MHU38W ハリアー ハイブリッドの性能と維持費 4WD/CVT 476万円

このページでは、トヨタ自動車の5ドア・5人乗りSUV、2代目のDAA-MHU38W型ハリアー ハイブリッド Premium-S【2010/08モデル・211PS/29.4kgm・4WD/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

MHU38W ハリアー ハイブリッド
販売期間:2005/03 - 2012/12

画像はトヨタ自動車より引用
http://toyota.jp/
投稿:2011/08/26|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4755mm×全幅1845mm×全高1690mm、排気量は3310ccであることから、大雑把に分類すると3.4リットルクラス(3400cc、自動車税は3.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4755mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


MHU38W型 ハリアー ハイブリッド [3310cc/211PS 4WD/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目ハリアー ハイブリッドの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2010/08
ACU30W型
[240G]
2.4L-NA | FF/4AT
| 266.7万円
160PS
22.5kgm
11.0km/L
2010/08
ACU35W型
[240G]
2.4L-NA | 4WD/4AT
| 291.9万円
160PS
22.5kgm
10.6km/L
2007/01
GSU30W型
[350G]
3.5L-NA | FF/5AT
| 319.2万円
280PS
35.3kgm
9.7km/L
U30系 2代目ハリアーまとめ (ACU30/35W MCU30/35W MHU38W GSU30/35W)【全9件】
ハリアー ハイブリッドの新型モデル
3代目 ASU65W型ハリアー
ASU65W型ハリアーは2013/12に登場した3代目モデル。参考車両の「Progress」は全長4725mm、全幅1835mm、全高1690mmの車体に、231PS/35.7kgmを発生する8AR型1998ccエンジンを搭載。

ハリアー ハイブリッドの旧型モデル
初代 MCU15W型ハリアー
MCU15W型ハリアーは1997/12に登場した初代モデル。参考車両の「3.0FOUR iR-version」は全長4575mm、全幅1815mm、全高1665mmの車体に、220PS/31.0kgmを発生する1MZ型2994ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー TOYOTA
車名&
グレード
ハリアー ハイブリッド
Premium-S
その他 ベースグレード, Lパッケージ アルカンターラプライムバージョン, プレミアムSパッケージ
お値段 4756500円
車両型式 DAA-MHU38W
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4755×幅1845×高1690mm
室内寸法 長1990×幅1500×高1210mm
軸距&
輪距
2715mm
前1575mm/後1550mm
最小半径 5.7m
最低高 185mm
タイヤ 前輪:235/55R18
後輪:235/55R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1960kg
エンジン諸元
原動機型式 3MZ-FE
気筒配列 V型6気筒+モーター
排気量3310cc
圧縮比10.8
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 211PS[155kW]/5600rpm
最大トルク 29.4kgm[288Nm]/4400rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 17.8km/L(41.9mpg)
100km燃費 5.6L/100km
3MZ-FE型エンジンの諸元と性能まとめ
V型6気筒とは‥シリンダをV字型に交互で6個配置する方式。中排気量のスタンダード。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
V型6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税66700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税22800円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2010/08モデルのハリアー ハイブリッドを14年落ちの中古で183.2万円にて購入し、頭金なしで4年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ハリアー ハイブリッドの2010/08モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の35%である166.5万円に諸経費として16.7万円を足した183.2万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2010年式を14年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3500cc以下 13年経過 66700円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年-17年経過 22800円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷15.1km/L×180円/L
7000km÷15.1km/L×180円/L
5000km÷15.1km/L×180円/L
3000km÷15.1km/L×180円/L
119210円
(83450円)
(59610円)
(35760円)
オイル交換(5000km毎) 1回6000円×2回 12000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料(月額7000円) 月額7000円×12ヶ月 84000円
ローン完済後の年間維持費 328000円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額38160円×12ヶ月 457920円
ローン返済中の年間維持費 785900円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 66300円
名目 金額
自動車税(1年分) 66700円
自動車重量税(1年分) 22800円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
119210円
(83450円)
(59610円)
(35760円)
オイル交換(5000km毎) 12000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 14400円
任意保険料(月額7000円) 84000円
ローン完済後の年間維持費 328000円
名目 金額
車のローン額(1年分) 457920円
ローン返済中の年間維持費 785900円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
66300円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「3500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は66700円、「2.0トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は22800円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした66300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して、自身の車にステータス性を欲すると月換算で2万円~3万円の間、年間にすると24万円~36万円のクラスです。ハリアー ハイブリッド【Premium-S】の場合、維持費の月額は27400円(ローン完済前は65500円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費15.1km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
86100円
[-33110円]
-25円
155円/L
102660円
[-16550円]
-10円
170円/L
112600円
[-6610円]
180円/L119210円
[0円]
+10円
190円/L
125840円
[+6630円]
+25円
205円/L
135780円
[+16570円]
+50円
230円/L
152330円
[+33120円]

