247684M GLB 性能と維持費 FF/7AT 7人 611万円 2023年式

このページでは、メルセデスベンツの5ドア・7人乗りSUV、初代の5BA-247684M型GLB GLB180 X247【2023/04モデル・136PS/20.4kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

247684M GLB
販売期間:2020/06 - 現行車

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4640mm×全幅1835mm×全高1700mm、排気量は1331ccであることから、大雑把に分類すると1.4リットルクラス(1400cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4640mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

247684M型 GLB [1331cc/136PS FF/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

初代GLBの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2023/04
247651M型
[AMG GLB35 4matic X247]
2.0L-TB・4WD/8AT・852.0万円
306PS・40.8kgm・11.2km/L
306PS
40.8kgm
11.2km/L
2023/04
247613M型
[GLB200d 4matic X247]
1.9L-TB・4WD/8AT・637.0万円
150PS・32.6kgm・15.9km/L
150PS
32.6kgm
15.9km/L

247684M GLBの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
GLB
GLB180 X247
その他 -
お値段 6110000円
車両型式 5BA-247684M
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 5ドア・7名乗車
ホイールベース 2830mm
トレッド 1590mm/1600mm
WB/TR比 1.774
最小半径 5.5m
最低高 202mm
タイヤ 前輪:235/55R18
後輪:235/55R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1620kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

GLBと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
GLB
車体寸法
全長 4640mm -
全幅 1835mm -
全高 1700mm -
大きさ 14.47m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1240mm
全幅 1480mm以下 +355mm
全高平均 1640mm +60mm
大きさ平均 8.13m3 +6.34m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -60mm
全幅 1700mm以下 +135mm
全高平均 1496mm +204mm
大きさ平均 10.47m3 +4.00m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -3mm
全幅平均 1815mm +20mm
全高平均 1518mm +182mm
大きさ平均 12.84m3 +1.63m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



GLBでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.624m
期待される荷室の幅 1.435m
対角線の長さ 2.167m
期待される荷室の面積 2.330m²

縦方向の長さが1.624m(対角線では2.167m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


247684M GLBの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税30500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、GLBの新車を702.7万円(諸費用として91.7万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1500cc以下 13年未満 30500円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷13.4㎞/L×195円/L 145520円
オイル交換
5000km毎
1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額5000円
月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 284700円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額117110円×12ヶ月 1405320円
ローン返済中の年間維持費 1690000円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から2年経過車の場合、「1500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は30500円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して愛車にステータス性を求めるなら、月換算23800円くらいの出費は覚悟しましょう。なあに大丈夫、愛車のためです。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり、傍からすれば対応に困ります。より維持費の安い新車を買うほどではない…ないが…考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてきます。

GLBの維持費は高い?安い?

「GLBの年間維持費は284700円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてGLBの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス HV177500円-107200円
ジェイド217100円-67600円
フリード ハイブリッド232000円-52700円
スイフト スポーツ260000円-24700円
基準1500ccクラス平均261300円-23400円
ステップワゴン スパーダ270100円-14600円
GLBの維持費284700円
アバルト595304800円+20100円
ゴルフ トゥーラン335600円+50900円
高いウーノ388300円+103600円

GLBの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリス HVと比較して107200円高く、最も高いウーノと比較して103600円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では23400円高くなっています。

最低額のヤリス HVと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、GLBの維持費は ちょっと高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

GLBを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%370万円31万円24万円
15%250万円21万円17万円
20%190万円16万円13万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は370万円(総支給額31万円/月、手取り24万円/月)、ここから月額維持費2.4万円を支払うと残りは21.6万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は250万円(総支給額21万円/月、手取り17万円/月)、2.4万円を支払うと残りは14.6万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が190万円(総支給額16万円/月、手取り13万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.4万円を引くと残りは10.6万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代15万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費13.4km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 108220円 -37300円
170円/L 126880円 -18640円
185円/L 138070円 -7450円
195円/L 145520円 -
205円/L 153000円 +7480円
220円/L 164190円 +18670円
245円/L 182850円 +37330円

燃費13.4km/Lの247684M型 GLBで10000km走行するのに必要な燃料は746.3L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は145520円になります。

参考までに、GLBの燃料タンクは52リットルですので、746.3Lの給油回数は15回、1回あたりの燃料代は約9710円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては7480円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると18670円、50円も違ってくると37330円にもなります。

