AA5RA キャロル 性能と維持費 4WD/5MT 4人 76万円 1989年式

このページでは、マツダ株式会社の3ドア・4人乗り軽ハッチバック、2代目のE-AA5RA型キャロル e【1989/10モデル・39PS/4.3kgm・4WD/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

AA5RA キャロル
販売期間:1989/10 - 1995/10

画像はマツダ株式会社より引用
http://www.mazda.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長3190mm×全幅1395mm×全高1425mm、排気量は547ccであることから、大雑把に分類すると軽自動車クラス(軽四輪、軽自動車税を適用)に属した車です。走行性能や衝突安全性は普通車に敵わないものの、その圧倒的な経済性は他の追随を許さない大人気カテゴリです。
参考:軽自動車の人気車種

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3190mmであるこの車の場合は「ミニ」(Mini:3500mm以下・Aセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

AA5RA型 キャロル [547cc/39PS 4WD/5MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目キャロルの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
1993/09
AA6PA型
[e-Junior]
0.66L-NA・FF/5MT・69.8万円
52PS・5.7kgm・19.0km/L
52PS
5.7kgm
19.0km/L
1993/09
AA6PA型
[Turbo-f]
0.66L-TB・FF/5MT・106.4万円
61PS・9.2kgm・18.0km/L
61PS
9.2kgm
18.0km/L
1993/09
AA6RA型
[e-Junior]
0.66L-NA・4WD/5MT・81.9万円
52PS・5.7kgm・17.0km/L
52PS
5.7kgm
17.0km/L
2代目 キャロル 型式一覧 AA5/AA6系まとめ 1989-1995【全10車種】
キャロルの新型モデル
3代目 AC6P型キャロル
AC6P型キャロルは1995/10に登場した3代目モデル。参考車両の「XR-Turbo」は全長3295mm、全幅1395mm、全高1400mmの車体に、64PS/10.0kgmを発生するF6A型657ccエンジンを搭載。


AA5RA キャロルの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー マツダ株式会社
車名&
グレード
キャロル
e
その他 -
お値段 758000円
車両型式 E-AA5RA
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
5速MT・5速マニュアル車
ドア/定員 3ドア・4名乗車
ホイールベース 2335mm
トレッド 1215mm/1200mm
WB/TR比 1.933
最小半径 4.6m
最低高 155mm
タイヤ 前輪:155/70R12
後輪:155/70R12
ブレーキ 前:ディスク
後:ドラム
車両重量 630kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

キャロルと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
キャロル
車体寸法
全長 3190mm -
全幅 1395mm -
全高 1425mm -
大きさ 6.34m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 -210mm
全幅 1480mm以下 -85mm
全高平均 1640mm -215mm
大きさ平均 8.13m3 -1.79m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -1510mm
全幅 1700mm以下 -305mm
全高平均 1496mm -71mm
大きさ平均 10.47m3 -4.13m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -1453mm
全幅平均 1815mm -420mm
全高平均 1518mm -93mm
大きさ平均 12.84m3 -6.50m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


AA5RA キャロルの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

キャロルの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
キャロル
室内広さ
室内長 1650mm -
室内幅 1210mm -
室内高 1195mm -
車内広さ 2386L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm -258mm
室内幅平均 1280mm -70mm
室内高平均 1283mm -88mm
車内広さ平均 3171L -785L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm -263mm
室内幅平均 1403mm -193mm
室内高平均 1195mm 0mm
車内広さ平均 3251L -865L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -400mm
室内幅平均 1483mm -273mm
室内高平均 1195mm 0mm
車内広さ平均 3698L -1312L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 2.386m³
1人あたりのスペース 0.597m³
室内長/全長 51.7%
室内幅/全幅 86.7%
室内高/全高 83.9%
室内容積/車両体積 37.6%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.386m³です。この車の乗車定員は4人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.597m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は51.7%、同じく室内幅と全幅の比率は86.7%、同じく室内高と全高の比率は83.9%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は37.6%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


キャロルでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.117m
期待される荷室の幅 1.110m
対角線の長さ 1.575m
期待される荷室の面積 1.240m²

縦方向の長さが1.117m(対角線では1.575m)しかないとなると、これはもう常識的に考えてかなり厳しい車中泊を強いられます。運転席あるいは助手席を後ろに倒して寝たほうがまだマシかもしれません。

俗に言う体育座りの体勢で横になれば寝られないこともないでしょうが、寝れども寝れども疲れは取れない上に猛烈な腰痛で目を覚ましかねず、実に爽やかな笑顔で「もう二度と車中泊なんてしないよ!」と後日談を語ることになりかねません。

