HM11 プレーリーの性能と維持費 FF/5MT 5人 210万円 1992年式

このページでは、日産自動車の5ドア・5人乗りミニバン、2代目のE-HM11型プレーリー 240 G5【1992/02モデル・140PS/20.2kgm・FF/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

HM11 プレーリー
販売期間:1988/09 - 1995/08

画像は日産自動車より引用
http://www.nissan.co.jp/
投稿日:2022/11/07

ボディサイズが全長4405mm×全幅1690mm×全高1625mm、排気量は2388ccであることから、大雑把に分類すると2.4リットルクラス(2400cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、ボディサイズは5ナンバー枠ながら排気量が2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。コンパクトなボディに大きめな排気量のエンジンを搭載するのは、ちょっとした高級車に良くあるパターンです。

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4405mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


HM11型 プレーリー [2388cc/140PS FF/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目プレーリーの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1992/02
M11型
[J7]
2.0L-NA | FF/5MT
| 187.3万円
91PS
14.8kgm
11.4km/L
1992/02
HM11型
[240 G7]
2.4L-NA | FF/5MT
| 211.7万円
140PS
20.2kgm
9.7km/L
1992/02
HNM11型
[240 G5 Attesa]
2.4L-NA | 4WD/5MT
| 235.8万円
140PS
20.2kgm
9.3km/L
2代目プレーリーの車両型式・グレード一覧【全20車種】
プレーリーの新型モデル
3代目 PNM12型プレーリー リバティ
PNM12型プレーリー リバティは1998/11に登場した3代目モデル。参考車両の「HighWay-Star GT4」は全長4575mm、全幅1695mm、全高1630mmの車体に、230PS/28.0kgmを発生するSR20型1998ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー NISSAN
車名&
グレード
プレーリー
240 G5
その他 -
お値段 2093000円
車両型式 E-HM11
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 5ドア/5人
車体寸法 長4405×幅1690×高1625mm
室内寸法 長1795×幅1490×高1210mm
軸距&
輪距
2610mm
前1460mm/後1430mm
最小半径 5.3m
最低高 165mm
タイヤ 前輪:195/65R14
後輪:195/65R14
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ドラム
車両重量 1340kg
エンジン諸元
原動機型式 KA24E
気筒配列 直列4気筒
排気量2388cc
圧縮比8.6
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 140PS[103kW]/5600rpm
最大トルク 20.2kgm[198Nm]/4400rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
10・15燃費 9.7km/L(22.8mpg)
100km燃費 10.3L/100km
KA24E型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料10005円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1992/02モデルのプレーリーを31年落ちの中古で46.1万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    プレーリーの1992/02モデルの場合、2023年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である41.9万円に諸経費として4.2万円を足した46.1万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1992年式を31年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2500cc以下 13年経過 51700円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 10005円
燃料代(年間1万km) 10000km÷8.2km/L×165円/L 201220円
オイル交換(5000km毎) 1回5000円×2回 10000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本8000円×4本÷5年 6400円
任意保険料(月額6000円) 月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 370300円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額38410円×12ヶ月 460920円
ローン返済中の年間維持費 831200円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 60900円
名目 金額
自動車税(1年分) 51700円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 10005円
燃料代(年間1万km) 201220円
オイル交換(5000km毎) 10000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 6400円
任意保険料(月額6000円) 72000円
ローン完済後の年間維持費 370300円
名目 金額
車のローン額(1年分) 460920円
ローン返済中の年間維持費 831200円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
60900円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は51700円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本8000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした60900円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