これを247684M型 GLBの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を284700円としたとき、145円/Lに値下がりすれば247400円(86.9%)に、245円/Lに値上がりすれば322030円(113.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(30500円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 30500円
自動車重量税 1年分 16400円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 55725円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 43660円 72760円 101860円
オイル交換 4500円 4500円 6300円
タイヤ交換 9600円 9600円 9600円
任意保険料 48000円 51000円 54000円
税金 自賠責 一律 55725円
合計 161500円 193600円 227500円
1万km差額 -123200円 -91100円 -57200円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて123200円安い161500円に、5000km走行では91100円安い193600円に、7000km走行では57200円安い227500円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 145520円 218280円 291040円
オイル交換 9000円 13500円 18000円
タイヤ交換 14400円 17280円 23040円
任意保険料 60000円 66000円 72000円
税金 自賠責 一律 55725円
合計 284700円 370800円 459900円
1万km差額 - +86100円 +175200円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
7人乗りSUV・RV編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(10.3km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(13.6km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(15.1km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(13.4km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代145520円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 873.8L 170390円
郊外 500km 36.8L 7180円
高速道路 500km 33.1L 6450円
平均燃費 10.6km/L 943.7L 184020円
WLTC 総合燃費との差額 +38500円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 485.4L 94650円
郊外 5000km 367.6L 71680円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 11.7km/L 853.0L 166330円
WLTC 総合燃費との差額 +20810円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 323.3L 63040円
郊外 3340km 245.6L 47890円
高速道路 3330km 220.5L 43000円
平均燃費 12.7km/L 789.4L 153930円
WLTC 総合燃費との差額 +8410円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 48.5L 9460円
郊外 9000km 661.8L 129050円
高速道路 500km 33.1L 6450円
平均燃費 13.5km/L 743.4L 144960円
WLTC 総合燃費との差額 -560円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が200.3リットルの差、金額にして39060円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 13.4km/L 13.8km/L +0.4km/L
市街地 10.3km/L 10.6km/L +0.3km/L
郊外 13.6km/L 14.0km/L +0.4km/L
高速道路 15.1km/L 15.6km/L +0.5km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 13.4km/L 697km - 14.55円/km
市街地 10.3km/L 536km -161km 18.9円/km
郊外 13.6km/L 707km +10km 14.3円/km
高速 15.1km/L 785km +88km 12.9円/km

※1km費用は燃料価格195円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を52Lとしたとき、市街地モード燃費10.3km/Lでの航続距離は536km(-161km)、郊外モード燃費13.6km/Lでの航続距離は707km(+10km)、高速道路モード燃費15.1km/Lでの航続距離は785km(+88km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

GLBの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 13.4km/L
燃料タンク容量 52L
航続距離(カタログ燃費) 696.8km
航続距離(80%燃費) 556.4km
満タンプライス 10140円
1km走行コスト 14.55円/km
1万円でどこまで行ける? 687.2km
東京から696.8kmの範囲

WLTCモード燃費が13.4km/L、燃料タンク容量52リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は696.8kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(12.1km/L)とすると航続距離は629.2km、80%(10.7km/L)だと556.4km、70%(9.4km/L)では488.8kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から52リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では10140円、上で計算した航続距離を踏まえると696.8km(80%燃費時556.4km)を走行するのに10140円かかる計算です。

燃費を13.4km/Lとしたときの1km走行コストは14.55円、10万km走行したときの燃料代は145.5万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら14.6万円/年、7年10万kmなら20.8万円/年、5年10万kmなら29.1万円/年、3年10万kmなら48.5万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば687.2km(往復なら片道343.6km)、カタログ値の80%なら549.7km(片道274.9km)離れたところまで行くことができます。

247684M GLBのエンジン諸元とカタログデータ

M282型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 M282
気筒配列 直列4気筒
排気量1331cc
圧縮比 -
吸気方式 ターボ
最高出力 136PS[100kW]/5500rpm
最大トルク 20.4kgm[200Nm]/1460-4000rpm
パワーバンド 1460-5500rpm, 帯域73.5%
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費13.4km/L(31.5mpg)
JC08燃費14.8km/L(34.8mpg)
100km燃費7.5L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
1460rpm 42PS/20.4kgm
4000rpm114PS/20.4kgm
5500rpm 136PS/17.7kgm
M282型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているM282型1331cc、直列4気筒のターボエンジンは5500回転時に最高出力136馬力を、1460-4000回転時に最大トルク20.4kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1460rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の4040rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は73.5%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.912kg/PS(1620kg/136PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.912kg/PS
車体+1人12.316kg/PS
車体+7人14.743kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg12.353kg/PS
車体+70kg12.426kg/PS
車体+80kg12.500kg/PS
車体+90kg12.574kg/PS
車体+100kg12.647kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは12.316kg/PS(1675kg/136PS)となり、数値としては0.404kg、比率にすると3.4%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは14.743kg/PS(2005kg/136PS)となり、数値としては2.831kg、比率にすると23.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

