B787AH01 グランドC4 スペースツアラーの性能と維持費 FF/8AT 390万円

このページでは、シトロエンの5ドア・7人乗りミニバン、2代目の3DA-B787AH01型グランドC4 スペースツアラー Shine BlueHDi【2019/03モデル・163PS/40.8kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

B787AH01 グランドC4 スペースツアラー
販売期間:2018/09 -

画像はシトロエンより引用
http://www.citroen.jp/
投稿:2021/06/29|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4605mm×全幅1825mm×全高1670mm、排気量は1997ccであることから、大雑把に分類すると2.0リットルクラス(2000cc、自動車税は2.0L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:150PS~200PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4605mmであるこの車の場合は「ミディアム」(Medium:4300mm超-4650mm以下・Dセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


B787AH01型 グランドC4 スペースツアラー [1997cc/163PS FF/8AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

2代目グランドC4 スペースツアラーの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2021/05
B787AH01型
[Shine BlueHDi]
2.0L-TB | FF/8AT
| 425.0万円
163PS
40.8kgm
16.7km/L
2019/03
B7875G06型
[Shine]
1.6L-TB | FF/8AT
| 377.0万円
181PS
25.5kgm
13.0km/L
2018/09
B7875G01型
[Shine]
1.6L-TB | FF/6AT
| 355.0万円
165PS
24.5kgm
14.6km/L
2代目グランドC4 スペースツアラーの車両型式・グレード一覧【全9車種】
グランドC4 スペースツアラーの旧型モデル
初代 B585F02P型C4 ピカソ
B585F02P型C4 ピカソは2007/06に登場した初代モデル。参考車両の「1.6T-Excrusive」は全長4590mm、全幅1830mm、全高1685mmの車体に、156PS/24.5kgmを発生する5F02型1598ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー シトロエン
車名&
グレード
グランドC4 スペースツアラー
Shine BlueHDi
その他 6ATから8ATに変更
お値段 3900000円
車両型式 3DA-B787AH01
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
8速AT・8速オートマ車
ドア/定員 5ドア/7名乗車
車体寸法 長4605×幅1825×高1670mm
軸距&
輪距
2840mm
前1575mm/後1585mm
最小半径 5.5m
最低高 135mm
タイヤ 前輪:205/55R17
後輪:205/55R17
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1640kg
エンジン諸元
原動機型式 AH01
気筒配列 直列4気筒
排気量1997cc
圧縮比16.7
吸気方式 ターボ
最高出力 163PS[120kW]/3750rpm
最大トルク 40.8kgm[400Nm]/2000rpm
使用燃料 軽油(ディーゼル燃料)
WLTC燃費 16.3km/L(38.3mpg)
JC08燃費 17.3km/L(40.7mpg)
100km燃費 6.1L/100km
AH01型エンジンの諸元と性能まとめ
直列4気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に4個配置する方式。小排気量から2.5Lあたりまでをカバー。
直列4気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税39500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税16400円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かる軽油代月額5500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、グランドC4 スペースツアラーの新車を448.5万円(諸費用として58.5万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 2000cc以下 11年未満 39500円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 13年未満 16400円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷16.3km/L×150円/L
7000km÷16.3km/L×150円/L
5000km÷16.3km/L×150円/L
3000km÷16.3km/L×150円/L
92020円
(64410円)
(46010円)
(27610円)
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本15000円×4本÷5年 12000円
任意保険料(月額5500円) 月額5500円×12ヶ月 66000円
ローン完済後の年間維持費 245800円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額74750円×12ヶ月 897000円
ローン返済中の年間維持費 1142800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 53500円
名目 金額
自動車税(1年分) 39500円
自動車重量税(1年分) 16400円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
92020円
(64410円)
(46010円)
(27610円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 12000円
任意保険料(月額5500円) 66000円
ローン完済後の年間維持費 245800円
名目 金額
車のローン額(1年分) 897000円
ローン返済中の年間維持費 1142800円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
53500円
  • 初度登録から5年経過車の場合、「2000cc以下で11年未満」クラスの自動車税は39500円、「2.0トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は16400円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本15000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした53500円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