軽自動車の場合、1BOXタイプ以外のものでは計算するまでもなく絶対的な長さが足りていません。前席を後に倒してフルフラット化できるとか、助手席だけでも前に倒せるなら後のスペースと連結して長さを確保できますが、そうでない場合は腰を痛める覚悟で車中泊に臨むことになります。

車中泊にあると嬉しいアイテム


AA5RA キャロルの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される軽自動車税12900円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税4400円/年と自賠責保険料8770円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額4000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1989/10モデルのキャロルを36年落ちの中古で16.7万円にて購入し、頭金なしで1年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    キャロルの1989/10モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である15.16万円に諸経費として1.5万円を足した16.7万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1989年式を36年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 軽自動車 13年経過 12900円
自動車重量税
1年分
軽自動車 18年経過 4400円
自賠責保険料
(1年換算)
軽自動車 8770円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷14.4㎞/L×185円/L 128470円
オイル交換
5000km毎
1回3000円×2回 6000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本4000円×4本÷5年 3200円
任意保険料
月額4000円
月額4000円×12ヶ月 48000円
ローン完済後の年間維持費 211800円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額13900円×12ヶ月 166800円
ローン返済中の年間維持費 378600円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 29400円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「軽自動車で13年経過」クラスの自動車税は12900円、「軽自動車で18年経過」クラスの自動車重量税は4400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに3000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本4000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額4000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした29400円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

キャロル【e】の場合、維持費の月額は17700円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

キャロルの維持費は高い?安い?

「キャロルの年間維持費は211800円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「軽自動車クラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてキャロルの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いアルト135500円-76300円
タント カスタム162400円-49400円
ピクシス メガ168000円-43800円
S660181400円-30400円
基準軽自動車クラス平均190400円-21400円
アルト ラパン203100円-8700円
キャロルの維持費211800円
エブリイ ワゴン220300円+8500円
コペン225100円+13300円
高いジムニー253030円+41230円

キャロルの年間維持費を、軽自動車クラスで最も維持費が安いアルトと比較して76300円高く、最も高いジムニーと比較して41230円安く、軽自動車クラスの平均維持費との比較では21400円高くなっています。

最低額のアルトと最高額のジムニーは極端な例としても、軽自動車クラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、キャロルの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。

年間維持費が安い 軽自動車 ランキング

キャロルを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%280万円24万円19万円
15%180万円15万円12万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は280万円(総支給額24万円/月、手取り19万円/月)、ここから月額維持費1.8万円を支払うと残りは17.2万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は180万円(総支給額15万円/月、手取り12万円/月)、1.8万円を支払うと残りは10.2万円になります。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり185円を基準として、-50円となる135円から、+50円となる235円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費14.4km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
135円/L 93760円 -34710円
160円/L 111120円 -17350円
175円/L 121540円 -6930円
185円/L 128470円 -
195円/L 135430円 +6960円
210円/L 145850円 +17380円
235円/L 163210円 +34740円

燃費14.4km/LのAA5RA型 キャロルで10000km走行するのに必要な燃料は694.5L、1リットルあたり185円としたときの燃料代は128470円になります。

参考までに、キャロルの燃料タンクは30リットルですので、694.5Lの給油回数は24回、1回あたりの燃料代は約5360円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6960円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると17380円、50円も違ってくると34740円にもなります。

これをAA5RA型 キャロルの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり185円の場合を211800円としたとき、135円/Lに値下がりすれば177090円(83.6%)に、235円/Lに値上がりすれば246540円(116.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(12900円)なり重量税(4400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 12900円
自動車重量税 1年分 4400円
自賠責保険料 1年分 8770円
合計 26070円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 38540円 64240円 89930円
オイル交換 3000円 3000円 4200円
タイヤ交換 2130円 2130円 2130円
任意保険料 38400円 40800円 43200円
税金 自賠責 一律 26070円
合計 108200円 136300円 165600円
1万km差額 -103600円 -75500円 -46200円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料48000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて103600円安い108200円に、5000km走行では75500円安い136300円に、7000km走行では46200円安い165600円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 128470円 192710円 256940円
オイル交換 6000円 9000円 12000円
タイヤ交換 3200円 3840円 5120円
任意保険料 48000円 52800円 57600円
税金 自賠責 一律 26070円
合計 211800円 284500円 357800円
1万km差額 - +72700円 +146000円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
マツダの軽自動車編
軽自動車クラス編
軽自動車の新車編
軽自動車のハッチバック編

