P52YH01:308SWの性能と維持費 FF/8AT 366万円 2022年式

このページでは、プジョーの5ドア・5人乗りワゴン、3代目の3DA-P52YH01型308SW Allure BlueHDi【2022/04モデル・131PS/30.6kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

P52YH01 308SW
販売期間:2022/04 - 現行車

画像はプジョーより引用
http://www.peugeot.co.jp/
投稿日:2023/01/22

ボディサイズが全長4655mm×全幅1850mm×全高1485mm、排気量は1498ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4655mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


P52YH01型 308SW [1498cc/131PS FF/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目308SWの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2022/04
P51HN05型
[Allure]
1.2L-TB | FF/8AT
| 320.6万円
131PS
23.5kgm
17.9km/L
2022/04
P515G06H型
[GT Hybrid]
1.6L-TB | FF/8AT
| 515.1万円
179PS
25.5kgm
17.6km/L
2022/04
P525G06H型
[GT Hybrid]
1.6L-TB | FF/8AT
| 557.1万円
179PS
25.5kgm
17.5km/L
3代目308SWの車両型式・グレード一覧【全6車種】
308SWの旧型モデル
2代目 T9WAH01型308SW
T9WAH01型308SWは2014/11に登場した2代目モデル。参考車両の「GT BlueHDi」は全長4585mm、全幅1805mm、全高1465mmの車体に、181PS/40.8kgmを発生する1997ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー PEUGEOT
車名&
グレード
308SW
Allure BlueHDi
その他 アリュール ブルーHDi
お値段 3651000円
車両型式 3DA-P52YH01
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5人
車体寸法 長4655×幅1850×高1485mm
軸距&
輪距
2730mm
前1560mm/後1555mm
最小半径 5.3m
最低高 130mm
タイヤ 前輪:225/45R17
後輪:225/45R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1460kg
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 直列4気筒
排気量1498cc
圧縮比16.4
吸気方式 ターボ
最高出力 131PS[96kW]/3750rpm
最大トルク 30.6kgm[300Nm]/1750rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費 21.6km/L(50.8mpg)
JC08燃費 22.9km/L(53.9mpg)
100km燃費 4.6L/100km

直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税30500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12300円/年と自賠責保険料10005円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、308SWの新車を419.9万円(諸費用として54.8万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1500cc以下 11年未満 30500円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 10005円
燃料代(年間1万km) 10000km÷21.6km/L×145円/L 67130円
オイル交換(5000km毎) 1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料(月額5000円) 月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 201000円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額69980円×12ヶ月 839760円
ローン返済中の年間維持費 1040700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 47700円
名目 金額
自動車税(1年分) 30500円円
自動車重量税(1年分) 12300円
自賠責保険料(1年分) 10005円
燃料代(年間1万km) 67130円
オイル交換(5000km毎) 9000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額5000円) 60000円
ローン完済後の年間維持費 201000円
名目 金額
車のローン額(1年分) 839760円
ローン返済中の年間維持費 1040700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
47700円
  • 初度登録から1年経過車の場合、「1500cc以下で11年未満」クラスの自動車税は30500円、「1.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした47700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

308SW【Allure BlueHDi】の場合、維持費の月額は16800円(ローン完済前は86800円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 23%
自動車重量税 1年分 12300円 9%
自賠責保険料 1年分 10005円 7%
燃料代 3000km分 20140円 15%
オイル交換 年1回 4500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 6%
任意保険料 80% 48000円 37%
合計
[1万kmとの差額]
133500円
-67500円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 20%
自動車重量税 1年分 12300円 8%
自賠責保険料 1年分 10005円 7%
燃料代 5000km分 33570円 22%
オイル交換 年1回 4500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 5%
任意保険料 85% 51000円 35%
合計
[1万kmとの差額]
149900円
-51100円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 18%
自動車重量税 1年分 12300円 7%
自賠責保険料 1年分 10005円 6%
燃料代 7000km分 46990円 28%
オイル交換 年1回 6300円 4%
タイヤ交換 6年毎 8000円 5%
任意保険料 90% 54000円 32%
合計
[1万kmとの差額]
168100円
-32900円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて67500円安い133500円に、5000km走行では51100円安い149900円に、7000km走行では32900円安い168100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 12%
自動車重量税 1年分 12300円 5%
自賠責保険料 1年分 10005円 4%
燃料代 15000km分 100700円 39%
オイル交換 年3回 27000円 10%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 7%
任意保険料 100% 60000円 23%
合計
[1万kmとの差額]
258600円
+57600円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 10%
自動車重量税 1年分 12300円 4%
自賠責保険料 1年分 10005円 3%
燃料代 20000km分 134260円 44%
オイル交換 年4回 36000円 12%
タイヤ交換 2年毎 24000円 8%
任意保険料 100% 60000円 19%
合計
[1万kmとの差額]
307100円
+106100円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(17.6km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(21.0km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(24.4km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(21.6km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での軽油代67130円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル145円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合の軽油代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。

