GB8 フリード プラス ハイブリッドの性能と維持費 4WD/7AT 283万円

このページでは、本田技研工業の5ドア・5人乗りミニバン、2代目の6AA-GB8型フリード プラス ハイブリッド G Honda-Sensing【2020/05モデル・110PS/13.7kgm・4WD/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

GB8 フリード プラス ハイブリッド
販売期間:2016/09 -

画像は本田技研工業より引用
http://www.honda.co.jp/
投稿:2022/03/11|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4265mm×全幅1695mm×全高1735mm、排気量は1496ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式には車両に備わる全てのタイヤを駆動する、いわゆる四輪駆動(All Wheel Drive・AWD・Four Wheel Drive・4WDとも)を採用しています。真っ直ぐ進むことに掛けては右に出る者なしとされ、大雨、強風、泥濘、降雪、凍結など天変地異による悪天候下や悪路にて無類の強さを発揮する安心の駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4265mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


GB8型 フリード プラス ハイブリッド [1496cc/110PS 4WD/7AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目フリード プラス ハイブリッドの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2020/05
GB7型
[G Honda-Sensing]
1.5L-NA | FF/7AT
| 258.4万円
110PS
13.7kgm
20.8km/L
2020/05
GB5型
[G Honda-Sensing]
1.5L-NA | FF/CVT
| 218.2万円
129PS
15.6kgm
17.0km/L
2020/05
GB7型
[G Honda-Sensing]
1.5L-NA | FF/7AT
| 258.4万円
110PS
13.7kgm
20.8km/L
2代目フリード プラス ハイブリッドの車両型式・グレード一覧【全21車種】
フリード プラス ハイブリッドの旧型モデル
初代 GB3型フリード
GB3型フリードは2008/05に登場した初代モデル。参考車両の「G 7人乗り」は全長4215mm、全幅1695mm、全高1715mmの車体に、118PS/14.7kgmを発生するL15A型1496ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー HONDA
車名&
グレード
フリード プラス ハイブリッド
G Honda-Sensing
その他 フリード+ | モータ型式:H1型(22kW/160Nm)
お値段 2820400円
車両型式 6AA-GB8
駆動方式
変速機
4WD・四輪駆動(AWD)
7速AT・7速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4265×幅1695×高1735mm
室内寸法 長2310×幅1455×高1275mm
軸距&
輪距
2740mm
前1480mm/後1485mm
最小半径 5.2m
最低高 150mm
タイヤ 前輪:185/65R15
後輪:185/65R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1500kg
エンジン諸元
原動機型式 LEB-H1
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1496cc
圧縮比13.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 110PS[81kW]/6000rpm
最大トルク 13.7kgm[134Nm]/5000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費 19.8km/L(46.6mpg)
JC08燃費 26.0km/L(61.2mpg)
100km燃費 5.1L/100km
LEB-H1型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税30500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12300円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、フリード プラス ハイブリッドの新車を324.3万円(諸費用として42.3万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
  • 【PR】自動車保険は比較で安くなる!

新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1500cc以下 13年未満 30500円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷19.8km/L×170円/L
7000km÷19.8km/L×170円/L
5000km÷19.8km/L×170円/L
3000km÷19.8km/L×170円/L
85860円
(60100円)
(42930円)
(25760円)
オイル交換(5000km毎) 1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額5000円) 月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 213500円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額54050円×12ヶ月 648600円
ローン返済中の年間維持費 862100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 45300円
名目 金額
自動車税(1年分) 30500円
自動車重量税(1年分) 12300円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
85860円
(60100円)
(42930円)
(25760円)
オイル交換(5000km毎) 8000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額5000円) 60000円
ローン完済後の年間維持費 213500円
名目 金額
車のローン額(1年分) 648600円
ローン返済中の年間維持費 862100円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
45300円
  • 初度登録から4年経過車の場合、「1500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は30500円、「1.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした45300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