247684M GLBのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ12.316kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
GLB
12.316kg/PS
136PS・1.4L-TB
車体のみPWR 11.912
1675kg
+3.4%

車種詳細
MAZDA3 ファストバック
12.387kg/PS
111PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.892
1375kg
+4.2%

車種詳細
CX-3
12.333kg/PS
105PS・1.5L-TB
車体のみPWR 11.810
1295kg
+4.4%

車種詳細
キューブ キュービック
12.248kg/PS
109PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.743
1335kg
+4.3%

車種詳細
ヴィッツ
12.356kg/PS
87PS・1.3L-NA
車体のみPWR 11.724
1075kg
+5.4%

車種詳細
シャトル
12.318kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 11.818
1355kg
+4.2%


12.193kg/PSから12.439kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、マツダの5人乗りハッチバック・BP5P型 MAZDA3 ファストバック、マツダの5人乗りSUV・DK5FW型 CX-3、日産の7人乗りミニバン・YGNZ11型 キューブ キュービック、トヨタの5人乗りハッチバック・SCP90型 ヴィッツ、ホンダの5人乗りワゴン・GP8型 シャトルという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

247684M型 GLB [GLB180 X247]のライバル車種|12.316kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は84.0PS/tとなっています。


GLBがバイクと競争するなら…?


車種詳細
NMAX155|155cc
12.200kg/PS
183kg/15.0PS/1.40kgm
[車体のみPWR:8.533]
2023/04

-
GLB|1331cc
12.316kg/PS
1675kg/136PS/20.4kgm
[車体のみPWR:11.912]

車種詳細
CB125R|124cc
12.333kg/PS
185kg/15.0PS/1.20kgm
[車体のみPWR:8.667]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではGLBとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SG50J NMAX155と競争してみる

まずGLBより少しPWRが低いバイクとして、ヤマハのNMAX155が挙げられます。PWRの12.200kg/PSは車両重量128kgにライダーの体重55kgを加えた183kgを、最高出力15.0PSで割ったものです。

JC91 CB125Rと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのCB125Rが挙げられます。PWRの12.333kg/PSは車両重量130kg+55kgの185kgを、最高出力15.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.774
平均ピストンスピード 14.91m/s
トルクウェイトレシオ 79.41kg/kgm
1馬力あたりのお値段 44926円
排気量1Lあたり馬力 102.18PS/L
排気量1Lあたりトルク 15.33kgm/L
1気筒あたりの馬力 34.0PS
1気筒あたりのトルク 5.1kgm
パワーバンド比率 73.5%
燃費×馬力 1822.4pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは79.41kg/kgm(1620kg/20.4kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が6110000円、最高出力が136馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は44926円、逆に1万円あたりでは0.22馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は299510円、1万円あたりでは0.03kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
1500cc以下の車編
7人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は102.18PS/L、トルクは15.33kgm/L、1気筒あたりの馬力は34.0馬力、トルクは5.1kgmとなり、このエンジンが136馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは14.91m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が81.3mmであるM282型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7380回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.774になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が13.4km/L、最高出力が136PSであるこの車の獲得ポイントは1822.4ptになります。
戯れに車両重量1620kgを100kg単位にした16.2で割ってみたところ、その数値は112.49ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの235/55R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 235/55R18 | 直径 716mm

-20mm
幅215mm
-10mm
幅225mm
変更なし
幅235mm
+10mm
幅245mm
+20mm
幅255mm
50 215/50R18
37.5km/h
径 672mm
差 -44mm
225/50R18
38.1km/h
径 682mm
差 -34mm
235/50R18
38.7km/h
径 692mm
差 -24mm
245/50R18
39.2km/h
径 702mm
差 -14mm
255/50R18
39.8km/h
径 712mm
差 -4mm
55 215/55R18
38.8km/h
径 694mm
差 -22mm
225/55R18
39.4km/h
径 705mm
差 -11mm
235/55R18
40.0km/h
716mm
0mm
245/55R18
40.6km/h
径 727mm
差 +11mm
255/55R18
41.2km/h
径 738mm
差 +22mm
60 215/60R18
39.9km/h
径 715mm
差 -1mm
225/60R18
40.6km/h
径 727mm
差 +11mm
235/60R18
41.3km/h
径 739mm
差 +23mm
245/60R18
42.0km/h
径 751mm
差 +35mm
255/60R18
42.6km/h
径 763mm
差 +47mm
65 215/65R18
41.2km/h
径 737mm
差 +21mm
225/65R18
41.9km/h
径 750mm
差 +34mm
235/65R18
42.6km/h
径 763mm
差 +47mm
245/65R18
43.4km/h
径 776mm
差 +60mm
255/65R18
44.1km/h
径 789mm
差 +73mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、215/55R18、215/60R18 、225/50R18、225/55R18 、235/50R18 、245/50R18 、255/50R18あたりのタイヤがおすすめです。

