A8HN05 C3 エアクロス 性能と維持費 FF/6AT 5人 355万円 2023年

このページでは、シトロエンの5ドア・5人乗りSUV、3代目の5BA-A8HN05型C3 エアクロス SHINE【2023/04モデル・131PS/23.5kgm・FF/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

A8HN05 C3 エアクロス
販売期間:2017/07 -

画像はシトロエンより引用
http://www.citroen.jp/
投稿:|更新:

ボディサイズが全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mm、排気量は1199ccであることから、大雑把に分類すると1.2リットルクラス(1200cc、自動車税は1.5L以下を適用)に属し、全長、全高、排気量は5ナンバー枠ながら全幅が1.7mを超えていることにより3ナンバー登録になります。この手のタイプはいわゆる世界戦略車(グローバルカー)に多くあるようです。
参考:100PS~150PSの自動車 一覧

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、前輪のみを駆動する、フロントエンジン・フロントドライブ方式(FF・FWD・前輪駆動とも)を採用しています。この方式はエンジンと駆動系(ミッション、デフ等)の収納がエンジンルーム内で完結するので、軽量コンパクトかつ低コスト化が実現でき、室内を広く作りやすい(エンジンが横置きの場合)ほか、後輪駆動車に比べて直進安定性に優れることが主な特長です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4160mmであるこの車の場合は「ロア ミディアム」(Lower-Medium:3850mm超-4300mm以下・Cセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。

A8HN05型 C3 エアクロス [1199cc/131PS FF/6AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

3代目C3 エアクロスの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2023/04
A8YH01型
[SHINE BlueHDi]
1.5L-TB・FF/6AT・372.5万円
120PS・30.6kgm・21.3km/L
120PS
30.6kgm
21.3km/L
2021/09
B6HN05型
[Feel]
1.2L-TB・FF/6AT・237.3万円
110PS・20.9kgm・17.2km/L
110PS
20.9kgm
17.2km/L
2019/07
A8HN05型
[FEEL]
1.2L-TB・FF/6AT・259.0万円
110PS・20.9kgm・14.7km/L
110PS
20.9kgm
14.7km/L
3代目C3 エアクロスの車両型式・グレード一覧【全5車種】
C3 エアクロスの旧型モデル
2代目 A55F01型C3
A55F01型C3は2010/05に登場した2代目モデル。参考車両の「Excrusive」は全長3955mm、全幅1730mm、全高1530mmの車体に、120PS/16.3kgmを発生する5F01型1598ccエンジンを搭載。


A8HN05 C3 エアクロスの主要諸元と大きさ比較

主要諸元
メーカー シトロエン
車名&
グレード
C3 エアクロス
SHINE
その他 -
お値段 3544000円
車両型式 5BA-A8HN05
駆動方式
変速機
FF・前輪駆動(FWD,2WD)
6速AT・6速オートマ車
ドア/定員 5ドア・5名乗車
ホイールベース 2605mm
トレッド 1505mm/1485mm
WB/TR比 1.742
最小半径 5.5m
最低高 160mm
タイヤ 前輪:205/60R16
後輪:205/60R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ディスク
車両重量 1290kg

※WB/TR比はホイールベーストレッド比の略。値が大きいほど直進安定性に優れ、小さいほど旋回性能が高くなりやすい。全ての車種の平均値は1.773。

C3 エアクロスと各規格の大きさ比較
規格名 規格寸法 増減
C3 エアクロス
車体寸法
全長 4160mm -
全幅 1765mm -
全高 1630mm -
大きさ 11.97m3 -
軽自動車
新規格
全長 3400mm以下 +760mm
全幅 1480mm以下 +285mm
全高平均 1640mm -10mm
大きさ平均 8.13m3 +3.84m3
小型車規格
5ナンバー車
全長 4700mm以下 -540mm
全幅 1700mm以下 +65mm
全高平均 1496mm +134mm
大きさ平均 10.48m3 +1.49m3
普通車平均
3ナンバー車
全長平均 4643mm -483mm
全幅平均 1815mm -50mm
全高平均 1518mm +112mm
大きさ平均 12.84m3 -0.87m3