プレーリー【240 G5】の場合、維持費の月額は30900円(ローン完済前は69300円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 25%
自動車重量税 1年分 18900円 9%
自賠責保険料 1年分 10005円 5%
燃料代 3000km分 60370円 29%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 4270円 2%
任意保険料 80% 57600円 28%
合計
[1万kmとの差額]
207900円
-162400円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 21%
自動車重量税 1年分 18900円 8%
自賠責保険料 1年分 10005円 4%
燃料代 5000km分 100610円 40%
オイル交換 年1回 5000円 2%
タイヤ交換 6年毎 4270円 2%
任意保険料 85% 61200円 23%
合計
[1万kmとの差額]
251700円
-118600円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 17%
自動車重量税 1年分 18900円 6%
自賠責保険料 1年分 10005円 3%
燃料代 7000km分 140850円 47%
オイル交換 年1回 7000円 2%
タイヤ交換 6年毎 4270円 1%
任意保険料 90% 64800円 24%
合計
[1万kmとの差額]
297600円
-72700円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて162400円安い207900円に、5000km走行では118600円安い251700円に、7000km走行では72700円安い297600円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 10%
自動車重量税 1年分 18900円 4%
自賠責保険料 1年分 10005円 2%
燃料代 15000km分 301830円 61%
オイル交換 年3回 30000円 6%
タイヤ交換 2.7年毎 9600円 2%
任意保険料 100% 72000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
494100円
+123800円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 51700円 9%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 10005円 2%
燃料代 20000km分 402440円 66%
オイル交換 年4回 40000円 7%
タイヤ交換 2年毎 12800円 2%
任意保険料 100% 72000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
607900円
+237600円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km170円3700円4.4万円
20km340円7500円8.8万円
30km510円11200円13.3万円
50km850円18700円22.1万円
100km1700円37400円44.2万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を165円、燃費を9.7km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは17.01円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmならガソリン代は170円/日となり、20km走行なら340円/日、30km走行なら510円/日、50km走行なら850円/日、100km走行なら1700円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmでガソリン代は11200円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmでガソリン代は13.3万円/年という塩梅です。


カタログデータから見えてくる要素

KA24E型エンジン簡易性能曲線図
KA24E型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4400回転時の馬力 124PS
5600回転時の馬力 140PS
5600回転時の馬力 140PS
各回転域でのトルク
4400回転時のトルク 20.2kgm
5600回転時のトルク 17.9kgm
5600回転時のトルク 17.9kgm
KA24E型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているKA24型2388cc、直列4気筒の自然吸気エンジンは5600回転時に最高出力140馬力を、4400回転時に最大トルク20.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4400rpmから最高出力が発生する5600rpmまで」の1200rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は21.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
日産の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.571kg/PS(1340kg/140PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.571kg/PS
車体+1人9.964kg/PS
車体+5人11.536kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.000kg/PS
車体+70kg10.071kg/PS
車体+80kg10.143kg/PS
車体+90kg10.214kg/PS
車体+100kg10.286kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.964kg/PS(1395kg/140PS)となり、数値としては0.393kg、比率にすると4.1%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.536kg/PS(1615kg/140PS)となり、数値としては1.965kg、比率にすると20.5%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


HM11 プレーリーのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1992/02

-
プレーリー
9.964kg/PS
1395kg/140PS|2.4L-NA
[車体のみPWR:9.571]
2010/04

車種詳細
ウィッシュ
9.826kg/PS
1415kg/144PS|1.8L-NA
車体のみPWR:9.444
2013/12

車種詳細
ヴェゼル
10.038kg/PS
1325kg/132PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.621
2019/04

車種詳細
RAV4
9.854kg/PS
1685kg/171PS|2.0L-NA
車体のみPWR:9.532
2011/10

車種詳細
ヴィッツ G’s
10.000kg/PS
1090kg/109PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.495
2016/02

車種詳細
イグニス
9.945kg/PS
905kg/91PS|1.3L-NA
車体のみPWR:9.341

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.964kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

9.765kg/PSから10.163kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、トヨタの7人乗りミニバン「ZGE20W型 ウィッシュ」、ホンダの5人乗りSUV「RU3型 ヴェゼル」、トヨタの5人乗りSUV「MXAA54型 RAV4」、トヨタの5人乗りハッチバック「NCP131型 ヴィッツ G’s」、スズキの5人乗りSUV「FF21S型 イグニス」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

HM11型 プレーリー [240 G5]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.964kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は104.5PS/tとなっています。


プレーリーがバイクと競争するなら…?


車種詳細
YBR250|249cc
9.952kg/PS
209kg/21.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:7.333]
1速ギヤ速度:37.3km/h
最小TWR:0.969
1992/02

-
プレーリー|2388cc
9.964kg/PS
1395kg/140PS/20.2kgm
[車体のみPWR:9.571]
1速ギヤ速度:48.5km/h
最小TWR:1.525

車種詳細
イントルーダークラシック400|399cc
10.000kg/PS
330kg/33.0PS/3.40kgm
[車体のみPWR:8.333]
1速ギヤ速度:53.4km/h
最小TWR:1.433

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではプレーリーとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

PCNLD YBR250と競争してみる

まずプレーリーより少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのYBR250が挙げられます。PWRの9.952kg/PSは車両重量154kgにライダーの体重55kgを加えた209kgを、最高出力21.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はYBR250に11.2km/h勝り、1速TWRは0.556kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

