209477 CLKクラス 性能と維持費 FR/7AT 1333万円 2008年

このページでは、メルセデスベンツの2ドア・4人乗りオープンカー、2代目のABA-209477型CLKクラス CLK63-AMG Cabriolet A209【2008/01モデル・481PS/64.2kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

209477 CLKクラス
販売期間:2002/04 - 2009/07

画像はメルセデスベンツより引用
http://www.mercedes-benz.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4660mm×全幅1740mm×全高1400mm、排気量は6208ccであることから、大雑把に分類すると6.3リットルクラス(6300cc、自動車税は6.0L超を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:450PS~500PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4660mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

209477型 CLKクラス [6208cc/481PS FR/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目CLKクラスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2008/01
209456型
[CLK350-Cabriolet A209]
3.5L-NA・FR/7AT・885.0万円
272PS・35.7kgm・8.7km/L
272PS
35.7kgm
8.7km/L
2005/09
209476型
[CLK55-AMG Cabriolet A209]
5.4L-NA・FR/5AT・1241.1万円
367PS・52.0kgm・7.9km/L
367PS
52.0kgm
7.9km/L
2005/03
A209型
[CLK-Designo A209]
5.0L-NA・FR/7AT・1260.0万円
306PS・46.9kgm・-
306PS
46.9kgm
-
2代目 CLKクラス 型式一覧 A209/C209系まとめ 2002-2009【全11車種】
CLKクラスの旧型モデル
初代 208465型CLKクラス
208465型CLKクラスは1997/09に登場した初代モデル。参考車両の「CLK320-Cabriolet A208」は全長4565mm、全幅1720mm、全高1380mmの車体に、218PS/31.4kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載。


209477 CLKクラスの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー メルセデスベンツ
車名&
グレード
CLKクラス
CLK63-AMG Cabriolet A209
その他 CLK63 AMG カブリオレ
お値段 13330000円
車両型式 ABA-209477
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 2ドア・4名乗車
ホイールベース 2715mm
トレッド 1500mm/1480mm
WB/TR比 1.822
最小半径 5.0m
タイヤ 前輪:225/40R18
後輪:255/35R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1780kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

CLKクラスと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
CLKクラス
車体寸法
全長 4660mm -
全幅 1740mm -
全高 1400mm -
大きさ 11.35m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1260mm
全幅 1480mm以下 +260mm
全高平均 1640mm -240mm
大きさ平均 8.13m3 +3.22m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -40mm
全幅 1700mm以下 +40mm
全高平均 1496mm -96mm
大きさ平均 10.47m3 +0.88m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +17mm
全幅平均 1815mm -75mm
全高平均 1518mm -118mm
大きさ平均 12.84m3 -1.49m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



209477 CLKクラスの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税127600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税22800円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額10000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2008/01モデルのCLKクラスを17年落ちの中古で293.3万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    CLKクラスの2008/01モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である266.6万円に諸経費として26.7万円を足した293.3万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2008年式を17年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 6000cc超 13年経過 127600円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年-17年経過 22800円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷4.8㎞/L×195円/L 406250円
オイル交換
5000km毎
1回10000円×2回 20000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料
月額10000円
月額10000円×12ヶ月 120000円
ローン完済後の年間維持費 719900円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額48880円×12ヶ月 586560円
ローン返済中の年間維持費 1306500円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 66300円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc超で13年経過」クラスの自動車税は127600円、「2.0トン以下で13年-17年経過」クラスの自動車重量税は22800円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに10000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額10000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした66300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ60000円(ローン完済前は108900円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をCLKクラスに吸い取られ泣くハメになりそうですが、ということはつまり、この車のステータス性は抜群であると言えます。

CLKクラスの維持費は高い?安い?

「CLKクラスの年間維持費は719900円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「6000cc超クラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてCLKクラスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いコルベット クーペ524400円-195500円
7シリーズ573200円-146700円
Cクラス セダン AMG601600円-118300円
A8638400円-81500円
基準6000cc超クラス平均654800円-65100円
グランドチェロキー687300円-32600円
Eクラス709500円-10400円
CLKクラスの維持費719900円
Mクラス749600円+29700円
高いSLクラス791100円+71200円

CLKクラスの年間維持費を、6000cc超クラスで最も維持費が安いコルベット クーペと比較して195500円高く、最も高いSLクラスと比較して71200円安く、6000cc超クラスの平均維持費との比較では65100円高くなっています。

最低額のコルベット クーペと最高額のSLクラスは極端な例としても、6000cc超クラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、CLKクラスの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 6000cc超クラスの車 ランキング