フリード プラス ハイブリッド【G Honda-Sensing】の場合、維持費の月額は17800円(ローン完済前は71900円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり170円を基準として、-50円となる120円から、+50円となる220円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費19.8km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
120円/L
60620円
[-25240円]
-25円
145円/L
73240円
[-12620円]
-10円
160円/L
80820円
[-5040円]
170円/L85860円
[0円]
+10円
180円/L
90920円
[+5060円]
+25円
195円/L
98500円
[+12640円]
+50円
220円/L
111130円
[+25270円]

燃費19.8km/LのGB8型 フリード プラス ハイブリッドで10000km走行するのに必要な燃料は505.1L、1リットルあたり170円としたときの燃料代は85860円になります。

参考までに、フリード プラス ハイブリッドの燃料タンクは53リットルですので、505.1Lの給油回数は10回、1回あたりの燃料代は約8590円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては5060円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると12640円、50円も違ってくると25270円にもなります。

これをGB8型 フリード プラス ハイブリッドの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり170円の場合を213500円としたとき、120円/Lに値下がりすれば188260円(88.2%)に、220円/Lに値上がりすれば238770円(111.8%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(30500円)なり重量税(12300円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
バン・トラックの人気車種ランキング!


低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 23%
自動車重量税 1年分 12300円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 7%
燃料代 3000km分 25760円 19%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 4%
任意保険料 80% 48000円 35%
合計
[1万kmとの差額]
134800円
-78700円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 20%
自動車重量税 1年分 12300円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 5000km分 42930円 28%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 85% 51000円 32%
合計
[1万kmとの差額]
154900円
-58600円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 17%
自動車重量税 1年分 12300円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 7000km分 60100円 34%
オイル交換 年1回 5600円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 90% 54000円 31%
合計
[1万kmとの差額]
176700円
-36800円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて78700円安い134800円に、5000km走行では58600円安い154900円に、7000km走行では36800円安い176700円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 11%
自動車重量税 1年分 12300円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 128790円 47%
オイル交換 年3回 24000円 9%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 4%
任意保険料 100% 60000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
276500円
+63000円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 9%
自動車重量税 1年分 12300円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 20000km分 171720円 52%
オイル交換 年4回 32000円 10%
タイヤ交換 2年毎 16000円 5%
任意保険料 100% 60000円 17%
合計
[1万kmとの差額]
331400円
+117900円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(17.0km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(21.3km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(20.3km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(19.8km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代85860円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル170円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地17.0km/L → 17.5km/L
郊外21.3km/L → 21.9km/L
高速道路20.3km/L → 20.9km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km90000円
[87430円]
郊外500km4000円
[3880円]
高速道路500km4180円
[4060円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
98180円
+12320円
17.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
95370円
-2810円
17.8km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が17.0km/Lではガソリン529.4Lを消費して、ガソリン代は90000円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が21.3km/Lではガソリン23.5Lを消費して、ガソリン代は4000円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が20.3km/Lではガソリン24.6Lを消費して、ガソリン代は4180円になります。

このパターンでは使用した燃料量が577.5L、かかったガソリン代が98180円となり、平均燃費は17.3km/L(-2.5km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+12320円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は95370円となり、2810円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で14050円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km50000円
[48570円]
郊外5000km39900円
[38810円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
89900円
+4040円
18.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
87380円
-2520円
19.5km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が17.0km/Lでは294.1Lを消費して、ガソリン代は50000円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が21.3km/Lでは234.7Lを消費して、ガソリン代は39900円になります。

このパターンでは使用した燃料量が528.8L、かかったガソリン代が89900円となり、平均燃費は18.9km/L(-0.9km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+4040円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が87380円となり、1年間で2520円、5年間で12600円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km33300円
[32350円]
郊外3340km26660円
[25930円]
高速道路3330km27880円
[27080円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
87840円
+1980円
19.4km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
85360円
-2480円
19.9km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が17.0km/Lでは195.9Lを消費して、ガソリン代は33300円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が21.3km/Lでは156.8Lを消費して、ガソリン代は26660円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が20.3km/Lでは164.0Lを消費して、ガソリン代は27880円になります。