※上記グラフは100のラインを上回れば平均値以上、下回れば平均値以下を表す。グラフの伸びが大きいほど各規格の車両に対して相対的に車体が長い・広い・高い。※普通乗用車(3ナンバー車)の条件は全長4700mm超または全幅1700mm超または全高2000mm超と上限値が曖昧なため、ここでは普通乗用車に属する全ての車種の平均値との比較。※軽自動車・小型乗用車の全高はいずれも2000mm以下。ただし、ここでは各規格に属する車種の全高の平均値との比較。



C3 エアクロスでの車中泊

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.456m
期待される荷室の幅 1.365m
対角線の長さ 1.996m
期待される荷室の面積 1.987m²

縦方向の長さが1.456m(対角線では1.996m)であれば、小柄な体型なら斜めに転げることで足を伸ばして寝られないこともなさそうです。

普通体型では斜めに転げた上で腰と膝を曲げれば何とかギリギリ、大柄な体型ではダンゴ虫のように丸まって腰痛覚悟で決死の車中泊を敢行せざるを得ません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。

車中泊にあると嬉しいアイテム


A8HN05 C3 エアクロスの税金・年間維持費シミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税30500円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税12300円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額5000円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、C3 エアクロスの新車を407.6万円(諸費用として53.2万円を加算)にて購入し、頭金なしで5年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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新車で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税 1500cc以下 13年未満 30500円
自動車重量税
1年分
1.5トン以下 13年未満 12300円
自賠責保険料
(1年換算)
自家用乗用車 8825円
燃料代
年間1万㎞
1万㎞÷16.7㎞/L×195円/L 116770円
オイル交換
5000km毎
1回4500円×2回 9000円
タイヤ交換
5年5万km毎
1本12000円×4本÷5年 9600円
任意保険料
月額5000円
月額5000円×12ヶ月 60000円
ローン完済後の年間維持費 247000円
名目 区分 金額
車のローン額
1年分
月額67930円×12ヶ月 815160円
ローン返済中の年間維持費 1062200円
次回車検費用の積み立て目安
重量税1年分+自賠責12ヶ月分+検査手数料等3000円程度 45300円
  • 初度登録から2年経過車の場合、「1500cc以下で13年未満」クラスの自動車税は30500円、「1.5トン以下で13年未満」クラスの自動車重量税は12300円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに4500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額5000円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした45300円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

C3 エアクロス【SHINE】の場合、維持費の月額は20600円です。これは今にも壊れそうな格安車、あるいは維持費の安さに全てを懸けたコスパ重視のスペシャルマシンから少しステップアップしたクラスになります。

「廉価車にしか乗れなかった自分が、ついにこれだけの維持費が掛かる車を所有できるようになったのだ、新しい自分になれたのだ。あの頃のアタシ、サヨナラ…」とかいう謎のカタルシスに浸りつつ、はるか高みで微笑む理想の自分に近付けるよう自分磨きに邁進しましょう。車としての維持費は安いほうで使い勝手も申し分のない、バランスの取れたクラスです。

C3 エアクロスの維持費は高い?安い?

「C3 エアクロスの年間維持費は247000円です!」と断じるのは実に簡単なことですが、「1500ccクラスという枠組みの中で維持費を比べたら高いの?安いの?」という点も外せません。はたしてC3 エアクロスの維持費は高いのか、安いのか、例によって表を作って差額を求めてみます。


車名年間維持費差額
安いヤリス HV177500円-69500円
ジェイド217100円-29900円
フリード ハイブリッド232000円-15000円
C3 エアクロスの維持費247000円
スイフト スポーツ260000円+13000円
基準1500ccクラス平均261300円+14300円
ステップワゴン スパーダ270100円+23100円
アバルト595304800円+57800円
ゴルフ トゥーラン335600円+88600円
高いウーノ388300円+141300円

C3 エアクロスの年間維持費を、1500ccクラスで最も維持費が安いヤリス HVと比較して69500円高く、最も高いウーノと比較して141300円安く、1500ccクラスの平均維持費との比較では14300円安くなっています。

最低額のヤリス HVと最高額のウーノは極端な例としても、1500ccクラスの平均的な維持費との差額を客観的に見て、C3 エアクロスの維持費は ちょっと安い! と言えそうです。

