DP28:5シリーズ ツーリングの性能と維持費 FR/5AT 647万円 1998年式

このページでは、BMWの5ドア・5人乗りワゴン、4代目のGF-DP28型5シリーズ ツーリング 528i Touring E39【1998/11モデル・193PS/28.5kgm・FR/AT車】のカタログスペックを基に、税金と年間維持費、車検費用の目安の算出、主要諸元から推測される走行性能のインプレ評価およびレビュー、並びにタイヤサイズ変更のシミュレーションをしています。

DP28 5シリーズ ツーリング
販売期間:1996/06 - 2004/04

画像はBMWより引用
http://www.bmw.co.jp/
投稿:2011/12/27|更新:2023/11/01

ボディサイズが全長4805mm×全幅1800mm×全高1460mm、排気量は2793ccであることから、大雑把に分類すると2.8リットルクラス(2800cc、自動車税は3.0L以下を適用)に属し、全長、全幅、排気量ともに5ナンバー枠を超えていることにより完全無欠の3ナンバー登録車です。いわゆる【高級車】にカテゴライズされます。

駆動方式にはエンジンを車体の前方に搭載し、後輪のみを駆動する、フロントエンジン・リヤドライブ方式(後輪駆動・FR・RWDとも)を採用しています。前輪は操舵、後輪は駆動と役割分担が異なることから優れたハンドリングを得られるとされ、運転の質を求める人々から絶大なる支持を集めます。高級車の代名詞的な駆動方式です。

ちなみに、車体形状や用途に関係なく全長のみを基準とした分類方法で各セグメントに当てはめると、全長が4805mmであるこの車の場合は「アッパーミディアム」(Upper-Medium:4650mm超-4900mm以下・Eセグメント相当)に属します。※国や時代によって基準は異なります。


DP28型 5シリーズ ツーリング [2793cc/193PS FR/5AT] お品書き


維持費にまつわるエトセトラ

エンジンの最高出力・最大トルク

ギヤ比と加速・回転数と最高速

タイヤサイズ変更とメーター誤差

各種スペックの相対評価と通知表
お金にまつわるエトセトラ
1年間のランニングコスト
エンジン性能と特性
パワーウェイトレシオ
ギヤ比と加速力&
エンジン回転数と最高速
タイヤサイズ変更と
スピードメーター誤差
各種スペックの相対評価と
レーダーチャート

4代目5シリーズ ツーリングの類型&他グレード 新着順

  • 吸気方式のNAは自然吸気、TBはターボ、SCはスーパーチャージャー、TSはTB+SCの略
  • 燃費の文字が赤色のものはレギュラーガソリン、青色のものはハイオクガソリン、緑色のものは軽油を燃料とするエンジンを搭載した車種

年式
画像
車両型式
グレード
出力
燃費
2002/06
DE50型
[BaseGrade E39]
4.9L-NA | FR/6MT
| 1376.0万円
400PS
51.0kgm
-
2002/06
DT25型
[525i M-sport E39]
2.5L-NA | FR/5AT
| 563.0万円
192PS
25.0kgm
8.4km/L
2002/06
DT30型
[530i M-sport E39]
3.0L-NA | FR/5AT
| 638.0万円
231PS
30.6kgm
8.5km/L
4代目5シリーズ ツーリングの車両型式・グレード一覧【全8車種】
5シリーズ ツーリングの新型モデル
5代目 PW48型5シリーズ ツーリング
PW48型5シリーズ ツーリングは2003/08に登場した5代目モデル。参考車両の「550i Touring N62B48B E61」は全長4855mm、全幅1845mm、全高1490mmの車体に、367PS/50.0kgmを発生するN62B48型4798ccエンジンを搭載。

5シリーズ ツーリングの旧型モデル
3代目 HE40型5シリーズ ツーリング
HE40型5シリーズ ツーリングは1988/08に登場した3代目モデル。参考車両の「540i Touring E34」は全長4720mm、全幅1750mm、全高1420mmの車体に、286PS/40.8kgmを発生するM60B40型3981ccエンジンを搭載。


主要諸元とエンジン諸元

主要諸元
メーカー BMW
車名&
グレード
5シリーズ ツーリング
528i Touring E39
その他 ハイライン DD28A(エアサス)
お値段 6470000円
車両型式 GF-DP28
駆動方式
変速機
FR・後輪駆動(RWD,2WD)
5速AT・5速オートマ車
ドア/定員 5ドア/5名乗車
車体寸法 長4805×幅1800×高1460mm
軸距&
輪距
2830mm
前1510mm/後1525mm
最小半径 5.3m
タイヤ 前輪:225/55R16
後輪:225/55R16
ブレーキ 前:ベンチレーテッドディスク
後:ベンチレーテッドディスク
車両重量 1690kg
エンジン諸元
原動機型式 M52B28
気筒配列 直列6気筒
排気量2793cc
圧縮比10.2
吸気方式 自然吸気(NA・ノンターボ)
最高出力 193PS[142kW]/5500rpm
最大トルク 28.5kgm[279Nm]/3500rpm
使用燃料 ハイオクガソリン
10・15燃費 7.7km/L(18.1mpg)
100km燃費 13.0L/100km
M52B28型エンジンの諸元と性能まとめ
直列6気筒とは‥シリンダを真っ直ぐ一列に6個配置する方式。理論上では完全バランスなれど今や絶滅危惧種。
直列6気筒エンジンを搭載する車種の一覧
直列6気筒の最高出力ランキング

税金と年間維持費のシミュレーション

ここでは、春になると毎年欠かさず支払いを催促される自動車税58600円、払わなければ車検を受けさせてもらえない自動車重量税25200円/年と自賠責保険料8825円/年、年間1万km走行した際に掛かるガソリン代月額6500円の任意保険に加入し、走行5000km毎にエンジンオイル交換、5年5万km毎にタイヤ交換するとしたときの年間維持費(ランニングコスト)を見てみます。