参考:燃費が3%向上すると…?
市街地17.6km/L → 18.1km/L
郊外21.0km/L → 21.6km/L
高速道路24.4km/L → 25.1km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km74150円
[72090円]
郊外500km3450円
[3350円]
高速道路500km2970円
[2890円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
80570円
+13440円
18.0km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
78330円
-2240円
18.5km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が17.6km/Lでは軽油511.4Lを消費して、軽油代は74150円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が21.0km/Lでは軽油23.8Lを消費して、軽油代は3450円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が24.4km/Lでは軽油20.5Lを消費して、軽油代は2970円になります。

このパターンでは使用した燃料量が555.7L、かかった軽油代が80570円となり、平均燃費は18.0km/L(-3.6km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+13440円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行すると軽油代は78330円となり、2240円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で11200円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km41190円
[40050円]
郊外5000km34520円
[33570円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
75710円
+8580円
19.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
73620円
-2090円
19.7km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が17.6km/Lでは284.1Lを消費して、軽油代は41190円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が21.0km/Lでは238.1Lを消費して、軽油代は34520円になります。

このパターンでは使用した燃料量が522.2L、かかった軽油代が75710円となり、平均燃費は19.1km/L(-2.5km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+8580円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が73620円となり、1年間で2090円、5年間で10450円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km27430円
[26680円]
郊外3340km23060円
[22420円]
高速道路3330km19790円
[19240円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
70280円
+3150円
20.6km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
68340円
-1940円
21.2km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が17.6km/Lでは189.2Lを消費して、軽油代は27430円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が21.0km/Lでは159.0Lを消費して、軽油代は23060円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が24.4km/Lでは136.5Lを消費して、軽油代は19790円になります。

このパターンでは使用した燃料量が484.7L、かかった軽油代が70280円となり、平均燃費は20.6km/L(-1.0km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+3150円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が68340円となり、1年間で1940円、5年間で9700円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km4120円
[4000円]
郊外9000km62150円
[60420円]
高速道路500km2970円
[2890円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
69240円
+2110円
20.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
67310円
-1930円
21.5km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が17.6km/Lでは28.4Lを消費して、軽油代は4120円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が21.0km/Lでは428.6Lを消費して、軽油代は62150円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が24.4km/Lでは20.5Lを消費して、軽油代は2970円になります。

このパターンでは使用した燃料量が477.5L、かかった軽油代が69240円となり、平均燃費は20.9km/L(-0.7km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+2110円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が67310円となり、1年間で1930円、5年間で9650円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(18.0km/L・19.1km/L・20.6km/L・20.9km/L)、軽油代のほうもなかなかな違い(80570円・75710円・70280円・69240円)が出てくることがわかります。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km70円1500円1.8万円
20km130円2900円3.4万円
30km200円4400円5.2万円
50km340円7500円8.8万円
100km670円14700円17.4万円

さて、軽油(ディーゼル燃料)1リットルの燃料価格を145円、燃費を21.6km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは6.71円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmなら軽油代は70円/日となり、20km走行なら130円/日、30km走行なら200円/日、50km走行なら340円/日、100km走行なら670円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmで軽油代は4400円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmで軽油代は5.2万円/年という塩梅です。


カタログデータから見えてくる要素

簡易エンジン性能曲線図
型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
1750回転時の馬力 75PS
3750回転時の馬力 131PS
3750回転時の馬力 131PS
各回転域でのトルク
1750回転時のトルク 30.6kgm
3750回転時のトルク 25.0kgm
3750回転時のトルク 25.0kgm

