NB8C ロードスターの性能と維持費 FR/6MT 2人 270万円 2004年式

このページでは、マツダ株式会社の2ドア・2人乗りオープンカー、2代目のGH-NB8C型ロードスター Turbo【2004/04モデル・172PS/21.3kgm・FR/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

NB8C ロードスター
販売期間:1998/01 - 2005/08

画像はマツダ株式会社より引用
http://www.mazda.co.jp/
投稿:2011/08/16|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長3965mm×全幅1680mm×全高1235mm、排気量は1839ccであることから、大雑把に分類すると1.9リットルクラス(1900cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3965mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


NB8C型 ロードスター [1839cc/172PS FR/6MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目ロードスターの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2004/04
NB8C型
[RS-II]
1.8L-NA・FR/6MT・257.8万円
160PS・17.3kgm・13.0km/L
160PS
17.3kgm
13.0km/L
2004/04
NB6C型
[NR-A]
1.6L-NA・FR/5MT・215.2万円
125PS・14.5kgm・14.2km/L
125PS
14.5kgm
14.2km/L
2004/04
NB6C型
[M]
1.6L-NA・FR/4AT・209.3万円
120PS・14.2kgm・12.0km/L
120PS
14.2kgm
12.0km/L
2代目ロードスターの車両型式・グレード一覧【全8車種】
ロードスターの新型モデル
3代目 NCEC型ロードスター
NCEC型ロードスターは2005/08に登場した3代目モデル。参考車両の「RS-RHT」は全長4020mm、全幅1720mm、全高1255mmの車体に、170PS/19.3kgmを発生するLF型1998ccエンジンを搭載。

ロードスターの旧型モデル
初代 NA8C型ロードスター
NA8C型ロードスターは1989/09に登場した初代モデル。参考車両の「V-Special」は全長3955mm、全幅1675mm、全高1235mmの車体に、130PS/16.0kgmを発生するBP型1839ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー マツダ株式会社
車名&
グレード
ロードスター
Turbo
その他 -
お値段 2698500円
車両型式 GH-NB8C
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
6速MT・6速マニュアル車
ドア/定員 2ドア/2名乗車
車体寸法 長3965×幅1680×高1235mm
室内寸法 長865×幅1355×高1025mm
軸距&
輪距
2265mm
前1415mm/後1440mm
最小半径 5.2m
最低高 130mm
タイヤ 前輪:205/40R17
後輪:205/40R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1120kg
エンジン諸元
原動機型式 BP-ZET
気筒配列 直列4気筒
排気量1839cc
圧縮比9.5
吸気方式 ターボ
最高出力 172PS[126kW]/6000rpm
最大トルク 21.3kgm[209Nm]/5500rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 12.2km/L(28.7mpg)
100km燃費 8.2L/100km
BP-ZET型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45400円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2004/04モデルのロードスターを20年落ちの中古で59.4万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    ロードスターの2004/04モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である54万円に諸経費として5.4万円を足した59.4万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2004年式を20年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 13年経過 45400円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 18年経過 18900円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷10.4km/L×180円/L
7000km÷10.4km/L×180円/L
5000km÷10.4km/L×180円/L
3000km÷10.4km/L×180円/L
173080円
(121160円)
(86540円)
(51920円)
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 335300円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額49500円×12ヶ月 594000円
ローン返済中の年間維持費 929300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 58500円
名目 金額
自動車税(1年分) 45400円
自動車重量税(1年分) 18900円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
173080円
(121160円)
(86540円)
(51920円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 335300円
名目 金額
車のローン額(1年分) 594000円
ローン返済中の年間維持費 929300円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
58500円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「2000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は45400円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して、自身の車にステータス性を欲すると月換算で2万円~3万円の間、年間にすると24万円~36万円のクラスです。ロードスター【Turbo】の場合、維持費の月額は28000円(ローン完済前は77500円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費10.4km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
125010円
[-48070円]
-25円
155円/L
149050円
[-24030円]
-10円
170円/L
163480円
[-9600円]
180円/L173080円
[0円]
+10円
190円/L
182710円
[+9630円]
+25円
205円/L
197130円
[+24050円]
+50円
230円/L
221170円
[+48090円]

