GR3 フィット e:HEVの性能と維持費 FF/CVT 200万円 2022年式

このページでは、本田技研工業の5ドア・5人乗りハッチバック、4代目の6AA-GR3型フィット e:HEV e:HEV Basic【2022/10モデル・106PS/13.0kgm・FF/CVT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

GR3 フィット e:HEV
販売期間:2020/02 - 現行車

画像は本田技研工業より引用
http://www.honda.co.jp/
投稿:2023/04/20|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長3995mm×全幅1695mm×全高1515mm、排気量は1496ccであることから、大雑把に分類すると1.5リットルクラス(1500cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属した、いわゆる5ナンバークラスの車です。とにかく排気量を増やして、とにかくボディを大きく、特に全幅を広げれば良いんだという風潮が蔓延る現代においては大変貴重な車となっています。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が3995mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


GR3型 フィット e:HEV [1496cc/106PS FF/CVT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

No Data
タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
No Data
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

4代目フィット e:HEVの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2022/11
GS4型
[RS]
1.5L-NA・FF/CVT・195.9万円
118PS・14.5kgm・17.9km/L
118PS
14.5kgm
17.9km/L
2022/10
GS7型
[CROSSTAR]
1.5L-NA・4WD/CVT・227.0万円
118PS・14.5kgm・16.1km/L
118PS
14.5kgm
16.1km/L
2022/10
GS4型
[Basic]
1.5L-NA・FF/CVT・159.3万円
118PS・14.5kgm・18.7km/L
118PS
14.5kgm
18.7km/L
4代目 フィット 型式一覧 GR/GS系まとめ 2020-【全18車種】
フィット e:HEVの旧型モデル
3代目 GK5型フィット
GK5型フィットは2013/09に登場した3代目モデル。参考車両の「RS」は全長3955mm、全幅1695mm、全高1525mmの車体に、132PS/15.8kgmを発生するL15B型1496ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー 本田技研工業
車名&
グレード
フィット e:HEV
e:HEV Basic
その他 ベーシック | ホーム | リュクス
お値段 1997600円
車両型式 6AA-GR3
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
(無段変速機)
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長3995×幅1695×高1515mm
室内寸法 長1955×幅1445×高1260mm
軸距&
輪距
2530mm
前1485mm/後1475mm
最小半径 4.9m
最低高 135mm
タイヤ 前輪:185/60R15
後輪:185/60R15
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1190kg
エンジン諸元
原動機型式 LEB-H5
気筒配列 直列4気筒+モーター
排気量1496cc
圧縮比13.5
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 106PS[78kW]/6000-6400rpm
最大トルク 13.0kgm[127Nm]/4500-5000rpm
使用燃料 レギュラーガソリン
WLTC燃費 30.2km/L(71.0mpg)
100km燃費 3.3L/100km
モーター諸元
電動機型式H5
出力90kW/3500-8000rpm
トルク253Nm/0-3000rpm
LEB-H5型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。モーターを組み合わせることでハイブリッドカーとなります。
これまでに登場したハイブリッドカーの一覧
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税30500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12300円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、フィット e:HEVの新車を229.8万円(諸費用として30万円を加算)にて購入し、頭金なしで4年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 1500cc以下 13年未満 30500円
自動車重量税(1年分) 1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷30.2km/L×170円/L
7000km÷30.2km/L×170円/L
5000km÷30.2km/L×170円/L
3000km÷30.2km/L×170円/L
56290円
(39400円)
(28150円)
(16890円)
オイル交換(5000km毎) 1回4000円×2回 8000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本10000円×4本÷5年 8000円
任意保険料(月額5000円) 月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 184000円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額47870円×12ヶ月 574440円
ローン返済中の年間維持費 758400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 45300円
名目 金額
自動車税(1年分) 30500円
自動車重量税(1年分) 12300円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
56290円
(39400円)
(28150円)
(16890円)
オイル交換(5000km毎) 8000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 8000円
任意保険料(月額5000円) 60000円
ローン完済後の年間維持費 184000円
名目 金額
車のローン額(1年分) 574440円
ローン返済中の年間維持費 758400円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
45300円
  • 初度登録から2年経過車の場合、「1500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は30500円、「1.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした45300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