まずおさらいとして、搭載している直列4気筒、1498ccのターボエンジンは3750回転時に最高出力131馬力を、1750回転時に最大トルク30.6kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する3750rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は53.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.145kg/PS(1460kg/131PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.145kg/PS
車体+1人11.565kg/PS
車体+5人13.244kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.603kg/PS
車体+70kg11.679kg/PS
車体+80kg11.756kg/PS
車体+90kg11.832kg/PS
車体+100kg11.908kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.565kg/PS(1515kg/131PS)となり、数値としては0.420kg、比率にすると3.8%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.244kg/PS(1735kg/131PS)となり、数値としては2.099kg、比率にすると18.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


P52YH01 308SWのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2022/04

-
308SW
11.565kg/PS
1515kg/131PS|1.5L-TB
[車体のみPWR:11.145]
2011/06

車種詳細
シエンタ
11.591kg/PS
1275kg/110PS|1.5L-NA
車体のみPWR:11.091
2015/12

車種詳細
デリカD:2
11.484kg/PS
1045kg/91PS|1.3L-NA
車体のみPWR:10.879
2015/08

車種詳細
ソリオ
11.484kg/PS
1045kg/91PS|1.3L-NA
車体のみPWR:10.879
2018/08

車種詳細
カローラ スポーツ
11.681kg/PS
1355kg/116PS|1.2L-TB
車体のみPWR:11.207
2012/09

車種詳細
ノート
11.480kg/PS
1125kg/98PS|1.2L-SC
車体のみPWR:10.918

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.565kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

11.449kg/PSから11.681kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、トヨタの7人乗りミニバン「NCP81G型 シエンタ」、三菱の5人乗りミニバン「MB36S型 デリカD:2」、スズキの5人乗りミニバン「MA36S型 ソリオ」、トヨタの5人乗りハッチバック「NRE210H型 カローラ スポーツ」、日産の5人乗りハッチバック「E12型 ノート」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

P52YH01型 308SW [Allure BlueHDi]とパワーウェイトレシオが近い車種|11.565kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は89.7PS/tとなっています。


308SWがバイクと競争するなら…?


車種詳細
TLM220R|216cc
11.538kg/PS
150kg/13.1PS/2.00kgm
[車体のみPWR:7.308]
1速ギヤ速度:24.8km/h
最小TWR:0.568
2022/04

-
308SW|1498cc
11.565kg/PS
1515kg/131PS/30.6kgm
[車体のみPWR:11.145]
1速ギヤ速度:29.7km/h
最小TWR:1.002

車種詳細
CBX125F|124cc
11.600kg/PS
174kg/15.0PS/1.10kgm
[車体のみPWR:7.933]
1速ギヤ速度:40.1km/h
最小TWR:1.001

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは308SWとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MD23 TLM220Rと競争してみる

まず308SWより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのTLM220Rが挙げられます。PWRの11.538kg/PSは車両重量95kgにライダーの体重55kgを加えた150kgを、最高出力13.1PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はTLM220Rに4.9km/h勝り、1速TWRは0.434kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

JC11 CBX125Fと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのCBX125Fが挙げられます。PWRの11.600kg/PSは車両重量119kg+55kgの174kgを、最高出力15.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は10.4km/h劣り、1速TWRは0.001kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.752
平均ピストンスピード 10.60m/s
トルクウェイトレシオ 47.7kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27870円
排気量1Lあたり馬力 87.40PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.43kgm/L
1気筒あたりの馬力 32.8PS
1気筒あたりのトルク 7.7kgm
パワーバンド比率 53.3%
燃費×馬力 2829.6pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは47.7kg/kgm(1460kg/30.6kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3651000円、最高出力が131馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27870円、逆に1万円あたりでは0.36馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は119314円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
1500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は87.40PS/L、トルクは20.43kgm/L、1気筒あたりの馬力は32.8馬力、トルクは7.7kgmとなり、このエンジンが131馬力を3750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは10.60m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.752になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が21.6km/L、最高出力が131PSであるこの車の獲得ポイントは2829.6ptになります。
戯れに車両重量1460kgを100kg単位にした14.6で割ってみたところ、その数値は193.81ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



308SWでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.63m
期待される荷室の幅 1.45m
対角線の長さ 2.18m
期待される荷室の面積 2.36m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.63m(対角線では2.18m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


