このページでは、フォードの3ドア・5人乗りクーペ、初代のE-1ZVT型プローブ GT【1988/09モデル・145PS/26.2kgm・FF/MT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。
1ZVT プローブ 販売期間:1988/09 - 1992/09 ![]() |
ボディサイズが全長4520mm×全幅1740mm×全高1315mm、排気量は2184ccであることから、大雑把に分類すると2.2リットルクラス(2200cc、自動車税は2.5L以下を適用)に属し、全長、全高は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超え、排気量も2000ccを超えていることにより3ナンバー登録になります。比較的コンパクトなボディに大きめなエンジンの組み合わせは世界戦略車(グローバルカー)やちょっとした高級車に良くあるパターンです。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧
駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。
ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4520mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。
1ZVT型 プローブ [2184cc/145PS FF/5MT] お品書き
![]() 維持費にまつわるエトセトラ | ![]() エンジンの最高出力・最大トルク | ![]() No Data | ![]() タイヤサイズ変更とメーター誤差 | ![]() 各種スペックの相対評価と通知表 |
![]() | お金にまつわるエトセトラ 1年間のランニングコスト |
![]() | エンジン性能と特性 パワーウェイトレシオ |
![]() | No Data |
![]() | タイヤサイズ変更と スピードメーター誤差 |
![]() | 各種スペックの相対評価と レーダーチャート |
初代プローブの類型&他グレード 新着順
- 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
- 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種
年式 画像 | 車両型式 グレード | 出力 燃費 |
---|---|---|
1990/04![]() |
1ZVTU型 [LX]2.9L-NA・FF/4AT・320.0万円 140PS・22.1kgm・7.0km/L |
140PS 22.1kgm 7.0km/L |
1990/04![]() |
1ZVT型 [GT]2.2L-TB・FF/4AT・345.0万円 145PS・26.2kgm・7.7km/L |
145PS 26.2kgm 7.7km/L |
プローブの新型モデル | |
---|---|
![]() | 2代目 1ZVTB型プローブ |
1ZVTB型プローブは1992/09に登場した2代目モデル。参考車両の「GT」は全長4560mm、全幅1785mm、全高1305mmの車体に、165PS/22.1kgmを発生するKL型2496ccエンジンを搭載。 |
1ZVT プローブの主要諸元と大きさ比較
主要諸元 | |
---|---|
メーカー | フォード |
車名& グレード |
プローブ GT |
その他 | - |
お値段 | 3230000円 |
車両型式 | E-1ZVT |
駆動方式 変速機 |
FF・前輪駆動(FWD,2WD) 5速MT・5速マニュアル車 |
ドア/定員 | 3ドア・5名乗車 |
ホイールベース | 2515mm |
トレッド | 1455mm/1465mm |
WB/TR比 | 1.723 |
最小半径 | 5.2m |
タイヤ | 前輪:195/60R15 後輪:195/60R15 |
ブレーキ | 前:ベンチレーテッドディスク 後:ディスク |
車両重量 | 1320kg |
※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。
プローブと各規格の大きさ比較 | ||
---|---|---|
規格名 | 規格寸法 | 増減 |
プローブ 車体寸法 |
全長 4520mm | - |
全幅 1740mm | - | |
全高 1315mm | - | |
大きさ 10.34m3 | - | |
軽自動車 新規格 |
全長 3400mm以下 | +1120mm |
全幅 1480mm以下 | +260mm | |
全高平均 1640mm | -325mm | |
大きさ平均 8.13m3 | +2.21m3 | |
小型車規格 5ナンバー車 |
全長 4700mm以下 | -180mm |
全幅 1700mm以下 | +40mm | |
全高平均 1496mm | -181mm | |
大きさ平均 10.47m3 | -0.13m3 | |
普通車平均 3ナンバー車 |
全長平均 4643mm | -123mm |
全幅平均 1815mm | -75mm | |
全高平均 1518mm | -203mm | |
大きさ平均 12.84m3 | -2.50m3 |
※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。
1ZVT プローブの室内広さを各規格の車両と比較
ボディサイズと室内寸法のデータがあるので車両全体に対する人間様の占有スペースを計算してみます。ここでの比率はボンネットが長い車であったり乗車人数の少ない車であったり、バン(貨物車)のように人よりも積載容量を重視している車は小さくなります。
プローブの室内広さを各規格の車両と比較 | ||
---|---|---|
規格名 | 規格寸法 | 増減 |
プローブ 室内広さ |
室内長 1745mm | - |
室内幅 1405mm | - | |
室内高 1095mm | - | |
車内広さ 2685L | - | |
軽自動車 新規格 |
室内長平均 1908mm | -163mm |
室内幅平均 1280mm | +125mm | |
室内高平均 1283mm | -188mm | |
車内広さ平均 3171L | -486L | |
小型車規格 5ナンバー車 |
室内長平均 1913mm | -168mm |
室内幅平均 1403mm | +2mm | |
室内高平均 1195mm | -100mm | |
車内広さ平均 3251L | -566L | |
普通車平均 3ナンバー車 |
室内長平均 2049mm | -304mm |
室内幅平均 1483mm | -78mm | |
室内高平均 1195mm | -100mm | |
車内広さ平均 3697L | -1012L |
※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に室内が長い・広い・高い。
人間様の占有スペースと容積効率 | |
---|---|
室内長×室内幅×室内高 | 2.685m³ |
