993 911 クーペ 性能と維持費 4WD/6MT 1680万円 1995年式

このページでは、ポルシェの2ドア・4人乗りクーペ、4代目の993型911 クーペ Turbo【1995/10モデル・408PS/54.0kgm・4WD/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

993 911 クーペ
販売期間:1995/10 - 1997/10

画像はポルシェより引用
http://www.porsche.com/japan/jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4245mm×全幅1795mm×全高1285mm、排気量は3600ccであることから、大雑把に分類すると3.6リットルクラス(3600cc、自動車税は4.0L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:400PS~450PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4245mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

993型 911 クーペ [3600cc/408PS 4WD/6MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

4代目911 クーペの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1995/10
993型
[Carrera Coupe-II]
3.6L-NA・RR/6MT・980.0万円
285PS・34.0kgm・-
285PS
34.0kgm
-
1995/10
993型
[Carrera-4S]
3.6L-NA・4WD/6MT・1175.0万円
285PS・34.0kgm・-
285PS
34.0kgm
-
1995/10
993型
[Carrera Coupe-II]
3.6L-NA・RR/4AT・1080.0万円
285PS・34.0kgm・-
285PS
34.0kgm
-
4代目911 クーペの車両型式・グレード一覧【全8車種】
911 クーペの新型モデル
5代目 996S64型911 GT2
996S64型911 GT2は1998/01に登場した5代目モデル。参考車両の「GT2」は全長4450mm、全幅1830mm、全高1275mmの車体に、483PS/65.3kgmを発生する3600ccエンジンを搭載。

911 クーペの旧型モデル
3代目 964T型911 クーペ
964T型911 クーペは1989/01に登場した3代目モデル。参考車両の「Turbo」は全長4250mm、全幅1775mm、全高1310mmの車体に、320PS/45.9kgmを発生する3299ccエンジンを搭載。


993 911 クーペの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー ポルシェ
車名&
グレード
911 クーペ
Turbo
その他 911ターボ 左ハンドル
お値段 16800000円
車両型式 993
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
6速MT・6速マニュアル車
ドア/定員 2ドア・4名乗車
ホイールベース 2270mm
トレッド 1410mm/1505mm
WB/TR比 1.557
タイヤ 前輪:225/40R18
後輪:285/30R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1500kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

911 クーペと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
911 クーペ
車体寸法
全長 4245mm -
全幅 1795mm -
全高 1285mm -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +845mm
全幅 1480mm以下 +315mm
全高平均 1640mm -355mm
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -455mm
全幅 1700mm以下 +95mm
全高平均 1496mm -211mm
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -398mm
全幅平均 1815mm -20mm
全高平均 1518mm -233mm

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



911 クーペでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.486m
期待される荷室の幅 1.395m
対角線の長さ 2.038m
期待される荷室の面積 2.073m²

縦方向の長さが1.486m(対角線では2.038m)であれば、小柄な体型なら斜めに転げることで足を伸ばして寝られないこともなさそうです。

普通体型では斜めに転げた上で腰と膝を曲げれば何とかギリギリ、大柄な体型ではダンゴ虫のように丸まって腰痛覚悟で決死の車中泊を敢行せざるを得ません。

セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


993 911 クーペの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税76400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額7500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1995/10モデルの911 クーペを30年落ちの中古で369.6万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    911 クーペの1995/10モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である336万円に諸経費として33.6万円を足した369.6万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1995年式を30年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 4000cc以下 13年経過 76400円
自動車重量税
1年分
1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷6.5㎞/L×195円/L 300000円
オイル交換
5000km毎
1回8000円×2回 16000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額7500円
月額7500円×12ヶ月 90000円
ローン完済後の年間維持費 524600円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額61600円×12ヶ月 739200円
ローン返済中の年間維持費 1263800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「4000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は76400円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに8000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額7500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が50万円を超えてくると、これはもうこの車そのものが趣味の世界です。もしくは、これだけの維持費が掛かる車を所有していることに喜びを感じ、ある種のカタルシスを感じているかもしれません。

名にし負う911 クーペともなれば、その維持費は月額でさえ43800円(ローン完済前は105400円)という破格の金額。とてもじゃないが頭金0円!一世一代のフルローン!で乗るような車ではありません。どうしても乗りたい言うなら、清水の舞台から飛び降りる覚悟でご近所をノロノロ運転して満足するか、盆栽としてガレージに飾っておくならまあ、あるいは…

911 クーペの維持費は高い?安い?