お財布に厚みが増した勢いで少し色気を出して、自身の車にステータス性を欲すると月換算で2万円~3万円の間、年間にすると24万円~36万円のクラスです。グランドC4 スペースツアラー【Shine BlueHDi】の場合、維持費の月額は20500円(ローン完済前は95300円)になります。

口癖のように「もうちょっと維持費が安ければねえ…?」なんて呟くその姿は自慢げなようであり、しかし哀愁を帯びているようでもあり対応に困ります。より維持費の掛からない新しい車を買うほどではない、が、維持費のことを考えずにもいられない、そんなクラスです。全体から見るとこの辺りから面白味のある車が増えてくるイメージです。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円を基準として、-50円となる100円から、+50円となる200円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費16.3km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
100円/L
61350円
[-30670円]
-25円
125円/L
76690円
[-15330円]
-10円
140円/L
85890円
[-6130円]
150円/L92020円
[0円]
+10円
160円/L
98160円
[+6140円]
+25円
175円/L
107370円
[+15350円]
+50円
200円/L
122700円
[+30680円]

燃費16.3km/LのB787AH01型 グランドC4 スペースツアラーで10000km走行するのに必要な燃料は613.5L、1リットルあたり150円としたときの燃料代は92020円になります。

参考までに、グランドC4 スペースツアラーの燃料タンクは55リットルですので、613.5Lの給油回数は12回、1回あたりの燃料代は約7670円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6140円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると15350円、50円も違ってくると30680円にもなります。

これをB787AH01型 グランドC4 スペースツアラーの年間維持費に当てはめてみますと、軽油(ディーゼル燃料)1リットルあたり150円の場合を245800円としたとき、100円/Lに値下がりすれば215130円(87.5%)に、200円/Lに値上がりすれば276480円(112.5%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(39500円)なり重量税(16400円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなれば軽油代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 25%
自動車重量税 1年分 16400円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 6%
燃料代 3000km分 27610円 17%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 5%
任意保険料 80% 52800円 34%
合計
[1万kmとの差額]
158700円
-87100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 22%
自動車重量税 1年分 16400円 9%
自賠責保険料 1年分 8825円 5%
燃料代 5000km分 46010円 26%
オイル交換 年1回 5500円 3%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 85% 56160円 31%
合計
[1万kmとの差額]
180400円
-65400円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 19%
自動車重量税 1年分 16400円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 7000km分 64410円 32%
オイル交換 年1回 7700円 4%
タイヤ交換 6年毎 8000円 4%
任意保険料 90% 59400円 29%
合計
[1万kmとの差額]
204300円
-41500円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、軽油代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料66000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて87100円安い158700円に、5000km走行では65400円安い180400円に、7000km走行では41500円安い204300円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。軽油代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 12%
自動車重量税 1年分 16400円 5%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 15000km分 138030円 43%
オイル交換 年3回 33000円 10%
タイヤ交換 2.7年毎 18000円 6%
任意保険料 100% 66000円 21%
合計
[1万kmとの差額]
319800円
+74000円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 39500円 10%
自動車重量税 1年分 16400円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 20000km分 184040円 48%
オイル交換 年4回 44000円 11%
タイヤ交換 2年毎 24000円 6%
任意保険料 100% 66000円 19%
合計
[1万kmとの差額]
382800円
+137000円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。


【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率を変えるとどうなるの?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(12.8km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(16.2km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(18.5km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(16.3km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費での軽油代92020円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

  • 1リットル150円として計算。
  • []内は低燃費タイヤ装着(エコタイヤ)で燃費が3%向上すると仮定した場合の軽油代。
    「差額で元が取れるかな?どうかな?」という、なかなかに絶妙なラインです。
参考:燃費が3%向上すると…?
市街地12.8km/L → 13.2km/L
郊外16.2km/L → 16.7km/L
高速道路18.5km/L → 19.1km/L

