GJ2AW アテンザ ワゴン 性能と維持費 4WD/6MT 354万円 2018年

このページでは、マツダ株式会社の5ドア・5人乗りワゴン、3代目の3DA-GJ2AW型アテンザ ワゴン XD【2018/06モデル・190PS/45.9kgm・4WD/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

GJ2AW アテンザ ワゴン
販売期間:2012/11 - 2019/07

画像はマツダ株式会社より引用
http://www.mazda.co.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4805mm×全幅1840mm×全高1480mm、排気量は2188ccであることから、大雑把に分類すると2.2リットルクラス(2200cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4805mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

GJ2AW型 アテンザ ワゴン [2188cc/190PS 4WD/6MT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目アテンザ ワゴンの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2018/06
GJ2FW型
[XD]
2.2L-TB・FF/6MT・329.4万円
190PS・45.9kgm・19.6km/L
190PS
45.9kgm
19.6km/L
2018/06
GJ5FW型
[25S L-pack]
2.5L-NA・FF/6AT・354.2万円
190PS・25.7kgm・14.2km/L
190PS
25.7kgm
14.2km/L
2018/06
GJ2FW型
[XD]
2.2L-TB・FF/6AT・324.0万円
190PS・45.9kgm・17.8km/L
190PS
45.9kgm
17.8km/L
3代目 MAZDA6 型式一覧 GJ系まとめ 2012-【全38車種】
アテンザ ワゴンの旧型モデル
2代目 GH5FW型アテンザ スポーツワゴン
GH5FW型アテンザ スポーツワゴンは2008/01に登場した2代目モデル。参考車両の「25S」は全長4765mm、全幅1795mm、全高1450mmの車体に、170PS/23.0kgmを発生するL5型2488ccエンジンを搭載。


GJ2AW アテンザ ワゴンの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー マツダ株式会社
車名&
グレード
アテンザ ワゴン
XD
その他 プロアクティブ|Lパッケージ|最終減速比4.105(1-2)/3.120(3-4-5-6-B)
お値段 3531600円
車両型式 3DA-GJ2AW
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
6速MT・6速マニュアル車
ドア/定員 5ドア・5名乗車
ホイールベース 2750mm
トレッド 1585mm/1575mm
WB/TR比 1.741
最小半径 5.5m
最低高 160mm
タイヤ 前輪:225/55R17
後輪:225/55R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1680kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

アテンザ ワゴンと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
アテンザ ワゴン
車体寸法
全長 4805mm -
全幅 1840mm -
全高 1480mm -
大きさ 13.09m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +1405mm
全幅 1480mm以下 +360mm
全高平均 1640mm -160mm
大きさ平均 8.13m3 +4.96m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 +105mm
全幅 1700mm以下 +140mm
全高平均 1496mm -16mm
大きさ平均 10.48m3 +2.61m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm +162mm
全幅平均 1815mm +25mm
全高平均 1518mm -38mm
大きさ平均 12.84m3 +0.25m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。


GJ2AW アテンザ ワゴンの室内広さを各規格の車両と比較

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

アテンザ ワゴンの室内広さを各規格の車両と比較
規格名 規格寸法 増減
アテンザ ワゴン
室内広さ
室内長 1930mm -
室内幅 1550mm -
室内高 1170mm -
車内広さ 3500L -
軽自動車
新規格
室内長平均 1908mm +22mm
室内幅平均 1280mm +270mm
室内高平均 1283mm -113mm
車内広さ平均 3171L +329L
小型車規格
5ナンバー車
室内長平均 1913mm +17mm
室内幅平均 1404mm +146mm
室内高平均 1196mm -26mm
車内広さ平均 3253L +247L
普通車平均
3ナンバー車
室内長平均 2050mm -120mm
室内幅平均 1483mm +67mm
室内高平均 1195mm -25mm
車内広さ平均 3698L -198L

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。

人間様の占有スペースと容積効率
室内長×室内幅×室内高 3.500m³
1人あたりのスペース 0.700m³
室内長/全長 40.2%
室内幅/全幅 84.2%
室内高/全高 79.1%
室内容積/車両体積 26.7%

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.500m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.700m³のスペースが割り当てられることになります。

続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.2%、同じく室内幅と全幅の比率は84.2%、同じく室内高と全高の比率は79.1%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は26.7%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


アテンザ ワゴンでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.682m
期待される荷室の幅 1.450m
対角線の長さ 2.221m
期待される荷室の面積 2.439m²

縦方向の長さが1.682m(対角線では2.221m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


GJ2AW アテンザ ワゴンの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税45000円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2018/06モデルのアテンザ ワゴンを7年落ちの中古で271.9万円にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    アテンザ ワゴンの2018/06モデルの場合、2025年現在では7年が経過しているため、新車価格の70%である247.212万円に諸経費として24.7万円を足した271.9万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 【PR】自動車保険は比較で安くなる!