このパターンでは使用した燃料量が516.7L、かかったガソリン代が87840円となり、平均燃費は19.4km/L(-0.4km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は+1980円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が85360円となり、1年間で2480円、5年間で12400円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km5000円
[4860円]
郊外9000km71830円
[69870円]
高速道路500km4180円
[4060円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
81010円
-4850円
21.0km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
78790円
-2220円
21.6km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が17.0km/Lでは29.4Lを消費して、ガソリン代は5000円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が21.3km/Lでは422.5Lを消費して、ガソリン代は71830円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が20.3km/Lでは24.6Lを消費して、ガソリン代は4180円になります。

このパターンでは使用した燃料量が476.5L、かかったガソリン代が81010円となり、平均燃費は21.0km/L(+1.2km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-4850円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が78790円となり、1年間で2220円、5年間で11100円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(17.3km/L・18.9km/L・19.4km/L・21.0km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(98180円・89900円・87840円・81010円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
19.8km/L
1049.4km
市街地燃費
17.0km/L
901.0km
[-148.4km]
郊外燃費
21.3km/L
1128.9km
[+79.5km]
高速道路燃費
20.3km/L
1075.9km
[+26.5km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を53Lとしたとき、市街地モード燃費17.0km/Lでの航続距離は901.0km(-148.4km)、郊外モード燃費21.3km/Lでの航続距離は1128.9km(+79.5km)、高速道路モード燃費20.3km/Lでの航続距離は1075.9km(+26.5km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


フリード プラス ハイブリッドの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 19.8km/L
燃料タンク容量 53L
航続距離(カタログ燃費) 1049.4km
航続距離(80%燃費) 837.4km
満タンプライス 9010円
1km走行コスト 8.59円
1万円でどこまで行ける? 1164.7km
車両価格/航続距離 2688円/km

WLTCモード燃費が19.8km/L、燃料タンク容量53リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1049.4kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(17.8km/L)とすると943.4km、80%(15.8km/L)だと837.4km、70%(13.9km/L)では736.7kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり170円で53リットルの給油をすると9010円、上で計算した航続距離を踏まえると1049.4km(80%燃費時837.4km)を走行するのに9010円かかる計算です。

燃費を19.8km/Lとしたときの1km走行コストは8.59円、10万km走行したときの燃料代は85.9万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら8.6万円/年、7年10万kmなら12.3万円/年、5年10万kmなら17.2万円/年、3年10万kmなら28.6万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1164.7km(往復なら片道582.4km)、カタログ値の80%なら931.8km(片道465.9km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で1049.4kmの距離を移動できるGB8型 フリード プラス ハイブリッド [G Honda-Sensing]という乗り物を、282.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「2688円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

LEB-H1型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
5000回転時の馬力 95.6PS
6000回転時の馬力 110PS
各回転域でのトルク
5000回転時のトルク 13.7kgm
6000回転時のトルク 13.1kgm
LEB-H1型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているLEB型1496cc、直列4気筒+モーターの自然吸気エンジンは6000回転時に最高出力110馬力を、5000回転時に最大トルク13.7kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する5000rpmから最高出力が発生する6000rpmまで」の1000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ13.636kg/PS(1500kg/110PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ13.636kg/PS
車体+1人14.136kg/PS
車体+5人16.136kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg14.182kg/PS
車体+70kg14.273kg/PS
車体+80kg14.364kg/PS
車体+90kg14.455kg/PS
車体+100kg14.545kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは14.136kg/PS(1555kg/110PS)となり、数値としては0.500kg、比率にすると3.7%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは16.136kg/PS(1775kg/110PS)となり、数値としては2.500kg、比率にすると18.3%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


GB8 フリード プラス ハイブリッドのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2020/05

-
フリード プラス ハイブリッド
14.136kg/PS
1555kg/110PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:13.636]
2014/06

車種詳細
コペン ローブ
14.141kg/PS
905kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:13.281
2014/12