さらに、1998/11モデルの5シリーズ ツーリングを26年落ちの中古で142.3万円にて購入し、頭金なしで3年ローンを組んだと仮定したときの年間支払額(金利分は含まず)も踏まえて、上記の維持費と合算した場合の想定維持費も計算してみました。

  • 中古車の価格は当該車種の参照年から経過した年数に応じて新車価格の90%から10%の範囲で上下させています。
    5シリーズ ツーリングの1998/11モデルの場合、2024年現在では13年以上が経過しているため、新車価格の20%である129.4万円に諸経費として12.9万円を足した142.3万円を中古車価格の目安としています。
  • ローンの年数については月額5万円の支払いを基準として、ローンの支払額が60万円以下は1年、120万円以下は2年、180万円以下は3年、240万円以上は4年、それ以上は5年としています。
  • 任意保険の金額については特に根拠のない一例です。具体的な掛け金は運転者の年齢や家族構成、年間走行距離、保険内容、車両保険の有無等によって大きく異なります。
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1998年式を26年落ちの中古で買った場合の年間維持費

名目 区分 金額
自動車税(1年分) 3000cc以下 13年経過 58600円
自動車重量税(1年分) 2.0トン以下 18年経過 25200円
自賠責保険料(1年分) 自家用乗用車 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
10000km÷6.5km/L×180円/L
7000km÷6.5km/L×180円/L
5000km÷6.5km/L×180円/L
3000km÷6.5km/L×180円/L
276920円
(193840円)
(138460円)
(83080円)
オイル交換(5000km毎) 1回5500円×2回 11000円
タイヤ交換(5年5万km毎) 1本12000円×4本÷5年 9600円
任意保険料(月額6500円) 月額6500円×12ヶ月 78000円
ローン完済後の年間維持費 468200円
名目 区分 金額
車のローン額(1年分) 月額39540円×12ヶ月 474480円
ローン返済中の年間維持費 942700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分+検査手数料等3000円程度 71100円
名目 金額
自動車税(1年分) 58600円
自動車重量税(1年分) 25200円
自賠責保険料(1年分) 8825円
年間10000km走行燃料代
年間7000km走行の場合
年間5000km走行の場合
年間3000km走行の場合
276920円
(193840円)
(138460円)
(83080円)
オイル交換(5000km毎) 11000円
タイヤ交換(4年4万km毎) 9600円
任意保険料(月額6500円) 78000円
ローン完済後の年間維持費 468200円
名目 金額
車のローン額(1年分) 474480円
ローン返済中の年間維持費 942700円
次回車検費用の積み立て目安
重量税2年分+自賠責24ヶ月分
+検査手数料等3000円程度
71100円
  • 初度登録から13年以上経過車の場合、「3000cc以下で13年経過」クラスの自動車税は58600円、「2.0トン以下で18年経過」クラスの自動車重量税は25200円(単年)です。
  • エンジンオイル交換の金額は、5000km走行ごとに5500円のオイル交換作業を年2回行うと仮定した場合のもの。
  • タイヤ交換の金額は、1本12000円のタイヤ4本を4年周期で交換すると仮定した場合のもの。
  • 任意保険料の金額は、月額6500円の保険に加入した場合の12ヶ月分の支払い額。
  • 2015年4月1日からの自動車税の割増(10%増税→15%増税)に対応。
  • 2016年4月1日からの自動車重量税の変更に対応。
  • 2019年10月1日以降に新車登録された自家用乗用車の自動車税額変更に対応。
    ただし今流行のエコカー減税(自動車税、自動車重量税等の減免)には対応できていません。
  • 2021年4月1日からの自賠責保険料の改定に対応。
  • 燃料消費率が緑文字のWLTCモード燃費はカタログ値の100%を、青文字のJC08モード燃費は93%を、赤文字の10・15モード燃費は85%を実燃費と仮定して計算。
  • 名目にある金額の基準は、年間維持費の算出基準まとめ をご覧ください。
  • 車検費用の目安とした71100円は、車検にまつわる全ての作業を自分自身で行うユーザー車検を想定したもので、車検代行を利用するなら車検代行手数料(15000円前後)が別途で必要です。
    安心安全の自動車整備工場にお任せするなら部品代と工賃(整備内容により変動)、24ヶ月点検整備(20000円前後)が追加され、車検費用は相応に高くなります。

年間の維持費が30万円前後では曖昧だった貧民と平民の線引きがこの辺りから明確になってきます。月換算で3万円~4万円、年間では36万円~48万円クラスとなると、それなりの収入が継続的に見込めないと手を出せないクラスです。

5シリーズ ツーリング【528i Touring E39】の場合、維持費の月額は39100円(ローン完済前は78600円)になります。金銭的にシビアな人からは「車なんてどれもタイヤが4つあるだけなのに、なんでこんなにお金の掛かる車に乗ってるんだ…修行か…」と奇異の目で見られていることでしょう。でも良いんです。愛さえあれば。


燃料価格が高騰したり下落したりの燃料代シミュレーション

現代の社会というものは地から湧き出る油により支配されており、油そのものの価格の高騰と下落、為替の値動き(円安と円高)など、その時々の世界情勢に応じて価格が変動するたびに右往左往させられます。

ここ最近は原油高+円安という、爪に火を点しながら生活している庶民にとっては最も好ましくないシチュエーションの真っ只中にあり、「なんとかなれーッ!なんとかなれーッ!」と祈りながら日々を過ごしている人も少なくないことでしょう。

というわけで、原油安+円高の時勢を夢見て将来の皮算用をする、あるいは原油高+円安に備えて無欲を極めるなどするために、ハイオクガソリン1リットルあたり180円を基準として、-50円となる130円から、+50円となる230円の間で変化した場合の10000km走行燃料代を、燃費6.5km/Lとしてシミュレーションしてみました。