フィット e:HEV【e:HEV Basic】の場合、維持費の月額は15400円(ローン完済前は63200円)になり、これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、レギュラーガソリン1リットルあたり170円を基準として、-50円となる120円から、+50円となる220円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費30.2km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
120円/L
39750円
[-16540円]
-25円
145円/L
48030円
[-8260円]
-10円
160円/L
53000円
[-3290円]
170円/L56290円
[0円]
+10円
180円/L
59620円
[+3330円]
+25円
195円/L
64590円
[+8300円]
+50円
220円/L
72870円
[+16580円]

燃費30.2km/LのGR3型 フィット e:HEVで10000km走行するのに必要な燃料は331.2L、1リットルあたり170円としたときの燃料代は56290円になります。

参考までに、フィット e:HEVの燃料タンクは40リットルですので、331.2Lの給油回数は9回、1回あたりの燃料代は約6260円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては3330円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると8300円、50円も違ってくると16580円にもなります。

これをGR3型 フィット e:HEVの年間維持費に当てはめてみますと、レギュラーガソリン1リットルあたり170円の場合を184000円としたとき、120円/Lに値下がりすれば167460円(91.0%)に、220円/Lに値上がりすれば200580円(109.0%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(30500円)なり重量税(12300円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 24%
自動車重量税 1年分 12300円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 7%
燃料代 3000km分 16890円 13%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 4%
任意保険料 80% 48000円 39%
合計
[1万kmとの差額]
125900円
-58100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 22%
自動車重量税 1年分 12300円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 5000km分 28150円 20%
オイル交換 年1回 4000円 3%
タイヤ交換 6年毎 5330円 4%
任意保険料 85% 51000円 36%
合計
[1万kmとの差額]
140200円
-43800円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 20%
自動車重量税 1年分 12300円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 7000km分 39400円 25%
オイル交換 年1回 5600円 4%
タイヤ交換 6年毎 5330円 3%
任意保険料 90% 54000円 34%
合計
[1万kmとの差額]
156000円
-28000円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて58100円安い125900円に、5000km走行では43800円安い140200円に、7000km走行では28000円安い156000円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 13%
自動車重量税 1年分 12300円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 15000km分 84440円 36%
オイル交換 年3回 24000円 10%
タイヤ交換 2.7年毎 12000円 5%
任意保険料 100% 60000円 27%
合計
[1万kmとの差額]
232100円
+48100円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 30500円 11%
自動車重量税 1年分 12300円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 20000km分 112580円 41%
オイル交換 年4回 32000円 12%
タイヤ交換 2年毎 16000円 6%
任意保険料 100% 60000円 22%
合計
[1万kmとの差額]
272300円
+88300円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
ホンダの小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
ハッチバック編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(30.2km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(31.6km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(29.3km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(30.2km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代56290円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル170円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合のガソリン代。
    純正で既に低燃費タイヤを装着している車種の場合、残念ながら、あんまり…です。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地30.2km/L → 31.1km/L
郊外31.6km/L → 32.5km/L
高速道路29.3km/L → 30.2km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km50660円
[49200円]
郊外500km2690円
[2620円]
高速道路500km2910円
[2820円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
56260円
-30円
30.2km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
54640円
-1620円
31.1km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が30.2km/Lではガソリン298.0Lを消費して、ガソリン代は50660円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が31.6km/Lではガソリン15.8Lを消費して、ガソリン代は2690円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が29.3km/Lではガソリン17.1Lを消費して、ガソリン代は2910円になります。

このパターンでは使用した燃料量が330.9L、かかったガソリン代が56260円となり、平均燃費は30.2km/L(0.0km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-30円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行するとガソリン代は54640円となり、1620円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で8100円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km28150円
[27340円]
郊外5000km26890円
[26150円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
55040円
-1250円
30.9km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
53490円
-1550円
31.8km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が30.2km/Lでは165.6Lを消費して、ガソリン代は28150円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が31.6km/Lでは158.2Lを消費して、ガソリン代は26890円になります。

このパターンでは使用した燃料量が323.8L、かかったガソリン代が55040円となり、平均燃費は30.9km/L(+0.7km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-1250円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が53490円となり、1年間で1550円、5年間で7750円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km18750円
[18210円]
郊外3340km17970円
[17480円]
高速道路3330km19330円
[18750円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
56050円
-240円
30.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
54440円
-1610円
31.2km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が30.2km/Lでは110.3Lを消費して、ガソリン代は18750円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が31.6km/Lでは105.7Lを消費して、ガソリン代は17970円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が29.3km/Lでは113.7Lを消費して、ガソリン代は19330円になります。