キャロルの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 17.0km/L
燃料タンク容量 30L
航続距離(カタログ燃費) 510.0km
航続距離(80%燃費) 408.0km
満タンプライス 5550円
1km走行コスト 10.88円/km
1万円でどこまで行ける? 918.9km
東京から510.0kmの範囲

10・15モード燃費が17.0km/L、燃料タンク容量30リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は510.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.3km/L)とすると航続距離は459.0km、80%(13.6km/L)だと408.0km、70%(11.9km/L)では357.0kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から30リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり185円では5550円、上で計算した航続距離を踏まえると510.0km(80%燃費時408.0km)を走行するのに5550円かかる計算です。

燃費を14.4km/Lとしたときの1km走行コストは10.88円、10万km走行したときの燃料代は108.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら10.9万円/年、7年10万kmなら15.5万円/年、5年10万kmなら21.8万円/年、3年10万kmなら36.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば918.9km(往復なら片道459.5km)、カタログ値の80%なら735.1km(片道367.6km)離れたところまで行くことができます。

AA5RA キャロルのエンジン諸元とカタログデータ

F5B型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 F5B
気筒配列 直列3気筒
排気量547cc
圧縮比 10.0
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 39PS[29kW]/7500rpm
最大トルク 4.3kgm[42Nm]/6000rpm
パワーバンド 6000-7500rpm, 帯域20.0%
使用燃料 レギュラーガソリン
10・15燃費17.0km/L(40.0mpg)
100km燃費5.9L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
6000rpm 36PS/4.3kgm
7500rpm 39PS/3.7kgm
F5B型エンジンの諸元と性能まとめ
直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているF5B型547cc、直列3気筒の自然吸気エンジンは7500回転時に最高出力39馬力を、6000回転時に最大トルク4.3kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する6000rpmから最高出力が発生する7500rpmまで」の1500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は20.0%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
軽自動車クラス編
マツダの軽自動車編
最大トルク ランキング リスト
軽自動車クラス編
マツダの軽自動車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ16.154kg/PS(630kg/39PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ16.154kg/PS
車体+1人17.564kg/PS
車体+4人21.795kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg17.692kg/PS
車体+70kg17.949kg/PS
車体+80kg18.205kg/PS
車体+90kg18.462kg/PS
車体+100kg18.718kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは17.564kg/PS(685kg/39PS)となり、数値としては1.410kg、比率にすると8.7%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの4人が搭乗した場合、車両重量に220kgがプラスされてパワーウェイトレシオは21.795kg/PS(850kg/39PS)となり、数値としては5.641kg、比率にすると34.9%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

AA5RA キャロルのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ17.564kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
キャロル
17.564kg/PS
39PS・0.6L-NA
車体のみPWR 16.154
685kg
+8.7%

車種詳細
ミニ
17.500kg/PS
42PS・1.0L-NA
車体のみPWR 16.190
735kg
+8.1%

車種詳細
ウェイク
17.422kg/PS
64PS・0.7L-TB
車体のみPWR 16.562
1115kg
+5.2%

車種詳細
スペーシア
17.404kg/PS
52PS・0.7L-NA
車体のみPWR 16.346
905kg
+6.5%

車種詳細
ディアス ワゴン
17.500kg/PS
58PS・0.7L-SC
車体のみPWR 16.552
1015kg
+5.7%

車種詳細
ミラココア
17.404kg/PS
52PS・0.7L-NA
車体のみPWR 16.346
905kg
+6.5%


17.388kg/PSから17.740kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ローバーの4人乗りハッチバック・99X型 ミニ、ダイハツの4人乗り軽ミニバン・LA710S型 ウェイク、スズキの4人乗り軽ミニバン・MK53S型 スペーシア、スバルの4人乗り軽1BOX・TW1型 ディアス ワゴン、ダイハツの4人乗り軽ハッチバック・L685S型 ミラココアという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

AA5RA型 キャロル [e]のライバル車種|17.564kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は61.9PS/tとなっています。


キャロルがバイクと競争するなら…?