燃費15.1km/LのMHU38W型 ハリアー ハイブリッドで10000km走行するのに必要な燃料は662.3L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は119210円になります。

参考までに、ハリアー ハイブリッドの燃料タンクは65リットルですので、662.3Lの給油回数は11回、1回あたりの燃料代は約10840円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6630円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると16570円、50円も違ってくると33120円にもなります。

これをMHU38W型 ハリアー ハイブリッドの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を328000円としたとき、130円/Lに値下がりすれば294890円(89.9%)に、230円/Lに値上がりすれば361120円(110.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(66700円)なり重量税(22800円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 31%
自動車重量税 1年分 22800円 11%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 35760円 16%
オイル交換 年1回 6000円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 4%
任意保険料 80% 67200円 31%
合計
[1万kmとの差額]
216900円
-111100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 27%
自動車重量税 1年分 22800円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 59610円 24%
オイル交換 年1回 6000円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 4%
任意保険料 85% 71400円 30%
合計
[1万kmとの差額]
245000円
-83000円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 24%
自動車重量税 1年分 22800円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 83450円 30%
オイル交換 年1回 8400円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 90% 75600円 29%
合計
[1万kmとの差額]
275400円
-52600円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料84000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて111100円安い216900円に、5000km走行では83000円安い245000円に、7000km走行では52600円安い275400円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 16%
自動車重量税 1年分 22800円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 178820円 43%
オイル交換 年3回 36000円 9%
タイヤ交換 2.7年毎 21600円 5%
任意保険料 100% 84000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
418800円
+90800円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 66700円 13%
自動車重量税 1年分 22800円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 238420円 48%
オイル交換 年4回 48000円 10%
タイヤ交換 2年毎 28800円 6%
任意保険料 100% 84000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
497600円
+169600円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。



ハリアー ハイブリッドの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 17.8km/L
燃料タンク容量 65L
航続距離(カタログ燃費) 1157.0km
航続距離(80%燃費) 923.0km
満タンプライス 11700円
1km走行コスト 10.11円
1万円でどこまで行ける? 988.9km
車両価格/航続距離 4111円/km

10・15モード燃費が17.8km/L、燃料タンク容量65リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1157.0kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(16.0km/L)とすると1040.0km、80%(14.2km/L)だと923.0km、70%(12.5km/L)では812.5kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円で65リットルの給油をすると11700円、上で計算した航続距離を踏まえると1157.0km(80%燃費時923.0km)を走行するのに11700円かかる計算です。

燃費を15.1km/Lとしたときの1km走行コストは10.11円、10万km走行したときの燃料代は101.1万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら10.1万円/年、7年10万kmなら14.4万円/年、5年10万kmなら20.2万円/年、3年10万kmなら33.7万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば988.9km(往復なら片道494.4km)、カタログ値の80%なら791.1km(片道395.6km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1157.0kmの距離を移動できるMHU38W型 ハリアー ハイブリッド [Premium-S]という乗り物を、475.6万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4111円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

