円 10%
任意保険料 100% 66000円 24%
合計
[1万kmとの差額]
264500円
+56100円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 36000円 12%
自動車重量税 1年分 12300円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 20000km分 118880円 38%
オイル交換 年4回 36000円 12%
タイヤ交換 2年毎 33600円 11%
任意保険料 100% 66000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
311700円
+103300円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(26.0km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(31.1km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(28.2km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(28.6km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代59440円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル170円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    純正で既に低燃費タイヤを装着している車種の場合、残念ながら、あんまり…です。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地26.0km/L → 26.8km/L
郊外31.1km/L → 32.0km/L
高速道路28.2km/L → 29.0km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km58850円
[57090円]
郊外500km2740円
[2650円]
高速道路500km3010円
[2920円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
64600円
+5160円
26.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
62660円
-1940円
27.1km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が26.0km/Lではガソリン346.2Lを消費して、ガソリン代は58850円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が31.1km/Lではガソリン16.1Lを消費して、ガソリン代は2740円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が28.2km/Lではガソリン17.7Lを消費して、ガソリン代は3010円になります。

このパターンでは使用した燃料量が380.0L、かかったガソリン代が64600円となり、平均燃費は26.3km/L(-2.3km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+5160円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は62660円となり、1940円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で9700円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km32690円
[31720円]
郊外5000km27340円
[26550円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
60030円
+590円
28.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
58270円
-1760円
29.2km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が26.0km/Lでは192.3Lを消費して、ガソリン代は32690円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が31.1km/Lでは160.8Lを消費して、ガソリン代は27340円になります。

このパターンでは使用した燃料量が353.1L、かかったガソリン代が60030円となり、平均燃費は28.3km/L(-0.3km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+590円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が58270円となり、1年間で1760円、5年間で8800円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km21780円
[21130円]
郊外3340km18260円
[17750円]
高速道路3330km20080円
[19520円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
60120円
+680円
28.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
58400円
-1720円
29.1km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が26.0km/Lでは128.1Lを消費して、ガソリン代は21780円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が31.1km/Lでは107.4Lを消費して、ガソリン代は18260円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が28.2km/Lでは118.1Lを消費して、ガソリン代は20080円になります。

このパターンでは使用した燃料量が353.6L、かかったガソリン代が60120円となり、平均燃費は28.3km/L(-0.3km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+680円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が58400円となり、1年間で1720円、5年間で8600円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km3260円
[3180円]
郊外9000km49200円
[47800円]
高速道路500km3010円
[2920円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
55470円
-3970円
30.6km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
53900円
-1570円
31.5km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が26.0km/Lでは19.2Lを消費して、ガソリン代は3260円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が31.1km/Lでは289.4Lを消費して、ガソリン代は49200円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が28.2km/Lでは17.7Lを消費して、ガソリン代は3010円になります。

このパターンでは使用した燃料量が326.3L、かかったガソリン代が55470円となり、平均燃費は30.6km/L(+2.0km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-3970円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が53900円となり、1年間で1570円、5年間で7850円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(26.3km/L・28.3km/L・28.3km/L・30.6km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(64600円・60030円・60120円・55470円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
28.6km/L
1229.8km
市街地燃費
26.0km/L
1118.0km
[-111.8km]
郊外燃費
31.1km/L
1337.3km
[+107.5km]
高速道路燃費
28.2km/L
1212.6km
[-17.2km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を43Lとしたとき、市街地モード燃費26.0km/Lでの航続距離は1118.0km(-111.8km)、郊外モード燃費31.1km/Lでの航続距離は1337.3km(+107.5km)、高速道路モード燃費28.2km/Lでの航続距離は1212.6km(-17.2km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


プリウスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 28.6km/L
燃料タンク容量 43L
航続距離(カタログ燃費) 1229.8km
航続距離(80%燃費) 984.7km
満タンプライス 7310円
1km走行コスト 5.94円
1万円でどこまで行ける? 1682.4km
車両価格/航続距離 2602円/km

WLTCモード燃費が28.6km/L、燃料タンク容量43リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1229.8kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(25.7km/L)とすると1105.1km、80%(22.9km/L)だと984.7km、70%(20.0km/L)では860.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり170円で43リットルの給油をすると7310円、上で計算した航続距離を踏まえると1229.8km(80%燃費時984.7km)を走行するのに7310円かかる計算です。