CLKクラスを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%940万円79万円61万円
15%620万円52万円40万円
20%470万円40万円31万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は940万円(総支給額79万円/月、手取り61万円/月)、ここから月額維持費6.0万円を支払うと残りは55.0万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は620万円(総支給額52万円/月、手取り40万円/月)、6.0万円を支払うと残りは34.0万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が470万円(総支給額40万円/月、手取り31万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。6.0万円を引くと残りは25.0万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代41万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費4.8km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 302100円 -104150円
170円/L 354180円 -52070円
185円/L 385430円 -20820円
195円/L 406250円 -
205円/L 427100円 +20850円
220円/L 458350円 +52100円
245円/L 510440円 +104190円

燃費4.8km/Lの209477型 CLKクラスで10000km走行するのに必要な燃料は2083.4L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は406250円になります。

参考までに、CLKクラスの燃料タンクは62リットルですので、2083.4Lの給油回数は34回、1回あたりの燃料代は約11950円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては20850円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると52100円、50円も違ってくると104190円にもなります。

これを209477型 CLKクラスの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を719900円としたとき、145円/Lに値下がりすれば615750円(85.5%)に、245円/Lに値上がりすれば824090円(114.5%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(127600円)なり重量税(22800円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 127600円
自動車重量税 1年分 22800円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 159225円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 121880円 203130円 284380円
オイル交換 10000円 10000円 14000円
タイヤ交換 9600円 9600円 9600円
任意保険料 96000円 102000円 108000円
税金 自賠責 一律 159225円
合計 396800円 484000円 575300円
1万km差額 -323100円 -235900円 -144600円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料120000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて323100円安い396800円に、5000km走行では235900円安い484000円に、7000km走行では144600円安い575300円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 406250円 609380円 812500円
オイル交換 20000円 30000円 40000円
タイヤ交換 14400円 17280円 23040円
任意保険料 120000円 132000円 144000円
税金 自賠責 一律 159225円
合計 719900円 947900円 1178800円
1万km差額 - +228000円 +458900円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
5000cc超クラス編
小型車&普通車の新車編
オープンカー編

CLKクラスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 5.6km/L
燃料タンク容量 62L
航続距離(カタログ燃費) 347.2km
航続距離(80%燃費) 279.0km
満タンプライス 12090円
1km走行コスト 34.82円/km
1万円でどこまで行ける? 287.2km
東京から347.2kmの範囲

10・15モード燃費が5.6km/L、燃料タンク容量62リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は347.2kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(5.0km/L)とすると航続距離は310.0km、80%(4.5km/L)だと279.0km、70%(3.9km/L)では241.8kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から62リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では12090円、上で計算した航続距離を踏まえると347.2km(80%燃費時279.0km)を走行するのに12090円かかる計算です。

燃費を4.8km/Lとしたときの1km走行コストは34.82円、10万km走行したときの燃料代は348.2万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら34.8万円/年、7年10万kmなら49.7万円/年、5年10万kmなら69.6万円/年、3年10万kmなら116.1万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば287.2km(往復なら片道143.6km)、カタログ値の80%なら229.7km(片道114.9km)離れたところまで行くことができます。

209477 CLKクラスのエンジン諸元とカタログデータ

M156型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 M156
気筒配列 V型8気筒
排気量6208cc
圧縮比 11.3
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 481PS[354kW]/6800rpm
最大トルク 64.2kgm[630Nm]/5000rpm
パワーバンド 5000-6800rpm, 帯域26.5%
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費5.6km/L(13.2mpg)
100km燃費17.9L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
5000rpm 448PS/64.2kgm
6800rpm 481PS/50.7kgm
M156型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているM156型6208cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは6800回転時に最高出力481馬力を、5000回転時に最大トルク64.2kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5000rpmから最高出力が発生する6800rpmまで」の1800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は26.5%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc超クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ3.701kg/PS(1780kg/481PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ3.701kg/PS
車体+1人3.815kg/PS
車体+4人4.158kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg3.825kg/PS
車体+70kg3.846kg/PS
車体+80kg3.867kg/PS
車体+90kg3.888kg/PS
車体+100kg3.909kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは3.815kg/PS(1835kg/481PS)となり、数値としては0.114kg、比率にすると3.1%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは4.158kg/PS(2000kg/481PS)となり、数値としては0.457kg、比率にすると12.3%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

209477 CLKクラスのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ3.815kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
CLKクラス
3.815kg/PS
481PS・6.3L-NA
車体のみPWR 3.701
1835kg
+3.1%