308SWの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 21.6km/L
燃料タンク容量 53L
航続距離(カタログ燃費) 1144.8km
航続距離(80%燃費) 916.9km
満タンプライス 7685円
1万円でどこまで行ける? 1489.7km
車両価格/航続距離 3189円/km

WLTCモード燃費が21.6km/Lですので、燃料タンクの容量が53リットルですと航続可能距離は1144.8kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(19.4km/L)とすると1028.2km、80%(17.3km/L)だと916.9km、70%(15.1km/L)では800.3kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)53リットルの給油で7685円、上で計算した航続距離を踏まえると1144.8km(80%燃費時916.9km)を走行するのに7685円かかる計算です。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1489.7km(往復なら片道744.8km)、カタログ値の80%なら1191.7km(片道595.9km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1144.8kmの距離を移動できるP52YH01型 308SW [Allure BlueHDi]という乗り物を、365.1万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「3189円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
21.6km/L
1144.8km
市街地燃費
17.6km/L
932.8km
[-212.0km]
郊外燃費
21.0km/L
1113.0km
[-31.8km]
高速道路燃費
24.4km/L
1293.2km
[+148.4km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を53Lとしたとき、市街地モード燃費17.6km/Lでの航続距離は932.8km(-212.0km)、郊外モード燃費21.0km/Lでの航続距離は1113.0km(-31.8km)、高速道路モード燃費24.4km/Lでの航続距離は1293.2km(+148.4km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合3750rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4250回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4250rpm|タイヤサイズ 225/45R17|タイヤ直径 63.4cm|円周長 199.2cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4250rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.070 15.09 -
-
34km/h 12630rpm 1457.0kgm
2速 2.971 8.84 0.586 1-2/
2490rpm
57km/h 7400rpm 853.8kgm
3速 1.950 5.81 0.656 2-3/
2790rpm
88km/h 4860rpm 560.4kgm
4速 1.469 4.37 0.753 3-4/
3200rpm
116km/h 3660rpm 422.1kgm
5速 1.230 3.66 0.837 4-5/
3560rpm
139km/h 3060rpm 353.5kgm
6速 1.000 2.98 0.813 5-6/
3460rpm
171km/h 2490rpm 287.4kgm
7速 0.808 2.41 0.808 6-7/
3430rpm
211km/h 2010rpm 232.2kgm
8速 0.672 2.00 0.832 7-8/
3540rpm
254km/h 1670rpm 193.1kgm
Final 2.977 レシオカバレッジ(変速比幅)7.545

ギヤの繋がりイメージ
P52YH01型308SW8AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1750rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.977)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(30.6kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.977)÷タイヤの有効半径(0.317m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの254km(3750rpmでは224.0km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:3750rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

3750rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ30km/h-
2速ギヤ51km/h2200rpm
3速ギヤ77km/h2460rpm
4速ギヤ102km/h2820rpm
5速ギヤ122km/h3140rpm
6速ギヤ151km/h3050rpm
7速ギヤ186km/h3030rpm
8速ギヤ224km/h3120rpm

P52YH01型308SWに搭載された1498ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する3750rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで3750rpmまで引っ張ると30km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は3750rpmから2200rpmまで落ち、そこから3750rpmまで加速を続けると速度は51km/h(+21km/h)になります。

3速ギヤでは2460rpmまで落ちて3750rpmで77km/h(+26km/h)に、4速ギヤでは2820rpmまで落ちて3750rpmで102km/h(+25km/h)に、5速ギヤでは3140rpmまで落ちて3750rpmで122km/h(+20km/h)になります。