2018年式を7年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 2500cc以下 11年未満 45000円
自動車重量税
1年分
2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷18.8㎞/L×165円/L 87770円
オイル交換
5000km毎
1回6000円×2回 12000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料
月額6000円
月額6000円×12ヶ月 72000円
ローン完済後の年間維持費 254000円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額45320円×12ヶ月 543840円
ローン返済中の年間維持費 797900円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
  • 初度登録から7年経過車の場合、「2500cc以下で11年未満」クラスの自動車税は45000円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

アテンザ ワゴン【XD】の場合、維持費の月額は21200円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

アテンザ ワゴンの維持費は高い?安い?

「アテンザ ワゴンの年間維持費は254000円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてアテンザ ワゴンの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いカムリ219800円-34200円
アテンザ ワゴンの維持費254000円
CX-5280000円+26000円
レガシィ アウトバック296600円+42600円
スカイライン360100円+106100円
基準2500ccクラス平均365000円+111000円
マツダスピード アテンザ388500円+134500円
MPV400200円+146200円
スープラ447000円+193000円
高い5シリーズ セダン497800円+243800円

アテンザ ワゴンの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して34200円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して243800円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では111000円安くなっています。

最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、アテンザ ワゴンの維持費は ものすごく安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 2500ccクラスの車 ランキング

アテンザ ワゴンを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%330万円28万円22万円
15%220万円19万円15万円
20%170万円15万円12万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は330万円(総支給額28万円/月、手取り22万円/月)、ここから月額維持費2.1万円を支払うと残りは19.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は220万円(総支給額19万円/月、手取り15万円/月)、2.1万円を支払うと残りは12.9万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が170万円(総支給額15万円/月、手取り12万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.1万円を引くと残りは9.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代9万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり165円を基準として、-50円となる115円から、+50円となる215円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費18.8km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
115円/L 61180円 -26590円
140円/L 74480円 -13290円
155円/L 82460円 -5310円
165円/L 87770円 -
175円/L 93100円 +5330円
190円/L 101080円 +13310円
215円/L 114380円 +26610円

燃費18.8km/LのGJ2AW型 アテンザ ワゴンで10000km走行するのに必要な燃料は532L、1リットルあたり165円としたときの燃料代は87770円になります。

参考までに、アテンザ ワゴンの燃料タンクは52リットルですので、532Lの給油回数は11回、1回あたりの燃料代は約7980円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては5330円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると13310円、50円も違ってくると26610円にもなります。

これをGJ2AW型 アテンザ ワゴンの年間維持費に当てはめてみますと、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり165円の場合を254000円としたとき、115円/Lに値下がりすれば227410円(89.5%)に、215円/Lに値上がりすれば280610円(110.5%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(45000円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
バン・トラックの人気車種ランキング!