年間維持費が安い 1500ccクラスの車 ランキング

C3 エアクロスを維持するための年収要件

せっかく年間維持費を求めましたので、生活に支障を与えず無理なく維持できる年収をシミュレーションしてみましょう。ここでは年収の30%を天使の取り分として上納した残りを可処分所得(手取り収入)とし、うち10%、15%、20%を維持費に充てる場合で計算してみます。
※購入資金&ローン残高は考慮しません。

覚悟の%年収月給手取り
10%320万円27万円21万円
15%210万円18万円14万円
20%160万円14万円11万円

維持費を可処分所得の10%までとする場合に必要な年収は320万円(総支給額27万円/月、手取り21万円/月)、ここから月額維持費2.1万円を支払うと残りは18.9万円です。価値観は人それぞれありますが、この年収があればそう負担感なく維持できそうです。

15%まで許容する場合に必要な年収は210万円(総支給額18万円/月、手取り14万円/月)、2.1万円を支払うと残りは11.9万円になります。

さて、手取りの20%を車の維持費に回す覚悟があるなら、年収が160万円(総支給額14万円/月、手取り11万円/月)あれば乗れないことはないでしょう。2.1万円を引くと残りは8.9万円…まあ…余裕があるとは言えません。

多方面に支障が出ることになる禁断の果実…ではありますが、1万km分の燃料代12万円を含んでいるので、意外や意外、案ずるより生むが易し、「思い切って蓋を開けてみたら何とかなっちゃった!」という展開もあり得なくはありません。(ご利用は計画的に)

燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり195円を基準として、-50円となる145円から、+50円となる245円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費16.7km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代差額
145円/L 86850円 -29920円
170円/L 101820円 -14950円
185円/L 110800円 -5970円
195円/L 116770円 -
205円/L 122780円 +6010円
220円/L 131760円 +14990円
245円/L 146740円 +29970円

燃費16.7km/LのA8HN05型 C3 エアクロスで10000km走行するのに必要な燃料は598.9L、1リットルあたり195円としたときの燃料代は116770円になります。

参考までに、C3 エアクロスの燃料タンクは45リットルですので、598.9Lの給油回数は14回、1回あたりの燃料代は約8350円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては6010円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると14990円、50円も違ってくると29970円にもなります。

これをA8HN05型 C3 エアクロスの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり195円の場合を247000円としたとき、145円/Lに値下がりすれば217080円(87.9%)に、245円/Lに値上がりすれば276970円(112.1%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(30500円)なり重量税(12300円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

税金の安さは折り紙付き!
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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

1年分の自動車税・重量税・自賠責保険料
名目 金額
自動車税 30500円
自動車重量税 1年分 12300円
自賠責保険料 1年分 8825円
合計 51625円

※現在の税制では、自動車税、自動車重量税、自賠責保険料は走行距離に関係なく税額・保険料は一律。走行距離税が新設された場合は大幅に変わる可能性あり。


維持費名目 3000km 5000km 7000km
燃料代 35030円 58390円 81740円
オイル交換 4500円 4500円 6300円
タイヤ交換 6400円 6400円 6400円
任意保険料 48000円 51000円 54000円
税金 自賠責 一律 51625円
合計 145600円 172000円 200100円
1万km差額 -101400円 -75000円 -46900円

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで50000km程度持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料60000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて101400円安い145600円に、5000km走行では75000円安い172000円に、7000km走行では46900円安い200100円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は15000kmは1.1倍、20000kmは1.2倍としたのがこちらです。

維持費名目 10000km 15000km 20000km
燃料代 116770円 175160円 233540円
オイル交換 9000円 13500円 18000円
タイヤ交換 9600円 11520円 15360円
任意保険料 60000円 66000円 72000円
税金 自賠責 一律 51625円
合計 247000円 317900円 390600円
1万km差額 - +70900円 +143600円

走行距離と維持費の変化

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。

年間維持費ランキング リスト
輸入車・外車の小型車&普通車編
1500cc以下クラス編
小型車&普通車の新車編
5人乗りSUV・RV編

【WLTC特典】市街地・郊外・高速道路の走行比率が変わると?