1人あたりのスペース | 0.537m³ |
室内長/全長 | 38.6% |
室内幅/全幅 | 80.7% |
室内高/全高 | 83.3% |
室内容積/車両体積 | 26.0% |
まず室内長、室内幅、室内高を掛けて算出される室内の容積は2.685m³です。この車の乗車定員は5人ですから、単純に室内の容積で割るとフル乗車した際には約0.537m³のスペースが割り当てられることになります。
続いて室内長を全長で割って算出される室内長と全長の比率は38.6%、同じく室内幅と全幅の比率は80.7%、同じく室内高と全高の比率は83.3%となりました。また車の形状を無視して単なる立方体として見たときの車両の体積に対する室内の容積の比率は26.0%でした。
室内の広さ・長さランキング | |||
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室内長が長い車 | 室内幅が広い車 | 室内高が高い車 | 車内の空間が広い車 |
室内長が長い車 | |||
室内幅が広い車 | |||
室内高が高い車 | |||
車内の空間が広い車 |
プローブでの車中泊
ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。
期待される客室寸法 | |
---|---|
期待される荷室の長さ | 1.582m |
期待される荷室の幅 | 1.305m |
対角線の長さ | 2.051m |
期待される荷室の面積 | 2.065m² |
縦方向の長さが1.582m(対角線では2.051m)となれば、一般的な身長ならそれなりの車中泊を楽しむことができそうです。
車の中で足を伸ばして優雅に寝られる悦びを味わうために最低限必要な長さを備えた、車中泊のスタンダードと呼ぶに相応しい性能を有しています。
セダンやクーペであっても後部座席の背もたれを取り外してトランクルームと貫通させて荷室長を確保すれば良いだけの話です。たまに背もたれを取り外してもトランクルームと繋がっていなかったり、頑強な補強バーが入っていて邪魔されることもありますが、恐らく稀なケースです。
1ZVT プローブの税金・年間維持費シミュレーション
ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税51700円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税18900円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代、月額6000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。
さらに、1988/09モデルのプローブを37年落ちの中古で71.1万円にて購入し、頭金なしで2年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。
- 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
プローブの1988/09モデルの場合、2025年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である64.6万円に諸経費として6.5万円を足した71.1万円を中古車価格の目安としています。 - ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
- 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1988年式を37年落ちの中古で買った場合の年間維持費
名目 | 区分 | 金額 | |
---|---|---|---|
自動車税 | 2500cc以下 | 13年経過 | 51700円 |
自動車重量税 1年分 |
1.5トン以下 | 18年経過 | 18900円 |
自賠責保険料 (1年換算) |
自家用乗用車 | 8825円 | |
燃料代 年間1万㎞ |
1万㎞÷8.0㎞/L×195円/L | 243750円 | |
オイル交換 5000km毎 |
1回6000円×2回 | 12000円 | |
タイヤ交換 5年5万km毎 |
1本10000円×4本÷5年 | 8000円 | |
任意保険料 月額6000円 |
月額6000円×12ヶ月 | 72000円 | |
ローン完済後の年間維持費 | 415200円 | ||
名目 | 区分 | 金額 | |
車のローン額 1年分 |
月額29610円×12ヶ月 | 355320円 | |
ローン返済中の年間維持費 | 770500円 | ||
次回車検費用の積み立て目安 | |||
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 | 58500円 |
- 初度登録から13年以上経過車の場合、「2500cc以下で13年経過」クラスの自動車税は51700円、「1.5トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は18900円(単年)です。
- エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに6000円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
- タイヤ交換の金額は、1本10000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
- 任意保険料の金額は、月額6000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
- 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
- 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
- 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。 - 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
- 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
- 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
- 車検費用の目安とした58500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。
このあたりのクラスから理想と現実の違い、つまり「乗りたい車」と「乗ることができる車」は違うことを思い知らされます。うっかり手を出せば「いっ…維持費が高すぎて息ができん!フーッ!フーッ!」と目を白黒させることになりかねません。
さて、プローブ【GT】の場合、維持費の月額は34600円になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。
プローブの維持費は高い?安い?
