T1NFU:206の性能と維持費 FF/4AT 5人 212万円 2004年式

このページでは、プジョーの3ドア・5人乗りハッチバック、初代のGH-T1NFU型206 XS【2004/04モデル・108PS/15.0kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

T1NFU 206
販売期間:1999/05 - 2008/01

画像はプジョーより引用
http://www.peugeot.co.jp/
投稿:2011/12/01|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長3835mm×全幅1680mm×全高1440mm、排気量は1587ccであることから、大雑把に分類すると1.6リットルクラス(1600cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3835mmであるこの車の場合は「スモール」(Small:3500mm超-3850mm以下・Bセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


T1NFU型 206 [1587cc/108PS FF/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代206の類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2006/10
A206CC型
[RC]
1.6L-NA | FF/4AT
| 299.0万円
108PS
15.0kgm
-
2006/10
T1KFW型
[Style]
1.4L-NA | FF/4AT
| 191.0万円
74PS
12.2kgm
13.2km/L
2006/06
2EKNFU型
[XS]
1.6L-NA | FF/4AT
| 223.7万円
108PS
15.0kgm
12.0km/L
初代206まとめ (ハッチバック ワゴン カブリオレ)【全11件】

主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー プジョー
車名&
グレード
206
XS
その他 XTプレミアム, グリフ, シエロ
お値段 2110500円
車両型式 GH-T1NFU
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 3ドア/5名乗車
車体寸法 長3835×幅1680×高1440mm
軸距&
輪距
2440mm
前1435mm/後1425mm
最小半径 4.9m
タイヤ 前輪:195/55R15
後輪:195/55R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1090kg
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 直列4気筒
排気量1587cc
圧縮比11.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 108PS[79kW]/5800rpm
最大トルク 15.0kgm[147Nm]/4000rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 12.0km/L(28.2mpg)
100km燃費 8.3L/100km

直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2004/04モデルの206を20年落ちの中古で46.4万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    206の2004/04モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である42.2万円に諸経費として4.2万円を足した46.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2004年式を20年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年経過 45400円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷10.2km/L×180円/L
7000km÷10.2km/L×180円/L
5000km÷10.2km/L×180円/L
3000km÷10.2km/L×180円/L
176470円
(123530円)
(88240円)
(52940円)
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 332600円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額38680円×12ヶ月 464160円
ローン返済中の年間維持費 796800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
名目 金額
自動車税(1年分) 45400円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
176470円
(123530円)
(88240円)
(52940円)
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 332600円
名目 金額
車のローン額(1年分) 464160円
ローン返済中の年間維持費 796800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は45400円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して、自身の車にステータス性を欲すると月換算で2万円~3万円の間、年間にすると24万円~36万円のクラスです。206【XS】の場合、維持費の月額は27800円(ローン完済前は66400円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費10.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
127460円
[-49010円]
-25円
155円/L
151970円
[-24500円]
-10円
170円/L
166670円
[-9800円]
180円/L176470円
[0円]
+10円
190円/L
186280円
[+9810円]
+25円
205円/L
200990円
[+24520円]
+50円
230円/L
225500円
[+49030円]

燃費10.2km/LのT1NFU型 206で10000km走行するのに必要な燃料は980.4L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は176470円になります。

参考までに、206の燃料タンクは50リットルですので、980.4Lの給油回数は20回、1回あたりの燃料代は約8830円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては9810円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると24520円、50円も違ってくると49030円にもなります。