●例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

市街地90%・郊外5%・高速5%
市街地9000km105470円
[102270円]
郊外500km4640円
[4490円]
高速道路500km4050円
[3930円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
114160円
+22140円
13.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
110690円
-3470円
13.6km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を9000kmとするとき、市街地モード燃費が12.8km/Lでは軽油703.1Lを消費して、軽油代は105470円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を500kmとするとき、郊外モード燃費が16.2km/Lでは軽油30.9Lを消費して、軽油代は4640円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が18.5km/Lでは軽油27.0Lを消費して、軽油代は4050円になります。

このパターンでは使用した燃料量が761.0L、かかった軽油代が114160円となり、平均燃費は13.1km/L(-3.2km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+22140円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着で燃費が3%アップするとして、同じ条件で走行すると軽油代は110690円となり、3470円安くなります。車検2回ごとにタイヤ交換するとき、寿命までの5年間で17350円の経費削減になる計算です。純正タイヤとエコタイヤの差額がこれ以上ならお得、以下なら…?

●例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

市街地50%・郊外50%・高速0%
市街地5000km58590円
[56820円]
郊外5000km46290円
[44910円]
高速道路0km0円
[0円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
104880円
+12860円
14.3km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
101730円
-3150円
14.7km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を5000kmとするとき、市街地モード燃費が12.8km/Lでは390.6Lを消費して、軽油代は58590円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を5000kmとするとき、郊外モード燃費が16.2km/Lでは308.6Lを消費して、軽油代は46290円になります。

このパターンでは使用した燃料量が699.2L、かかった軽油代が104880円となり、平均燃費は14.3km/L(-2.0km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+12860円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が101730円となり、1年間で3150円、5年間で15750円の経費削減になる計算です。

●例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤、高速利用もバッチリ!という感じでシミュレーションしてみます。

市街地33.3%・郊外33.4%・高速33.3%
市街地3330km39030円
[37850円]
郊外3340km30930円
[30000円]
高速道路3330km27000円
[26150円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
96960円
+4940円
15.5km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
94000円
-2960円
16.0km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を3330kmとするとき、市街地モード燃費が12.8km/Lでは260.2Lを消費して、軽油代は39030円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を3340kmとするとき、郊外モード燃費が16.2km/Lでは206.2Lを消費して、軽油代は30930円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を3330kmとするとき、高速道路モード燃費が18.5km/Lでは180.0Lを消費して、軽油代は27000円になります。

このパターンでは使用した燃料量が646.4L、かかった軽油代が96960円となり、平均燃費は15.5km/L(-0.8km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+4940円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が94000円となり、1年間で2960円、5年間で14800円の経費削減になる計算です。

●例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、市街地の走行を5%、郊外の走行を90%、高速道路の走行を5%とした場合を見てみます。

市街地5%・郊外90%・高速5%
市街地500km5870円
[5690円]
郊外9000km83340円
[80840円]
高速道路500km4050円
[3930円]
合計金額
WLTC燃費との差額
平均燃費
93260円
+1240円
16.1km/L
エコタイヤ合計金額
純正タイヤとの差額
平均燃費
90460円
-2800円
16.6km/L
  • 市街地走行の軽油代
    市街地の走行を500kmとするとき、市街地モード燃費が12.8km/Lでは39.1Lを消費して、軽油代は5870円になります。
  • 郊外走行の軽油代
    郊外の走行を9000kmとするとき、郊外モード燃費が16.2km/Lでは555.6Lを消費して、軽油代は83340円になります。
  • 高速道路走行の軽油代
    高速道路の走行を500kmとするとき、高速道路モード燃費が18.5km/Lでは27.0Lを消費して、軽油代は4050円になります。

