BB20M ミニ クラブマン 性能と維持費 FF/8AT 496万円 2023年

このページでは、MINIの5ドア・5人乗りワゴン、3代目の3DA-BB20M型ミニ クラブマン Cooper-SD F54【2023/07モデル・190PS/40.8kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

BB20M ミニ クラブマン
販売期間:2014/04 -

画像はMINIより引用
http://www.mini.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4275mm×全幅1800mm×全高1470mm、排気量は1995ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4275mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

BB20M型 ミニ クラブマン [1995cc/190PS FF/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目ミニ クラブマンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2023/07
BB20M型
[Cooper-D F54]
2.0L-TB・FF/8AT・413.0万円
150PS・35.7kgm・17.4km/L
150PS
35.7kgm
17.4km/L
2023/07
LV20M型
[Cooper-S F54]
2.0L-TB・FF/7AT・483.0万円
192PS・28.6kgm・13.7km/L
192PS
28.6kgm
13.7km/L
2023/07
LV20M型
[Cooper-S ALL4 F54]
2.0L-TB・4WD/8AT・508.0万円
192PS・28.6kgm・13.2km/L
192PS
28.6kgm
13.2km/L
3代目 ミニ 型式一覧 F54/F55/F56/F57/F60系まとめ 2014-【全31車種】
ミニ クラブマンの旧型モデル
2代目 MMJCW型ミニ クラブマン
MMJCW型ミニ クラブマンは2007/02に登場した2代目モデル。参考車両の「John Cooper Works R55」は全長3970mm、全幅1685mm、全高1445mmの車体に、211PS/26.5kgmを発生する1598ccエンジンを搭載。


BB20M ミニ クラブマンの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー MINI
車名&
グレード
ミニ クラブマン
Cooper-SD F54
その他 第3世代 | クーパーSD
お値段 4960000円
車両型式 3DA-BB20M
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 5ドア・5名乗車
ホイールベース 2670mm
最小半径 5.5m
最低高 141mm
タイヤ 前輪:225/45R17
後輪:225/45R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1540kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

ミニ クラブマンと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
ミニ クラブマン
車体寸法
全長 4275mm -
全幅 1800mm -
全高 1470mm -
大きさ 11.31m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +875mm
全幅 1480mm以下 +320mm
全高平均 1640mm -170mm
大きさ平均 8.13m3 +3.18m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -425mm
全幅 1700mm以下 +100mm
全高平均 1496mm -26mm
大きさ平均 10.47m3 +0.84m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -368mm
全幅平均 1815mm -15mm
全高平均 1518mm -48mm
大きさ平均 12.84m3 -1.53m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



ミニ クラブマンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.496m
期待される荷室の幅 1.400m
対角線の長さ 2.049m
期待される荷室の面積 2.094m²

縦方向の長さが1.496m(対角線では2.049m)であれば、小柄な体型なら斜めに転げることで足を伸ばして寝られないこともなさそうです。

普通体型では斜めに転げた上で腰と膝を曲げれば何とかギリギリ、大柄な体型ではダンゴ虫のように丸まって腰痛覚悟で決死の車中泊を敢行せざるを得ません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


BB20M ミニ クラブマンの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税36000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、ミニ クラブマンの新車を570.4万円(諸費用として74.4万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2000cc以下 11年未満 36000円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷17.2㎞/L×165円/L 95930円
オイル交換
5000km毎
1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料
月額5500円
月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 246200円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額95070円×12ヶ月 1140840円
ローン返済中の年間維持費 1387000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から2年経過車の場合、「2000cc以下で11年未満」クラスの自動車税は36000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

ミニ クラブマン【Cooper-SD F54】の場合、維持費の月額は20600円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

ミニ クラブマンの維持費は高い?安い?

「ミニ クラブマンの年間維持費は246200円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2000ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてミニ クラブマンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いプリウス192500円-53700円
ヴォクシー ハイブリッド231500円-14700円
ミニ クラブマンの維持費246200円
ウィッシュ289100円+42900円
スイフト スポーツ292900円+46700円
基準2000ccクラス平均325700円+79500円
アコード355200円+109000円
WRX STI376200円+130000円
エクスプローラー442300円+196100円
高いBX502800円+256600円

ミニ クラブマンの年間維持費を、2000ccクラスで最も維持費が安いプリウスと比較して53700円高く、最も高いBXと比較して256600円安く、2000ccクラスの平均維持費との比較では79500円安くなっています。

最低額のプリウスと最高額のBXは極端な例としても、2000ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、ミニ クラブマンの維持費は かなり安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2000ccクラスの車 ランキング