燃料価格/L10000km燃料代
[差額]
-50円
130円/L
200010円
[-76910円]
-25円
155円/L
238470円
[-38450円]
-10円
170円/L
261550円
[-15370円]
180円/L276920円
[0円]
+10円
190円/L
292320円
[+15400円]
+25円
205円/L
315400円
[+38480円]
+50円
230円/L
353860円
[+76940円]

燃費6.5km/LのDP28型 5シリーズ ツーリングで10000km走行するのに必要な燃料は1538.5L、1リットルあたり180円としたときの燃料代は276920円になります。

参考までに、5シリーズ ツーリングの燃料タンクは63リットルですので、1538.5Lの給油回数は25回、1回あたりの燃料代は約11080円です。

ここから10円安く、あるいは高くなった場合、燃料代としては15400円の上下となり、(差額だけで見れば)まだどうにかなる範囲です。が、もしこれが25円になると38480円、50円も違ってくると76940円にもなります。

これをDP28型 5シリーズ ツーリングの年間維持費に当てはめてみますと、ハイオクガソリン1リットルあたり180円の場合を468200円としたとき、130円/Lに値下がりすれば391290円(83.6%)に、230円/Lに値上がりすれば545140円(116.4%)になる計算です。

安くなるものについては自動車税(58600円)なり重量税(25200円)なりの税金、各種消耗品の交換整備に充当することもできますが、問題は高くなった場合です。

ただでさえ燃料代が嵩んでいるのに(ガソリンの半分は税金でできています)、原油が高くなればエンジン、ミッション等の油脂類、タイヤ代も当然値上げ、さらに上乗せできっちり徴税されるのですから、まったくもって自動車の維持費は青天井です。

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低走行距離での年間維持費|3000km・5000km・7000km

せっかくのマイカーを前にして、あまりにも涙ぐましい経費削減は気の引けるものですが、しかし先行き不安なこのご時世では背に腹はかえられないのもまた事実です。

走行距離が少なくなればガソリン代は目に見えて削減されますし、タイヤは摩耗が減って長持ち、オイル交換も年1回になってお財布もニッコリ…いうわけで、ここでは年間走行距離を3000km・5000km・7000kmとしたときの年間維持費をシミュレートしてみます。

年間3000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 23%
自動車重量税 1年分 25200円 10%
自賠責保険料 1年分 8825円 4%
燃料代 3000km分 83080円 33%
オイル交換 年1回 5500円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 3%
任意保険料 80% 62400円 25%
合計
[1万kmとの差額]
250100円
-218100円
-
年間5000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 19%
自動車重量税 1年分 25200円 8%
自賠責保険料 1年分 8825円 3%
燃料代 5000km分 138460円 45%
オイル交換 年1回 5500円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 2%
任意保険料 85% 66360円 21%
合計
[1万kmとの差額]
309400円
-158800円
-
年間7000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 16%
自動車重量税 1年分 25200円 7%
自賠責保険料 1年分 8825円 2%
燃料代 7000km分 193840円 52%
オイル交換 年1回 7700円 2%
タイヤ交換 6年毎 6400円 2%
任意保険料 90% 70200円 19%
合計
[1万kmとの差額]
370800円
-97400円
-

自動車税、重量税、自賠責保険については、走行距離がどうであろうと変わりませんが、ガソリン代は走行距離に応じた分だけ削減、オイル交換は年間3000km走行と5000km走行は年1回、7000km走行は1回分+αの金額としています。

タイヤ交換費用については、スリップサインまで40000km持つものとして走行距離に応じて按分(ただし最大6年で交換とする)、任意保険料については、年間3000km走行は10000km走行での保険料78000円の80%、年間5000km走行は85%、年間7000km走行は90%の金額に割引されるものとして計算しました。

年間3000km走行では、10000km走行に比べて218100円安い250100円に、5000km走行では158800円安い309400円に、7000km走行では97400円安い370800円という結果になりました。

多走行距離での年間維持費|15000km・20000km

続いて年間で10000kmを超える多走行の場合、15000kmと20000kmを例として計算してみます。ガソリン代は走行距離に応じて増額、オイル交換費用はそれぞれ年3回分と年4回分、タイヤ交換費用は走行距離に応じて按分、任意保険料は10000km時と同額としたのがこちらです。

年間15000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 9%
自動車重量税 1年分 25200円 4%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 15000km分 415380円 66%
オイル交換 年3回 33000円 5%
タイヤ交換 2.7年毎 14400円 2%
任意保険料 100% 78000円 13%
合計
[1万kmとの差額]
633500円
+165300円
-
年間20000km走行の場合
名目 金額 比率
自動車税 58600円 7%
自動車重量税 1年分 25200円 3%
自賠責保険料 1年分 8825円 1%
燃料代 20000km分 553840円 70%
オイル交換 年4回 44000円 6%
タイヤ交換 2年毎 19200円 2%
任意保険料 100% 78000円 11%
合計
[1万kmとの差額]
787700円
+319500円
-

自動車関連費用は家計に多大なるダメージを与えてきますから、不要不急の外出を控えたり、今流行の走行距離に応じて保険料が変わる任意保険を選んだり、1円でも安いガソリンスタンドを探したり、グレードの低いオイルやタイヤでお茶を濁したり…と、あの手この手で工夫して耐え忍びましょう。

「しかし物には限度がある、数年単位の維持費を考えると気が滅入る、だが車は必要だ、背に腹は代えられぬ…」というときは、排気量が小さくて燃費が良くて、車両重量の軽い車に乗りかえるという選択をしますと、各種税金や保険料、車検費用などなどトータルの維持費が格段に抑えられお財布もニッコニコです。



5シリーズ ツーリングの燃料タンクと燃費と航続距離と

燃料タンクと燃費と航続距離と
10・15モード燃費 7.7km/L
燃料タンク容量 63L
航続距離(カタログ燃費) 485.1km
航続距離(80%燃費) 390.6km
満タンプライス 11340円
1km走行コスト 23.38円
1万円でどこまで行ける? 427.8km
車両価格/航続距離 13337円/km