このパターンでは使用した燃料量が621.7L、かかった軽油代が93260円となり、平均燃費は16.1km/L(-0.2km/L)、WLTCモード燃費との軽油代の差は+1240円という結果になりました。

低燃費タイヤ装着では軽油代が90460円となり、1年間で2800円、5年間で14000円の経費削減になる計算です。

以上、極端な条件でのシミュレーションではありますが、走行シチュエーションによって平均燃費は変わり(13.1km/L・14.3km/L・15.5km/L・16.1km/L)、軽油代のほうもなかなかな違い(114160円・104880円・96960円・93260円)が出てくることがわかります。


市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

各モード燃費と航続距離
WLTCモード燃費
16.3km/L
896.5km
市街地燃費
12.8km/L
704.0km
[-192.5km]
郊外燃費
16.2km/L
891.0km
[-5.5km]
高速道路燃費
18.5km/L
1017.5km
[+121.0km]

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

燃料タンクの容量を55Lとしたとき、市街地モード燃費12.8km/Lでの航続距離は704.0km(-192.5km)、郊外モード燃費16.2km/Lでの航続距離は891.0km(-5.5km)、高速道路モード燃費18.5km/Lでの航続距離は1017.5km(+121.0km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。


グランドC4 スペースツアラーの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 16.3km/L
燃料タンク容量 55L
航続距離(カタログ燃費) 896.5km
航続距離(80%燃費) 715.0km
満タンプライス 8250円
1km走行コスト 9.20円
1万円でどこまで行ける? 1086.7km
車両価格/航続距離 4350円/km

WLTCモード燃費が16.3km/L、燃料タンク容量55リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は896.5kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(14.7km/L)とすると808.5km、80%(13.0km/L)だと715.0km、70%(11.4km/L)では627.0kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、軽油(ディーゼル燃料)を1リットルあたり150円で55リットルの給油をすると8250円、上で計算した航続距離を踏まえると896.5km(80%燃費時715.0km)を走行するのに8250円かかる計算です。

燃費を16.3km/Lとしたときの1km走行コストは9.20円、10万km走行したときの燃料代は92.0万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら9.2万円/年、7年10万kmなら13.1万円/年、5年10万kmなら18.4万円/年、3年10万kmなら30.7万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば1086.7km(往復なら片道543.3km)、カタログ値の80%なら869.3km(片道434.7km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で896.5kmの距離を移動できるB787AH01型 グランドC4 スペースツアラー [Shine BlueHDi]という乗り物を、390.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「4350円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

AH01型エンジン簡易性能曲線図
各回転域での馬力
2000回転時の馬力 113.9PS
3750回転時の馬力 163PS
各回転域でのトルク
2000回転時のトルク 40.8kgm
3750回転時のトルク 31.1kgm
AH01型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているAH01型1997cc、直列4気筒のターボエンジンは3750回転時に最高出力163馬力を、2000回転時に最大トルク40.8kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、低めの回転数から中間域にトルクのピークがあるこのエンジンは、街中での普段使いに心地よく、高回転もそれなりでバランスの取れたタイプです。多くの乗用車がこの特性に当て嵌まるのではないかと思います。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する2000rpmから最高出力が発生する3750rpmまで」の1750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
2000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ10.061kg/PS(1640kg/163PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ10.061kg/PS
車体+1人10.399kg/PS
車体+7人12.423kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.429kg/PS
車体+70kg10.491kg/PS
車体+80kg10.552kg/PS
車体+90kg10.613kg/PS
車体+100kg10.675kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.399kg/PS(1695kg/163PS)となり、数値としては0.338kg、比率にすると3.4%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの7人が搭乗した場合、車両重量に385kgがプラスされてパワーウェイトレシオは12.423kg/PS(2025kg/163PS)となり、数値としては2.362kg、比率にすると23.5%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


B787AH01 グランドC4 スペースツアラーのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
2019/03

