LP60D レンジローバーの性能と維持費 4WD/4AT 750万円 2000年式

このページでは、ランドローバーの5ドア・5人乗りSUV、2代目のGF-LP60D型レンジローバー 4.6HSE【2000/04モデル・218PS/40.8kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

LP60D レンジローバー
販売期間:1995/04 - 2002/04

画像はランドローバーより引用
http://www.landrover.co.jp/
投稿:2012/05/06|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4715mm×全幅1890mm×全高1810mm、排気量は4552ccであることから、大雑把に分類すると4.6リットルクラス(4600cc、自動車税は6.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。
参考:200PS~250PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4715mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


LP60D型 レンジローバー [4552cc/218PS 4WD/4AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目レンジローバーの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2000/04
LP58D型
[4.0-SE]
3.9L-NA | 4WD/4AT
| 650.0万円
185PS
34.7kgm
5.1km/L
レンジローバーの新型モデル
3代目 LM42S型レンジローバー
LM42S型レンジローバーは2002/04に登場した3代目モデル。参考車両の「Super-Charged」は全長4950mm、全幅1955mm、全高1900mmの車体に、396PS/57.1kgmを発生する428PS型4196ccエンジンを搭載。

レンジローバーの旧型モデル
初代 LH40D型レンジローバー
LH40D型レンジローバーは1990/04に登場した初代モデル。参考車両の「Vanden-Plas」は全長4650mm、全幅1820mm、全高1790mmの車体に、200PS/34.6kgmを発生する4274ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー ランドローバー
車名&
グレード
レンジローバー
4.6HSE
その他 ヴォーグ オートバイオグラフィー LP46D
お値段 7500000円
車両型式 GF-LP60D
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
4速AT・4速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4715×幅1890×高1810mm
室内寸法 長1930×幅1555×高1190mm
軸距&
輪距
2740mm
前1540mm/後1530mm
タイヤ 前輪:255/55R18
後輪:255/55R18
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 2160kg
エンジン諸元
原動機型式 60D
気筒配列 V型8気筒
排気量4552cc
圧縮比9.3
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 218PS[160kW]/4750rpm
最大トルク 40.8kgm[400Nm]/2600rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 5.0km/L(11.8mpg)
100km燃費 20.0L/100km
60D型エンジンの諸元と性能まとめ
V型8気筒とは‥シリンダをV字型に交互で8個配置する方式。中?大排気量のスタンダード。
V型8気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税101100円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税31500円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額8500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、2000/04モデルのレンジローバーを24年落ちの中古で165万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    レンジローバーの2000/04モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である150万円に諸経費として15万円を足した165万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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2000年式を24年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 6000cc以下 13年経過 101100円
自動車重量税(1年分) 2.5トン以下 18年経過 31500円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷4.2km/L×180円/L
7000km÷4.2km/L×180円/L
5000km÷4.2km/L×180円/L
3000km÷4.2km/L×180円/L
428570円
(300000円)
(214290円)
(128570円)
オイル交換(5000km毎) 1回7500円×2回 15000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本18000円×4本÷5年 14400円
任意保険料(月額8500円) 月額8500円×12ヶ月 102000円
ローン完済後の年間維持費 701400円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額45830円×12ヶ月 549960円
ローン返済中の年間維持費 1251400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 83700円
名目 金額
自動車税(1年分) 101100円
自動車重量税(1年分) 31500円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
428570円
(300000円)
(214290円)
(128570円)
オイル交換(5000km毎) 15000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 14400円
任意保険料(月額8500円) 102000円
ローン完済後の年間維持費 701400円
名目 金額
車のローン額(1年分) 549960円
ローン返済中の年間維持費 1251400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
83700円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「6000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は101100円、「2.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は31500円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに7500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本18000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額8500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした83700円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

天に見放されし生粋のド貧民には考えも及ばぬ世界です。金額を見ただけで気が遠くなります。その維持費は月額でさえ58500円(ローン完済前は104300円)にもなる車を所有する、どうやって…?食うものも食わず、着るものも着ず…?いやあ、そこまでやってもまだまだ、さらに限界まで節制に節制を極めたとしても、それでもなお手の届かぬ未知の領域です。

天に魅入られし大富豪でもなければ、お給金の大半をレンジローバーに吸い取られ泣くハメになりそうです。ということは、この車のステータス性は抜群であると言えます。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費4.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
309530円
[-119040円]
-25円
155円/L
369060円
[-59510円]
-10円
170円/L
404770円
[-23800円]
180円/L428570円
[0円]
+10円
190円/L
452390円
[+23820円]
+25円
205円/L
488110円
[+59540円]
+50円
230円/L
547630円
[+119060円]