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 45000円
自動車重量税 1年分 16400円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 70225円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 26330円 43890円 61440円
オイル交換 6000円 6000円 8400円
タイヤ交換 8000円 8000円 8000円
任意保険料 57600円 61200円 64800円
税金 自賠責 一律 70225円
合計 168200円 189400円 212900円
1万km差額 -85800円 -64600円 -41100円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて85800円安い168200円に、5000km走行では64600円安い189400円に、7000km走行では41100円安い212900円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 87770円 131660円 175540円
オイル交換 12000円 18000円 24000円
タイヤ交換 12000円 14400円 19200円
任意保険料 72000円 79200円 86400円
税金 自賠責 一律 70225円
合計 254000円 313500円 375400円
1万km差額 - +59500円 +121400円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
マツダの小型車&普通車編
2500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ステーションワゴン編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(16.0km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(18.4km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(21.0km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(18.8km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での軽油代87770円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 562.5L 92810円
郊外 500km 27.2L 4490円
高速道路 500km 23.8L 3930円
平均燃費 16.3km/L 613.5L 101230円
WLTC 総合燃費との差額 +13460円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 312.5L 51560円
郊外 5000km 271.7L 44830円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 17.1km/L 584.2L 96390円
WLTC 総合燃費との差額 +8620円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 208.1L 34340円
郊外 3340km 181.5L 29950円
高速道路 3330km 158.6L 26170円
平均燃費 18.2km/L 548.2L 90460円
WLTC 総合燃費との差額 +2690円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 31.2L 5150円
郊外 9000km 489.1L 80700円
高速道路 500km 23.8L 3930円
平均燃費 18.4km/L 544.1L 89780円
WLTC 総合燃費との差額 +2010円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が69.4リットルの差、金額にして11450円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 18.8km/L 19.4km/L +0.6km/L
市街地 16.0km/L 16.5km/L +0.5km/L
郊外 18.4km/L 19.0km/L +0.6km/L
高速道路 21.0km/L 21.6km/L +0.6km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 18.8km/L 978km - 8.78円/km
市街地 16.0km/L 832km -146km 10.3円/km
郊外 18.4km/L 957km -21km 9.0円/km
高速 21.0km/L 1092km +114km 7.9円/km

※1km費用は燃料価格165円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を52Lとしたとき、市街地モード燃費16.0km/Lでの航続距離は832km(-146km)、郊外モード燃費18.4km/Lでの航続距離は957km(-21km)、高速道路モード燃費21.0km/Lでの航続距離は1092km(+114km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

アテンザ ワゴンの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 18.8km/L
燃料タンク容量 52L
航続距離(カタログ燃費) 977.6km
航続距離(80%燃費) 780.0km
満タンプライス 8580円
1km走行コスト 8.78円/km
1万円でどこまで行ける? 1139.4km
東京から977.6kmの範囲

WLTCモード燃費が18.8km/L、燃料タンク容量52リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は977.6kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(16.9km/L)とすると航続距離は878.8km、80%(15.0km/L)だと780.0km、70%(13.2km/L)では686.4kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から52リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)を1リットルあたり165円では8580円、上で計算した航続距離を踏まえると977.6km(80%燃費時780.0km)を走行するのに8580円かかる計算です。

燃費を18.8km/Lとしたときの1km走行コストは8.78円、10万km走行したときの燃料代は87.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら8.8万円/年、7年10万kmなら12.5万円/年、5年10万kmなら17.6万円/年、3年10万kmなら29.3万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1139.4km(往復なら片道569.7km)、カタログ値の80%なら911.5km(片道455.8km)離れたところまで行くことができます。

GJ2AW アテンザ ワゴンのエンジン諸元とカタログデータ

SH-VPTR型エンジン簡易性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 SH-VPTR
気筒配列 直列4気筒
排気量2188cc
圧縮比 14.4
吸気方式 ターボ
最高出力 190PS[140kW]/4500rpm
最大トルク 45.9kgm[450Nm]/2000rpm
パワーバンド 2000-4500rpm, 帯域55.6%
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費18.8km/L(44.2mpg)
100km燃費5.3L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
2000rpm 128PS/45.9kgm
4500rpm 190PS/30.2kgm
SH-VPTR型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載しているSH型2188cc、直列4気筒のターボエンジンは4500回転時に最高出力190馬力を、2000回転時に最大トルク45.9kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する4500rpmまで」の2500rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は55.6%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
2500cc以下クラス編
マツダの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2500cc以下クラス編
マツダの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.842kg/PS(1680kg/190PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.842kg/PS
車体+1人9.132kg/PS
車体+5人10.289kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.158kg/PS
車体+70kg9.211kg/PS
車体+80kg9.263kg/PS
車体+90kg9.316kg/PS
車体+100kg9.368kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.132kg/PS(1735kg/190PS)となり、数値としては0.290kg、比率にすると3.3%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.289kg/PS(1955kg/190PS)となり、数値としては1.447kg、比率にすると16.4%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

GJ2AW アテンザ ワゴンのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.132kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
アテンザ ワゴン
9.132kg/PS
190PS・2.2L-TB
車体のみPWR 8.842
1735kg
+3.3%