235/55R18のタイヤ幅を215mmから265mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが235/55R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】235/55R18のタイヤ銘柄と通販価格

247684M型 GLB 1.4Lターボ FF/7ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS11.91㎏/PS44.2ptD
最高回転数5880rpm5500rpm45.3ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
103.37PS/L102.18PS/L49.6ptC
1リットル
換算トルク
15.99㎏m/L15.33㎏m/L48.0ptC
WB/TR比1.7731.77449.9ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.92647.7ptC
前面の面積2.631m23.119m236.4ptE
最低地上高154.5mm202mm30.8ptE
スポーツ性能部門の得点427.6pt
総合評価E

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円284700円54.9ptB
WLTC燃費16.2km/L13.4km/L44.2ptD
100km/h
回転数
2489rpm-43.4ptD
航続距離644.1km696.8km53.0ptC
車の大きさ11.468m314.474m338.1ptD
車内の広さ3431.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人7人68.3ptA
1人あたり
車内広さ
691.9L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.18m5.5m43.5ptD
ユーティリティ部門の得点482.2pt
総合評価C

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10713車種中 RANK
運動性能 427.6pt 9853位 E
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 482.2pt 6025位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 909.8pt 9735位 E
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は427.6点で全10713車種中の9853位、ユーティリティ部門は482.2点で6025位、総合得点は909.8点で9735位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した247684M型 GLB(FF/7AT) の各種スペックを、7人乗SUV1500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。


人気があるSUVの車種比較


V55W パジェロ Evolution 1997 vs V25W パジェロ 1996 性能比較
2代目 パジェロ Evolution(1997年式 V55W・4WD/5MT・3.5L・280PS/35.5kgm・5人乗り)と、2代目 パジェロ Metal-Top Wide ZR-I(1996年式 V25W・4WD/5MT・3.5L・230PS/33.0kgm・5人乗り)を比較。

RU1 ヴェゼル Touring 2019 vs RV4 ヴェゼル G 2021 新旧比較
初代 ヴェゼル Touring Honda-Sensing(2019年式 RU1・FF/CVT・1.5L+ターボ・173PS/22.4kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV4・4WD/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

H57A パジェロ ジュニア 1997 vs H56A パジェロ ミニ 1997 性能比較
初代 パジェロ ジュニア ZR-I(1997年式 H57A・4WD/5MT・1.1L・80PS/10.0kgm・4人乗り)と、初代 パジェロ ミニ Duke-V(1997年式 H56A・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.9kgm・4人乗り)を比較。

AXUH85 ハリアー ハイブリッド 2020 vs RV6 ヴェゼル e:HEV 2021 性能比較
4代目 ハリアー ハイブリッド S-Hybrid(2020年式 AXUH85・4WD/CVT・2.5L・178PS/22.5kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル e:HEV Z(2021年式 RV6・4WD/CVT・1.5L・106PS/13.0kgm・5人乗り)を比較。

HN22S Kei ワークス 2008 vs HT81S スイフト スポーツ 2004 性能比較
初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 スイフト スポーツ Sport(2004年式 HT81S・FF/5MT・1.5L・115PS/14.6kgm・5人乗り)を比較。

DG5 WR-V 2024 vs RV3 ヴェゼル 2021 性能比較
初代 WR-V X(2024年式 DG5・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)と、2代目 ヴェゼル G(2021年式 RV3・FF/CVT・1.5L・118PS/14.5kgm・5人乗り)を比較。

JC74W ジムニー ノマド 2025 vs J210E ラッシュ 2010 性能比較
4代目 ジムニー ノマド FC(2025年式 JC74W・4WD/5MT・1.5L・102PS/13.3kgm・4人乗り)と、初代 ラッシュ X(2010年式 J210E・4WD/5MT・1.5L・109PS/14.4kgm・5人乗り)を比較。

MR31S ハスラー 2013 vs JB64W ジムニー 2022 性能比較
初代 ハスラー G(2013年式 MR31S・4WD/5MT・0.66L・52PS/6.4kgm・4人乗り)と、4代目 ジムニー XL(2022年式 JB64W・4WD/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.8kgm・4人乗り)を比較。