燃費10.4km/LのNB8C型 ロードスターで10000km走行するのに必要な燃料は961.6L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は173080円になります。

参考までに、ロードスターの燃料タンクは48リットルですので、961.6Lの給油回数は21回、1回あたりの燃料代は約8250円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては9630円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると24050円、50円も違ってくると48090円にもなります。

これをNB8C型 ロードスターの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を335300円としたとき、130円/Lに値下がりすれば287230円(85.7%)に、230円/Lに値上がりすれば383390円(114.3%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45400円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 24%
自動車重量税 1年分 18900円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 3000km分 51920円 27%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 80% 52800円 27%
合計
[1万kmとの差額]
191400円
-143900円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 20%
自動車重量税 1年分 18900円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 5000km分 86540円 38%
オイル交換 年1回 5500円 2%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 85% 56160円 25%
合計
[1万kmとの差額]
229400円
-105900円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 17%
自動車重量税 1年分 18900円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 7000km分 121160円 45%
オイル交換 年1回 7700円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 3%
任意保険料 90% 59400円 22%
合計
[1万kmとの差額]
269400円
-65900円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて143900円安い191400円に、5000km走行では105900円安い229400円に、7000km走行では65900円安い269400円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 10%
自動車重量税 1年分 18900円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 15000km分 259620円 58%
オイル交換 年3回 33000円 7%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 4%
任意保険料 100% 66000円 15%
合計
[1万kmとの差額]
449800円
+114500円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 45400円 8%
自動車重量税 1年分 18900円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 346160円 63%
オイル交換 年4回 44000円 8%
タイヤ交換 2年毎 24000円 4%
任意保険料 100% 66000円 12%
合計
[1万kmとの差額]
553300円
+218000円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
マツダの小型車&普通車編
2000cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
オープンカー編

ロードスターの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 12.2km/L
燃料タンク容量 48L
航続距離(カタログ燃費) 585.6km
航続距離(80%燃費) 470.4km
満タンプライス 8640円
1km走行コスト 14.75円
1万円でどこまで行ける? 677.8km

10・15モード燃費が12.2km/L、燃料タンク容量48リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は585.6kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(11.0km/L)とすると航続距離は528.0km、80%(9.8km/L)だと470.4km、70%(8.5km/L)では408.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から48リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円では8640円、上で計算した航続距離を踏まえると585.6km(80%燃費時470.4km)を走行するのに8640円かかる計算です。

燃費を10.4km/Lとしたときの1km走行コストは14.75円、10万km走行したときの燃料代は147.5万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら14.8万円/年、7年10万kmなら21.1万円/年、5年10万kmなら29.5万円/年、3年10万kmなら49.2万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば677.8km(往復なら片道338.9km)、カタログ値の80%なら542.2km(片道271.1km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

BP-ZET型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
5500回転時の馬力 164PS
6000回転時の馬力 172PS
各回転域でのトルク
5500回転時のトルク 21.3kgm
6000回転時のトルク 20.5kgm
BP-ZET型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているBP型1839cc、直列4気筒のターボエンジンは6000回転時に最高出力172馬力を、5500回転時に最大トルク21.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5500rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は8.3%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

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うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ6.512kg/PS(1120kg/172PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ6.512kg/PS
車体+1人6.831kg/PS
車体+2人7.151kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg6.860kg/PS
車体+70kg6.919kg/PS
車体+80kg6.977kg/PS
車体+90kg7.035kg/PS
車体+100kg7.093kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは6.831kg/PS(1175kg/172PS)となり、数値としては0.319kg、比率にすると4.9%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの2人が搭乗した場合、車両重量に110kgがプラスされてパワーウェイトレシオは7.151kg/PS(1230kg/172PS)となり、数値としては0.639kg、比率にすると9.8%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