ひとくちにWLTCモード燃費と言いましても、信号や渋滞があるノロノロ道路の走行を想定した市街地モード(12.9km/L)、信号や渋滞が少ないスイスイ道路の走行を想定した郊外モード(16.7km/L)、高速道路の走行を想定した高速道路モード(19.1km/L)という3つの走行パターンを内包してありまして、これらを「平均的な使用時間配分」なるもので構成したのがWLTCモード燃費(16.7km/L)ということになります。

ここでは年間走行距離を10000kmとして市街地、郊外、高速道路の走行比率を変えてみたとき、WLTCモード燃費でのガソリン代116770円からどのように変化するかを見ていきたいと思います。

走行例1:都市部にお住まい

まず最初に、市街地の住まいを想定して、走行の大半を市街地(90%)、たまに郊外へお買い物(5%)、稀に高速道路に乗ってどこか遠くへ…(5%)という場合で見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 9000km 697.7L 136050円
郊外 500km 29.9L 5830円
高速道路 500km 26.2L 5110円
平均燃費 13.3km/L 753.8L 146990円
WLTC 総合燃費との差額 +30220円

走行例2:市街地と郊外を行き来

次に、とにかく市街地と郊外を行ったり来たりする条件を想定して、市街地の走行を50%、郊外の走行を50%、高速道路は走行しない場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 5000km 387.6L 75580円
郊外 5000km 299.4L 58380円
高速道路 0km 0L 0円
平均燃費 14.6km/L 687.0L 133960円
WLTC 総合燃費との差額 +17190円

走行例3:市街地・郊外・高速道路をMix

続いて、都市部に住んでいて郊外の職場へ通勤(33%)、あるいは郊外に住んでいて都市部の職場へ通勤(34%)、高速利用もバッチリ!(33%)という感じでシミュレーションしてみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 3330km 258.1L 50330円
郊外 3340km 200.0L 39000円
高速道路 3330km 174.3L 33990円
平均燃費 15.8km/L 632.4L 123320円
WLTC 総合燃費との差額 +6550円

走行例4:農村部にお住まい

最後に、びっくりするほど田舎な住まいを想定して、隣町の市街地へ買い出しに行くため500km走行、パトロールがてらにいつもの田んぼ道を9000km走行、一念発起して都会の空気を吸いに高速道路を500km走行したとする場合を見てみます。

モード 走行距離 必要燃料量 燃料代
市街地 500km 38.8L 7570円
郊外 9000km 538.9L 105090円
高速道路 500km 26.2L 5110円
平均燃費 16.6km/L 603.9L 117770円
WLTC 総合燃費との差額 +1000円


走行距離は同じ1万kmであっても、走行する環境によって燃料代はずいぶん大きく変わります。信号待ちや渋滞のSTOP&GOで燃費が悪くなりがちな走行例1と、渋滞知らずで燃費にも車にも優しい走行例4では燃料の消費量が149.9リットルの差、金額にして29220円の差が生じます。

参考:燃費が3%向上すると…?

モード 各モード燃費 +3%燃費 燃費差
総合燃費 16.7km/L 17.2km/L +0.5km/L
市街地 12.9km/L 13.3km/L +0.4km/L
郊外 16.7km/L 17.2km/L +0.5km/L
高速道路 19.1km/L 19.7km/L +0.6km/L

WLTCモード燃費が良い車ランキング [全車種・総合]

市街地・郊外・高速道路の満タン航続距離

WLTCモード燃費には市街地モード・郊外モード・高速道路モードという3つの走行パターンが内包されておりますので、参考までにそれぞれのモード燃費で燃料タンクが空になるまで走行した場合の満タン航続距離を計算してみます。

各モード燃費の航続距離
モード 燃費 航続距離 1km費用
総合 16.7km/L 752km - 11.68円/km
市街地 12.9km/L 581km -171km 15.1円/km
郊外 16.7km/L 752km +1km 11.7円/km
高速 19.1km/L 860km +109km 10.2円/km

※1km費用は燃料価格195円/Lを各モード燃費で割ったもの。1km走行するために必要な燃料代。

燃料タンクの容量を45Lとしたとき、市街地モード燃費12.9km/Lでの航続距離は581km(-171km)、郊外モード燃費16.7km/Lでの航続距離は752km(+1km)、高速道路モード燃費19.1km/Lでの航続距離は860km(+109km)となります。