10・15モード燃費が7.7km/L、燃料タンク容量63リットルとすると、カタログ燃費の通りに走行できれば航続可能距離は485.1kmになります。

実際にはそうもいきませんから、オイル交換やタイヤ空気圧の管理といった定期メンテナンスを確実に実施した上での実燃費をカタログ燃費の90%(6.9km/L)とすると434.7km、80%(6.2km/L)だと390.6km、70%(5.4km/L)では340.2kmという航続距離になります。

燃料タンクに1滴の燃料もないスッカラカンの状態から満タンにしたときの金額を計算してみますと、ハイオクガソリンを1リットルあたり180円で63リットルの給油をすると11340円、上で計算した航続距離を踏まえると485.1km(80%燃費時390.6km)を走行するのに11340円かかる計算です。

燃費を6.5km/Lとしたときの1km走行コストは23.38円、10万km走行したときの燃料代は233.8万円です。この金額は燃費と使用燃料(レギュラー・ハイオク・軽油など)の単価により変動します。10年10万kmなら23.4万円/年、7年10万kmなら33.4万円/年、5年10万kmなら46.8万円/年、3年10万kmなら77.9万円/年となります。


ついでに1万円の燃料代でどこまで行けるかも計算してみますと、カタログ通りの燃費で走行できれば427.8km(往復なら片道213.9km)、カタログ値の80%なら342.2km(片道171.1km)離れたところまで行くことができます。

ちなみに、1回の給油で485.1kmの距離を移動できるDP28型 5シリーズ ツーリング [528i Touring E39]という乗り物を、647.0万円で手に入れたと考えたとき、この車が1km走行するにあたっては「13337円の値打ちがある!」と言える、かもしれません。


カタログデータから見えてくる要素

M52B28型エンジン簡易性能曲線図
M52B28型エンジン性能曲線図もどき
各回転域での馬力
3500回転時の馬力 139PS
5500回転時の馬力 193PS
各回転域でのトルク
3500回転時のトルク 28.5kgm
5500回転時のトルク 25.1kgm
M52B28型エンジンの性能

まずおさらいとして、搭載しているM52B28型2793cc、直列6気筒の自然吸気エンジンは5500回転時に最高出力193馬力を、3500回転時に最大トルク28.5kgmを発生します。

馬力と回転数が分かればトルクが、トルクと回転数が分かれば馬力が計算できますので、それぞれの点と点とを線で繋いでパワーカーブとトルクカーブのエンジン性能曲線図もどきを作ってみました。

トルクの山が中央より左にあるか右にあるかを基準にしてエンジン特性を探ってみますと、最大トルクの発生回転数が若干高めにあるこのエンジンは、普段使いでも不足を感じることなく、それでいて高い回転数を維持すればスポーティな走行も楽しめるバランスの良さが魅力です。

※実際のところは車両重量やギヤ比、排気量に対する気筒数の多少によって印象が異なってくると思います。

ちなみに、エンジンのパワーバンドを「最大トルクが発生する3500rpmから最高出力が発生する5500rpmまで」の2000rpmとしたときの、最高回転数に対するパワーバンドの割合は36.4%となります。※右記(下記?)簡易性能曲線図オレンジ色の帯域

最高出力ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編
最大トルク ランキング リスト
3000cc以下クラス編
輸入車・外車の小型車&普通車編

うわっ…私の体重、重すぎ…?

さて、車の速さを知るための指標としてよく使われる パワーウェイトレシオ8.756kg/PS(1690kg/193PS)となっていますが、巷でよく見るであろうこの数値の多くはドライバーが乗った状態でのものではなく、あくまでも車両重量と最高出力のみで計算したものです。

車重と搭乗者とPWR
車体のみ8.756kg/PS
車体+1人9.041kg/PS
車体+5人10.181kg/PS
お腹と車重とPWR
車体+60kg9.067kg/PS
車体+70kg9.119kg/PS
車体+80kg9.171kg/PS
車体+90kg9.223kg/PS
車体+100kg9.275kg/PS

というわけで、車両総重量の求め方に倣い人間の体重55kgを加えて計算し直してみますと、ドライバーのみが搭乗したときのパワーウェイトレシオは9.041kg/PS(1745kg/193PS)となり、数値としては0.285kg、比率にすると3.3%ほど悪化します。

次に乗車定員いっぱいの5人が搭乗した場合、車両重量に275kgがプラスされてパワーウェイトレシオは10.181kg/PS(1965kg/193PS)となり、数値としては1.425kg、比率にすると16.3%も悪化することになります。

もともとが重量級の車であれば、人が少々乗ったところで体重の占める割合が小さいことから変化も小さいですが、軽量級の車ではお腹まわりのお肉が大きな影響力を持つことがわかります。


DP28 5シリーズ ツーリングのライバル候補車たち

愛すべきライバル車種
1998/11

-
5シリーズ ツーリング
9.041kg/PS
1745kg/193PS|2.8L-NA
[車体のみPWR:8.756]
2013/06

車種詳細
マーチ NISMO
9.181kg/PS
1065kg/116PS|1.5L-NA
車体のみPWR:8.707
2016/03

車種詳細
バレーノ
9.054kg/PS
1005kg/111PS|1.0L-TB
車体のみPWR:8.559
2015/10

車種詳細
デミオ
9.095kg/PS
1055kg/116PS|1.5L-NA
車体のみPWR:8.621
2018/06

車種詳細
up! GTI
9.095kg/PS
1055kg/116PS|1.0L-TB
車体のみPWR:8.621
2002/08

車種詳細
ゴルフIV GTI
8.900kg/PS
1335kg/150PS|1.8L-TB
車体のみPWR:8.533

車両重量にドライバーの体重を加えますと、過去に見てきたパワーウェイトレシオ界隈の様相も変わってくることがわかりましたので、ここでは余興としてドライバー込みのパワーウェイトレシオ9.041kg/PSと近い数値を持つ車種をいくつかピックアップしてみます。