ミニ クラブマンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%320万円27万円21万円
15%210万円18万円14万円
20%160万円14万円11万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)、ここから月額維持費2.1万円を支払うと残りは18.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は210万円(総支給額18万円/月、手取り14万円/月)、2.1万円を支払うと残りは11.9万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が160万円(総支給額14万円/月、手取り11万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.1万円を引くと残りは8.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代10万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり165円を基準として、-50円となる115円から、+50円となる215円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費17.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
115円/L 66870円 -29060円
140円/L 81400円 -14530円
155円/L 90120円 -5810円
165円/L 95930円 -
175円/L 101750円 +5820円
190円/L 110470円 +14540円
215円/L 125010円 +29080円

燃費17.2km/LのBB20M型 ミニ クラブマンで10000km走行するのに必要な燃料は581.4L、1リットルあたり165円としたときの燃料代は95930円になります。

参考までに、ミニ クラブマンの燃料タンクは48リットルですので、581.4Lの給油回数は13回、1回あたりの燃料代は約7380円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては5820円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると14540円、50円も違ってくると29080円にもなります。

これをBB20M型 ミニ クラブマンの年間維持費に当てはめてみますと、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり165円の場合を246200円としたとき、115円/Lに値下がりすれば217140円(88.2%)に、215円/Lに値上がりすれば275280円(111.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(36000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 36000円
自動車重量税 1年分 16400円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 61225円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 28780円 47970円 67150円
オイル交換 5500円 5500円 7700円
タイヤ交換 8000円 8000円 8000円
任意保険料 52800円 56160円 59400円
税金 自賠責 一律 61225円
合計 156400円 178900円 203500円
1万km差額 -89800円 -67300円 -42700円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて89800円安い156400円に、5000km走行では67300円安い178900円に、7000km走行では42700円安い203500円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 95930円 143900円 191860円
オイル交換 11000円 16500円 22000円
タイヤ交換 12000円 14400円 19200円
任意保険料 66000円 72600円 79200円
税金 自賠責 一律 61225円
合計 246200円 308700円 373500円
1万km差額 - +62500円 +127300円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
2000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ステーションワゴン編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(14.3km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(16.4km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(19.6km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(17.2km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での軽油代95930円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 629.4L 103850円
郊外 500km 30.5L 5030円
高速道路 500km 25.5L 4210円
平均燃費 14.6km/L 685.4L 113090円
WLTC 総合燃費との差額 +17160円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 349.7L 57700円
郊外 5000km 304.9L 50310円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 15.3km/L 654.6L 108010円
WLTC 総合燃費との差額 +12080円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 232.9L 38430円
郊外 3340km 203.7L 33610円
高速道路 3330km 169.9L 28030円
平均燃費 16.5km/L 606.5L 100070円
WLTC 総合燃費との差額 +4140円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 35.0L 5780円
郊外 9000km 548.8L 90550円
高速道路 500km 25.5L 4210円
平均燃費 16.4km/L 609.3L 100540円
WLTC 総合燃費との差額 +4610円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が76.1リットルの差、金額にして12550円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 17.2km/L 17.7km/L +0.5km/L
市街地 14.3km/L 14.7km/L +0.4km/L
郊外 16.4km/L 16.9km/L +0.5km/L
高速道路 19.6km/L 20.2km/L +0.6km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 17.2km/L 826km - 9.59円/km
市街地 14.3km/L 686km -140km 11.5円/km
郊外 16.4km/L 787km -39km 10.1円/km
高速 19.6km/L 941km +115km 8.4円/km

※1km費用は燃料価格165円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を48Lとしたとき、市街地モード燃費14.3km/Lでの航続距離は686km(-140km)、郊外モード燃費16.4km/Lでの航続距離は787km(-39km)、高速道路モード燃費19.6km/Lでの航続距離は941km(+115km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

ミニ クラブマンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 17.2km/L
燃料タンク容量 48L
航続距離(カタログ燃費) 825.6km
航続距離(80%燃費) 662.4km
満タンプライス 7920円
1km走行コスト 9.59円/km
1万円でどこまで行ける? 1042.4km
東京から825.6kmの範囲

WLTCモード燃費が17.2km/L、燃料タンク容量48リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は825.6kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.5km/L)とすると航続距離は744.0km、80%(13.8km/L)だと662.4km、70%(12.0km/L)では576.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から48リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)を1リットルあたり165円では7920円、上で計算した航続距離を踏まえると825.6km(80%燃費時662.4km)を走行するのに7920円かかる計算です。

燃費を17.2km/Lとしたときの1km走行コストは9.59円、10万km走行したときの燃料代は95.9万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら9.6万円/年、7年10万kmなら13.7万円/年、5年10万kmなら19.2万円/年、3年10万kmなら32.0万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1042.4km(往復なら片道521.2km)、カタログ値の80%なら833.9km(片道417.0km)離れたところまで行くことができます。