VK56A イントルーダークラシック400と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのイントルーダークラシック400が挙げられます。PWRの10.000kg/PSは車両重量275kg+55kgの330kgを、最高出力33.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は4.9km/h劣り、1速TWRは0.092kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.806
平均ピストンスピード 17.92m/s
トルクウェイトレシオ 66.3kg/kgm
1馬力あたりのお値段 14950円
排気量1Lあたり馬力 58.60PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.46kgm/L
1気筒あたりの馬力 35.0PS
1気筒あたりのトルク 5.0kgm
パワーバンド比率 21.4%
燃費×馬力 1153.6pt
各種ランキング
トールワゴンのPWR
2.0~2.5LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは66.3kg/kgm(1340kg/20.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2093000円、最高出力が140馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は14950円、逆に1万円あたりでは0.67馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は103614円、1万円あたりでは0.10kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
日産編
2500cc以下の車編
5人乗りミニバン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は58.60PS/L、トルクは8.46kgm/L、1気筒あたりの馬力は35.0馬力、トルクは5.0kgmとなり、このエンジンが140馬力を5600回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.92m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が96.0mmであるKA24型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6250回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.806になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が8.24km/L、最高出力が140PSであるこの車の獲得ポイントは1153.6ptになります。
戯れに車両重量1340kgを100kg単位にした13.4で割ってみたところ、その数値は86.09ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.24m³
1人あたりのスペース 約0.65m³
室内長/全長 40.7%
室内幅/全幅 88.2%
室内高/全高 74.5%
室内容積/車両体積 26.8%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.24m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.65m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.7%、同じく室内幅と全幅の比率は88.2%、同じく室内高と全高の比率は74.5%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は26.8%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


プレーリーでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.54m
期待される荷室の幅 1.39m
対角線の長さ 2.07m
期待される荷室の面積 2.14m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.54m(対角線では2.07m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。

車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。
車中泊にあると嬉しいアイテム


プレーリーの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 9.7km/L
燃料タンク容量 65L
航続距離(カタログ燃費) 630.5km
航続距離(80%燃費) 507.0km
満タンプライス 10725円
1万円でどこまで行ける? 587.9km
車両価格/航続距離 3320円/km

10・15モード燃費が9.7km/Lですので、燃料タンクの容量が65リットルですと航続可能距離は630.5kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.7km/L)とすると565.5km、80%(7.8km/L)だと507.0km、70%(6.8km/L)では442.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン65リットルの給油で10725円、上で計算した航続距離を踏まえると630.5km(80%燃費時507.0km)を走行するのに10725円かかる計算です。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば587.9km(往復なら片道293.9km)、カタログ値の80%なら470.3km(片道235.2km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で630.5kmの距離を移動できるHM11型 プレーリー [240 G5]という乗り物を、209.3万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「3320円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5600rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6100回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6100rpm|タイヤサイズ 195/65R14|タイヤ直径 60.9cm|円周長 191.3cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6100rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.400 13.24 -
-
53km/h 11540rpm 878.5kgm
2速 1.955 7.61 0.575 1-2/
3510rpm
92km/h 6630rpm 505.1kgm
3速 1.272 4.95 0.651 2-3/
3970rpm
141km/h 4320rpm 328.7kgm
4速 0.954 3.72 0.750 3-4/
4580rpm
188km/h 3240rpm 246.5kgm
5速 0.795 3.10 0.833 4-5/
5080rpm
226km/h 2700rpm 205.4kgm
Final 3.895 レシオカバレッジ(変速比幅)4.277

ギヤの繋がりイメージ
HM11型プレーリー5MT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数4400rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.895)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(20.2kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.895)÷タイヤの有効半径(0.3045m)で算出。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は5速ギヤの226km(5600rpmでは207.6km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:5600rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

5600rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ49km/h-
2速ギヤ84km/h3220rpm
3速ギヤ130km/h3650rpm
4速ギヤ173km/h4200rpm
5速ギヤ208km/h4660rpm

HM11型プレーリーに搭載されたKA24型2388ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5600rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで5600rpmまで引っ張ると49km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5600rpmから3220rpmまで落ち、そこから5600rpmまで加速を続けると速度は84km/h(+35km/h)になります。