車種詳細
マーチ NISMO
9.181kg/PS
116PS・1.5L-NA
車体のみPWR 8.707
1065kg
+5.4%

車種詳細
レヴォーグ
9.265kg/PS
170PS・1.6L-TB
車体のみPWR 8.941
1575kg
+3.6%

車種詳細
バレーノ
9.054kg/PS
111PS・1.0L-TB
車体のみPWR 8.559
1005kg
+5.8%

車種詳細
インプレッサ スポーツ
9.300kg/PS
150PS・2.0L-NA
車体のみPWR 8.933
1395kg
+4.1%

車種詳細
up! GTI
9.095kg/PS
116PS・1.0L-TB
車体のみPWR 8.621
1055kg
+5.5%


8.949kg/PSから9.315kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、日産の5人乗りハッチバック・K13型 マーチ NISMO、スバルの5人乗りワゴン・VM4型 レヴォーグ、スズキの5人乗りハッチバック・WB42S型 バレーノ、スバルの5人乗りハッチバック・GP7型 インプレッサ スポーツ、フォルクスワーゲンの4人乗りハッチバック・AADKR型 up! GTIという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GJ2AW型 アテンザ ワゴン [XD]のライバル車種|9.132kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は113.1PS/tとなっています。


アテンザ ワゴンがバイクと競争するなら…?


車種詳細
バルカン400|399cc
9.121kg/PS
301kg/33.0PS/3.30kgm
[車体のみPWR:7.455]
1速ギヤ速度:55.3km/h
最小TWR:1.287
2018/06

-
アテンザ ワゴン|2188cc
9.132kg/PS
1735kg/190PS/45.9kgm
[車体のみPWR:8.842]
1速ギヤ速度:41.8km/h
最小TWR:0.902

車種詳細
VT400S|398cc
9.161kg/PS
284kg/31.3PS/3.26kgm
[車体のみPWR:7.387]
1速ギヤ速度:49.8km/h
最小TWR:1.311

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではアテンザ ワゴンとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

VN400A バルカン400と競争してみる

まずアテンザ ワゴンより少しPWRが低いバイクとして、カワサキのバルカン400が挙げられます。PWRの9.121kg/PSは車両重量246kgにライダーの体重55kgを加えた301kgを、最高出力33.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はバルカン400に13.5km/h劣り、1速TWRは0.385kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

NC46 VT400Sと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのVT400Sが挙げられます。PWRの9.161kg/PSは車両重量229kg+55kgの284kgを、最高出力31.3PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は8.0km/h劣り、1速TWRは0.409kg勝る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.741
平均ピストンスピード 14.13m/s
トルクウェイトレシオ 36.60kg/kgm
1馬力あたりのお値段 18587円
排気量1Lあたり馬力 86.84PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.98kgm/L
1気筒あたりの馬力 47.5PS
1気筒あたりのトルク 11.5kgm
パワーバンド比率 55.6%
燃費×馬力 3572.0pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
2.0~2.5Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは36.60kg/kgm(1680kg/45.9kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3531600円、最高出力が190馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18587円、逆に1万円あたりでは0.54馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は76941円、1万円あたりでは0.13kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
マツダ編
2500cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は86.84PS/L、トルクは20.98kgm/L、1気筒あたりの馬力は47.5馬力、トルクは11.5kgmとなり、このエンジンが190馬力を4500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは14.13m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.741になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が18.8km/L、最高出力が190PSであるこの車の獲得ポイントは3572.0ptになります。
戯れに車両重量1680kgを100kg単位にした16.8で割ってみたところ、その数値は212.62ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


GJ2AW アテンザ ワゴンのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合4500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした5000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 5000rpm|タイヤサイズ 225/55R17|タイヤ直径 67.9cm|円周長 213.3cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
5000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.357 13.78 - - 46km/h 10770rpm 1863.1kgm
2速 1.826 7.50 0.544 1-2/
2720rpm
85km/h 5860rpm 1013.4kgm
3速 1.189 4.88 0.651 2-3/
3260rpm
131km/h 3810rpm 659.9kgm
4速 0.872 3.58 0.733 3-4/
3670rpm
179km/h 2800rpm 484.0kgm
5速 0.679 2.79 0.779 4-5/
3900rpm
230km/h 2180rpm 376.8kgm
6速 0.566 2.32 0.834 5-6/
4170rpm
275km/h 1820rpm 314.1kgm
Final4.105レシオカバレッジ(変速比幅)5.931
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.105)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(45.9kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(4.105)÷タイヤの有効半径(0.3395m)で算出。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は6速ギヤの275km(4500rpmでは247.9km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2000回転で最大トルク45.9kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば36.60kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.842kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1863.1kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1680kg)を1速ギヤの最大駆動力(1863.1kgm)で割ってみると0.902kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する4500回転でのトルク(30.2kgm)からTWRを算出すると1.371kg/kgmとなり、2000-4500回転の回転域では0.902-1.371kg/kgmの間で推移することがわかります。