ある特定のシチュエーションのみを、燃料タンクが空になるまで走行することはなかなかありませんが、「その気になればこのくらいの距離を走れちゃうんだぜ!」という参考データだけは持っておくと、次回の給油回数削減チャレンジでギリギリのラインを狙っていくのに役立つ、かもしれません。

C3 エアクロスの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
WLTCモード燃費 16.7km/L
燃料タンク容量 45L
航続距離(カタログ燃費) 751.5km
航続距離(80%燃費) 603.0km
満タンプライス 8775円
1km走行コスト 11.68円/km
1万円でどこまで行ける? 856.4km
東京から751.5kmの範囲

WLTCモード燃費が16.7km/L、燃料タンク容量45リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は751.5kmです。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(15.0km/L)とすると航続距離は675.0km、80%(13.4km/L)だと603.0km、70%(11.7km/L)では526.5kmになります。

燃料タンクに1滴の燃料もない状態から45リットルきっちり満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり195円では8775円、上で計算した航続距離を踏まえると751.5km(80%燃費時603.0km)を走行するのに8775円かかる計算です。

燃費を16.7km/Lとしたときの1km走行コストは11.68円、10万km走行したときの燃料代は116.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら11.7万円/年、7年10万kmなら16.7万円/年、5年10万kmなら23.4万円/年、3年10万kmなら38.9万円/年となります。

ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば856.4km(往復なら片道428.2km)、カタログ値の80%なら685.1km(片道342.6km)離れたところまで行くことができます。

A8HN05 C3 エアクロスのエンジン諸元とカタログデータ

簡易エンジン性能曲線図
エンジン諸元
原動機型式 不明
気筒配列 直列3気筒
排気量1199cc
圧縮比 10.5
吸気方式 ターボ
最高出力 131PS[96kW]/5500rpm
最大トルク 23.5kgm[230Nm]/1750rpm
パワーバンド 1750-5500rpm, 帯域68.2%
使用燃料 ハイオクガソリン
WLTC燃費16.7km/L(39.3mpg)
JC08燃費19.9km/L(46.8mpg)
100km燃費6.0L/100km
最高出力・最大トルク 各回転数での出力
1750rpm 57PS/23.5kgm
5500rpm 131PS/17.1kgm

直列3気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に3個配置する方式。小排気量のスタンダード。
直列3気筒の最高出力ランキング

まずおさらいとして、搭載している直列3気筒、1199ccのターボエンジンは5500回転時に最高出力131馬力を、1750回転時に最大トルク23.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、アイドリングとそれほど変わらないような回転数から最大トルクが発生するこのエンジンは、坂道発進も平気の平左、MT車でもエンスト知らず、扱いやすさにかけては右に出るものがありません。ディーゼル車やダウンサイジングターボに多くあります。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なります。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する1750rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の3750rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は68.2%となります。※簡易エンジン性能曲線図オレンジ色の帯域。

最高出力ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
1500cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ9.847kg/PS(1290kg/131PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ9.847kg/PS
車体+1人10.267kg/PS
車体+5人11.947kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg10.305kg/PS
車体+70kg10.382kg/PS
車体+80kg10.458kg/PS
車体+90kg10.534kg/PS
車体+100kg10.611kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは10.267kg/PS(1345kg/131PS)となり、数値としては0.420kg、比率にすると4.3%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは11.947kg/PS(1565kg/131PS)となり、数値としては2.100kg、比率にすると21.3%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。

A8HN05 C3 エアクロスのライバル候補車たち

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ10.267kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