続いて6速ギヤでは3050rpmまで落ちて3750rpmで151km/h(+29km/h)に、7速ギヤでは3030rpmまで落ちて3750rpmで186km/h(+35km/h)に、8速ギヤでは3120rpmまで落ちて3750rpmで224km/h(+38km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1750回転で最大トルク30.6kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば47.7kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(11.145kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1457.0kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1460kg)を1速ギヤの最大駆動力(1457.0kgm)で割ってみると1.002kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する3750回転でのトルク(25.0kgm)からTWRを算出すると1.23kg/kgmとなり、1750-3750回転の回転域では1.002-1.23kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 5050 7580 10100 12630 15150 17680 22730
2速 2960 4440 5920 7400 8880 10360 13320
3速 1940 2910 3890 4860 5830 6800 8740
4速 1460 2200 2930 3660 4390 5120 6590
5速 1230 1840 2450 3060 3680 4290 5510
6速 1000 1490 1990 2490 2990 3490 4480
7速 810 1210 1610 2010 2420 2820 3620
8速 670 1000 1340 1670 2010 2340 3010
※赤い数字は暫定レブリミット(4250rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.672)を選択して時速100kmにて走行すると1670回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1000回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1170回転、一般的な高速道路の80km/hでは1340回転、100km/hでは1670回転、制限速度が120km/hになると2010回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3010回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 16 24 32 40 48 55 63
2速 14 27 41 54 68 81 95 108
3速 21 41 62 82 103 124 144 165
4速 27 55 82 109 137 164 191 219
5速 33 65 98 131 163 196 228 261
6速 40 80 120 161 201 241 281 321
7速 50 99 149 199 248 298 348 398
8速 60 119 179 239 299 358 418 478

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4250回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの225/45R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/45R17 | 直径 634mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
40
扁平
205/40R17
37.6km/h
直径596mm
径差-38mm
215/40R17
38.1km/h
直径604mm
径差-30mm
225/40R17
38.6km/h
直径612mm
径差-22mm
235/40R17
39.1km/h
直径620mm
径差-14mm
245/40R17
39.6km/h
直径628mm
径差-6mm
0%
45
扁平
205/45R17
38.9km/h
直径617mm
径差-17mm
215/45R17
39.5km/h
直径626mm
径差-8mm
225/45R17
40.0km/h
634mm
0mm
235/45R17
40.6km/h
直径644mm
径差+10mm
245/45R17
41.2km/h
直径653mm
径差+19mm
+5%
50
扁平
205/50R17
40.2km/h
直径637mm
径差+3mm
215/50R17
40.8km/h
直径647mm
径差+13mm
225/50R17
41.5km/h
直径657mm
径差+23mm
235/50R17
42.1km/h
直径667mm
径差+33mm
245/50R17
42.7km/h
直径677mm
径差+43mm
+10%
55
扁平
205/55R17
41.5km/h
直径658mm
径差+24mm
215/55R17
42.2km/h
直径669mm
径差+35mm
225/55R17
42.9km/h
直径680mm
径差+46mm
235/55R17
43.6km/h
直径691mm
径差+57mm
245/55R17
44.3km/h
直径702mm
径差+68mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/45R17 、215/40R17、215/45R17 、225/40R17 、235/40R17 、245/40R17あたりのタイヤがおすすめです。

225/45R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/45R17の適応サイズと性能の変化 [P52YH01型308SW編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


P52YH01型308SW[1.5Lターボ FF/8AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト11.145kg/ps46.04
1速ギヤ加速性能1.002kg/kgm62.30
1L換算馬力87.40ps/L44.42
1L換算トルク20.43kgm/L64.84
WB/TR比1.75252.16
ワイド&ロー指数0.80356.42
前面の面積2.747m²46.11
最低地上高130mm59.79
スポーツ性能部門の得点432.08

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費21.6km/L60.66
年間維持費201000円61.57
100kmh回転数1670rpm60.97
航続距離1144.8km75.85
車の大きさ12.788m³55.73
室内の広さ(仮) 2.319m³39.48
最小回転半径5.3m47.29
馬力単価27870円41.09
ユーティリティ部門の得点442.64

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した P52YH01型308SW[1.5Lターボ FF/8AT] の総合得点は 874.72 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したP52YH01型308SW(FF/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのワゴン」、「1500ccのワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

308SWの歴代モデル

3代目 P51HN05型 308
P51HN05 308は2022/04に登場した3代目モデル。参考車両の「Allure」は全長4420mm、全幅1850mm、全高1475mmの車体に、131PS/23.5kgmを発生する1199ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

2代目 T9WHN02型 308SW
T9WHN02 308SWは2014/11に登場した2代目モデル。参考車両の「Premium」は全長4585mm、全幅1805mm、全高1475mmの車体に、131PS/23.5kgmを発生する1199ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

初代 T7C5FT型 308
T7C5FT 308は2008/06に登場した初代モデル。参考車両の「CC-Griffe」は全長4455mm、全幅1820mm、全高1430mmの車体に、140PS/24.5kgmを発生する1598ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。