3MZ-FE型エンジン簡易性能曲線図
3MZ-FE型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4400回転時の馬力 181PS
5600回転時の馬力 211PS
各回転域でのトルク
4400回転時のトルク 29.4kgm
5600回転時のトルク 27.0kgm
3MZ-FE型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している3MZ型3310cc、V型6気筒+モーターの自然吸気エンジンは5600回転時に最高出力211馬力を、4400回転時に最大トルク29.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4400rpmから最高出力が発生する5600rpmまで」の1200rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は21.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3500cc以下クラス編
トヨタの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.289kg/PS(1960kg/211PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.289kg/PS
車体+1人9.550kg/PS
車体+5人10.592kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.573kg/PS
車体+70kg9.621kg/PS
車体+80kg9.668kg/PS
車体+90kg9.716kg/PS
車体+100kg9.763kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.550kg/PS(2015kg/211PS)となり、数値としては0.261kg、比率にすると2.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.592kg/PS(2235kg/211PS)となり、数値としては1.303kg、比率にすると14.0%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


MHU38W ハリアー ハイブリッドのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2010/08

-
ハリアー ハイブリッド
9.550kg/PS
2015kg/211PS|3.4L-NA
[車体のみPWR:9.289]
2017/01

車種詳細
スイフト
9.657kg/PS
985kg/102PS|1.0L-TB
車体のみPWR:9.118
2017/07

車種詳細
エスクード
9.375kg/PS
1275kg/136PS|1.4L-TB
車体のみPWR:8.971
2016/07

車種詳細
レヴォーグ STI
9.441kg/PS
1605kg/170PS|1.6L-TB
車体のみPWR:9.118
2012/02

車種詳細
CX-5
9.571kg/PS
1675kg/175PS|2.2L-TB
車体のみPWR:9.257
2015/04

車種詳細
エクシーガ クロスオーバー7
9.682kg/PS
1675kg/173PS|2.5L-NA
車体のみPWR:9.364

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.550kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.359kg/PSから9.741kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック「ZC13S型 スイフト」、スズキの5人乗りSUV「YEA1S型 エスクード」、スバルの5人乗りワゴン「VM4型 レヴォーグ STI」、マツダの5人乗りSUV「KE2AW型 CX-5」、スバルの7人乗りSUV「YAM型 エクシーガ クロスオーバー7」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

MHU38W型 ハリアー ハイブリッド [Premium-S]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.550kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は107.7PS/tとなっています。


ハリアー ハイブリッドがバイクと競争するなら…?


車種詳細
FTR|223cc
9.526kg/PS
181kg/19.0PS/2.14kgm
[車体のみPWR:6.632]
2010/08

-
ハリアー ハイブリッド|3310cc
9.550kg/PS
2015kg/211PS/29.4kgm
[車体のみPWR:9.289]

車種詳細
グラストラッカー ビッグボーイ|249cc
9.550kg/PS
191kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:6.800]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではハリアー ハイブリッドとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MC34 FTRと競争してみる

まずハリアー ハイブリッドより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのFTRが挙げられます。PWRの9.526kg/PSは車両重量126kgにライダーの体重55kgを加えた181kgを、最高出力19.0PSで割ったものです。

NJ47A グラストラッカー ビッグボーイと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのグラストラッカー ビッグボーイが挙げられます。PWRの9.550kg/PSは車両重量136kg+55kgの191kgを、最高出力20.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.737
平均ピストンスピード 15.49m/s
トルクウェイトレシオ 66.67kg/kgm
1馬力あたりのお値段 22543円
排気量1Lあたり馬力 63.75PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.88kgm/L
1気筒あたりの馬力 35.2PS
1気筒あたりのトルク 4.9kgm
パワーバンド比率 21.4%
燃費×馬力 3192.4pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
3.0~3.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは66.67kg/kgm(1960kg/29.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4756500円、最高出力が211馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は22543円、逆に1万円あたりでは0.44馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は161786円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
トヨタ編
3500cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は63.75PS/L、トルクは8.88kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.2馬力、トルクは4.9kgmとなり、このエンジンが211馬力を5600回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.49m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が83.0mmである3MZ型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7230回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.737になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が15.13km/L、最高出力が211PSであるこの車の獲得ポイントは3192.4ptになります。
戯れに車両重量1960kgを100kg単位にした19.6で割ってみたところ、その数値は162.88ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.61m³
1人あたりのスペース 約0.72m³
室内長/全長 41.9%
室内幅/全幅 81.3%
室内高/全高 71.6%
室内容積/車両体積 24.3%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.61m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.72m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は41.9%、同じく室内幅と全幅の比率は81.3%、同じく室内高と全高の比率は71.6%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は24.3%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