4500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

GJ2AW型アテンザ ワゴンに搭載されたSH型2188ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する4500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

4500rpmでの速度とシフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ42km/h-
2速ギヤ77km/h2450rpm
3速ギヤ118km/h2930rpm
4速ギヤ161km/h3300rpm
5速ギヤ207km/h3510rpm
6速ギヤ248km/h3750rpm

まず1速ギヤで4500rpmまで引っ張ると42km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は4500rpmから2450rpmまで落ち、そこから4500rpmまで加速を続けると速度は77km/h(+35km/h)になります。

3速ギヤでは2930rpmまで落ちて4500rpmで118km/h(+41km/h)に、4速ギヤでは3300rpmまで落ちて4500rpmで161km/h(+43km/h)になります。

続いて5速ギヤでは3510rpmまで落ちて4500rpmで207km/h(+46km/h)に、6速ギヤでは3750rpmまで落ちて4500rpmで248km/h(+41km/h)という具合に加速していくイメージです。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4310 6460 8610 10770 12920 15070 19380
2速 2340 3510 4690 5860 7030 8200 10540
3速 1530 2290 3050 3810 4580 5340 6860
4速 1120 1680 2240 2800 3360 3920 5030
5速 870 1310 1740 2180 2610 3050 3920
6速 730 1090 1450 1820 2180 2540 3270
※赤い数字は暫定レブリミット(5000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.566)を選択して時速100kmにて走行すると1820回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1090回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1270回転、一般的な高速道路の80km/hでは1450回転、100km/hでは1820回転、制限速度が120km/hになると2180回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3270回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 19 28 37 46 56 65 74
2速 17 34 51 68 85 102 120 137
3速 26 52 79 105 131 157 184 210
4速 36 72 107 143 179 215 250 286
5速 46 92 138 184 230 275 321 367
6速 55 110 165 220 275 330 386 441

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(5000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの225/55R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/55R17 | 直径 679mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
50 205/50R17
37.5km/h
径 637mm
差 -42mm
215/50R17
38.1km/h
径 647mm
差 -32mm
225/50R17
38.7km/h
径 657mm
差 -22mm
235/50R17
39.3km/h
径 667mm
差 -12mm
245/50R17
39.9km/h
径 677mm
差 -2mm
55 205/55R17
38.8km/h
径 658mm
差 -21mm
215/55R17
39.4km/h
径 669mm
差 -10mm
225/55R17
40.0km/h
679mm
0mm
235/55R17
40.7km/h
径 691mm
差 +12mm
245/55R17
41.4km/h
径 702mm
差 +23mm
60 205/60R17
39.9km/h
径 678mm
差 -1mm
215/60R17
40.6km/h
径 690mm
差 +11mm
225/60R17
41.4km/h
径 702mm
差 +23mm
235/60R17
42.1km/h
径 714mm
差 +35mm
245/60R17
42.8km/h
径 726mm
差 +47mm
65 205/65R17
41.2km/h
径 699mm
差 +20mm
215/65R17
41.9km/h
径 712mm
差 +33mm
225/65R17
42.7km/h
径 725mm
差 +46mm
235/65R17
43.5km/h
径 738mm
差 +59mm
245/65R17
44.2km/h
径 751mm
差 +72mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/55R17、205/60R17 、215/50R17、215/55R17 、225/50R17 、235/50R17 、245/50R17あたりのタイヤがおすすめです。

225/55R17のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/55R17の適応サイズと性能の変化 [GJ2AW型アテンザ ワゴン編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】225/55R17のタイヤ銘柄と通販価格