燃費4.2km/LのLP60D型 レンジローバーで10000km走行するのに必要な燃料は2381L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は428570円になります。

参考までに、レンジローバーの燃料タンクは100リットルですので、2381Lの給油回数は24回、1回あたりの燃料代は約17860円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては23820円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると59540円、50円も違ってくると119060円にもなります。

これをLP60D型 レンジローバーの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を701400円としたとき、130円/Lに値下がりすれば582360円(83.0%)に、230円/Lに値上がりすれば820460円(117.0%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(101100円)なり重量税(31500円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 27%
自動車重量税 1年分 31500円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 3000km分 128570円 35%
オイル交換 年1回 7500円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 3%
任意保険料 80% 81600円 22%
合計
[1万kmとの差額]
368700円
-332700円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 22%
自動車重量税 1年分 31500円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 5000km分 214290円 47%
オイル交換 年1回 7500円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 85% 86760円 18%
合計
[1万kmとの差額]
459600円
-241800円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 18%
自動車重量税 1年分 31500円 6%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 300000円 54%
オイル交換 年1回 10500円 2%
タイヤ交換 6年毎 9600円 2%
任意保険料 90% 91800円 16%
合計
[1万kmとの差額]
553400円
-148000円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料102000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて332700円安い368700円に、5000km走行では241800円安い459600円に、7000km走行では148000円安い553400円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 11%
自動車重量税 1年分 31500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 642860円 67%
オイル交換 年3回 45000円 5%
タイヤ交換 2.7年毎 21600円 2%
任意保険料 100% 102000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
952900円
+251500円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 101100円 9%
自動車重量税 1年分 31500円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 857140円 72%
オイル交換 年4回 60000円 5%
タイヤ交換 2年毎 28800円 2%
任意保険料 100% 102000円 8%
合計
[1万kmとの差額]
1189400円
+488000円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。



レンジローバーの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 5.0km/L
燃料タンク容量 100L
航続距離(カタログ燃費) 500.0km
航続距離(80%燃費) 400.0km
満タンプライス 18000円
1km走行コスト 36.00円
1万円でどこまで行ける? 277.8km
車両価格/航続距離 15000円/km

10・15モード燃費が5.0km/L、燃料タンク容量100リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は500.0kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(4.5km/L)とすると450.0km、80%(4.0km/L)だと400.0km、70%(3.5km/L)では350.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円で100リットルの給油をすると18000円、上で計算した航続距離を踏まえると500.0km(80%燃費時400.0km)を走行するのに18000円かかる計算です。

燃費を4.2km/Lとしたときの1km走行コストは36.00円、10万km走行したときの燃料代は360.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら36.0万円/年、7年10万kmなら51.4万円/年、5年10万kmなら72.0万円/年、3年10万kmなら120.0万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば277.8km(往復なら片道138.9km)、カタログ値の80%なら222.2km(片道111.1km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で500.0kmの距離を移動できるLP60D型 レンジローバー [4.6HSE]という乗り物を、750.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「15000円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

60D型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
2600回転時の馬力 148.1PS
4750回転時の馬力 218PS
各回転域でのトルク
2600回転時のトルク 40.8kgm
4750回転時のトルク 32.9kgm
60D型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載している60D型4552cc、V型8気筒の自然吸気エンジンは4750回転時に最高出力218馬力を、2600回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2600rpmから最高出力が発生する4750rpmまで」の2150rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
5000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.908kg/PS(2160kg/218PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.908kg/PS
車体+1人10.161kg/PS
車体+5人11.170kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.183kg/PS
車体+70kg10.229kg/PS
車体+80kg10.275kg/PS
車体+90kg10.321kg/PS
車体+100kg10.367kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.161kg/PS(2215kg/218PS)となり、数値としては0.253kg、比率にすると2.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.170kg/PS(2435kg/218PS)となり、数値としては1.262kg、比率にすると12.7%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


LP60D レンジローバーのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2000/04

-
レンジローバー
10.161kg/PS
2215kg/218PS|4.6L-NA
[車体のみPWR:9.908]
2017/01

車種詳細
スイフト
10.165kg/PS
925kg/91PS|1.3L-NA
車体のみPWR:9.560
2013/12

車種詳細
エクストレイル
10.170kg/PS
1495kg/147PS|2.0L-NA
車体のみPWR:9.796
2017/12

車種詳細
クロスビー
10.253kg/PS
1015kg/99PS|1.0L-TB
車体のみPWR:9.697
2013/01

車種詳細
プレマシー
10.232kg/PS
1545kg/151PS|2.0L-NA
車体のみPWR:9.868
2012/11

車種詳細
フォレスター
10.101kg/PS
1495kg/148PS|2.0L-NA
車体のみPWR:9.730

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.161kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

10.059kg/PSから10.263kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック「ZC83S型 スイフト」、日産の5人乗りSUV「T32型 エクストレイル」、スズキの5人乗りSUV「MN71S型 クロスビー」、マツダの7人乗りミニバン「CWFFW型 プレマシー」、スバルの5人乗りSUV「SJ5型 フォレスター」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

LP60D型 レンジローバー [4.6HSE]とパワーウェイトレシオが近い車種|10.161kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は100.9PS/tとなっています。


レンジローバーがバイクと競争するなら…?