8.860kg/PSから9.222kg/PSの範囲で人気度を優先して選んでみたところ、日産の5人乗りハッチバック「K13型 マーチ NISMO」、スズキの5人乗りハッチバック「WB42S型 バレーノ」、マツダの5人乗りハッチバック「DJLFS型 デミオ」、フォルクスワーゲンの4人乗りハッチバック「AADKR型 up! GTI」、フォルクスワーゲンの5人乗りハッチバック「1JAUM型 ゴルフIV GTI」という顔ぶれが並びました。

「えっ!あの車がライバル!?(大歓喜)」だったり、あるいは「えっ…あの車がライバル…?(大号泣)」だったり悲喜こもごもありましょうが、数値の上では「良き隣人」ということになります。

DP28型 5シリーズ ツーリング [528i Touring E39]とパワーウェイトレシオが近い車種|9.041kg/PS

ちなみに、日本では Power Weight Ratio(1馬力あたりが担う重量)が自動車の加速性能を推測する指標としてよく用いられますが、海外では Power to Weight Ratio(車両重量1トンあたりの出力)という指標が重用され、こちらの数値は114.2PS/tとなっています。


5シリーズ ツーリングがバイクと競争するなら…?


車種詳細
シャドウ|398cc
9.000kg/PS
297kg/33.0PS/3.50kgm
[車体のみPWR:7.333]
1速ギヤ速度:52.7km/h
最小TWR:1.289
1998/11

-
5シリーズ ツーリング|2793cc
9.041kg/PS
1745kg/193PS/28.5kgm
[車体のみPWR:8.756]
1速ギヤ速度:48.3km/h
最小TWR:1.381

車種詳細
ジェベル200|199cc
9.050kg/PS
181kg/20.0PS/1.80kgm
[車体のみPWR:6.300]
1速ギヤ速度:35.9km/h
最小TWR:0.785

幸か不幸か、自動車に魅入られてしまった人はバイクにも並々ならぬ興味があったりします。バイクという乗り物は往々にして、見るからに速そうならきっちりと速いもので、高回転高出力のエンジンと超軽量な車体を武器に、目にも留まらぬ速さで点になります。

などと、酸いも甘いも噛み分けすぎて達観したようなことを言っても人生つまりませんので、ここでは5シリーズ ツーリングとパワーウェイトレシオが近いバイクを探して、ああでもない、こうでもないを楽しみましょう。

NC34 シャドウと競争してみる

まず5シリーズ ツーリングより少しPWRが低いバイクとして、ホンダのシャドウが挙げられます。PWRの9.000kg/PSは車両重量242kgにライダーの体重55kgを加えた297kgを、最高出力33.0PSで割ったものです。

自動車であれバイクであれ、最も鋭い加速を見せるのは、最も低いギヤ比(変速比)のときですので、各々の1速ギヤ最高速と、1速ギヤかつ最大トルク発生時のトルクウェイトレシオを比べてみますと、1速ギヤ最高速はシャドウに4.4km/h劣り、1速TWRは0.092kg劣る、という結果になりました。※1速TWRは車体のみの数値(今後の課題)

SH42A ジェベル200と競争してみる

続いて少しPWRが高いバイクとしては、スズキのジェベル200が挙げられます。PWRの9.050kg/PSは車両重量126kg+55kgの181kgを、最高出力20.0PSで割ったものです。こちらも同様に比べてみますと、1速ギヤ最高速は12.4km/h勝り、1速TWRは0.596kg劣る、という結果になりました。


その他の諸元いろいろ

いろいろな数値
WB/TR比 1.864
平均ピストンスピード 15.40m/s
トルクウェイトレシオ 59.30kg/kgm
1馬力あたりのお値段 33523円
排気量1Lあたり馬力 69.10PS/L
排気量1Lあたりトルク 10.20kgm/L
1気筒あたりの馬力 32.2PS
1気筒あたりのトルク 4.8kgm
パワーバンド比率 36.4%
燃費×馬力 1262.2pt
各種ランキング
ステーションワゴンのPWR
2.5~3.0LのNA車 PWR

トルクウェイトレシオは59.30kg/kgm(1690kg/28.5kgm)なのですが、トルクについてはギヤ比でどうにでもなりますので、ここでの大小はあまり重要ではありません。(詳しくはギヤ比編にて)

ついでに馬力単価を計算してみると、お値段が6470000円、最高出力が193馬力であるこの車の場合、1馬力あたりのお値段は33523円、逆に1万円あたりでは0.30馬力を得ることができます。ついでのついででトルク1kgmあたりのお値段は227018円、1万円あたりでは0.04kgmとなります。

1馬力あたりのお値段が安い車ランキング
総合ランキング
輸入車編
3000cc以下の車編
ステーションワゴン編

●最高出力を排気量で割ったリッター換算馬力は69.10PS/L、トルクは10.20kgm/L、1気筒あたりの馬力は32.2馬力、トルクは4.8kgmとなり、このエンジンが193馬力を5500回転で発生させているときの平均ピストンスピードは15.40m/sです。
排気量1リットルあたりの馬力ランキング

ちなみに、ストローク量が84.0mmであるM52B28型エンジンの場合、平均ピストンスピードの上限を20.0m/sとしたときの高回転化の上限は7140回転です。設定されているレブリミットがこの回転数を超えている場合、長年に亘って平均ピストンスピードの目安とされてきた20.0m/sを超えてピストンが往復運動していることになります。レブリミットがこの回転数以下の場合は高回転化してパワーを引き出すチューニングの目安になるかもしれません。
平均ピストンスピードが速い車ランキング

●この車のホイールベースを前後トレッドの平均で割って算出されるホイールベーストレッド比は1.864になります。全ての車種の平均値である1.753を基準にざっくりと分類すると、どちらかというと真っ直ぐ進むことを得意とする傾向にある車と言えそうです。
ホイールベーストレッド比が小さい車ランキング

●低燃費かつ高出力な車を調べるための指標として「燃費×最高出力」の数値を用いる場合、燃費が6.54km/L、最高出力が193PSであるこの車の獲得ポイントは1262.2ptになります。
戯れに車両重量1690kgを100kg単位にした16.9で割ってみたところ、その数値は74.69ptとなりました。(燃費が良くてパワーがあって速い車を探すのに使えるかも?)