車種詳細
KSR110|111cc
17.500kg/PS
147kg/8.4PS/0.83kgm
[車体のみPWR:10.952]
1989/10

-
キャロル|547cc
17.564kg/PS
685kg/39PS/4.3kgm
[車体のみPWR:16.154]

車種詳細
シグナスX|124cc
17.653kg/PS
173kg/9.8PS/1.00kgm
[車体のみPWR:12.041]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではキャロルとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

KL110A KSR110と競争してみる

まずキャロルより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのKSR110が挙げられます。PWRの17.500kg/PSは車両重量92kgにライダーの体重55kgを加えた147kgを、最高出力8.4PSで割ったものです。

SED8J シグナスXと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのシグナスXが挙げられます。PWRの17.653kg/PSは車両重量118kg+55kgの173kgを、最高出力9.8PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.933
平均ピストンスピード 13.75m/s
トルクウェイトレシオ 146.51kg/kgm
1馬力あたりのお値段 19436円
排気量1Lあたり馬力 71.30PS/L
排気量1Lあたりトルク 7.86kgm/L
1気筒あたりの馬力 13.0PS
1気筒あたりのトルク 1.4kgm
パワーバンド比率 20.0%
燃費×馬力 563.5pt
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
軽自動車のPWR(ターボ)

トルクウェイトレシオは146.51kg/kgm(630kg/4.3kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が758000円、最高出力が39馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は19436円、逆に1万円あたりでは0.51馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は176279円、1万円あたりでは0.06kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
マツダ編
軽自動車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は71.30PS/L、トルクは7.86kgm/L、1気筒あたりの馬力は13.0馬力、トルクは1.4kgmとなり、このエンジンが39馬力を7500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.75m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が55.0mmであるF5B型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は10910回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.933になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、小回りよりも真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が14.45km/L、最高出力が39PSであるこの車の獲得ポイントは563.5ptになります。
戯れに車両重量630kgを100kg単位にした6.3で割ってみたところ、その数値は89.45ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


純正装着タイヤの155/70R12と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 155/70R12 | 直径 522mm

-20mm
幅135mm
-10mm
幅145mm
変更なし
幅155mm
+10mm
幅165mm
+20mm
幅175mm
65 135/65R12
36.9km/h
径 481mm
差 -41mm
145/65R12
37.9km/h
径 494mm
差 -28mm
155/65R12
38.9km/h
径 507mm
差 -15mm
165/65R12
39.8km/h
径 520mm
差 -2mm
175/65R12
40.8km/h
径 533mm
差 +11mm
70 135/70R12
37.9km/h
径 494mm
差 -28mm
145/70R12
38.9km/h
径 508mm
差 -14mm
155/70R12
40.0km/h
522mm
0mm
165/70R12
41.1km/h
径 536mm
差 +14mm
175/70R12
42.1km/h
径 550mm
差 +28mm
75 135/75R12
38.9km/h
径 508mm
差 -14mm
145/75R12
40.1km/h
径 523mm
差 +1mm
155/75R12
41.2km/h
径 538mm
差 +16mm
165/75R12
42.4km/h
径 553mm
差 +31mm
175/75R12
43.5km/h
径 568mm
差 +46mm
80 135/80R12
39.9km/h
径 521mm
差 -1mm
145/80R12
41.1km/h
径 537mm
差 +15mm
155/80R12
42.4km/h
径 553mm
差 +31mm
165/80R12
43.6km/h
径 569mm
差 +47mm
175/80R12
44.8km/h
径 585mm
差 +63mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、135/75R12 、145/70R12 、155/65R12 、165/65R12 あたりのタイヤがおすすめです。

155/70R12のタイヤ幅を135mmから185mmまで、扁平率を55%から85%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを12インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが155/70R12のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】155/70R12のタイヤ銘柄と通販価格

AA5RA型 キャロル 0.55L-NA 4WD/5MTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS16.15㎏/PS32.7ptE
最高回転数5880rpm7500rpm70.0ptS
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m-40.0ptD
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h-45.3ptD
1リットル
換算馬力
73.10PS/L71.30PS/L48.6ptC
1リットル
換算トルク
9.47㎏m/L7.86㎏m/L30.4ptE
WB/TR比1.7731.93333.7ptE
ワイド&
ロー指数
0.8941.02240.8ptD
前面の面積2.631m21.988m268.0ptA
最低地上高154.5mm155mm49.8ptC
スポーツ性能部門の得点488.8pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340674円211800円61.2ptB
10-15燃費13.0km/L17.0km/L58.7ptB
100km/h
回転数
2489rpm-43.4ptD
航続距離644.1km433.5km37.9ptE
車の大きさ11.468m36.341m370.3ptS
車内の広さ3431.7L2385.8L39.8ptD
乗車定員4.8人4人43.3ptD
1人あたり
車内広さ
691.9L596.5L42.0ptD
車内床面積2.793m21.996m238.6ptD
最小回転
半径
5.18m4.6m61.8ptB
ユーティリティ部門の得点497.0pt
総合評価C