「911 クーペの年間維持費は516900円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「4000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたして911 クーペの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いラングラー409100円-107800円
フェアレディZ454700円-62200円
スカイライン クーペ471600円-45300円
FJクルーザー483600円-33300円
基準4000ccクラス平均506900円-10000円
911 クーペの維持費516900円
Gクラス 4x4522600円+5700円
チェロキー584200円+67300円
ディスカバリー653300円+136400円
高いランドクルーザー80748100円+231200円

911 クーペの年間維持費を、4000ccクラスで最も維持費が安いラングラーと比較して107800円高く、最も高いランドクルーザー80と比較して231200円安く、4000ccクラスの平均維持費との比較では10000円高くなっています。

最低額のラングラーと最高額のランドクルーザー80は極端な例としても、4000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、911 クーペの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 4000ccクラスの車 ランキング

911 クーペを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟%年収月給手取り
10%670万円56万円44万円
15%450万円38万円30万円
20%340万円29万円23万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は670万円(総支給額56万円/月、手取り44万円/月)、ここから月額維持費4.4万円を支払うと残りは39.6万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は450万円(総支給額38万円/月、手取り30万円/月)、4.4万円を支払うと残りは25.6万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が340万円(総支給額29万円/月、手取り23万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。4.4万円を引くと残りは18.6万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代30万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.5km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
145円/L
223090円
[-76910円]
-25円
170円/L
261550円
[-38450円]
-10円
185円/L
284630円
[-15370円]
195円/L300000円
[0円]
+10円
205円/L
315400円
[+15400円]
+25円
220円/L
338470円
[+38470円]
+50円
245円/L
376940円
[+76940円]

燃費6.5km/Lの993型 911 クーペで10000km走行するのに必要な燃料は1538.5L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は300000円になります。

参考までに、911 クーペの燃料タンクは77リットルですので、1538.5Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約15000円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては15400円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると38470円、50円も違ってくると76940円にもなります。

これを993型 911 クーペの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を516900円としたとき、145円/Lに値下がりすれば439990円(85.1%)に、245円/Lに値上がりすれば593840円(114.9%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(76400円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 76400円
自動車重量税 1年分 18900円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 104125円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 104125円 37%
燃料代 3000km分 90000円 32%
オイル交換 年1回 8000円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 80% 72000円 25%
合計
[1万kmとの差額]
283800円
-233100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 104125円 30%
燃料代 5000km分 150000円 43%
オイル交換 年1回 8000円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 85% 76560円 22%
合計
[1万kmとの差額]
348300円
-168600円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 104125円 25%
燃料代 7000km分 210000円 50%
オイル交換 年1回 11200円 3%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 90% 81000円 20%
合計
[1万kmとの差額]
416000円
-100900円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料90000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて233100円安い283800円に、5000km走行では168600円安い348300円に、7000km走行では100900円安い416000円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

年間10000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 104125円 21%
燃料代 10000km分 300000円 57%
オイル交換 年2回 16000円 3%
タイヤ交換 5年毎 14400円 3%
任意保険料 100% 90000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
524600円
-
-
年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 104125円 15%
燃料代 15000km分 450000円 65%
オイル交換 年3回 24000円 3%
タイヤ交換 3年毎 17280円 2%
任意保険料 110% 99000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
694500円
+177600円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
税金・自賠責 104125円 12%
燃料代 20000km分 600000円 69%
オイル交換 年4回 32000円 4%
タイヤ交換 3年毎 23040円 3%
任意保険料 120% 108000円 12%
合計
[1万kmとの差額]
867200円
+350300円
-
走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
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4000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
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911 クーペの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 6.5km/L
燃料タンク容量 77L
航続距離(カタログ燃費) 500.5km
航続距離(80%燃費) 400.4km
満タンプライス 15015円
1km走行コスト 30.00円/km
1万円でどこまで行ける?
東京から500.5kmの範囲

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので6.5km/Lを仮の燃費とすると、、燃料タンク容量77リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は500.5kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.9km/L)とすると航続距離は454.3km、80%(5.2km/L)だと400.4km、70%(4.5km/L)では346.5kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から77リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では15015円、上で計算した航続距離を踏まえると500.5km(80%燃費時400.4km)を走行するのに15015円かかる計算です。

燃費を6.5km/Lとしたときの1km走行コストは30.00円、10万km走行したときの燃料代は万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら万円/年、7年10万kmなら万円/年、5年10万kmなら万円/年、3年10万kmなら万円/年となります。

993 911 クーペのエンジン諸元とカタログデータ

簡易エンジン性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 水平対向6気筒
排気量3600cc
圧縮比 8.0
吸気方式 ツインターボ
最高出力 408PS[300kW]/5750rpm
最大トルク 54.0kgm[530Nm]/4500rpm
パワーバンド 4500-5750rpm, 帯域21.7%
使用燃料 ハイオクガソリン
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
4500rpm 339PS/54.0kgm
5750rpm 408PS/50.8kgm