3速ギヤでは3650rpmまで落ちて5600rpmで130km/h(+46km/h)に、4速ギヤでは4200rpmまで落ちて5600rpmで173km/h(+43km/h)に、5速ギヤでは4660rpmまで落ちて5600rpmで208km/h(+35km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが4400回転で最大トルク20.2kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば66.3kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.571kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと878.5kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1340kg)を1速ギヤの最大駆動力(878.5kgm)で割ってみると1.525kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5600回転でのトルク(17.9kgm)からTWRを算出すると1.72kg/kgmとなり、4400-5600回転の回転域では1.525-1.72kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4620 6920 9230 11540 13850 16150 20770
2速 2650 3980 5310 6630 7960 9290 11940
3速 1730 2590 3450 4320 5180 6040 7770
4速 1290 1940 2590 3240 3880 4530 5830
5速 1080 1620 2160 2700 3240 3780 4860
※赤い数字は暫定レブリミット(6100rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.795)を選択して時速100kmにて走行すると2700回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1620回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1890回転、一般的な高速道路の80km/hでは2160回転、100km/hでは2700回転、制限速度が120km/hになると3240回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは4860回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干高めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも静粛性や燃費よりも加速に重きを置いた設定なので、高速道路やバイパスを走行するとき、ふと「もう1段上のギヤがあったらなあ‥」と呟くことがあるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 17 26 35 43 52 61 69
2速 15 30 45 60 75 90 106 121
3速 23 46 70 93 116 139 162 185
4速 31 62 93 124 154 185 216 247
5速 37 74 111 148 185 222 259 297

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6100回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの195/65R14と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 195/65R14 | 直径 609mm

-20mm
幅175mm
-10mm
幅185mm
変更なし
幅195mm
+10mm
幅205mm
+20mm
幅215mm
-5%
60
扁平
175/60R14
37.2km/h
直径566mm
径差-43mm
185/60R14
38.0km/h
直径578mm
径差-31mm
195/60R14
38.8km/h
直径590mm
径差-19mm
205/60R14
39.5km/h
直径602mm
径差-7mm
215/60R14
40.3km/h
直径614mm
径差+5mm
0%
65
扁平
175/65R14
38.4km/h
直径584mm
径差-25mm
185/65R14
39.2km/h
直径597mm
径差-12mm
195/65R14
40.0km/h
609mm
0mm
205/65R14
40.9km/h
直径623mm
径差+14mm
215/65R14
41.8km/h
直径636mm
径差+27mm
+5%
70
扁平
175/70R14
39.5km/h
直径601mm
径差-8mm
185/70R14
40.4km/h
直径615mm
径差+6mm
195/70R14
41.3km/h
直径629mm
径差+20mm
205/70R14
42.2km/h
直径643mm
径差+34mm
215/70R14
43.2km/h
直径657mm
径差+48mm
+10%
75
扁平
175/75R14
40.7km/h
直径619mm
径差+10mm
185/75R14
41.6km/h
直径634mm
径差+25mm
195/75R14
42.6km/h
直径649mm
径差+40mm
205/75R14
43.6km/h
直径664mm
径差+55mm
215/75R14
44.6km/h
直径679mm
径差+70mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/65R14、175/70R14 、185/65R14 、195/60R14 、205/60R14 あたりのタイヤがおすすめです。

195/65R14のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、195/65R14の適応サイズと性能の変化 [HM11型プレーリー編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


HM11型プレーリー[2.4L-NA FF/5MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.571kg/ps50.38
1速ギヤ加速性能1.525kg/kgm51.17
1L換算馬力58.60ps/L38.54
1L換算トルク8.46kgm/L37.68
WB/TR比1.80646.60
ワイド&ロー指数0.96244.66
前面の面積2.746m²46.14
最低地上高165mm45.33
スポーツ性能部門の得点360.50

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費9.7km/L42.71
年間維持費370300円45.82
100kmh回転数2700rpm47.40
航続距離630.5km45.20
車の大きさ12.097m³52.92
室内の広さ3.236m³48.50
最小回転半径5.3m47.29
馬力単価14950円58.45
ユーティリティ部門の得点388.29

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した HM11型プレーリー[2.4L-NA FF/5MT] の総合得点は 748.79 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したHM11型プレーリー(FF/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのトールワゴン」、「2500ccのトールワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

プレーリーの歴代モデル

3代目 PNM12型 プレーリー リバティ
PNM12 プレーリー リバティは1998/11に登場した3代目モデル。参考車両の「HighWay-Star GT4」は全長4575mm、全幅1695mm、全高1630mmの車体に、230PS/28.0kgmを発生するSR20型1998ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。

2代目 PNM11型 プレーリー ジョイ
PNM11 プレーリー ジョイは1995/08に登場した2代目モデル。参考車両の「Joy 5人乗り」は全長4545mm、全幅1690mm、全高1680mmの車体に、145PS/18.2kgmを発生するSR20型1998ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。