「プローブの年間維持費は415200円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「2500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてプローブの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。
車名 | 年間維持費 | 差額 | |
---|---|---|---|
安い | カムリ | 221400円 | -193800円 |
↑ | CX-5 | 283000円 | -132200円 |
↑ | レガシィ アウトバック | 300300円 | -114900円 |
↑ | スカイライン | 364900円 | -50300円 |
基準 | 2500ccクラス平均 | 370100円 | -45100円 |
↓ | マツダスピード アテンザ | 393900円 | -21300円 |
↓ | MPV | 405900円 | -9300円 |
→ | プローブの維持費 | 415200円 | |
↓ | スープラ | 454000円 | +38800円 |
高い | 5シリーズ セダン | 506300円 | +91100円 |
プローブの年間維持費を、2500ccクラスで最も維持費が安いカムリと比較して193800円高く、最も高い5シリーズ セダンと比較して91100円安く、2500ccクラスの平均維持費との比較では45100円高くなっています。
最低額のカムリと最高額の5シリーズ セダンは極端な例としても、2500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、プローブの維持費は まあまあ高い! と言えそうです。
プローブを維持するための年収要件
せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。
覚悟の% | 年収 | 月給 | 手取り |
---|---|---|---|
10% | 540万円 | 45万円 | 35万円 |
15% | 360万円 | 30万円 | 24万円 |
20% | 270万円 | 23万円 | 18万円 |
維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は540万円(総支給額45万円/月、手取り35万円/月)、ここから月額維持費3.5万円を支払うと残りは31.5万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。
15%まで許容する場合に必要な年収は360万円(総支給額30万円/月、手取り24万円/月)、3.5万円を支払うと残りは20.5万円になります。
さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が270万円(総支給額23万円/月、手取り18万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。3.5万円を引くと残りは14.5万円…まあ…余裕があるとは言えません。
多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代25万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)
燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション
現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。
ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。
というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費8.0km/Lとしてシミュレーションしてみました。
燃料価格/L | 10000km燃料代 | 差額 |
---|---|---|
145円/L | 181250円 | -62500円 |
170円/L | 212500円 | -31250円 |
185円/L | 231250円 | -12500円 |
195円/L | 243750円 | - |
205円/L | 256250円 | +12500円 |
220円/L | 275000円 | +31250円 |
245円/L | 306250円 | +62500円 |
燃費8.0km/Lの1ZVT型 プローブで10000km走行するのに必要な燃料は1250L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は243750円になります。
参考までに、プローブの燃料タンクは57リットルですので、1250Lの給油回数は22回、1回あたりの燃料代は約11080円です。
ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては12500円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると31250円、50円も違ってくると62500円にもなります。
これを1ZVT型 プローブの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を415200円としたとき、145円/Lに値下がりすれば352700円(84.9%)に、245円/Lに値上がりすれば477700円(115.1%)になる計算です。
安くなるものについては自動車税(51700円)なり重量税(18900円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。
ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。
税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km
せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。
走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。
1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料 | |
---|---|
名目 | 金額 |
自動車税 | 51700円 |
自動車重量税 1年分 | 18900円 |
自賠責保険料 1年分 | 8825円 |
合計 | 79425円 |
※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。
維持費名目 | 3000km | 5000km | 7000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 73130円 | 121880円 | 170630円 |