車種詳細
ムーヴ
14.141kg/PS
905kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:13.281
2004/06

車種詳細
ミラジーノ
14.224kg/PS
825kg/58PS|0.7L-NA
車体のみPWR:13.276
2005/12

車種詳細
eKスポーツ
14.141kg/PS
905kg/64PS|0.7L-TB
車体のみPWR:13.281
2009/05

車種詳細
プリウス
14.192kg/PS
1405kg/99PS|1.8L-NA
車体のみPWR:13.636

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ14.136kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

13.995kg/PSから14.277kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ダイハツの2人乗り軽オープンカー「LA400K型 コペン ローブ」、ダイハツの4人乗り軽ミニバン「LA150S型 ムーヴ」、ダイハツの4人乗り軽ハッチバック「L700S型 ミラジーノ」、三菱の4人乗り軽ミニバン「H81W型 eKスポーツ」、トヨタの5人乗りセダン「ZVW30型 プリウス」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GB8型 フリード プラス ハイブリッド [G Honda-Sensing]とパワーウェイトレシオが近い車種|14.136kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は73.3PS/tとなっています。


フリード プラス ハイブリッドがバイクと競争するなら…?


車種詳細
CB125R|124cc
14.000kg/PS
182kg/13.0PS/1.00kgm
[車体のみPWR:9.769]
1速ギヤ速度:31.8km/h
最小TWR:1.072
2020/05

-
フリード プラス ハイブリッド|1496cc
14.136kg/PS
1555kg/110PS/13.7kgm
[車体のみPWR:13.636]
1速ギヤ速度:28.3km/h
最小TWR:1.368

車種詳細
KSR-II|79cc
14.200kg/PS
142kg/10.0PS/0.95kgm
[車体のみPWR:8.700]
1速ギヤ速度:27.3km/h
最小TWR:0.828

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではフリード プラス ハイブリッドとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

JC79 CB125Rと競争してみる

まずフリード プラス ハイブリッドより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのCB125Rが挙げられます。PWRの14.000kg/PSは車両重量127kgにライダーの体重55kgを加えた182kgを、最高出力13.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はCB125Rに3.5km/h劣り、1速TWRは0.296kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

KMX80B KSR-IIと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのKSR-IIが挙げられます。PWRの14.200kg/PSは車両重量87kg+55kgの142kgを、最高出力10.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は1.0km/h勝り、1速TWRは0.540kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.848
平均ピストンスピード 17.88m/s
トルクウェイトレシオ 109.49kg/kgm
1馬力あたりのお値段 25640円
排気量1Lあたり馬力 73.53PS/L
排気量1Lあたりトルク 9.16kgm/L
1気筒あたりの馬力 27.5PS
1気筒あたりのトルク 3.4kgm
パワーバンド比率
燃費×馬力 2178.0pt
各種ランキング
トールワゴンのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは109.49kg/kgm(1500kg/13.7kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が2820400円、最高出力が110馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は25640円、逆に1万円あたりでは0.39馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は205869円、1万円あたりでは0.05kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
ホンダ編
1500cc以下の車編
5人乗りミニバン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は73.53PS/L、トルクは9.16kgm/L、1気筒あたりの馬力は27.5馬力、トルクは3.4kgmとなり、このエンジンが110馬力を6000回転で発生させているときの平均ピストンスピードは17.88m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が89.4mmであるLEB型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6710回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.848になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が19.8km/L、最高出力が110PSであるこの車の獲得ポイントは2178.0ptになります。
戯れに車両重量1500kgを100kg単位にした15.0で割ってみたところ、その数値は145.20ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 4.29m³
1人あたりのスペース 約0.86m³
室内長/全長 54.2%
室内幅/全幅 85.8%
室内高/全高 73.5%
室内容積/車両体積 34.2%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は4.29m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.86m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は54.2%、同じく室内幅と全幅の比率は85.8%、同じく室内高と全高の比率は73.5%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は34.2%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