5シリーズ ツーリングでの車中泊

期待される客室寸法
期待される荷室の長さ 1.68m
期待される荷室の幅 1.40m
対角線の長さ 2.19m
期待される荷室の面積 2.35m²

ここでは全長の35%を【期待される荷室の長さ】、室内幅から100mm(不明の場合は全幅から400mm)引いたものを【期待される荷室の幅】とし、それらを掛け合わせて【期待される荷室の面積】、「縦の長さが厳しいなら斜めに寝れば良いじゃない!」ということで、おまけ要素として【対角線の長さ】も計算してみました。

縦方向の長さが1.68m(対角線では2.19m)ともなると、もはや車の中で生活しても良いんじゃないかと錯覚しかねないほど快適な睡眠が約束されます。

日頃の行いが悪いとか、人様には言えないことをやらかしたとか、誰の顔も見たくないなどの訳アリで家に帰れず、やむなく車中泊をしてみたが最期、あまりの気楽さに心を奪われ流浪の民となりかねません。

一見すると車中泊が可能そうに見えるハッチバックやワゴン、SUVであってもリアシートが前に倒れなかったり、倒れても中途半端であったり、凝った足回りのせいで室内に巨大な出っ張りがあったりで、なかなか思うようにはいきませんが、大抵のケースでは知恵と工夫で何とかなるはずです。
車中泊にあると嬉しいアイテム


ギヤ比と回転数と速度と駆動トルクとトルクウェイトレシオのステキな関係

続いてギヤ比を見てみます。あるギヤで走行中にエンジン(正確にはクランクシャフト)をレブリミットまで回したときの速度と、レブリミットでシフトアップした後の回転数を計算するためには、何回転で回転リミッターが働くのかを知らねばなりません。

しかし具体的な数値を知るにはECU(エンジン・コントロール・ユニット)にあるデータを参照しなければならなかったりで実現は厳しく、ならばとレッドゾーンが始まる回転数から推測しようにも、最近ではタコメータが装着されていない車両が多くあって心が折れます。

ピークパワーが発生する回転数(この車の場合5500rpm)から必要以上に回してもあまり意味はないのでそれを上限としても良いのですが、気分よく運転しているときは往々にして回しすぎるのが常ですから、ここでは500回転をプラスした6000回転を仮のレブリミットとして計算してみます。

暫定レブ 6000rpm|タイヤサイズ 225/55R16|タイヤ直径 65.4cm|円周長 205.5cm
ギヤ ギヤ比 総減速比 ステップ比 シフトアップ
後の回転数
6000rpm
の速度
100kmh
の回転数
タイヤの
最大駆動力
1速 3.857 14.04 -
-
53km/h 11390rpm 1223.6kgm
2速 2.140 7.79 0.555 1-2/
3330rpm
95km/h 6320rpm 678.9kgm
3速 1.384 5.04 0.647 2-3/
3880rpm
147km/h 4090rpm 439.1kgm
4速 1.000 3.64 0.723 3-4/
4340rpm
203km/h 2950rpm 317.2kgm
5速 0.694 2.53 0.694 4-5/
4160rpm
293km/h 2050rpm 220.2kgm
Final 3.640 レシオカバレッジ(変速比幅)5.558

ギヤの繋がりイメージ
DP28型5シリーズ ツーリング5AT車のギヤ比イメージ
  • ステップ比(歯車比)とは隣接したギヤ同士の離れ具合を示した数値で、1.000に近いほどシフト操作後の回転数の変化が小さく(ギヤ同士の繋がりが良い)、離れるほど変化が大きく(繋がりが悪い)なることを表します。
  • シフトアップでは現在の回転数にステップ比を乗じた回転数まで下がり、シフトダウンでは現在の回転数にステップ比を除した回転数まで上がります。
  • 赤い数字はシフトアップ後にパワーバンドの下限(最大トルク発生回転数3500rpm)を下回るもの。
  • 時速100kmでの回転数は100km/h÷60÷タイヤ円周長×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.640)で算出。
  • タイヤの最大駆動力は最大トルク(28.5kgm)×各ギヤ比×ファイナルギヤ比(3.640)÷タイヤの有効半径(0.327m)で算出。
    ただし、ATおよびCVTにあるトルクコンバーターでのトルク増幅効果は考慮できていません。

本来のレブリミットとは異なるので最高速の数値は前後しますが、上記の設定での最高速度は5速ギヤの293km(5500rpmでは268.5km/h)となります。この速度は空気抵抗、パワー不足、スピードリミッターなどネガティブ要素の一切を無視して、単にギヤ比とエンジン回転数、タイヤサイズだけで計算した速度です。

おまけ:5500rpmでシフトアップする場合の各ギヤ速度

5500rpmでの速度と
シフトアップ後の回転数
ギヤ速度回転数
1速ギヤ48km/h-
2速ギヤ87km/h3050rpm
3速ギヤ135km/h3560rpm
4速ギヤ186km/h3980rpm
5速ギヤ268km/h3820rpm

DP28型5シリーズ ツーリングに搭載されたM52B28型2793ccエンジンのレブリミットを、最高出力が発生する5500rpmとしてシフトアップするときの速度をシミュレートしてみます。