燃費を28.6km/Lとしたときの1km走行コストは5.94円、10万km走行したときの燃料代は59.4万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら5.9万円/年、7年10万kmなら8.5万円/年、5年10万kmなら11.9万円/年、3年10万kmなら19.8万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1682.4km(往復なら片道841.2km)、カタログ値の80%なら1345.9km(片道672.9km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1229.8kmの距離を移動できるMXWH60型 プリウス [G]という乗り物を、320.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「2602円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

M20A-FXS型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4400回転時の馬力 118PS
5200回転時の馬力 139PS
6000回転時の馬力 152PS
各回転域でのトルク
4400回転時のトルク 19.2kgm
5200回転時のトルク 19.2kgm
6000回転時のトルク 18.1kgm
M20A-FXS型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM20A型1986cc、直列4気筒+モーターの自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力152馬力を、4400-5200回転時に最大トルク19.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4400rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の1600rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は26.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.211kg/PS(1400kg/152PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.211kg/PS
車体+1人9.572kg/PS
車体+5人11.020kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.605kg/PS
車体+70kg9.671kg/PS
車体+80kg9.737kg/PS
車体+90kg9.803kg/PS
車体+100kg9.868kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.572kg/PS(1455kg/152PS)となり、数値としては0.361kg、比率にすると3.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.020kg/PS(1675kg/152PS)となり、数値としては1.809kg、比率にすると19.6%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


MXWH60 プリウスのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2023/01

-
プリウス
9.572kg/PS
1455kg/152PS|2.0L-NA
[車体のみPWR:9.211]
2017/01

車種詳細
スイフト
9.657kg/PS
985kg/102PS|1.0L-TB
車体のみPWR:9.118
2016/07

車種詳細
レヴォーグ STI
9.441kg/PS
1605kg/170PS|1.6L-TB
車体のみPWR:9.118
2012/02

車種詳細
CX-5
9.571kg/PS
1675kg/175PS|2.2L-TB
車体のみPWR:9.257
2015/04

車種詳細
エクシーガ クロスオーバー7
9.682kg/PS
1675kg/173PS|2.5L-NA
車体のみPWR:9.364
2017/12

車種詳細
CX-8
9.711kg/PS
1845kg/190PS|2.2L-TB
車体のみPWR:9.421

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.572kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.381kg/PSから9.763kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック「ZC13S型 スイフト」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ STI」、マツダの5人乗りSUV「KE2AW型 CX-5」、スバルの7人乗りSUV「YAM型 エクシーガ クロスオーバー7」、マツダの7人乗りSUV「KG2P型 CX-8」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

MXWH60型 プリウス [G]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.572kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は108.6PS/tとなっています。


プリウスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
グラストラッカー ビッグボーイ|249cc
9.550kg/PS
191kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:6.800]
2023/01

-
プリウス|1986cc
9.572kg/PS
1455kg/152PS/19.2kgm
[車体のみPWR:9.211]

車種詳細
SR400|399cc
9.583kg/PS
230kg/24.0PS/2.90kgm
[車体のみPWR:7.292]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではプリウスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NJ47A グラストラッカー ビッグボーイと競争してみる

まずプリウスより少しPWRが低いバイクとして、スズキのグラストラッカー ビッグボーイが挙げられます。PWRの9.550kg/PSは車両重量136kgにライダーの体重55kgを加えた191kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

RH16J SR400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのSR400が挙げられます。PWRの9.583kg/PSは車両重量175kg+55kgの230kgを、最高出力24.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.757
平均ピストンスピード 19.52m/s
トルクウェイトレシオ 72.92kg/kgm
1馬力あたりのお値段 21053円
排気量1Lあたり馬力 76.54PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.67kgm/L
1気筒あたりの馬力 38.0PS
1気筒あたりのトルク 4.8kgm
パワーバンド比率 26.7%
燃費×馬力 4347.2pt
各種ランキング
セダンのPWR
1.8~2.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは72.92kg/kgm(1400kg/19.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3200000円、最高出力が152馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は21053円、逆に1万円あたりでは0.47馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は166667円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
トヨタ編
2000cc以下の車編
セダン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は76.54PS/L、トルクは9.67kgm/L、1気筒あたりの馬力は38.0馬力、トルクは4.8kgmとなり、このエンジンが152馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.52m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が97.6mmであるM20A型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6150回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.757になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が28.6km/L、最高出力が152PSであるこの車の獲得ポイントは4347.2ptになります。
戯れに車両重量1400kgを100kg単位にした14.0で割ってみたところ、その数値は310.51ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.12m³
1人あたりのスペース 約0.62m³
室内長/全長 40.0%
室内幅/全幅 84.3%
室内高/全高 79.0%
室内容積/車両体積 26.6%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.12m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.62m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.0%、同じく室内幅と全幅の比率は84.3%、同じく室内高と全高の比率は79.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は26.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


プリウスでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.61m
期待される荷室の幅 1.40m
対角線の長さ 2.13m
期待される荷室の面積 2.25m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.61m(対角線では2.13m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


純正装着タイヤの195/50R19と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/50R19 | 直径 678mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
-5%
45
扁平
175/45R19
37.8km/h
直径641mm
径差-37mm
185/45R19
38.3km/h
直径650mm
径差-28mm
195/45R19
38.9km/h
直径659mm
径差-19mm
205/45R19
39.4km/h
直径668mm
径差-10mm
215/45R19
39.9km/h
直径677mm
径差-1mm
0%
50
扁平
175/50R19
38.8km/h
直径658mm
径差-20mm
185/50R19
39.4km/h
直径668mm
径差-10mm
195/50R19
40.0km/h
678mm
0mm
205/50R19
40.6km/h
直径688mm
径差+10mm
215/50R19
41.2km/h
直径698mm
径差+20mm
+5%
55
扁平
175/55R19
39.9km/h
直径676mm
径差-2mm
185/55R19
40.5km/h
直径687mm
径差+9mm
195/55R19
41.2km/h
直径698mm
径差+20mm
205/55R19
41.8km/h
直径709mm
径差+31mm
215/55R19
42.5km/h
直径720mm
径差+42mm
+10%
60
扁平
175/60R19
40.9km/h
直径693mm
径差+15mm
185/60R19
41.6km/h
直径705mm
径差+27mm
195/60R19
42.3km/h
直径717mm
径差+39mm
205/60R19
43.0km/h
直径729mm
径差+51mm
215/60R19
43.7km/h
直径741mm
径差+63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/50R19、175/55R19 、185/45R19、185/50R19 、195/45R19 、205/45R19 、215/45R19あたりのタイヤがおすすめです。

195/50R19のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を35%から65%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを19インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが195/50R19のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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MXWH60型プリウス[2.0L-NA FF/CVT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.211kg/ps51.52
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力76.54ps/L52.72
1L換算トルク9.67kgm/L52.44
WB/TR比1.75751.65
ワイド&ロー指数0.80356.50
前面の面積2.545m²52.30
最低地上高150mm51.83
スポーツ性能部門の得点408.86

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費28.6km/L75.32
年間維持費208400円60.83
100kmh回転数-43.42
航続距離1229.8km79.90
車の大きさ11.709m³51.01
室内の広さ3.119m³47.15
最小回転半径5.4m45.31
馬力単価21053円50.67
ユーティリティ部門の得点453.61

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した MXWH60型プリウス[2.0L-NA FF/CVT] の総合得点は 862.47 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したMXWH60型プリウス(FF/CVT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのセダン」、「2000ccのセダン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

プリウスの歴代モデル

5代目 MXWH61型 プリウス PHV
MXWH61 プリウス PHVは2023/01に登場した5代目モデル。参考車両の「PHV-Z」は全長4600mm、全幅1780mm、全高1430mmの車体に、151PS/19.2kgmを発生するM20A型1986ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 ZVW50型 プリウス
ZVW50 プリウスは2015/12に登場した4代目モデル。参考車両の「S Touring-Selection」は全長4540mm、全幅1760mm、全高1470mmの車体に、98PS/14.5kgmを発生する2ZR型1797ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

3代目 ZVW40W型 プリウス アルファ
ZVW40W プリウス アルファは2011/05に登場した3代目モデル。参考車両の「S-Touring G’s」は全長4665mm、全幅1775mm、全高1560mmの車体に、99PS/14.5kgmを発生する2ZR型1797ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。

2代目 NHW20型 プリウス
NHW20 プリウスは2003/09に登場した2代目モデル。参考車両の「S Touring-Selection」は全長4445mm、全幅1725mm、全高1490mmの車体に、77PS/11.7kgmを発生する1NZ型1496ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 NHW10型 プリウス
NHW10 プリウスは1997/12に登場した初代モデル。参考車両の「Prius」は全長4275mm、全幅1695mm、全高1490mmの車体に、58PS/10.4kgmを発生する1NZ型1496ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。