フリード プラス ハイブリッドでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.49m
期待される荷室の幅 1.35m
対角線の長さ 2.01m
期待される荷室の面積 2.01m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.49m(対角線では2.01m)であれば、小柄な体型なら斜めに転げることで足を伸ばして寝られないこともなさそうです。

普通体型では斜めに転げた上で腰と膝を曲げれば何とかギリギリ、大柄な体型ではダンゴ虫のように丸まって腰痛覚悟で決死の車中泊を敢行せざるを得ません。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合6000rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6500回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6500rpm|タイヤサイズ 185/65R15|タイヤ直径 62.2cm|円周長 195.4cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6500rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.192 24.89 -
-
31km/h 21230rpm 1096.3kgm
2速 2.266 13.45 0.541 1-2/
3520rpm
57km/h 11470rpm 592.6kgm
3速 1.642 9.75 0.725 2-3/
4710rpm
78km/h 8320rpm 429.4kgm
4速 1.118 6.64 0.681 3-4/
4430rpm
115km/h 5660rpm 292.4kgm
5速 0.810 4.81 0.725 4-5/
4710rpm
158km/h 4100rpm 211.8kgm
6速 0.616 3.66 0.760 5-6/
4940rpm
208km/h 3120rpm 161.1kgm
7速 0.446 2.65 0.724 6-7/
4710rpm
288km/h 2260rpm 116.6kgm
Final 5.937 レシオカバレッジ(変速比幅)9.399

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数5000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.937)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(13.7kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(5.937)÷タイヤの有効半径(0.311m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は7速ギヤの288km(6000rpmでは265.7km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:6000rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

6000rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ28km/h-
2速ギヤ52km/h3250rpm
3速ギヤ72km/h4350rpm
4速ギヤ106km/h4090rpm
5速ギヤ146km/h4350rpm
6速ギヤ192km/h4560rpm
7速ギヤ266km/h4340rpm

GB8型フリード プラス ハイブリッドに搭載されたLEB型1496ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する6000rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで6000rpmまで引っ張ると28km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は6000rpmから3250rpmまで落ち、そこから6000rpmまで加速を続けると速度は52km/h(+24km/h)になります。

3速ギヤでは4350rpmまで落ちて6000rpmで72km/h(+20km/h)に、4速ギヤでは4090rpmまで落ちて6000rpmで106km/h(+34km/h)に、5速ギヤでは4350rpmまで落ちて6000rpmで146km/h(+40km/h)になります。

続いて6速ギヤでは4560rpmまで落ちて6000rpmで192km/h(+46km/h)に、7速ギヤでは4340rpmまで落ちて6000rpmで266km/h(+74km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが5000回転で最大トルク13.7kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば109.49kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(13.636kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1096.3kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1500kg)を1速ギヤの最大駆動力(1096.3kgm)で割ってみると1.368kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する6000回転でのトルク(13.1kgm)からTWRを算出すると1.43kg/kgmとなり、5000-6000回転の回転域では1.368-1.43kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 8490 12740 16980 21230 25470 29720 38210
2速 4590 6880 9180 11470 13770 16060 20650
3速 3330 4990 6650 8320 9980 11640 14970
4速 2260 3400 4530 5660 6790 7930 10190
5速 1640 2460 3280 4100 4920 5740 7380
6速 1250 1870 2500 3120 3740 4370 5610
7速 900 1360 1810 2260 2710 3160 4070
※赤い数字は暫定レブリミット(6500rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.446)を選択して時速100kmにて走行すると2260回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1360回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1580回転、一般的な高速道路の80km/hでは1810回転、100km/hでは2260回転、制限速度が120km/hになると2710回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは4070回転まで回ります。