-
グランドC4 スペースツアラー
10.399kg/PS
1695kg/163PS|2.0L-TB
[車体のみPWR:10.061]
2015/05

車種詳細
ジェイド RS
10.433kg/PS
1565kg/150PS|1.5L-TB
車体のみPWR:10.067
2013/09

車種詳細
フィット ハイブリッド
10.318kg/PS
1135kg/110PS|1.5L-NA
車体のみPWR:9.818
2019/11

車種詳細
ライズ
10.459kg/PS
1025kg/98PS|1.0L-TB
車体のみPWR:9.898
2015/05

車種詳細
2シリーズ アクティブツアラー
10.367kg/PS
1555kg/150PS|2.0L-TB
車体のみPWR:10.000
2009/06

車種詳細
ストリーム
10.321kg/PS
1445kg/140PS|1.8L-NA
車体のみPWR:9.929

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.399kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

10.295kg/PSから10.503kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの6人乗りミニバン「FR5型 ジェイド RS」、ホンダの5人乗りハッチバック「GP5型 フィット ハイブリッド」、トヨタの5人乗りSUV「A200A型 ライズ」、BMWの5人乗りハッチバック「2C20型 2シリーズ アクティブツアラー」、ホンダの7人乗りミニバン「RN6型 ストリーム」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

B787AH01型 グランドC4 スペースツアラー [Shine BlueHDi]とパワーウェイトレシオが近い車種|10.399kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は99.4PS/tとなっています。


グランドC4 スペースツアラーがバイクと競争するなら…?


車種詳細
スカイウェイブSS|249cc
10.385kg/PS
270kg/26.0PS/2.50kgm
[車体のみPWR:8.269]
1速ギヤ速度:38.7km/h
最小TWR:1.178
2019/03

-
グランドC4 スペースツアラー|1997cc
10.399kg/PS
1695kg/163PS/40.8kgm
[車体のみPWR:10.061]
1速ギヤ速度:32.7km/h
最小TWR:0.931

車種詳細
エストレヤ|249cc
10.400kg/PS
208kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:7.650]
1速ギヤ速度:39.7km/h
最小TWR:1.020

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではグランドC4 スペースツアラーとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

CJ46A スカイウェイブSSと競争してみる

まずグランドC4 スペースツアラーより少しPWRが低いバイクとして、スズキのスカイウェイブSSが挙げられます。PWRの10.385kg/PSは車両重量215kgにライダーの体重55kgを加えた270kgを、最高出力26.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はスカイウェイブSSに6.0km/h劣り、1速TWRは0.247kg勝る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

BJ250A エストレヤと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、カワサキのエストレヤが挙げられます。PWRの10.400kg/PSは車両重量153kg+55kgの208kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は7.0km/h劣り、1速TWRは0.089kg勝る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.797
平均ピストンスピード 11.00m/s
トルクウェイトレシオ 40.20kg/kgm
1馬力あたりのお値段 23926円
排気量1Lあたり馬力 81.62PS/L
排気量1Lあたりトルク 20.43kgm/L
1気筒あたりの馬力 40.8PS
1気筒あたりのトルク 10.2kgm
パワーバンド比率
燃費×馬力 2656.9pt
各種ランキング
ミニバン・1BOXのPWR
1.8~2.0Lターボ車のPWR

トルクウェイトレシオは40.20kg/kgm(1640kg/40.8kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3900000円、最高出力が163馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は23926円、逆に1万円あたりでは0.42馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は95588円、1万円あたりでは0.10kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
2000cc以下の車編
7人乗りミニバン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は81.62PS/L、トルクは20.43kgm/L、1気筒あたりの馬力は40.8馬力、トルクは10.2kgmとなり、このエンジンが163馬力を3750回転で発生させているときの平均ピストンスピードは11.00m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.797になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が16.3km/L、最高出力が163PSであるこの車の獲得ポイントは2656.9ptになります。
戯れに車両重量1640kgを100kg単位にした16.4で割ってみたところ、その数値は162.01ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