このパターンでは使用した燃料量が329.7L、かかったガソリン代が56050円となり、平均燃費は30.3km/L(+0.1km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-240円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が54440円となり、1年間で1610円、5年間で8050円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km2820円
[2740円]
郊外9000km48420円
[47070円]
高速道路500km2910円
[2820円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
54150円
-2140円
31.4km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
52630円
-1520円
32.3km/L
  • 市街地走行のガソリン代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が30.2km/Lでは16.6Lを消費して、ガソリン代は2820円になります。
  • 郊外走行のガソリン代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が31.6km/Lでは284.8Lを消費して、ガソリン代は48420円になります。
  • 高速道路走行のガソリン代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が29.3km/Lでは17.1Lを消費して、ガソリン代は2910円になります。

このパターンでは使用した燃料量が318.5L、かかったガソリン代が54150円となり、平均燃費は31.4km/L(+1.2km/L)、WLTCモード燃費とのガソリン代の差は-2140円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着ではガソリン代が52630円となり、1年間で1520円、5年間で7600円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(30.2km/L・30.9km/L・30.3km/L・31.4km/L)、ガソリン代のほうもなかなかな違い(56260円・55040円・56050円・54150円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
燃料タンク容量 40リットル
WLTCモード燃費
30.2km/L
1208.0km
市街地燃費
30.2km/L
1208.0km
[0.0km]
郊外燃費
31.6km/L
1264.0km
[+56.0km]
高速道路燃費
29.3km/L
1172.0km
[-36.0km]
満タン給油価格 6800円
1km走行コスト 5.63円
1万円走行距離 1776.5km

WLTCモード燃費が30.2km/L、燃料タンク容量40リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は1208.0kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(27.2km/L)とすると航続距離は1088.0km、80%(24.2km/L)だと968.0km、70%(21.1km/L)では844.0kmになります。

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を40Lとしたとき、市街地モード燃費30.2km/Lでの航続距離は1208.0km(0.0km)、郊外モード燃費31.6km/Lでの航続距離は1264.0km(+56.0km)、高速道路モード燃費29.3km/Lでの航続距離は1172.0km(-36.0km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から40リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、レギュラーガソリンを1リットルあたり170円では6800円、上で計算した航続距離を踏まえると1208.0km(80%燃費時968.0km)を走行するのに6800円かかる計算です。

燃費を30.2km/Lとしたときの1km走行コストは5.63円、10万km走行したときの燃料代は56.3万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら5.6万円/年、7年10万kmなら8.0万円/年、5年10万kmなら11.3万円/年、3年10万kmなら18.8万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1776.5km(往復なら片道888.2km)、カタログ値の80%なら1421.2km(片道710.6km)離れたところまで行くことができます。

カタログデータから見えてくる要素

LEB-H5型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
4500回転時の馬力 82PS
5000回転時の馬力 91PS
6000回転時の馬力 106PS
6400回転時の馬力 106PS
各回転域でのトルク
4500回転時のトルク 13.0kgm
5000回転時のトルク 13.0kgm
6000回転時のトルク 12.7kgm
6400回転時のトルク 11.9kgm
LEB-H5型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているLEB型1496cc、直列4気筒+モーターの自然吸気エンジンは6000-6400回転時に最高出力106馬力を、4500-5000回転時に最大トルク13.0kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数が程よく近いこのエンジンは、高めの回転数が得意なタイプのエンジンです。日常での使い勝手をある程度は確保しつつ、高回転のパワー感もしっかり伴う雰囲気の良さが自慢です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する4500rpmから最高出力が発生する6400rpmまで」の1900rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は29.7%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
ホンダの小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ11.226kg/PS(1190kg/106PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ11.226kg/PS
車体+1人11.745kg/PS
車体+5人13.821kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg11.792kg/PS
車体+70kg11.887kg/PS
車体+80kg11.981kg/PS
車体+90kg12.075kg/PS
車体+100kg12.170kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは11.745kg/PS(1245kg/106PS)となり、数値としては0.519kg、比率にすると4.6%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは13.821kg/PS(1465kg/106PS)となり、数値としては2.595kg、比率にすると23.1%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