車種詳細
RC-F
3.847kg/PS
477PS・5.0L-NA
車体のみPWR 3.732
1835kg
+3.1%

車種詳細
IS-F
4.058kg/PS
430PS・5.0L-NA
車体のみPWR 3.930
1745kg
+3.3%

車種詳細
GS-F
3.952kg/PS
477PS・5.0L-NA
車体のみPWR 3.836
1885kg
+3.0%

車種詳細
NSX
3.619kg/PS
507PS・3.5L-TT
車体のみPWR 3.511
1835kg
+3.1%

車種詳細
スカイライン GT-R
4.013kg/PS
400PS・2.8L-TT
車体のみPWR 3.875
1605kg
+3.5%


3.433kg/PSから4.197kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、レクサスの4人乗りクーペ・USC10型 RC-F、レクサスの4人乗りセダン・USE20型 IS-F、レクサスの5人乗りセダン・URL10型 GS-F、ホンダの2人乗りクーペ・NC1型 NSX、日産の4人乗りクーペ・BCNR33型 スカイライン GT-Rという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

209477型 CLKクラス [CLK63-AMG Cabriolet A209]のライバル車種|3.815kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は270.2PS/tとなっています。


CLKクラスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
ゴールドウイング|1832cc
3.788kg/PS
447kg/118.0PS/17.00kgm
[車体のみPWR:3.322]
2008/01

-
CLKクラス|6208cc
3.815kg/PS
1835kg/481PS/64.2kgm
[車体のみPWR:3.701]

車種詳細
VFR|781cc
3.825kg/PS
306kg/80.2PS/7.04kgm
[車体のみPWR:3.138]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではCLKクラスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SC68 ゴールドウイングと競争してみる

まずCLKクラスより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのゴールドウイングが挙げられます。PWRの3.788kg/PSは車両重量392kgにライダーの体重55kgを加えた447kgを、最高出力118.0PSで割ったものです。

RC46 VFRと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのVFRが挙げられます。PWRの3.825kg/PSは車両重量251kg+55kgの306kgを、最高出力80.2PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.822
平均ピストンスピード 21.44m/s
トルクウェイトレシオ 27.73kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27713円
排気量1Lあたり馬力 77.48PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.34kgm/L
1気筒あたりの馬力 60.1PS
1気筒あたりのトルク 8.0kgm
パワーバンド比率 26.5%
燃費×馬力 2289.6pt
各種ランキング
オープンカーのPWR
5.0L超のPWR

トルクウェイトレシオは27.73kg/kgm(1780kg/64.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が13330000円、最高出力が481馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27713円、逆に1万円あたりでは0.36馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は207632円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc超の車編
オープンカー編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は77.48PS/L、トルクは10.34kgm/L、1気筒あたりの馬力は60.1馬力、トルクは8.0kgmとなり、このエンジンが481馬力を6800回転で発生させているときの平均ピストンスピードは21.44m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が94.6mmであるM156型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6340回転です。●最高出力を発生している時点で既に20.0m/sを超えているこのエンジンは実に良く設計された秀逸なエンジンであると言えます。一昔(二昔?)前の常識を覆す誉れ高きエンジンですので、ぜひとも重要文化遺産に登録して後世に伝えていかねばなりません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.822になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が4.76km/L、最高出力が481PSであるこの車の獲得ポイントは2289.6ptになります。
戯れに車両重量1780kgを100kg単位にした17.8で割ってみたところ、その数値は128.63ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの255/35R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/35R18 | 直径 636mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
30 235/30R18
37.6km/h
径 598mm
差 -38mm
245/30R18
38.0km/h
径 604mm
差 -32mm
255/30R18
38.4km/h
径 610mm
差 -26mm
265/30R18
38.7km/h
径 616mm
差 -20mm
275/30R18
39.1km/h
径 622mm
差 -14mm
35 235/35R18
39.1km/h
径 622mm
差 -14mm
245/35R18
39.6km/h
径 629mm
差 -7mm
255/35R18
40.0km/h
636mm
0mm
265/35R18
40.4km/h
径 643mm
差 +7mm
275/35R18
40.9km/h
径 650mm
差 +14mm
40 235/40R18
40.6km/h
径 645mm
差 +9mm
245/40R18
41.1km/h
径 653mm
差 +17mm
255/40R18
41.6km/h
径 661mm
差 +25mm
265/40R18
42.1km/h
径 669mm
差 +33mm
275/40R18
42.6km/h
径 677mm
差 +41mm
45 235/45R18
42.1km/h
径 669mm
差 +33mm
245/45R18
42.6km/h
径 678mm
差 +42mm
255/45R18
43.2km/h
径 687mm
差 +51mm
265/45R18
43.8km/h
径 696mm
差 +60mm
275/45R18
44.3km/h
径 705mm
差 +69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/35R18 、245/30R18、245/35R18 、255/30R18 、265/30R18 、275/30R18あたりのタイヤがおすすめです。