これをT1NFU型 206の年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を332600円としたとき、130円/Lに値下がりすれば283590円(85.3%)に、230円/Lに値上がりすれば381630円(114.7%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45400円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 24%
自動車重量税 1年分 18900円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 3000km分 52940円 28%
オイル交換 年1回 4500円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 80% 52800円 28%
合計
[1万kmとの差額]
188700円
-143900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 20%
自動車重量税 1年分 18900円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 88240円 39%
オイル交換 年1回 4500円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 85% 56160円 25%
合計
[1万kmとの差額]
227400円
-105200円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 17%
自動車重量税 1年分 18900円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 123530円 46%
オイル交換 年1回 6300円 2%
タイヤ交換 6年毎 5330円 2%
任意保険料 90% 59400円 23%
合計
[1万kmとの差額]
267700円
-64900円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて143900円安い188700円に、5000km走行では105200円安い227400円に、7000km走行では64900円安い267700円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 10%
自動車重量税 1年分 18900円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 264710円 60%
オイル交換 年3回 27000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 3%
任意保険料 100% 66000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
442900円
+110300円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 8%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 352940円 65%
オイル交換 年4回 36000円 7%
タイヤ交換 2年毎 16000円 3%
任意保険料 100% 66000円 12%
合計
[1万kmとの差額]
544100円
+211500円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。



206の燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 12.0km/L
燃料タンク容量 50L
航続距離(カタログ燃費) 600.0km
航続距離(80%燃費) 480.0km
満タンプライス 9000円
1km走行コスト 15.00円
1万円でどこまで行ける? 666.7km
車両価格/航続距離 3518円/km

10・15モード燃費が12.0km/L、燃料タンク容量50リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は600.0kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(10.8km/L)とすると540.0km、80%(9.6km/L)だと480.0km、70%(8.4km/L)では420.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円で50リットルの給油をすると9000円、上で計算した航続距離を踏まえると600.0km(80%燃費時480.0km)を走行するのに9000円かかる計算です。

燃費を10.2km/Lとしたときの1km走行コストは15.00円、10万km走行したときの燃料代は150.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら15.0万円/年、7年10万kmなら21.4万円/年、5年10万kmなら30.0万円/年、3年10万kmなら50.0万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば666.7km(往復なら片道333.3km)、カタログ値の80%なら533.3km(片道266.7km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で600.0kmの距離を移動できるT1NFU型 206 [XS]という乗り物を、211.1万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「3518円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
各回転域での馬力
4000回転時の馬力 83.8PS
5800回転時の馬力 108PS
各回転域でのトルク
4000回転時のトルク 15.0kgm
5800回転時のトルク 13.3kgm

まずおさらいとして、搭載している直列4気筒、1587ccの自然吸気エンジンは5800回転時に最高出力108馬力を、4000回転時に最大トルク15.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4000rpmから最高出力が発生する5800rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.093kg/PS(1090kg/108PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.093kg/PS
車体+1人10.602kg/PS
車体+5人12.639kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.648kg/PS
車体+70kg10.741kg/PS
車体+80kg10.833kg/PS
車体+90kg10.926kg/PS
車体+100kg11.019kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.602kg/PS(1145kg/108PS)となり、数値としては0.509kg、比率にすると5.0%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは12.639kg/PS(1365kg/108PS)となり、数値としては2.546kg、比率にすると25.2%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


T1NFU 206のライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2004/04

-
206
10.602kg/PS
1145kg/108PS|1.6L-NA
[車体のみPWR:10.093]
2017/12

車種詳細
クロスビー
10.657kg/PS
1055kg/99PS|1.0L-TB
車体のみPWR:10.101
2013/12

車種詳細
ハリアー
10.695kg/PS
1615kg/151PS|2.0L-NA
車体のみPWR:10.331
2013/09

車種詳細
フィット
10.550kg/PS
1055kg/100PS|1.4L-NA
車体のみPWR:10.000
2011/09

車種詳細
1シリーズ
10.699kg/PS
1455kg/136PS|1.6L-TB
車体のみPWR:10.294
2010/11

車種詳細
iQ
10.691kg/PS
1005kg/94PS|1.4L-NA
車体のみPWR:10.106

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.602kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

10.496kg/PSから10.708kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りSUV「MN71S型 クロスビー」、トヨタの5人乗りSUV「ZSU60W型 ハリアー」、ホンダの5人乗りハッチバック「GK3型 フィット」、BMWの5人乗りハッチバック「1A16型 1シリーズ」、トヨタの4人乗りハッチバック「NGJ10型 iQ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

T1NFU型 206 [XS]とパワーウェイトレシオが近い車種|10.602kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は99.1PS/tとなっています。


206がバイクと競争するなら…?