愛すべきライバル車種
Page Link車名 PWR+55kg

-
C3 エアクロス
10.267kg/PS
131PS・1.2L-TB
車体のみPWR 9.847
1345kg
+4.3%

車種詳細
フィット ハイブリッド
10.318kg/PS
110PS・1.5L-NA
車体のみPWR 9.818
1135kg
+5.1%

車種詳細
スイフト
10.165kg/PS
91PS・1.3L-NA
車体のみPWR 9.560
925kg
+6.3%

車種詳細
エクストレイル
10.170kg/PS
147PS・2.0L-NA
車体のみPWR 9.796
1495kg
+3.8%

車種詳細
クロスビー
10.253kg/PS
99PS・1.0L-TB
車体のみPWR 9.697
1015kg
+5.7%

車種詳細
プレマシー
10.232kg/PS
151PS・2.0L-NA
車体のみPWR 9.868
1545kg
+3.7%


10.164kg/PSから10.370kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、ホンダの5人乗りハッチバック・GP5型 フィット ハイブリッド、スズキの5人乗りハッチバック・ZC83S型 スイフト、日産の5人乗りSUV・T32型 エクストレイル、スズキの5人乗りSUV・MN71S型 クロスビー、マツダの7人乗りミニバン・CWFFW型 プレマシーという顔ぶれが並びました。

最高出力が高いからといって、車両重量が重ければパワーウェイトレシオの数値は似たようなものになったりします。「空車状態のPWRの違いが、戦力の決定的差ではないということを…教えてやる!」といったところでしょうか。

こうなると、思いもよらぬ車種の登場に「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごも生じることもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

A8HN05型 C3 エアクロス [SHINE]のライバル車種|10.267kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は101.6PS/tとなっています。


C3 エアクロスがバイクと競争するなら…?


車種詳細
マローダー250|249cc
10.250kg/PS
205kg/20.0PS/2.10kgm
[車体のみPWR:7.500]
1速ギヤ速度:37.3km/h
最小TWR:0.942
2023/04

-
C3 エアクロス|1199cc
10.267kg/PS
1345kg/131PS/23.5kgm
[車体のみPWR:9.847]
1速ギヤ速度:45.4km/h
最小TWR:1.203

車種詳細
マジェスティC|249cc
10.273kg/PS
226kg/22.0PS/2.30kgm
[車体のみPWR:7.773]
1速ギヤ速度:41.7km/h
最小TWR:1.097

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここではC3 エアクロスとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NJ48A マローダー250と競争してみる

まずC3 エアクロスより少しPWRが低いバイクとして、スズキのマローダー250が挙げられます。PWRの10.250kg/PSは車両重量150kgにライダーの体重55kgを加えた205kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はマローダー250に8.1km/h勝り、1速TWRは0.261kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

SG03J マジェスティCと競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、ヤマハのマジェスティCが挙げられます。PWRの10.273kg/PSは車両重量171kg+55kgの226kgを、最高出力22.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は3.7km/h勝り、1速TWRは0.106kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.742
平均ピストンスピード 16.59m/s
トルクウェイトレシオ 54.89kg/kgm
1馬力あたりのお値段 27053円
排気量1Lあたり馬力 109.26PS/L
排気量1Lあたりトルク 19.60kgm/L
1気筒あたりの馬力 43.7PS
1気筒あたりのトルク 7.8kgm
パワーバンド比率 68.2%
燃費×馬力 2187.7pt
各種ランキング
SUV・RV・クロカンのPWR
1.0~1.3L以下のPWR

トルクウェイトレシオは54.89kg/kgm(1290kg/23.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が3544000円、最高出力が131馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は27053円、逆に1万円あたりでは0.37馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は150809円、1万円あたりでは0.07kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
1500cc以下の車編
5人乗りSUV編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は109.26PS/L、トルクは19.60kgm/L、1気筒あたりの馬力は43.7馬力、トルクは7.8kgmとなり、このエンジンが131馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは16.59m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が90.5mmであるこのエンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は6630回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.742になります。全ての車種の平均値である1.773を基準にざっくりと分類すると、走ってよし、曲がってよしで至れり尽くせりのオールラウンダーであると言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が16.7km/L、最高出力が131PSであるこの車の獲得ポイントは2187.7ptになります。
戯れに車両重量1290kgを100kg単位にした12.9で割ってみたところ、その数値は169.59ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)


