光岡 レイの性能評価【0.7L/FF/5MT・4人・92万円】1996年式

このページでは光岡自動車の3ドア・4人乗り軽ハッチバック、初代のレイ Basic-Kcar【1996/12モデル・52PS/5.7kgm・FF/MT車】のカタログスペックを基に、主要諸元から推測される性能のインプレおよびレビューをしています。

レイ
販売期間:1996/12 - 1999/09

画像は光岡自動車より引用
http://www.mitsuoka-motor.com/
投稿:2011/06/29|更新:2019/09/26

ボディサイズが全長3295mm×全幅1395mm×全高1420mm、排気量は657ccであることから、大雑把に分類すると軽自動車クラス(軽四輪、軽自動車税を適用)に属した車です。走行性能や衝突安全性は普通車に敵わないものの、その圧倒的な経済性は他の追随を許さない大人気カテゴリです。
参考:軽自動車の人気車種

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3295mmであるこの車の場合は「ミニ」(Mini:3500mm以下・Aセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


レイ [657cc/52PS FF/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代レイの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1996/12
型式不明
[Deluxe-Kcar]
0.66L-NA | FF/3AT
| 105.6万円
52PS
5.7kgm
-
レイの新型モデル
3代目 謎型レイ
謎型レイは2002/06に登場した3代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1425mmの車体に、58PS/6.5kgmを発生するEF型659ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー MITSUOKA
車名&
グレード
レイ
Basic-Kcar
その他 -
お値段 911000円
車両型式
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 3ドア/4人
車体寸法 長3295×幅1395×高1420mm
室内寸法 長1650×幅1210×高1180mm
軸距&
輪距
2335mm
前1220mm/後1210mm
最小半径 4.4m
タイヤ 前輪:135/80R12
後輪:135/80R12
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
車両重量 635kg
エンジン諸元
原動機型式 F6A
気筒配列 直列3気筒
排気量657cc
圧縮比10.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 52PS[38kW]/7000rpm
最大トルク 5.7kgm[56Nm]/4500rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
F6A型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される軽自動車税(12900円)、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税(4400円/年)と自賠責保険料(9865円/年)、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額4000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1996/12モデルのレイを26年落ちの中古で20万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    レイの1996/12モデルの場合、2022年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である18.2万円に諸経費として1.8万円を足した20万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 自動車保険は比較で安くなる!

1996年式を26年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 軽自動車 13年経過 12900円
自動車重量税(1年分) 軽自動車 18年経過 4400円
自賠責保険料(1年分) 軽自動車 9865円
燃料代(年間1万km) 10000km÷16.7km/L×170円/L 101800円
オイル交換(5000km毎) 1回3000円×2回 6000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本4000円×4本÷5年 3200円
任意保険料(月額4000円) 月額4000円×12ヶ月 48000円
ローン完済後の年間維持費 186200円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額16680円×12ヶ月 200160円
ローン返済中の年間維持費 386400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 31600円
名目 金額
自動車税(1年分) 12900円
自動車重量税(1年分) 4400円
自賠責保険料(1年分) 9865円
燃料代(年間1万km) 101800円
オイル交換(5000km毎) 6000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 3200円
任意保険料(月額4000円) 48000円
ローン完済後の年間維持費 186200円
名目 金額
車のローン額(1年分) 200160円
ローン返済中の年間維持費 386400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
31600円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「軽自動車で13年経過」クラスの自動車税は12900円、「軽自動車で18年経過」クラスの自動車重量税は4400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに3000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本4000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額4000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2017年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTCモード燃費いずれもデータがないので10.0km/Lを仮の燃費として代入。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした31600円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

今にも壊れそうな格安車から少しステップアップすると月換算で1~2万円の間、年間にすると12~24万円のクラスです。この車の場合、月単位に換算して15600円(完済前は32200円)になります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸れるのがこのクラスです。普通に使う分には何ら問題のないバランスの取れたクラスではないかと思います。


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 12900円 13%
自動車重量税 1年分 4400円 4%
自賠責保険料 1年分 9865円 10%
燃料代 3000km分 30540円 30%
オイル交換 年1回 3000円 3%
タイヤ交換 6年毎 2130円 2%
任意保険料 80% 38400円 38%
合計
[1万kmとの差額]
101300円
-84900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 12900円 10%
自動車重量税 1年分 4400円 4%
自賠責保険料 1年分 9865円 8%
燃料代 5000km分 50900円 41%
オイル交換 年1回 3000円 2%
タイヤ交換 6年毎 2130円 2%
任意保険料 85% 40800円 33%
合計
[1万kmとの差額]
124000円
-62200円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 12900円 9%
自動車重量税 1年分 4400円 3%
自賠責保険料 1年分 9865円 7%
燃料代 7000km分 71260円 48%
オイル交換 年1回 4200円 3%
タイヤ交換 6年毎 2130円 1%
任意保険料 90% 43200円 29%
合計
[1万kmとの差額]
148000円
-38200円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料48000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて84900円安い101300円に、5000km走行では62200円安い124000円に、7000km走行では38200円安い148000円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 12900円 5%
自動車重量税 1年分 4400円 2%
自賠責保険料 1年分 9865円 4%
燃料代 15000km分 152700円 61%
オイル交換 年3回 18000円 7%
タイヤ交換 2.7年毎 4800円 2%
任意保険料 100% 48000円 19%
合計
[1万kmとの差額]
250700円
+64500円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 12900円 4%
自動車重量税 1年分 4400円 1%
自賠責保険料 1年分 9865円 3%
燃料代 20000km分 203600円 66%
オイル交換 年4回 24000円 8%
タイヤ交換 2年毎 6400円 2%
任意保険料 100% 48000円 16%
合計
[1万kmとの差額]
309200円
+123000円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