NB8C ロードスターのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2004/04

-
ロードスター
6.831kg/PS
1175kg/172PS|1.9L-TB
[車体のみPWR:6.512]
2010/10

車種詳細
シビック タイプR
6.841kg/PS
1375kg/201PS|2.0L-NA
車体のみPWR:6.567
2009/09

車種詳細
オロチ
7.017kg/PS
1635kg/233PS|3.4L-NA
車体のみPWR:6.781
2010/11

車種詳細
エリシオン プレステージ
6.717kg/PS
2015kg/300PS|3.5L-NA
車体のみPWR:6.533
2015/09

車種詳細
ポロ GTI
6.745kg/PS
1295kg/192PS|1.8L-TB
車体のみPWR:6.458
2005/12

車種詳細
フォレスター
6.750kg/PS
1485kg/220PS|2.0L-TB
車体のみPWR:6.500

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ6.831kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

6.626kg/PSから7.036kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの4人乗りハッチバック「FN2型 シビック タイプR」、光岡の2人乗りクーペ「MSP1型 オロチ」、ホンダの7人乗りミニバン「RR5型 エリシオン プレステージ」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「6RDAJ型 ポロ GTI」、スバルの5人乗りSUV「SG5型 フォレスター」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

NB8C型 ロードスター [Turbo]とパワーウェイトレシオが近い車種|6.831kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は153.6PS/tとなっています。


ロードスターがバイクと競争するなら…?


車種詳細
VT1300CX|1312cc
6.815kg/PS
368kg/54.4PS/10.50kgm
[車体のみPWR:5.796]
2004/04

-
ロードスター|1839cc
6.831kg/PS
1175kg/172PS/21.3kgm
[車体のみPWR:6.512]

車種詳細
VT750S|745cc
6.833kg/PS
287kg/42.1PS/6.02kgm
[車体のみPWR:5.524]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではロードスターとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

SC61 VT1300CXと競争してみる

まずロードスターより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのVT1300CXが挙げられます。PWRの6.815kg/PSは車両重量313kgにライダーの体重55kgを加えた368kgを、最高出力54.4PSで割ったものです。

RC58 VT750Sと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのVT750Sが挙げられます。PWRの6.833kg/PSは車両重量232kg+55kgの287kgを、最高出力42.1PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.586
平均ピストンスピード 17.00m/s
トルクウェイトレシオ 52.58kg/kgm
1馬力あたりのお値段 15689円
排気量1Lあたり馬力 93.53PS/L
排気量1Lあたりトルク 11.58kgm/L
1気筒あたりの馬力 43.0PS
1気筒あたりのトルク 5.3kgm
パワーバンド比率 8.3%
燃費×馬力 1783.6pt
各種ランキング
オープンカーのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは52.58kg/kgm(1120kg/21.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2698500円、最高出力が172馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は15689円、逆に1万円あたりでは0.64馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は126690円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
マツダ編
2000cc以下の車編
オープンカー編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は93.53PS/L、トルクは11.58kgm/L、1気筒あたりの馬力は43.0馬力、トルクは5.3kgmとなり、このエンジンが172馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.00m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が85.0mmであるBP型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7060回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.586になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、真っ直ぐ進むよりも小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が10.37km/L、最高出力が172PSであるこの車の獲得ポイントは1783.6ptになります。
戯れに車両重量1120kgを100kg単位にした11.2で割ってみたところ、その数値は159.25ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 1.20m³
1人あたりのスペース 約0.60m³
室内長/全長 21.8%
室内幅/全幅 80.7%
室内高/全高 83.0%
室内容積/車両体積 14.6%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は1.20m³です。この車の乗車定員は2人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.60m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は21.8%、同じく室内幅と全幅の比率は80.7%、同じく室内高と全高の比率は83.0%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は14.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車