グランドC4 スペースツアラーでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.61m
期待される荷室の幅 1.43m
対角線の長さ 2.15m
期待される荷室の面積 2.30m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.61m(対角線では2.15m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

多くのミニバンや1BOXは室内長の寸法が大きいことから車中泊への期待が高まりますが、2列目、3列目シートの収納がイマイチの場合は車中泊の難易度がセダンよりも跳ね上がりかねません。その場合はシートを前ではなく後に倒してのフルフラットの可否が鍵を握ります。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合3750rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした4250回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 4250rpm|タイヤサイズ 205/55R17|タイヤ直径 65.7cm|円周長 206.4cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
4250rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 5.518 14.19 -
-
37km/h 11460rpm 1762.0kgm
2速 3.183 8.18 0.577 1-2/
2450rpm
64km/h 6610rpm 1016.4kgm
3速 2.050 5.27 0.644 2-3/
2740rpm
100km/h 4260rpm 654.6kgm
4速 1.492 3.84 0.728 3-4/
3090rpm
137km/h 3100rpm 476.4kgm
5速 1.234 3.17 0.827 4-5/
3510rpm
166km/h 2560rpm 394.0kgm
6速 1.000 2.57 0.810 5-6/
3440rpm
205km/h 2080rpm 319.3kgm
7速 0.800 2.06 0.800 6-7/
3400rpm
256km/h 1660rpm 255.5kgm
8速 0.673 1.73 0.841 7-8/
3570rpm
304km/h 1400rpm 214.9kgm
Final 2.571 レシオカバレッジ(変速比幅)8.199

  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数2000rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.571)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(40.8kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(2.571)÷タイヤの有効半径(0.3285m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は8速ギヤの304km(3750rpmでは268.4km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:3750rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

3750rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ33km/h-
2速ギヤ57km/h2160rpm
3速ギヤ88km/h2420rpm
4速ギヤ121km/h2730rpm
5速ギヤ146km/h3100rpm
6速ギヤ181km/h3040rpm
7速ギヤ226km/h3000rpm
8速ギヤ268km/h3150rpm

B787AH01型グランドC4 スペースツアラーに搭載されたAH01型1997ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する3750rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで3750rpmまで引っ張ると33km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は3750rpmから2160rpmまで落ち、そこから3750rpmまで加速を続けると速度は57km/h(+24km/h)になります。

3速ギヤでは2420rpmまで落ちて3750rpmで88km/h(+31km/h)に、4速ギヤでは2730rpmまで落ちて3750rpmで121km/h(+33km/h)に、5速ギヤでは3100rpmまで落ちて3750rpmで146km/h(+25km/h)になります。

続いて6速ギヤでは3040rpmまで落ちて3750rpmで181km/h(+35km/h)に、7速ギヤでは3000rpmまで落ちて3750rpmで226km/h(+45km/h)に、8速ギヤでは3150rpmまで落ちて3750rpmで268km/h(+42km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが2000回転で最大トルク40.8kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば40.20kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(10.061kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1762.0kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1640kg)を1速ギヤの最大駆動力(1762.0kgm)で割ってみると0.931kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する3750回転でのトルク(31.1kgm)からTWRを算出すると1.22kg/kgmとなり、2000-3750回転の回転域では0.931-1.22kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4580 6870 9160 11460 13750 16040 20620
2速 2640 3960 5290 6610 7930 9250 11890
3速 1700 2550 3400 4260 5110 5960 7660
4速 1240 1860 2480 3100 3720 4340 5580
5速 1020 1540 2050 2560 3070 3590 4610
6速 830 1250 1660 2080 2490 2910 3740
7速 660 1000 1330 1660 1990 2330 2990
8速 560 840 1120 1400 1680 1960 2510
※赤い数字は暫定レブリミット(4250rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.673)を選択して時速100kmにて走行すると1400回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは840回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは980回転、一般的な高速道路の80km/hでは1120回転、100km/hでは1400回転、制限速度が120km/hになると1680回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは2510回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 17 26 35 44 52 61 70
2速 15 30 45 61 76 91 106 121
3速 23 47 70 94 117 141 164 188
4速 32 65 97 129 161 194 226 258
5速 39 78 117 156 195 234 273 312
6速 48 96 145 193 241 289 337 385
7速 60 120 181 241 301 361 421 482
8速 72 143 215 286 358 429 501 573