GR3 フィット e:HEVのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2022/10

-
フィット e:HEV
11.745kg/PS
1245kg/106PS|1.5L-NA
[車体のみPWR:11.226]
2015/04

車種詳細
ステップワゴン スパーダ
11.700kg/PS
1755kg/150PS|1.5L-TB
車体のみPWR:11.333
2019/09

車種詳細
カローラ ツーリング
11.853kg/PS
1375kg/116PS|1.2L-TB
車体のみPWR:11.379
2018/09

車種詳細
フォレスター
11.690kg/PS
1695kg/145PS|2.0L-NA
車体のみPWR:11.310
2013/06

車種詳細
アコード ハイブリッド
11.713kg/PS
1675kg/143PS|2.0L-NA
車体のみPWR:11.329
2016/11

車種詳細
ルーミー
11.786kg/PS
1155kg/98PS|1.0L-TB
車体のみPWR:11.224

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ11.745kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

11.628kg/PSから11.862kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの7人乗りミニバン「RP3型 ステップワゴン スパーダ」、トヨタの5人乗りワゴン「NRE210W型 カローラ ツーリング」、スバルの5人乗りSUV「SKE型 フォレスター」、ホンダの5人乗りセダン「CR6型 アコード ハイブリッド」、トヨタの5人乗りミニバン「M900A型 ルーミー」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

GR3型 フィット e:HEV [e:HEV Basic]とパワーウェイトレシオが近い車種|11.745kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は89.1PS/tとなっています。


フィット e:HEVがバイクと競争するなら…?


車種詳細
CBX125 カスタム|124cc
11.733kg/PS
176kg/15.0PS/1.10kgm
[車体のみPWR:8.067]
2022/10

-
フィット e:HEV|1496cc
11.745kg/PS
1245kg/106PS/13.0kgm
[車体のみPWR:11.226]

車種詳細
NSR80|79cc
11.750kg/PS
141kg/12.0PS/0.97kgm
[車体のみPWR:7.167]

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではフィット e:HEVとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

JC12 CBX125 カスタムと競争してみる

まずフィット e:HEVより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのCBX125 カスタムが挙げられます。PWRの11.733kg/PSは車両重量121kgにライダーの体重55kgを加えた176kgを、最高出力15.0PSで割ったものです。

HC06 NSR80と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ホンダのNSR80が挙げられます。PWRの11.750kg/PSは車両重量86kg+55kgの141kgを、最高出力12.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.709
平均ピストンスピード 19.07m/s
トルクウェイトレシオ 91.54kg/kgm
1馬力あたりのお値段 18845円
排気量1Lあたり馬力 70.86PS/L
排気量1Lあたりトルク 8.69kgm/L
1気筒あたりの馬力 26.5PS
1気筒あたりのトルク 3.2kgm
パワーバンド比率 29.7%
燃費×馬力 3201.2pt
各種ランキング
ハッチバックのPWR
1.3~1.5L以下のPWR

トルクウェイトレシオは91.54kg/kgm(1190kg/13.0kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が1997600円、最高出力が106馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は18845円、逆に1万円あたりでは0.53馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は153662円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
ホンダ編
1500cc以下の車編
ハッチバック編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は70.86PS/L、トルクは8.69kgm/L、1気筒あたりの馬力は26.5馬力、トルクは3.2kgmとなり、このエンジンが106馬力を6400回転で発生させているときの平均ピストンスピードは19.07m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が89.4mmであるLEB型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6710回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.709になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと小回りを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が30.2km/L、最高出力が106PSであるこの車の獲得ポイントは3201.2ptになります。
戯れに車両重量1190kgを100kg単位にした11.9で割ってみたところ、その数値は269.01ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


人間様の占有スペース

人間様の占有スペース
室内長×幅×高 3.56m³
1人あたりのスペース 約0.71m³
室内長/全長 48.9%
室内幅/全幅 85.3%
室内高/全高 83.2%
室内容積/車両体積 34.7%

ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。

まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は3.56m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.71m³のスペースが割り当てられることになります。続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は48.9%、同じく室内幅と全幅の比率は85.3%、同じく室内高と全高の比率は83.2%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は34.7%でした。

室内の広さ・長さランキング
室内長が長い車 室内幅が広い車 室内高が高い車 車内の空間が広い車
室内長が長い車
室内幅が広い車
室内高が高い車
車内の空間が広い車