車種詳細
ST250 E-type|249cc
10.579kg/PS
201kg/19.0PS/2.20kgm
[車体のみPWR:7.684]
1速ギヤ速度:37.9km/h
最小TWR:0.889
2004/04

-
206|1587cc
10.602kg/PS
1145kg/108PS/15.0kgm
[車体のみPWR:10.093]
1速ギヤ速度:53.4km/h
最小TWR:1.775

車種詳細
スカイウェイブ250|249cc
10.615kg/PS
276kg/26.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.500]
1速ギヤ速度:38.7km/h
最小TWR:1.211

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは206とパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NJ4CA ST250 E-typeと競争してみる

まず206より少しPWRが低いバイクとして、スズキのST250 E-typeが挙げられます。PWRの10.579kg/PSは車両重量146kgにライダーの体重55kgを加えた201kgを、最高出力19.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はST250 E-typeに15.5km/h勝り、1速TWRは0.886kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

CJ45A スカイウェイブ250と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのスカイウェイブ250が挙げられます。PWRの10.615kg/PSは車両重量221kg+55kgの276kgを、最高出力26.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は14.7km/h勝り、1速TWRは0.564kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.706
平均ピストンスピード 15.85m/s
トルクウェイトレシオ 72.67kg/kgm
1馬力あたりのお値段 19542円
排気量1Lあたり馬力 68.05PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.45kgm/L
1気筒あたりの馬力 27.0PS
1気筒あたりのトルク 3.8kgm
パワーバンド比率
燃費×馬力 1101.6pt
各種ランキング
ハッチバックのPWR
1.5~1.6L以下のPWR

トルクウェイトレシオは72.67kg/kgm(1090kg/15.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2110500円、最高出力が108馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は19542円、逆に1万円あたりでは0.51馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は140700円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は68.05PS/L、トルクは9.45kgm/L、1気筒あたりの馬力は27.0馬力、トルクは3.8kgmとなり、このエンジンが108馬力を5800回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.85m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が82.0mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7320回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.706になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が10.20km/L、最高出力が108PSであるこの車の獲得ポイントは1101.6ptになります。
戯れに車両重量1090kgを100kg単位にした10.9で割ってみたところ、その数値は101.06ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



206での車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.34m
期待される荷室の幅 1.28m
対角線の長さ 1.85m
期待される荷室の面積 1.72m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.34m(対角線では1.85m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。

俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5800rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6300回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6300rpm|タイヤサイズ 195/55R15|タイヤ直径 59.6cm|円周長 187.2cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6300rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.510 12.20 -
-
58km/h 10860rpm 614.1kgm
2速 1.931 6.71 0.550 1-2/
3470rpm
105km/h 5980rpm 337.9kgm
3速 1.288 4.48 0.667 2-3/
4200rpm
158km/h 3990rpm 225.4kgm
4速 0.915 3.18 0.710 3-4/
4470rpm
222km/h 2830rpm 160.1kgm
Final 3.476 レシオカバレッジ(変速比幅)3.836

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.476)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(15.0kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.476)÷タイヤの有効半径(0.298m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は4速ギヤの222km(5800rpmでは204.8km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:5800rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

5800rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ53km/h-
2速ギヤ97km/h3190rpm
3速ギヤ146km/h3870rpm
4速ギヤ205km/h4120rpm

T1NFU型206に搭載された1587ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5800rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで5800rpmまで引っ張ると53km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5800rpmから3190rpmまで落ち、そこから5800rpmまで加速を続けると速度は97km/h(+44km/h)になります。