まず1速ギヤで5500rpmまで引っ張ると48km/hまで加速し、2速ギヤにシフトアップすると回転数は5500rpmから3050rpmまで落ち、そこから5500rpmまで加速を続けると速度は87km/h(+39km/h)になります。

3速ギヤでは3560rpmまで落ちて5500rpmで135km/h(+48km/h)に、4速ギヤでは3980rpmまで落ちて5500rpmで186km/h(+51km/h)に、5速ギヤでは3820rpmまで落ちて5500rpmで268km/h(+82km/h)という具合に加速していくイメージです。

タイヤの最大駆動力にある数値は、エンジンが3500回転で最大トルク28.5kgmを発生しているとき、各々のギヤを介したのち実際にタイヤへと伝えられるトルクで、この数値が大きいほどタイヤを回そうとする力が大きく、より力強い加速をすることができます。

この数値を大きくするにはギヤ比を低く(加速重視・ローギヤード)する、タイヤを小径化する、エンジンの最大トルクを大きくするという方法があります。逆にギヤ比を高く(最高速重視・ハイギヤード)したり、タイヤを大径化したり、デチューンして非力にすると駆動トルクは小さくなって加速が鈍ります。


さて、世の中にはパワーウェイトレシオ(1馬力が担う重量・PWR)に似ているようで少し違うトルクウェイトレシオ(1kgmが担う重量・TWR)という指標があります。単純に車両重量を最大トルクで割れば59.30kg/kgmですから、パワーウェイトレシオ(8.756kg/ps)に比べると霞んで見えます。

しかしトルクはギヤを介することで増幅され、たとえば1速ギヤの場合ですと1223.6kgmになります。これを踏まえて改めて車両重量(1690kg)を1速ギヤの最大駆動力(1223.6kgm)で割ってみると1.381kg/kgmとなり、今度は逆にPWRが霞んで見えるような数値が出てきます。最高出力が発生する5500回転でのトルク(25.1kgm)からTWRを算出すると1.57kg/kgmとなり、3500-5500回転の回転域では1.381-1.57kg/kgmの間で推移することがわかります。


ある速度における各ギヤでの回転数

ギヤ 40
km/h
60
km/h
80
km/h
100
km/h
120
km/h
140
km/h
180
km/h
1速 4550 6830 9110 11390 13660 15940 20500
2速 2530 3790 5050 6320 7580 8840 11370
3速 1630 2450 3270 4090 4900 5720 7350
4速 1180 1770 2360 2950 3540 4130 5310
5速 820 1230 1640 2050 2460 2870 3690
※赤い数字は暫定レブリミット(6000rpm)を上回るもの。

この項目では各々のギヤと速度を基準として、任意のギヤを選択中に時速40km~180kmにて走行するとき、エンジンの回転数がどのくらいになるのかを一覧表にしてみました。この車の場合、最も高いギヤ(0.694)を選択して時速100kmにて走行すると2050回転まで回ります。

ちなみに、一般道の速い流れやバイパスでよくある60km/hでは1230回転、対面通行の高速道路での制限速度70km/hでは1430回転、一般的な高速道路の80km/hでは1640回転、100km/hでは2050回転、制限速度が120km/hになると2460回転になります。小型・普通乗用車の速度リミッターが働く180km/hでは3690回転まで回ります。

これほどまでに時速100kmでの巡航回転数が低ければ、(パワーさえ足りていれば)高速道路では向かうところ敵なしです。エンジンノイズによる疲れとは無縁の世界、ただひたすらに回り続けるエンジンのなんと頼もしいことでしょう。これに合わせてタイヤのロードノイズ、風きり音すらも完璧に抑え込まれていたならば、これはもはや完全無欠の高級車です。


ある回転数における各ギヤでの速度

ギヤ 1000
rpm
2000
rpm
3000
rpm
4000
rpm
5000
rpm
6000
rpm
7000
rpm
8000
rpm
1速 9 18 26 35 44 53 61 70
2速 16 32 47 63 79 95 111 127
3速 24 49 73 98 122 147 171 196
4速 34 68 102 135 169 203 237 271
5速 49 98 146 195 244 293 342 390

この項目では各々のギヤとエンジンの回転数を基準として、任意のギヤを選択中にエンジンを1000回転刻みで8000回転まで回したとき、それぞれのギヤでどのくらいの速度が出ているのかを一覧表にしてみました。暫定レブリミット(6000回転)よりも回転数が高くなる欄の速度については赤文字で表記してあります。


純正装着タイヤの225/55R16と互換可能な車検対応サイズ|簡易版

下の表では純正サイズを基準としてタイヤ幅を-20mmから+20mm、扁平率を-5%から+5%まで変化させたときのスピードメータ誤差が、マイナス方向を水色、-5.0%から+2.0%までを緑色、+6.0%までを橙色に着色しています。

※ここではタイヤの直径(外径)のみを基準としています。タイヤの幅を広くしすぎてサスペンションと干渉したり、はみ出てしまって車検に通らないからとフェンダーを叩いたり引っ張ったりキャンバーを付けたりで四苦八苦、ホイール幅が狭すぎてなんかイマイチ…という事例もありますので、ホイールのオフセットとリム幅にはご注意ください。

純正タイヤ 225/55R16 | 直径 654mm

-20mm
幅205mm
-10mm
幅215mm
変更なし
幅225mm
+10mm
幅235mm
+20mm
幅245mm
-5%
50
扁平
205/50R16
37.4km/h
直径611mm
径差-43mm
215/50R16
38.0km/h
直径621mm
径差-33mm
225/50R16
38.6km/h
直径631mm
径差-23mm
235/50R16
39.2km/h
直径641mm
径差-13mm
245/50R16
39.8km/h
直径651mm
径差-3mm
0%
55
扁平
205/55R16
38.7km/h
直径632mm
径差-22mm
215/55R16
39.3km/h
直径643mm
径差-11mm
225/55R16
40.0km/h
654mm
0mm
235/55R16
40.7km/h
直径665mm
径差+11mm
245/55R16
41.3km/h
直径676mm
径差+22mm
+5%
60
扁平
205/60R16
39.9km/h
直径652mm
径差-2mm
215/60R16
40.6km/h
直径664mm
径差+10mm
225/60R16
41.3km/h
直径676mm
径差+22mm
235/60R16
42.1km/h
直径688mm
径差+34mm
245/60R16
42.8km/h
直径700mm
径差+46mm
+10%
65
扁平
205/65R16
41.2km/h
直径673mm
径差+19mm
215/65R16
42.0km/h
直径686mm
径差+32mm
225/65R16
42.8km/h
直径699mm
径差+45mm
235/65R16
43.5km/h
直径712mm
径差+58mm
245/65R16
44.3km/h
直径725mm
径差+71mm