フィット e:HEVでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.40m
期待される荷室の幅 1.34m
対角線の長さ 1.94m
期待される荷室の面積 1.88m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.40m(対角線では1.94m)であれば、小柄な体型なら斜めに転げることで足を伸ばして寝られないこともなさそうです。

普通体型では斜めに転げた上で腰と膝を曲げれば何とかギリギリ、大柄な体型ではダンゴ虫のように丸まって腰痛覚悟で決死の車中泊を敢行せざるを得ません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム

純正装着タイヤの185/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 185/60R15 | 直径 603mm

-20mm
幅165mm
-10mm
幅175mm
変更なし
幅185mm
+10mm
幅195mm
+20mm
幅205mm
-5%
55
扁平
165/55R15
37.3km/h
直径563mm
径差-40mm
175/55R15
38.1km/h
直径574mm
径差-29mm
185/55R15
38.8km/h
直径585mm
径差-18mm
195/55R15
39.5km/h
直径596mm
径差-7mm
205/55R15
40.3km/h
直径607mm
径差+4mm
0%
60
扁平
165/60R15
38.4km/h
直径579mm
径差-24mm
175/60R15
39.2km/h
直径591mm
径差-12mm
185/60R15
40.0km/h
603mm
0mm
195/60R15
40.8km/h
直径615mm
径差+12mm
205/60R15
41.6km/h
直径627mm
径差+24mm
+5%
65
扁平
165/65R15
39.5km/h
直径596mm
径差-7mm
175/65R15
40.4km/h
直径609mm
径差+6mm
185/65R15
41.3km/h
直径622mm
径差+19mm
195/65R15
42.1km/h
直径635mm
径差+32mm
205/65R15
43.0km/h
直径648mm
径差+45mm
+10%
70
扁平
165/70R15
40.6km/h
直径612mm
径差+9mm
175/70R15
41.5km/h
直径626mm
径差+23mm
185/70R15
42.5km/h
直径640mm
径差+37mm
195/70R15
43.4km/h
直径654mm
径差+51mm
205/70R15
44.3km/h
直径668mm
径差+65mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、165/60R15、165/65R15 、175/55R15、175/60R15 、185/55R15 、195/55R15 あたりのタイヤがおすすめです。

185/60R15のタイヤ幅を165mmから215mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが185/60R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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GR3型フィット e:HEV[1.5L-NA FF/CVT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト11.226kg/ps46.01
1速ギヤ加速性能-39.90
1L換算馬力70.86ps/L48.24
1L換算トルク8.69kgm/L40.49
WB/TR比1.70956.60
ワイド&ロー指数0.89449.91
前面の面積2.568m²51.65
最低地上高135mm57.93
スポーツ性能部門の得点390.73

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費30.2km/L78.57
年間維持費184000円63.07
100kmh回転数-43.42
航続距離1208.0km78.64
車の大きさ10.259m³45.26
室内の広さ3.559m³51.35
最小回転半径4.9m55.51
馬力単価18845円53.57
ユーティリティ部門の得点469.39

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した GR3型フィット e:HEV[1.5L-NA FF/CVT] の総合得点は 860.12 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したGR3型フィット e:HEV(FF/CVT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのハッチバック」、「1500ccのハッチバック」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

フィット e:HEVの歴代モデル

4代目 GR3型 フィット e:HEV
GR3 フィット e:HEVは2020/02に登場した4代目モデル。参考車両の「BASIC」は全長3995mm、全幅1695mm、全高1515mmの車体に、98PS/13.0kgmを発生するLEB型1496ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

3代目 GP6型 フィット ハイブリッド
GP6 フィット ハイブリッドは2013/09に登場した3代目モデル。参考車両の「Hybrid」は全長3955mm、全幅1695mm、全高1550mmの車体に、110PS/13.7kgmを発生するLEB型1496ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

2代目 GP4型 フィット ハイブリッド
GP4 フィット ハイブリッドは2010/10に登場した2代目モデル。参考車両の「Hybrid-RS」は全長3915mm、全幅1695mm、全高1525mmの車体に、114PS/14.7kgmを発生するLEA型1496ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

初代 GD7型 フィット アリア
GD7 フィット アリアは2002/12に登場した初代モデル。参考車両の「1.3A」は全長4310mm、全幅1690mm、全高1510mmの車体に、86PS/12.1kgmを発生するL13A型1339ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。