車種詳細
スカイウェイブ250|249cc
10.154kg/PS
264kg/26.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.038]
1速ギヤ速度:38.7km/h
最小TWR:1.145
2000/04

-
レンジローバー|4552cc
10.161kg/PS
2215kg/218PS/40.8kgm
[車体のみPWR:9.908]
1速ギヤ速度:75.3km/h
最小TWR:2.227

車種詳細
GSR250F|248cc
10.167kg/PS
244kg/24.0PS/2.20kgm
[車体のみPWR:7.875]
1速ギヤ速度:39.2km/h
最小TWR:1.049

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではレンジローバーとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CJ44A スカイウェイブ250と競争してみる

まずレンジローバーより少しPWRが低いバイクとして、スズキのスカイウェイブ250が挙げられます。PWRの10.154kg/PSは車両重量209kgにライダーの体重55kgを加えた264kgを、最高出力26.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はスカイウェイブ250に36.6km/h勝り、1速TWRは1.082kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

GJ55D GSR250Fと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのGSR250Fが挙げられます。PWRの10.167kg/PSは車両重量189kg+55kgの244kgを、最高出力24.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は36.1km/h勝り、1速TWRは1.178kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.785
平均ピストンスピード 12.98m/s
トルクウェイトレシオ 52.94kg/kgm
1馬力あたりのお値段 34404円
排気量1Lあたり馬力 47.89PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.96kgm/L
1気筒あたりの馬力 27.2PS
1気筒あたりのトルク 5.1kgm
パワーバンド比率
燃費×馬力 926.5pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
4.5~5.0L以下のPWR

トルクウェイトレシオは52.94kg/kgm(2160kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が7500000円、最高出力が218馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は34404円、逆に1万円あたりでは0.29馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は183824円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
5000cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は47.89PS/L、トルクは8.96kgm/L、1気筒あたりの馬力は27.2馬力、トルクは5.1kgmとなり、このエンジンが218馬力を4750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは12.98m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が82.0mmである60D型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7320回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.785になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が4.25km/L、最高出力が218PSであるこの車の獲得ポイントは926.5ptになります。
戯れに車両重量2160kgを100kg単位にした21.6で割ってみたところ、その数値は42.89ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.57m³
1人あたりのスペース 約0.71m³
室内長/全長 40.9%
室内幅/全幅 82.3%
室内高/全高 65.7%
室内容積/車両体積 22.1%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.57m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.71m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は40.9%、同じく室内幅と全幅の比率は82.3%、同じく室内高と全高の比率は65.7%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は22.1%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


レンジローバーでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.65m
期待される荷室の幅 1.46m
対角線の長さ 2.20m
期待される荷室の面積 2.41m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.65m(対角線では2.20m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合4750rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした5250回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 5250rpm|タイヤサイズ 255/55R18|タイヤ直径 73.8cm|円周長 231.8cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
5250rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 2.479 8.77 -
-
83km/h 6310rpm 969.8kgm
2速 1.479 5.23 0.597 1-2/
3130rpm
140km/h 3760rpm 578.6kgm
3速 1.000 3.54 0.676 2-3/
3550rpm
206km/h 2540rpm 391.2kgm
4速 0.728 2.58 0.728 3-4/
3820rpm
283km/h 1850rpm 284.8kgm
Final 3.538 レシオカバレッジ(変速比幅)3.405

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2600rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.538)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(40.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.538)÷タイヤの有効半径(0.369m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は4速ギヤの283km(4750rpmでは256.5km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:4750rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

4750rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ75km/h-
2速ギヤ126km/h2840rpm
3速ギヤ187km/h3210rpm
4速ギヤ256km/h3460rpm

LP60D型レンジローバーに搭載された60D型4552ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する4750rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで4750rpmまで引っ張ると75km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は4750rpmから2840rpmまで落ち、そこから4750rpmまで加速を続けると速度は126km/h(+51km/h)になります。