BB20M ミニ クラブマンのエンジン諸元とカタログデータ

B47C20B型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 B47C20B
気筒配列 直列4気筒
排気量1995cc
圧縮比 16.5
吸気方式 ターボ
最高出力 190PS[140kW]/4000rpm
最大トルク 40.8kgm[400Nm]/1750-2500rpm
パワーバンド 1750-4000rpm, 帯域56.2%
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費17.2km/L(40.5mpg)
JC08燃費19.5km/L(45.9mpg)
100km燃費5.8L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
1750rpm 100PS/40.8kgm
2500rpm142PS/40.8kgm
4000rpm 190PS/34.0kgm
B47C20B型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているB47C20型1995cc、直列4気筒のターボエンジンは4000回転時に最高出力190馬力を、1750-2500回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する4000rpmまで」の2250rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は56.2%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.105kg/PS(1540kg/190PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.105kg/PS
車体+1人8.395kg/PS
車体+5人9.553kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg8.421kg/PS
車体+70kg8.474kg/PS
車体+80kg8.526kg/PS
車体+90kg8.579kg/PS
車体+100kg8.632kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは8.395kg/PS(1595kg/190PS)となり、数値としては0.290kg、比率にすると3.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは9.553kg/PS(1815kg/190PS)となり、数値としては1.448kg、比率にすると17.9%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

BB20M ミニ クラブマンのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ8.395kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
ミニ クラブマン
8.395kg/PS
190PS・2.0L-TB
車体のみPWR 8.105
1595kg
+3.6%

車種詳細
スイフト スポーツ
8.272kg/PS
136PS・1.6L-NA
車体のみPWR 7.868
1125kg
+5.1%

車種詳細
フィット
8.371kg/PS
132PS・1.5L-NA
車体のみPWR 7.955
1105kg
+5.2%

車種詳細
アクセラ スポーツ
8.486kg/PS
175PS・2.2L-TB
車体のみPWR 8.171
1485kg
+3.8%

車種詳細
ルポ
8.520kg/PS
125PS・1.6L-NA
車体のみPWR 8.080
1065kg
+5.4%

車種詳細
フォレスター
8.514kg/PS
185PS・2.5L-NA
車体のみPWR 8.216
1575kg
+3.6%


8.227kg/PSから8.563kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック・ZC32S型 スイフト スポーツ、ホンダの5人乗りハッチバック・GK5型 フィット、マツダの5人乗りハッチバック・BM2FS型 アクセラ スポーツ、フォルクスワーゲンの4人乗りハッチバック・6EAVY型 ルポ、スバルの5人乗りSUV・SK9型 フォレスターという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

BB20M型 ミニ クラブマン [Cooper-SD F54]のライバル車種|8.395kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は123.4PS/tとなっています。


ミニ クラブマンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
CRF250M|249cc
8.375kg/PS
201kg/24.0PS/2.30kgm
[車体のみPWR:6.083]
2023/07

-
ミニ クラブマン|1995cc
8.395kg/PS
1595kg/190PS/40.8kgm
[車体のみPWR:8.105]

車種詳細
テンプター|396cc
8.444kg/PS
228kg/27.0PS/3.00kgm
[車体のみPWR:6.407]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではミニ クラブマンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

MD44 CRF250Mと競争してみる

まずミニ クラブマンより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのCRF250Mが挙げられます。PWRの8.375kg/PSは車両重量146kgにライダーの体重55kgを加えた201kgを、最高出力24.0PSで割ったものです。