GJ2AW型 アテンザ ワゴン 2.2Lターボ 4WD/6MTの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.78㎏/PS8.84㎏/PS52.6ptC
最高回転数5881rpm4500rpm33.0ptE
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m0.90㎏/㎏m64.2ptA
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h41.8㎞/h41.5ptD
1リットル
換算馬力
103.35PS/L86.84PS/L44.0ptD
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L20.98㎏m/L65.5ptA
WB/TR比1.7731.74153.3ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.80456.5ptB
前面の面積2.631m22.723m247.4ptC
最低地上高154.5mm160mm47.8ptC
スポーツ性能部門の得点492.9pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費338761円254000円57.4ptB
WLTC燃費16.2km/L18.8km/L55.2ptB
100km/h
回転数
2490rpm1820rpm58.9ptB
航続距離644.0km977.6km69.2ptA
車の大きさ11.467m313.085m343.6ptD
車内の広さ3430.7L3500.1L50.7ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.8L700.0L50.7ptC
車内床面積2.793m22.991m252.8ptC
最小回転
半径
5.17m5.5m43.3ptD
ユーティリティ部門の得点533.5pt
総合評価B

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10703車種中 RANK
運動性能 492.9pt 5695位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 533.5pt 1735位 B
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1026.4pt 2639位 B
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は492.9点で全10703車種中の5695位、ユーティリティ部門は533.5点で1735位、総合得点は1026.4点で2639位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGJ2AW型 アテンザ ワゴン(4WD/6MT) の各種スペックを、ワゴン2500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

アテンザ ワゴンの歴代モデル

3代目 GJ2AP型 アテンザ セダン
GJ2AP アテンザ セダンは2012/11に登場した3代目モデル。参考車両の「XD Proactive」は全長4865mm、全幅1840mm、全高1450mmの車体に、175PS/42.8kgmを発生するSH型2188ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

2代目 GH5FP型 アテンザ セダン
GH5FP アテンザ セダンは2008/01に登場した2代目モデル。参考車両の「25EX」は全長4735mm、全幅1795mm、全高1440mmの車体に、170PS/23.0kgmを発生するL5型2488ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

初代 GG3P型 マツダスピード アテンザ
GG3P マツダスピード アテンザは2005/06に登場した初代モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長4760mm、全幅1780mm、全高1430mmの車体に、272PS/38.7kgmを発生するL3型2260ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。


アテンザ vs ライバル車種対決


GG3P マツダスピード アテンザ vs BL3FW マツダスピード アクセラ 性能比較
初代 マツダスピード アテンザ(2005年式 GG3P・4WD/6MT・2.3L+ターボ・272PS/38.7kgm・5人乗り)と、2代目 マツダスピード アクセラ(2009年式 BL3FW・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)を比較。

GG3P マツダスピード アテンザ vs BK3P マツダスピード アクセラ 性能比較
初代 マツダスピード アテンザ(2005年式 GG3P・4WD/6MT・2.3L+ターボ・272PS/38.7kgm・5人乗り)と、初代 マツダスピード アクセラ(2008年式 BK3P・FF/6MT・2.3L+ターボ・264PS/38.7kgm・5人乗り)を比較。

GG3P マツダスピード アテンザ vs CT9A ランサー Evolution IX 性能比較
初代 マツダスピード アテンザ(2005年式 GG3P・4WD/6MT・2.3L+ターボ・272PS/38.7kgm・5人乗り)と、6代目 ランサー Evolution IX GSR(2005年式 CT9A・4WD/6MT・2.0L+ターボ・280PS/40.8kgm・5人乗り)を比較。


WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。

EC5A ギャラン VR-4 2000 vs EC5W レグナム VR-4 2000 性能比較
8代目 ギャラン VR-4 type-V(2000年式 EC5A・4WD/5MT・2.5L+ツインターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)と、初代 レグナム VR-4 VR-4 type-S(2000年式 EC5W・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/37.0kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZT231 セリカ SS-II 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)を比較。

WGNC34 ステージア 260RS vs WGNC34 ステージア 25t 性能比較
初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、初代 ステージア 25t RS-FOUR S(2000年式 WGNC34・4WD/5MT・2.5L+ターボ・280PS/35.0kgm・5人乗り)を比較。

ZZE123G カローラ フィールダー 2ZZ vs ZZE123 カローラ ランクス 2ZZ 性能比較
9代目 カローラ フィールダー Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123G・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)と、9代目 カローラ ランクス Z Aero-Tourer(2004年式 ZZE123・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・5人乗り)を比較。