1km走行コストと月間&年間交通費

距離/日費用/日月換算年換算
10km100円2200円2.6万円
20km200円4400円5.2万円
30km310円6800円8.1万円
50km510円11200円13.3万円
100km1020円22400円26.5万円

さて、レギュラーガソリン1リットルの燃料価格を170円、燃費を16.7km/Lとしたとき、1km走行あたりのコストは10.18円になります。

たとえばこの車を通勤車とした場合、1日の走行距離が10kmならガソリン代は100円/日となり、20km走行なら200円/日、30km走行なら310円/日、50km走行なら510円/日、100km走行なら1020円/日かかる計算です。

1か月の労働日数を22日として計算すると、通勤距離が30kmなら月間の走行距離は660kmでガソリン代は6800円/月、1年間の労働日数を260日とすると年間の走行距離は7800kmでガソリン代は8.1万円/年という塩梅です。


カタログデータから見えてくる要素

F6A型エンジン簡易性能曲線図
F6A型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
4500回転時の馬力 36PS
7000回転時の馬力 52PS
7000回転時の馬力 52PS
各回転域でのトルク
4500回転時のトルク 5.7kgm
7000回転時のトルク 5.3kgm
7000回転時のトルク 5.3kgm
F6A型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているF6A型657cc、直列3気筒の自然吸気エンジンは7000回転時に最高出力52馬力を、4500回転時に最大トルク5.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4500rpmから最高出力が発生する7000rpmまで」の2500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は35.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
軽自動車クラス編
ミツオカの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
軽自動車クラス編
ミツオカの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ12.212kg/PS(635kg/52PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ12.212kg/PS
車体+1人13.269kg/PS
車体+4人16.442kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg13.365kg/PS
車体+70kg13.558kg/PS
車体+80kg13.750kg/PS
車体+90kg13.942kg/PS
車体+100kg14.135kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは13.269kg/PS(690kg/52PS)となり、数値としては1.057kg、比率にすると8.7%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは16.442kg/PS(855kg/52PS)となり、数値としては4.230kg、比率にすると34.6%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


レイのライバル候補車たち

1996/12

-
レイ
13.269kg/PS
690kg/52PS|0.7L-NA
[車体のみPWR:12.212]
2016/09

車種詳細
フリード
13.227kg/PS
1455kg/110PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:12.727]
2015/01

車種詳細
ハイエースワゴン
13.344kg/PS
2135kg/160PS|2.7L-NA
[車体のみPWR:13.000]
2017/02

車種詳細
ワゴンR スティングレー
13.359kg/PS
855kg/64PS|0.7L-TB
[車体のみPWR:12.500]
2005/08

車種詳細
ミラ アヴィ
13.203kg/PS
845kg/64PS|0.7L-TB
[車体のみPWR:12.344]
2012/08

車種詳細
ミラージュ
13.261kg/PS
915kg/69PS|1.0L-NA
[車体のみPWR:12.464]

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ13.269kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

13.136kg/PSから13.402kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの6人乗りミニバン「GB7型 フリード」、トヨタの10人乗り1BOX「TRH219W型 ハイエースワゴン」、スズキの4人乗り軽ミニバン「MH55S型 ワゴンR スティングレー」、ダイハツの4人乗り軽ハッチバック「L250S型 ミラ アヴィ」、三菱の5人乗りハッチバック「A05A型 ミラージュ」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

レイ [Basic-Kcar]とパワーウェイトレシオが近い車種|13.269kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は81.9PS/tとなっています。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.922
平均ピストンスピード 15.40m/s
トルクウェイトレシオ 111.4kg/kgm
1馬力あたりのお値段 17519円
排気量1Lあたり馬力 79.15PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.68kgm/L
1気筒あたりの馬力 17.3PS
1気筒あたりのトルク 1.9kgm
パワーバンド比率 35.7%
燃費×馬力 No data
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
軽自動車のPWR(ターボ)