純正装着タイヤの205/40R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/40R17 | 直径 596mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
35
扁平
185/35R17
37.7km/h
直径562mm
径差-34mm
195/35R17
38.2km/h
直径569mm
径差-27mm
205/35R17
38.7km/h
直径576mm
径差-20mm
215/35R17
39.1km/h
直径583mm
径差-13mm
225/35R17
39.6km/h
直径590mm
径差-6mm
0%
40
扁平
185/40R17
38.9km/h
直径580mm
径差-16mm
195/40R17
39.5km/h
直径588mm
径差-8mm
205/40R17
40.0km/h
596mm
0mm
215/40R17
40.5km/h
直径604mm
径差+8mm
225/40R17
41.1km/h
直径612mm
径差+16mm
+5%
45
扁平
185/45R17
40.2km/h
直径599mm
径差+3mm
195/45R17
40.8km/h
直径608mm
径差+12mm
205/45R17
41.4km/h
直径617mm
径差+21mm
215/45R17
42.0km/h
直径626mm
径差+30mm
225/45R17
42.6km/h
直径635mm
径差+39mm
+10%
50
扁平
185/50R17
41.4km/h
直径617mm
径差+21mm
195/50R17
42.1km/h
直径627mm
径差+31mm
205/50R17
42.8km/h
直径637mm
径差+41mm
215/50R17
43.4km/h
直径647mm
径差+51mm
225/50R17
44.1km/h
直径657mm
径差+61mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/40R17 、195/35R17、195/40R17 、205/35R17 、215/35R17 、225/35R17あたりのタイヤがおすすめです。

205/40R17のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を25%から55%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを17インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが205/40R17のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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NB8C型ロードスター[1.9Lターボ FR/6MT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト6.512kg/ps58.91
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力93.53ps/L46.51
1L換算トルク11.58kgm/L36.46
WB/TR比1.58669.28
ワイド&ロー指数0.73561.44
前面の面積2.075m²65.46
最低地上高130mm59.96
スポーツ性能部門の得点437.92

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費12.2km/L48.18
年間維持費335300円49.21
100kmh回転数-43.42
航続距離585.6km42.59
車の大きさ8.227m³37.21
室内の広さ1.201m³28.91
最小回転半径5.2m49.39
馬力単価15689円57.72
ユーティリティ部門の得点356.63

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した NB8C型ロードスター[1.9Lターボ FR/6MT] の総合得点は 794.55 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したNB8C型ロードスター(FR/6MT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのオープンカー」、「2000ccのオープンカー」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

ロードスターの歴代モデル

4代目 ND5RC型 ロードスター
ND5RC ロードスターは2015/05に登場した4代目モデル。参考車両の「NR-A」は全長3915mm、全幅1735mm、全高1235mmの車体に、131PS/15.3kgmを発生するP5型1496ccエンジンを搭載した2人乗りオープンカー。

3代目 NCEC型 ロードスター
NCEC ロードスターは2005/08に登場した3代目モデル。参考車両の「RS-RHT」は全長4020mm、全幅1720mm、全高1255mmの車体に、170PS/19.3kgmを発生するLF型1998ccエンジンを搭載した2人乗りオープンカー。

2代目 NB8C型 ロードスター クーペ
NB8C ロードスター クーペは2003/10に登場した2代目モデル。参考車両の「type-E」は全長3955mm、全幅1680mm、全高1240mmの車体に、154PS/17.0kgmを発生するBP型1839ccエンジンを搭載した2人乗りクーペ。

初代 NA6CE型 ロードスター
NA6CE ロードスターは1989/09に登場した初代モデル。参考車両の「V-Special」は全長3970mm、全幅1675mm、全高1235mmの車体に、120PS/14.0kgmを発生するB6型1597ccエンジンを搭載した2人乗りオープンカー。