オイル交換 | 6000円 | 6000円 | 8400円 |
タイヤ交換 | 5330円 | 5330円 | 5330円 |
任意保険料 | 57600円 | 61200円 | 64800円 |
税金 自賠責 | 一律 79425円 | ||
合計 | 221500円 | 273900円 | 328600円 |
1万km差額 | -193700円 | -141300円 | -86600円 |
自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。
タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料72000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。
年間3000km走行では、10000km走行に比べて193700円安い221500円に、5000km走行では141300円安い273900円に、7000km走行では86600円安い328600円という結果になりました。
多走行距離での年間維持費|15000km・20000km
続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。
維持費名目 | 10000km | 15000km | 20000km |
---|---|---|---|
燃料代 | 243750円 | 365630円 | 487500円 |
オイル交換 | 12000円 | 18000円 | 24000円 |
タイヤ交換 | 8000円 | 9600円 | 12800円 |
任意保険料 | 72000円 | 79200円 | 86400円 |
税金 自賠責 | 一律 79425円 | ||
合計 | 415200円 | 551900円 | 690200円 |
1万km差額 | - | +136700円 | +275000円 |
自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。
「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。
輸入車・外車の小型車&普通車編 |
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2500cc以下クラス編 |
小型車&普通車の新車編 |
---|
2ドア・クーペ編 |
プローブの燃料タンクと燃費と航続距離と
燃料タンクと燃費と航続距離と | |
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10・15モード燃費 | 9.4km/L |
燃料タンク容量 | 57L |
航続距離(カタログ燃費) | 535.8km |
航続距離(80%燃費) | 427.5km |
満タンプライス | 11115円 |
1km走行コスト | 20.74円/km |
1万円でどこまで行ける? | 482.1km |
東京から535.8kmの範囲 | |
10・15モード燃費が9.4km/L、燃料タンク容量57リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は535.8kmです。
実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(8.5km/L)とすると航続距離は484.5km、80%(7.5km/L)だと427.5km、70%(6.6km/L)では376.2kmになります。
燃料タンクに1滴の燃料もない状態から57リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では11115円、上で計算した航続距離を踏まえると535.8km(80%燃費時427.5km)を走行するのに11115円かかる計算です。
燃費を8.0km/Lとしたときの1km走行コストは20.74円、10万km走行したときの燃料代は207.4万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら20.7万円/年、7年10万kmなら29.6万円/年、5年10万kmなら41.5万円/年、3年10万kmなら69.1万円/年となります。
ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば482.1km(往復なら片道241.0km)、カタログ値の80%なら385.6km(片道192.8km)離れたところまで行くことができます。
1ZVT プローブのエンジン諸元とカタログデータ
F2型エンジン簡易性能曲線図 | |
---|---|
エンジン諸元 | |
原動機型式 | F2 |
気筒配列 | 直列4気筒 |
排気量 | 2184cc |
圧縮比 | 7.8 |
吸気方式 | ターボ |
最高出力 | 145PS[107kW]/4300rpm |
最大トルク | 26.2kgm[257Nm]/3500rpm |
パワーバンド | 3500-4300rpm, 帯域18.6% |
使用燃料 | ハイオクガソリン |
10・15燃費 | 9.4km/L(22.1mpg) |
100km燃費 | 10.6L/100km |
最高出力・最大トルク 各回転数での出力 | |
3500rpm | 128PS/26.2kgm |
4300rpm | 145PS/24.2kgm |
※F2型エンジンの諸元と性能まとめ ※直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。 ※直列4気筒の最高出力ランキング |
まずおさらいとして、搭載しているF2型2184cc、直列4気筒のターボエンジンは4300回転時に最高出力145馬力を、3500回転時に最大トルク26.2kgmを発生します。
馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。
トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクと最高出力の発生回転数がとても近いこのエンジンは、高い回転数まで回すことで力を発揮するタイプのエンジンです。回転に伴って高まるパワー感は得も言われぬ感動を与えてくれることでしょう。
※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。
ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3500rpmから最高出力が発生する4300rpmまで」の800rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は18.6%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。
|
うわっ…私の体重、重すぎ…?
さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ は9.103kg/PS(1320kg/145PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。
車重と搭乗者とPWR | |
---|---|
車体のみ | 9.103kg/PS |
車体+1人 | 9.483kg/PS |
車体+5人 | 11.000kg/PS |
お腹と車重とPWR | |
車体+60kg | 9.517kg/PS |
車体+70kg | 9.586kg/PS |
車体+80kg | 9.655kg/PS |
車体+90kg | 9.724kg/PS |
車体+100kg | 9.793kg/PS |
というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.483kg/PS(1375kg/145PS)となり、数値としては0.380kg、比率にすると4.2%ほど悪化します。
次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.000kg/PS(1595kg/145PS)となり、数値としては1.897kg、比率にすると20.8%も悪化することになります。
もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。
1ZVT プローブのライバル候補車たち
車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.483kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。
愛すべきライバル車種 | ||
---|---|---|
Page Link | 車名 PWR | +55kg |
![]() - |
プローブ 9.483kg/PS 145PS・2.2L-TB 車体のみPWR 9.103 |
1375kg +4.2% |
![]() 車種詳細 |
スイフト 9.657kg/PS 102PS・1.0L-TB 車体のみPWR 9.118 |
985kg +5.9% |
![]() 車種詳細 |
エスクード 9.375kg/PS 136PS・1.4L-TB 車体のみPWR 8.971 |
1275kg +4.5% |
![]() 車種詳細 |
レヴォーグ STI 9.441kg/PS 170PS・1.6L-TB 車体のみPWR 9.118 |
1605kg +3.5% |
![]() 車種詳細 |
CX-5 9.571kg/PS 175PS・2.2L-TB 車体のみPWR 9.257 |
1675kg +3.4% |
![]() 車種詳細 |
インプレッサ スポーツ 9.300kg/PS 150PS・2.0L-NA 車体のみPWR 8.933 |
1395kg +4.1% |
9.293kg/PSから9.673kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、スズキの5人乗りハッチバック・ZC13S型 スイフト、スズキの5人乗りSUV・YEA1S型 エスクード、スバルの5人乗りワゴン・VM4型 レヴォーグ STI、マツダの5人乗りSUV・KE2AW型 CX-5、スバルの5人乗りハッチバック・GP7型 インプレッサ スポーツという顔ぶれが並びました。
最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。
こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。
●1ZVT型 プローブ [GT]のライバル車種|9.483kg/PS
ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は109.8PS/tとなっています。
プローブがバイクと競争するなら…?
![]() 車種詳細 |
イントルーダークラシック400|399cc 9.455kg/PS 312kg/33.0PS/3.40kgm [車体のみPWR:7.788] |
1988/09![]() - |
プローブ|2184cc 9.483kg/PS 1375kg/145PS/26.2kgm [車体のみPWR:9.103] |
![]() 車種詳細 |
ブルバード400|399cc 9.485kg/PS 313kg/33.0PS/3.40kgm [車体のみPWR:7.818] |
幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。
などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではプローブとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。
VK54A イントルーダークラシック400と競争してみる
まずプローブより少しPWRが低いバイクとして、スズキのイントルーダークラシック400が挙げられます。PWRの9.455kg/PSは車両重量257kgにライダーの体重55kgを加えた312kgを、最高出力33.0PSで割ったものです。
VK55A ブルバード400と競争してみる
続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのブルバード400が挙げられます。PWRの9.485kg/PSは車両重量258kg+55kgの313kgを、最高出力33.0PSで割ったもので、(PWRで比較すれば)まさに街角の好敵手と呼べるバイクです。
その他の諸元いろいろ
いろいろな数値 | |
---|---|
WB/TR比 | 1.723 |
平均ピストンスピード | 13.47m/s |
トルクウェイトレシオ | 50.38kg/kgm |
1馬力あたりのお値段 | 22276円 |
排気量1Lあたり馬力 | 66.39PS/L |
排気量1Lあたりトルク | 12.00kgm/L |
1気筒あたりの馬力 | 36.2PS |
1気筒あたりのトルク | 6.5kgm |
パワーバンド比率 | 18.6% |
燃費×馬力 | 1158.5pt |
各種ランキング | |
クーペのPWR 2.0~2.5Lターボ車のPWR |
トルクウェイトレシオは50.38kg/kgm(1320kg/26.2kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)
ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3230000円、最高出力が145馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は22276円、逆に1万円あたりでは0.45馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は123282円、1万円あたりでは0.08kgmとなります。
1馬力あたりのお値段が安い車ランキング |