もし上記表の中から車検に安心なタイヤを選ぶのであれば、メーター誤差が-5.0%から0%の間にあって車高への影響も少ない 、205/55R16、205/60R16 、215/50R16、215/55R16 、225/50R16 、235/50R16 、245/50R16あたりのタイヤがおすすめです。

225/55R16のタイヤ幅を205mmから255mmまで、扁平率を40%から70%までの範囲に拡大した適合タイヤの一覧表および、100km/h回転数、加速力と最高速の変化、走行距離計の誤差による実燃費とのズレについては、225/55R16の適応サイズと性能の変化 [DP28型5シリーズ ツーリング編]のページをご覧ください。

純正のホイールサイズから大径化したり、幅の広いタイヤ、扁平率の低いタイヤに交換しようとするとタイヤ代が高くなる傾向にありますので、少しでも維持費を抑えたい、今はお財布の中身が心許ないといった際にはタイヤ通販をご利用ください。
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DP28型5シリーズ ツーリング[2.8L-NA FR/5AT]の通知表

ここではこのページを締めくくる集大成として、パワーウェイトレシオや1速ギヤでの加速性能、排気量1Lあたりの出力、ホイールベーストレッド比からなるスポーツ性能部門と、時速100kmでの巡航回転数、燃費、車体の大きさ、室内の広さからなるユーティリティ部門とに大別し、このサイトで登録している全車種の平均値から偏差値を求めて優劣を調べてみたいと思います。

スポーツ性能部門
評価項目数値得点
パワーウェイト8.756kg/ps52.76
1速ギヤ加速性能1.381kg/kgm54.16
1L換算馬力69.10ps/L46.88
1L換算トルク10.20kgm/L58.90
WB/TR比1.86440.62
ワイド&ロー指数0.81155.92
前面の面積2.628m²49.89
最低地上高-43.72
スポーツ性能部門の得点402.85

※ここではパワーウェイトレシオ・1速ギヤ加速性能・ホイールベーストレッド比・ワイド&ロー指数・前面の面積については数値が小さいほど高得点。リッター換算馬力・換算トルクについては数値が大きいほど高得点としています。


ユーティリティ部門
評価項目数値得点
10-15燃費7.7km/L38.34
年間維持費468200円37.11
100kmh回転数2050rpm55.83
航続距離485.1km36.64
車の大きさ12.628m³54.73
室内の広さ(仮) 2.290m³39.29
最小回転半径5.3m47.50
馬力単価33523円34.06
ユーティリティ部門の得点343.50

※ここでは燃費・航続距離・車の大きさ・室内の広さは数値が大きいほど高得点、年間維持費・100km/h回転数・最小回転半径・馬力単価は数値が小さいほど高得点としています。

スポーツ性能部門およびユーティリティ部門の得点を合計した DP28型5シリーズ ツーリング[2.8L-NA FR/5AT] の総合得点は 746.35 点です。獲得点数が多い車種から順番に並べた 総合得点ランキング を用意してありますので、よろしければご覧ください。

上記リンク先では、今回このページで紹介したDP28型5シリーズ ツーリング(FR/5AT) の各種スペックを、「全ての車種」、「全てのワゴン」、「3000ccのワゴン」という属性で評価したとき、それぞれの項目が相対的にどのくらい優れているか、劣っているかを調べてみました。基準が変わると手のひらを返したように評価も変わる様子をご堪能ください。

5シリーズ ツーリングの歴代モデル

8代目 12FJ20型 5シリーズ セダン
12FJ20 5シリーズ セダンは2023/05に登場した8代目モデル。参考車両の「Exclusive G60」は全長5060mm、全幅1900mm、全高1515mmの車体に、190PS/31.6kgmを発生するB48B20型1998ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

7代目 JC20型 5シリーズ セダン
JC20 5シリーズ セダンは2017/02に登場した7代目モデル。参考車両の「523d G30」は全長4945mm、全幅1870mm、全高1480mmの車体に、190PS/40.8kgmを発生するB47D20型1995ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

6代目 HR44型 5シリーズ ツーリング
HR44 5シリーズ ツーリングは2010/03に登場した6代目モデル。参考車両の「550i Touring F11」は全長4915mm、全幅1860mm、全高1490mmの車体に、450PS/66.3kgmを発生するN63B44型4394ccエンジンを搭載した5人乗りワゴン。

5代目 NB50型 M5
NB50 M5は2004/11に登場した5代目モデル。参考車両の「BaseGrade E60」は全長4870mm、全幅1845mm、全高1470mmの車体に、500PS/53.0kgmを発生するS85B50型4999ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

4代目 DE50型 M5
DE50 M5は1999/04に登場した4代目モデル。参考車両の「BaseGrade E39」は全長4785mm、全幅1800mm、全高1435mmの車体に、400PS/51.0kgmを発生するS62B50型4941ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。

3代目 M5J型 M5
M5J M5は1991/06に登場した3代目モデル。参考車両の「BaseGrade E34」は全長4720mm、全幅1750mm、全高1390mmの車体に、315PS/36.7kgmを発生するS38B36型3535ccエンジンを搭載した5人乗りセダン。