3速ギヤでは3210rpmまで落ちて4750rpmで187km/h(+61km/h)に、4速ギヤでは3460rpmまで落ちて4750rpmで256km/h(+69km/h)に、という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2600回転で最大トルク40.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば52.94kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.908kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと969.8kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(2160kg)を1速ギヤの最大駆動力(969.8kgm)で割ってみると2.227kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する4750回転でのトルク(32.9kgm)からTWRを算出すると2.76kg/kgmとなり、2600-4750回転の回転域では2.227-2.76kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 2520 3780 5040 6310 7570 8830 11350
2速 1500 2260 3010 3760 4510 5270 6770
3速 1020 1530 2040 2540 3050 3560 4580
4速 740 1110 1480 1850 2220 2590 3330
※赤い数字は暫定レブリミット(5250rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.728)を選択して時速100kmにて走行すると1850回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1110回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1300回転、一般的な高速道路の80km/hでは1480回転、100km/hでは1850回転、制限速度が120km/hになると2220回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3330回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 16 32 48 63 79 95 111 127
2速 27 53 80 106 133 159 186 213
3速 39 79 118 157 197 236 275 314
4速 54 108 162 216 270 324 378 432

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(5250回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの255/55R18と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 255/55R18 | 直径 738mm

-20mm
幅235mm
-10mm
幅245mm
変更なし
幅255mm
+10mm
幅265mm
+20mm
幅275mm
-5%
50
扁平
235/50R18
37.5km/h
直径692mm
径差-46mm
245/50R18
38.0km/h
直径702mm
径差-36mm
255/50R18
38.6km/h
直径712mm
径差-26mm
265/50R18
39.1km/h
直径722mm
径差-16mm
275/50R18
39.7km/h
直径732mm
径差-6mm
0%
55
扁平
235/55R18
38.8km/h
直径716mm
径差-22mm
245/55R18
39.4km/h
直径727mm
径差-11mm
255/55R18
40.0km/h
738mm
0mm
265/55R18
40.6km/h
直径749mm
径差+11mm
275/55R18
41.2km/h
直径760mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
235/60R18
40.1km/h
直径739mm
径差+1mm
245/60R18
40.7km/h
直径751mm
径差+13mm
255/60R18
41.4km/h
直径763mm
径差+25mm
265/60R18
42.0km/h
直径775mm
径差+37mm
275/60R18
42.7km/h
直径787mm
径差+49mm
+10%
65
扁平
235/65R18
41.4km/h
直径763mm
径差+25mm
245/65R18
42.1km/h
直径776mm
径差+38mm
255/65R18
42.8km/h
直径789mm
径差+51mm
265/65R18
43.5km/h
直径802mm
径差+64mm
275/65R18
44.2km/h
直径815mm
径差+77mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、235/55R18 、245/50R18、245/55R18 、255/50R18 、265/50R18 、275/50R18あたりのタイヤがおすすめです。

255/55R18のタイヤ幅を235mmから285mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、255/55R18の適応サイズと性能の変化 [LP60D型レンジローバー編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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LP60D型レンジローバー[4.6L-NA 4WD/4AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト9.908kg/ps49.60
1速ギヤ加速性能2.227kg/kgm36.09
1L換算馬力47.89ps/L30.09
1L換算トルク8.96kgm/L43.78
WB/TR比1.78548.76
ワイド&ロー指数0.95845.24
前面の面積3.421m²27.77
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点325.05

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費5.0km/L32.43
年間維持費701400円15.69
100kmh回転数1850rpm58.50
航続距離500.0km37.58
車の大きさ16.130m³68.53
室内の広さ3.571m³51.47
最小回転半径-39.21
馬力単価34404円32.92
ユーティリティ部門の得点336.33

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した LP60D型レンジローバー[4.6L-NA 4WD/4AT] の総合得点は 661.38 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したLP60D型レンジローバー(4WD/4AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全ての5人乗SUV」、「5000ccの5人乗SUV」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

レンジローバーの歴代モデル

4代目 LG5SA型 レンジローバー
LG5SA レンジローバーは2013/01に登場した4代目モデル。参考車両の「Autobiography」は全長5005mm、全幅1985mm、全高1865mmの車体に、510PS/63.8kgmを発生する508PS型4999ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

3代目 LM44型 レンジローバー
LM44 レンジローバーは2002/04に登場した3代目モデル。参考車両の「HSE」は全長4950mm、全幅1955mm、全高1900mmの車体に、306PS/44.9kgmを発生する448PN型4393ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

2代目 LP60D型 レンジローバー
LP60D レンジローバーは1995/04に登場した2代目モデル。参考車両の「4.6HSE」は全長4715mm、全幅1890mm、全高1810mmの車体に、218PS/40.8kgmを発生する60D型4552ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。

初代 LH40D型 レンジローバー
LH40D レンジローバーは1990/04に登場した初代モデル。参考車両の「Vanden-Plas」は全長4650mm、全幅1820mm、全高1790mmの車体に、200PS/34.6kgmを発生する60D型4274ccエンジンを搭載した5人乗りSUV。