ハリアー ハイブリッドでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.66m
期待される荷室の幅 1.40m
対角線の長さ 2.17m
期待される荷室の面積 2.32m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.66m(対角線では2.17m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


純正装着タイヤの235/55R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/55R18 | 直径 716mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
-5%
50
扁平
215/50R18
37.5km/h
直径672mm
径差-44mm
225/50R18
38.1km/h
直径682mm
径差-34mm
235/50R18
38.7km/h
直径692mm
径差-24mm
245/50R18
39.2km/h
直径702mm
径差-14mm
255/50R18
39.8km/h
直径712mm
径差-4mm
0%
55
扁平
215/55R18
38.8km/h
直径694mm
径差-22mm
225/55R18
39.4km/h
直径705mm
径差-11mm
235/55R18
40.0km/h
716mm
0mm
245/55R18
40.6km/h
直径727mm
径差+11mm
255/55R18
41.2km/h
直径738mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
215/60R18
39.9km/h
直径715mm
径差-1mm
225/60R18
40.6km/h
直径727mm
径差+11mm
235/60R18
41.3km/h
直径739mm
径差+23mm
245/60R18
42.0km/h
直径751mm
径差+35mm
255/60R18
42.6km/h
直径763mm
径差+47mm
+10%
65
扁平
215/65R18
41.2km/h
直径737mm
径差+21mm
225/65R18
41.9km/h
直径750mm
径差+34mm
235/65R18
42.6km/h
直径763mm
径差+47mm
245/65R18
43.4km/h
直径776mm
径差+60mm
255/65R18
44.1km/h
直径789mm
径差+73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/55R18、215/60R18 、225/50R18、225/55R18 、235/50R18 、245/50R18 、255/50R18あたりのタイヤがおすすめです。

235/55R18のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが235/55R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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MHU38W型ハリアー ハイブリッド[3.4L-NA 4WD/CVT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.289kg/ps51.30
1速ギヤ加速性能-39.92
1L換算馬力63.75ps/L42.65
1L換算トルク8.88kgm/L42.80
WB/TR比1.73753.71
ワイド&ロー指数0.91648.30
前面の面積3.118m²36.13
最低地上高185mm37.56
スポーツ性能部門の得点352.37

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費17.8km/L60.44
年間維持費328000円49.94
100kmh回転数-43.39
航続距離1157.0km75.89
車の大きさ14.826m³63.47
室内の広さ3.612m³51.86
最小回転半径5.7m39.17
馬力単価22543円48.59
ユーティリティ部門の得点432.75

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した MHU38W型ハリアー ハイブリッド[3.4L-NA 4WD/CVT] の総合得点は 785.12 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したMHU38W型ハリアー ハイブリッド(4WD/CVT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「3500ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

ハリアー ハイブリッドの歴代モデル

4代目 MXUA80型 ハリアー
MXUA80 ハリアーは2020/06に登場した4代目モデル。参考車両の「S」は全長4740mm、全幅1855mm、全高1660mmの車体に、171PS/21.1kgmを発生するM20A型1986ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

3代目 AVU65W型 ハリアー ハイブリッド
AVU65W ハリアー ハイブリッドは2013/12に登場した3代目モデル。参考車両の「Elegance」は全長4720mm、全幅1835mm、全高1690mmの車体に、152PS/21.0kgmを発生する2AR型2493ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

2代目 MHU38W型 ハリアー ハイブリッド
MHU38W ハリアー ハイブリッドは2005/03に登場した2代目モデル。参考車両の「Premium-S」は全長4755mm、全幅1845mm、全高1690mmの車体に、211PS/29.4kgmを発生する3MZ型3310ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 SXU15W型 ハリアー
SXU15W ハリアーは1997/12に登場した初代モデル。参考車両の「Harrier-FOUR」は全長4575mm、全幅1815mm、全高1665mmの車体に、140PS/19.5kgmを発生する5S型2163ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。