A8HN05 C3 エアクロスのギヤ比と回転数・速度のステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6000rpm|タイヤサイズ 205/60R16|タイヤ直径 65.2cm|円周長 204.8cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 4.043 14.87 - - 50km/h 12100rpm 1072.2kgm
2速 2.370 8.72 0.586 1-2/
3520rpm
85km/h 7100rpm 628.5kgm
3速 1.555 5.72 0.656 2-3/
3940rpm
129km/h 4660rpm 412.4kgm
4速 1.159 4.26 0.745 3-4/
4470rpm
173km/h 3470rpm 307.4kgm
5速 0.852 3.13 0.735 4-5/
4410rpm
235km/h 2550rpm 226.0kgm
6速 0.671 2.47 0.788 5-6/
4730rpm
299km/h 2010rpm 178.0kgm
Final3.679レシオカバレッジ(変速比幅)6.025
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数1750rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.679)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(23.5kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.679)÷タイヤの有効半径(0.326m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は6速ギヤの299km(5500rpmでは273.8km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが1750回転で最大トルク23.5kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば54.89kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(9.847kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1072.2kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1290kg)を1速ギヤの最大駆動力(1072.2kgm)で割ってみると1.203kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5500回転でのトルク(17.1kgm)からTWRを算出すると1.653kg/kgmとなり、1750-5500回転の回転域では1.203-1.653kg/kgmの間で推移することがわかります。


5500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

A8HN05型C3 エアクロスに搭載された1199ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

5500rpmでの速度とシフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ45km/h-
2速ギヤ78km/h3220rpm
3速ギヤ118km/h3610rpm
4速ギヤ159km/h4100rpm
5速ギヤ216km/h4040rpm
6速ギヤ274km/h4330rpm

まず1速ギヤで5500rpmまで引っ張ると45km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5500rpmから3220rpmまで落ち、そこから5500rpmまで加速を続けると速度は78km/h(+33km/h)になります。

3速ギヤでは3610rpmまで落ちて5500rpmで118km/h(+40km/h)に、4速ギヤでは4100rpmまで落ちて5500rpmで159km/h(+41km/h)になります。

続いて5速ギヤでは4040rpmまで落ちて5500rpmで216km/h(+57km/h)に、6速ギヤでは4330rpmまで落ちて5500rpmで274km/h(+58km/h)という具合に加速していくイメージです。

ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4840 7260 9680 12100 14530 16950 21790
2速 2840 4260 5680 7100 8510 9930 12770
3速 1860 2790 3720 4660 5590 6520 8380
4速 1390 2080 2780 3470 4160 4860 6250
5速 1020 1530 2040 2550 3060 3570 4590
6速 800 1210 1610 2010 2410 2810 3620
※赤い数字は暫定レブリミット(6000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.671)を選択して時速100kmにて走行すると2010回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1210回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1410回転、一般的な高速道路の80km/hでは1610回転、100km/hでは2010回転、制限速度が120km/hになると2410回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3620回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 8 17 25 33 41 50 58 66
2速 14 28 42 56 70 85 99 113
3速 21 43 64 86 107 129 150 172
4速 29 58 86 115 144 173 202 231
5速 39 78 118 157 196 235 274 314
6速 50 100 149 199 249 299 348 398

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。

純正装着タイヤの205/60R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 205/60R16 | 直径 652mm

-20mm
幅185mm
-10mm
幅195mm
変更なし
幅205mm
+10mm
幅215mm
+20mm
幅225mm
55 185/55R16
37.4km/h
径 610mm
差 -42mm
195/55R16
38.1km/h
径 621mm
差 -31mm
205/55R16
38.8km/h
径 632mm
差 -20mm
215/55R16
39.4km/h
径 643mm
差 -9mm
225/55R16
40.1km/h
径 654mm
差 +2mm
60 185/60R16
38.5km/h
径 628mm
差 -24mm
195/60R16
39.3km/h
径 640mm
差 -12mm
205/60R16
40.0km/h
652mm
0mm
215/60R16
40.7km/h
径 664mm
差 +12mm
225/60R16
41.5km/h
径 676mm
差 +24mm
65 185/65R16
39.7km/h
径 647mm
差 -5mm
195/65R16
40.5km/h
径 660mm
差 +8mm
205/65R16
41.3km/h
径 673mm
差 +21mm
215/65R16
42.1km/h
径 686mm
差 +34mm
225/65R16
42.9km/h
径 699mm
差 +47mm
70 185/70R16
40.8km/h
径 665mm
差 +13mm
195/70R16
41.7km/h
径 679mm
差 +27mm
205/70R16
42.5km/h
径 693mm
差 +41mm
215/70R16
43.4km/h
径 707mm
差 +55mm
225/70R16
44.2km/h
径 721mm
差 +69mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、185/60R16、185/65R16 、195/55R16、195/60R16 、205/55R16 、215/55R16 あたりのタイヤがおすすめです。