255/35R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を20%から50%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを18インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが255/35R18のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】255/35R18のタイヤ銘柄と通販価格

209477型 CLKクラス 6.3L-NA FR/7ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS3.70㎏/PS66.5ptA
最高回転数5880rpm6800rpm61.3ptB
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-41.5ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.09PS/L77.48PS/L53.5ptC
1リットル
換算トルク
9.46㎏m/L10.34㎏m/L60.6ptB
WB/TR比1.7731.82245.0ptD
ワイド&
ロー指数
0.8940.80556.4ptB
前面の面積2.631m22.436m255.4ptB
最低地上高154.6mm-43.7ptD
スポーツ性能部門の得点523.3pt
総合評価B

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340619円719900円17.0ptF
10-15燃費13.0km/L5.6km/L33.7ptE
100km/h
回転数
2490rpm-43.4ptD
航続距離644.2km295.1km29.9ptF
車の大きさ11.468m311.352m350.5ptC
車内の広さ3429.9L-46.7ptC
乗車定員4.8人4人43.3ptD
1人あたり
車内広さ
692.0L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m5.0m53.5ptC
ユーティリティ部門の得点408.2pt
総合評価F

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10718車種中 RANK
運動性能 523.3pt 2702位 B
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 408.2pt 10589位 F
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 931.5pt 9204位 D
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は523.3点で全10718車種中の2702位、ユーティリティ部門は408.2点で10589位、総合得点は931.5点で9204位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介した209477型 CLKクラス(FR/7AT) の各種スペックを、オープンカー6000cc超という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

CLKクラスの歴代モデル

2代目 209465型 CLKクラス
209465 CLKクラスは2002/04に登場した2代目モデル。参考車両の「CLK320-Cabriolet A209」は全長4640mm、全幅1740mm、全高1415mmの車体に、218PS/31.6kgmを発生するM112型3199ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。

初代 CLK55型 CLKクラス
CLK55 CLKクラスは1998/10に登場した初代モデル。参考車両の「CLK55 C208」は全長4565mm、全幅1720mm、全高1375mmの車体に、347PS/52.0kgmを発生する11386型5438ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。


人気があるオープンカーの車種比較


ZZW30 MR-S 2005 vs NB8C ロードスター RS-II 2004 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 ロードスター RS-II(2004年式 NB8C・FR/6MT・1.9L・160PS/17.3kgm・2人乗り)を比較。

S15 シルビア ヴァリエッタ 2000 vs S13 シルビア コンバーチブル 1988 新旧比較
7代目 シルビア ヴァリエッタ Varietta(2000年式 S15・FR/4AT・2.0L・160PS/19.2kgm・4人乗り)と、5代目 シルビア コンバーチブル Convertible(1988年式 S13・FR/4AT・1.9L+ターボ・175PS/23.0kgm・4人乗り)を比較。

S15 シルビア ヴァリエッタ 2000 vs NB8C ロードスター 2004 性能比較
7代目 シルビア ヴァリエッタ Varietta(2000年式 S15・FR/5MT・2.0L・165PS/19.6kgm・4人乗り)と、2代目 ロードスター RS-II(2004年式 NB8C・FR/6MT・1.9L・160PS/17.3kgm・2人乗り)を比較。

L880K コペン 2010 vs EA21R カプチーノ 1995 性能比較
初代 コペン ActiveTop(2010年式 L880K・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/11.2kgm・2人乗り)と、初代 カプチーノ(1995年式 EA21R・FR/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.5kgm・2人乗り)を比較。

JW5 S660 2021 vs LA400A コペン GR 2019 性能比較
初代 S660 β 最終モデル(2021年式 JW5・MR/6MT・0.66L+ターボ・64PS/10.6kgm・2人乗り)と、2代目 コペン GR GR-Sport(2019年式 LA400A・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.4kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 GT-S 1997 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 GT-S(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L+ターボ・245PS/31.0kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 G 1997 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 G(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L・200PS/21.0kgm・2人乗り)を比較。

ZZW30 MR-S 2005 vs NCEC ロードスター RS 2009 性能比較
初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、3代目 ロードスター RS-RHT(2009年式 NCEC・FR/6MT・2.0L・170PS/19.3kgm・2人乗り)を比較。