水平対向6気筒とは‥シリンダを左右交互で水平に6個配置する方式。直6より短くV6より背の低い6気筒。
水平対向6気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している水平対向6気筒、3600ccのツインターボエンジンは5750回転時に最高出力408馬力を、4500回転時に最大トルク54.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4500rpmから最高出力が発生する5750rpmまで」の1250rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は21.7%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
4000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ3.676kg/PS(1500kg/408PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ3.676kg/PS
車体+1人3.811kg/PS
車体+4人4.216kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg3.824kg/PS
車体+70kg3.848kg/PS
車体+80kg3.873kg/PS
車体+90kg3.897kg/PS
車体+100kg3.922kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは3.811kg/PS(1555kg/408PS)となり、数値としては0.135kg、比率にすると3.7%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.216kg/PS(1720kg/408PS)となり、数値としては0.540kg、比率にすると14.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

993 911 クーペのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ3.811kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
911 クーペ
3.811kg/PS
408PS・3.6L-TT
車体のみPWR 3.676
1555kg
+3.7%

車種詳細
RC-F
3.847kg/PS
477PS・5.0L-NA
車体のみPWR 3.732
1835kg
+3.1%

車種詳細
IS-F
4.058kg/PS
430PS・5.0L-NA
車体のみPWR 3.930
1745kg
+3.3%

車種詳細
GS-F
3.952kg/PS
477PS・5.0L-NA
車体のみPWR 3.836
1885kg
+3.0%

車種詳細
NSX
3.619kg/PS
507PS・3.5L-TT
車体のみPWR 3.511
1835kg
+3.1%

車種詳細
スカイライン GT-R
4.013kg/PS
400PS・2.8L-TT
車体のみPWR 3.875
1605kg
+3.5%


3.430kg/PSから4.192kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、レクサスの4人乗りクーペ・USC10型 RC-F、レクサスの4人乗りセダン・USE20型 IS-F、レクサスの5人乗りセダン・URL10型 GS-F、ホンダの2人乗りクーペ・NC1型 NSX、日産の4人乗りクーペ・BCNR33型 スカイライン GT-Rという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

993型 911 クーペ [Turbo]のライバル車種|3.811kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は272.0PS/tとなっています。


911 クーペがバイクと競争するなら…?


車種詳細
ゴールドウイング|1832cc
3.788kg/PS
447kg/118.0PS/17.00kgm
[車体のみPWR:3.322]
1995/10

-
911 クーペ|3600cc
3.811kg/PS
1555kg/408PS/54.0kgm
[車体のみPWR:3.676]

車種詳細
VFR|781cc
3.825kg/PS
306kg/80.2PS/7.04kgm
[車体のみPWR:3.138]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは911 クーペとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SC68 ゴールドウイングと競争してみる

まず911 クーペより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのゴールドウイングが挙げられます。PWRの3.788kg/PSは車両重量392kgにライダーの体重55kgを加えた447kgを、最高出力118.0PSで割ったものです。

RC46 VFRと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのVFRが挙げられます。PWRの3.825kg/PSは車両重量251kg+55kgの306kgを、最高出力80.2PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.557
平均ピストンスピード 14.64m/s
トルクウェイトレシオ 27.78kg/kgm
1馬力あたりのお値段 41176円
排気量1Lあたり馬力 113.33PS/L
排気量1Lあたりトルク 15.00kgm/L
1気筒あたりの馬力 68.0PS
1気筒あたりのトルク 9.0kgm
パワーバンド比率 21.7%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
クーペのPWR
3.5~4.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは27.78kg/kgm(1500kg/54.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が16800000円、最高出力が408馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は41176円、逆に1万円あたりでは0.24馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は311111円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
4000cc以下の車編
クーペ編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は113.33PS/L、トルクは15.00kgm/L、1気筒あたりの馬力は68.0馬力、トルクは9.0kgmとなり、このエンジンが408馬力を5750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは14.64m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が76.4mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7850回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.557になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

純正装着タイヤの285/30R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 285/30R18 | 直径 628mm

-20mm
幅265mm
-10mm
幅275mm
変更なし
幅285mm
+10mm
幅295mm
+20mm
幅305mm
25 265/25R18
37.6km/h
径 590mm
差 -38mm
275/25R18
37.9km/h
径 595mm
差 -33mm
285/25R18
38.2km/h
径 600mm
差 -28mm
295/25R18
38.5km/h
径 605mm
差 -23mm
305/25R18
38.9km/h
径 610mm
差 -18mm
30 265/30R18
39.2km/h
径 616mm
差 -12mm
275/30R18
39.6km/h
径 622mm
差 -6mm
285/30R18
40.0km/h
628mm
0mm
295/30R18
40.4km/h
径 634mm
差 +6mm
305/30R18
40.8km/h
径 640mm
差 +12mm
35 265/35R18
41.0km/h
径 643mm
差 +15mm
275/35R18
41.4km/h
径 650mm
差 +22mm
285/35R18
41.8km/h
径 657mm
差 +29mm
295/35R18
42.3km/h
径 664mm
差 +36mm
305/35R18
42.7km/h
径 671mm
差 +43mm
40 265/40R18
42.6km/h
径 669mm
差 +41mm
275/40R18
43.1km/h
径 677mm
差 +49mm
285/40R18
43.6km/h
径 685mm
差 +57mm
295/40R18
44.1km/h
径 693mm
差 +65mm
305/40R18
44.6km/h
径 701mm
差 +73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、265/30R18 、275/30R18 、285/25R18 、295/25R18 、305/25R18あたりのタイヤがおすすめです。