205/60R16のタイヤ幅を185mmから235mmまで、扁平率を45%から75%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、205/60R16の適応サイズと性能の変化 [A8HN05型C3 エアクロス編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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A8HN05型 C3 エアクロス 1.2Lターボ FF/6ATの通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を比較してみます。

運動性能部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
PWR9.79㎏/PS9.85㎏/PS49.8ptC
最高回転数5880rpm5500rpm45.3ptD
1速ギヤ
加速性能
1.58㎏/㎏m1.20㎏/㎏m57.9ptB
1速ギヤ
最高速
51.1㎞/h45.4㎞/h44.8ptD
1リットル
換算馬力
103.35PS/L109.26PS/L52.1ptC
1リットル
換算トルク
15.98㎏m/L19.60㎏m/L61.2ptB
WB/TR比1.7731.74253.2ptC
ワイド&
ロー指数
0.8940.92447.8ptC
前面の面積2.631m22.877m243.1ptD
最低地上高154.5mm160mm47.8ptC
スポーツ性能部門の得点503.2pt
総合評価C

※PWR(パワーウェイトレシオ)・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比(旋回性能重視)・ワイド&ロー指数(見た目のかっこよさ)・前面の面積(≒前方投影面積・空気抵抗)・最低地上高については数値が小さいほど高得点。最高回転数・1速ギヤ最高速・1リットル換算馬力・1リットル換算トルクについては数値が大きいほど高得点。

ユーティリティ部門 10項目
評価項目全車種平均数値得点評価
年間維持費340696円247000円58.2ptB
WLTC燃費16.2km/L16.7km/L50.9ptC
100km/h
回転数
2490rpm2010rpm56.3ptB
航続距離644.1km751.5km56.2ptB
車の大きさ11.468m311.968m348.0ptC
車内の広さ3430.7L-46.6ptC
乗車定員4.8人5人51.7ptC
1人あたり
車内広さ
691.9L-44.2ptD
車内床面積2.793m2-46.0ptC
最小回転
半径
5.17m5.5m43.3ptD
ユーティリティ部門の得点501.4pt
総合評価C

※WLTC燃費・航続距離(燃費×燃料タンク容量)・室内の広さ(室内長×室内幅×室内高)・乗車定員・1人あたりの車内の広さは数値が大きいほど高得点、新車価格・年間維持費・100km/h回転数・車の大きさ(全長×全幅×全高)・最小回転半径は数値が小さいほど高得点。

結果発表!
部門 全10706車種中 RANK
運動性能 503.2pt 4554位 C
運動性能部門 ランキング
ユーティリティ 501.4pt 3890位 C
ユーティリティ部門 ランキング
総合得点 1004.6pt 4590位 C
総合得点ランキング

スポーツ性能部門は503.2点で全10706車種中の4554位、ユーティリティ部門は501.4点で3890位、総合得点は1004.6点で4590位となりました。各部門、獲得点数が多い車種から順番に並べたランキングを用意してありますのでご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したA8HN05型 C3 エアクロス(FF/6AT) の各種スペックを、5人乗SUV1500ccという属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを比較してみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

C3 エアクロスの歴代モデル

3代目 B6HN01型 C3
B6HN01 C3は2017/07に登場した3代目モデル。参考車両の「FEEL」は全長3995mm、全幅1750mm、全高1495mmの車体に、110PS/20.9kgmを発生するHN01型1199ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

2代目 A5HM01型 C3
A5HM01 C3は2010/05に登場した2代目モデル。参考車両の「Seduction」は全長3955mm、全幅1730mm、全高1530mmの車体に、82PS/12.0kgmを発生するHM01型1199ccエンジンを搭載した5人乗りハッチバック。

初代 A42NFU型 C3 プルリエル
A42NFU C3 プルリエルは2005/04に登場した初代モデル。参考車両の「BaseGrade」は全長3935mm、全幅1710mm、全高1560mmの車体に、110PS/15.3kgmを発生するNFU型1587ccエンジンを搭載した4人乗りオープンカー。


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