NK43A テンプターと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのテンプターが挙げられます。PWRの8.444kg/PSは車両重量173kg+55kgの228kgを、最高出力27.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 No data
平均ピストンスピード 12.00m/s
トルクウェイトレシオ 37.75kg/kgm
1馬力あたりのお値段 26105円
排気量1Lあたり馬力 95.24PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.45kgm/L
1気筒あたりの馬力 47.5PS
1気筒あたりのトルク 10.2kgm
パワーバンド比率 56.2%
燃費×馬力 3268.0pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは37.75kg/kgm(1540kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が4960000円、最高出力が190馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は26105円、逆に1万円あたりでは0.38馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は121569円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は95.24PS/L、トルクは20.45kgm/L、1気筒あたりの馬力は47.5馬力、トルクは10.2kgmとなり、このエンジンが190馬力を4000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは12.00m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が17.2km/L、最高出力が190PSであるこの車の獲得ポイントは3268.0ptになります。
戯れに車両重量1540kgを100kg単位にした15.4で割ってみたところ、その数値は212.21ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの225/45R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/45R17 | 直径 634mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
40 205/40R17
37.6km/h
径 596mm
差 -38mm
215/40R17
38.1km/h
径 604mm
差 -30mm
225/40R17
38.6km/h
径 612mm
差 -22mm
235/40R17
39.1km/h
径 620mm
差 -14mm
245/40R17
39.6km/h
径 628mm
差 -6mm
45 205/45R17
38.9km/h
径 617mm
差 -17mm
215/45R17
39.5km/h
径 626mm
差 -8mm
225/45R17
40.0km/h
634mm
0mm
235/45R17
40.6km/h
径 644mm
差 +10mm
245/45R17
41.2km/h
径 653mm
差 +19mm
50 205/50R17
40.2km/h
径 637mm
差 +3mm
215/50R17
40.8km/h
径 647mm
差 +13mm
225/50R17
41.5km/h
径 657mm
差 +23mm
235/50R17
42.1km/h
径 667mm
差 +33mm
245/50R17
42.7km/h
径 677mm
差 +43mm
55 205/55R17
41.5km/h
径 658mm
差 +24mm
215/55R17
42.2km/h
径 669mm
差 +35mm
225/55R17
42.9km/h
径 680mm
差 +46mm
235/55R17
43.6km/h
径 691mm
差 +57mm
245/55R17
44.3km/h
径 702mm
差 +68mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/45R17 、215/40R17、215/45R17 、225/40R17 、235/40R17 、245/40R17あたりのタイヤがおすすめです。

225/45R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を30%から60%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを17インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが225/45R17のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】225/45R17のタイヤ銘柄と通販価格

BB20M型 ミニ クラブマン 2.0Lターボ FF/8ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS8.11㎏/PS54.6ptB
最高回転数5880rpm4000rpm26.9ptF
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-41.5ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.35PS/L95.24PS/L47.1ptC
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L20.45㎏m/L63.8ptA
WB/TR比1.773-31.9ptE
ワイド&
ロー指数
0.8940.81755.5ptB
前面の面積2.631m22.646m249.6ptC
最低地上高154.6mm141mm55.5ptB
スポーツ性能部門の得点466.8pt
総合評価D

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340601円246200円58.2ptB
WLTC燃費16.2km/L17.2km/L52.0ptC
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離644.3km825.6km60.4ptB
車の大きさ11.468m311.312m350.6ptC
車内の広さ3429.9L-46.7ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
692.0L-44.2ptD
車内床面積2.794m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m5.5m43.3ptD
ユーティリティ部門の得点496.5pt
総合評価C

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10722車種中 RANK
運動性能 466.8pt 8292位 D
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 496.5pt 4393位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 963.3pt 7823位 D
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は466.8点で全10722車種中の8292位、ユーティリティ部門は496.5点で4393位、総合得点は963.3点で7823位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したBB20M型 ミニ クラブマン(FF/8AT) の各種スペックを、ワゴン2000ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

ミニ クラブマンの歴代モデル

3代目 XS72型 ミニ
XS72 ミニは2014/04に登場した3代目モデル。参考車両の「Cooper-S 5door F55」は全長4015mm、全幅1725mm、全高1445mmの車体に、192PS/28.6kgmを発生する1998ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

2代目 ZB20型 ミニ クロスオーバー
ZB20 ミニ クロスオーバーは2007/02に登場した2代目モデル。参考車両の「Cooper-SD R60」は全長4105mm、全幅1790mm、全高1550mmの車体に、143PS/31.1kgmを発生する1995ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 XL12T型 ミニ
XL12T ミニは1959に登場した初代モデル。参考車両の「ERA-Turbo」は全長3080mm、全幅1535mm、全高1335mmの車体に、95PS/12.0kgmを発生する12H型1271ccエンジンを搭載した4人乗りハッチバック。


人気があるワゴンの車種比較


ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs WGNC34 ステージア 25t 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、初代 ステージア 25t RS-FOUR S(2000年式 WGNC34・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/35.0kgm・5人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

ST246W カルディナ GT-FOUR vs ST215W カルディナ GT-T 新旧比較
3代目 カルディナ GT-FOUR(2005年式 ST246W・4WD/4AT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)と、2代目 カルディナ GT-T ActiveSport GT-T(2001年式 ST215W・4WD/5MT・2.0L+ターボ・260PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs BNR34 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、10代目 スカイライン GT-R M-spec Nur(2002年式 BNR34・4WD/6MT・2.6L+ツインターボ・280PS/40.0kgm・4人乗り)を比較。


ZC33S スイフト スポーツ 2017 vs ZC32S スイフト スポーツ 2011 新旧比較
4代目 スイフト スポーツ(2017年式 ZC33S・FF/6MT・1.4L+ターボ・140PS/23.5kgm・5人乗り)と、3代目 スイフト スポーツ(2011年式 ZC32S・FF/6MT・1.6L・136PS/16.3kgm・5人乗り)を比較。