285/30R18のタイヤ幅を265mmから315mmまで、扁平率を15%から45%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが285/30R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】285/30R18のタイヤ銘柄と通販価格

993型 911 クーペ 3.6L-TT 4WD/6MTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS3.68㎏/PS66.6ptA
最高回転数5881rpm5750rpm48.4ptC
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.35PS/L113.33PS/L53.6ptC
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L15.00㎏m/L47.0ptC
WB/TR比1.7731.55772.0ptS
ワイド&
ロー指数
0.8940.71662.8ptA
前面の面積2.631m22.307m259.0ptB
最低地上高154.5mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点532.2pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費335944円516900円34.0ptE
燃費13.0km/L-44.2ptD
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離643.9km-46.3ptC
車の大きさ11.466m39.791m356.6ptB
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人4人43.3ptD
1人あたり
車内広さ
691.7L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m-45.3ptD
ユーティリティ部門の得点449.9pt
総合評価D

※燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10700車種中 RANK
運動性能 532.2pt 2095位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 449.9pt 9300位 D
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 982.1pt 6501位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は532.2点で全10700車種中の2095位、ユーティリティ部門は449.9点で9300位、総合得点は982.1点で6501位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した993型 911 クーペ(4WD/6MT) の各種スペックを、クーペ4000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

911 クーペの歴代モデル

8代目 992型 911
992 911は2019/07に登場した8代目モデル。参考車両の「Carrera」は全長4519mm、全幅1852mm、全高1298mmの車体に、385PS/45.9kgmを発生する2981ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

7代目 991型 911 クーペ
991 911 クーペは2011/11に登場した7代目モデル。参考車両の「Carrera-S」は全長4491mm、全幅1808mm、全高1295mmの車体に、400PS/44.9kgmを発生する3799ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

6代目 997M9701K型 911 カブリオレ
997M9701K 911 カブリオレは2004/08に登場した6代目モデル。参考車両の「Carrera-S Cabriolet」は全長4425mm、全幅1810mm、全高1300mmの車体に、355PS/40.8kgmを発生する3824ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。

5代目 99666型 911 カブリオレ
99666 911 カブリオレは1998/01に登場した5代目モデル。参考車両の「Carrera-4 Cabriolet」は全長4430mm、全幅1765mm、全高1305mmの車体に、300PS/35.7kgmを発生する3387ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。

4代目 993型 911 カレラRS
993 911 カレラRSは1995/10に登場した4代目モデル。参考車両の「Carrera-RS」は全長4245mm、全幅1730mm、全高1270mmの車体に、300PS/35.5kgmを発生する3745ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。

3代目 964K型 911 カブリオレ
964K 911 カブリオレは1989/01に登場した3代目モデル。参考車両の「Carrera-4 Cabriolet」は全長4245mm、全幅1660mm、全高1310mmの車体に、250PS/31.6kgmを発生する3600ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。


人気があるクーペの車種比較


AW11 MR2 1600G SC 1988 vs AW11 MR2 1600G 1984 性能比較
初代 MR2 1600G SC(1988年式 AW11・MR/5MT・1.6L+SC・145PS/19.0kgm・2人乗り)と、初代 MR2 1600G(1984年式 AW11・MR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 GT-S 1997 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 GT-S(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L+ターボ・245PS/31.0kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 G 1997 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 G(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L・200PS/21.0kgm・2人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 2004 vs ZZT231 セリカ SS-II 2005 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

AE86 スプリンター トレノ GTV 1983 vs AW11 MR2 1600G 1984 性能比較
5代目 スプリンター トレノ GTV GTV Fin4.300(1983年式 AE86・FR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・5人乗り)と、初代 MR2 1600G(1984年式 AW11・MR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・2人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

S15 シルビア Spec-R 2002 vs PS13 シルビア K’s 1992 新旧比較
7代目 シルビア Spec-R(2002年式 S15・FR/6MT・2.0L+ターボ・250PS/28.0kgm・4人乗り)と、5代目 シルビア K’s(1992年式 PS13・FR/5MT・2.0L+ターボ・205PS/28.0kgm・4人乗り)を比較。