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総合ランキング |
輸入車編 |
2500cc以下の車編 |
クーペ編 |
●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は66.39PS/L、トルクは12.00kgm/L、1気筒あたりの馬力は36.2馬力、トルクは6.5kgmとなり、このエンジンが145馬力を4300回転で発生させているときの平均ピストンスピードは13.47m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング
ちなみに、ストローク量が94.0mmであるF2型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6380回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング
●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.723になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング
●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が7.99km/L、最高出力が145PSであるこの車の獲得ポイントは1158.5ptになります。
戯れに車両重量1320kgを100kg単位にした13.2で割ってみたところ、その数値は87.77ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)
- 低燃費で高出力な自動車ランキング
燃費×最高出力の数値順。燃費が良くて高出力なほど高得点。 - 低燃費で高出力で軽量な自動車ランキング
燃費×最高出力÷車両重量の数値順。燃費が良くて高出力で車両重量が軽いほど高得点。
純正装着タイヤの195/60R15と互換可能な車検対応サイズ|簡易版
下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。
※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。
純正タイヤ 195/60R15 | 直径 615mm | |||||
---|---|---|---|---|---|
-20mm 幅175mm |
-10mm 幅185mm |
変更なし 幅195mm |
+10mm 幅205mm |
+20mm 幅215mm |
|
55 | 175/55R15 37.3km/h 径 574mm 差 -41mm |
185/55R15 38.0km/h 径 585mm 差 -30mm |
195/55R15 38.8km/h 径 596mm 差 -19mm |
205/55R15 39.5km/h 径 607mm 差 -8mm |
215/55R15 40.2km/h 径 618mm 差 +3mm |
60 | 175/60R15 38.4km/h 径 591mm 差 -24mm |
185/60R15 39.2km/h 径 603mm 差 -12mm |
195/60R15 40.0km/h 615mm 0mm |
205/60R15 40.8km/h 径 627mm 差 +12mm |
215/60R15 41.6km/h 径 639mm 差 +24mm |
65 | 175/65R15 39.6km/h 径 609mm 差 -6mm |
185/65R15 40.5km/h 径 622mm 差 +7mm |
195/65R15 41.3km/h 径 635mm 差 +20mm |
205/65R15 42.1km/h 径 648mm 差 +33mm |
215/65R15 43.0km/h 径 661mm 差 +46mm |
70 | 175/70R15 40.7km/h 径 626mm 差 +11mm |
185/70R15 41.6km/h 径 640mm 差 +25mm |
195/70R15 42.5km/h 径 654mm 差 +39mm |
205/70R15 43.4km/h 径 668mm 差 +53mm |
215/70R15 44.4km/h 径 682mm 差 +67mm |
もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、175/60R15、175/65R15 、185/55R15、185/60R15 、195/55R15 、205/55R15 あたりのタイヤがおすすめです。
195/60R15のタイヤ幅を175mmから225mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、ホイールサイズを15インチからインチダウン、インチアップした場合の一覧表は、純正装着タイヤが195/60R15のとき互換可能なタイヤサイズのページをご覧ください。
純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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1ZVT型 プローブ 2.2Lターボ FF/5MTの通知表
ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。
運動性能部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
PWR | 9.79㎏/PS | 9.10㎏/PS | 51.9pt | C |
最高回転数 | 5880rpm | 4300rpm | 30.6pt | E |
1速ギヤ 加速性能 | 1.58㎏/㎏m | - | 41.5pt | D |
1速ギヤ 最高速 | 51.1㎞/h | - | 45.3pt | D |
1リットル 換算馬力 | 103.35PS/L | 66.39PS/L | 36.7pt | E |
1リットル 換算トルク | 15.98㎏m/L | 12.00㎏m/L | 37.7pt | E |
WB/TR比 | 1.773 | 1.723 | 55.1pt | B |
ワイド& ロー指数 | 0.894 | 0.756 | 59.9pt | B |
前面の面積 | 2.631m2 | 2.288m2 | 59.6pt | B |
最低地上高 | 154.6mm | - | 43.7pt | D |
スポーツ性能部門の得点 | 456.6pt | |||
総合評価 | D |
※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。
ユーティリティ部門 10項目 | ||||
---|---|---|---|---|
評価項目 | 全車種平均 | 数値 | 得点 | 評価 |
年間維持費 | 340601円 | 415200円 | 43.5pt | D |
10-15燃費 | 13.0km/L | 9.4km/L | 42.1pt | D |