※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10713車種中 RANK
運動性能 488.8pt 6142位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 497.0pt 4357位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 985.8pt 6202位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は488.8点で全10713車種中の6142位、ユーティリティ部門は497.0点で4357位、総合得点は985.8点で6202位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したAA5RA型 キャロル(4WD/5MT) の各種スペックを、ハッチバック軽自動車という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

キャロルの歴代モデル

8代目 HB37S型 キャロル
HB37S キャロルは2022/01に登場した8代目モデル。参考車両の「GL」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1525mmの車体に、46PS/5.6kgmを発生するR06A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

7代目 HB36S型 キャロル
HB36S キャロルは2015/01に登場した7代目モデル。参考車両の「GF」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1475mmの車体に、49PS/5.9kgmを発生するR06A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

6代目 HB35S型 キャロル エコ
HB35S キャロル エコは2012/11に登場した6代目モデル。参考車両の「ECO-X 30.4km/L」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1530mmの車体に、52PS/6.4kgmを発生するR06A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

5代目 HB24S型 キャロル
HB24S キャロルは2004/09に登場した5代目モデル。参考車両の「G-II」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1510mmの車体に、54PS/6.2kgmを発生するK6A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

4代目 HB23S型 キャロル
HB23S キャロルは1998/10に登場した4代目モデル。参考車両の「SX-Special」は全長3395mm、全幅1475mm、全高1450mmの車体に、54PS/6.2kgmを発生するK6A型658ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

3代目 AC6P型 キャロル
AC6P キャロルは1995/10に登場した3代目モデル。参考車両の「SG」は全長3295mm、全幅1395mm、全高1420mmの車体に、52PS/5.7kgmを発生するF6A型657ccエンジンを搭載した4人乗り軽ハッチバック。

2代目 AA6PA型 キャロル キャンバストップ
AA6PA キャロル キャンバストップは1989/10に登場した2代目モデル。参考車両の「Milady Canvastop」は全長3290mm、全幅1395mm、全高1430mmの車体に、52PS/5.7kgmを発生するF6A型657ccエンジンを搭載した4人乗り軽オープンカー。


人気がある軽ハッチバックの車種比較


HN22S Kei ワークス 2008 vs HT81S スイフト スポーツ 2004 性能比較
初代 Kei ワークス WORKS(2008年式 HN22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/10.8kgm・4人乗り)と、初代 スイフト スポーツ Sport(2004年式 HT81S・FF/5MT・1.5L・115PS/14.6kgm・5人乗り)を比較。

GR1 フィット 2020 vs ZCDDS スイフト 2023 性能比較
4代目 フィット BASIC(2020年式 GR1・FF/CVT・1.4L・98PS/12.0kgm・5人乗り)と、5代目 スイフト XG(2023年式 ZCDDS・FF/CVT・1.2L・82PS/11.0kgm・5人乗り)を比較。

H22A ミニカ ダンガンZZ 1992 vs CR22S アルト ワークス RS/X 1994 性能比較
6代目 ミニカ ダンガンZZ Dangan-ZZ(1992年式 H22A・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/9.8kgm・4人乗り)と、3代目 アルト ワークス WORKS RS/X(1994年式 CR22S・FF/5MT・0.66L+ターボ・64PS/8.7kgm・4人乗り)を比較。

BBM5P2 メガーヌ RS 2023 vs FL5 シビック タイプR 2022 性能比較
4代目 メガーヌ RS Renault-Sport Trophy(2023年式 BBM5P2・FF/6MT・1.8L+ターボ・300PS/40.8kgm・5人乗り)と、11代目 シビック タイプR type-R(2022年式 FL5・FF/6MT・2.0L+ターボ・330PS/42.8kgm・4人乗り)を比較。

RJ2 R1 S 2008 vs RC2 R2 type-S 2008 性能比較
初代 R1 S(2008年式 RJ2・4WD/CVT・0.66L+SC・64PS/9.5kgm・4人乗り)と、初代 R2 type-S(2008年式 RC2・4WD/CVT・0.66L+SC・64PS/9.5kgm・4人乗り)を比較。

DE3A FTO GPX 1999 vs EK9 シビック タイプR 1998 性能比較
初代 FTO GPX(1999年式 DE3A・FF/5MT・2.0L・200PS/20.4kgm・4人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス TRD vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ ランクス 1.8 TRD Sport-M(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・205PS/19.7kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 2004 vs ZZT231 セリカ SS-II 2005 性能比較
9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。