3速ギヤでは3870rpmまで落ちて5800rpmで146km/h(+49km/h)に、4速ギヤでは4120rpmまで落ちて5800rpmで205km/h(+59km/h)に、という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4000回転で最大トルク15.0kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば72.67kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(10.093kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと614.1kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1090kg)を1速ギヤの最大駆動力(614.1kgm)で割ってみると1.775kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5800回転でのトルク(13.3kgm)からTWRを算出すると2.00kg/kgmとなり、4000-5800回転の回転域では1.775-2.00kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4350 6520 8690 10860 13040 15210 19550
2速 2390 3590 4780 5980 7170 8370 10760
3速 1590 2390 3190 3990 4780 5580 7170
4速 1130 1700 2270 2830 3400 3960 5100
※赤い数字は暫定レブリミット(6300rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.915)を選択して時速100kmにて走行すると2830回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1700回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1980回転、一般的な高速道路の80km/hでは2270回転、100km/hでは2830回転、制限速度が120km/hになると3400回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは5100回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干高めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも静粛性や燃費よりも加速に重きを置いた設定なので、高速道路やバイパスを走行するとき、ふと「もう1段上のギヤがあったらなあ‥」と呟くことがあるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 18 28 37 46 55 64 74
2速 17 33 50 67 84 100 117 134
3速 25 50 75 100 125 151 176 201
4速 35 71 106 141 177 212 247 283

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6300回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの195/55R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/55R15 | 直径 596mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
-5%
50
扁平
175/50R15
37.3km/h
直径556mm
径差-40mm
185/50R15
38.0km/h
直径566mm
径差-30mm
195/50R15
38.7km/h
直径576mm
径差-20mm
205/50R15
39.3km/h
直径586mm
径差-10mm
215/50R15
40.0km/h
直径596mm
径差0mm
0%
55
扁平
175/55R15
38.5km/h
直径574mm
径差-22mm
185/55R15
39.3km/h
直径585mm
径差-11mm
195/55R15
40.0km/h
596mm
0mm
205/55R15
40.7km/h
直径607mm
径差+11mm
215/55R15
41.5km/h
直径618mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
175/60R15
39.7km/h
直径591mm
径差-5mm
185/60R15
40.5km/h
直径603mm
径差+7mm
195/60R15
41.3km/h
直径615mm
径差+19mm
205/60R15
42.1km/h
直径627mm
径差+31mm
215/60R15
42.9km/h
直径639mm
径差+43mm
+10%
65
扁平
175/65R15
40.9km/h
直径609mm
径差+13mm
185/65R15
41.7km/h
直径622mm
径差+26mm
195/65R15
42.6km/h
直径635mm
径差+39mm
205/65R15
43.5km/h
直径648mm
径差+52mm
215/65R15
44.4km/h
直径661mm
径差+65mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/55R15、175/60R15 、185/50R15、185/55R15 、195/50R15 、205/50R15 、215/50R15あたりのタイヤがおすすめです。

195/55R15のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、195/55R15の適応サイズと性能の変化 [T1NFU型206編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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T1NFU型206[1.6L-NA FF/4AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト10.093kg/ps49.09
1速ギヤ加速性能1.775kg/kgm45.75
1L換算馬力68.05ps/L46.04
1L換算トルク9.45kgm/L49.76
WB/TR比1.70656.91
ワイド&ロー指数0.85752.58
前面の面積2.419m²55.81
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点399.66

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費12.0km/L47.75
年間維持費332600円49.48
100kmh回転数2830rpm45.48
航続距離600.0km43.39
車の大きさ9.278m³41.38
室内の広さ(仮) 1.682m³33.51
最小回転半径4.9m55.83
馬力単価19542円52.58
ユーティリティ部門の得点369.40

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した T1NFU型206[1.6L-NA FF/4AT] の総合得点は 769.06 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したT1NFU型206(FF/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのハッチバック」、「2000ccのハッチバック」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。