100km/h 回転数 | 2490rpm | - | 43.4pt | D |
航続距離 | 644.3km | 455.4km | 39.1pt | D |
車の大きさ | 11.468m3 | 10.342m3 | 54.5pt | B |
車内の広さ | 3429.9L | 2684.6L | 42.7pt | D |
乗車定員 | 4.8人 | 5人 | 51.7pt | C |
1人あたり 車内広さ | 692.0L | 536.9L | 37.0pt | E |
車内床面積 | 2.794m2 | 2.452m2 | 45.1pt | D |
最小回転 半径 | 5.17m | 5.2m | 49.4pt | C |
ユーティリティ部門の得点 | 448.5pt | |||
総合評価 | D |
※10-15燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。
部門 | 全10721車種中 | RANK | |
---|---|---|---|
運動性能 | 456.6pt | 8946位 | D |
運動性能部門 ランキング | |||
ユーティリティ | 448.5pt | 9402位 | D |
ユーティリティ部門 ランキング | |||
総合得点 | 905.1pt | 9842位 | E |
総合得点ランキング |
スポーツ性能部門は456.6点で全10721車種中の8946位、ユーティリティ部門は448.5点で9402位、総合得点は905.1点で9842位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。
上記リンク先では、今回このページで紹介した1ZVT型 プローブ(FF/5MT) の各種スペックを、クーペ・2500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。
プローブの歴代モデル
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2代目 1ZVTB型 プローブ |
1ZVTB プローブは1992/09に登場した2代目モデル。参考車両の「GT」は全長4560mm、全幅1785mm、全高1305mmの車体に、165PS/22.1kgmを発生するKL型2496ccエンジンを搭載した4人乗りクーペ。 |
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初代 1ZVTU型 プローブ |
1ZVTU プローブは1988/09に登場した初代モデル。参考車両の「LX」は全長4530mm、全幅1725mm、全高1315mmの車体に、140PS/22.1kgmを発生するAS型2931ccエンジンを搭載した5人乗りクーペ。 |
人気があるクーペの車種比較
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WGNC34 ステージア 260RS vs BCNR33 スカイライン GT-R 性能比較 初代 ステージア 260RS Autech version 260RS(1998年式 WGNC34・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・5人乗り)と、9代目 スカイライン GT-R(1997年式 BCNR33・4WD/5MT・2.6L+ツインターボ・280PS/37.5kgm・4人乗り)を比較。 |
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DE3A FTO GPX 1999 vs EK9 シビック タイプR 1998 性能比較 初代 FTO GPX(1999年式 DE3A・FF/5MT・2.0L・200PS/20.4kgm・4人乗り)と、6代目 シビック タイプR type-R(1998年式 EK9・FF/5MT・1.6L・185PS/16.3kgm・4人乗り)を比較。 |
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SW20 MR2 G 1989 vs AW11 MR2 1600G 1984 新旧比較 2代目 MR2 G(1989年式 SW20・MR/5MT・2.0L・165PS/19.5kgm・2人乗り)と、初代 MR2 1600G(1984年式 AW11・MR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・2人乗り)を比較。 |
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ZZW30 MR-S 2005 vs SW20 MR2 GT-S 1997 性能比較 初代 MR-S(2005年式 ZZW30・MR/6MT・1.8L・140PS/17.4kgm・2人乗り)と、2代目 MR2 GT-S(1997年式 SW20・MR/5MT・2.0L+ターボ・245PS/31.0kgm・2人乗り)を比較。 |
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RZ34 フェアレディZ 2022 vs Z34 フェアレディZ 2010 性能比較 6代目 フェアレディZ(2022年式 RZ34・FR/6MT・3.0L+ツインターボ・405PS/48.4kgm・2人乗り)と、6代目 フェアレディZ(2010年式 Z34・FR/6MT・3.7L・336PS/37.2kgm・2人乗り)を比較。 |
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ZZT231 セリカ SS-II 2005 vs ZZT230 セリカ SS-I 2005 性能比較 7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)と、7代目 セリカ SS-I(2005年式 ZZT230・FF/5MT・1.8L・145PS/17.4kgm・4人乗り)を比較。 |
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ZZT231 セリカ SS-II 2005 vs ST202 セリカ SS-III 1999 新旧比較 7代目 セリカ SS-II(2005年式 ZZT231・FF/6MT・1.8L・190PS/18.4kgm・4人乗り)と、6代目 セリカ SS-III(1999年式 ST202・FF/5MT・2.0L・200PS/21.0kgm・5人乗り)を比較。 |
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AW11 MR2 1600G SC 1988 vs AW11 MR2 1600G 1984 性能比較 初代 MR2 1600G SC(1988年式 AW11・MR/5MT・1.6L+SC・145PS/19.0kgm・2人乗り)と、初代 MR2 1600G(1984年式 AW11・MR/5MT・1.6L・130PS/15.2kgm・2人乗り)を比較。 |