トルクウェイトレシオは111.4kg/kgm(635kg/5.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が911000円、最高出力が52馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は17519円、逆に1万円あたりでは0.57馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は159825円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
ミツオカ編
軽自動車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は79.15PS/L、トルクは8.68kgm/L、1気筒あたりの馬力は17.3馬力、トルクは1.9kgmとなり、このエンジンが52馬力を7000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.40m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が66.0mmであるF6A型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は9090回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.922になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 2.36m³
1人あたりのスペース 約0.59m³
室内長/全長 50.1%
室内幅/全幅 86.7%
室内高/全高 83.1%
室内容積/車両体積 36.1%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.36m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.59m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は50.1%、同じく室内幅と全幅の比率は86.7%、同じく室内高と全高の比率は83.1%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は36.1%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


車中泊の可能性

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.15m
期待される荷室の幅 1.11m
対角線の長さ 1.60m
期待される荷室の面積 1.28m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.15m(対角線では1.60m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

軽自動車の場合、1BOXタイプ以外のものでは計算するまでもなく絶対的な長さが足りていません。前席を後に倒してフルフラット化できるとか、助手席だけでも前に倒せるなら後のスペースと連結して長さを確保できますが、そうでない場合は腰を痛める覚悟で車中泊に臨むことになります。>>車中泊にあると嬉しいアイテム


燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
暫定基準燃費 16.7km/L
燃料タンク容量 30L
航続距離(カタログ燃費) 501.0km
航続距離(80%燃費) 402.0km
満タンプライス 5100円

10・15モード燃費、JC08モード燃費、WLTPモード燃費ともにデータがないので16.7km/Lを仮の燃費とすると、燃料タンクの容量が30リットルですと航続可能距離は501.0kmになります。(カタログ燃費通りに走行できた場合)

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.0km/L)とすると450.0km、80%(13.4km/L)だと402.0km、70%(11.7km/L)では351.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリン30リットルの給油で5100円、上で計算した航続距離を踏まえると501.0km(80%燃費時402.0km)を走行するのに5100円かかる計算です。



純正装着タイヤの135/80R12と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 135/80R12 | 直径 521mm

-20mm
幅115mm
-10mm
幅125mm
変更なし
幅135mm
+10mm
幅145mm
+20mm
幅155mm
-5%
75
扁平
115/75R12
36.7km/h
直径478mm
径差-43mm
125/75R12
37.9km/h
直径493mm
径差-28mm
135/75R12
39.0km/h
直径508mm
径差-13mm
145/75R12
40.2km/h
直径523mm
径差+2mm
155/75R12
41.3km/h
直径538mm
径差+17mm
0%
80
扁平
115/80R12
37.5km/h
直径489mm
径差-32mm
125/80R12
38.8km/h
直径505mm
径差-16mm
135/80R12
40.0km/h
521mm
0mm
145/80R12
41.2km/h
直径537mm
径差+16mm
155/80R12
42.5km/h
直径553mm
径差+32mm
+5%
85
扁平
115/85R12
38.5km/h
直径501mm
径差-20mm
125/85R12
39.8km/h
直径518mm
径差-3mm
135/85R12
41.1km/h
直径535mm
径差+14mm
145/85R12
42.4km/h
直径552mm
径差+31mm
155/85R12
43.7km/h
直径569mm
径差+48mm
+10%
90
扁平
115/90R12
39.3km/h
直径512mm
径差-9mm
125/90R12
40.7km/h
直径530mm
径差+9mm
135/90R12
42.1km/h
直径548mm
径差+27mm
145/90R12
43.5km/h
直径566mm
径差+45mm
155/90R12
44.8km/h
直径584mm
径差+63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、115/85R12 、125/80R12、125/85R12 、135/75R12 あたりのタイヤがおすすめです。

135/80R12のタイヤ幅を115mmから165mmまで、扁平率を65%から95%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを12インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが135/80R12のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはオートウェイのタイヤ通販をご覧ください。


レイ[0.66L-NA FF/5MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト12.212kg/ps42.64
1速ギヤ加速性能-39.80
1L換算馬力79.15ps/L54.55
1L換算トルク8.68kgm/L39.62
WB/TR比1.92235.10
ワイド&ロー指数1.01841.36
前面の面積1.981m²62.76
最低地上高-43.63
スポーツ性能部門の得点359.46

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
燃費-41.58
年間維持費186200円62.35
100kmh回転数-43.09
航続距離-25.47
車の大きさ6.527m³30.02
室内の広さ2.356m³39.48
最小回転半径4.4m66.60
馬力単価17519円55.03
ユーティリティ部門の得点363.62

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計したレイ[0.66L-NA FF/5MT] の総合得点は 723.08 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したレイ [Basic-Kcar] (FF/5MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのハッチバック」、「軽自動車のハッチバック」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

レイの歴代モデル

3代目 謎型 レイ
謎 レイは2002/06に登場した3代目モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1425mmの車体に、58PS/6.5kgmを発生するEF型659ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

初代 謎型 レイ
謎 レイは1996/12に登場した初代モデル。参考車両の「Basic-Kcar」は全長3295mm、全幅1395mm、全高1420mmの車体に、52PS/5.7kgmを発生するF6A型657ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。