一般的な自動車であれば時速100kmでの巡航回転数は2500回転付近に落ち着くようですが、その中でも若干低めの回転数となっています。標準的なギヤ比の範囲内ながらも加速よりも静粛性や燃費に重きを置いた設定なので、急な坂道や長く続く坂道では積極的にギヤを1段下げる操作が必要になるかもしれません。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 5 9 14 19 24 28 33 38
2速 9 17 26 35 44 52 61 70
3速 12 24 36 48 60 72 84 96
4速 18 35 53 71 88 106 124 141
5速 24 49 73 98 122 146 171 195
6速 32 64 96 128 160 192 224 256
7速 44 89 133 177 221 266 310 354

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6500回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの185/65R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 185/65R15 | 直径 622mm

-20mm
幅165mm
-10mm
幅175mm
変更なし
幅185mm
+10mm
幅195mm
+20mm
幅205mm
-5%
60
扁平
165/60R15
37.2km/h
直径579mm
径差-43mm
175/60R15
38.0km/h
直径591mm
径差-31mm
185/60R15
38.8km/h
直径603mm
径差-19mm
195/60R15
39.5km/h
直径615mm
径差-7mm
205/60R15
40.3km/h
直径627mm
径差+5mm
0%
65
扁平
165/65R15
38.3km/h
直径596mm
径差-26mm
175/65R15
39.2km/h
直径609mm
径差-13mm
185/65R15
40.0km/h
622mm
0mm
195/65R15
40.8km/h
直径635mm
径差+13mm
205/65R15
41.7km/h
直径648mm
径差+26mm
+5%
70
扁平
165/70R15
39.4km/h
直径612mm
径差-10mm
175/70R15
40.3km/h
直径626mm
径差+4mm
185/70R15
41.2km/h
直径640mm
径差+18mm
195/70R15
42.1km/h
直径654mm
径差+32mm
205/70R15
43.0km/h
直径668mm
径差+46mm
+10%
75
扁平
165/75R15
40.5km/h
直径629mm
径差+7mm
175/75R15
41.4km/h
直径644mm
径差+22mm
185/75R15
42.4km/h
直径659mm
径差+37mm
195/75R15
43.3km/h
直径674mm
径差+52mm
205/75R15
44.3km/h
直径689mm
径差+67mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、165/65R15、165/70R15 、175/60R15、175/65R15 、185/60R15 、195/60R15 あたりのタイヤがおすすめです。

185/65R15のタイヤ幅を165mmから215mmまで、扁平率を50%から80%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、185/65R15の適応サイズと性能の変化 [GB8型フリード プラス ハイブリッド編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
【PR】オートウェイのタイヤ通販


GB8型フリード プラス ハイブリッド[1.5L-NA 4WD/7AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト13.636kg/ps39.39
1速ギヤ加速性能1.368kg/kgm54.44
1L換算馬力73.53ps/L50.38
1L換算トルク9.16kgm/L46.22
WB/TR比1.84842.27
ワイド&ロー指数1.02440.44
前面の面積2.941m²41.20
最低地上高150mm51.79
スポーツ性能部門の得点366.13

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費19.8km/L57.16
年間維持費213500円60.39
100kmh回転数2260rpm53.05
航続距離1049.4km69.51
車の大きさ12.543m³54.32
室内の広さ4.285m³58.26
最小回転半径5.2m49.58
馬力単価25640円44.51
ユーティリティ部門の得点446.78

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GB8型フリード プラス ハイブリッド[1.5L-NA 4WD/7AT] の総合得点は 812.91 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGB8型フリード プラス ハイブリッド(4WD/7AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのトールワゴン」、「1500ccのトールワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

フリード プラス ハイブリッドの歴代モデル

2代目 GB5型 フリード
GB5 フリードは2016/09に登場した2代目モデル。参考車両の「G」は全長4265mm、全幅1695mm、全高1710mmの車体に、131PS/15.8kgmを発生するL15B型1496ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。

初代 GP3型 フリードスパイク ハイブリッド
GP3 フリードスパイク ハイブリッドは2011/10に登場した初代モデル。参考車両の「Hybrid」は全長4210mm、全幅1695mm、全高1715mmの車体に、88PS/13.5kgmを発生するLEA型1496ccエンジンを搭載した5人乗りミニバン。