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(4250回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの205/55R17と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/55R17 | 直径 657mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
-5%
50
扁平
185/50R17
37.6km/h
直径617mm
径差-40mm
195/50R17
38.2km/h
直径627mm
径差-30mm
205/50R17
38.8km/h
直径637mm
径差-20mm
215/50R17
39.4km/h
直径647mm
径差-10mm
225/50R17
40.0km/h
直径657mm
径差0mm
0%
55
扁平
185/55R17
38.7km/h
直径636mm
径差-21mm
195/55R17
39.4km/h
直径647mm
径差-10mm
205/55R17
40.0km/h
657mm
0mm
215/55R17
40.7km/h
直径669mm
径差+12mm
225/55R17
41.4km/h
直径680mm
径差+23mm
+5%
60
扁平
185/60R17
39.8km/h
直径654mm
径差-3mm
195/60R17
40.5km/h
直径666mm
径差+9mm
205/60R17
41.3km/h
直径678mm
径差+21mm
215/60R17
42.0km/h
直径690mm
径差+33mm
225/60R17
42.7km/h
直径702mm
径差+45mm
+10%
65
扁平
185/65R17
41.0km/h
直径673mm
径差+16mm
195/65R17
41.8km/h
直径686mm
径差+29mm
205/65R17
42.6km/h
直径699mm
径差+42mm
215/65R17
43.3km/h
直径712mm
径差+55mm
225/65R17
44.1km/h
直径725mm
径差+68mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/55R17、185/60R17 、195/50R17、195/55R17 、205/50R17 、215/50R17 、225/50R17あたりのタイヤがおすすめです。

205/55R17のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、205/55R17の適応サイズと性能の変化 [B787AH01型グランドC4 スペースツアラー編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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B787AH01型グランドC4 スペースツアラー[2.0Lターボ FF/8AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト10.061kg/ps49.18
1速ギヤ加速性能0.931kg/kgm63.78
1L換算馬力81.62ps/L42.24
1L換算トルク20.43kgm/L64.23
WB/TR比1.79747.53
ワイド&ロー指数0.91548.36
前面の面積3.048m²38.21
最低地上高135mm57.89
スポーツ性能部門の得点411.42

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
WLTC燃費16.3km/L50.10
年間維持費245800円57.43
100kmh回転数1400rpm64.47
航続距離896.5km60.62
車の大きさ14.035m³60.23
室内の広さ(仮) 2.545m³41.71
最小回転半径5.5m43.33
馬力単価23926円46.78
ユーティリティ部門の得点424.67

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した B787AH01型グランドC4 スペースツアラー[2.0Lターボ FF/8AT] の総合得点は 836.09 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したB787AH01型グランドC4 スペースツアラー(FF/8AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのミニバン」、「2000ccのミニバン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

グランドC4 スペースツアラーの歴代モデル

2代目 B785G01型 C4 ピカソ
B785G01 C4 ピカソは2014/10に登場した2代目モデル。参考車両の「Exclusive」は全長4430mm、全幅1825mm、全高1630mmの車体に、165PS/24.5kgmを発生する5G01型1598ccエンジンを搭載した5人乗りミニバン。

初代 B585FTP型 C4 ピカソ
B585FTP C4 ピカソは2007/06に登場した初代モデル。参考車両の「1.6T-Excrusive」は全長4590mm、全幅1830mm、全高1685mmの車体に、140PS/24.5kgmを発生する5FT型1598ccエンジンを搭載した7人乗りミニバン。